JPH1183949A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH1183949A
JPH1183949A JP9241277A JP24127797A JPH1183949A JP H1183949 A JPH1183949 A JP H1183949A JP 9241277 A JP9241277 A JP 9241277A JP 24127797 A JP24127797 A JP 24127797A JP H1183949 A JPH1183949 A JP H1183949A
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JP
Japan
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scan
circuit
control
register
data
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JP9241277A
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English (en)
Inventor
徹也 ▲高▼橋
Tetsuya Takahashi
Makoto Yamagata
良 山縣
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャン回路のためのLSIスキャンピンの
増大及びLSIスキャンピンを装置またはパッケージの
エッジピンに引き出した際に生じる装置またはパッケー
ジ上の配線パターン量の増大を軽減すること。 【解決手段】 JTAG回路が搭載されたLSI回路に
おいて、スキャンイン/スキャンアウト制御を行うスキ
ャンイン/スキャンアウト回路に対し、JTAG回路の
追加機能としてスキャンイン/スキャンアウト回路の状
態制御を行うスキャンコントロールレジスタを追加し、
スキャンコントロールレジスタをJTAG回路が標準的
に持つJTAG回路制御エッジピンにより制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診断可能に構成さ
れている半導体集積回路装置(以下、LSI回路とい
う)に係り、特に、JTAG(Joint Test Action
Group)規格に準拠したJTAG回路が搭載され、か
つ、診断可能に構成された半導体集積回路装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から広く採用されているLSI回路
の不良解析方法に関する従来技術として、スキャンイン
/スキャンアウト制御方式が知られている。
【0003】図8は従来技術によるスキャンイン/スキ
ャンアウト制御方式の回路構成を有するLSI回路の例
を示すブロック図であり、以下、図8を参照し従来技術
によるLSI回路の不良解析方法を説明する。図8にお
いて、1はLSI回路、2〜7はスキャンイン/スキャ
ンアウト制御用のエッジピン、8はデコーダ、9はセレ
クタ、10はスキャンイン/アウト対象のフリップフロ
ップ群、11a〜11dはフリップフロップ、12a〜
12fはANDゲート、13はNOTゲートである。
【0004】図8に示す従来技術によるLSI回路1
は、スキャンイン/スキャンアウト制御のために、フリ
ップフロップ11a〜11dによるスキャンイン/アウ
ト対象のフリップフロップ群10と、デコーダ8と、セ
レクタ9と、ANDゲート12a〜12fと、NOTゲ
ート13とが内部に組み込まれて構成されている。そし
て、このLSI回路1は、前記のように構成されるLS
I回路1のフリップフロップ11a〜11dにスキャン
イン/スキャンアウトを行うために、LSIスキャンピ
ンが一般のLSIエッジピンとは独立に設けられてい
る。
【0005】通常、LSIスキャンエッジピンとして
は、スキャン回路のスイッチとなるスキャンイネーブル
ピン6、スキャンイン/スキャンアウト対象フリップフ
ロップ10に固有のアドレスを与えるスキャンアドレス
エッジピン3、該当フリップフロップをセット/リセッ
トするためのデータを与えるスキャンインデータエッジ
ピン2、スキャンインデータを該当するフリップフロッ
プに書き込むクロックとして使用するスキャンクロック
エッジピン5、該当するフリップフロップの内容を出力
するスキャンアウトデータエッジピン7、及び、スキャ
ンイン/スキャンアウト動作を切り分けるスキャンコン
トロールエッジピン4等がある。
【0006】前述した構成を持つLSI回路の不良解析
は、必要となるスキャン対象のフリップフロップに対
し、予めスキャン対象のフリップフロップに割り当てら
れたアドレスをスキャンアドレスエッジピン3から送出
して、デコーダ8を介して該当フリップフロップを指定
し、その該当するフリップフロップをスキャンインデー
タエッジピン2より、セット/リセットの書き込み(ス
キャンイン)、または、該当フリップフロップの内容を
セレクタ9により選択し、スキャンアウトデータエッジ
ピン7に読み出し(スキャンアウト)を行うことにより
行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
るLSI回路は、スキャンイン/スキャンアウトによる
不良解析のために、LSIスキャンピンを一般のLSI
エッジピンとは独立に設ける必要があるため、LSI回
路におけるエッジピンを多く用意する必要があるという
問題点を有している。
【0008】また、前述した従来技術によるLSI回路
は、装置またはパッケージにLSI回路を搭載後、LS
I回路内部のスキャン回路を使用して不良解析を行う場
合、LSIスキャンピンを装置またはパッケージのエッ
ジピンに引き出す必要があり、装置またはパッケージ上
の配線パターン量を増大させてしまうという問題点を有
している。
【0009】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、スキャン回路のLSIスキャンピンによるLS
Iエッジピンの増大、及び、装置またはパッケージにス
キャン回路内臓のLSIを搭載後のLSIスキャンピン
を装置またはパッケージのエッジピンに引き出す際に生
じる装置またはパッケージ上の配線パターン量の増大を
軽減することができる診断回路を備えたLSI回路を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、JTAG回路が搭載されたLSI回路装置におい
て、スキャンイン及びスキャンアウト制御を行うスキャ
ンイン/スキャンアウト制御回路と、該スキャンイン/
スキャンアウト制御回路の状態制御を行うJTAG回路
の一機能回路としてのスキャンコントロールレジスタと
を備え、前記スキャンコントロール回路を介して前記ス
キャンイン/スキャンアウト制御回路をJTAG回路制
御エッジピンにより制御することにより、スキャンイン
及びスキャンアウト制御を行うことにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるLSI回路の
一実施形態を図面により詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態による診断回路
を備えたLSI回路の構成を示すブロック図、図2はJ
TAG規格に準拠したTAP Controller(テストアク
セスポート コントローラ)の状態と本発明によるLS
I回路のJTAG回路制御によるスキャンイン・スキャ
ンアウト制御動作状態(以下、間接アドレススキャンと
称す)とについて説明する図、図3はスキャンイン/ス
キャンアウト制御回路の構成を示すブロック図、図4は
Scan Control Registerの回路構成を示すブロック
図、図5はJTAG規格におけるTCKとクロックC1
及びC2との関係を示すタイムチャート、図6、図7は
スキャン対象フリップフロップの回路構成例を示す図で
ある。図1〜図7において、14はテストデータ入力
(TDI)ピン、15はテストモードセレクト(TM
S)ピン、16はテストクロック(TCK)ピン、17
はテストリセット(TRST)、18はテストアクセス
ポートコントローラ(TAP Controller)、20はテ
ストデータレジスタ(Test DataRegister)群、21
はスキャンコントロールレジスタ(Scan Control Reg
ister)、22はバウンダリスキャンレジスタ(Boundar
y Scan Register)、23はIDレジスタ(ID Reg
ister)、24はバイパスレジスタ(Bypass Registe
r)、25、26はセレクタ、27はインストラクショ
ンデコード(Instruction Decode)、28はインスト
ラクションレジスタ(Instruction Register)、29
はテストデータ出力(TDO)ピンであり、他の符号は
図8の場合と同一である。
【0013】本発明の一実施形態は、スキャン対象フリ
ップフロップ群10に対してJTAG回路を使用してス
キャンイン/スキャンアウトを行うことを可能にしたも
のであり、図1に示すように、LSI1内に組み込まれ
ているTAP Controller18、Test Data Registe
r20群、Instruction Decode27、InstructionRe
gister28によるJTAG回路に、本発明のために、そ
のTest Data Register20群の1つのRegisterとし
て、Scan Control Register21を設け、また、スキ
ャン対象フリップフロップ群10と、Scan Control
Register21との間にスキャンイン/スキャンアウト
制御回路19を設けて構成される。
【0014】なお、Test Data Register20群内の
Boundary Scan Register22、ID Register2
3、Bypass Register24は、JTAG回路に使用さ
れるレジスタとして公知のものである。
【0015】図1に示す本発明の一実施形態におけるL
SI1において、スキャン対象フリップフロップ群に1
0対するスキャンイン/スキャンアウトは、JTAG規
格に準拠したLSIエッジピンのTMSピン15、TC
Kピン16、TRSTピン17により、TAP Contro
ller18を制御し、Instruction Register(以下、I
Rという)28にLSIエッジピンであるTDIピン1
4よりデータをセットし、Instruction Decode27を
介してScan Control Register21、Boundary Sca
n Register22、ID Register23、Bypass Regi
ster24等により構成されるTest Data Register群
20よりScan Control Register21を選択し、TD
Iピン14からシフトレジスタにより構成されるScan
ControlRegister21にデータをセットすることによ
り開始される。
【0016】スキャン対象フリップフロップに対するス
キャンイン及びスキャンアウトは、Scan Control Re
gister21にセットされたデータにより行われる。スキ
ャンインは、TDIピン14からスキャンイン制御条件
データをScan Control Register21にセットし、S
can Control Register21からスキャンイン/スキャ
ンアウト制御回路19に制御データを送出し、スキャン
イン/スキャンアウト制御回路19が、スキャン対象フ
リップフロップ群10のスキャンイン対象フリップフロ
ップに対してスキャンインを行うことにより行われる。
【0017】また、スキャンアウトは、TDIピン14
からスキャンアウト制御条件データをScan Control
Register21にセットし、Scan Control Register
21からスキャンイン/スキャンアウト制御回路19に
制御データを送出し、スキャンイン/スキャンアウト制
御回路19が、スキャン対象フリップフロップ群10の
スキャンアウト対象フリップフロップをスキャンアウト
制御することにより、スキャンアウト対象フリップフロ
ップからスキャンアウトデータを読み出して、Scan C
ontrol Register21にセットすることにより行われ
る。このScan Control Register21にセットされた
スキャンアウトデータは、セレクタ25、26を経由し
てTDOピン29に出力される。
【0018】次に、図2を参照して、JTAG規格に準
拠したTAP Controller18の状態と本発明の実施形
態によるLSI回路のJTAG回路制御によるスキャン
イン・スキャンアウト制御動作状態(以降、間接アドレ
ススキャンと称す)について説明する。
【0019】JTAG回路制御によるスキャンイン・ス
キャンアウトは、JTAG規格のTAP Controller1
8の動作状態において、スキャンイン/スキャンアウト
を行うものである。そして、図2の左側に示すTAP
Controller18の状態と遷移とを示す部分は、JTA
G回路におけるTAP Controllerの動作として周知の
ものであるのでその説明を省略し、以下では、スキャン
イン/スキャンアウトの動作についてのみ説明する。
【0020】まず初めに、IR28に対して本発明によ
り設定されるスキャンイン/スキャンアウトのための命
令コードを設定する。すなわち、TAP Controller1
8の状態30において、IR28に間接アドレススキャ
ンコードの設定を行い、間接アドレススキャン動作可能
状態とする。スキャンイン/スキャンアウトの動作例と
して、4つのケースが考えられ、以下、これらのそれぞ
れについて説明する。
【0021】ケース1は、Capture−DR31において
スキャンアウトを行い、Shift−DR32においてSca
n Control Register21の設定及び回収を行い、Upd
ate−DR33においてスキャンインをうものである。
ケース2は、Capture−DR31においてスキャンイン
を行い、Shift−DR32においてScan ControlReg
isterの設定及び回収を行い、Update−DR33におい
てスキャンアウトを行うものである。また、ケース3
は、Capture−DR31においてスキャンイン/スキャ
ンアウトを行い、Shift−DR32においてScan Con
trol Registerの設定及び回収を行うものである。ケー
ス4は、Shift−DR32においてScan Control Re
gisterの設定及び回収を行い、Update−DR33にお
いてスキャンイン/スキャンアウトを行うものである。
【0022】次に、図3を参照してスキャンイン/スキ
ャンアウト制御回路19の回路構成と動作を説明する。
【0023】スキャンイン/スキャンアウト制御回路1
9は、図1により説明したように、Scan Control Re
gister21とスキャン対象フリップフロップ群10との
間に設けられ、TAP Controller18の制御の下で、
Scan Control Register21内に制御データが設定さ
れ、そのデータに基づいてスキャン対象フリップフロッ
プ群10に対してスキャンイン/スキャンアウトの制御
を行うものであり、スキャン対象フリップフロップに対
するアドレスをデコードするデコーダ38と選択された
フリップフロップにスキャンインデータを格納するAN
Dゲート群39a〜39dと、選択されたフリップフロ
ップからのデータを選択してスキャンアウトデータとし
て読み出すセレクタ41とにより構成されている。
【0024】Scan Control Register21は、シフト
レジスタにより構成され、Scan Controlフィールド3
4、Scan Addressフィールド35、Scan In Data
フィールド36及びScan Out Dataフィールド37に
より構成されている。そして、Scan Controlフィール
ド34は、スキャンイン及びスキャンアウトの切り替え
制御を行うデータが格納されるフィールドであり、1ま
たは複数のビット(1〜nビット)で構成され、Scan
Addressフィールド35は、スキャンイン/スキャンア
ウト対象フリップフロップ群10に対して、スキャンイ
ンまたはスキャンアウトを行うフリップフロップを選択
するアドレスが格納されるフィールドであり、1または
複数のビット(1〜nビット)で構成される。また、S
can InDataフィールド36は、スキャンインデータが
格納されるフィールドであり、1または複数のビット
(1〜nビット)で構成され、Scan Out Dataフィー
ル37ドは、スキャンアウト対象フリップフロップから
スキャンアウトされたデータが読み込まれるフィールド
であり、複数のビット(1〜nビット)で構成されてい
る。
【0025】TAP Controller18内に設けられてい
る微分回路46は、JTAG規格に準拠したものであ
り、TCKピン16から入力されるクロックから図5に
C1、C2として示すような2相のクロックを生成す
る。
【0026】スキャンインを行う場合、図2に示した間
接アドレススキャン動作状態に従い、図3に示すTAP
Controller18を制御し、図2に示したCaputure−
DR31またはUpdate−DR33の状態においてスキ
ャンイン動作を行う。この場合、TAP Controllerの
状態信号44は、Update−DR33またはUpdate−D
R32の状態信号であり、Scan Controlフィールド3
4がスキャンイン状態とされる。そして、Scan Addre
ssフィールド35内のスキャンイン対象のフリップフロ
ップのアドレスデータがデコーダ38によりデコードさ
れ、ANDゲート群39a〜39dを介してスキャン対
象フリップフロップ群10よりスキャン対象のフリップ
フロップが選択され、Scan In Dataフィールドのデ
ータがスキャンイン対象として選択されたフリップフロ
ップに対してスキャンインされる。
【0027】スキャンアウトを行う場合、図2に示した
間接アドレススキャン動作状態に従い、図3に示すTA
P Controller18を制御し、図2に示したCaputure
−DR31またはUpdate−DR33の状態においてス
キャンアウト動作を行う。この場合、Scan Controlフ
ィールド34がスキャンアウト状態とされ、Scan Add
ressフィールド35にスキャンアウト対象のフリップフ
ロップのアドレスデータがセットされ、スキャン対象フ
リップフロップ群10からScan Addressフィールド3
5に示されるスキャンアウト対象フリップフロップのデ
ータがセレクタ41により選択されて、Scan Out Da
taフィールド37にスキャンアウトデータとしてセット
される。
【0028】次に、図4を参照して、Scan Control
Register21の回路構成とその動作を説明する。
【0029】Scan Control Register21は、図4に
示すように、フリップフロップにより構成されるレジス
タ47a〜47jにより、全体がシフトレジスタとして
機能するように構成されている。レジスタ47aは、図
3に示したScan Controlフィールド34に相当するレ
ジスタであり、ここでは1ビット構成の場合を示してい
る。レジスタ47b〜47dにより構成されるシフトレ
ジスタ66は、図3に示したScan Addressフィールド
35に相当するシフトレジスタであり、複数ビットで構
成されている。レジスタ47e〜47gにより構成され
るシフトレジスタ67は、図3に示したScan In Dat
aフィールド36に相当するシフトレジスタであり、複
数ビットで構成されている。また、レジスタ47h〜4
7jにより構成されるシフトレジスタ68は、図3に示
したScan Out Dataフィールド37に相当するシフト
レジスタであり、複数ビットで構成されている。
【0030】図4に示すScan Control Register21
へのスキャンイン/スキャンアウト制御条件データのセ
ットは、55、56として示すクロックC1、C2によ
り、TDIピン14から印加されるスキャンイン/スキ
ャンアウト制御条件データ52をレジスタ47a〜47
jによるシフトレジスタにデータシフトすることにより
行われる。その際、55として示すクロックC1は、A
NDゲート49において、間接アドレススキャン状態信
号53と図2により説明したShift−DR32の状態を
示すTAP Controller Shift−DR状態信号54と
により制御されて、スキャンイン/スキャンアウト制御
条件データ52のシフトインを制御する。
【0031】そして、スキャンコントロール信号62
は、レジスタ47aから出力され、スキャンアドレス信
号63は、Scan Addressフィールドを構成するシフト
レジスタ66より出力され、スキャンインデータ信号6
4は、Scan In Dataフィールドを構成するシフトレ
ジスタ67より出力される。
【0032】スキャン対象フリップフロップ群10から
のスキャンアウトデータ信号57は、スキャンインアウ
ト状態信号61により制御されるセレクタ48a〜48
dにより選択され、60として示すクロックC1により
Scan Out Dataフィールドを構成するシフトレジスタ
68に取り込まれる。その際、60として示すクロック
C1は、50のANDゲートにおいて、間接アドレスス
キャン状態信号58とスキャンアウト状態信号59とに
より制御されて、スキャンアウトデータ信号57をシフ
トレジスタ68への取り込みを制御する。
【0033】次に、図6、図7を参照して、スキャン対
象フリップフロップ40a〜40dの回路構成例を説明
する。
【0034】図6に示すフリップフロップの例は、スキ
ャンインを行う場合、セレクタ74が、ユーザ論理信号
69と図3に示したANDゲート39a〜39dの出力
信号に相当するスキャンインデータ信号70とから、T
AP Controller状態信号73に基づいてスキャンイン
データ信号70を選択し、また、セレクタ75が、シス
テムクロック71とC1/C2のクロック72とから、
TAP Controller状態信号73に基づいて、C1/C
2のクロック72を選択し、C1/C2のクロック72
によりスキャンイン対象のフリップフロップ76にスキ
ャンインデータ70を取り込むようにした例である。
【0035】前述において、TAP Controller状態信
号73とC1/C2のクロック72とは、スキャンイン
を行う際のTAP Controllerの状態により使い分けら
れている。すなわち、図2に示したCapture−DR31
でスキャンインする場合、TAP Controller状態信号
73はCapture−DR状態信号であり、C1/C2のク
ロック72はクロックC1が使用される。また、図2に
示したUpdate−DR33でスキャンインする場合、T
AP Controller状態信号73はUpdate−DR状態信
号であり、C1/C2のクロック72はクロックC2が
使用される。
【0036】図7に示すフリップフロップの例は、スキ
ャンインを行う際に、図3の45として示したクロック
C1またはC2を使用せずに、図7に示すシステムクロ
ック80を使用してスキャンインする場合の例である。
図7において、セレクタ81は、ユーザ論理信号77と
スキャンインデータ信号78とからTAP Controller
状態信号79により、スキャンインデータ信号78を選
択する。スキャンインデータ78は、システムクロック
80によりスキャンイン対象フリップフロップに82取
り込まれる。
【0037】前述において、TAP Controller状態信
号79は、スキャンインを行う際のTAP Controller
の状態により使い分けられている。すなわち、図2に示
したCapture−DR31でスキャンインする場合、TA
P Controller状態信号79はCapture−DR状態信号
であり、Update−DR33でスキャンインする場合、
TAP Controller状態信号79はUpdate−DR状態
信号である。
【0038】前述した本発明の一実施形態によるLSI
によれば、JTAG回路が搭載されているLSIのJT
AG回路に対する追加機能として、Scan Control Re
gisterによる間接アドレススキャン機能を追加すること
により、JTAG規格のJTAG回路制御LSIエッジ
ピン(TMS、TCK、TDI、TDO、TRST)を
使用してLSIに搭載されたフリップフロップへのスキ
ャンイン/スキャンアウトを行わせることが可能とな
り、LSIスキャンピンを一般のLSIエッジピンとは
独立に設けることによるLSI回路におけるエッジピン
数の増加を軽減し、さらに、装置及びパッケージにスキ
ャン回路内臓のLSIを搭載後、LSI内部のスキャン
回路を使用し不良解析を行うためのLSIスキャンピン
を装置またはパッケージのエッジピンへ引き出すことに
よる装置またはパッケージ上の配線パターン量の増大を
も軽減することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
キャン回路用のLSIスキャンピンによるLSIエッジ
ピンの増大、及び、装置またはパッケージにスキャン回
路内臓のLSIを搭載後のLSIスキャンピンを装置ま
たはパッケージのエッジピンに引き出す際に生じる装置
またはパッケージ上の配線パターン量の増大を軽減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による診断回路を備えたL
SI回路の構成を示すブロック図である。
【図2】JTAG規格に準拠したTAP Controllerの
状態と本発明によるLSI回路のJTAG回路制御によ
るスキャンイン・スキャンアウト制御動作状態とについ
て説明する図である。
【図3】スキャンイン/スキャンアウト制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図4】Scan Control Registerの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図5】JTAG規格におけるTCKとクロックC1及
びC2との関係を示すタイムチャートである。
【図6】スキャン対象フリップフロップの回路構成例を
示す図(その1)である。
【図7】スキャン対象フリップフロップの回路構成例を
示す図(その2)である。
【図8】従来技術によるスキャンイン/スキャンアウト
制御方式の回路構成を有するLSI回路の例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 LSI回路 2〜7 スキャンイン/スキャンアウト制御用のエッジ
ピン 8、38 デコーダ 9、25、26 セレクタ 10 スキャンイン/アウト対象のフリップフロップ群 11a〜11d フリップフロップ 12a〜12f、39a〜39f、49、50 AND
ゲート 13、42 NOTゲート 14 TDIピン 15 TMSピン 16 TCKピン 17 TRSTピン 18 TAP Controller 20 Test Data Register群 21 Scan Control Register 22 Boundary Scan Register 23 ID Register 24 Bypass Register 27 Instruction Decode 28 Instruction Register 29 TDOピン 46 微分回路 47a〜47j レジスタ 51 ORゲート 66〜68 シフトレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JTAG回路が搭載された半導体集積回
    路装置において、スキャンイン及びスキャンアウト制御
    を行うスキャンイン/スキャンアウト制御回路と、該ス
    キャンイン/スキャンアウト制御回路の状態制御を行う
    JTAG回路の一機能回路としてのスキャンコントロー
    ルレジスタとを備え、前記スキャンコントロール回路を
    介して前記スキャンイン/スキャンアウト制御回路をJ
    TAG回路制御エッジピンにより制御することにより、
    スキャンイン及びスキャンアウト制御を行うことを特徴
    とする半導体集積回路装置。
JP9241277A 1997-09-05 1997-09-05 半導体集積回路装置 Pending JPH1183949A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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