JP5622529B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5622529B2
JP5622529B2 JP2010251302A JP2010251302A JP5622529B2 JP 5622529 B2 JP5622529 B2 JP 5622529B2 JP 2010251302 A JP2010251302 A JP 2010251302A JP 2010251302 A JP2010251302 A JP 2010251302A JP 5622529 B2 JP5622529 B2 JP 5622529B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
control
amount
endoscope apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010251302A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012100835A (ja
JP2012100835A5 (ja
Inventor
康宏 瀬戸
康宏 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2010251302A priority Critical patent/JP5622529B2/ja
Publication of JP2012100835A publication Critical patent/JP2012100835A/ja
Publication of JP2012100835A5 publication Critical patent/JP2012100835A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5622529B2 publication Critical patent/JP5622529B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
撮像素子により体腔内の組織を観察する内視鏡装置が広く知られている。一般的な内視鏡装置は、キセノンランプ等の白色光源から出射された白色光を、ライトガイドを通じて体腔内の被観察領域に照明光として供給し、その白色光の照射による反射光の像を撮像素子により撮像して観察画像を生成する。撮像素子は、電子シャッタ機能が備えられ、電荷検出時間を制御することにより受光量を調整している。つまり、内視鏡装置では、撮像素子から出力された画像信号から光量の情報を取り出して、この光量の情報に基づいて電子シャッタの動作が行われる。例えば、光量が基準値より小さい場合は電子シャッタ速度を遅くして受光量を増加させ、逆に光量が基準値より大きい場合は電子シャッタ速度を速くして受光量を減少させる。この結果、観察対象に適した露光が行われ、画像の明るさを良好に維持することができる(特許文献1参照)。
ところが、生体の体腔内では、深い空洞部等で観察対象が観察しにくい位置にある場合、内視鏡先端部から照射された光が届かずに光量不足となり、観察に適した明るさの画像を得にくくなる。また、電子シャッタ速度を遅くして露光量を稼ごうとすると、ブレの影響を受けやすくなり、画像の鮮鋭度が低下してしまうことがある。
そこで、この問題を解決するため、撮像時の光量情報に応じて電子シャッタ制御を行いつつ、光源ランプの出力強度を増減制御すれば、暗視野であっても十分な光量で鮮明な画像が得られるようになる。図12にシャッタ速度制御の一部詳細と、光量制御との関係を表す説明図を示した。図示例においては、シャッタ速度は、撮像画像の輝度レベルの増加に伴って1/30秒(33ms)、1/45秒(22ms)、1/60秒(16ms)等と段階的に短く設定され、各段階へ移行した光量から次のシャッタ速度に移行するまでの間で光源ランプの出力を漸減させている。
例えば画像信号の輝度レベルが増加して、輝度レベルPaとしていた場合から輝度レベルPbに変化したとき、撮像素子を制御する撮像制御部は、シャッタ速度を1/30秒から1/45秒に変更し、光源を制御する光源制御部は、光源の出射光量をIaからIbに変更する。これにより、撮像素子の露光量を一定にする光量調整が行われる。
特開2005−270266号公報
ところで、一般に光源制御部は内視鏡装置の制御装置内に配置され、撮像制御部は制御装置にコネクタを介して接続される内視鏡プローブ側に配置されている。また、光源制御部への制御信号はパラレル信号で行われるが、撮像制御部への制御信号は、制御装置からシリアルデータとして出力されて内視鏡プローブ側の撮像制御部で再びパラレル信号に変換されることになる。
このため、内視鏡装置の制御装置から光源制御部と撮像制御部に一斉に制御信号を出力しても、撮像制御部への制御信号はシリアルデータへの変換と復元に時間がかかり、光源制御と撮像制御にタイムラグが生じる。その結果、上記の例では、輝度レベルがPaからPbに変化する際に、内視鏡制御装置から撮像制御部にシャッタ速度を1/30秒から1/45秒に変更する制御信号と、光源制御部に光量IaからIbに変更する制御信号が出力されるが、撮像制御部の制御にタイムラグを生じてしまう。つまり、光源制御部が出射光量をリアルタイムで増加制御するが、シャッタ速度は、タイムラグのために1/30秒のまま撮像することになる。すると、本来は光量Ibでシャッタ速度1/45秒で撮像する筈が、光量Ibで遅いシャッタ速度1/30秒で撮像することになる。その結果、図13に示すように、撮像素子の露光量を制御する途中で、実質的に露光量が一時的に増加する調光反転現象が生じてしまう。上記のように、パラレル通信による光源制御とシリアル通信による撮像素子の制御とを同時に行う場合、所望の調光制御と撮像制御が行えず、画像品質が低下することがある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、調光反転現象を回避しつつ、撮像画像の光量に応じた最適な調光制御と撮像制御を行い、高画質な画像を取得できる内視鏡装置を提供することを目的としている。
本発明は下記構成からなる。
電子シャッタ機能を有する撮像素子が搭載され、被検体の撮像信号を出力する内視鏡スコープと、該内視鏡スコープが接続される制御装置とを有する内視鏡装置であって、
前記内視鏡スコープが、前記電子シャッタのシャッタ速度を制御する撮像制御手段を備え、
前記制御装置が、
半導体光源と、
該半導体光源をパルス点灯駆動して出射光量を制御する光源制御手段と、
前記撮像素子から出力される撮像信号に基づいて被検体像の光量を検出する光量検出手段と、
前記光量検出手段により検出された被検体像の光量に対応する前記シャッタ速度目標値と前記出射光量目標値とをそれぞれ求め、前記シャッタ速度目標値に制御するためのシャッタ速度制御信号を前記撮像制御手段に、前記出射光量目標値に制御するための光源制御信号を前記光源制御手段にそれぞれ出力して、前記撮像素子の露光量を制御する露光制御手段と、
を備え、
前記露光制御手段が、前記被検体像の光量に応じて、前記撮像制御手段によるシャッタ速度制御で前記露光量を制御するシャッタ速度制御と、前記光源制御手段による光源制御で前記露光量を制御する出射光量制御とのいずれかに切り替えて前記露光量を制御する内視鏡装置。
本発明の内視鏡装置によれば、シャッタ速度制御と出射光量制御とを別々に実施することで、光源制御と撮像制御を同時に行う場合に生じやすい調光反転現象を回避しつつ、撮像画像の光量に応じた最適な調光制御と撮像制御を行うことで、常に高画質な内視鏡画像を取得することができる。
本発明の実施形態を説明するための図で、内視鏡及び内視鏡が接続される各装置を表す内視鏡装置の構成図である。 内視鏡装置の具体的な構成例を示す外観図である。 撮像信号処理部による制御のブロック図である。 制御テーブルの内容を示すグラフである。 駆動パルスの制御例のタイミングチャートである。 最大光量から最小光量までの各光量に対する制御パラメータ情報の内容を示すグラフである。 撮像素子の露光・読出しのタイミングチャートを示す説明図である。 駆動パルスの制御例のタイミングチャートである。 光源装置の要部構成と、光照射窓へ導光する光路を模式的に表したブロック構成図である。 光源装置からの出射光により生成される照明光のスペクトルを示すグラフである。 1灯方式と2灯方式を組み合わせた光量制御パターンを示す説明図である。 従来におけるシャッタ速度制御の一部詳細と、光量制御との関係を表す説明図である。 従来における調光反転現象を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、内視鏡及び内視鏡が接続される各装置を表す内視鏡装置の構成図、図2は内視鏡装置の具体的な構成例を示す外観図である。
内視鏡装置100は、図1に示すように、内視鏡スコープ(以下、内視鏡と称する)11と、制御装置13と、モニタ等の表示部15と、制御装置13に情報を入力するキーボードやマウス等の入力部17とを備えている。制御装置13は、光源装置19と、撮像画像の信号処理を行うプロセッサ21とを有して構成される。
内視鏡11は、本体操作部23と、この本体操作部23に連設され被検体(体腔)内に挿入される挿入部25とを備える。本体操作部23には、ユニバーサルケーブル27が接続され、このユニバーサルケーブル27の先端は、光源装置19にライトガイド(LG)コネクタ29Aを介して接続され、また、ビデオコネクタ29Bを介してプロセッサ21に接続されている。
図2に示すように、内視鏡11の本体操作部23には、挿入部25の先端側で吸引、送気、送水を実施するためのボタンや、撮像時のシャッターボタン等の各種操作ボタン31が併設されるとともに、一対のアングルノブ33が設けられている。
挿入部25は、本体操作部23側から順に軟性部35、湾曲部37、及び先端部(内視鏡先端部)39で構成され、湾曲部37は、本体操作部23のアングルノブ33を回動することによって遠隔的に湾曲操作される。これにより、先端部39を所望の方向に向けることができる。
また、図1に示すように、内視鏡先端部39には、撮像光学系の観察窓41と、照明光学系の光照射窓43が配置され、光照射窓43から照射される照明光による被検体からの反射光を、観察窓41を通じて撮像素子45により撮像するようになっている。撮像された観察画像は、プロセッサ21に接続された表示部15に表示される。
ここで、撮像光学系は、CCD(charge coupled device)型イメージセンサ等の撮像素子45と、撮像素子45に観察像を結像させるレンズ等の光学部材47とを有する。撮像素子45には、撮像制御手段である撮像制御部49から信号ケーブル51を通じて撮像制御信号が入力され、撮像素子45を所望の撮像条件で駆動する。
撮像素子45の受光面に結像されて取り込まれる観察像は、電気信号に変換されて信号ケーブル53を通じてプロセッサ21の撮像信号処理部55に入力され、撮像信号処理部55で映像信号に変換される。なお、詳細は後述するが、撮像信号処理部55は、撮像素子45から出力される撮像信号に基づいて被検体像の光量を検出する光量検出手段として機能する。
一方、照明光学系は、半導体発光素子であるレーザ光源57を有する光源装置19と、光源装置19に接続される光ファイバ59と、光ファイバ59の光出射端に配置された波長変換部61と、光源制御手段である光源制御部65とを有する。光ファイバ59は、レーザ光源57から出射されるレーザ光を内視鏡先端部39へ導く。内視鏡先端部39に導かれたレーザ光は、波長変換部61からの発光とレーザ光とが合成された白色照明光を発生させる。波長変換部61は、レーザ光により励起発光する蛍光体を含んで構成される。レーザ光源57は、内視鏡制御部63からの指令に基づく光源制御部65からの駆動信号を受けて、所望の強度の光を出射する。つまり、内視鏡制御部63は、レーザ光源57の光源制御と撮像素子45の制御を行って、撮像素子45の露光量を制御する露光制御手段として機能する。
内視鏡制御部63は、撮像信号や各種情報を保存する記憶手段としてのメモリ73と接続され、撮像信号処理部55から出力される画像データを画像処理部75により適宜な画像処理を施して、表示部15に映出する。また、図示しないLAN等のネットワークに接続されて画像データを含む情報を配信する等、内視鏡装置100全体を制御する。
レーザ光源57は、中心波長445nmの青色発光の半導体レーザである。レーザ光源57は、出射光量を制御されつつ青色レーザ光を出射し、この出射光が光ファイバ59を通じて内視鏡挿入部25の波長変換部61に照射される。このレーザ光源57としては、例えばブロードエリア型のInGaN系レーザダイオードが使用できる。
波長変換部61は、レーザ光源57から出射されるレーザ光の一部を吸収して緑色〜黄色に励起発光する複数種の蛍光体(例えばYAG系蛍光体、或いはBAM(BaMgAl10O37)等を含む蛍光体等)を含んで構成される。これにより、レーザ光源57からのレーザ光と、このレーザ光が波長変換された緑色〜黄色の励起光とが合波されて、白色光が生成される。
次に、上記構成の内視鏡装置100が、観察画像の光量に応じて撮像素子45の露光量を制御する手順を説明する。
図1に示すプロセッサ21に設けた撮像信号処理部55は、プロセッサ21に接続された内視鏡11の撮像素子45が出力するRAWデータを受け取り、このRAWデータに応じた最適な露光量が得られるように、光源制御部65にはレーザ光源57の出射光量を制御する制御信号を出力し、撮像制御部49には最適なシャッタ速度に制御する制御信号を出力する。
図3に撮像信号処理部55による制御のブロック図を示した。撮像素子45から出力されるRAWデータ(生画像の情報)は、撮像信号処理部55に入力され、ヒストグラム作成部67は、このRAWデータに対応する光量のヒストグラムを作成し、測光値算出部69に出力する。測光値算出部69は、入力されたヒストグラムと、各種の測光モード(ピーク値、平均値等)により求めた明るさ検出値とに基づいて測光値を算出する。そして、目標光量算出部71は、算出された測光値に応じて次フレームの目標露光量を求める。ここで、目標露光量は、従前のキセノンランプ等の白色光源の絞り値に相当する値である。この目標露光量は例えば12ビット階調(0〜4096)で表現され、測光値が低いほど目標露光量が大きく設定される。
次に、図1に示す内視鏡制御部63は、撮像信号処理部55から出力された目標露光量に基づいて、メモリ73に記憶された制御テーブルを参照して、光源制御部65と撮像制御部49に出力する制御信号を決定する。そして、この決定したシャッタ速度制御信号を撮像制御部49に出力し、光源制御信号を光源制御部65に出力する。撮像制御部49は制御装置13の外部から接続される内視鏡11側に配置されるため、内視鏡制御部63はノイズ対策の容易なシリアル伝送によりシャッタ制御信号を撮像制御部49に出力する。一方、光源制御信号は光源制御部65に高速なパラレル伝送により出力する。
制御テーブルは、被検体像の光量に対応して、レーザ光源57の出射光量と、撮像素子45の電子シャッタのシャッタ速度との関係を規定するものであり、予めメモリ73に登録されている。
図4に制御テーブルの内容を示した。図4の制御テーブルは、目標露光量に対するレーザ光源57の出射光量の制御パターンと、撮像素子45のシャッタ速度の制御パターンで表される。
即ち、被検体像の光量を表す測光値が低く、目標露光量がRbを超えるときは、レーザ光源57の出射光量を制御してシャッタ速度を一定に保持する。目標露光量がRb〜Raの間はレーザ光源57の出射光量を一定に保持してシャッタ速度を制御する。測光値が高く目標露光量がRa未満のときはレーザ光源57の出射光量を制御してシャッタ速度を一定に保持する。
つまり、内視鏡制御部63は、撮像信号処理部55から出力される目標露光量が、Ra未満ではL0〜L1の出射光量の制御を行い、Ra〜Rbの間ではS1〜S2のシャッタ速度の制御を行い、Rbを超えるとL2〜L3の出射光量の制御を行う。このように、出射光量の制御とシャッタ速度の制御を排他的に実施し、2つの制御を同時に行わない。露光時間Tva〜Tvbまでの間のシャッタ速度の制御は、例えば静止画像取得用の1/400秒から1フレーム期間相当の1/30(或いは1/60秒)の間を制御範囲とすることができ、出射光量の制御は、例えば最大光量から70%までの範囲と、70%から最小光量までの範囲を制御範囲とすることができる。なお、閾値の70%は、内視鏡スコープ先端部の発熱を抑制できる光量値として設定され、スコープの先端放熱性能に応じて50〜70%程度の値に設定することが好ましい。
この制御テーブルにおいて、目標露光量の最大側に出射光量の制御領域L2〜L3を設けることで、出射光量の大きい場合の調光制御対象を優先的にレーザ光源57の出力制御にでき、目標露光量の低下分をレーザ出力の低減により、光源本体や光路から生じる発熱をいち早く抑えることができる。
また、目標露光量の最小側に出射光量の制御領域L0〜L1を設けて、シャッタ速度を固定するため、シャッタ速度が速すぎて動画撮影時の画像がコマ落ちを生じたようになることを防止できる。
上記のように、中間光量域のみを電子シャッタのシャッタ速度で露光量を制御し、シャッタ速度で制御する時はレーザ光源57の出射光量を固定する。これにより、内視鏡制御部63が、撮像制御部49にシャッタ速度制御信号をシリアルデータで出力することと、光源制御部65に光源制御信号をパラレルデータで出力することが排他的となり、双方の制御を同時に実施することがない。そのため、調光方向が逆転する調光反転現象の発生を回避しつつ、常に安定した高画質の画像を取得できる。また、光源の出射光量の制御と電子シャッタのシャッタ速度の制御との2種類の制御を個別に行って露光量を調整するので、制御幅を細かく設定することができる。
また、中間光量域にシャッタ速度制御を実施する領域を設けることで、光源の出射光量制御とシャッタ速度制御とを同時に行う場合よりも、制御の応答性が高められ、高速なフレームレートでの撮像や、観察領域を高速で移動させた場合の画像追従性を向上できる。
次に、内視鏡制御部63によるレーザ光源57のパルス点灯制御について説明する。
図1に示す内視鏡制御部63は、レーザ光源57の発光量を駆動パルスによってパルス点灯制御する。駆動パルスは、光源制御部65で生成されてレーザ光源57に入力される。駆動パルスの制御は、パルス数制御(PNM:Pulse Number Modulation)及びパルス密度制御(PDM:Pulse Density Modulation)と、パルス幅制御(PWM:Pulse Width Modulation)との3種類、又は電流値制御を加えた4種類の制御を用いる。以下の説明では、上記4種類の制御を用いる例を示す。
図5に駆動パルスの制御例のタイミングチャートを示した。垂直同期信号VDにより規定される画像の1フレームの期間内において、電子シャッタの露光期間Wの全てを点灯させる駆動パルス[1]を最大光量としている。ここで、1フレーム期間は33ms、シャッタ速度は1/60sとする。また、駆動パルス[1]の周波数は120kHzであり、電子シャッタの露光期間内に2000個のパルスが含まれているものする。
駆動パルス[1]の最大光量時から光量を減少させる場合、光量の大きい順に、第1のパルス変調領域でPNM制御、第2のパルス変調領域でPDM制御、第3のパルス変調領域でPWM制御、第4のパルス変調領域で電流値制御を行い、光量を徐々に減少させる。
まず、PNM制御においては、電子シャッタの露光期間Wの全てから、時間軸における後ろ詰めでパルス数を減少させ、点灯期間を短縮する。つまり、電子シャッタによる1フレーム内の露光期間に対し、駆動パルス[2]に示すように、所定の最小割合になるまで駆動パルスのパルス数を駆動開始タイミングが遅れるように減少させ、レーザ光源57の点灯期間を短縮する。なお、最大光量は、電子シャッタの露光期間Wの全てでなく、1フレーム全期間の点灯であってもよく、連続点灯状態としてもよい。
次に、駆動パルス[3]に示すように、レーザ光源57の点灯期間をPNM制御により所定の点灯期間Wminまで短縮した後、PDM制御により駆動パルスを間引く処理を行う。このPDM制御においては、所定の点灯期間Wminまで短縮された点灯期間に対し、所定間隔で駆動パルスを間引くことで点灯期間内のパルス密度を減少させる。
そして、駆動パルス[4]に示すように、駆動パルスのパルス間隔が間引き限界に達するまで、即ち、駆動パルスが所定の最小パルス密度となるまでPDM制御を行う。
次に、駆動パルス[5]に示すように、駆動パルスが所定の最小パルス数となった後は、PWM制御により駆動パルスのパルス幅を減少させる。そして、駆動パルス[6]に示すように、駆動パルスのパルス幅がPWM制御限界に達するまで、即ち、所定の最小パルス幅になるまでPWM制御を行う。
次に、駆動パルス[7]に示すように、駆動パルスが所定の最小パルス幅となった後は、駆動電流を小さくする。即ち、最小パルス幅とされた各駆動パルスに対し、パルス振幅を一律に減少させる。
上記の最大光量から最小光量までの各光量に対する制御パラメータ情報の内容を図6及び表1に纏めて示した。図6及び表1に示す制御パラメータの情報は、図1に示すメモリ73に記憶され、内視鏡制御部63から随時参照されて所望の駆動パルスが生成される。
Figure 0005622529
このように、光量を減少制御する際、最大光量から最初にPNM制御を行うことで、レーザ光源57の点灯期間を短縮して、ブレによる撮像画像の画像ボケ発生を抑制できる。また、レーザ光源57の非点灯時間が長くなるので、連続点灯する場合と比較して、光源自体や光路上の各光学部材の発熱を低減する効果も得られる。
また、所定の点灯期間まで短縮された時点でPNM制御からPDM制御に切り替えることにより、適度の点灯期間(上記例では144パルス)を維持されて、動画観察時のフリッカを抑制することができる。
PDM制御の下限であるパルス数(上記例では16パルス)は、PDM制御による調光分解能が粗くなることを防止することができる。
駆動パルスの間引き限界までPDM制御し、更に目標露光量を減少させる際にPDM制御からPWM制御に切り替える。PWM制御では、各駆動パルスそれぞれのデューティ比を変更することで、間引き限界より低光量域における光量をより細かに調整でき、調光分解能が向上する。
ところで、レーザ光源57をパルス点灯制御する際、レーザ光源57はスペックルノイズによる照明ムラが生じるが、このスペックルノイズは高周波変調駆動により低減できる。本制御例では常時120kHzのパルス駆動をしており、十分なスペックルノイズ低減効果を得るために、PWM制御におけるデューティ比は95%を上限としている。
デューティ比の下限値については、次の通りである。即ち、実際のレーザ光は駆動の立ち上がり信号に忠実に追随することができず、ある程度の遅れ成分を有して立ち上がる。また、立下り時も同様に遅れ成分を有する。そのため、駆動パルスが極端に狭い狭幅パルスであると目標値に到達する前に立ち下がることが予想されるので、PWM制御が正確に行えるデューティ比の下限値として、7.8%を設定している。
そして、光量制御の最小光量側となる最小パルス範囲で駆動パルスの電流値制御を行うことにより、高精度な光量制御が可能となる。即ち、設定する光量制御値に1.0〜0.2の係数値を乗じて出射光量を減少させる。レーザ光源は、発光素子自身の発熱状態によって発光開始電流値が微妙にずれて発光量制御の精度に影響するため、発光量、発熱量の大きい最多パルス範囲で電流値を変更することは好ましくない。しかし、発光量の小さい最少パルス範囲では、駆動パルスの電流値が小さくて済み、発光素子自身の発熱も安定している。このため、電流値制御を微小発光領域でのみ使用することで、高精度な光量制御が可能となる。
上記のPNM/PDM制御、PWM制御、電流値制御は、目標光量に応じて切り替えられ、いずれか1つの制御が他の制御と排他的に使用される。制御可能な光量のダイナミックレンジは、PNM制御においては最大値2000〜最小値144の範囲で13.9:1、PDM制御においては最大値144〜最小値16の範囲で5.14:1、PWM制御においては最大値95%〜最小値7.8%の範囲で12.2:1、電流値制御においては、最大値1〜最小値0.2の範囲で5:1となる。よって、各制御を組み合わせることで、制御可能なダイナミックレンジは4358:1となる。
上記と同等のダイナミックレンジと調光分解能をPNM制御だけで実現する場合、パルス周波数は約4MHz(60Hz×4358×16)となり、レーザ光源の高速な駆動回路が必要となる。また、同様にPWM制御だけで実現する場合は、約0.12ns(1/(120k×4358×16)のパルス幅制御分解能となり、8GHzで動作する制御回路が必要となる。このように、PNM単独、PWM単独で光量制御する方法に対し、各調光領域に応じてPNM制御、PDM制御、電流値制御を選択して制御することで、レーザ光源の駆動装置を大幅に簡略化することができる。
次に、撮像素子がローリングシャッタ方式の撮像素子を用いる場合のレーザ光源57のパルス点灯制御について説明する。
ここでは、撮像光学系として、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)型のイメージセンサ等のローリングシャッタ方式の撮像素子を用いる。ローリングシャッタ方式では、図7に撮像素子の露光・読出しのタイミングチャートを示すように、走査ラインとなるLine(1)〜Line(n) (nは2以上の整数)の各画素行を備えるCMOSセンサでは、走査ライン上の各単位画素(0〜m)をリセットした後にフォトダイオードへの露光を開始し、所定の露光時間の経過後に各フォトダイオードに蓄積された電荷を転送し、電荷信号を出力する。そして、このような動作がLine(1)からLine(n)に向かって順に遅延して行われる。即ち、主走査方向に並ぶ単位画素のラインの走査読み出しを、それぞれ副走査方向に順次行って、各電荷信号を読み出してn行m列の撮像画像を生成するモードである。
上記のタイミングチャートに示すように、ローリングシャッタ方式においては、露光期間が走査ライン毎に異なり、図5に示したPNM制御を全走査ラインに対して一律に実施することができない。そのため、駆動パルスは図8に示すように、フレームの全期間を点灯制御対象とし、駆動パルス[1]〜[3]までをPDM制御、駆動パルス[3]から[5]までをPWM制御、駆動パルス[5]〜[6]を電流値制御により調光制御する。これによれば、走査ライン毎に異なる露光期間であっても、それぞれの露光期間内で調光制御が可能となる。
次に、内視鏡装置の他の構成例を説明する。
図1に示す光源装置19の要部構成と、光照射窓へ導光する光路を模式的に表したブロック構成図を図9に示した。
本構成例の光源装置19Aは、中心波長445nmのレーザ光源LD1−1と、同じく中心波長445nmの白色光用光源であるレーザ光源LD1−2と、中心波長405nmの狭帯域光用光源であるレーザ光源LD2とを有している。また、各レーザ光源LD1−1,LD1−2,LD2は、それぞれを個別に制御する光源駆動回路77a,77b,77cに接続されている。そして、各レーザ光源LD1−1,LD1−2,LD2からの出射光は、コンバイナ79で合波された後、カプラ81で光ファイバ59A,59Bに分波され、内視鏡先端部に配置された波長変換部61A,61Bに出射される。
この光源装置13Aからの出射光により生成される照明光のスペクトルを図10に示した。レーザ光源LD1−1,LD1−2は、中心波長445nmの同じスペクトルのレーザ光を出射し、波長変換部61A,61Bの蛍光体を励起発光させて緑色〜黄色の蛍光を発生させる。この中心波長445nmの青色光と蛍光体からの蛍光は、互いに混合されることで白色光となり、白色照明光として供される。
また、レーザ光源LD2は、中心波長405nmのレーザ光を出射する。波長変換部61A,61Bからは僅かに蛍光が発生するが、出射光の殆どが波長変換部61A,61Bを透過する。これにより、紫色の狭帯域光が生成されて照明光として供される。
これらレーザ光源LD1−1,LD1−2,LD2からの光は、内視鏡先端部の複数箇所に配置された光照射窓から、それぞれ等しい光量で出射される。以下に、上記構成の光源装置19Aを用いてパルス点灯制御する場合を説明する。
内視鏡制御部63(図1参照)は、前述の図3に示す構成例と同様に、撮像素子からのRAWデータと各種測光モードによる明るさを検出して、次フレームの目標露光量を算出する。なお、算出した目標露光量は、個々のレーザ光源の発光制御値を求める際に、以下の点を考慮して発光量を設定することが好ましい。
(1)全体光量制限
レーザ光源を検温し、その結果が規定温度を超える場合には、目標とする光量制御値から所定値を減じる補正制御を行う。逆に正常温度範囲であった場合は、減少制御された光量制御値に所定値を加えて、補正前の目標光量制御値に戻す。この補正制御は、内視鏡先端部の発熱を制限するために行う。
(2)光学部品の個体差補正
光学部品の機種差の補正を目的とし、装置全体の光量制御後における各レーザ光源の光量制御値に、そのレーザ光源に対応した係数をそれぞれ乗算する。ただし、全体光量は一定に維持するため、各係数の総和が一定値となるように係数を設定する。本構成ではコンバイナ79を用いているため、この補正は不要であるが、複数のレーザ光源から個別に光照射する場合には光量制御値を補正する。
(3)レーザ光源発光比率
内視鏡の観察モードに対応して各レーザ光源の発光比率を設定するため、表2に示す係数を光量制御値に乗算する。なお、観察モードは、例えば図1に示す本体操作部23の操作ボタン31の一つである観察モード変更ボタン83の押下により、内視鏡制御部63が切り替える。
Figure 0005622529
同じスペクトルの光を出射するLD1−1,LD1−2のみ点灯させ、波長変換部61と協働して白色光を生成する白色発光モードは、白色光の照射により患部を観察する通常観察を行うモードである。
血管強調モードは、白色光と中心波長405nmの狭帯域光とを照射して、白色光の照射により得られる明るい通常画像と、中心波長405nmの狭帯域光照明により得られる血管像とを合成して、血管像を選択的に強調した診断画像を提供するモードである。このモードでは、遠景観察でも血管が見やすい画像を生成できる。
微細血管モードは、中心波長405nmの狭帯域光照明によって組織表層の毛細血管や微細構造が強調された画像を提供するモードである。
上記の各モードにおいては、光源毎に目標露光量の補正を行い、その後、各レーザ光源を駆動する際、目標露光量の大きい順に、前述したPNM制御、PDM制御、PWM制御、電流値制御を行って駆動パルスを生成し、各レーザ光源をパルス点灯制御する。
白色発光モードにおいては、白色照明光生成用のレーザ光源LD1−1、LD1−2を同じ比率で光量制御し、双方の光源からの合計光量が目標光量に相当する光量になるようにする(2灯方式の制御)。
目標光量が低い場合には、2つのレーザ光源のうち一方のレーザ光源のみを点灯させ、他方は消灯させる1灯方式の制御を行うことで、光量制御幅を拡大することができる。図11に1灯方式と2灯方式を組み合わせた光量制御パターンを示した。2灯の光源を同時に点灯させて光量制御する場合、制御値P2maxのときに最大光量、P2minのときに最小光量となる。1灯の光源だけで光量制御する場合、制御値P1maxのときに最大光量、P1minのときに最小光量となる。
そこで、目標光量が高いときには2灯方式で光量制御して最大光量を稼ぎ、目標光量が低いときには1灯方式で光量制御して最小光量を2灯方式より更に低くすることで、光量制御幅を拡大することができる。また、目標光量が低いときに2灯方式から1灯方式に切り替えることで、1灯分の点灯期間が増加して、フリッカの発生を抑制する効果が得られる。
血管強調モードにおいては、3つのレーザ光源LD1−1,LD1−2,LD2を同じ比率で光量制御し、各光源からの合計光量が目標光量になるようにする。
微細血管モードにおいては、異なるスペクトルのレーザ光源を所定の出射光量比で点灯するが、この出射光量比の設定は駆動電流を増減制御することで調整する。そして、この設定された出射光量比を保持したまま、前述のPNM制御、PDM制御、PWM制御、電流値制御を行う。これにより、一旦設定された出射光量比が駆動パルスの光量制御によって乱れることなく、つまり、出射光の波長を一定に保持しつつ光量のみを増減制御することができる。また、電子シャッタ制御と各観察モードとの連動が容易となる利点もあり、スムーズな露光制御が可能となる。
また、狭帯域光照明用の光源としては、中心波長が360〜530nmのレーザ光源、発光ダイオードが利用可能で、省電力で高輝度な照明光が得られる。また、白色照明光生成用の光源として、レーザ光源や発光ダイオード等の半導体発光素子からなる光源を用いることで、キセノンランプ等の白色光源を用いた場合と比較して広いダイナミックレンジを確保でき、より高画質な画像取得を可能にしている。また、キセノンランプ等の既存構成と同等の光源制御を実現しているので、既存のプロセッサをそのまま使用でき、汎用性を高めた構成にできる。更に、半導体光源は光源寿命がキセノンランプ等より格段に長いため、機器のメンテナンスを軽減できる。
以上説明したように、本構成の内視鏡装置によれば、光源の出射光量をパルス点灯制御する光源制御と、撮像素子の電子シャッタのシャッタ速度を制御する撮像制御とを、それぞれ排他的に実施することで、互いに同時に行う場合に生じやすい調光反転現象を回避しつつ、撮像画像の輝度に応じた最適な調光制御と撮像制御を実現でき、常に高画質な内視鏡画像を取得することができる。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 電子シャッタ機能を有する撮像素子が搭載され、被検体の撮像信号を出力する内視鏡スコープと、該内視鏡スコープが接続される制御装置とを有する内視鏡装置であって、
前記内視鏡スコープが、前記電子シャッタのシャッタ速度を制御する撮像制御手段を備え、
前記制御装置が、
半導体光源と、
該半導体光源をパルス点灯駆動して出射光量を制御する光源制御手段と、
前記撮像素子から出力される撮像信号に基づいて被検体像の光量を検出する光量検出手段と、
前記光量検出手段により検出された被検体像の光量に対応する前記シャッタ速度目標値と前記出射光量目標値とをそれぞれ求め、前記シャッタ速度目標値に制御するためのシャッタ速度制御信号を前記撮像制御手段に、前記出射光量目標値に制御するための光源制御信号を前記光源制御手段にそれぞれ出力して、前記撮像素子の露光量を制御する露光制御手段と、
を備え、
前記露光制御手段が、前記被検体像の光量に応じて、前記撮像制御手段によるシャッタ速度制御で前記露光量を制御するシャッタ速度制御と、前記光源制御手段による光源制御で前記露光量を制御する出射光量制御とのいずれかに切り替えて前記露光量を制御する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、検出した被検体像の光量に応じて、シャッタ速度を制御する撮像制御と、光源の出射光量を制御する光源制御とのいずれか一方の制御を施すことにより、被検体像の光量に応じた最適な調光制御と撮像制御を行うことができる。また、撮像制御と光源制御を同時に行う場合に生じやすい調光反転現象を回避しつつ、常に高画質な内視鏡画像を取得することができる。
(2) (1)記載の内視鏡装置であって、
前記シャッタ速度目標値と前記出射光量目標値との関係を、前記被検体像の光量に対応して規定した制御テーブルを格納する記憶手段を備え、
前記露光制御手段が、前記制御テーブルを参照して、前記シャッタ速度制御信号と前記光源制御信号を生成する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、
この内視鏡装置によれば、記憶手段に記憶された制御テーブルを参照することで、光量に応じた露光量制御を迅速に実施でき、制御の応答性を高めることができる。
(3) (1)又は(2)の内視鏡装置であって、
前記露光制御手段が、前記シャッタ速度制御信号を前記撮像制御手段にシリアル伝送し、前記光源制御信号を前記光源制御手段にパラレル伝送する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、シリアル伝送されるシャッタ速度制御信号とパラレル伝送される光源制御信号により、それぞれ制御開始されるタイミングにタイムラグを生じる場合でも、各シャッタ速度制御と光源制御とを同時に行うことがないため、撮像素子の露光量が意図した制御から外れることがない。
(4) (1)〜(3)のいずれか1つの内視鏡装置であって、
前記露光制御手段が、前記出射光量制御を少なくとも前記被検体像の光量の最大領域で実施する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、光量の最大領域で出射光量制御を実施するので、露光量を減少制御する場合に、優先的に光源の光量を低下させることができる。これにより、光源本体や光路から生じる発熱をいち早く抑えることができる。
(5) (1)〜(4)のいずれか1つの内視鏡装置であって、
前記露光制御手段が、前記出射光量制御を少なくとも前記被検体像の光量の最小領域で実施する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、光量の最小領域で出射光量制御を実施するので、光量が小さい場合にシャッタ速度が固定されるため、シャッタ速度が速すぎて動画撮影時の画像がコマ落ちが生じたようになることを防止できる。
(6) (1)〜(5)のいずれか1つの内視鏡装置であって、
前記撮像素子の電子シャッタが、ローリングシャッタ方式である内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、走査ライン毎に露光期間が異なる場合でも、各操作ラインの露光量を適正にすることができる。
(7) (1)〜(6)のいずれか1つの内視鏡装置であって、
前記光源制御手段による前記出射光量制御が、前記被検体像の光量の最大側から順に、
前記電子シャッタによる1フレーム内の露光期間に対し、所定の点灯期間になるまで前記駆動パルスのパルス数を減少させて前記光源の点灯期間を短縮する第1のパルス変調と、
前記第1のパルス変調における所定の点灯期間に対し、所定間隔で前記駆動パルスを間引くことで前記点灯期間内のパルス密度を減少させる第2のパルス変調と、
前記第2のパルス変調において最小パルス数とされた各駆動パルスに対し、パルス幅を減少させる第3のパルス変調と、
を行うものである内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、光量(露光量)の最大側から順に、パルス数を減少させて点灯期間を短縮する第1のパルス変調、パルスを間引いてパルス密度を減少させる第2のパルス変調、パルス幅を減少させる第3のパルス変調を実施することで、光量が大きい場合には光源の点灯期間を短縮する制御が優先されて、撮像画像の画像ボケが抑制され、発熱が低減される。また、光量が小さい場合には所定の点灯期間内にパルスが複数存在するため、フリッカの発生を抑制できる。そして、異なる種類の制御を組み合わせることで、広いダイナミックレンジと、高い調光分解能を確保することができる。
(8) (7)の内視鏡装置であって、
前記光源制御手段が、前記第3のパルス変調時の光量より更に前記被検体像の光量が小さい場合に、前記第3のパルス変調で最小パルス幅とされた各駆動パルスに対し、パルス振幅を減少させる第4のパルス変調を行う内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、パルス振幅を制御することで、最小光量に対する光量制御幅を拡大することができる。
(9) (1)〜(8)のいずれか1つの内視鏡装置であって、
前記半導体光源が、同じスペクトルの光を出射する複数の発光素子を有し、
前記光源制御手段が、前記複数の発光素子を個別にパルス点灯制御する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、複数の発光素子をそれぞれ個別に制御することで、光量調整幅を拡大することができる。
(10) (1)〜(8)のいずれか1つの内視鏡装置であって、
前記半導体光源が、互いに異なるスペクトルの光を出射する複数の発光素子を有し、
前記光源制御手段が、前記複数の発光素子をそれぞれ個別にパルス点灯制御する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、異なるスペクトルの複数の発光素子を個別に制御することで、各スペクトルの光を所望に比率にして出射することができ、この場合にもダイナミックレンジを拡大して調光分解能を高めることができる。
(11) (10)の内視鏡装置であって、
前記半導体光源が、白色光を生成するための白色光用光源と、所定の波長域からなる狭帯域光を生成する狭帯域光用光源と有し、
前記光源制御手段が、前記白色光用光源と前記狭帯域光用光源との出射光量比を変更する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、通常観察用の白色光用光源と、特殊光観察用の狭帯域光用光源との出射光量比を変更することで、通常観察画像と特殊光観察画像とを所望の割合で合成して、所望の内視鏡診断画像を得ることができる。
(12) (11)の内視鏡装置であって、
前記狭帯域光用光源が、中心波長360〜530nmの狭帯域光を出射する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、中心波長360〜530nmの可視短波長域の狭帯域光を用いることで、生体組織表層の毛細血管や微細構造の強調画像を得ることができる。
(13) (11)又は(12)の内視鏡装置であって、
前記白色光用光源が、レーザ光源と、該レーザ光源からの出射光により発光する蛍光体とを備え、前記レーザ光源からの出射光と前記蛍光体からの発光光を混合して所望のスペクトルの照明光を生成する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、光源寿命の長いレーザ光源により高い光量制御性で、白色光等の所望のスペクトルの照明光を安定して得ることができる。
11 内視鏡
13 制御装置
19 光源装置
21 プロセッサ
45 撮像素子
49 撮像制御部
55 撮像信号処理部
57 レーザ光源
59 光ファイバ
61 波長変換部
63 内視鏡制御部
65 光源制御部
67 ヒストグラム作成部
69 測光値算出部
71 目標光量算出部
73 メモリ
75 画像処理部
77a,77b,77c 光源駆動回路
79 コンバイナ
81 カプラ
83 観察モード変更ボタン
100 内視鏡装置

Claims (13)

  1. 電子シャッタ機能を有する撮像素子が搭載され、被検体の撮像信号を出力する内視鏡スコープと、該内視鏡スコープが接続される制御装置とを有する内視鏡装置であって、
    前記内視鏡スコープが、前記電子シャッタのシャッタ速度を制御する撮像制御手段を備え、
    前記制御装置が、
    半導体光源と、
    該半導体光源をパルス点灯駆動して出射光量を制御する光源制御手段と、
    前記撮像素子から出力される撮像信号に基づいて被検体像の光量を検出する光量検出手段と、
    前記光量検出手段により検出された被検体像の光量に対応する前記シャッタ速度目標値と前記出射光量目標値とをそれぞれ求め、前記シャッタ速度目標値に制御するためのシャッタ速度制御信号を前記撮像制御手段に、前記出射光量目標値に制御するための光源制御信号を前記光源制御手段にそれぞれ出力して、前記撮像素子の露光量を制御する露光制御手段と、
    を備え、
    前記露光制御手段が、前記被検体像の光量に応じて、前記撮像制御手段によるシャッタ速度制御で前記露光量を制御するシャッタ速度制御と、前記光源制御手段による光源制御で前記露光量を制御する出射光量制御とのいずれかに切り替えて前記露光量を制御する内視鏡装置。
  2. 請求項1記載の内視鏡装置であって、
    前記シャッタ速度目標値と前記出射光量目標値との関係を、前記被検体像の光量に対応して規定した制御テーブルを格納する記憶手段を備え、
    前記露光制御手段が、前記制御テーブルを参照して、前記シャッタ速度制御のシャッタ速度制御信号と前記光源制御信号を生成する内視鏡装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の内視鏡装置であって、
    前記露光制御手段が、前記シャッタ速度制御信号を前記撮像制御手段にシリアル伝送し、前記光源制御信号を前記光源制御手段にパラレル伝送する内視鏡装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記露光制御手段が、前記撮像素子の目標露光量の少なくとも最大側で前記出射光量制御を実施する内視鏡装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記露光制御手段が、前記撮像素子の目標露光量の少なくとも最小側で前記出射光量制御を実施する内視鏡装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記撮像素子の電子シャッタが、ローリングシャッタ方式である内視鏡装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記光源制御手段による前記出射光量制御が、前記被検体像の光量に応じた光源制御信号を、前記被検体像の光量の最大側から順に、第1のパルス変調、第2のパルス変調、第3のパルス変調の制御を用いて出力するものであり、
    前記第1のパルス変調が、前記電子シャッタによる1フレーム内の露光期間に対し、前記光量の減少に応じて所定の点灯期間になるまで前記駆動パルスのパルス数を減少させて前記光源の点灯期間を短縮する制御であり、
    前記第2のパルス変調が、前記第1のパルス変調における所定の点灯期間に対し、前記光量の減少に応じて所定間隔で前記駆動パルスを間引くことで前記点灯期間内のパルス密度を減少させる制御であり、
    前記第3のパルス変調が、前記第2のパルス変調において最小パルス数とされた各駆動パルスに対し、前記光量の減少に応じてパルス幅を減少させる制御である内視鏡装置。
  8. 請求項7記載の内視鏡装置であって、
    前記光源制御手段が、前記第3のパルス変調時の光量より更に前記被検体像の光量が小さい場合に、前記第3のパルス変調で最小パルス幅とされた各駆動パルスに対し、パルス振幅を減少させる第4のパルス変調を行って前記光源制御信号を出力する内視鏡装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記半導体光源が、同じスペクトルの光を出射する複数の発光素子を有し、
    前記光源制御手段が、前記複数の発光素子を個別にパルス点灯制御する内視鏡装置。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記半導体光源が、互いに異なるスペクトルの光を出射する複数の発光素子を有し、
    前記光源制御手段が、前記複数の発光素子をそれぞれ個別にパルス点灯制御する内視鏡
    装置。
  11. 請求項10記載の内視鏡装置であって、
    前記半導体光源が、白色光を生成するための白色光用光源と、所定の波長域からなる狭帯域光を生成する狭帯域光用光源と有し、
    前記光源制御手段が、前記白色光用光源と前記狭帯域光用光源との出射光量比を変更する内視鏡装置。
  12. 請求項11記載の内視鏡装置であって、
    前記狭帯域光用光源が、中心波長360〜530nmの狭帯域光を出射する内視鏡装置。
  13. 請求項11又は請求項12記載の内視鏡装置であって、
    前記白色光用光源が、レーザ光源と、該レーザ光源からの出射光により発光する蛍光体とを備え、前記レーザ光源からの出射光と前記蛍光体からの発光光を混合して所望のスペクトルの照明光を生成する内視鏡装置。
JP2010251302A 2010-11-09 2010-11-09 内視鏡装置 Active JP5622529B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010251302A JP5622529B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010251302A JP5622529B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 内視鏡装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012100835A JP2012100835A (ja) 2012-05-31
JP2012100835A5 JP2012100835A5 (ja) 2013-07-25
JP5622529B2 true JP5622529B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=46392022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010251302A Active JP5622529B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5622529B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016084163A1 (ja) * 2014-11-26 2016-06-02 オリンパス株式会社 照明装置及び照明装置を備えた内視鏡
WO2016084201A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 オリンパス株式会社 内視鏡装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6404318B2 (ja) * 2013-03-15 2018-10-10 デピュイ・シンセス・プロダクツ・インコーポレイテッド レーザーパルスの積算光エネルギー制御
JPWO2017047166A1 (ja) * 2015-09-15 2017-09-14 オリンパス株式会社 内視鏡装置及びビデオプロセッサ
JP2017170064A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 ソニー株式会社 画像解析装置、画像解析方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3752272B2 (ja) * 1995-07-07 2006-03-08 オリンパス株式会社 電子内視鏡装置
JP3696005B2 (ja) * 1999-10-14 2005-09-14 オリンパス株式会社 電子内視鏡装置
AU2006209044A1 (en) * 2005-01-27 2006-08-03 Super Dimension Ltd. Endoscope with miniature imaging arrangement
JP2006218104A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Olympus Corp 手術用顕微鏡
JP4504324B2 (ja) * 2005-05-13 2010-07-14 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 生体観測装置
JP2008264514A (ja) * 2007-03-23 2008-11-06 Hoya Corp 内視鏡用光源装置
JP2009056248A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Fujifilm Corp 光源装置、および光源装置の駆動制御方法、並びに内視鏡
JP2009131324A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Hoya Corp フィールドシーケンシャル撮像表示システム
JP2010042153A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Fujifilm Corp 照明装置およびこれを用いた内視鏡
JP5225146B2 (ja) * 2009-02-24 2013-07-03 Hoya株式会社 診断用医療機器用の自動調光処理装置、診断用医療機器用の画像信号処理装置、及び医療用システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016084163A1 (ja) * 2014-11-26 2016-06-02 オリンパス株式会社 照明装置及び照明装置を備えた内視鏡
JPWO2016084163A1 (ja) * 2014-11-26 2017-09-28 オリンパス株式会社 照明装置及び照明装置を備えた内視鏡
WO2016084201A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 オリンパス株式会社 内視鏡装置
JPWO2016084201A1 (ja) * 2014-11-27 2017-09-28 オリンパス株式会社 内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012100835A (ja) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5431294B2 (ja) 内視鏡装置
US10194789B2 (en) Rolling shutter imaging device and endoscope apparatus including the same
JP5292379B2 (ja) 内視鏡装置
JP6318206B2 (ja) 撮像装置
WO2013146311A1 (ja) 撮像装置、及びこれを備える内視鏡装置
JP2013048792A (ja) 内視鏡装置
WO2014028758A1 (en) Endoscopic camera illumination system and method
JP5622529B2 (ja) 内視鏡装置
JP6180612B2 (ja) 内視鏡装置
JP2012223376A (ja) 照明用発光ダイオードの制御回路、制御方法及びそれを用いた電子内視鏡装置
JP6461742B2 (ja) 内視鏡システム及び内視鏡システムの作動方法
JP7224985B2 (ja) 医療用光源装置及び医療用観察システム
JP5694492B2 (ja) 内視鏡装置
JP6353962B2 (ja) 内視鏡装置
JP2016005804A (ja) 内視鏡装置
JP6046854B2 (ja) 内視鏡装置
JP5816765B2 (ja) 内視鏡装置
JP5470224B2 (ja) 内視鏡装置
WO2013146858A1 (ja) 撮像装置、及びこれを備える内視鏡装置
JP6630777B2 (ja) 内視鏡装置
JP2015154936A (ja) 内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130611

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140826

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5622529

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250