JP5470224B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5470224B2
JP5470224B2 JP2010252263A JP2010252263A JP5470224B2 JP 5470224 B2 JP5470224 B2 JP 5470224B2 JP 2010252263 A JP2010252263 A JP 2010252263A JP 2010252263 A JP2010252263 A JP 2010252263A JP 5470224 B2 JP5470224 B2 JP 5470224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
light
pulse
light source
endoscope apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010252263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012100887A (ja
JP2012100887A5 (ja
Inventor
康宏 瀬戸
孝之 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2010252263A priority Critical patent/JP5470224B2/ja
Publication of JP2012100887A publication Critical patent/JP2012100887A/ja
Publication of JP2012100887A5 publication Critical patent/JP2012100887A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5470224B2 publication Critical patent/JP5470224B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
体腔内の組織を観察する内視鏡装置が広く知られている。一般的な内視鏡装置は、キセノンランプ等の白色光源から出射された白色光を、ライトガイドを通じて体腔内の被観察領域に照明光として供給し、その白色光の照射によって被観察領域からの反射光に基づく像を撮像素子により撮像して観察画像を生成する構成となっている。また近年になって、生体組織に特定波長の狭帯域光を照射して、組織表層の毛細血管や微細構造を観察する狭帯域光観察、或いは自家蛍光、薬剤蛍光による蛍光観察等の特殊光を用いた観察モードを有する内視鏡装置も利用されつつある。
特殊光を照射する内視鏡装置の光源としては、キセノンランプ等の白色光源からの光を、フィルタを通すことで所望の波長帯域の光を取り出す構成の他、レーザ光源や発光ダイオード等の半導体発光素子からの発光波長をそのまま利用する構成がある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−319115号公報
ところで、キセノンランプ等の白色光源からの光はシャッタによって光量制御できるが、レーザ光源や発光ダイオード等の半導体発光素子からの光は電流値制御によって光量制御すると、環境温度等の影響を受けて出射光が不安定となる。そこで、パルス制御によって光量制御することで安定的な光量制御が可能となる。しかし、半導体発光素子をパルス点灯駆動すると、特定の周波数では人間の視覚に照明光が強いちらつき(フリッカ)となり、特に閉鎖された暗所では操作者や患者にとって非常に不快となる。
本発明は、照明光にフリッカを生じさせず、高い光量分解能を確保して高精度に光量制御が可能な内視鏡装置を提供することを目的とする。
本発明は下記構成からなる。
内視鏡挿入部の先端から所望の光量の照明光を出射する内視鏡装置であって、前記照明光を生成する複数の半導体光源と、入力された目標光量に応じてパルス密度の変調された駆動パルスにより、前記半導体光源をパルス点灯駆動する光源制御手段と、を備え、前記光源制御手段は、前記複数の半導体光源をそれぞれパルス点灯制御する第1の制御から、少なくとも前記目標光量が、前記駆動パルスの隣接するパルス間隔がフリッカ発生光量となる場合に、1つの半導体光源だけを点灯し、該1つの半導体光源を増加させた点灯周波数でパルス点灯制御する第2の制御に切り替える内視鏡装置。
本発明の内視鏡装置によれば、照明光にフリッカを生じさせず、高い光量分解能を確保して高精度に光量制御することが可能となる。
本発明の実施形態を説明するための図で、内視鏡及び内視鏡が接続される各装置を表す内視鏡装置の構成図である。 内視鏡装置の具体的な構成例を示す外観図である。 内視鏡挿入部の先端の斜視図である。 光源装置からの出射光により生成される照明光のスペクトルを示すグラフである。 制御切り替え前後におけるそれぞれの半導体光源の出射光量と制御量との相関を示すグラフである。 制御切り替え前後における光量と制御値との相関を変調方法の種別と共に表したグラフである。 駆動パルスの制御例のタイミングチャートである。 半導体光源が発光ダイオードからなる変形例の要部構成図である。 発光ダイオードが内視鏡挿入部の先端に配置された変形例の要部構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、内視鏡及び内視鏡が接続される各装置を表す内視鏡装置の構成図、図2は内視鏡装置の具体的な構成例を示す外観図である。
内視鏡装置100は、図1に示すように、内視鏡11と、制御装置13と、モニタ等の表示部15と、制御装置13に情報を入力するキーボードやマウス等の入力部17とを備えている。制御装置13は、光源装置19と、撮像画像の信号処理を行うプロセッサ23とを有して構成される。
内視鏡11は、本体操作部25と、この本体操作部25に連設され被検体(体腔)内に挿入される内視鏡挿入部27とを備える。本体操作部25には、ユニバーサルケーブル29が接続され、このユニバーサルケーブル29の先端は、光源装置19にライトガイドコネクタ31を介して接続され、また、ビデオコネクタ33を介してプロセッサ23に接続されている。
図2に示すように、内視鏡11の本体操作部25には、内視鏡挿入部27の先端35で吸引、送気、送水を実施するためのボタンや、撮像時のシャッタボタン等の操作ボタン37が併設されるとともに、一対のアングルノブ39が設けられている。内視鏡挿入部27は、本体操作部25側から順に軟性部41、湾曲部43、及び内視鏡挿入部27の先端35で構成され、湾曲部43は、本体操作部25のアングルノブ39を回動することによって遠隔的に湾曲操作される。これにより、内視鏡挿入部27の先端35を所望の方向に向けることができる。
図3は内視鏡挿入部27の先端35の斜視図である。
内視鏡挿入部27の先端35には、撮像光学系の観察窓45と、照明光学系の光照射窓47が配置され、光照射窓47から照射される照明光による被検体からの反射光を、観察窓45を通じて撮像素子49により撮像するようになっている。撮像された観察画像は、プロセッサ23に接続された表示部15に表示される。また、内視鏡挿入部27の先端35には、処置時に体液等を吸引する吸引機構の一部であり、かつ鉗子を始めとする処置具等を挿通する鉗子口51が開口される。更に、観察窓45の汚れを洗浄するための送気・送水機構の一部である送気送水開口部53が設けられている。
ここで、撮像光学系は、CCD(charge coupled device)型イメージセンサや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の撮像素子49と、撮像素子49に観察像を結像させるレンズ等の光学部材55とを有する。撮像素子49の受光面に結像されて取り込まれる観察像は、電気信号に変換されて信号ケーブル57を通じてプロセッサ23の撮像信号処理部59に入力され、撮像信号処理部59で映像信号に変換される。なお、撮像信号処理部59は、撮像素子49から出力される撮像信号に基づいて被検体像の光量を検出する光量検出手段として機能する。
プロセッサ23には内視鏡制御部61が設けられる。内視鏡制御部61は、撮像信号や各種情報を保存する記憶手段としてのメモリ63と接続され、撮像信号処理部59から出力される画像データを画像処理部65により適宜な画像処理を施して、表示部15に映出する。また、図示しないLAN等のネットワークに接続されて画像データを含む情報を配信する等、内視鏡装置100の全体を制御する。
一方、照明光学系は、半導体発光素子からなる半導体光源67を有する光源装置19と、光源装置19に接続される光ファイバ69と、光ファイバ69の光出射端に配置された波長変換部71と、光源制御手段である光源制御部73とを有する。光ファイバ69は、半導体光源67から出射されるレーザ光を内視鏡挿入部27の先端35へ導く。内視鏡挿入部27の先端35に導かれたレーザ光は、波長変換部71からの発光とレーザ光とが合成された白色照明光を発生させる。波長変換部71は、レーザ光により励起発光する蛍光体を含んで構成される。半導体光源67は、内視鏡制御部61からの指令に基づく光源制御部73からの駆動信号を受けて、所望の強度の光を出射する。つまり、内視鏡制御部61は、半導体光源67の光源制御と撮像素子49の制御を行って、撮像素子49の光量を制御する光量光制御手段として機能する。
波長変換部71は、半導体光源67から出射されるレーザ光の一部を吸収して緑色〜黄色に励起発光する複数種の蛍光体(例えばYAG系蛍光体、或いはBAM(BaMgAl10O37)等を含む蛍光体等)を含んで構成される。これにより、半導体光源67からのレーザ光と、このレーザ光が波長変換された緑色〜黄色の励起光とが合波されて、白色光が生成される。
本構成例の光源装置19における半導体光源67は、中心波長445nmのレーザ光源LD1と、同じく中心波長445nmの白色光用光源であるレーザ光源LD2と、中心波長405nmの狭帯域光用光源であるレーザ光源LD3とを有している。それぞれのレーザ光源LD1,LD2,LD3は、それぞれが個別に制御される。レーザ光源LD1,LD2,LD3からの出射光は、コンバイナ75で合波された後、カプラ77で光ファイバ69に分波され、内視鏡挿入部27の先端35に配置された波長変換部71に出射される。
この光源装置19からの出射光により生成される照明光のスペクトルを図4に示した。レーザ光源LD1,LD2は、中心波長445nmの同じスペクトルのレーザ光を出射し、波長変換部71の蛍光体を励起発光させて上記した緑色〜黄色の蛍光を発生させる。この中心波長445nmの青色光と蛍光体からの蛍光は、互いに混合されることで白色光となり、白色照明光として供される。
また、レーザ光源LD3は、中心波長405nmのレーザ光を出射する。波長変換部71からは僅かに蛍光が発生するが、出射光の殆どが波長変換部71を透過する。これにより、紫色の狭帯域光が生成されて照明光として供される。これらレーザ光源LD1,LD2,LD3からの光は、内視鏡挿入部27の先端35の複数箇所に配置された光照射窓47から、それぞれ等しい光量で出射される。
次に、上記構成の内視鏡装置100が半導体光源67の発光強度を増減制御する手順を説明する。
図5は制御切り替え前後におけるそれぞれの半導体光源67の出射光量と制御量との相関を示すグラフである。
内視鏡装置100は、上記のように照明光を生成する複数の半導体光源67と、入力された目標光量に応じてパルス密度の変調された駆動パルスにより、半導体光源67をパルス点灯駆動する光源制御部73と、を備える。光源制御部73は、複数の半導体光源67をそれぞれパルス点灯制御する第1の制御から、少なくとも目標光量が、駆動パルスの隣接するパルス間隔がフリッカ発生光量となる場合に、1つの半導体光源67だけを点灯し、1つの半導体光源67を増加させた点灯周波数でパルス点灯制御する第2の制御に切り替える。本構成では、図5に示すように、フリッカ発生光量となると、レーザ光源LD2が消灯され、レーザ光源LD1が増加された点灯周波数で出射光量が増してパルス点灯制御がなされる。
光源制御部73が、第1の制御と第2の制御とを切り替える際、第1の制御による複数の半導体光源67の駆動パルスのパルス密度の合計と、第2の制御による駆動パルスのパルス密度とが互いに等しくされる。これにより、複数の半導体光源67を駆動する第1の制御から1つの半導体光源67を駆動する第2の制御へ切り替えが行われるとき、切り替えの前後でのパルス密度が等しくなり、明暗落差のないリニアな減光が可能となっている。
図6に制御切り替え前後における光量と制御値との相関を変調方法の種別と共に表したグラフを示した。
光源制御部73が、第1の制御と第2の制御とを切り替える光量は、フリッカ発生光量P1より所定量大きい光量P2に設定されることが好ましい。第2の制御への切り替え光量が、人間の視覚にちらつき(フリッカ)となる手前で行われ、ちらつきが余裕をもって確実に抑止される。
ここで、フリッカ発生光量は、駆動パルスの隣接するパルス間隔が16.6ms以上となったときの光量とすることが好ましい。駆動パルスの隣接するパルス間隔(図6に示すパルス間隔T)が、人間の視覚にちらつき(フリッカ)となる60Hzに相当するパルス間隔16.6ms以上となる場合に、光源制御部73は第2の制御に切り替え、1つの半導体光源67だけが点灯して点灯周波数が増加される。これにより、フリッカの発生が確実になくなる。
プロセッサ23に設けた撮像信号処理部59は、プロセッサ23に接続された内視鏡11の撮像素子49が出力するRAWデータ(生画像の情報)を受け取り、このRAWデータに応じた最適な照明光量となるように、光源制御部73に半導体光源67を制御する制御信号を出力する。
撮像素子49から出力されるRAWデータは、撮像信号処理部59に入力される。入力されたRAWデータには、対応する光量のヒストグラムが作成される。撮像信号処理部59は、入力されたヒストグラムと、各種の測光モード(ピーク値、平均値等)により求めた明るさ検出値とに基づいて測光値を算出し、その算出された測光値に応じて次フレームの目標光量を求める。ここで、目標光量は、キセノンランプ等の白色光源の絞り値に相当する値である。この目標光量は例えば12bit階調(0〜4096)で表現される。
目標光量は、半導体光源67における発光量の信号に変換される。図1に示す光源制御部73は、半導体光源67の発光量を駆動パルスによってパルス点灯制御する。駆動パルスは、光源制御部73で生成されて半導体光源67に入力される。駆動パルスの制御は、パルス密度制御(PDM:Pulse Density Modulation)と、パルス幅制御(PWM:Pulse Width Modulation)と、電流値制御との3種類の制御を用いる。
図7に駆動パルスの制御例のタイミングチャートを示した。
パルス点灯制御の最大光量は、垂直同期信号により規定される画像の1フレーム全期間を点灯させる駆動パルス[1]としている。駆動パルス[1]の最大光量時から光量を減少させる場合、光量の大きい順に、第1のパルス変調領域でPDM制御、第2のパルス変調領域でPWM制御、第3のパルス変調領域で電流値制御を行い、光量を徐々に減少させる。
まず、1フレーム内の光量に対し、駆動パルス[2]に示すように、PDM制御により駆動パルスを間引く処理を行う。このPDM制御においては、所定間隔で駆動パルスを間引くことで点灯期間内のパルス密度を減少させる。
そして、駆動パルス[3]に示すように、駆動パルスのパルス間隔が間引き限界に達するまで、即ち、駆動パルスが所定の最小パルス密度となるまでPDM制御を行う。
次に、駆動パルス[4]に示すように、駆動パルスが所定の最小パルス数となった後は、PWM制御により駆動パルスのパルス幅を減少させる。そして、駆動パルス[5]に示すように、駆動パルスのパルス幅がPWM制御限界に達するまで、即ち、所定の最小パルス幅になるまでPWM制御を行う。
次に、駆動パルス[6]に示すように、駆動パルスが所定の最小パルス幅となった後は、駆動電流を小さくする。即ち、最小パルス幅とされた各駆動パルスに対し、パルス振幅を一律に減少させる。
上記の最大光量から最小光量までの各光量に対する制御パラメータ情報の内容を図6及び表1に纏めて示した。図6及び表1に示す制御パラメータの情報は、図1に示すメモリ63に記憶され、内視鏡制御部61から随時参照されて所望の駆動パルスが生成される。
内視鏡装置100は、任意の目標光量に対する半導体光源67の駆動パルスをパルス密度の変調に基づいて定めた制御パラメータ情報を記憶する上記のメモリ63を備える。光源制御部73は、入力された目標光量に応じた駆動パルスを制御パラメータ情報を参照して求め、求めた駆動パルスにより半導体光源67をパルス点灯駆動する。メモリ63は、半導体光源67の駆動パルスを、パルス密度の変調に基づいて定めた制御パラメータ情報にて記憶する。光源制御部73は、入力された任意の目標光量に応じた制御パラメータ情報を参照して求め、その制御パラメータ情報で半導体光源67をパルス点灯駆動することで、所定の駆動パルスを得る。
Figure 0005470224
このように、光量を減少制御する際、最大光量から最初にPDM制御を行うことで、半導体光源67の非点灯時間が長くなり、連続点灯する場合と比較して、光源自体や光路上の各光学部材55の発熱を低減する効果が得られる。
PDM制御の下限であるパルス数(上記例では16パルス)は、PDM制御による調光分解能が粗くなることを防止することができる。
駆動パルスの間引き限界までPDM制御し、更に目標光量を減少させる際にPDM制御からPWM制御に切り替える。このPWM制御では、各駆動パルスそれぞれのデューティ比を変更することで、間引き限界より低光量域における光量をより細かに調整でき、調光分解能が向上する。
ところで、半導体光源67をパルス点灯制御する際、半導体光源67はスペックルノイズによる照明ムラが生じるが、このスペックルノイズは高周波変調駆動により低減できる。本制御例では常時のパルス駆動をしており、十分なスペックルノイズ低減効果を得るために、PWM制御におけるデューティ比は95%を上限としている。
デューティ比の下限値については、次の通りである。即ち、実際のレーザ光は駆動の立ち上がり信号に忠実に追随することができず、ある程度の遅れ成分を有して立ち上がる。また、立下り時も同様に遅れ成分を有する。そのため、駆動パルスが極端に狭い狭幅パルスであると目標値に到達する前に立ち下がることが予想されるので、PWM制御が正確に行えるデューティ比の下限値として、7.8%を設定している。
そして、光量制御の最小光量側となる最小パルス範囲で駆動パルスの電流値制御を行うことにより、高精度な光量制御が可能となる。即ち、設定する光量制御値に1.0〜0.2の係数値を乗じて出射光量を減少させる。半導体光源67は、発光素子自身の発熱状態によって発光開始電流値が微妙にずれて発光量制御の精度に影響するため、発光量、発熱量の大きい最多パルス範囲で電流値を変更することは好ましくない。しかし、発光量の小さい最少パルス範囲では、駆動パルスの電流値が小さくて済み、発光素子自身の発熱も安定している。このため、電流値制御を微小発光領域でのみ使用することで、高精度な光量制御が可能となる。
上記のPDM制御、PWM制御、電流値制御は、目標光量に応じて切り替えられ、いずれか1つの制御が他の制御と排他的に使用される。制御可能な光量のダイナミックレンジは、PDM制御においては最大値2000〜最小値16の範囲で125:1、PWM制御においては最大値95%〜最小値7.8%の範囲で12.2:1、電流値制御においては、最大値1〜最小値0.2の範囲で5:1となる。よって、各制御を組み合わせることで、制御可能なダイナミックレンジは7625:1となる。
上記と同等のダイナミックレンジと調光分解能をPDM制御だけで実現する場合、パルス周波数は約7.3MHz(60Hz×7625×16)となり、半導体光源67の高速な駆動回路が必要となる。また、同様にPWM制御だけで実現する場合は、約0.068ns(1/(120k×7625×16)のパルス幅制御分解能となり、約15GHzで動作する制御回路が必要となる。このように、PDM単独、PWM単独で光量制御する方法に対し、各調光領域に応じてPDM制御、電流値制御を選択して制御することで、半導体光源67の駆動装置を大幅に簡略化することができる。
以上のように、上記構成を有する内視鏡装置100では、目標光量がフリッカ発生光量に設定された場合に、複数の半導体光源67をそれぞれパルス点灯駆動する第1の制御から1つの半導体光源67だけでパルス点灯制御する第2の制御に切り替え、点灯周波数を増加させることで、フリッカの発生をなくすことができる。
光源制御部73は、目標光量の高い順に、所定間隔で駆動パルスを間引くことで点灯期間内のパルス密度を減少させる第1のパルス変調制御と、第1のパルス変調制御において最小パルス数とされた各駆動パルスに対し、パルス幅を減少させる第2のパルス変調制御と、を実施する。光量の高いときには、減光効果の大きい駆動パルスの間引きが実施され、減光幅が大きく確保される。第1のパルス変調制御において最小パルス数に到達したなら、駆動パルスの間引きは止め、その最小パルス数からは、パルス幅を減少させる第2のパルス変調制御が実施される。そして、これら減光制御は、主に第1のパルス変調制御であるPDMによってなされるが、少ない光量の制御レンジにおいては少量ずつを微少制御可能な第2のパルス変調制御であるPWMによってなされることになる。
なお、内視鏡制御部61は、撮像素子49からのRAWデータと各種測光モードによる明るさを検出して、次フレームの目標光量を算出する。算出した目標光量は、個々の半導体光源67の発光制御値を求める際に、以下の点を考慮して発光量を設定することが好ましい。
[1]全体光量制限
半導体光源67を検温し、その結果が規定温度を超える場合には、目標とする光量制御値から所定値を減じる補正制御を行う。逆に正常温度範囲であった場合は、減少制御された光量制御値に所定値を加えて、補正前の目標光量制御値に戻す。この補正制御は、内視鏡挿入部27の先端35の発熱を制限するために行う。
[2]光学部品の個体差補正
光学部品の機種差の補正を目的とし、装置全体の光量制御後における各半導体光源67の光量制御値に、その半導体光源67に対応した係数をそれぞれ乗算する。ただし、全体光量は一定に維持するため、各係数の総和が一定値となるように係数を設定する。本構成ではコンバイナ75を用いているため、この補正は不要であるが、複数の半導体光源67から個別に光照射する場合には光量制御値を補正する。
[3]レーザ光源発光比率
内視鏡11の観察モードに対応して各半導体光源67の発光比率を設定するため、表2に示す係数を光量制御値に乗算する。なお、観察モードは、例えば図1に示す本体操作部25の操作ボタン37の一つである図2に示す観察モード変更ボタン37aの押下により、制御部が切り替える。
Figure 0005470224
同じスペクトルの光を出射するレーザ光源LD1,LD2のみ点灯させ、光源制御部73と協働して白色光を生成する白色発光モードは、白色光の照射により患部を観察する通常観察を行うモードである。
血管強調モードは、白色光と中心波長405nmの狭帯域光とを照射して、白色光の照射により得られる明るい通常画像と、中心波長405nmの狭帯域光照明により得られる血管像とを合成して、血管像を選択的に強調した診断画像を提供するモードである。このモードでは、遠景観察でも血管が見やすい画像を生成できる。
微細血管モードは、中心波長405nmの狭帯域光照明によって組織表層の毛細血管や微細構造が強調された画像を提供するモードである。
上記の各モードにおいては、光源毎に目標光量の補正を行い、その後、各半導体光源67を駆動する際、目標光量の大きい順に、前述したPDM制御、PWM制御、電流値制御を行って駆動パルスを生成し、各半導体光源67をパルス点灯制御する。
白色発光モードにおいては、白色照明光生成用のレーザ光源LD1,LD2を同じ比率で光量制御し、双方の光源からの合計光量が目標光量になるようにする(高輝度領域の場合)。
目標光量が低い場合には、前述したように、2つのレーザ光源LD1,LD2のうち一方のレーザ光源のみを点灯させ、他方は消灯させる1灯方式の制御を行うことで、フリッカの発生を防止しつつ、光量制御幅を拡大することができる。
血管強調モードにおいては、3つのレーザ光源LD1,LD2,LD3を同じ比率で光量制御し、各光源からの合計光量が目標光量になるようにする。
微細血管モードにおいては、異なるスペクトルのレーザ光源を所定の出射光量比で点灯するが、この出射光量比の設定は駆動電流を増減制御することで調整する。そして、この設定された出射光量比を保持したまま、前述のPDM制御、PWM制御、電流値制御を行う。これにより、一旦設定された出射光量比が駆動パルスの光量制御によって乱れることなく、つまり、出射光の波長を一定に保持しつつ光量のみを増減制御することができる。また、電子シャッタ制御と各観察モードとの連動が容易となる利点もあり、スムーズな光量制御が可能となる。
次に、上記構成の変形例を説明する。
図8は半導体光源67が発光ダイオード79からなる変形例の要部構成図である。
内視鏡装置100は、半導体光源67が、上記のレーザ光源LD1,LD2,LD3に代えて、発光ダイオード79であってもよい。発光ダイオード79からの出射光は集光レンズ81にて平行光となって光ファイバ69に入射される。
この変形例によれば、発光ダイオード79を用いることにより、半導体光源67がレーザ光源である場合に比べ、発熱が抑止され、消費電力も低減される。
図9は発光ダイオード79が内視鏡挿入部27の先端35に配置された変形例の要部構成図である。
内視鏡装置100は、複数の発光ダイオード79が、内視鏡挿入部27の先端35に配置された構成とすることができる。発光ダイオード79は、駆動制御配線83にて光源制御部73に接続される。
この変形例によれば、レーザ光源LD1,LD2,LD3から光を内視鏡挿入部27の先端35まで導光するための光ファイバ69やライトガイドが不要となる。光ファイバ69が不要となるので内視鏡挿入部27の細径化が可能となる。
したがって、上記内視鏡装置100によれば、照明光にフリッカを生じさせず、高い光量分解能を確保して高精度に光量制御することが可能となる。
また、内視鏡装置100によれば、半導体光源67が、レーザ光源からの出射光と蛍光体からの発光光を混合して所望の照明光を生成する。特定波長単独の照射ではさほど目立たないちらつきであっても、蛍光体からの発光光を混合した白色光の場合にはちらつきが格段に目立つようになるが、このような白色照明光に本構成が適用されることにより、ちらつきのより効果的な抑止が可能となっている。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 内視鏡挿入部の先端から所望の光量の照明光を出射する内視鏡装置であって、前記照明光を生成する複数の半導体光源と、入力された目標光量に応じてパルス密度の変調された駆動パルスにより、前記半導体光源をパルス点灯駆動する光源制御手段と、を備え、前記光源制御手段は、前記複数の半導体光源をそれぞれパルス点灯制御する第1の制御から、少なくとも前記目標光量が、前記駆動パルスの隣接するパルス間隔がフリッカ発生光量となる場合に、1つの半導体光源だけを点灯し、該1つの半導体光源を増加させた点灯周波数でパルス点灯制御する第2の制御に切り替える内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、目標光量がフリッカ発生光量に設定された場合に、複数の半導体光源をそれぞれパルス点灯駆動する第1の制御から1つの半導体光源だけでパルス点灯制御する第2の制御に切り替え、点灯周波数を増加させることで、フリッカの発生をなくすことができる。
(2) (1)の内視鏡装置であって、フリッカ発生光量となる場合の前記駆動パルスの隣接するパルス間隔が16.6ms以上である内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、駆動パルスの隣接するパルス間隔が、人間の視覚にちらつき(フリッカ)となる16.6ms以上で、第2の制御に切り替えられ、1つの半導体光源だけが点灯して点灯周波数が増加されることで、フリッカの発生がなくなる。
(3) (1)又は(2)の内視鏡装置であって、前記光源制御手段が、前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替える際、前記第1の制御による前記複数の半導体光源の駆動パルスのパルス密度の合計と、前記第2の制御による前記駆動パルスのパルス密度とが互いに等しくされた内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、複数の半導体光源を駆動する第1の制御から1つの半導体光源を駆動する第2の制御へ切り替えが行われるとき、切り替えの前後でのパルス密度が等しくなり、明暗落差のないリニアな減光が可能となる。
(4) (1)〜(3)のいずれか1つの内視鏡装置であって、前記光源制御手段が、前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替える光量を、前記フリッカ発生光量より所定量大きい光量に設定する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、第2の制御への切り替え光量が、人間の視覚にちらつき(フリッカ)となる手前で行われ、ちらつきが余裕をもって確実に抑止される。
(5) (1)〜(4)のいずれか1つの内視鏡装置であって、前記光源制御手段が、前記目標光量の高い順に、所定間隔で前記駆動パルスを間引くことで点灯期間内のパルス密度を減少させる第1のパルス変調制御と、前記第1のパルス変調制御において最小パルス数とされた各駆動パルスに対し、パルス幅を減少させる第2のパルス変調制御と、を実施する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、光量の高いときには、減光効果の大きい駆動パルスの間引きが実施され、減光幅が大きく確保される。第1のパルス変調制御において最小パルス数に到達したなら、駆動パルスの間引きは止め、その最小パルス数からは、パルス幅を減少させる第2のパルス変調制御が実施される。なお、これら減光制御は、主に第1のパルス変調制御であるPDMによってなされるが、少ない光量の制御レンジにおいては少量ずつを微少制御可能な第2のパルス変調制御であるPWMによってなされる。
(6) (5)の内視鏡装置であって、任意の目標光量に対する前記半導体光源の駆動パルスをパルス密度の変調に基づいて定めた制御パラメータ情報を記憶する記憶手段を備え、前記光源制御手段が、入力された目標光量に応じた駆動パルスを前記制御パラメータ情報を参照して求め、該求めた駆動パルスにより前記半導体光源をパルス点灯駆動する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、記憶手段が、半導体光源の駆動パルスを、パルス密度の変調に基づいて定めた制御パラメータ情報にて記憶する。光源制御手段は、入力された任意の目標光量に応じた制御パラメータ情報を参照して求め、その制御パラメータ情報で半導体光源をパルス点灯駆動することで、所定の駆動パルスを得る。
(7) (1)〜(6)のいずれか1つの内視鏡装置であって、前記半導体光源が、レーザ光源と、該レーザ光源からの出射光により発光する蛍光体とを備え、前記レーザ光源からの出射光と前記蛍光体からの発光光を混合して所望の照明光を生成する内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、特定波長単独の照射ではさほど目立たないちらつきであっても、蛍光体からの発光光を混合した白色光の場合にはちらつきが格段に目立つようになるが、このような白色照明光に本構成が適用されることにより、ちらつきのより効果的な抑止が可能となる。
(8) (1)〜(6)のいずれか1つの内視鏡装置であって、前記半導体光源が、発光ダイオードからなる内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、半導体光源がレーザ光源である場合に比べ、発熱が抑止され、消費電力も低減される。
(9) (8)の内視鏡装置であって、複数の前記発光ダイオードが、内視鏡挿入部の先端に配置された内視鏡装置。
この内視鏡装置によれば、レーザ光源から光を内視鏡挿入部の先端まで導光するための光ファイバが不要となる。光ファイバが不要となるので内視鏡挿入部の細径化が可能となる。
27 内視鏡挿入部
35 内視鏡挿入部の先端
63 メモリ(記憶手段)
67 半導体光源
73 光源制御部(光源制御手段)
79 発光ダイオード
100 内視鏡装置
LD1,LD2,LD3 レーザ光源

Claims (9)

  1. 内視鏡挿入部の先端から所望の光量の照明光を出射する内視鏡装置であって、
    前記照明光を生成する複数の半導体光源と、
    入力された目標光量に応じてパルス密度の変調された駆動パルスにより、前記半導体光源をパルス点灯駆動する光源制御手段と、
    を備え、
    前記光源制御手段は、
    少なくとも前記目標光量が、前記駆動パルスの隣接するパルス間隔がフリッカ発生光量となる場合に、前記複数の半導体光源をそれぞれ同じ駆動パルスでパルス点灯制御する第1の制御から、
    1つの半導体光源だけを点灯し、該1つの半導体光源を、前記駆動パルスの点灯周波数より増加させた点灯周波数でパルス点灯制御する第2の制御に切り替える内視鏡装置。
  2. 請求項1記載の内視鏡装置であって、
    フリッカ発生光量となる場合の前記駆動パルスの隣接するパルス間隔が16.6ms以上である内視鏡装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の内視鏡装置であって、
    前記光源制御手段が、前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替える際、
    前記第1の制御による前記複数の半導体光源の駆動パルスのパルス密度の合計と、前記第2の制御による前記駆動パルスのパルス密度とが互いに等しくされた内視鏡装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記光源制御手段が、前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替える光量を、前記フリッカ発生光量より所定量大きい光量に設定する内視鏡装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記光源制御手段が、前記目標光量に応じた駆動パルスを、前記目標光量の大きい順に、第1のパルス変調制御、第2のパルス変調制御を用いて生成するものであり、
    前記第1のパルス変調制御が、前記目標光量の減少に応じて、所定間隔で前記駆動パルスを間引くことで点灯期間内のパルス密度を減少させる制御であり、
    前記第2のパルス変調制御が、前記第1のパルス変調制御において最小パルス数とされた各駆動パルスに対し、前記目標光量の減少に応じて、パルス幅を減少させる制御である内視鏡装置。
  6. 請求項5記載の内視鏡装置であって、
    任意の目標光量に対する前記半導体光源の駆動パルスをパルス密度の変調に基づいて定めた制御パラメータ情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記光源制御手段が、入力された目標光量に応じた駆動パルスを前記制御パラメータ情報を参照して求め、該求めた駆動パルスにより前記半導体光源をパルス点灯駆動する内視鏡装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記半導体光源が、レーザ光源と、該レーザ光源からの出射光により発光する蛍光体とを備え、前記レーザ光源からの出射光と前記蛍光体からの発光光を混合して所望の照明光を生成する内視鏡装置。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記半導体光源が、発光ダイオードからなる内視鏡装置。
  9. 請求項8記載の内視鏡装置であって、
    複数の前記発光ダイオードが、内視鏡挿入部の先端に配置された内視鏡装置。
JP2010252263A 2010-11-10 2010-11-10 内視鏡装置 Active JP5470224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010252263A JP5470224B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010252263A JP5470224B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 内視鏡装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012100887A JP2012100887A (ja) 2012-05-31
JP2012100887A5 JP2012100887A5 (ja) 2013-07-25
JP5470224B2 true JP5470224B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=46392057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010252263A Active JP5470224B2 (ja) 2010-11-10 2010-11-10 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5470224B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2776481T3 (es) * 2012-10-01 2020-07-30 Hoffmann La Roche Módulo de fuente de luz y procedimiento para modificar un instrumento analítico para analizar una muestra
JP2014171511A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Olympus Corp 被検体観察システム及びその方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4459709B2 (ja) * 2004-05-10 2010-04-28 Hoya株式会社 蛍光観察内視鏡装置
JP2007044245A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Pentax Corp 内視鏡装置
JP2007294169A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toshiba Lighting & Technology Corp Led照明装置
JP4943891B2 (ja) * 2007-02-23 2012-05-30 パナソニック株式会社 調光装置とそれを用いた照明器具
JP5009651B2 (ja) * 2007-03-08 2012-08-22 ローム株式会社 照明装置
JP2009056248A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Fujifilm Corp 光源装置、および光源装置の駆動制御方法、並びに内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012100887A (ja) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5431294B2 (ja) 内視鏡装置
JP5292379B2 (ja) 内視鏡装置
JP5709691B2 (ja) 内視鏡装置
US10194789B2 (en) Rolling shutter imaging device and endoscope apparatus including the same
JP2013048792A (ja) 内視鏡装置
JP6180612B2 (ja) 内視鏡装置
JP2010042153A (ja) 照明装置およびこれを用いた内視鏡
JP5622529B2 (ja) 内視鏡装置
JP5470224B2 (ja) 内視鏡装置
JP5694492B2 (ja) 内視鏡装置
JP6353962B2 (ja) 内視鏡装置
JP2016005804A (ja) 内視鏡装置
JP6046854B2 (ja) 内視鏡装置
JP5816765B2 (ja) 内視鏡装置
JP6630777B2 (ja) 内視鏡装置
JP6240700B2 (ja) 内視鏡装置
JP2013042855A (ja) 内視鏡装置及びその光源制御方法
JP5909591B2 (ja) 内視鏡装置
JP5909571B2 (ja) 内視鏡装置
JP2015091351A (ja) 内視鏡装置
JP2014121630A (ja) 内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130611

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5470224

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250