JP5622403B2 - 電柱元位置建替用工具及び電柱元位置建替方法 - Google Patents

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Description

この発明は、建替対象の電柱(以下、旧電柱と称す)を抜柱し、抜柱後に残る旧電柱の元穴に新たな電柱(以下、新電柱と称す)を埋設して、旧電柱の元位置(現状位置)に新電柱を建柱する元位置建替工事に用いる電柱元位置建替用工具及び電柱元位置建替方法に関する。
配電線の架設に必要な電柱は、電線の新設による高さ不足や、電線サイズの太線化による強度不足や、自然劣化に伴う改修等に伴い、建替工事が必要である。
電柱の建替工事は、建て替える必要のある電柱(旧電柱)の近傍に、新しい電柱(新電柱)を建柱し、旧電柱から新電柱に電線等の架設物を移設する方法が一般的である。
しかしながら、旧電柱の近傍に新電柱を移設するには、新電柱を建柱する敷地の所有者から新たに承認を受ける必要があり、旧電柱の元位置に新電柱を建柱することへの要請が強い。また、住宅密集地等の旧電柱の近傍に新電柱を建柱する場所がない場合には、旧電柱の元位置に新電柱を建て替える必要がある。この場合には、旧電柱の近傍に仮の電柱(以下、仮電柱と称す)を建柱し、一旦、仮電柱に架設物を移設して、旧電柱を抜柱後に、新たに新電柱を建柱して、仮電柱に移設した架設物を新電柱に移設することになる。
しかしながら、旧電柱の元位置に新電柱を建柱するための仮電柱の建柱は、仮電柱を建柱する敷地の所有者との借地交渉が必要であり、仮電柱の設置期間における電柱敷地料の支払いが必要である。特に、電柱に共架された通信線等の弱電線は、電力会社の所有物ではなく、電力会社においては、他社が所有する弱電線に対して、旧電柱から新電柱(仮電柱)への移設作業を行なうことができない。このため、弱電線の移設にあたっては、複数の工事会社による同時作業が困難であり、工事関係者間で個別に詳細な打合せが必要である。すなわち、電柱の元位置建替工事の施工完了までに長期間(数週間)を要し、同日内における電柱の元位置建替工事の完了は作業工量的に困難である。特に、電柱の元位置建替工事における施工日時に合わせて、工事関係者間での調整が困難なために、旧電柱を抜柱して新電柱を建柱するまでの間、弱電線を支持するための仮電柱が必要となる。
また、仮電柱を用いた電柱の元位置建替工事は、施工頻度が高く、作業箇所に支障が発生する頻度や騒音が発生する頻度が増加する。また、仮電柱を用いた電柱の元位置建替工事は、作業頻度が高く、作業車による騒音及び排気ガスの発生や、作業車の駐車位置を確保する必要があるなどの支障が発生する。また、仮電柱を用いた電柱の元位置建替工事は、作業工量が増加し、高コストになる。特に、仮電柱を用いた電柱の元位置建替工事は、複数の工事会社による同時作業が困難であるために、仮電柱の設置期間が長く、旧電柱と仮電柱とが2本同時に建つ状態は、歩行者等への障害物となり公衆への支障が発生すると共に、美観を害する。
これに対し、従来の電柱建替補助具は、本体と、建て替え対象の電柱を挟む二本の電柱に架設されたメッセンジャーワイヤーに取り付けられるメッセンジャーワイヤー用クランプと、その下方に、建て替え対象の電柱に架設されている電線を保持する碍子とが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の電柱元位置建替工具は、仮電柱に変わる支柱、一端を支柱に他端を電柱に固定可能な電柱固定部、支柱の頂部に配置され当該電柱建替工具をクレーンのフックで吊り上げるための吊り上げ金具、高低圧電線又は通信線を保持する三面ローラの電線把持部、電線把持部を着脱可能でありかつ支柱に着脱可能な腕金の構成となっている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2007−195357号公報
風間稔著,「電柱元位置建替工具の開発」,電気現場技術,株式会社電気情報社,2009年2月,p48−50
しかしながら、従来の電柱建替補助具は、電柱建替補助具を空中にぶら下げるために、既設の架線以外に、別途、建て替え対象の電柱を挟む二本の電柱にメッセンジャーワイヤーを架設する必要があり、電柱元位置建替工事に伴う工程数を増加させるという課題がある。
また、従来の電柱元位置建替工具は、高圧部、低圧部並びに共架・通信部による電線及び通信線を一括して支持し、クレーンにより宙吊りにされるものであり、建替対象の電柱から架設物を分離するために、通常の配電工事に使用する車両の他に、クレーン車等の大型重機を必要とし、通常の配電工事の作業で占用すべきスペース内で対応することができないという課題がある。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、電柱元位置建替工事において、通常の配電工事に使用する車両の他に、特殊車両等を必要とせず、仮電柱の建柱及び抜柱作業を省略することができる電柱元位置建替用工具及び電柱元位置建替方法を提供する。特に、この発明は、電柱に共架した弱電線の所有者の要望及び社会要請に沿った工法により、工事障害の発生と環境負荷の減少とを図る電柱元位置建替用工具及び電柱元位置建替方法を提供する。
この発明に係る電柱元位置建替用工具においては、建替対象の電柱に略平行に配設され、電柱に架設される架空線を保持する保持部と、一端側が電柱に支持され、他端側が保持部に支持されて、当該電柱及び保持部間を横架する横架部と、保持部の下端に嵌合して連結され、地面に設置された状態で保持部を下方から支持する仮支持部と、を備えているものである。
この発明に係る電柱元位置建替用工具においては、建替対象の電柱に略平行に配設され、電柱に架設される架空線を保持する保持部と、一端側が電柱に支持され、他端側が保持部に支持されて、当該電柱及び保持部間を横架する横架部と、保持部の下端に嵌合して連結され、地面に設置された状態で保持部を下方から支持する仮支持部と、を備えていることにより、特殊車両等を必要とせず、仮電柱の建柱及び抜柱作業を省略することができる。
第1の実施形態に係る電柱元位置建替用工具の概略構成を示す概略構成図である。 (a)は図1に示す第1の保持部の概略構成を示す正面図であり、(b)は図2(a)に示す第1の保持部の右側面図であり、(c)は図2(a)に示す第1の保持部の平面図である。 (a)は図2に示す仮預け工具の概略構成を示す正面図であり、(b)は図3(a)に示す仮預け工具の右側面図である。 (a)は第2の保持部の概略構成を示す正面図であり、(b)は図4(a)に示す第2の保持部の右側面図であり、(c)は図5(a)に示す第2の保持部の平面図である。 (a)は第1の保持部と第2の保持部の連結状態を示す正面図であり、図5(a)に示す連結状態の右側面図である。 (a)は図1に示す固定タイプの固定用金物の概略構成を示す正面図であり、(b)は図6(a)に示す固定用金物の左側面図であり、(c)は図6(a)に示す固定用金物の平面図である。 (a)は図1に示す上下可変タイプの固定用金物の概略構成を示す正面図であり、(b)は図7(a)に示す固定用金物の左側面図であり、(c)は図7(a)に示す固定用金物の平面図である。 (a)は図1に示す油圧ジャッキ部の概略構成を示す正面図であり、(b)は図8(a)に示す油圧ジャッキ部の右側面図であり、(c)は図8(a)に示す油圧ジャッキ部の平面図である。 (a)は図1に示す伸縮機構部の概略構成を示す正面図であり、(b)は図9(a)に示す伸縮機構部の右側面図であり、(c)は図9(a)に示す伸縮機構部の平面図である。 (a)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第1工程を説明するための説明図であり、(b)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第2工程を説明するための説明図であり、(c)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第3工程乃至第6工程を説明するための説明図である。 (a)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第7工程を説明するための説明図であり、(b)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第8工程を説明するための説明図であり、(c)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第10工程及び第11工程を説明するための説明図であり、(d)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第12工程を説明するための説明図である。 (a)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第1工程及び第2工程を説明するための説明図であり、(b)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第3工程乃至第7工程を説明するための説明図であり、(c)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第8工程、第9工程及び第11工程を説明するための説明図であり、(d)は第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の第12工程を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る電柱元位置建替方法の標準工程を説明するための表である。
(本発明の第1の実施形態)
電柱元位置建替用工具100は、図1に示すように、大別すると、電柱200(旧電柱201、新電柱202)に架設される架空線300(特に、弱電線301)を保持する保持部10と、一端側が電柱200(旧電柱201又は新電柱202のいずれか一方)に支持され、他端側が保持部10に支持されて、電柱200(旧電柱201又は新電柱202のいずれか一方)及び保持部10間を横架する横架部20と、少なくとも旧電柱201の抜柱開始から新電柱202の建柱終了までの間に、保持部10の一端に連結され、地面400に設置された状態で、保持部10を下方から支持する仮支持部30と、を備えている。
保持部10は、図2に示すように、断面形状が略正方形の直角柱であり、対向する両側面を略垂直に貫通する複数の貫通孔11aを有する本体部11と、本体部11の貫通孔11aに取り付けられる仮預け工具12と、を備えている。
貫通孔11aは、本体部11の下端側における、本体部11に連結される仮支持部30又は後述する連結部14を締め付けるための締付ボルトのボルトを挿通させる2つの貫通孔11aを除き、本体部11の一側面において等間隔で配設されており、一の対向する両側面における貫通孔11aと他の対向する貫通孔11aとが交差しないように交互に配設されている。
なお、本実施形態に係る貫通孔11aは、横架部20を取り付けるためのものでもあり、必要に応じて、図4に示す、取外し式の運搬用持ち手15や脱着式のフック16を取り付けることもできる。
また、本実施形態に係る保持部10は、必要に応じて支持線を係止するためのフック13を上端側の1つの側面を除く4つの面(3つの側面と上面)からそれぞれ突設させているが、保持部10にフック13を必ずしも配設する必要はなく、この個数及び位置に限られるものではない。
仮預け工具12は、図3に示すように、基材12a上に釘抜き状の支持部材12bが複数配設され、各支持部材12bと対をなす略L字状のボルト12cを支持部材12bに対して回動自在にそれぞれ配設され、支持部材12b及びボルト12c間に架空線300を把持して、図示しないナットをボルト12cに螺合することで、架空線300を支持する既存のハンガーである。この仮預け工具12は、本体部11の4つの側面に配設された貫通孔11aに取り付けることができ、旧電柱201における保持対象の架空線300の架設状態(腕金等による支持)に応じて、本体部11の所定の側面及び高さに取り付ける。
なお、本実施形態においては、図2に示す保持部10(以下、第1の保持部10aと称す)に限られるものではなく、例えば、図4に示すように、図2に示す保持部10と全長及び構造の異なる保持部10(以下、第2の保持部10bと称す)を用いてもよい。
第2の保持部10bは、図4に示すように、前述した本体部11(但し、図2に示す本体部11とは貫通孔11aの個数及び全長が異なる。)と仮預け工具12との他に、本体部11の断面形状の各辺より辺が大きく本体部11に嵌合する筒状の連結部14と、を備えている。
なお、本実施形態に係る第2の保持部10bは、必要に応じて支持線を係止するためのフックを兼用する固定式の運搬用持ち手17を連結部14の一側面に備え、本体部11の運搬用持ち手15と共に運搬時の利便性を向上しているが、連結部14に運搬用持ち手17を必ずしも配設する必要はなく、この個数及び位置に限られるものではない。
また、本実施形態に係る第2の保持部10bは、必要に応じて支持線を係止するためのフック13を上端側の一の対向する両側面を除く3つの面(他の対向する両側面と上面)からそれぞれ突設させているが、保持部10にフック13を必ずしも配設する必要はなく、この個数及び位置に限られるものではない。
なお、第1の保持部10aと第2の保持部10bとは、保持対象とする架空線300の地面400からの設置高さに応じて、適宜選択するものである。また、場合によっては、図5に示すように、第2の保持部10bの3つのフック13を取外し、連結部14の上端内部に対して第1の保持部10aの本体部11の下端を嵌合して連結することも可能である。このように、保持部10は、旧電柱201の保持対象とする架空線300の設置高さに幅広く対応させるために、単独又は連結により使用できる構造である。
特に、保持部10は、保持対象の架空線300を弱電線301のみにし、電柱200に共架される電気通信設備の設置範囲に対応する長さにすることにより、従来の電柱元位置建替工具と比較して、保持する架空線300からの荷重を抑制し、保持部10の小型化、軽量化及び径細化を実現することができる。また、保持部10は、小型化及び軽量化が図れたために、1名の作業者により、電柱200に対する保持部10の設置及び撤去が可能である。
横架部20は、図1に示すように、電線を支持する碍子等を取り付けるために電柱200に固定する既存の腕金21と、電柱200に腕金21を取り付けるための既存の腕金バンド22と、架空線300の状況により取り付けられた腕金21に柔軟に取り付けが可能な固定用金物23と、を備え、必要に応じて、電柱200及び腕金21間を接続して腕金21の傾きを防止する既存のアームタイ24を備える。
固定用金物23は、図6に示す固定タイプと、図7に示す上下可変タイプとがある。
固定タイプの固定用金物23は、図6に示すように、第1の支持部23aと、第1の支持部23aの貫通孔及び本体部11の貫通孔11aにボルトを挿通してナットにより締め付けて第1の支持部23aを本体部11に固定する第1の締付ボルト23bと、第1の支持部23aに回動自在に軸支される回動部23cと、ナットを受ける受け金物23dと、回動部23cの貫通孔にボルトを挿通し受け金物23dを介してナットにより締め付けて本体部11及び腕金21の一側面をそれぞれ支持する第2の締付ボルト23eと、を備えている。
上下可変タイプの固定用金物23は、図7に示すように、ナットを受ける受け金物23dと、第2の支持部23fと、第2の支持部23fの貫通孔にボルトを挿通し受け金物23dを介してナットにより締め付けて本体部11及び腕金21の一側面をそれぞれ支持する第3の締付ボルト23gと、を備えている。
なお、本実施形態においては、図6に示す固定タイプの固定用金物23を本体部11の上端側に取り付け、図7に示す上下可変タイプの固定用金物23を本体部11の下端側に取り付けているが、この配置に限られるものではない。例えば、上下可変タイプの固定用金物23を本体部11の上端側に取り付け、固定タイプの固定用金物23を本体部11の下端側に取り付けてもよいし、本体部11の上端及び下端側に上下可変タイプの固定用金物23をそれぞれ取り付けてもよいし、本体部11の上端及び下端側に固定タイプの固定用金物23をそれぞれ取り付けてもよい。
また、本実施形態においては、固定用金物23を用いて、腕金21に保持部10(本体部11)を取り付けているが、固定用金物23を用いることなく、保持部10(本体部11)に対して腕金21を回動自在に軸支することにより、腕金21に保持部10(本体部11)を取り付ける作業や取り外す作業を省略することも可能である。この場合には、旧電柱201を抜柱する際や新電柱202を建柱する際に、旧電柱201又は新電柱202から腕金21を取り外している状態において、腕金21が抜柱及び建柱作業の邪魔にならないように、腕金21を回動させて、腕金21の長さ方向を保持部10の長さ方向に一致させることになる。
ここで、図13に示すように、高所作業車501、仮支持工法車502、建柱車503又はクレーン車等の電柱建替工事用車両の幅(通常、2.5m)内に仮支持部30を設置することにより、配電工事作業の占用区域内のデッドスペース(二点鎖線で囲んだ領域)を有効に活用することができるために、旧電柱201(新電柱202)と仮支持部30との間隔として電柱建替工事用車両の幅以下にすることが好ましい。
また、旧電柱201を抜柱する際や新電柱202を建柱する際には、旧電柱201又は新電柱202が弱電線301に接触して弱電線301に損傷を与える可能性があるため、旧電柱201(新電柱202)と仮支持部30との間隔として300mm以上にすることが好ましい。また、旧電柱201に対して道路側に側溝(通常、幅450mm)がある場合には、旧電柱201(新電柱202)と仮支持部30との間隔として600mm以上にすることが好ましい。
しかしながら、旧電柱201と隣り合う電柱200との間において、弱電線301を保持部10に保持させた状態で、弱電線301を一直線状に架設したいために、旧電柱201(新電柱202)と仮支持部30との間隔を可能な限り狭めることが好ましい。
このため、腕金21は、通常の配電工事に使用する機材として長さの異なる複数の種類があるが、旧電柱201の周囲の環境に対応できると共に、弱電線301の架設状態(腕金等による支持)に対応できるように、適宜選択することが好ましい。
仮支持部30は、図1に示すように、最大ストローク350mmまでジャッキアップを可能にする油圧ジャッキを内蔵する油圧ジャッキ部31と、手動により伸縮可能な伸縮機能を有し、上端が保持部10に連結され、下端が油圧ジャッキ部31に連結される伸縮機構部32と、を備えている。
油圧ジャッキ部31は、図8に示すように、地面400との接触面を有する略矩形状の載置板31aと、油圧ジャッキにおける油圧システムを構成する油圧部31bと、油圧部31bにおける油圧シリンダーの上下方向の直線運動が伝達される上下移動部31cと、載置板31a及び油圧部31bにボルトによりそれぞれ螺着され、油圧ジャッキ部31(伸縮機構部32)の中心軸を地面400に対して傾斜可能にする傾斜対応部31dと、を備えている。
なお、仮預け工具12に保持した架空線300の荷重により、保持部10(本体部11)と仮支持部30(伸縮機構部32)との連結部分や固定用金物23における締付ボルトのナットを回転させることが困難になるのであるが、油圧ジャッキ部31の油圧ジャッキにより、ジャッキアップ及びジャッキダウンの微調整ができるために、旧電柱201及び新電柱202からの保持部10の分離作業を容易に行なうことができる。
また、本実施形態に係る上下移動部31cは、断面形状が略正方形の直角柱であり、一の対向する両側面を略垂直に貫通する2つの貫通孔を有し、この2つの貫通孔は、上下移動部31cに連結される伸縮機構部32を締め付けるための締付ボルトのボルトを挿通させるものである。
また、本実施形態に係る傾斜対応部31dは、油圧ジャッキ部31の中心軸を地面400に対して最大傾斜角度を6°として前後左右の四方向にそれぞれ傾斜可能にするものである。なお、この最大傾斜角度は、高所作業車501により作業が行なえる道路の最大傾斜角度が7°であり、その最大傾斜角度を超えて、電柱200の元位置建替工事を行なわないと考えられるために、最大傾斜角度を6°として設定した。
さらに、本実施形態に係る油圧ジャッキ部31は、載置板31aに固着され地中に埋設される土台31eと、載置板31aの四隅にそれぞれ螺着される土台運搬用フック31fと、油圧部31bの上端及び下端側の一側面にそれぞれ配設される運搬用持ち手31gと、を備えているが、これらの構成要素を必ずしも配設する必要はなく、これらの個数及び位置に限られるものではない。
なお、土台31eを地中に埋設するためには、コア抜きのための穴を地面400に開ける必要があり、地面400がアスファルトの場合には特に労力を要する。このため、油圧ジャッキ部31に土台31eを設けずに、載置板31aの面積を広げ、地面400との接触面に滑り止めを配設して、油圧ジャッキ部31の安定性を保つことや、電柱建替工事用車両のタイヤを載置板31a上に乗り上げさせて、電柱建替工事用車両の重量により、地面400に対して油圧ジャッキ部31を拘持することも考えられる。
また、前述したフック13、運搬用持ち手15、フック16、運搬用持ち手17、土台運搬用フック31f又は運搬用持ち手31gや、後述する運搬用持ち手32c、固定部フック32d又は伸縮部フック32eに、図示しないアンカー(電柱200を支持する支持線及び電柱建替工事用車両を含む)に繋がった支持線を係止することにより、保持部10及び仮支持部30を地面400に対して自立させることも考えられる。
伸縮機構部32は、図9に示すように、上下移動部31cの断面形状の各辺より辺が大きく上下移動部31cに嵌合する筒状の固定部32aと、固定部32aに対して最大ストローク350mmまで伸縮可能であり、本体部11の断面形状の各辺より辺が大きく本体部11に嵌合する筒状の伸縮部32bと、を備えている。
なお、本実施形態に係る固定部32aは、材質が一般構造用圧延鋼材(JIS G 3101)のSS400の角パイプであり、一の対向する両側面を略垂直に貫通する2つの貫通孔を上端及び下端側にそれぞれ有し、上端側の2つの貫通孔は、伸縮部32bに連結される固定部32aを締め付けるための締付ボルトのボルトを挿通させるものであり、下端側の2つの貫通孔は、上下移動部31cに連結される固定部32aを締め付けるための締付ボルトのボルトを挿通させるものである。
また、本実施形態に係る固定部32aは、固定部32aの上端及び下端側の一側面にそれぞれ配設され、必要に応じて支持線を係止するためのフックを兼用する運搬用持ち手32cと、を備えているが、固定部32aに運搬用持ち手32cを必ずしも配設する必要はなく、これらの個数及び位置に限られるものではない。
また、本実施形態に係る固定部32aは、上端側の運搬用持ち手32cが配設される側面を除く3つの側面から固定部フック32dをそれぞれ突設させているが、固定部32aに固定部フック32dを必ずしも配設する必要はなく、この個数及び位置に限られるものではない。
なお、本実施形態に係る伸縮部32bは、材質がアルミニウムであり、一の対向する両側面を略垂直に貫通する2つの貫通孔を上端側に有し、この2つの貫通孔は、本体部11に連結される伸縮部32bを締め付けるための締付ボルトのボルトを挿通させるものである。
また、本実施形態に係る伸縮部32bは、下端側の4つの側面から伸縮部フック32eをそれぞれ突設させているが、伸縮部32bに伸縮部フック32eを必ずしも配設する必要はなく、この個数及び位置に限られるものではない。
このように、本実施形態に係る仮支持部30は、油圧ジャッキ部31と伸縮機構部32との組み合わせにより、架空線300の多種多様な設置高さの状況に応じて、柔軟に対応が可能である。
つぎに、本実施形態に係る電柱元位置建替用工具100を用いた電柱元位置建替方法を、図10乃至図13を用いて説明する。
まず、電力会社の作業者(以下、強電作業者と称す)は、高所作業車501(図13参照)のバケットに乗り、旧電柱201の弱電線301の上方及び下方に、横架部20の2つの腕金21を腕金バンド22により旧電柱201に取り付け、保持部10を固定用金物23により腕金21に取り付けることで、横架部20を介して旧電柱201に保持部10を固定する(図10(a)の丸数字1、図12(a)の丸数字1、第1工程)。なお、この状態では、保持部10が地面400から弱電線301近傍の高さにあり、保持部10の下方の道路において、歩行者や車等の通行空間を確保して、保持部10が歩行者や車等の通行の支障にならない。
弱電線301の所有者である弱電会社の作業者(以下、弱電作業者と称す)は、旧電柱201から弱電線301を取り外し、保持部10の仮預け工具12に弱電線301を把持させて、保持部10に弱電線301を移し替える(図10(b)の丸数字2、図12(a)の丸数字2、第2工程)。
強電作業者は、保持部10の直下の地面400に仮支持部30を配置して、仮支持部30における油圧ジャッキ部31の油圧部31bにより、上下移動部31cを介して伸縮機構部32をジャッキアップ又はジャッキダウンすることや、伸縮機構部32の伸縮部32bを伸縮することで、仮支持部30の上端を保持部10の下端に嵌合して連結させる(図10(c)の丸数字3、図12(b)の丸数字3、第3工程)。
強電作業者は、保持部10から横架部20の腕金21(固定用金物23)を取り外し、旧電柱201から横架部20の腕金21(腕金バンド22)を取り外すことで、仮支持部30を介して地面400に対して保持部10を自立させる(図10(c)の丸数字4、図12(b)の丸数字4、第4工程)。
強電作業者は、架空地線、高圧線又は低圧線等の強電線302を、機動車工法を含む無停電工法により旧電柱201から分離し、仮支持工法車502(図13参照)で強電線302を仮支持させる(図10(c)の丸数字5、図12(b)の丸数字5、第5工程)と共に、旧電柱201の装柱金物類を撤去することにより、旧電柱201を素柱にする。
強電作業者は、建柱車503(図13参照)により、旧電柱201を抜柱し(図10(c)の丸数字6、図12(b)の丸数字6、第6工程)、旧電柱201の元位置に新電柱202を建柱する(図11(a)の丸数字7、図12(b)の丸数字7、第7工程)。
強電作業者は、新電柱202に装柱金物類を取り付け、仮支持工法車502に仮支持させた強電線302を新電柱202に移載して、強電線302を移し替える(図11(b)の丸数字8、図12(c)の丸数字8、第8工程)。
強電作業者は、新電柱202の弱電線301が取り付けられる位置に対して上方及び下方に、横架部20の2つの腕金21を腕金バンド22により新電柱202に取り付け、保持部10を固定用金物23により腕金21に取り付けることで、横架部20を介して新電柱202に保持部10を固定する(図11(c)の丸数字9、図12(c)の丸数字9、第9工程)。
強電作業者は、仮支持部30における油圧ジャッキ部31の油圧部31bにより、上下移動部31cを介して伸縮機構部32をジャッキダウンすることや、伸縮機構部32の伸縮部32bを縮小することで、仮支持部30の上端を保持部10の下端から取り外し、仮支持部30を撤去する(図11(c)の丸数字10、第10工程)。
弱電作業者は、保持部10の仮預け工具12から弱電線301を取り外し、新電柱202に弱電線301を取り付けて、新電柱202に弱電線301を移し替える(図11(c)の丸数字11、図12(c)の丸数字11、第11工程)。
強電作業者は、保持部10から横架部20の腕金21(固定用金物23)を取り外し、旧電柱201から横架部20の腕金21(腕金バンド22)を取り外して、保持部10及び横架部20を撤去し(図11(d)の丸数字12、図12(d)の丸数字12、第12工程)、電柱元位置建替工事を終了する。
なお、参考までに、前述した電柱元位置建替方法に対して、強電作業者と弱電作業者との役割分担を明確にした表を、図14に示す。
以上のように、本実施形態に係る電柱元位置建替用工具100及び電柱元位置建替用工具100を用いた電柱元位置建替方法は、保持部10に仮支持部30を連結し、地上から保持部10を支持させて自立させることにより、仮電柱が不要であると共に、電柱元位置建替用工具100を吊り下げるための大型クレーン車等の大型重機(特殊車両等)が不要であるという作用効果を奏する。
また、本実施形態に係る電柱元位置建替用工具100は、分割及び連結式である、保持部10、仮支持部30(油圧ジャッキ部31、伸縮機構部32)で構成されるために、運搬性及び作業性を向上することができるという作用効果を奏する。
特に、本実施形態に係る電柱元位置建替用工具100及び電柱元位置建替用工具100を用いた電柱元位置建替方法は、旧電柱201への保持部10の取り付けが、弱電線301の所有者による工事の実施に必要な期間を見込み、電力会社で設置することができる。このため、電力会社による旧電柱201の抜柱工事の前日までに行なう必要がある、弱電会社による旧電柱201から保持部10への弱電線301の移し替え工事は、弱電会社に余裕を持たせた工事計画を可能とする。すなわち、電力会社及び弱電会社は、電柱200の元位置建替工事の計画及び実施における制限が大幅に緩和することができる。
また、本実施形態に係る電柱元位置建替用工具100及び電柱元位置建替用工具100を用いた電柱元位置建替方法は、仮電柱の建設が不要になると共に、路面の掘削及び復旧工事箇所を減少させ、架空線300の切断及び再接続の工事を減少させて、産業廃棄物を減少することができる。また、架空線300に対する工事の減少は、配電設備の現状維持を図り、配電設備の劣化を抑制することができる。
また、電柱元位置建替用工具100を用いた電柱元位置建替方法は、電柱建替工事用車両等による騒音及び排気ガス等の環境負荷の排出量を軽減すると共に、公衆への支障の機会(歩行、交通、見通し又は美観等)を減少して、環境及び社会への悪影響を減少することができる。
さらに、電柱元位置建替用工具100を用いた電柱元位置建替方法は、工事設計や土地の所有者との交渉等に関わる業務を効率化し、工事量を減少して工事費用を減少させ、交通及び公衆への安全対策に関わる費用を減少して、電柱200の元位置建替工事におけるコストの低減を図ることができる。
なお、本実施形態に係る電柱元位置建替用工具100及び電柱元位置建替用工具100を用いた電柱元位置建替方法は、高圧部、低圧部並びに共架・通信部による電線及び通信線を架設する電柱200を用いて説明したが、通信線のみが架設された通信線用電柱200に対しても、利用することができる。
10 保持部
10a 第1の保持部
10b 第2の保持部
11 本体部
11a 貫通孔
12 仮預け工具
12a 基材
12b 支持部材
12c ボルト
13 フック
14 連結部
15 運搬用持ち手
16 フック
17 運搬用持ち手
20 横架部
21 腕金
22 腕金バンド
23 固定用金物
23a 第1の支持部
23b 第1の締付ボルト
23c 回動部
23d 受け金物
23e 第2の締付ボルト
23f 第2の支持部
23g 第3の締付ボルト
24 アームタイ
30 仮支持部
31 油圧ジャッキ部
31a 載置板
31b 油圧部
31c 上下移動部
31d 傾斜対応部
31e 土台
31f 土台運搬用フック
31g 運搬用持ち手
32 伸縮機構部
32a 固定部
32b 伸縮部
32c 運搬用持ち手
32d 固定部フック
32e 伸縮部フック
100 電柱元位置建替用工具
200 電柱
201 旧電柱
202 新電柱
300 架空線
301 弱電線
302 強電線
400 地面
501 高所作業車
502 仮支持工法車
503 建柱車

Claims (4)

  1. 建替対象の電柱を抜柱し、当該建替対象の電柱の元位置に新たな電柱を建柱する元位置建替工事に用いる電柱元位置建替用工具において、
    前記電柱に略平行に配設され、前記電柱に架設される架空線を保持する保持部と、
    一端側が前記電柱に支持され、他端側が前記保持部に支持されて、当該電柱及び保持部間を横架する横架部と、
    前記保持部の端に嵌合して連結され、地面に設置された状態で前記保持部を下方から支持する仮支持部と、
    を備えていることを特徴とする電柱元位置建替用工具。
  2. 前記請求項1に記載の電柱元位置建替用工具において、
    前記保持部が、前記電柱に共架される電気通信設備の設置範囲に対応する長さであり、前記架空線である弱電線のみを保持することを特徴する電柱元位置建替用工具。
  3. 前記請求項1又は2に記載の電柱元位置建替用工具において、
    前記仮支持部が、中心軸を地面に対して傾斜可能にする傾斜対応部を備えていることを特徴とする電柱元位置建替用工具。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載の電柱元位置建替用工具を用いた電柱元位置建替方法であって、
    前記建替対象の電柱に前記横架部を取り付け、当該横架部を介して前記建替対象の電柱に前記保持部を固定させる工程と、
    前記建替対象の電柱から架空線を取り外し、当該架空線を前記保持部に保持させる工程と、
    前記保持部の端に前記仮支持部を連結し、当該仮支持部を介して地面に対して前記保持部を下方から支持させる工程と、
    前記建替対象の電柱から前記横架部を取り外し、前記仮支持部を介して地面に対して前記保持部を自立させる工程と、
    前記建替対象の電柱を抜柱する工程と、
    前記建替対象の電柱の元位置に前記新たな電柱を建柱する工程と、
    前記保持部に保持されている架空線を取り外し、当該架空線を前記新たな電柱に架設させる工程と、
    を含むことを特徴とする電柱元位置建替方法。
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