JP5621890B2 - 文字入力装置、テープ印刷装置および文字入力装置の表示制御方法 - Google Patents

文字入力装置、テープ印刷装置および文字入力装置の表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力された未確定文字に基づいて予測変換候補を表示する文字入力装置、テープ印刷装置および文字入力装置の表示制御方法に関するものである。
従来、この種の文字入力装置として、予測変換機能を備えた携帯通信端末が知られている(特許文献1参照)。この携帯通信端末では、表示画面(表示部)の下半部または右半部に、入力された未確定文字から予測される予測変換候補を表示させている。
特開2002−101178号公報
しかしながら、従来の携帯通信端末では、表示領域の一部の領域にのみ予測変換候補を表示しているため、予測変換候補の変換候補数が多い場合には、ユーザはスクロール操作等を行って、所望の変換候補を選択せざる得ない場合があり、予測変換機能の使い勝手が悪いものとなる。
本発明は、予測変換機能の操作性を向上させることができる文字入力装置、テープ印刷装置および文字入力装置の表示制御方法を提供することを課題とする。
本発明の文字入力装置は、表示領域の全域が、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域と、未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域と、に区画設定された表示手段と、未確定文字が入力されたところで、当該未確定文字に対応する予測変換候補を変換候補表示領域に表示させる予測変換候補表示手段と、表示領域の全域における、変換候補表示領域と入力編集領域の領域割合を設定変更する表示制御手段と、を備え、表示制御手段は、予測変換候補の選択操作を開始したところで、未確定文字に対応する予測変換候補の数に応じ、変換候補表示領域と入力編集領域の領域割合を設定変更することを特徴とする。
れらの場合、変換候補表示領域は、入力された確定文字の印刷レイアウトを表示するレイアウト表示領域を兼ねており、表示制御手段は、予測変換候補が確定したところで、変換候補表示領域をレイアウト表示領域に設定変更することが好ましい。
本発明のテープ印刷装置は、上記の文字入力装置を備えたことを特徴とする。
本発明の文字入力装置の表示制御方法は、表示領域の全域が、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域と、未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域と、に区画設定された表示手段に対し、未確定文字が入力されたところで、当該未確定文字に対応する予測変換候補を変換候補表示領域に表示させた後、予測変換候補の選択操作を開始したところで、未確定文字に対応する予測変換候補の数に応じ、変換候補表示領域と入力編集領域の領域割合を設定変更することを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の文字入力装置は、表示領域の全域に対し、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域、および未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域が設定された表示手段と、未確定文字に対応する予測変換候補を変換候補表示領域に表示させる予測変換候補表示手段と、表示領域の全域に対し、変換候補表示領域および入力編集領域の相互の領域割合を設定変更する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の文字入力装置の表示制御方法は、表示領域の全域に対し、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域、および未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域が設定された表示手段に対し、未確定文字に対応する予測変換候補を変換候補表示領域に表示させるときに、表示領域の全域に対し、変換候補表示領域および入力編集領域の相互の領域割合を設定変更することを特徴とする。
これらの構成によれば、予測変換候補の表示を優先させる場合には、変換候補表示領域を広くし入力編集領域を狭くすることができる。一方、未確定文字の入力編集を優先させる場合には、変換候補表示領域を狭くし入力編集領域を広くすることができる。特に、変換候補表示領域を広く設定変更すれば、変換候補の表示数を増やし、或いは変換候補を大きく表示することができ、所望の文字列(変換候補)を容易に選択することができる。したがって、予測変換機能の操作性を向上することができると共に、入力編集作業を効率良く行うことができる。なお、文字には、仮名漢字、数字、ローマ字、絵文字等が含まれる。
この場合、予測変換候補の選択操作時に、表示制御手段は、領域割合を変換候補表示領域が100%のときには入力編集領域を0%になるように設定変更することが好ましい。
この構成によれば、変換候補表示領域を表示手段の全域に設定(100%)することができるので、表示手段自体が小さい場合でも、表示領域全域に多くの変換候補が表示される。これにより、視認性が向上して、スクロール操作が極端に少なくなり、所望の文字列をより容易に選択することができる。
この場合、表示制御手段は、領域割合を段階的に設定変更可能に構成されていることが、好ましい。
これらの構成によれば、変換候補表示領域における予測変換候補の変換候補の表示と、入力編集領域の表示とを同時に表示させることができ、入力編集領域の表示を確認しながら、予測変換候補の選択操作を行うことも可能となる。なお、変換候補の表示数に応じて、変換候補表示領域を段階的に広げ、これに伴い入力編集領域を段階的に狭くするようにすることが、好ましい。
これらの場合、変換候補表示領域は、入力された確定文字の印刷レイアウトを表示するレイアウト表示領域を兼ねており、表示制御手段は、変換候補表示領域とレイアウト表示領域との相互間で設定変更可能に構成されていることが、好ましい。
これら構成によれば、レイアウト表示領域に確定文字の印刷レイアウトを表示することができるので、表示領域を有効利用することができる。
本発明の他の文字入力装置は、表示領域の全域に対し、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域、および未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域が設定された表示手段と、未確定文字に対応する予測変換候補を変換候補表示領域に表示させる予測変換候補表示手段と、変換候補表示領域に表示される予測変換候補の書式を変更する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の文字入力装置の表示制御方法は、表示領域の全域に対し、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域、および未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域が設定された表示手段に対し、未確定文字に対応する予測変換候補を変換候補表示領域に表示させるときに、変換候補表示領域に表示される予測変換候補の書式を変更することを特徴とする。
これらの構成によれば、予測変換候補の変換候補数が多い場合に、文字を小さくし、或いは行間、文字間を狭くする等の書式変更を行うことで、変換候補の表示数を増やすことができる。一方、変換候補数が少ない場合に、文字を大きくし、或いは行間、文字間を広くする等の書式変更を行うことで、変換候補の表示を見易くすることができる。したがって、予測変換機能の操作性を向上することができると共に、入力編集作業を効率良く行うことができる。
本発明のテープ印刷装置は、上記した文字入力装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、予測変換機能の操作性を向上することができるテープ印刷装置を実現することができる。
本発明の実施形態に係るテープ印刷装置の閉蓋状態における外観斜視図である。 本実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態における外観斜視図である。 ディスプレイの構成を示す模式図である。 テープ印刷装置の制御ブロック図である。 テープ印刷装置の入力編集中における制御動作を説明するためのディスプレイの表示遷移図である。 作成されたラベルの模式図である。 変形例に係るテープ印刷装置の制御動作を説明するためのディスプレイの表示遷移図である。 第2実施形態に係るテープ印刷装置の入力編集中における制御動作を説明するためのディスプレイの表示遷移図である。 作成されたラベルの模式図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る文字入力装置を適用したテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、予測変換機能を備えたものであり、入力された未確定文字に基づく予測変換候補をディスプレイに表示し、確定した印刷画像に基づいてラベルを作成するものである。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、処理テープ(印刷テープ)Tに対して印刷処理を行う装置本体11と、処理テープTおよびインクリボンRを収容し、装置本体11に着脱自在に装着されるテープカートリッジCとを備えている。
装置本体11は、装置ケース12により外殻が形成され、装置ケース12の前半部上面には、文字等を入力するための複数の文字入力キー13と、各種選択および確定処理等を行うための複数の機能キー15と、を備えたキーボード17が配設されている。ここで、機能キー15には、処理テープTのテープ幅、テープ長および余白領域並びに文字等の書式等を設定する各種設定キー15a、後述するディスプレイ24に表示される選択肢を選択する上下(左右)キー15b、上記選択肢から所望の選択肢(文字列)を印刷画像として確定する確定キー15c、入力編集中の文字等を削除する削除キー15d、印刷処理を実行するための印刷キー15e等が含まれる。
装置ケース12の後半部左上面には、開閉蓋21が広く設けられ、開閉蓋21の上面には、テープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓22が形成されていると共に、開閉蓋21の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン23が設けられている。後半部右上面には、キーボード17からの入力結果等を表示するディスプレイ24が形成されている。
図3に示すように、ディスプレイ(表示手段)24は横長の表示画面を有し、表示画面の下部に設定された、入力編集を行うための入力編集領域24aと、表示画面の上部に設定された、確定した確定文字列(印刷画像)の印刷レイアウトを逐一表示するレイアウト表示領域24bと、を備えている。レイアウト表示領域24bには、検出したテープ幅と設定したテープ長とが小さく数値表示されると共に、入力編集により確定した印刷画像が、設定された印刷書式(文字サイズ・フォント等)に対応したレイアウトイメージで表示される。これにより、印刷画像の大きさ、配置バランスおよび余白領域等を印刷処理前に確認できるようになっている。具体的には、図3に示すレイアウト表示領域24bには、テープ幅(18mm)およびテープ長(4.5cm)に対して、確定した印刷画像(「今日は」)のレイアウトが、テープに相当する部分を陰ドットとし、文字に相当する部分を陽ドットとして反転表示されている。また、レイアウト表示領域24bは、入力編集された未確定文字に対応する予測変換候補83(図5参照)が表示される変換候補表示領域を兼ねており、入力編集の際には、レイアウト表示に代えて予測変換候補83が表示される(詳細は後述する)。なお、ディスプレイ24には、上記表示内容に加え、設定キー15a等の操作により、各種設定メニュー等も表示される。
開閉蓋21の内部には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ装着部31が窪入形成されており、カートリッジ装着部31には、テープカートリッジCから繰り出される処理テープTに印刷処理を行う印刷ヘッド41が配設されている(図2参照)。
装置ケース12の左側部には、カートリッジ装着部31と装置外部とを連通するテープ排出口32が形成され、このテープ排出口32に臨んで装置ケース12には、処理テープTを切断するためのカッタユニット33が内蔵されている。また、図1および図2では省略したが、装置ケース12の内部には、装置本体11を統括制御する制御部60(図4参照)を構成する回路基板が搭載されている。
カートリッジ装着部31には、ヘッドカバー40に覆われたサーマル方式の印刷ヘッド41と、後述するテープリール51の位置決めをする位置決め突起42と、テープカートリッジCの処理テープTおよびインクリボンRを送り、印刷ヘッド41に対峙するプラテン駆動軸43およびインクリボンRを巻き取る巻取り駆動軸44とが突設されている。また、カートリッジ装着部31には、カートリッジケースCの裏面に形成された複数の被検出孔に対応してテープ識別センサ26(図4参照)が設けられている。また、カートリッジ装着部31には、プラテン駆動軸43および巻取り駆動軸44を駆動する印刷送りモータ46(図4参照)や減速ギヤ列等(図示省略)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース50の内部に、処理テープTを巻回したテープリール51と、右下部にインクリボンRを巻回したリボン繰出しリール52およびリボン巻取りリール53とを収容して構成されている。また、処理テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応し、上記プラテン駆動軸43に嵌合して回転駆動するプラテンローラ55が配置されている。
テープカートリッジCをカートリッジ装着部31に装着すると、位置決め突起42にテープリール51が、巻取り駆動軸44にリボン巻取りリール53が、プラテン駆動軸43にプラテンローラ55が、それぞれ差し込まれ、この状態で開閉蓋21を閉蓋すると、これに連動して、印刷ヘッド41が、処理テープTおよびインクリボンRを挟み込んでプラテンローラ55に当接し、印刷待機状態となる。入力編集により印刷データが生成されると、生成された印刷データに基づき、プラテン駆動軸43および巻取り駆動軸44が同期回転して、処理テープTおよびインクリボンRを送りながら、印刷ヘッド41により印刷処理が行われる。これと共に、リボン繰出しリール52から繰り出されたインクリボンRは、リボン巻取りリール53に巻き取られる。印刷処理後の処理テープTは、印刷済み部分がカッタユニット33により切断され、切断された処理テープTがラベルとしてテープ排出口32から外部に排出される。
処理テープTは、テープ種別(テープ幅、テープ色、インクリボン色、テープ材質など)が異なる複数種のものが用意されており、裏面に粘着剤層が塗着された記録テープT1と、この粘着剤層により記録テープT1に貼付された剥離テープT2とから構成されている。カートリッジケース50の裏面には、小さな複数の被検出孔(図示省略)が形成され、上記のテープ識別センサによってこの複数の被検出孔が検出されることにより、処理テープTの種別を識別できるようになっている。
次に、図4を参照し、テープ印刷装置1の制御系について説明する。テープ印刷装置1は、操作部61と、検出部62と、印刷部63と、切断部64と、駆動部65と、これら各部に接続して、テープ印刷装置1全体を制御する制御部60と、を有している。
操作部61は、キーボード17上の文字入力キー13、機能キー15等からのデータ入力や、レイアウトキー15fによる印刷データ等のディスプレイ24への表示など、ユーザインタフェースとして機能する。検出部62は、テープ識別センサ26を有し、処理テープT(テープカートリッジC)の種別を検出する。印刷部63は、テープカートリッジC、印刷ヘッド41および印刷送りモータ46を有し、生成された印刷データに基づいて印刷ヘッド41により処理テープTに印刷処理を行う。切断部64は、処理テープTを切断するフルカッタ34及びこれを駆動するフルカッタモータ35からなるカッタユニット33を有し、印刷部63で印刷処理済みの処理テープTを所定長さとなるように切断し、ラベルを作成する。駆動部65は、ディスプレイドライバ66、ヘッドドライバ67、印刷送りモータドライバ68およびカッタモータドライバ69を有し、各部を駆動する。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)71と、CPU71で各種制御処理を行うための制御プログラムを有するROM(Read Only Memory)72、各種制御処理の作業領域となるRAM(Random Access Memory)73と、テープ印刷装置1の各部と入力データや制御信号の入出力を行う入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」と称する)74を備え、これらは互いに内部バス75により接続されている。ROM72内には、仮名漢字、ローマ字、数字、絵文字等の複数の変換候補84(図5参照)が登録された予測変換辞書72aと、予測変換辞書72aに基づいて、入力された未確定文字(未確定文字列)から予測される変換候補84を抽出する予測変換候補抽出プログラム72bと、複数の変換候補84から成る予測変換候補83をディスプレイ24の変換候補表示領域24bに表示する予測変換候補表示制御プログラム72cと、が記憶されている。そして、CPU71は、上記の構成により、ROM72内の各種制御プログラムに従って、IOC74を介してテープ印刷装置1内の各部から各種信号・データを入力する。また、入力された各種信号・データに基づいてRAM73内の各種データを処理し、IOC74を介してテープ印刷装置1内の各部に各種信号・データを出力することにより、入力編集処理(印刷データ生成処理)や印刷切断処理の制御を行う。
具体的には、CPU71は、入力編集中において、文字入力キー13により文字等が入力されると、ディスプレイ24の入力編集領域24aに入力された未確定文字列を表示すると共に、予測変換辞書72aおよび予測変換候補抽出プログラム72bに従い、未確定文字列の先頭の一文字または数文字から予測される複数の変換候補84を選び出し、予測変換候補表示制御プログラム72cに従い、これら変換候補84から成る予測変換候補83を変換候補表示領域(レイアウト表示領域24b)に表示させる(予測変換候補表示手段)。ここで、未確定文字は、確定キー15cにより確定されていない状態の入力文字を指し、確定文字は、確定キー15cにより予測変換候補83から確定された状態の文字(つまり、確定した変換候補84)を指すものである。また、CPU71は、上下(左右)キー15bによる予測変換候補83の操作開始時に、変換候補84の表示数を増やすように変換候補表示領域24bをディスプレイ24の全域に拡大する(表示制御手段)。
次に、図5のディスプレイ24の表示遷移図を参照して、入力編集におけるテープ印刷装置1の制御動作について説明する。
ユーザにより、テープ印刷装置1の電源がON状態にされると、ディスプレイ24に、入力編集領域24aおよびレイアウト表示領域24bが表示される(図5(a)参照)。ここでは、レイアウト表示領域24bの左側には、テープ識別センサ26により検出された処理テープTのテープ幅(18mm)、および手動あるいは自動設定されたテープ長が表示されると共に、入力編集領域24aには、入力開始位置を示すカーソル81が表示される。以下の入力編集例では、図6に示すラベル「愛」80を作成するものとして説明を行う。
ユーザが、文字入力キー13を押下して、文字「あ」(ローマ字入力にあっては「A」)を入力すると、CPU71は、入力編集領域24aに入力された未確定文字「あ」82を表示すると共に、これに対応して変換候補表示領域(レイアウト表示領域)24bに、未確定文字「あ」82に基づく複数の変換候補84から成る予測変換候補83を表示させる(図5(b)参照)。図示のものでは、「相手」,「愛情」,「相性」,「あなた」の4個の変換候補84が、変換候補表示領域24bに表示されている。ここで、入力文字「あ」82を誤入力した場合、削除キー15dを押下して入力文字「あ」82を削除すると、ディスプレイ24は、図5(a)に示す初期状態に戻る。また、未確定文字に対応する予測変換候補83が無い場合には、ディスプレイ24は、図5(a)の初期状態のまま変わらない。
次に、上下キー15bにより予測変換候補83の選択操作を開始すると、CPU71は、予測変換候補83の変換候補84の表示数を増やすように変換候補表示領域24bを、ディスプレイ24の表示領域全域になるように領域割合を設定変更する(図5(c)参照)。具体的には、変換候補表示領域24bの先頭の変換候補84(図示のものは変換候補「相手」84a)が選択されて網掛け表示されると、表示領域全域に対し、変換候補表示領域24bが100%、入力編集領域24aが0%に設定変更され、これに対応して変換候補84の表示数が増加する。ここで、広くなった変換候補表示領域24cには、上記4個の変換候補84(図5(b)参照)に加え、「明日」,「愛」,「朝」,「あと」,「後」,「新しい」の6個の変換候補84が追加表示されている。また、変換候補表示領域24cの左側には、変換候補84の表示数が表示されており、本実施形態では、変換候補84が30個あることが示されている。
そして、ユーザは、上下キー15bにより30個の変換候補84のうち6番目に表示される変換候補「愛」84bを選択し、確定キー15cを操作して、これを変換候補84に確定する(図5(d)参照)。変換候補(確定文字)84を確定すると、CPU71は、入力編集領域24aに、確定文字「愛」85aを表示すると共に、レイアウト表示領域24bに確定文字「愛」の印刷レイアウト86aを表示する(図5(e)参照)。この後、入力編集処理を続ける場合には、上記同様の処理を繰り返す。一方、確定文字(印刷画像)を印刷する場合には、印刷キー15eの押下により、印刷部63および切断部64により印刷切断処理が実行され、ラベル80が生成される。
以上のように、本実施形態によれば、予測変換候補83の選択操作開始時に、変換候補84の表示数を増やすように変換候補表示領域24bを広くするので、変換候補84が多い場合でも、これらを最大限表示することができ、所望の変換候補84を容易に選択することができる。これにより、予測変換機能の操作性を向上することができる。なお、変換候補表示領域24b(入力編集領域24a)の設定割合の変更は、例えば機能キー15に設けた専用の切替キーにより、行うようにしてもよい。
次に、図7を参照して、本実施形態の変形例に係るテープ印刷装置1について説明する。この変形例では、表示制御手段は、予測変換候補83の変換候補数に応じて、変換候補84の表示数を増やすように変換候補表示領域24bを広く(設定変更)している。以下、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
変換候補表示領域24bに、複数の変換候補84から成る予測変換候補83が表示された状態から(図7(b)参照)、予測変換候補83の選択操作を開始すると、CPU71は、予測変換候補83の変換候補数に応じて、変換候補84の表示数を増やすように変換候補表示領域24bを最大限広くする(図7(c)参照)。図示のものでは、変換候補数が7個あることが示されており、変換候補表示領域24dは、ディスプレイ24の表示領域全域まで広がるのではなく、7個の変換候補84が表示可能な領域まで広がる。これと同時に、広がった領域分だけ入力編集領域24aが狭くなる。これにより、予測変換候補83の変換候補数が少ない場合でも、変換候補84の表示されない無駄な領域を無くして、表示領域を有効利用することができる。
また、入力編集中において、予測変換候補表示とレイアウト表示とを、レイアウトキー15fの操作により切替えられるようにしてもよい。また、レイアウトキー15fとは別に、例えば機能キー15に専用の切替キーを設けてもよい。
次に、図8を参照して、本発明の第2実施形態に係るテープ印刷装置1について説明する。本実施形態のテープ印刷装置1では、上記第1実施形態と異なり、表示制御手段が、変換候補表示領域24bを段階的に広くするように設定変更がされると同時に、入力編集領域24aを段階的に狭くするように設定変更がされている。すなわち、ディスプレイ24における変換候補表示領域24bを広くし、その分入力編集領域24aを狭くする。なお、以下の入力編集例では、図9に示すラベル「新しい」90を作成する場合を例に挙げて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
テープ印刷装置1の電源がON状態にされると、ディスプレイ24には、レイアウト表示領域24bおよび入力編集領域24aが表示される(図8(a)参照)。文字入力キー13により、文字「あ」が入力されると、入力編集領域24aに未確定文字「あ」82が表示され、変換候補表示領域(レイアウト表示領域)24bに、未確定文字「あ」82に基づく複数の変換候補84から成る予測変換候補83が表示される(図8(b)参照)。
次に、上下キー15bにより予測変換候補83の選択操作を開始すると、CPU71は、変換候補84の表示数を増やすように変換候補表示領域24bを段階的に広くすると共に、これに伴い入力編集領域24aを狭くする(図8(c)参照)。具体的には、変換候補表示領域24bが一段階(図示のものは表示領域の1行分)広くなり、その領域分だけ、入力編集領域24aが一段階狭くなる。この広くなった変換候補表示領域24eには、4個の変換候補84(図8(b)参照)に加え、「明日」,「愛」,「朝」の3個の変換候補84が追加表示される。
広くなった変換候補表示領域24e内において選択操作をさらに続行し、領域内の変換候補「明日」84cが網掛け表示されると、CPU71は、変換候補84の表示数をさらに増やすように、変換候補表示領域24eをもう一段階広くすると共に、これに伴い入力編集領域24aをもう一段階狭くする(図8(d)参照)。図示のものでは、拡大された変換候補表示領域24fは、ディスプレイ24の表示領域全域にまで広がり、この変換候補表示領域24fには、「あと」,「後」,「新しい」の3個の変換候補84が新たに追加表示されると共に、入力編集領域24aが非表示状態になっている。
次に、上下キー15bおよび確定キー15cの操作により、変換候補「新しい」84dを変換候補84として確定し(図8(e)参照)、入力編集領域24aに、確定文字「新しい」85bを表示すると共に、レイアウト表示領域24bに確定文字「新しい」の印刷レイアウト86bを表示する(図8(f)参照)。そして、印刷キー15eの押下により印刷切断処理が実行され、ラベル90が生成される。
以上のように、本実施形態によれば、変換候補表示領域24bを広くすると同時に、入力編集領域24aを狭くするように領域割合を設定変更するので、予測変換候補83の選択操作と同時に入力編集の行われることのない入力編集領域24aを有効利用することができる。この場合も、段階的変更を専用の切替キーで行うようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、予測変換候補83の選択操作に追従させて、変換候補表示領域24b(入力編集領域24a)を段階的に領域割合を変更する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、機能キー15等に拡大表示キーを設定し、このキー操作により段階的に表示領域を切替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では説明を省略したが、予測変換候補表示手段は、未確定文字列の確定をトリガとして、確定文字列に繋がり得る繋がり予測変換候補を変換候補表示領域24bに表示する繋がり予測変換機能を備えていることは言うまでもない。この場合、ROM72内の予測変換辞書72aには、上記変換候補84に加え、繋がり予測変換候補を構成する複数の繋がり変換候補が記憶されている。そして、CPU71は、確定文字列に繋がり得る繋がり予測変換候補がある場合には、予測変換辞書72aおよび予測変換候補抽出プログラム72bに従い、確定文字列に繋がり得る繋がり変換候補を選び出し、予測変換候補表示制御プログラム72cに従って、これら繋がり変換候補から成る繋がり予測変換候補を変換候補表示領域24bに表示させる。
一方、図示しないが、初期状態における変換候補表示領域24bおよび入力編集領域24aの領域割合を変更することなく、変換候補表示領域24bに表示される予測変換候補の書式を変更するようにしてもよい。すなわち、上記の変換候補表示領域24bを広げる(設定変更)機能に代えて、予測変換候補の候補数が多い場合に、その文字を小さくし、或いはその行間、文字間を狭くする等の書式変更を行う。これにより、変換候補の表示数を増やすことが可能となる。
また、上記の実施形態に示した、テープ印刷装置1の各構成要素(予測変換候補表示手段および表示制御手段)をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。
1…テープ印刷装置 24…ディスプレイ(表示手段) 24a…入力編集領域 24b…レイアウト表示領域(変換候補表示領域) 83…予測変換候補 84…変換候補

Claims (4)

  1. 表示領域の全域が、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域と、未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域と、に区画設定された表示手段と、
    前記未確定文字が入力されたところで、当該未確定文字に対応する前記予測変換候補を前記変換候補表示領域に表示させる予測変換候補表示手段と、
    前記表示領域の全域における、前記変換候補表示領域と前記入力編集領域の領域割合を設定変更する表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記予測変換候補の選択操作を開始したところで、前記未確定文字に対応する前記予測変換候補の数に応じ、前記変換候補表示領域と前記入力編集領域の領域割合を設定変更することを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記変換候補表示領域は、入力された確定文字の印刷レイアウトを表示するレイアウト表示領域を兼ねており、
    前記表示制御手段は、前記予測変換候補が確定したところで、前記変換候補表示領域を前記レイアウト表示領域に設定変更することを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 請求項1または2に記載の文字入力装置を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  4. 表示領域の全域が、複数の変換候補から成る予測変換候補を表示するための変換候補表示領域と、未確定文字の入力編集を行うための入力編集領域と、に区画設定された表示手段に対し、前記未確定文字が入力されたところで、当該未確定文字に対応する前記予測変換候補を前記変換候補表示領域に表示させた後、前記予測変換候補の選択操作を開始したところで、前記未確定文字に対応する前記予測変換候補の数に応じ、前記変換候補表示領域と前記入力編集領域の領域割合を設定変更することを特徴とする文字入力装置の表示制御方法。
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