JP5619494B2 - 黄色系色素ならびにこれを含むカラーフィルター混色抑制剤および色素組成物 - Google Patents
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Description
で表されるアミン化合物[A]が酸[HX]により塩化してなる、下記式(1):
で表される黄色化合物塩によって達成される。
本発明の黄色化合物塩は、アミン化合物[A]の酸[HX]による黄色化合物塩であり、アミン化合物を酸で塩化(中和)することにより得られる。
本発明の黄色化合物塩は、アミン化合物[A]の酸[HX]による黄色化合物塩であり、アミン化合物を酸で塩化(中和)することにより得られる。この際使用される酸としては、黄色化合物塩が所望の耐溶剤性を発揮できるものであれば特に制限されない。酸の25℃での水中における酸解離指数(pKa)が3以下、より好ましくは1以下、さらにより好ましくは−0.5以下、特に好ましくは−5以下である酸が好ましい。また、酸の25℃での水中における酸解離指数(pKa)の下限は、低いほど好ましいため、特に制限されないが、−15以上が好ましく、−10以上がより好ましく、−6以上が特に好ましい。即ち、本発明の黄色化合物塩は、上記式(1)の黄色化合物の、25℃での水中における酸解離指数(pKa)が−15〜3である酸による付加塩であることが好ましい。酸解離指数(pKa)が3を超えると、例えば、本発明の黄色化合物塩を用いてカラーフィルターを作製する際に、使用するレジストバインダー樹脂の作用で黄色化合物塩が分解したり、あるいはレジスト樹脂を熱硬化させる際に熱により黄色化合物塩が分解する場合などが見られる場合がある。酸のより具体的な例としては、塩酸(pKa=−2.2)、硫酸(pKa=−1.99)、硝酸(pKa=−1.5)、メタンスルホン酸(CH3SO3H)(pKa=−2.6)、ジクロロ酢酸(CHCl2COOH)(pKa=1.3)、トリクロロ酢酸(CCl3COOH)(pKa=0.7)、フルオロ酢酸(CH2FCOOH)(pKa=2.6)、トリフルオロ酢酸(CF3COOH)(pKa=0.5)、ブロモ酢酸(CH2BrCOOH)(pKa=2.7)、ベンゼンスルホン酸(pKa=−2.7)、p−トルエンスルホン酸、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸(p−フェノールスルホン酸)、1,2−エタンジスルホン酸(HO3SCH2CH2SO3H)、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸などが挙げられる。これらのうち、黄色化合物塩の耐溶剤性や酸の取り扱い易さなどを考慮すると、塩酸、メタンスルホン酸、トリクロロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸が好ましく、塩酸、メタンスルホン酸、トリクロロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸がより好ましい。
本発明の色素組成物は、本発明の黄色化合物の黄色化合物塩を含む。この際、黄色化合物塩は、単独で使用されてもあるいは2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。ここで、本発明の黄色化合物塩の配合量は、特に制限はないが、組成物100重量部に対して、0.5〜15重量部が好ましく、2〜5重量部がより好ましい。
で表される、中心金属が亜鉛であるハロゲン化亜鉛フタロシアニン顔料、特開2003−161827号公報 段落「0026」〜「0029」に記載される、下記一般式(II):
で表される、第一群に属するハロゲン化金属フタロシアニン顔料、WO2010/024203号パンフレットに記載されるフタロシアニン化合物、特願2009−192787号明細書に記載される下記一般式(III):
で示される基、または下記化学式2’:
この際、Z1〜Z16のうち、4〜10個は化学式2または化学式2’で示される基であり、このうち、少なくとも1個は化学式2で示される基であり、3〜11個は水素原子であり、少なくとも1個はハロゲン原子であり、
Mは無金属、金属、金属酸化物または金属ハロゲン化物を表わす:
で示されるフタロシアニン化合物、特願2010−043405号明細書に記載される下記一般式(IV):
上記式(2)〜(5)中、pは、0〜4の整数であり;qは、0〜3の整数であり;rは、0〜2の整数であり;sは、0〜6の整数であり;R1〜R4は、それぞれ独立して、ニトロ基、アミノ基、水酸基、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜8のアルキル基、置換基(a)、置換基(b)、−S−(R9O)xR10、−S−L−A、および置換基(c)からなる群から選択される置換基(ア)またはハロゲン原子であり、この際、R9は、炭素数1〜3のアルキレン基であり、R10は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアシル基、または置換基を有していてもよいアルキルカルバモイル基であり、xは、1〜4の整数であり、Lは、置換基を有していてもよい炭素数1〜3のアルキレン基であり、Aは、それぞれ独立して、COOJ、OJ、CONJ2またはNJ2であり、この際、Jは、それぞれ独立して、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1〜8のアシル基、置換基を有していてもよいアルコシキカルボニル基、置換基を有していてもよい炭素数1〜8のアルキル基、または、−(R11O)yR12であり、R11は、炭素数1〜3のアルキレン基であり、R12は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアシル基、または置換基を有していてもよいアルキルカルバモイル基であり、yは、1〜4の整数であり、
前記置換基(a)は、下記式(6)、(6’)または(6’’):
前記置換基(b)は、下記式(7):
前記置換基(c)は、下記式(8):
この際、R1〜R4として導入されるすべての基のうち、0.05個以上3個未満は、水素原子であり、3〜6個は、置換基(ア)であり、かつ、残部はハロゲン原子である、で示されるフタロシアニン誘導体、特願2010−43398号明細書に記載される下記一般式(V):
で表される置換基(a)、または
下記式(3−1):
で表される置換基(b−1)、
下記式(3−2):
で表される置換基(b−2)、
下記式(3−3):
で表される置換基(b−3)、
7−ヒドロキシクマリン由来の基(b−4)、および
2,3−ジヒドロキシキノキサン由来の基(b−5)、
からなる群より選択される置換基(b)を表わし、
この際、Z1〜Z16のうち、3〜8個は置換基(a)または置換基(b)でありかつ残部は塩素原子であり、3〜8個の置換基(a)または置換基(b)のうち、少なくとも2.5個は、置換基(a)であり、
Mは、無金属、金属、金属酸化物または金属ハロゲン化物を表わす、
で示されるフタロシアニン化合物などが挙げられる。上記緑色系色素は、単独で使用されてもあるいは2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。また、緑色系色素を使用する際の緑色系色素の配合量は、本発明の黄色化合物塩による効果を阻害せしない程度であれば特に制限されず、所望の色純度や輝度などを考慮して適宜選択しうる。緑色系色素の配合量は、組成物100重量部に対して、2〜20重量部が好ましく、4〜8重量部がより好ましい。
下記構造を有する黄色化合物(1)(Colour Index: Sovent Yellow 179;Disperse Yellow 201)100部を、アセトン1000部、および35%塩酸24部と共に、25℃で1時間撹拌した。その後、この混合物について、溶媒留去、減圧乾燥を行うことによって、黄色化合物塩(1)を81部(収率:75%)得た。
実施例1で使用したのと同じ黄色化合物(1)50部を、アセトン1000部、および35%塩酸6部と共に1時間撹拌した。その後、この混合物について、溶媒留去、減圧乾燥を行うことによって、黄色化合物塩(2)を41部(収率:78%)得た。
実施例1で使用したのと同じ黄色化合物(1)50部を、アセトン1000部、およびメタンスルホン酸11部と共に1時間撹拌した。その後、この混合物について、溶媒留去、減圧乾燥を行うことによって、黄色化合物塩(3)を33部(54%)得た。
実施例1で使用したのと同じ黄色化合物(1)50部を、アセトン1000部、およびトリクロロ酢酸19部と共に1時間撹拌した。その後、この混合物について、溶媒留去、減圧乾燥を行うことによって、黄色化合物塩(4)を38部(54%)得た。
実施例1で使用したのと同じ黄色化合物(1)50部を、アセトン1000部、およびp−トルエンスルホン酸水和物22部と共に1時間撹拌した。その後、この混合物について、溶媒留去、減圧乾燥を行うことによって、黄色化合物塩(5)を40部(57%)得た。
実施例1で使用したのと同じ黄色化合物(1)20部を、アセトン400部、およびp−フェノールスルホン酸水和物9部と共に1時間撹拌した。その後、この混合物について、溶媒留去、減圧乾燥を行うことによって、黄色化合物塩(6)を19部(66%)得た。
(1)黄色染料レジスト溶液の調製
実施例1で得られた黄色化合物塩(1)0.04部、N−メチルピロリドン(NMP)0.92部、マレイミド系バインダーポリマー((株)日本触媒社製)0.42部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート0.11部、および重合開始剤であるイルガキュア369(日本チバガイギー(株)社製)0.01部を、混合して溶解し、染料レジスト溶液(1)を調製した。
あらかじめアセトンで表面を拭ったガラス基板に対して、前記(1)で得られた染料レジスト溶液(1)を、乾燥後の膜厚が約2μmになるように、スピンコーターを用いて染料レジスト溶液25滴、1700rpm、2秒の条件で塗布し、80℃で30分間プリベークした。その後、UV照射して樹脂を硬化させた後、220℃で20分間ポストベークすることにより、塗膜板(1)を形成した。
上記(2)で得られた塗膜板について、着色フィルターの吸収極大点(λmax)、波長480nmおよび520nmにおける透過率(%T)ならびに耐溶剤性を評価した。その結果を下記表1に示す。なお、耐溶剤性は以下の方法に従って測定した。
ポストベーク後の塗膜板(1)(コーティングガラス)をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)中に5分間浸した。5分後、色素の溶液への溶け出しを目視して、色素の残存の有無により下記2段階で評価した。すなわち、「○」は、5分後、PGMEAへの色素の溶け出しが見られないことを表わし、「×」は、5分後、PGMEAへの色素の溶け出しが見られることを表わす。
実施例7において、黄色化合物塩(1)の代わりに、黄色化合物塩(2)〜(6)をそれぞれ使用する以外は、実施例7と同様の操作を行い、塗膜板(2)〜(6)を作製した。次に、このようにして得られた塗膜板(2)〜(6)について、実施例7と同様にして、着色フィルターの吸収極大点(λmax)、波長480nmおよび520nmにおける透過率(%T)ならびに耐溶剤性を評価した。その結果を下記表1に示す。
実施例7において、黄色化合物塩(1)の代わりに、黄色化合物(1)を使用する以外は、実施例7と同様の操作を行い、比較塗膜板(1)を作製した。次に、このようにして得られた比較塗膜板(1)について、実施例7と同様にして、着色フィルターの吸収極大点(λmax)、波長480nmおよび520nmにおける透過率(%T)ならびに耐溶剤性を評価した。その結果を下記表1に示す。
3,4,5,6−テトラクロロフタロニトリル(以下、「TCPN」と略す)16部、p−ヒドロキシ安息香酸メチルセルソルブ11部、アセトニトリル65部を混合し、内温が40℃に安定するまで約30分攪拌した後、炭酸カリウム9部を投入して2時間反応させた。反応後、4−シアノフェノール1部を投入して、さらに6.5時間反応をさせた。冷却後、吸引ろ過して得た溶液を溶媒溜去した後乾燥をおこない、フタロニトリル化合物(1)[α−{(4−COOC2H4OCH3)C6H4O}a,α−{4−CNC6H4O}b,β−{(4−COOC2H4OCH3)C6H4O}0.9−a,β−{4−CNC6H4O}0.1−bCl3PN](0≦a<0.9,0≦b<0.1)(中間体(1))を25部(TCPNに対する収率:99%)得た。
合成例1で合成した中間体(1)11部、フタロニトリル0.6部、ベンゾニトリル4部を投入し、窒素流通下内温160℃に安定するまで約1時間攪拌した後、ヨウ化亜鉛2.6部を投入して10時間反応させた。冷却後、反応溶液を溶媒溜去した後、得られた固形物に、メチルセルソルブ7部を加え、攪拌・溶解することで晶析溶液を調製した。次に、調製した晶析溶液をメタノール109部中に滴下し、30分攪拌した。その後、蒸留水76部を30分かけて滴下し、滴下終了後、さらに30分攪拌して結晶を析出させた。得られた結晶を吸引ろ過した後、再びメタノール55部を加えて30分攪拌した後、蒸留水38部を30分かけて滴下し、滴下終了後、さらに30分攪拌することで、洗浄および精製を行った。吸引ろ過後、取り出した結晶を乾燥させることで、フタロシアニン誘導体[ZnPc−{α−(4−COOC2H4OCH3)C6H4O}x,{β−(4−COOC2H4OCH3)C6H4O}3.8−xH0.8Cl11.4](0<x<3.8)(緑色系色素(1))を12部(中間体(1)およびフタロニトリルに対する収率:99%)得た。
(1)緑色染料レジスト溶液(分散剤含有)の調製
実施例1で得られた黄色化合物塩(1)0.07部、合成例2で得られた緑色系色素(1)0.12部、N−メチルピロリドン(NMP)1.37部、マレイミド系バインダーポリマー((株)日本触媒社製)0.25部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート0.07部、重合開始剤であるイルガキュア369(日本チバガイギー(株)社製)0.01部、および湿潤分散剤であるDISPERBYK−161(溶剤型用)(ビックケミー・ジャパン(株)社製)0.17部を、混合して溶解し、染料レジスト溶液(2)を調製した。
実施例7において、染料レジスト溶液(1)の代わりに、上記(1)で得られた染料レジスト溶液(2)を使用する以外は、実施例7と同様にして、塗膜板(7)を形成した。
上記(2)で得られた塗膜板(7)について、実施例7と同様にして、着色フィルターの吸収極大点(λmax)、波長480nmおよび520nmにおける透過率(%T)を測定した。また、以下の方法に従って輝度(Y値)を評価した。これらの結果を下記表2に示す。
日立分光光度計U−2910を用いて吸収波形を測定し、さらにこの波形を定数倍し補正することで色度座標値のx=0.280、y=0.600となる時の輝度(Y値)を求める。なお、照明にはC光源を用いたとして計算した。
(1)緑色染料レジスト溶液(分散剤無し)の調製
実施例5で得られた黄色化合物塩(5)0.08部、合成例2で得られた緑色系色素(1)0.12部、N−メチルピロリドン(NMP)1.29部、マレイミド系バインダーポリマー((株)日本触媒社製)0.31部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート0.08部、および重合開始剤であるイルガキュア369(日本チバガイギー(株)社製)0.01部を、混合して溶解し、染料レジスト溶液(3)を調製した。
実施例7において、染料レジスト溶液(1)の代わりに、上記(1)で得られた染料レジスト溶液(3)を使用する以外は、実施例7と同様にして、塗膜板(8)を形成した。
上記(2)で得られた塗膜板(8)について、実施例13と同様にして、着色フィルターの吸収極大点(λmax)、波長480nmおよび520nmにおける透過率(%T)ならびに輝度(Y値)を評価した。その結果を下記表2に示す。
実施例14において、黄色化合物塩(5)の代わりに、黄色化合物(1)を使用する以外は、実施例14と同様の操作を行い、比較塗膜板(2)を作製した。次に、このようにして得られた比較塗膜板(2)について、実施例13と同様にして、着色フィルターの吸収極大点(λmax)、波長480nmおよび520nmにおける透過率(%T)ならびに輝度(Y値)を評価した。その結果を下記表2に示す。
Claims (6)
- 下記式(2):
で表されるアミン化合物[A]が、塩酸、メタンスルホン酸、トリクロロ酢酸、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、およびナフタレン−1,5−ジスルホン酸からなる群より選択される酸[HX]により塩化してなる、下記式(1):
で表される黄色化合物塩。 - 前記アミン化合物[A]は、下記いずれかの構造:
- 前記アミン化合物[A]は、下記構造:
- 前記酸[HX]は、塩酸、メタンスルホン酸、トリクロロ酢酸、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、またはp−トルエンスルホン酸である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の黄色化合物塩。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の黄色化合物塩を含むカラーフィルター混色抑制剤。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の黄色化合物塩と、溶媒と、を含む、カラーフィルター用色素組成物。
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