JP5617062B1 - 端子台 - Google Patents

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Abstract

本発明は,端子をワンタッチで確実に端子台へと接続できると共に,両手を使って簡単に接続作業を行うことができる端子台を提供することを目的とする。端子台(1)は,挿入される端子(100)と電気的に接続するベース(2)と,前記ベース(2)上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパー(3)と,前記ストッパー(3)を前記第一位置から前記第二位置へと移動させると共に,前記ストッパー(3)が前記第二位置にあるときに前記ストッパー(3)の肩部(31)上に保持されるレバー(4)とを備える。

Description

本発明は、端子をワンタッチで接続することができる端子台に関する。
従来、ねじ結線式の端子台が知られていた。例えば、特許文献1には、ねじ回し工具によってねじを締付け方向に回転操作することにより、電線の先端部が端子金具の挟持面部と可動金具の挟持面部とに上下から圧着挟持される端子台装置が開示されている。この端子台装置に電線を接続する場合、ねじ回し工具にてねじのねじ頭部が緩め方向に回転操作される。これにより、端子台装置内の可動金具およびナット体が、端子台装置の内部空間内で下動する。そして、可動金具の挟持面部と端子金具の挟持面部との間に電線挿入空間が形成される。この電線挿入空間は、電線挿入用開口を介して端子台装置の前方に開口している。
電線の先端部は、端子台本体の前方側から電線挿入用開口を通して電線挿入空間内に挿入される。そして、ねじ回し工具によってねじのねじ頭部を締付け方向に回転操作することにより、ねじの回転に応じて可動金具およびナット体が内部空間内で上動する。その結果、可動金具の挟持面部は、端子金具の挟持面部に対して接近移動し、電線挿入空間に挿入された電線の先端部が端子金具の挟持面部と可動金具の挟持面部とに上下から圧着挟持される。以上の作業を行うことによって、電線が端子台装置に接続される。
特開2007−109461号公報
従来の端子台は、ねじ結線方式が大勢を占めていた。すなわち、所謂ターミナル、端子台と称される製品は、その多くが「ねじ式端子台」であった。そのため、ねじの締め忘れによって電線が接続されず断線してしまうことがあった。また、電線接続作業を行う作業者によってねじの締め付けトルクにバラツキがあるため、電線と端子金具との接触抵抗が高くなることがあった。これにより、電流を流したときに端子台装置が発熱してしまい、発火の原因となるおそれがあった。さらに、端子台装置周辺の温度変化あるいは振動に起因して、ねじが緩む場合があった。ねじが緩んだ場合も接触抵抗が高くなってしまうため、端子台装置の発熱及び発火の原因となるおそれがあった。
その上、従来のねじ結線方式では、結線時にねじを紛失してしまうことも多く、電線接続作業の際に作業の中断が生じることも多かった。また、ねじを締めるために片手がふさがってしまうため、接続作業がやりにくいという問題もあった。
上記課題を解決するため、本発明の一例としての端子台は、挿入される端子と電気的に接続するベースと、前記ベース上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパーと、前記ストッパーが前記第二位置にあるときに前記ストッパーの肩部上に保持されるレバーとを備える。
また、本発明の他の例としての端子台は、挿入される端子と電気的に接続するベースと、前記ベース上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパーと、前記ストッパーを前記第一位置から前記第二位置へと移動させると共に、前記ストッパーが前記第二位置にあるときに前記ストッパーの肩部上に保持されるレバーとを備える。
また、本発明の他の例としての端子台は、挿入される端子と電気的に接続するベースと、前記ベース上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパーと、前記ストッパーを前記第一位置から前記第二位置へと移動させると共に、前記ストッパーが前記第二位置にあるときに前記ストッパーの肩部上に保持されるレバーとを備え、前記ストッパーは挿入される端子に押されて前記第二位置から前記第一位置へと移動可能であり、前記ストッパーが前記第二位置から前記第一位置へと移動したときに、前記レバーは前記ベースに向かって回動するように付勢されている。
これにより、端子をワンタッチで確実に端子台へと接続することができる。また、ストッパーが第二位置にあるときに、レバーがストッパーの肩部上に保持されるので、レバーを結線待ち状態で維持することができる。そのため、片手がふさがってしまうことがないので、両手を使って簡単に接続作業を行うことができる。
本発明のさらなる特徴は、添付図面を参照して例示的に示した以下の実施例の説明から明らかになる。
第一実施形態に係る端子台の斜視図である。 第一実施形態に係る端子台の分解図である。 第一実施形態に係る端子台の動作を説明する断面図である。 第一実施形態に係るストッパーの動作を説明する断面図である。 第二実施形態に係る端子台の斜視図である。 第二実施形態に係る端子台の分解図である。 第二実施形態に係るボックスの斜視図である。 第二実施形態に係る端子台の断面図である。 第二実施形態に係る端子台の動作を説明する断面図である。 第二実施形態に係るストッパーの動作を説明する断面図である。 第三実施形態に係る端子台の斜視図である。 第四実施形態に係る端子台の分解図である。 第四実施形態に係るストッパーの動作を説明する断面図である。 第四実施形態に係るストッパーの動作を説明する断面図である。
以下、本発明を実施するための例示的な実施例を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施例で説明する寸法、材料、形状、構成要素の相対的な位置等は任意であり、本発明が適用される装置の構成又は様々な条件に応じて変更できる。特別な記載がない限り、本発明の範囲は、以下に具体的に記載された実施例に限定されるものではない。本明細書において、上下とは重力方向における上方向と下方向とにそれぞれ対応する。端子台に対して端子が挿入される側を前側として、その反対側を後側とする。
[第一実施形態]
図1及び図2を参照し、第一実施形態に係る端子台1を説明する。端子台1は、ボックス8に組み付けられ且つ挿入される端子と電気的に接続するベース2と、ベース2上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパー3と、ストッパー3を第一位置から第二位置へと移動させるレバー4とを備える。図1は、ストッパー3が第二位置にある状態の端子台1の斜視図である。レバー4は、ストッパー3が第二位置にあるときに、ストッパー3の肩部31上に乗り上げた状態で保持される。
この端子台1を組み立てる際には、まずベース2の2つの切り起こし部21の間に、肩部31を有するストッパー3を載置し嵌め込む。そして、ストッパー3の肩部31に対して端子が挿入される側(前側)にレバー4の折れ曲がり部41が位置するように、ストッパー3上にレバー4を被せる。次に、トーションばね(第一付勢部材)6をストッパー3の両端部の間に配置し、トーションばね6の第一端部61をストッパー3の第一当接部32に当接させた状態でシャフト5をトーションばね6の内側に挿入する。このとき、シャフト5は、ベース2の切り起こし部21のシャフト孔22と、レバー4のシャフト孔42とを貫通し、切り起こし部21によって軸支される。
そして、レバー4とベース2との間に、ベース2に向かって回動する方向にレバー4を付勢する第二付勢部材として圧縮ばね7を挿入する。このとき、レバー4の一部であり且つレバー4の内方に突出する位置決め部43が圧縮ばね7の内側に挿入されるように、圧縮ばね7はレバー4の下方且つベース2上に配置される。次に、ボックス8にベース2を組み付ける。ボックス8の壁部81と底部82との間には隙間83が形成されており、この隙間83にベース2が挿入される。その後、ボタン9をレバー4の上に嵌めて、ボックス8と同じ形状のボックス又はボックス8に対応する形状を有する側板(不図示)を、ボックス8と対向するように組み付けて不図示の連結ねじをボックス8のねじ穴84に挿入する。このようにして、端子台1を組み立てることができる。
次に、端子台1を構成する各部材について説明する。ボックス8には確認穴85が形成されており、端子が挿入された状態ではこの確認穴85を介して端子を確認できる。また、ボックス8にはボタン9の軸部91が挿入される軸穴86が形成されている。さらに、ボックス8には、ボタン9の後部92の上側と当接してボタン9の上方への移動を制限する第一ストッパー部87と、ボタン9の後部92の下側と当接してボタン9の下方への移動を制限する第二ストッパー部88とが形成されている。また、ボックス8には、ボタン9を押し込んだ状態において、ボタン9の弾性部93と当接してボタン9の上方への移動を制限する第三ストッパー部89が形成されている。弾性部93は、ボタン9の内側に向かって弾性変形可能であるので、ボタン9を押し込む際には変形して第三ストッパー部89を乗り越えて移動できる。弾性部93の先端には突起94が設けられており、ボタン9を押し込んだ状態では、この突起94が第三ストッパー部89に当接する。これにより、ボタン9の上方移動が制限されるので、ボタン9のガタつきを防止できる。
ボタン9には十字形状の溝95が形成されており、この溝95にドライバーの先端を挿入してボタン9を押し込むことができる。指でボタン9を押し込むときには、この溝95が滑り止めの機能を発揮する。第一付勢部材としてのトーションばね6は、レバー4及びストッパー3にそれぞれ当接すると共に、第一位置から第二位置へと移動する方向にストッパー3を付勢する。レバー4は、トーションばね6を介してストッパー3を第一位置から第二位置へと移動させることができる。より具体的には、レバー4には切り欠き部44が形成されており、トーションばね6のストッパー3と当接する側とは反対側の第二端部62がこの切り欠き部44に当接する。そのため、ボタン9を押し込んでレバー4の後部を下方に移動させると、この移動に伴ってトーションばね6の第一端部61がストッパー3の第一当接部32を付勢する。これにより、ストッパー3が前方(第二位置)へと移動する。そして、ストッパー3の移動に伴い、レバー4が肩部31上に乗り上がる。
レバー4には第一爪部45が形成されており、端子として丸型端子が挿入され端子台1に接続されたときには、第一爪部45がベース2の孔部23に挿入される。また、第一爪部45は、丸型端子が端子台1に接続されたときに丸型端子の円内に挿入される。これにより、丸型端子が抜けることを防止できる。さらに、レバー4には一対の第二爪部46が形成されており、丸型端子が端子台1に接続されたときには、第二爪部46がベース2の切り欠き部24に挿入される。第二爪部46は、丸型端子が端子台1に接続されたときに丸型端子の側面に当接する。これにより、丸型端子の横方向への移動(回動)を規制できる。また、レバー4には一対の第三爪部47が形成されており、丸型端子が端子台1に接続されたときには、第三爪部47が丸型端子の上面に点接触する。これにより、丸型端子の下面がベース2の上面に押し付けられて適切な力で丸型端子をベース2と電気的に接続させることができる。
さらに、レバー4には一対の補強部48が形成されており、補強部48はレバー4の中央部の前側を覆うように位置する。この中央部は、第一爪部45、第二爪部46及び第三爪部47が設けられたレバー4の前部と、切り欠き部44等が設けられたレバー4の後部との間の部分である。レバー4の後部には圧縮ばね7によって常にシャフト5を中心に上方へと回動する方向への力が加わる。そのため、中央部に変形が生じる可能性があるが、補強部48で補強することにより、この変形を防止できる。
次に図3及び図4を参照して、端子台1の動作を説明する。図3の初期状態(出荷状態)においては、ボタン9が初期位置にあると共にストッパー3が第一位置(初期位置)にある。ストッパー3の肩部31の前側は、レバー4の折れ曲がり部41の後側に当接している。これにより、ストッパー3の第二位置への移動は、レバー4によって規制される。初期状態においては、レバー4の前部がベース2の上面に当接しているので、丸型端子100を挿入できない。この状態から丸型端子100を接続させるためには、まず作業者は中期1に示すように圧縮ばね7の付勢力に抗して下方にボタン9を押し込む。これにより、ボタン9の後部は軸部91(図2)を中心に下方に回動し、ボタン9の当接部96がレバー4の後部を下方に押し込んでシャフト5を中心にレバー4の後部も下方に回動する。レバー4が回動すると、レバー4の切り欠き部44(図2)に当接するトーションばね6によってストッパー3の第一当接部32が前方に付勢される。そのため、ストッパー3が第二位置(待機位置)へと移動を開始する。
作業者がさらにボタン9を押し込むと、ボタン9の弾性部93(図2)が変形してボックス8の第三ストッパー部89(図2)を乗り越えて、図3の中期2に示す下限位置までボタン9が押し下げられる。ボタン9が下限位置にある状態(押切下限状態)においては、ボタン9の後部下側がボックス8の第二ストッパー部88(図2)上面に当接するので、ボタン9がそれ以上下がることはない。ボタン9の弾性部93が第三ストッパー部89に当接するので、ボタン9の上方への移動が制限される。これにより、ボタン9のガタつきを防止できる。
ストッパー3は中期1に示す位置よりもさらに前進し、押切下限状態においては、第二位置に位置する。押切下限状態(ストッパー3が第二位置にある状態)においては、図3の中期3に示すようにレバー4はストッパー3の肩部31上に乗り上げた状態(結線待ち状態)で保持される。すなわち、レバー4の折れ曲がり部41がストッパー3の肩部31に当接しているので、作業者がボタン9から手を離してもレバー4は回動しない。レバー4が乗り上げ易いように、ストッパー3の肩部31の上縁は曲線形状を有している。レバー4の折れ曲がり部41の下面は、略曲面形状を有している。そして、ストッパー3の前進に伴い、折れ曲がり部41が肩部31に当接しながら上縁に乗り上がる。中期1〜3に示すように、レバー4の前部がシャフト5を中心に上方へ回動した結果、結線待ち状態においてはレバー4の前部が上限位置にある。
図4を参照して、ストッパー3の動作をさらに詳細に説明する。図4の初期は図3の初期状態に対応し、図4の中期3は図3の中期3の状態に対応する。
端子台1は、レバー4と当接する当接部96を有するボタン9を備えており、初期状態において、ボタン9の下部に設けられた当接部96はレバー4上に位置している。ストッパー3は第一位置にある。そして、作業者がボタン9を押し込むことによって、レバー4は回動する。すなわち、ボタン9の当接部96がレバー4の後部を下方に押し込んで、シャフト5を中心にレバー4の後部が下方に回動する。レバー4が回動すると、レバー4の切り欠き部44(図2)に当接するトーションばね6によってストッパー3の第一当接部32(図2)が前方に付勢される。これにより、図4の中期3に示すように、ストッパー3が第二位置へと移動する。ストッパー3が第二位置にある状態では、肩部31の上方においてストッパー3の前側がレバー4の折れ曲がり部41の後側に当接する。そのため、ストッパー3の前進が規制され、第二位置よりも前方に移動しない。
次いで、図3の後期1に示すように、作業者は丸型端子100(電線)を端子台1の端子孔11から挿入する。ここで作業者は、丸型端子100の先端がストッパー3の第二当接部33(図2)に当接するまで丸型端子100を挿入する。作業者が丸型端子100をさらに挿入すると、図3の後期2に示すように、ストッパー3は挿入される丸型端子100に押されて第二位置から第一位置へと移動する。そして、ストッパー3が第二位置から第一位置へと移動する結果、レバー4の折れ曲がり部41がストッパー3の肩部31から降りる。これにより、圧縮ばね7によって付勢されたレバー4の前部は、ベース2に向かってシャフト5を中心に回動する。そして、レバー4の第三爪部47(図2)が丸型端子100の上面に当接すると、丸型端子100の下面はベース2の上面に押し付けられて面接触する。これにより、丸型端子100とベース2との接触面積が大きくなり、且つ接触圧力は圧縮ばね7の付勢力によって定まるので、接触抵抗が高くなることを抑制できる。そのため、大電流が流れる電線(端子)を接続する場合であっても、端子台1の発熱及び発火を防止できる。
以上説明した第一実施形態に係る端子台1によれば、電線の先端部に端子(穴付き圧着端子)を装着し、端子孔に端子を挿入するだけで、自動結線ができる。すなわち、端子を挿入するだけで、内部の電極(ベース2)とレバー4に端子が挟み込まれる機構となっているので、安全確実に結線できる。また、端子を挿入するだけで、自動的に挟み込み結線する機構であることから、作業者の如何を問わず常に安定的な結線が可能となる。すなわち、従来のねじ式ターミナルでは、結線作業者のねじ締め付けバラツキにより、結線部の緩みによる発熱・発火の危険性を有していた。さらに、取り付け機器の使用環境によっては、温度サイクル又は振動等によってねじが緩む危険性を有していた。これに対して、第一実施形態に係る端子台1によれば、端子結線部(ベース2)と端子は、圧縮ばねの付勢力によって常に一定圧力で接触する。その結果として、結線作業者のバラツキ、振動、又は温度サイクル等の、機械的要因若しくは気候的要因が変動する条件においても安全確実に結線可能な端子台1を提供できる。
また、第一実施形態に係る端子台1によれば、端子をワンタッチで確実に端子台1へと接続できる。さらに、ストッパー3が第二位置にあるときに、レバー4がストッパー3の肩部31上に保持されるので、レバー4を結線待ち状態で維持できる。そのため、片手がふさがってしまうことがないので、両手を使って簡単に接続作業を行うことができる。例えば、結線作業自体は片手で行うことができるので、空いたもう片方の手を使って端子台1を特定の姿勢で保持するなどの作業を行うことができる。
[第二実施形態]
図5から図6を参照し、第二実施形態に係る端子台201を説明する。第二実施形態の端子台201は、第一実施形態のトーションばね6に代えて、圧縮ばね206を備えている。また、端子台201は、第一実施形態のベース2の切り起こし部21に代えて、ホルダー221を備えている。第二実施形態の説明においては、第一実施形態との相違点について説明し、第一実施形態で説明した構成要素については同じ参照番号を付し、その説明を省略する。特に説明した場合を除き、同じ参照符号を付した構成要素は略同一の動作及び機能を奏し、その作用効果も略同一である。
端子台201は、ボックス208に組み付けられ、且つ挿入される端子100(図9)と電気的に接続するベース202と、ベース202上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパー203と、ストッパー203が第二位置にあるときに、ストッパー203の肩部31上に乗り上げた状態で保持されるレバー204とを備える。図5は、ストッパー203が第二位置にある状態の端子台201の斜視図である。図6に示されているように、端子台201は、図面手前側と奥側とで壁部281を挟んで対称な構造となるように構成されている。そのため、図示は省略しているが、ストッパー203、レバー204等は、それぞれ2つずつボックス208に組み付けることができる。そのため、端子100も端子台201の両側にそれぞれ接続できる。
端子台201を組み立てる際には、まずベース202の幅狭部225を挟むように、ホルダー221をベース202に差し込む。そして、ホルダー221の間にストッパー203が嵌め込まれるように、ベース202上にストッパー203を載置する。次に、ストッパー203の肩部31に対して端子が挿入される側(前側)にレバー204の折れ曲がり部41が位置するように、ストッパー203上にレバー204を被せる。そして、ホルダー221のシャフト孔2212と、レバー204のシャフト孔42とにシャフト5を挿入する。これにより、シャフト5は、ホルダー221によって軸支される。
そして、レバー204とベース202との間に圧縮ばね207を挿入する。このとき、レバー204の一部であり且つレバー204の内方に突出する位置決め部43が圧縮ばね207の内側に挿入されるように、圧縮ばね207はレバー204の下方且つベース202上に配置される。次に、圧縮ばね206を、ホルダー221のばね受け2213と、ストッパー203のばね受け232とに挿入する。このとき、圧縮ばね206の内側に、それぞればね受け2213(図8)の先端とばね受け232(図8)の先端とが入り込むように、圧縮ばね206を挿入する。そして、ボックス208にベース202を組み付ける。このとき、圧縮ばね206は、ベース202の下方に設けられた収納スペース2803に収納される。このように、ばね受け2213とばね受け232とがレバー204の外部に露出しているため、圧縮ばね206の組み付けが容易であり、端子台201の組立もより容易になる。
ボックス208の壁部281と底部282との間には隙間283が形成されており、この隙間283にベース202が挿入される。また、ボックス208には、隣り合う端子同士を分離するための隔壁2800が設けられている。この隔壁2800には溝2801が形成されており、この溝2801にベース202の幅広部226の側端が挿入される。さらに、ボックス208の底部282には、隙間2802が形成されている。この隙間2802には、ベース202の端部227が挿入される。端部227は、ベース202の両端を断面略L字状に折り曲げて形成されている。換言すると、ベース202の両端は下方に向かって折れ曲がっている。
その後、ボタン209をレバー204の上に嵌めて、ボックス208と同じ形状のボックス又はボックス208に対応する形状を有する側板(不図示)を、ボックス208と対向するように組み付けて不図示の連結ねじをボックス208のねじ穴284に挿入する。第二実施形態の端子台201は、このように組み立てることができ、トーションばね6(図2)を圧縮ばね206に代えたことにより、トーションばね6の端部を第一当接部32(図2)等に当接させる作業が不要となる。そのため、より容易に端子台201を組み立てることができる。
次に、端子台201を構成する各部材について説明する。第二実施形態のレバー204は、第一実施形態のレバー4(図2)と比較して、高さが高くなっている。これにより、圧縮ばね207のバネ長をより長くできるので、より寿命が長い圧縮ばね207を用いることができる。また、第二実施形態のレバー204には、一対の第二爪部46(図2)が形成されていない。しかし、端子100に横方向の力が加わったとしても、端子100が隔壁2800に当接するので、端子100の移動(回動)を規制できる。
ボックス208にはボタン209の軸部91が挿入される軸穴286が形成されている。図6では1つの軸穴286のみが図示されているが、図面手前側にも同じ位置に軸穴286が形成されている。さらに、ボックス208には、ボタン209の後部92の上側と当接してボタン209の上方への移動を制限する第一ストッパー部287が形成されている。第一実施形態とは異なり、ボックス208には第二ストッパー部88(図2)と第三ストッパー部89(図2)とが形成されていない。しかし、ボタン209は、ベース202及びストッパー203を収納するボックス208の内面、つまり隔壁2800に当接する弾性部93を有する。そのため、ボタン209のガタつきを防止できる。すなわち、ボックス208の隔壁2800にボタン209の弾性部93が当接するので、弾性部93によって、弾性部93の先端にある突起94がボックス208の隔壁2800に押し付けられる。これにより、ボックス208の隔壁2800と突起94との間の摩擦力によってボタン209の移動が制限されるので、ボタン209のガタつきを防止できる。
ボックス208の隔壁2800の端子100(図9)が挿入される側の外面には、曲面部2804が設けられている。換言すると、端子台201の端子100が挿入される側の外面には、曲面部2804が設けられている。第一実施形態においては、端子台1の端子100が挿入される側の外面は、平面で構成されていた。これに対して、第二実施形態によれば、曲面部2804によってボックス208の外面が破損しにくいので、外観不良による歩留まりの低下を防ぐことができる。また、外面が平面で構成されている場合、成形する際に外面の角部にガスが溜まりやすい。外面に曲面部2804を設けることによってガスが抜けやすくなるので、成形不良による歩留まりの低下を防ぐことができる。
ボックス208の2つの第一ストッパー部287同士の間には、凹部が形成されている。この凹部には、端子の極等を表示するために、表示板又は表示シール等を配置できる。さらに、ボックス208において、ベース202が挿入される領域の下方には、複数の壁が形成されている。この複数の壁により、ボックス208の剛性を高めることができる。また、第一実施形態のボックス8の底部82と比較して、ボックス208の底部282の肉厚を薄くできる。そのため、成形時間を短縮できると共に、成形コストを下げることもできる。
ボックス208における端子台201の端子孔11の上方には、端子100の移動(回動)を規制する規制部2805が形成されている。例えば、端子100に対して上方向の力が加わったとしても、端子100が規制部2805に当接する。これにより、端子100の回動を規制できる。規制部2805の下面、すなわちベース202側の面は、挿入されるベース202に対して傾斜するような傾斜面である。これにより、レバー204の先端が回動した場合であっても、レバー204の先端が規制部2805を避けるので両者の接触を防止できる。図6では1つの規制部2805のみが図示されているが、図面手前側にも同じ位置に規制部2805が形成されている。
ベース202は、幅狭部225と端部227の間に位置する幅広部226に加えて、2つの幅狭部225の間に位置する中央部を有している。ベース202の長手方向に直交する方向において、幅狭部225の幅は中央部よりも狭く、幅広部226の幅は中央部よりも広い。幅広部226の上面にはローレット加工が施されており、細かな凹凸が形成されている。なお、ローレット加工に代えてエンボス加工等によって凹凸を形成することもできる。また、ベース202には、上方に突出するばねストッパー2219が設けられており、ばねストッパー2219は、圧縮ばね207に当接しその移動を規制している。
図7及び図8を参照して、第二実施形形態のボックス208のねじ穴284について説明する。図7は、図6に示すボックス208を、組み立て時にベース202が挿入される側とは反対側から見た状態を示している。この反対側において、ボックス208のねじ穴284の端部には段差部2841が形成されている。以下、図8を参照して、より詳細に段差部2841を説明する。図8の上側はボックス208と側板200を組み合わせた状態を示しており、図8の下側はそのA−A断面図を示している。ただし、2つのボックス208を組み合わせることもできる。
ねじ穴284の対向する段差部2841同士は、相補的に形成されている。ボックス208と側板200とを組み合わせた場合は、段差部2841Bが段差部2841Aに挿入される。すなわち、組み立て時にベース202が挿入される側の段差部2841Aの内径は、その反対側の段差部2841Bの外径よりも大きい。そして、オス側としての段差部2841Bが、メス側としての段差部2841Aに挿入され、ボックス208と側板200とが組み合わされる。これにより、段差部2841の寸法分、ねじ穴284を介した端子間の沿面距離を長くできる。
ボックス208についても、組み立て時にベース202が挿入される側の段差部2841Aの内径は、段差部2841Bの外径よりも大きくなるように形成されている。2つのボックス208を組み合わせる場合も、段差部2841Bを段差部2841Aに挿入する。ボックス208における組み立て時にベース202が挿入される側に組み合わされる側板には、段差部2841Aの内径よりも小さい外径を有する段差部2841Bが形成されている。
図6に示すように、ボックス208は、ベース202が挿入される側に凸部2807を有している。この凸部2807は、端子孔11の下方において、ベース202の延在方向と直交する方向に突出している。また、ベース202が挿入される側とは反対側において、ボックス208は溝2806(図7)を有しており、凸部2807及び溝2806は相補的に形成されている。溝2806の内径は凸部2807の外径よりも大きく、組み立て時には凸部2807が溝2806に挿入される。これにより、凸部2807及び溝2806の寸法分、端子間の沿面距離を長くできる。さらに、端子100(端子孔11)に過重がかかっても、ボックス208の変形を防ぎ、ボックス208の平面性を保つことができる。
側板200にも同様に、凸部2807又は溝2806が形成される。すなわち、ベース202が挿入される側に組み合わされる側板200は、ボックス208の凸部2807に対応する溝2806を有する。そして、ベース202が挿入される側とは反対側に組み合わされる側板200は、ボックス208の溝2806に対応する凸部2807を有する。
次に図9及び図10を参照して、端子台201の動作を説明する。図9の初期状態(出荷状態)においては、ボタン209が初期位置にあると共にストッパー203が第一位置(初期位置)にある。初期状態においては、レバー204の前部がベース202の上面に当接しているので丸型端子100を挿入できない。また、ストッパー203に当接すると共に、第一位置から第二位置(待機位置)へと移動する方向にストッパー203を付勢する圧縮ばね206(第一付勢部材)が設けられている(図10)。ストッパー203は、ホルダー221から延在するばね受け2213と、ストッパー203から延在するばね受け232との間に配置された圧縮ばね206によって第二位置へと向かって付勢されている。これにより、ストッパー203は、端子孔11に向かって付勢されている。ストッパー203が第一位置にある状態では、ストッパー203の肩部31の前側がレバー204の折れ曲がり部41の後側に当接していることにより、ストッパー203の前進が規制されている。
この状態から丸型端子100を接続させるためには、まず作業者は図9の中期1に示すように圧縮ばね207の付勢力に抗して下方にボタン209を押し込む。これにより、ボタン209の後部は軸部91を中心に下方に回動し、図10に示すようにボタン209の当接部96がレバー204の後部を下方に押し込んでシャフト5を中心にレバー204の後部も下方に回動する。レバー204が回動すると、レバー204の折れ曲がり部41が上方に向かって移動する。これにより、肩部31が折れ曲がり部41と当接しなくなるので、ストッパー203の規制が解除される。そのため、圧縮ばね206によって、ストッパー203が第二位置へと移動を開始する。
作業者がさらにボタン209を押し込むと、図9の中期2に示す下限位置までボタン209が押し下げられる。そして、ストッパー203は中期1に示す位置よりもさらに前進し、ボタン209が下限位置にある状態(押切下限状態)においては、第二位置に位置する。押切下限状態においては、ストッパー203のばね受け232(図10)の前側が、ベース202の穴部228(図6)の内縁前側又はホルダー221の穴部2218(図6)の内縁前側に当接する。これにより、ストッパー203はそれ以上前進しない。押切下限状態(ストッパー203が第二位置にある状態)においては、図9の中期3に示すようにレバー204はストッパー203の肩部31上に乗り上げた状態(結線待ち状態)で保持される。これにより、作業者がボタン209から手を離してもレバー204は回動しない。
図10を参照して、ストッパー203の動作をさらに詳細に説明する。図10の初期は図9の初期状態に対応し、図10の中期3は図9の中期3の状態に対応する。
初期状態において、ボタン209の下部に設けられた当接部96はレバー204上に位置している。ストッパー203は第一位置にある。この状態でストッパー203は、圧縮ばね206によって端子孔11に向かって付勢されているが、ストッパー203の前進はレバー204の折れ曲がり部41によって規制されている。作業者がボタン209を押し込むと、ボタン209の当接部96がレバー204の後部を下方に押し込んでシャフト5を中心にレバー204の後部が下方に回動する。レバー204が回動すると、レバー204の折れ曲がり部41が上方に向かって移動する。これにより、ストッパー203の規制が解除され、図9の中期3に示すようにストッパー3が第二位置へと移動する。
次いで、図9の後期1に示すように、作業者は丸型端子100(電線)を端子台201の端子孔11から挿入する。すなわち、丸型端子100の先端がストッパー203の第二当接部33に当接するまで丸型端子100を挿入する。作業者が丸型端子100をさらに挿入すると、図9の後期2に示すように、ストッパー203は挿入される丸型端子100に押されて第二位置から第一位置へと移動する。そして、ストッパー203が第二位置から第一位置へと移動する結果、レバー204の折れ曲がり部41がストッパー203の肩部31から降りる。これにより、圧縮ばね207によって付勢されたレバー204の前部は、ベース202に向かってシャフト5を中心に回動する。そして、レバー204の第三爪部47が丸型端子100の上面に当接すると、丸型端子100の下面はベース202の上面に押し付けられて面接触する。
図9の左上枠内には、結線待ち状態(中期3)及び結線時(後期2)の状態にある結線部分の概略拡大平面図が示されている。すなわち、枠内上側には、レバー204がストッパー203の肩部31上に乗り上げ、結線待ち状態にあるストッパー203及びレバー204が示されている。また、枠内下側には、レバー204の第三爪部47が丸型端子100の上面に当接し且つ第一爪部45が丸型端子100の円内に挿入され、結線された状態にあるストッパー203、レバー204及び丸型端子100が示されている。結線された状態においては、第一爪部45が丸型端子100の内縁に引っかかるため、丸型端子100が抜けることを防止できる。枠内に図示されているように、結線待ち状態ではストッパー3が第二位置に位置している。結線時には、挿入される丸型端子100に押されたストッパー203が、第二位置から第一位置へと後退している。
以上説明した第二実施形態に係る端子台201によれば、第一実施形態と比較して、より組立が容易な端子台201を提供できる。また、電線の先端部に端子を装着し、端子孔に端子を挿入するだけで自動結線ができる。すなわち、端子を挿入するだけで、内部の電極(ベース202)とレバー204に端子が挟み込まれる機構となっているので、安全確実に結線できる。また、端子を挿入するだけで、自動的に挟み込み結線する機構であることから、作業者の如何を問わず常に安定的な結線が可能となる。また、結線作業者のバラツキ、振動、又は温度サイクル等の、機械的要因若しくは気候的要因が変動する条件においても安全確実に結線可能となる。また、第二実施形態に係る端子台201によっても、端子をワンタッチで確実に端子台201へと接続できる。さらに、片手がふさがってしまうことがないので、両手を使って簡単に接続作業を行うことができる。
なお、圧縮ばね206に代えて、レバー204の一部をストッパー203と当接させることによりストッパー203を前進させてもよい。例えば、レバー204の後端に内方に向かって突出する当接部を形成し、ストッパー203の後端と当接させてもよい。この場合、レバー204を回動させると、レバー204の当接部にストッパー203の後端が押されることにより、ストッパー203がレバー204の回動と共に端子孔11に向かって前進する。また、レバー204の下部後側内面とストッパー203の上部後側外面とを当接させて、両者の間の摩擦力によって、ストッパー203を前進させてもよい。さらに、ストッパー203の外寸(ベース202の延在方向と直交する方向の幅)よりも小さな外寸を有するレバー204を準備し、レバー204の下部後側外面とストッパー203の上部後側内面とを当接させてもよい。すなわち、ストッパー203の内側にレバー204を配置し、両者を当接させてもよい。
[第三実施形態]
図11を参照し、第三実施形態に係る端子台301を説明する。第一及び第二実施形態とは異なり、第三実施形態の端子台301は、ショートバー300を挿入できるように構成されている。図11の上側は、ショートバー300を挿入しない状態を示し、図11の下側は、ショートバー用穴部3809を介してショートバー300を挿入した状態を示している。第三実施形態の説明においては、第一及び第二実施形態との相違点について説明し、第一及び第二実施形態で説明した構成要素については同じ参照番号を付し、その説明を省略する。特に説明した場合を除き、同じ参照符号を付した構成要素は略同一の動作及び機能を奏し、その作用効果も略同一である。
第三実施形態に係る端子台301のボックス308には、端子孔11の下方に板ばね310を収納する収納スペース3808が形成されている。収納スペース3808は、ショートバー用穴部3809を介して外部に開口している。収納スペース3808内の上部は、ベース302の端部327を受け入れるように内部に開口している。この端部327は、ベース302の両端を断面略Z字状に折り曲げて形成されており、ベース302の両端は、下方に折れ曲がる部分とさらに前方に折れ曲がる部分とを有する。なお、2つのボックス308を組み合わせる場合、又はボックス308と側板を組み合わせる場合は、隣接する端子孔11もショートバー300を挿入するために同様の構成を備えている。すなわち、端子台301は、収納スペース3808を有するボックス308又は側板と組み合わすことができる。
図11の上側に示すように、ショートバー300を挿入しない状態では、ベース302の端部327が板ばね310の上端と当接し且つ上方に向かって付勢されている。一方、図11の下側に示すように、ショートバー300を挿入した状態では、ショートバー300が板ばね310の上端と当接し且つ上方に向かって付勢される。そして、ショートバー300が、ベース302の端部327と当接している。これにより、ショートバー300を挿入すると、ショートバー300を介して隣接するベース302が電気的に接続され、隣接する端子100を短絡させることができる。
以上説明した第三実施形態に係る端子台301によれば、ショートバー300を挿入可能な端子台301を提供できる。また、ベース302の下方に圧縮ばね206の収納スペース2803が設けられる分、ボックス308の下部が大きくなっているが、この下部に板ばね310を配置することによりスペースを有効に活用できる。また、電線の先端部に端子を装着し、端子孔に端子を挿入するだけで自動結線ができる。また、端子を挿入するだけで、自動的に挟み込み結線する機構であることから、作業者の如何を問わず常に安定的な結線が可能となる。また、結線作業者のバラツキ、振動、又は温度サイクル等の、機械的要因若しくは気候的要因が変動する条件においても安全確実に結線可能となる。また、第三実施形態に係る端子台301によっても、端子をワンタッチで確実に端子台301へと接続できる。さらに、片手がふさがってしまうことがないので、両手を使って簡単に接続作業を行うことができる。
なお、図11に示したショートバー300の形状は例示的なものであり、他の形状のショートバー、又は短絡させるための電線(端子)を挿入することもできる。また、板ばね310の形状は例示的なものであり、他の形状のばね、又はゴムなどの弾性体に代えることもできる。さらに、第三実施形態の端子台301は、ショートバー300を挿入しない第二実施形態の端子台201(図5)等と組み合わせることもできる。この場合、組み合わされた端子台301及び端子台201は、ショートバー300を挿入可能な端子台と、ショートバー300を挿入不可能な端子台とを備える。
[第四実施形態]
図12から図14を参照し、第四実施形態に係る端子台401を説明する。第一から第三実施形態とは異なり、第四実施形態の端子台401は、温度ヒューズ400を収納できるように構成されている。第四実施形態の説明においては、第一から第三実施形態との相違点について説明し、第一から第三実施形態で説明した構成要素については同じ参照番号を付し、その説明を省略する。特に説明した場合を除き、同じ参照符号を付した構成要素は略同一の動作及び機能を奏し、その作用効果も略同一である。
端子台401は、圧縮ばね206及びホルダー221を備えている。そして、端子台401は、ボックス408に組み付けられ、且つ挿入される端子100(不図示)と電気的に接続するベース402と、ベース402上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパー203と、ストッパー203が第二位置にあるときに、ストッパー203の肩部31上に乗り上げた状態で保持されるレバー404とを備える。
端子台401を組み立てる際には、まずベース402の幅狭部225を挟むように、ホルダー221をベース402に差し込む。そして、ホルダー221の間にストッパー203が嵌め込まれるように、ベース402上にストッパー203を載置する。次に、ストッパー203の肩部31に対して端子が挿入される側(前側)にレバー404の折れ曲がり部41が位置するように、ストッパー203上にレバー404を被せる。そして、ホルダー221のシャフト孔2212と、レバー404のシャフト孔42とにシャフト405としてリベットを挿入する。
そして、レバー404の位置決め部43が圧縮ばね207の内側に挿入されるように、レバー404とベース402との間に圧縮ばね207を挿入する。次に、圧縮ばね206を、ホルダー221のばね受け2213と、ストッパー203のばね受け232とに挿入する(図13)。そして、ボックス408にベース402を組み付ける。
ボックス408の壁部481の下端は、前方に向かって突出するように折れ曲がっている。そして、壁部481の下端と底部482の後端との間には隙間483が形成されており、この隙間483にベース402が挿入される。また、ボックス408には、隣り合う端子同士を分離するための隔壁4800が設けられている。この隔壁4800には溝4801が形成されており、この溝4801にベース202の幅広部226の側端に設けられた突起426が挿入される。その後、ボタン409をレバー404の上に嵌めて、ボックス408に対応する形状を有する側板(不図示)を、ボックス408と対向するように組み付けて不図示の連結ねじをボックス408のねじ穴284に挿入する。
第四実施形態ではさらに、リン青銅から形成されたヒューズ用端子500の一対の挿入穴510の一方に、温度ヒューズ400のリード線410を挿入する。そして、リード線410をヒューズ用端子500の接続部520に挟ませ、一対の挿入穴510の他方からリード線410の端部を引き出す。このように、温度ヒューズ400を2つのヒューズ用端子500と接続した状態で、両者をボックス408の収納スペース4808に挿入する。このように組み立てられた端子台401は、ボックス408の下面に設けられた取り付けボス489(図13)を基板(不図示)に設けられた穴に差し込むことにより、この基板に取り付けることができる。そして、ベース402の接続端部429及びヒューズ用端子500の接続端部529は、基板上の配線とはんだ接続される。
次に、端子台401を構成する各部材について説明する。ボタン409は下方に延在する挿入部497を有し、レバー404は挿入部497が挿入される挿入穴449を有する。挿入部497は、シャフト405に当接するシャフト受け498を有する。そして、シャフト受け498は、シャフト405の外形と相補的な屈曲した形状を有していると共に、シャフト受け498の下端部はシャフト405側に膨らんだ形状を有している。これにより、シャフト405が膨らんだ部分に引っかかるため、ボタン409がボックス408から抜け出すことが規制される。
また、ボタン409は、溝495が形成されており、この溝495にドライバーの先端を挿入してボタン409を押し込むことができる。溝495は、後方側が先細るように形成されており、前方側の幅が広いのでドライバーの先端を容易に挿入できる。ボタン409が押し込まれた際に、ボタン409の上面がボックス408の内面と接触しないように、ボタン409の上面は曲面状に形成されている。ボタン409のサイズは、ボタン409を組み込んだ際に、ボックス408の開口部4895からボタン409が突出しないように設定されている。これにより、端子台401を小型化できる。
圧縮ばね206用の収納スペース2803の後方には、隙間4802が形成されている。ベース402の接続端部429は、隙間483及び隙間4802に挿入される。ボックス408の隔壁4800の端子100が挿入される側の外面には、曲面部4804が設けられている。また、ボックス408において、ベース402が挿入される領域の下方には、複数の壁で画定された収納スペース4808が設けられている。この収納スペース4808の上部には温度ヒューズ400が収納され、収納スペース4808の下部にはヒューズ用端子500が収納される。
ベース402は、接続端部429、幅狭部225、面取りされた端部427、及び幅広部226を有している。接続端部429は、ベース402の後端を断面略L字状に下方に折り曲げて形成されている。また、ベース402には、ばねストッパー2219、穴部228及び孔部23が設けられている。なお、接続端部429は、枝別れした複数の端部から構成してもよい。
次に図13及び図14を参照して、端子台401の動作を説明する。図13は初期状態(出荷状態)を示し、ボタン409が初期位置にあると共にストッパー203が第一位置(初期位置)にある。作業者が、圧縮ばね207の付勢力に抗して下方にボタン409を押し込むと、ボタン409の後部は下方に回動する。そして、レバー404と当接するボタン409が、レバー404を下方に押し込んで、シャフト405を中心にレバー404の後部も下方に回動する。
レバー404が回動すると、レバー404の折れ曲がり部41が上方に向かって移動する。これにより、肩部31が折れ曲がり部41と当接しなくなるので、ストッパー203の規制が解除される。そのため、圧縮ばね206によって、ストッパー203が第二位置へと移動を開始する。そして、押切下限状態(ストッパー203が第二位置にある状態)においては、図14に示すようにレバー404はストッパー203の肩部31上に乗り上げた状態(結線待ち状態)で保持される。
作業者が丸型端子100(不図示)を端子台401の端子孔411から挿入すると、ストッパー203は挿入される丸型端子100に押されて第二位置から第一位置へと移動する。そして、ストッパー203が第二位置から第一位置へと移動する結果、レバー404の第三爪部47(図12)が丸型端子100の上面に当接する。すると、丸型端子100の下面は、ベース402の上面に押し付けられて面接触する。
第四実施形態に係る端子台401のボックス408には、ベース402の下方に温度ヒューズ400及びヒューズ用端子500(図12)を収納する収納スペース4808が形成されている。この温度ヒューズ400は、ベース402に接触するように収納スペース4808の上部に配置される。そして、温度ヒューズ400は、例えば120℃で断線し、この断線を検知することにより、装置を停止させる又は警告を出す等の処理を行うことができる。
ヒューズ用端子500は、収納スペース4808の下部に配置される。さらに、収納スペース4808の前部及び後部には、温度ヒューズ400のリード線410が配置される前部スペース及び後部スペースが設けられている。前部スペース及び後部スペースは、十分な長さ、例えば120mmのリード線410を収納できるようなサイズに設定されている。換言すると、温度ヒューズ400とヒューズ用端子500との間の経路に、リード線410のたるみ部分を収容する前部スペース及び後部スペースが設けられている。これにより、はんだ接続の際の熱がヒューズ用端子500から温度ヒューズ400に伝わり、ヒューズが切れることを防止できる。
ヒューズ用端子500の接続部520は、上方に向かって折り返されて形成されると共に、上方に向かってリード線410を付勢する板ばねとして機能する。そのため、ヒューズ用端子500の一対の挿入穴510(図12)に挿入されたリード線410は、ヒューズ用端子500の上部と接続部520の端部との間で挟まれる。
ボックス408には、接続部520が外側に開くことを規制するために、規制部4520としての段差が設けられている。リード線410を挟んだ状態では、接続部520が下方に押し下げられ、外側に開くように変形される。この変形を抑制するため、温度ヒューズ400及びヒューズ用端子500を収納した際に、規制部4520をヒューズ用端子500の折れ曲がり部分と接触させる。これにより、規制部4520に当接する接続部520が狭められるので、接続部520の端部が上方に押し上げられ、リード線410に食い込む。そのため、リード線410と接続部520とを確実に接続できる。
以上説明した第四実施形態に係る端子台401によれば、温度ヒューズ400を収納できる端子台401を提供できる。また、電線の先端部に端子を装着し、端子孔に端子を挿入するだけで自動結線ができる。また、端子を挿入するだけで、自動的に挟み込み結線する機構であることから、作業者の如何を問わず常に安定的な結線が可能となる。また、結線作業者のバラツキ、振動、又は温度サイクル等の、機械的要因若しくは気候的要因が変動する条件においても安全確実に結線可能となる。また、第四実施形態に係る端子台401によっても、端子をワンタッチで確実に端子台401へと接続できる。さらに、片手がふさがってしまうことがないので、両手を使って簡単に接続作業を行うことができる。
以上、実施例を参照して本発明について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本発明に反しない範囲で変更された発明、及び本発明と均等な発明も本発明に含まれる。また、上述の各実施形態及び変形例は、本発明に反しない範囲で適宜組み合わせることができる。
例えば、第一実施形態においては、レバー4の前部に第三爪部47が形成されていた。しかし、第三爪部47に代えてレバー4の前部下面に複数の凹凸を形成することもできる。また、本発明の端子台1に使用可能な端子は丸型圧着端子には限られず、Y字型圧着端子等を使用することもできる。
また、レバー4は、折れ曲がり部41を備える構成には限られない。例えば、レバー4は、折れ曲がり部41に代えて、ストッパー3の肩部31に乗り上がる突起を有していてもよい。この場合、この突起は、ストッパー3が第二位置にあるときに肩部31に当接する。これにより、レバー4が肩部31上に保持される。さらに、トーションばね6に代えて、付勢部材として圧縮ばねを用いることもできる。この場合、圧縮ばねの一端をストッパー3の第一当接部32に当接させ、圧縮ばねの他端がレバー4の切り欠き部44に当接させる。また、圧縮ばね7,207、及び圧縮ばね206は、いずれも他の形状のばね、又はゴムなどの弾性体に代えることができる。
また、第二当接部33の高さは、肩部31の高さと同じにすることができる。これにより、端子100の先端が第二当接部33とレバー204の折れ曲がり部41との間に挟まってしまうことを防止できる。
なお、本願は、2013年1月28日に出願された特願2013−012800号、及び2013年7月9日に出願された特願2013−143578号の利益を主張し、これらの全体が引用により本明細書に援用される。
1:端子台、2:ベース、3:ストッパー、4:レバー、5:シャフト、6:トーションばね、7:圧縮ばね、8:ボックス、9:ボタン、11:端子孔、21:切り起こし部、22:シャフト孔、23:孔部、24:切り欠き部、31:肩部、32:第一当接部、33:第二当接部、41:折れ曲がり部、42:シャフト孔、43:位置決め部、44:切り欠き部、45:第一爪部、46:第二爪部、47:第三爪部、48:補強部、61:第一端部、62:第二端部、81:壁部、82:底部、83:隙間、84:ねじ穴、85:確認穴、86:軸穴、87:第一ストッパー部、88:第二ストッパー部、89:第三ストッパー部、91:軸部、92:後部、93:弾性部、94:突起、95:溝、96:当接部、100:丸型端子、200:側板、201:端子台、202:ベース、209:ボタン、203:ストッパー、204:レバー、206:圧縮ばね、207:圧縮ばね、208:ボックス、221:ホルダー、225:幅狭部、226:幅広部、227:端部、228:穴部、232:ばね受け、281:壁部、282:底部、283:隙間、284:ねじ穴、286:軸穴、287:第一ストッパー部、300:ショートバー、301:端子台、302:ベース、327:端部、308:ボックス、310:板ばね、400:温度ヒューズ、401:端子台、402:ベース、404:レバー、405:シャフト、408:ボックス、409:ボタン、410:リード線、411:端子孔、426:突起、427:端部、429:接続端部、449:挿入穴、481:壁部、482:底部、483:隙間、489:取り付けボス、495:溝、497:挿入部、498:シャフト受け、500:ヒューズ用端子、510:挿入穴、520:接続部、529:接続端部、2800:隔壁、2801:溝、2802:隙間、2803:収納スペース、2804:曲面部、2805:規制部、2806:溝、2807:凸部、2841A:段差部、2841B:段差部、2212:シャフト孔、2213:ばね受け、2218:穴部、2219:ばねストッパー、3808:収納スペース、3809:ショートバー用穴部、4800:隔壁、4801:溝、4802:隙間、4804:曲面部、4808:収納スペース、4895:開口部、4520:規制部

Claims (9)

  1. 挿入される端子と電気的に接続するベースと、
    前記ベース上の第一位置と第二位置との間で移動可能なストッパーと、
    前記ストッパーが前記第二位置にあるときに前記ストッパーの肩部上に保持されるレバーとを備える、端子台。
  2. 前記レバー及び前記ストッパーにそれぞれ当接すると共に、前記第一位置から前記第二位置へと移動する方向に前記ストッパーを付勢する第一付勢部材を備え、
    前記レバーは、前記第一付勢部材を介して前記ストッパーを前記第一位置から前記第二位置へと移動させ、
    前記ストッパーの移動に伴い、前記レバーが前記肩部上に乗り上がる、請求項1に記載の端子台。
  3. 前記ストッパーに当接すると共に、前記第一位置から前記第二位置へと移動する方向に前記ストッパーを付勢する第一付勢部材を備え、
    前記レバーによる規制が解除されると、前記ストッパーは、前記第一付勢部材の付勢力によって前記第一位置から前記第二位置へと移動し、
    前記ストッパーの移動に伴い、前記レバーが前記肩部上に乗り上がる、請求項1に記載の端子台。
  4. 前記レバーを付勢する第二付勢部材を備え、
    前記レバーは、前記第二付勢部材に付勢されることにより前記ベースに向かって回動する、請求項1から3のいずれか1項に記載の端子台。
  5. 前記レバーと当接する当接部を有するボタンを備え、
    前記ボタンを押すことによって、前記レバーが回動する、請求項1からのいずれか1項に記載の端子台。
  6. 前記端子が挿入される端子孔と、
    前記端子孔と隣り合う穴部と、
    前記ベースに面して配置され、前記穴部に挿入される部材を前記ベースに向かって付勢する部材を備える、請求項1からのいずれか1項に記載の端子台。
  7. 前記ベース及び前記ストッパーを収納するボックスを備え、
    前記ボタンは、前記ボックスの内面に当接する弾性部を有する、請求項に記載の端子台。
  8. 前記ベース及び前記ストッパーを収納するボックスを備え、
    前記ボックスには、ショートバーが挿入される穴部が設けられている、請求項1からのいずれか1項に記載の端子台。
  9. 前記ベース及び前記ストッパーを収納するボックスを備え、
    前記ボックスには、温度ヒューズが収納される収納スペースが設けられている、請求項1から6のいずれか1項に記載の端子台。
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