JP5615646B2 - 通信システム及び通信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、近距離通信を行う通信機器を有する通信システム及び他の通信機器と近距離通信を行う通信機器に関する。
近年、携帯電話機、PDA、パーソナルコンピュータ等の電子機器には、近距離通信により他の電子機器(通信機器)と通信する機能を備えているものがある。また、近距離通信機能をヘッドセットに用いることで、本体とヘッドセットとを分離可能なワイヤレスヘッドセットシステムもある(特許文献1参照)。
特開2003−18251号公報
近距離通信を行う通信機器は、通信を行う通信機器(通信相手先)とペアリング処理を行い、その後、所望のデータの送受信を実行する。通信機器は、ペアリング処理を行うことで、通信可能な領域内に複数の通信機器がある場合も、特定の通信相手先と所望の通信機器との通信を実行することができる。つまり、通信機器は、通信可能な通信相手が複数ある場合、通信可能な通信相手から、近距離通信を行う、つまりペアリング処理を行う通信相手を選択する必要がある。
ここで、通信可能な電子機器から通信相手を選択する場合、近距離通信で取得できる情報は、通信相手の機種の情報等である。そのため、ユーザは、通信相手の機種の番号や、認識番号から通信相手を選択することになり、どの電子機器が所望の通信相手であるかを判別するのに手間がかかる。また、通信可能な電子機器が同様の機種であったり、類似した認識番号であったりすると、判別するのが困難となる。また、ペアリング処理の相手を間違えると意図しない電子機器とデータの送受信を行うことになり問題である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、近距離通信で通信を行う通信機器を簡単に識別することができる通信システム及び通信機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信システムであって、近距離無線通信を行う第1近距離通信部、自機の状態を検出する状態検出部、及び、前記状態検出部によって検出された自機の状態に基づいて、当該自機の状態を示す出力信号強度が切り替わる出力パターンを選択し、他の機器から送信された通信要求信号を受信した旨を示す信号を、当該自機の状態を示す出力パターン前記第1近距離通信部から出力させる第1制御部を有する第1通信機器と、報知部、前記第1通信機器と近距離無線通信を行う第2近距離通信部、前記第2近距離無線通信によって受信する信号における強度が切り替わるパターンと通信機器の状態を対応付けて記憶する記憶部、及び、前記第2近距離通信部によって受信した、自通信機器が送信した通信要求信号を受信した旨を示す信号における強度が切り替わるパターンに対応する前記第1通信機器の状態を特定し、当該特定された前記第1通信機器の状態を前記報知部によって報知させる第2制御部を有する第2通信機器と、を有することを特徴とする。
ここで、前記第1通信機器は、自機の情報を含む前記信号を前記第1近距離通信部より送信させ、前記第2通信機器は、前記信号の受信により、前記第1通信機器の情報を取得することで通信相手として認識すると共に、前記受信した信号の強度が切り替わるパターンに基づいて前記第1通信機器の状態を特定することが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は通信機器であって、他の通信機器と近距離無線通信を行う近距離通信部と、自機の状態を検出する状態検出部と、前記状態検出部により検出された自機の状態に応じて、当該自機の状態を示す出力信号強度が切り替わる出力パターンを複数の出力パターンから選択し、他の機器から送信された通信要求信号を受信した旨を示す信号を、当該自機の状態を示す出力パターン前記近距離通信部から出力させる制御部と、を有することを特徴とする。
ここで、前記制御部は、自機の情報を含む前記信号を前記近距離通信部によって送信させることが好ましい。
また、前記複数の出力パターンは、前記状態検出部で検出された自機の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する前記信号の強度の変化がそれぞれ異なることが好ましい。
また、前記複数の出力パターンは、前記状態検出部で検出された自機の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する前記信号の間歇パターンがそれぞれ異なることが好ましい。
また、前記制御部は、前記他の通信機器より通信要求信号を受信した際、前記状態検出部で検出された自機の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する信号の出力パターンを選択することが好ましい。
また、前記状態検出部は、自機に付与される加速度を検出する加速度センサを含み、前記制御部は、前記加速度センサにより検出された加速度に応じて、当該検出された加速度に対応付けられた出力パターンを選択することが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信機器であって、報知部と、他の通信機器と近距離無線通信を行う近距離通信部と、近距離無線通信によって受信する信号の強度が切り替わるパターンと通信機器の状態を対応付けて記憶する記憶部と、前記近距離通信部によって前記他の通信機器から受信した、自通信機器が送信した通信要求信号を受信した旨を示す信号における強度が切り替わるパターンに対応する前記他の通信機器の状態を特定し、当該特定された前記他の通信機器の状態を前記報知部によって報知させる制御部と、を有することを特徴とする。
ここで、前記制御部は、前記信号の受信により、前記他の通信機器の情報を取得することで通信相手として認識することが好ましい。
また、前記制御部は、前記他の通信機器に通信要求信号を送信した後、前記近距離通信部で受信した信号の強度が切り替わるパターンに基づいて、前記他の通信機器の状態を特定することが好ましい。
また、前記制御部は、前記近距離通信部で通信可能な複数の他の通信機器の情報を取得し、当該取得した他の通信機器の情報を前記報知部によって報知させることが好ましい。
また、前記信号の強度が切り替わるパターンは、前記他の通信機器の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する前記信号の強度の変化が異なることが好ましい。
ここで、表示部をさらに有し、前記制御部は、前記近距離通信部によって信号を受信した複数の通信機器を示す画像を前記表示部によって表示させ、その内で前記信号の強度が切り替わるパターンが異なる信号を受信した場合、当該信号を送信した通信機器に対応する画像を他の通信機器とは異なせることが好ましい。
また、前記制御部は、前記信号を受信した通信機器の内で、ペアリングの設定が可能な通信機器を示す画像のみを表示させることが好ましい。
本発明にかかる通信システム及び通信機器は、近距離通信で通信を行う通信機器を簡単に識別することができることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の携帯通信装置を有する本発明の通信システムの概略構成を示す説明図である。 図2は、図1に示す本発明の携帯通信装置の概略構成を示す正面図である。 図3は、図2に示す携帯通信装置の機能の概略構成を示すブロック図である。 図4は、通信機器の処理動作を説明するための説明図である。 図5は、通信機器の処理動作を説明するための説明図である。 図6は、通信機器の処理動作を説明するための説明図である。 図7は、携帯通信装置の処理動作の一例を示すフロー図である。 図8は、携帯通信装置の処理動作の一例を示すフロー図である。 図9は、携帯通信装置の処理動作の一例を示すフロー図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、通信装置の一例として携帯電話機を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話機に限定されるものではなく、近距離無線通信機能を備える種々の通信機器(電子機器)に用いることができる。例えば、通信機器としては、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。さらに、ワイアレスマウス、ワイアレスキーボードや、ワイアレスヘッドフォン等の近距離無線通信機能を備える電子機器にも用いることができる。
図1は、本発明の携帯通信装置を有する本発明の通信システムの概略構成を示す説明図である。図1に示す通信システム1は、複数のパーソナルコンピュータ6、6a、6b、6cと、複数のマウス8a、8bと、複数の携帯通信装置10、10a、10bとで構成されている。
パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)6、6a、6bは、近距離無線通信機能を備える、演算装置である。また、マウス8a、8bは、近距離無線通信機能を備える入力デバイスである。なお、マウス8aは、PC6aと近距離無線通信を行い、操作を入力することで、PC6aの入力デバイスとなる。マウス8bは、PC6bと近距離無線通信を行い、操作を入力することで、PC6bの入力デバイスとなる。
携帯通信装置10、10a、10bは、近距離無線通信を行う通信端末である。なお、携帯通信装置10、10a、10bは、公衆通信網を介しての通信を実行でき、音声信号等の信号を公衆通信網に送信し、公衆通信網から音声信号等の信号を受信する。また、それぞれの携帯通信端末には、固有の電話番号、端末番号が割り当てられ、記憶されている。携帯通信装置10、10a、10bの構成については、後ほど説明する。
通信システム1は、以上のような構成である。通信システム1は、携帯通信装置10と近距離通信が可能な各種通信機器とで構成されている。携帯通信装置10は、近距離無線通信機能により、複数のパーソナルコンピュータ6、6a、6b、6cと、複数のマウス8a、8bと、複数の携帯通信装置10a、10bのそれぞれと、情報の送受信を行うことができる。つまり、通信システム1は、携帯通信装置10と、携帯通信装置10が近距離無線通信をできる領域内にあり、かつ、近距離無線通信機能を有する通信機器とで構成される。なお、通信システム1を構成する携帯通信装置10以外の通信機器の数は特に限定されない。また、通信機器の種類も携帯通信装置、マウス、PCには限定されない。
次に、携帯通信装置10、10a、10bについて説明する。なお、携帯通信装置10と、携帯通信装置10aと、携帯通信装置10bとは、同様の装置構成であるので、以下、携帯通信装置10を用いて説明する。図2は、図1に示す携帯通信装置の概略構成を示す正面図である。携帯通信装置10は、無線通信機能を備えた携帯電話機である。携帯通信装置10は、筐体10Cが第1筐体10CAと第2筐体10CBとで開閉可能に構成された、折り畳み式の携帯電話機である。なお、図2は、携帯通信装置10を開いた状態である。なお、本実施形態では、携帯通信装置10の筐体10Cを折り畳み式としたが、筐体の形状は特に限定されない。筐体は種々の形態とすることができ、例えば、スライド式、サクロイド式、リボルバー式、ストレート式等でもよい。
第1筐体10CAには、表示部として、図2に示すメインディスプレイ12Mが設けられる。メインディスプレイ12Mは、所定の画像として、携帯通信装置10が受信を待機している状態のときに待ち受け画面を表示したり、携帯通信装置10の操作を補助するために用いられるメニュー画像を表示したりする。また、図2に示すように、第1筐体10CAには、携帯通信装置10の通話時に音声を発するレシーバ16が設けられている。
第2筐体10CBには、通話する相手の電話番号や、メール作成時等に文字を入力するための操作キー13が複数設けられ、また、メインディスプレイ12Mに表示されるメニューの選択及び決定や画面のスクロール等を容易に実行するための方向及び決定キー14が設けられる。なお、操作キー13、及び方向及び決定キー14は、携帯通信装置10の操作部28(図3参照)を構成する。また、第2筐体10CBには、携帯通信装置10の通話時に音声を受け取るマイク15が設けられる。また、第2筐体10CBには、近距離通信部36が内蔵されている。
また、第1筐体10CAと第2筐体10CBとは、ヒンジ18で連結されている。これによって、第1筐体10CA及び第2筐体10CBは、ヒンジ18を中心としてともに回動して、互いに遠ざかる方向及び互いに接近する方向に回動できるように構成される。第1筐体10CAと第2筐体10CBとが互いに遠ざかる方向に回動すると携帯通信装置10が開き、第1筐体10CAと第2筐体10CBとが互いに接近する方向に回動すると携帯通信装置10が閉じる。
次に、携帯通信装置10の機能と制御部との関係を説明する。図3は、図2に示す携帯通信装置の機能の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように携帯通信装置10は、主制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部28と、音声処理部30と、表示部32と、表示制御部33と、加速度センサ34と、近距離通信部36とを有する。
主制御部22は、携帯通信装置10の全体的な動作を統括的に制御する処理部、例えばCPU(Central Processing Unit)である。すなわち、携帯通信装置10の各種の処理が、操作部28の操作や携帯通信装置10の記憶部24に保存されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26、表示部32等の動作を制御する。主制御部22は、記憶部24に保存されているプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、主制御部22は、複数のプログラム(アプリケーション、ソフトウェア)を並列で実行することができる。
記憶部24には、主制御部22での処理に利用されるアプリケーションのプログラムやデータが保存されている。具体的には、アプリケーションのプログラムとして、発信、着信、通話処理を行うアプリケーションのプログラム、メールの送受信を行うアプリケーションのプログラムや、近距離通信を行うアプリケーションのプログラム等が保存されている。また、データとしては、画像データ、音声データ、文字変換のための辞書データ、アドレス帳データ、近距離通信の制御条件のテーブル、近距離通信の出力のパターン等が記憶されている。
通信部26は、通信網によって割り当てられるチャネルを介し、通信網との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、通信網との間で電話通信及び情報通信を行う。このため、ユーザは、通信部26による通信により所望の相手とのデータの送受信、また、通話が可能となる。
操作部28は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられた操作キー13と、方向及び決定キー14とで構成される。操作部28は、これらのキーがユーザの操作により入力されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、ユーザの指示として主制御部22へ入力される。
音声処理部30は、マイク15に入力される音声信号やレシーバ16から出力される音声信号の処理を実行する。
表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成された表示パネル(上述したメインディスプレイ12M等)を備え、主制御部22から表示制御部33を介して供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像を表示パネルに表示させる。
加速度センサ34は、筐体10Cに加わる加速度を検出する検出器である。加速度センサ34としては、種々の方法で加速度を検出する検出器を用いることができ、例えば、静電容量の変化や、ピエゾ抵抗の変化、相対位置の変化等で加速度を検出する検出器を用いることができる。加速度センサ34は、操作者が筐体10Cを移動させたり、振ったりする際に、筐体10Cに作用する加速度を検出し、検出した加速度情報を主制御部22に送る。
近距離通信部36は、近距離無線通信技術を用いて、他の通信装置と通信を行う通信部である。なお、近距離無線通信技術としては、赤外線通信(IrDA(登録商標)、IrMC(登録商標)、IrSimple(登録商標))や、可視光通信や、Bluetooth(登録商標)や、磁界通信(RFID、Radio Frequency Identification)技術を用いることができる。例えば、近距離通信部36は、Bluetooth(登録商標)を用いる場合、信号を出力する出力部と、信号を受信する受信部とを有する。
次に、図4から図6を用いて、通信システム1及び携帯通信装置10の動作について説明する。ここで、以下の説明では、携帯通信装置10が通信可能な通信機器から携帯通信装置10aを通信相手として選択する場合の例として説明する。
まず、携帯通信装置10aには、近距離通信部36を用いた近距離無線通信の設定条件として、加速度センサ34で自機(筐体10C)がゆれている状態であると判定したら、近距離通信部36から出力する信号の出力パターンを予め設定したパターンとする設定が行われている。また、携帯通信装置10は、記憶部24に受信した信号の出力のパターンと信号を出力した通信機器の状態との関係が記憶されている。
携帯通信装置10は、近距離無線通信開始時に、近距離通信部36を起動させると、通信可能な通信機器の情報を取得する。本実施形態では、複数のパーソナルコンピュータ6、6a、6b、6cと、複数のマウス8a、8bと、複数の携帯通信装置10a、10bと近距離通信を行い、各通信機器の情報を取得する。なお、携帯通信装置10は、各通信機器の情報を取得しているがペアリング処理前であるので、設定された以上のデータの送受信はできない状態である。
このとき、携帯通信装置10aは、ユーザにより図4に示すように矢印60の方向に振られると、その振動を加速度センサ34により検出し、ゆれていると判定する。携帯通信装置10aは、揺られていると判定したら、携帯通信装置10との近距離無線通信で出力する信号を、図5に示すように、一定時間毎に出力が出力強度Pと出力強度Pとの間で切り替わるパターンで出力する。なお、携帯通信装置10aは、信号を出力する強度をパターンに基づいて、変動させるが、信号の内容は変動させない。
ここで、携帯通信装置10は、携帯通信装置10aから出力される信号の出力のパターンと記憶部24に記憶されている出力のパターンとから、携帯通信装置10aがゆれていると判定する。
次に、携帯通信装置10は、通信相手を選択、決定するために、各通信機器の情報を取得したら、ディスプレイ12Mに図6に示すような画面70を表示させる。ここで、画面70には、通信機器の情報を取得した各通信機器を示すアイコン72が表示される。ここで、アイコン72は、通信機器の種類を示す画像と機種情報とで構成される。また、画面70に表示されるアイコン72aは、携帯通信装置10がゆれていると判定した携帯通信装置10aを示すアイコンである。アイコン72aは、携帯通信装置を示す画像がゆれるようにアニメーション表示される。なお、アイコン72aは、携帯通信装置がゆれていることを示す静止画でもよい。また、画面70には、選択位置を示すカーソル74も表示されている。その後、携帯通信装置10は、カーソル74を移動させ、ペアリング処理を行う通信機器を特定することで、近距離通信によるデータの送受信が可能となる。また、携帯通信装置10は、近距離通信部で通信可能な通信機器のうち、ペアリングの設定が可能な通信機器のみを表示させることが好ましい。つまり、近距離通信部で通信可能な通信機器であっても、ペアリングができない通信機器は、表示させないことが好ましい。これにより、ユーザは、より適切にペアリングの対象の通信機器を選択することができる。
以下、図7及び図8を用いて、携帯通信装置10aの処理、つまり、通信相手として選択される側の通信機器の処理についてより詳細に説明する。なお、図7及び図8では、携帯通信装置10aの処理として説明する。また、携帯通信装置10aは、主制御部22により近距離通信部36の動作を制御する。
まず、携帯通信装置10aの主制御部22は、ステップS12として近距離通信部36を起動させる。なお、近距離通信部36を起動させるタイミング(トリガー)は、特に限定されず、ユーザの操作により起動させても、装置の起動時にあわせて起動させてもよい。
その後、主制御部22は、ステップS14として近距離無線通信で機器検出要求を受信したかを判定する。なお、機器検出要求とは、他の通信機器(本実施形態では、携帯通信装置10)が通信可能な通信機器を検出するために出力する信号である。主制御部22は、ステップS14で機器検出要求なし(No)と判定したら、ステップS14に進む。つまり、主制御部22は、機器検出要求を検出するまで、ステップS14の処理を繰り返す。
主制御部22は、ステップS14で機器検出要求を検出した(Yes)と判定したら、ステップS16として、電波強度を判別し、送信電波強度を決定する。つまり、主制御部22は、受信した機器検出要求の電波強度(信号の強度)を検出し、検出結果に基づいて、送信する電波強度(信号の強度)を決定する。主制御部22は、ステップS16で送信する電波強度を決定したら、ステップS18として、機器データを送信する。つまり、主制御部22は、ステップS16で決定した電波強度で、自機の機器データを送信する。なお、機器データとは、通信機器の種類、機種、識別番号等の情報である。また、通信に使用する周波数の情報を含めるようにしてもよい。なお、近距離通信に使用する周波数は、通信を行う2つの機器間で決定してもよい。
主制御部22は、ステップS18で機器データを送信したら、ステップS20として、ポーリング信号(通信要求信号)を受信したかを判定する。ここで、ポーリング信号とは、他の通信機器(本実施形態では、携帯通信装置10)が、機器データを受信した通信機器との通信状態を維持するために出力する信号である。
主制御部22は、ステップS20で、ポーリング信号を受信していない(No)と判定したら、ステップS28に進む。また、主制御部22は、ステップS20でポーリング信号を受信した(Yes)と判定したら、ステップS22として、ゆれがあるかを判定する。具体的には、主制御部22は、加速度センサ34の検出した結果が、ゆれありとなっているか、ゆれなしとなっているかを判定する。
以下、図8を用いて、ゆれありの設定とゆれなしの設定について説明する。なお、主制御部22は、図7の処理を図8の処理を別々の処理として平行に処理する。まず、主制御部22は、ステップS30として、加速度履歴を検出する。つまり、主制御部22は、加速度センサ34で検出した加速度の履歴を検出する。その後、主制御部30は、ゆれが一定時間継続しているかを判定する。ここで、「ゆれ」とは、加速度の変化が基準の状態を満たしている状態であり、例えば、単位時間内における加速度の変化が基準値以上である状態をいう。
主制御部22は、ステップS32でゆれが一定時間継続していない(No)と判定したら、ステップS34として、ゆれなしと設定する。つまり、自機がゆれていないと判定し、ゆれ状態の設定をゆれなしとする。主制御部22は、ステップS32でゆれが一定時間継続している(Yes)と判定したら、ステップS36として、ゆれありと設定する。つまり、自機がゆれていると判定し、ゆれ状態の設定をゆれありとする。主制御部22は、ステップS34とステップS36の処理を行ったら本処理を終了する。主制御部22は、図8に示す処理を繰り返すことにより、自機がゆれているか否かを判定する。
図7に戻り、説明を続ける。主制御部22は、ステップS22でゆれありではない(No)、つまり、ゆれ状態の設定がゆれなしであると判定したら、ステップS24として、ポーリング返信を行う。なお、ポーリング返信とは、ポーリング信号を受信したことを通知したり、通信可能な状態であることを通知したりするために通信相手に向けて出力する信号である。ポーリング返信には、デジタル情報として、端末を特定する情報(近距離通信部のID等)が含まれている。主制御部22は、ステップS24の処理を行ったら、ステップS28に進む。
また、主制御部22は、ステップS22でゆれあり(Yes)、つまり、ゆれ状態の設定がゆれありである判定したら、ステップS26として、電波強度変動設定でポーリング返信を行う。ここで、電波強度変動設定でのポーリング返信とは、電波強度のパターンを変動させながら、通信相手に向けて出力するポーリング返信である。つまり、主制御部22は、ポーリング返信の出力の強度を所定のパターンで変化させつつ出力する。主制御部22は、ステップS26の処理を行ったら、ステップS28に進む。なお、電波強度のパターンとは、アナログ情報であり、ポーリング返信の電波強度のパターンが変化しても、ポーリング信号のデジタル情報の内容は変化しない。
主制御部22は、ステップS20でNoと判定したら、または、ステップS24、ステップS26の処理を行ったら、ステップS28として、終了か、つまり、近距離通信部による通信処理を終了するかを判定する。なお、通信処理を終了するか否かの判定の基準は種々の基準とすることができ、例えば、通信相手から他の通信機器とペアリングしたことを示す信号を受信したら終了すると判定すればよい。主制御部22は、ステップS28で終了ではない(No)と判定したら、ステップS20に進み、上述した、ステップS20からステップS28の処理を繰り返す。また、主制御部22は、ステップS28で終了である(Yes)と判定したら、本処理を終了する。
次に、図9を用いて、携帯通信装置10の処理、つまり、通信相手を選択する側の通信機器の処理についてより詳細に説明する。また、携帯通信装置10も、主制御部22により近距離通信部36の動作を制御する。
まず、他の通信機器と近距離通信を行う指示が入力されたら、携帯通信装置10の主制御部22は、ステップS40として近距離通信部36を起動させる。その後、主制御部22は、ステップS42として、機器検出要求を出力する。なお、主制御部22は、通信可能な領域内にある他の通信機器が機器検出要求を受信できるように、所定の出力で機器検出要求を出力する。
主制御部22は、ステップS42で機器検出要求を出力したら、ステップS44として機器データを受信する。つまり、機器検出要求を受信した通信機器から出力された機器データを受信する。主制御部22は、ステップS44で機器データを受信したら、ステップS46として、受信した機器データに基づいて機器データの一覧を表示させる。つまり、主制御部22は、機器データを受信し、通信可能(ペアリング可能)と判定した通信機器の情報を一覧として、メインディスプレイ12Mに表示させる。なお、一覧としては、機器を模式的に示す画像と、機種の情報等を表示させる。
主制御部22は、ステップS46で一覧を表示させたら、ステップS48として、通信可能機器(通信可能な通信機器)のデータの取得が完了したかを判定する。つまり、主制御部22は、受信していない機器データがあるかを判定する。なお、主制御部22は、自機に到達している信号を受信し、受信していない機器データがあるかを判定することで、受信していない機器データがあるかを判定することができる。主制御部22は、ステップS48で、完了していない(No)と判定したら、ステップS44に進み、ステップS44とステップS46の処理を行う。
主制御部22は、ステップS48で取得が完了した(Yes)と判定したら、ステップS50として、ポーリング信号を出力する。なお、主制御部22は、通信可能な通信機器、つまり、ステップS44で機器データを受け取った通信機器の中の1つの通信機器に対して出力する。なお、通信を行う通信機器は、それぞれ所定の周波数を割り当てており、周波数を調整することで、通信を行う通信機器を切り換えることができる。
主制御部22は、ステップS50でポーリング信号(通信要求信号)を出力したら、ステップS52として、ポーリング返信を受信する。つまり主制御部22は、通信部26によってステップS50でポーリング信号を送信した通信機器によって出力されたポーリング返信を受信する。主制御部22は、ステップS52でポーリング返信を受信したら、ステップS54として、電波強度の変動があるかを判定する。つまり、主制御部22は、ステップS52で受信したポーリング返信の信号の出力強度に変動があるかを判定する。ここで、上述したようにポーリング返信を構成する信号は、デジタル情報であり、デジタル情報を構成する端末を特定する情報から、通信を行っている端末を特定する。また、ポーリング返信の信号の出力パターン(電波強度の変化)は、アナログ情報であり、信号の出力パターンが変化しても、信号の内容(デジタル情報)は変化しない。主制御部22は、ポーリング返信を受信したら、受信したポーリング返信のデジタル情報で、通信相手の通信機器を特定し、さらに、ポーリング返信の信号の出力強度(アナログ情報)に基づいて、通信機器の状態を特定する。
主制御部22は、ステップS54で変動なし(No)と判定したら、ステップS56として、対象機器を静止させて表示させる。つまり、ポーリング返信を出力した通信機器の表示を静止させた状態の表示とする。また、主制御部22は、ステップS54で変動あり(Yes)と判定したら、ステップS58として、対象機器をゆらして表示させる。つまり、ポーリング返信を出力した通信機器の表示をゆれている状態の表示とする。なお、ゆれている状態の表示は、通信機器の図をアニメーションにより変動させても、ゆれている状態を示す静止図を表示させてもよい。
主制御部22は、ステップS56、ステップS58の処理が終了したら、ステップS60として、ペアリング指定があるかを判定する。つまり、主制御部22は、ユーザの操作により、ペアリングする相手(つまりデータの送受信を行う相手)を決定する指示が入力されたかを判定する。主制御部22は、ステップS60でペアリング指定なし(No)と判定したら、ステップS62として、ポーリング信号の出力先を次の機器に設定し、ステップS50に進む。つまり、ポーリング信号を出力する通信機器を切り換えて、ステップS50からステップS60の処理を行う。
また、主制御部22は、ステップS60で、ペアリング指定あり(Yes)と判定したら、ステップS64として、ペアリング処理を行い、本処理を終了する。主制御部22は、ステップS64でペアリング処理を行うことで、指定された通信機器とデータの送受信が可能となる。なお、主制御部22は、本処理を終了した後、ペアリング処理を行った通信機器と、データの送受信処理を行う処理に移行する。
このように、通信システム1及び携帯通信装置10は、近距離無線通信で受信する信号の出力のパターンに応じて、通信相手の通信機器の状態を検出、つまり、揺らされている通信装置を検出することで、通信を行っている通信機器を容易に特定することができる。また、携帯通信装置10aも加速度センサ34で自機の状態を検出し、その状態に応じたパターンで信号を出力することで、自機の状態を通信相手に通知することができる。
これにより、ユーザは、通信を行いたい通信機器を振るだけで、複数表示されている接続可能な通信機器の中から当該通信を行いたい通信機器を特定することができる。これにより、ユーザは、簡単な操作で通信機器を特定することができ、識別番号や機種を確認する手間をなくすことができる。また、通信機器の状態によって特定できるため、ユーザは、特定したい通信機器を簡単に切り換えることができる。つまり、通信したい通信機器が変わった場合もその通信機器をゆらすことで、画面上における、当該通信機器がどれであるかを簡単に把握することができる。
さらに、本実施形態のように、ポーリング返信(通信する信号)のデジタル情報は、変化させずに、電波強度のパターン(信号の出力パターン)を変化させることで、デジタル情報を変化させずに、通信端末の状態を通知することができる。これにより、受信側(ポーリング返信を受信する側、通信相手を選択する側)の通信端末が、携帯端末の状態を判定する機能を備えない場合でも、近距離通信部を用いて通信、つまりペアリングが可能となる。すなわち、デジタル情報に自機の状態を示す情報を加えると、通信のプロトコルを変更することになり、対応する処理機能を備えない通信端末では、ペアリング時に受信した信号を処理することができなくなる。このため、該当するデジタル情報の処理機能を備えない通信機器が受信側の通信機器となったとき、通信がエラーとなり、近距離通信を行うことができなくなる。これに対して、デジタル情報を変化させずに、信号の出力パターンを変化させることで、通信機器の状態を検出する機能を備えない通信機器とも同様の処理で近距離通信が可能となる。
また、携帯通信装置10は、通信機器の状態に応じた画像を表示部に表示させることで、通信機器をより直感的に見つけることができる。なお、本実施形態では、より直感的にかつ短時間で通信機器の状態を把握できるため、画面に表示させることで、通信相手の通信機器の状態を報知したが、報知する手段は、画面への表示に限定されない。例えば音声で通信機器の状態を報知してもよく、また、携帯通信装置10を振動させることで報知してもよい。例えばユーザがカーソルを移動させて、通信機器を選択しているとき、カーソルがゆれている通信機器を選択しているときは、音声を出力したり、筐体10Cを振動させたりすることで、ユーザに通知してもよい。
また、上記実施形態では、ユーザの指示が入力された後ペアリング処理を行ったが本発明はこれに限定されない。また、携帯通信装置10は、通信機器の状態が所定の状態であることを検出したら、その通信機器とペアリングを実行するようにしてもよいし、その通信機器とデータ通信を実行可能としてもよい。
また、上記実施形態では、信号のパターンとして、出力強度(電波強度)の強弱を所定の間隔で変化させたが、本発明はこれに限定されない。信号を出力するか否かを一定周期で切り換えてもよい。つまり、信号を間歇的に出力する出力パターンとしてもよい。なお、この場合は、通信相手を選択する側の通信機器は、所定のパターンで信号が途切れる場合であっても、通信が継続的に繋がっているとして処理を継続する。つまり、通信相手と通信不可の状態とはなっていないと判定する。
また、信号のパターンは、出力の強弱、出力の有無に限定されず、信号の一部として、自機の状態を示す信号を含めるようにしてもよい。つまり、機器データの情報に自機の状態を示す信号を追加して信号を出力するパターンとしてもよい。
また、上記実施形態では、自機がゆれているか否かを自機の状態として検出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、目印となる発光素子を発光させているか否かを自機の状態として検出し、その結果に基づいて、出力する信号のパターンを決定するようにしてもよい。なお、自機の状態は、通信相手先が把握しやすくするため、目視で確認できる状態を対象とすることが好ましい。
なお、通信システムは、通信相手先を選択する通信機器と、通信相手先に選択される通信機器とが、上述したように、自機の状態に応じて信号の出力のパターンが変化する関係に基づいて、近距離通信を行えばよく、通信機器を選択する通信機器に、自機の状態に係らず一定の近距離通信を行う通信機器が含まれていてもよい。
また、通信機器は、上述した通信相手先を選択する通信機器と、通信相手先に選択される通信機器との両方の機能を備え、使用に応じて、いずれの通信機器としても使用できることが好ましいが、いずれか一方の機能のみを備えていてもよい。
以上のように、本発明にかかる通信システム及び通信機器は、近距離無線通信により通信を行う場合に有用である。
1 通信システム
6、6a、6b、6c PC
8a、8b マウス
10、10a、10b 携帯通信装置
10C 筐体
10CA 第1筐体
10CB 第2筐体
12M メインディスプレイ
13 操作キー
14 方向及び決定キー
15 マイク
16 レシーバ
22 主制御部
24 記憶部
26 通信部
28 操作部
30 音声処理部
32 表示部
33 表示制御部
34 加速度センサ
36 近距離通信部

Claims (15)

  1. 近距離無線通信を行う第1近距離通信部、自機の状態を検出する状態検出部、及び、前記状態検出部によって検出された自機の状態に基づいて、当該自機の状態を示す出力信号強度が切り替わる出力パターンを選択し、他の機器から送信された通信要求信号を受信した旨を示す信号を、当該自機の状態を示す出力パターン前記第1近距離通信部から出力させる第1制御部を有する第1通信機器と、
    報知部、前記第1通信機器と近距離無線通信を行う第2近距離通信部、前記第2近距離無線通信によって受信する信号における強度が切り替わるパターンと通信機器の状態を対応付けて記憶する記憶部、及び、前記第2近距離通信部によって受信した、自通信機器が送信した通信要求信号を受信した旨を示す信号における強度が切り替わるパターンに対応する前記第1通信機器の状態を特定し、当該特定された前記第1通信機器の状態を前記報知部によって報知させる第2制御部を有する第2通信機器と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1通信機器は、
    自機の情報を含む前記信号を前記第1近距離通信部より送信させ、
    前記第2通信機器は、
    前記信号の受信により、前記第1通信機器の情報を取得することで通信相手として認識すると共に、前記受信した信号の強度が切り替わるパターンに基づいて前記第1通信機器の状態を特定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 他の通信機器と近距離無線通信を行う近距離通信部と、
    自機の状態を検出する状態検出部と、
    前記状態検出部により検出された自機の状態に応じて、当該自機の状態を示す出力信号強度が切り替わる出力パターンを複数の出力パターンから選択し、他の機器から送信された通信要求信号を受信した旨を示す信号を、当該自機の状態を示す出力パターン前記近距離通信部から出力させる制御部と、を有することを特徴とする通信機器。
  4. 前記制御部は、自機の情報を含む前記信号を前記近距離通信部によって送信させることを特徴とする請求項3に記載の通信機器。
  5. 前記複数の出力パターンは、前記状態検出部で検出された自機の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する前記信号の強度の変化がそれぞれ異なることを特徴とする請求項3または4に記載の通信機器。
  6. 前記複数の出力パターンは、前記状態検出部で検出された自機の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する前記信号の間歇パターンがそれぞれ異なることを特徴とする請求項3または4に記載の通信機器。
  7. 前記制御部は、前記他の通信機器より通信要求信号を受信した際、前記状態検出部で検出された自機の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する信号の出力パターンを選択することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の通信機器。
  8. 前記状態検出部は、自機に付与される加速度を検出する加速度センサを含み、
    前記制御部は、前記加速度センサにより検出された加速度に応じて、当該検出された加速度に対応付けられた出力パターンを選択することを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の通信機器。
  9. 報知部と、
    他の通信機器と近距離無線通信を行う近距離通信部と、
    近距離無線通信によって受信する信号の強度が切り替わるパターンと通信機器の状態を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記近距離通信部によって前記他の通信機器から受信した、自通信機器が送信した通信要求信号を受信した旨を示す信号における強度が切り替わるパターンに対応する前記他の通信機器の状態を特定し、当該特定された前記他の通信機器の状態を前記報知部によって報知させる制御部と、を有することを特徴とする通信機器。
  10. 前記制御部は、前記信号の受信により、前記他の通信機器の情報を取得することで通信相手として認識することを特徴とする請求項9に記載の通信機器。
  11. 前記制御部は、前記他の通信機器に通信要求信号を送信した後、前記近距離通信部で受信した信号の強度が切り替わるパターンに基づいて、前記他の通信機器の状態を特定することを特徴とする請求項9または10に記載の通信機器。
  12. 前記制御部は、前記近距離通信部で通信可能な複数の他の通信機器の情報を取得し、当該取得した他の通信機器の情報を前記報知部によって報知させることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の通信機器。
  13. 前記信号の強度が切り替わるパターンは、前記他の通信機器の状態に応じて、前記近距離通信部から出力する前記信号の強度の変化が異なることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の通信機器。
  14. 表示部をさらに有し、
    前記制御部は、前記近距離通信部によって信号を受信した複数の通信機器を示す画像を前記表示部によって表示させ、その内で前記信号の強度が切り替わるパターンが異なる信号を受信した場合、当該信号を送信した通信機器に対応する画像を他の通信機器とは異なせることを特徴とする請求項7から13のいずれか1項に記載の通信機器。
  15. 前記制御部は、前記信号を受信した通信機器の内で、ペアリングの設定が可能な通信機器を示す画像のみを表示させることを特徴とする請求項14に記載の通信機器。
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