JP2012060492A - 携帯通信装置及びプログラム - Google Patents

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JP2012060492A JP2010202890A JP2010202890A JP2012060492A JP 2012060492 A JP2012060492 A JP 2012060492A JP 2010202890 A JP2010202890 A JP 2010202890A JP 2010202890 A JP2010202890 A JP 2010202890A JP 2012060492 A JP2012060492 A JP 2012060492A
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Abstract

【課題】近傍の外部端末装置と携帯通信装置との間での通信接続の設定を携帯通信装置側の状態に応じて適切に解除できるようにする。
【解決手段】携帯電話機1は、特定状態(例えば、電池残量や受信環境の悪化)になった際に、腕時計(外部端末装置)2に対して当該携帯電話機1との通信接続の設定(通信リンクの確立)を解除すべきことを通知すると共にその設定解除の報知を行うべきことを通知し、かつ、携帯電話機1との通信接続の設定を解除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、近傍の外部端末装置との間で通信接続の設定が可能な携帯通信装置及びプログラムに関する。
従来、ユーザが一緒に携帯する携帯通信装置(例えば、携帯電話機)と外部端末装置(例えば、腕時計)との間において非接触タイプの近距離通信によって交信を行うようにした技術が存在しているが、この種のものとしては、例えば、着信音の出力を制限するマナーモード下での着信を腕時計側に通知することにより着信報知を腕時計側で行わせるようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。これによって、着信時に携帯電話機を鞄などの中に収納しておいても、身につけている腕時計でその着信を知ることができるようになるが、このような着信報知の仕方を有効とするためには、携帯電話機側と腕時計側との相互において通信接続の設定操作を事前に行うようにし、逆にその設定を解除する場合にも相互で解除操作を行うようにしている。
特開2006−345212号公報
しかしながら、上述した先行技術あっては、例えば、携帯電話機側で電池残量が極めて少なくなっていて充分な出力で腕時計に対して着信通知を行うことができない状況になっていたり、携帯電話機に電波が届かないために着信自体を検出できない状況になっていたりしていると、着信があっても腕時計への着信通知が行われないために、腕時計での着信報知を待っているユーザにあっては、携帯電話機側が異常事態にあるとは知らず、単に着信が無いだけであると判断してしまう。このような異常事態では、腕時計との通信接続の設定を緊急に解除した方が好ましいが、腕時計側にあってはそのことを知る術はなく、携帯電話機との通信接続の設定を継続し続けることにより、無駄に電池消耗を招いてしまう、という問題もあった。
本発明の課題は、近傍の外部端末装置と携帯通信装置との間での通信接続の設定を携帯通信装置側の状態に応じて適切に解除できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する携帯通信装置であって、
当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により特定状態になったことが判別される際に、前記外部端末装置に対して当該携帯通信装置との通信接続の設定を解除すべきことを通知すると共にその設定解除の報知を行うべきことを通知し、かつ、前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する通信制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、
前記通信制御手段は、前記通信接続の設定を解除すべきことを前記外部端末装置に対して通知する場合に、前記特定状態がどのような状態なのかを示す情報を前記外部端末装置に対して送信する、
ようにしたことを特徴とする、請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
電源電池の残量を検出する残量検出手段をさらに備え、
前記判別手段は、前記残量検出手段によって検出された電池残量の低下状態を前記特定状態として判別する、
ようにしたことを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
外部通信網との受信状態を検出する受信検出手段をさらに備え、
前記判別手段は、前記受信検出手段によって検出された受信状態の悪化状態を前記特定状態として判別する、
ようにしたことを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記判別手段は、当該携帯通信装置が前記特定状態とは異なる他の特定状態になったか否かを判別し、
前記通信接続制御手段は、前記判別手段により前記他の特定状態になったことが判別された際に、前記外部端末装置と当該携帯通信装置との通信接続を設定すべきことを前記外部端末装置に対して通知すると共に、前記外部端末装置との通信接続を設定する、
ようにしたことを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、
前記通信制御手段は、前記通信接続を設定すべきことを前記外部端末装置に対して通知する場合に、前記他の特定状態がどのような状態なのかを示す情報を前記外部端末装置に対して送信する、
ようにしたことを特徴とする、請求項6記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、
電源電池の残量を検出する残量検出手段をさらに備え、
前記判別手段は、前記残量検出手段によって電池残量が所定値以上の良好な状態に回復した際に前記他の特定状態として判別する、
ようにしたことを特徴とする、請求項7記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、
外部通信網との受信状態を検出する受信検出手段をさらに備え、
前記判別手段は、前記受信検出手段によって受信強度が所定値以上の良好な状態に回復した際に前記他の特定状態として判別する、
ようにしたことを特徴とする、請求項8記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、
着信時に着信音を出力する着信音出力モードと着信音の出力を制限する着信音制限モードとの切り替えを行うモード切替手段をさらに備え、
前記判別手段は、前記モード切替手段により着信音出力モードから着信音制限モードに切り替えられた際に前記他の特定状態として判別する、
ようにしたことを特徴とする、請求項9記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項10記載の発明は、
近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する携帯通信装置であって、
当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する判別手段と、
前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する際に、前記判別手段により特定状態であることが判別された場合には、その通信接続の設定を解除するに先立って、前記特定状態を報知用の情報として前記外部端末装置に対して送信する通信制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
請求項10に従属する発明として、
前記判別手段は、当該携帯通信装置が前記特定状態とは異なる他の特定状態になったか否かを判別し、
前記通信制御手段は、さらに前記外部端末装置との通信接続を設定した際に、前記判別手段により他の特定状態であることが判別された場合には、前記他の特定状態を報知用の情報として前記外部端末装置に送信する、
ようにしたことを特徴とする、請求項11記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、
コンピュータに対して、
近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する機能と、
当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する機能と、
前記特定状態になったことが判別される際に、前記外部端末装置に対して当該携帯通信装置との通信接続の設定を解除すべきことを通知すると共にその設定解除の報知を行うべきことを通知し、かつ、前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項13記載の発明は、
コンピュータに対して、
近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する機能と、
当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する機能と、
前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する際に、前記特定状態であることが判別された場合には、その通信接続の設定を解除するに先立って、前記特定状態を報知用の情報として前記外部端末装置に対して送信する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
本発明によれば、近傍の外部端末装置と携帯通信装置との間での通信接続の設定を携帯通信装置側の状態に応じて適切に解除することができ、利便性の高いものなる。
携帯通信装置として適用した携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 腕時計2の基本的な構成要素を示したブロック図。 電源投入に応じて実行開始される携帯電話機1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分を示したフローチャート。 図3の動作に続くフローチャート。
以下、図1〜図4を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、携帯通信装置として携帯電話機1に適用し、近傍の外部端末装置として腕時計2に適用した場合で、図1は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図、また、図2は、腕時計2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機1は、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、近距離通信機能などを備え、図1に示すような構成となっている。CPU11は、二次電池(図示省略)を備えた電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。
記憶部13には、図3及び図4に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、それに必要とする情報などが記憶されている。なお、記憶部13は、例えば、SDカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。RAM14は、フラグ情報(後述する腕時計リンクフラグF1、マナーモードフラグF2)、画面情報など、携帯電話機1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶するワーク領域である。
無線通信部15は、通話機能の動作時にアンテナ15Aからの受信信号を受信ベースバンド信号に復調した後、音声信号処理部16を介して通話用スピーカ17から音声出力させ、また、通話用マイク18からの入力音声データを音声信号処理部16から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、アンテナ15Aから発信出力させる。この無線通信部15には、アンテナ15Aで受信した電波のレベルを検出する受信電波強度検出部15Bを有し、CPU11は、この受信電波強度検出部15Bの検出結果に基づいて表示部19のピクトエリアに受信強度アイコンを表示させるほか、受信環境が悪化しているか、受信環境が回復して良好であるかを判別するようにしている。この場合、例えば、受信強度アイコンを構成する3本バー表示のうち、レベルが最も低い1本バー表示以下、つまり、受信強度が著しく低下している場合には、受信環境が悪化していると判別し、受信環境が悪化しているときには、携帯電話機1が特定状態にあると判別し、受信環境が良好であるときには、携帯電話機1が他の特定状態にあると判別するようにしている。
表示部19は、例えば、高精細液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、電気泳動型ディスプレイ(電子ペーパ)などを使用したもので、文字情報、待受画像などの表示情報を表示する。操作部20は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、CPU11は、この操作部20からの入力操作信号に応じた処理を実行する。報知部21は、サウンドスピーカ21A、振動モータ21Bなどを備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時などでも駆動される。
操作部20でマナーモード操作が行われると、CPU11は、マナーモードフラグF2を“ON(オン)”/“OFF(オフ)”することにより、着信時に着信音を出力する着信音出力モードと着信音の出力を制限する着信音制限モード(マナーモード)との切り替えを行い、マナーモードフラグF2が“OFF”されている着信音出力モードでは、報知部21のサウンドスピーカ21Aから着信音を発生させ、マナーモードフラグF2が“ON”されている着信音制限モード(マナーモード)では、報知部21の振動モータ21Bを駆動させるようにしている。このようにRAM14内のマナーモードフラグF2は、着信音出力モードとマナーモードとの切り替えを指定するフラグである。CPU11は、マナーモードフラグF2に基づいて着信音出力モードであるかマナーモードであるかを判別したり、着信音出力モードであるときには携帯電話機1が特定状態であると判別したり、マナーモードであるときには、携帯電話機1が他の特定状態であると判別したりするようにしている。
ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)・モジュール22は、通常、一緒に携帯している携帯電話機1と外部端末装置としての腕時計2との間において、アンテナ22Aを介して交信を行うもので、その通信可能エリア内(例えば、略半径5m以内)となっている。UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)23は、腕時計2との間で近距離通信(ブルートゥース通信)されるデータに対してシリアル/パラレル変換などのデータ処理を行うものである。
電池残量検出部24は、電源部12内の二次電池の電圧を取得してデジタル値(電池電圧値)に変換するもので、CPU11は、電源部12内の二次電池の放電特性によって決められている複数の電圧範囲内のいずれかに電池電圧値が含まれているかに応じて電池残量(%)を検出するようにしている。この場合、CPU11は、電池残量検出部24の検出結果に基づいて表示部19のピクトエリアに電池残量アイコンを表示させるほか、電池残量(%)に基づいて電池残量が悪化している状態にあるか、電池残量が回復して良好な状態にあるかを判別するようにしている。この場合、例えば、電池残量アイコンを構成する3段階レベル表示のうち、レベルが最も低い1レベル表示以下、つまり、電池残量が著しく低下している場合には、受信環境が悪化していると判別し、電池残量が悪化しているときには、携帯電話機1が特定状態にあると判別し、電池残量が良好なときには、携帯電話機1が他の特定状態にあると判別するようにしている。
外部端末装置としての腕時計2は、計時機能、近距離通信機能などを備え、図2に示すように、基本的には携帯電話機1と同様のCPU31、電源部32、記憶部33、RAM34のほか、現在日時を計時する計時部35、現在日時などを表示する表示部36、現在日時を修正したり各種コマンドを入力したりする操作部37を有している。さらに携帯電話機1との間でアンテナ38Aを介して交信を行うブルートゥース・モジュール38と、携帯電話機1との間で近距離通信されるデータに対してシリアル/パラレル変換などのデータ処理を行うUART39と、サウンドスピーカ、振動モータ、LED(発光ダイオード)、ピエゾ、振動モータのいずれかを備えた報知部40を有している。なお、RAM34には、後述する携帯電話リンクフラグF3が記憶されている。
このように構成された携帯電話機1と腕時計2は、近距離無線通信(ブルートゥース通信)による通信リンクが確立(通信接続が設定)されることで、ブルートゥース・モジュール22、38を介して携帯電話機1と腕時計2との相互でデータ通信が可能となる。この場合、携帯電話機1、腕時計2のいずれか一方を探索可能状態に設定した状態において、他方から接続相手を特定するための探索操作(リンク操作:ペアリング操作)が行われると、携帯電話機1及び腕時計2は、接続相手先を確認するための認証処理を行い、その認証結果に応じて通信リンクを確立するようにしている。なお、ペアリング時には、予め同一の通信識別情報とデータ暗号化用のパスキーを入力しておく必要がある。
上述のようにして携帯電話機1と腕時計2との間で通信リンクが確立(通信接続が設定)されている状態の通信リンクON設定中において、腕時計2は、携帯電話機1から着信有りを示す情報を受信すると、報知部40を駆動して着信報知を行うようにしている。そして、携帯電話機1、腕時計2のいずれか一方から通信リンクの解除(通信接続の設定解除)が要求されると、両者間での通信リンクが解除されて通信遮断状態(探察待ち状態)となる。ここで、RAM14内の腕時計リンクフラグF1は、腕時計2の間で通信リンクが確立されたか否かの状態を示すフラグで、腕時計リンクフラグF1が“ON”されているときには、通信リンクが確立されている状態を示し、“OFF”されているときには、通信リンクが解除されている状態を示している。同様に、腕時計側の携帯電話リンクフラグF3は、携帯電話機1の間で通信リンクが確立されたか否かの状態を示すフラグで、携帯電話リンクフラグF3が“ON”されているときには、通信リンクが確立されている状態を示し、“OFF”されているときには、通信リンクが解除されている状態を示している。
次に、本実施形態における携帯電話機1の動作概念を図3及び図4に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図3及び図4は、電源投入に応じて実行開始される携帯電話機1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、電源投入操作に応じてメモリなどをクリアする初期化処理を実行すると共に、待ち受け画像を表示させるなどの待ち受け状態となる(図3のステップS1)。この状態において、電話着信を検出したかを調べたり(ステップS2)、携帯電話機1の状態変化の有無を調べたりする(ステップS11)。
ここで、携帯電話機1の状態変化として、電池残量検出部24、受信電波強度検出部15Bの検出結果に基づいて電池残量が悪化(電池残量が著しく低下)したり、受信環境が悪化(受信強度が著しく低下)したりして上述の特定状態に変化したか、又は電池残量が回復して良好な状態になったり、受信環境が回復して良好な状態になったりして他の特定状態に変化したかを調べる。いま、状態変化が無ければ(ステップS11でNO)、図4のステップS21に移り、何らかの操作が行われたかの操作有無を調べる。
いま、電話着信を検出したときには(図3のステップS2でYES)、RAM14内の腕時計リンクフラグF1を参照し、腕時計2との間で通信リンクが確立(通信接続が設定)されている状態の通信リンクON設定中であるかを調べ(ステップS3)、腕時計リンクフラグF1が“ON”、つまり、通信リンクON設定中であれば(ステップS3でYES)、着信を受けたことを示す着信有り情報をブルートゥース・モジュール22から腕時計2に対して送信する着信通知を行う(ステップS4)。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1から着信有りを示す情報を受信すると、報知部40を駆動して着信報知を行うが、その際、サウンドスピーカ、振動モータ、LED、ピエゾ、振動モータのいずれかを駆動したり、それらの2以上を組み合わせて駆動したりして着信報知を行うようにしている。一方、腕時計リンクフラグF1が“OFF”、つまり、通信リンクが解除されているときには(ステップS3でNO)、マナーモードフラグF2を参照し、マナーモード中であるかを調べる(ステップS8)。
マナーモードフラグF2が“ON”されているマナーモード中であれば(ステップS8でYES)、報知部21内の振動モータ21Bを駆動させてバイブレーションによる着信報知を行うが(ステップS9)、マナーモードフラグF2が“OFF”されていてマナーモードが解除されていれば(ステップS9でNO)、報知部21内のサウンドスピーカ21Aから着信音を発生させる着信音報知を行う(ステップS10)。この着信報知に対する応答操作(オフフック操作)が行われると(ステップS5)、通話可能状態とする通話処理を開始させる(ステップS6)。その後、オンフック操作が行われたときには(ステップS7でYES)、回線接続を遮断した後に、上述のステップS1に戻る。
また、何らかの操作が行われた場合には(図4のステップS21でYES)、腕時計2との通信リンクを確立する腕時計リンク操作が行われたか(ステップS22)、着信音出力モードとマナーモードとを切り替えるマナーモード操作が行われたかを調べ(ステップS34)、その他の操作が行われたときには(ステップS34でNO)、その操作キーに対応するその他の処理として、発信処理、メール送信処理などを実行した後(ステップS44)、図3のステップS1に戻る。いま、マナーモード操作が行われたときには(ステップS34でYES)、マナーモードフラグF2を参照し、マナーモードフラグF2が“ON”されているマナーモード中であれば(ステップS35でYES)、マナーモードを解除して着信音出力モードに切り替えるためにマナーモードフラグF2を“OFF”する(ステップS36)。
そして、腕時計リンクフラグF1を参照し、腕時計リンクON設定中であるかを調べ(ステップS37)、腕時計リンクフラグF1が“OFF”されていて腕時計リンクON設定中でなければ、つまり、腕時計2との通信リンクが解除されている状態であれば(ステップS37でNO)、腕時計2との間で通信を行う必要がないので、図3のステップS1に戻る。また、マナーモードの解除時(マナーモード“OFF”時)、つまり、特定状態への移行時に、腕時計リンクフラグF1が“ON”されていて腕時計リンクON設定中であれば(ステップS37でYES)、腕時計2に対して通信リンクを解除(通信接続を設定解除)すべきことを通知すると共にそのリンク解除の報知を行うべきことを通知する接続OFF依頼をブルートゥース・モジュール22から送信する(ステップS38)。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1からの接続OFF依頼に応じて携帯時計リンクフラグF3を“OFF”して携帯電話機1との通信リンクを解除すると共に、報知部40からリンク解除の報知を行わせる。そして、携帯電話機1側では、腕時計リンクフラグF1を“ON”から“OFF”に書き替えて腕時計2との通信リンクを解除する接続OFF設定を行った後(ステップS39)、図3のステップS1に戻る。
マナーモード操作が行われた際にマナーモードフラグF2が“OFF”されている着信音出力モード中であれば(ステップS35でNO)、着信音出力モードを解除してマナーモードに切り替えるためにマナーモードフラグF2を“ON”させる(ステップS40)。そして、腕時計リンクフラグF1を参照して、腕時計リンクON設定中であるかを調べる(ステップS41)。いま、マナーモードへの切り替え時(マナーモード“ON”時)、つまり、他の特定状態への移行時に、既に腕時計2との通信リンクが確立されていて腕時計リンクON設定中であれば(ステップS41でYES)、その状態を維持するために図3のステップS1に戻る。
また、マナーモードへの切り替え時(マナーモード“ON”時)に、腕時計リンクフラグF1が“OFF”されていて腕時計リンクON設定中でなければ(ステップS41でNO)、腕時計リンクフラグF1を“OFF”から“ON”に書き替えて腕時計2との通信リンクを設定する接続ON設定を行う(ステップS42)。そして、腕時計2に対して通信リンクを確立(通信接続を設定)すべきことを通知すると共にそのリンク確立の報知を行うべきことを通知する接続ON依頼をブルートゥース・モジュール22から送信した後(ステップS43)、図3のステップS1に戻る。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1からの接続ON依頼に応じて携帯時計リンクフラグF3を“ON”させることにより携帯電話機1との通信リンクを確立すると共に、報知部40からリンク確立の報知を行わせる。
また、状態変化有りを検出した場合(図3のステップS11でYES)、つまり、電池残量が悪化して電池残量が著しく低下した状態や受信環境が悪化して受信強度が著しく低下した状態(特定状態)に変化した場合、又は電池残量や受信環境が回復して良好な状態(他の特定状態)に変化した場合には、次のステップS12に移り、悪化への変化であるか(特定状態への変化)であるかを調べる。ここで、電池残量が悪化している場合、受信環境が悪化している場合、電池残量及び受信環境が悪化している場合のいずれかであれば(ステップS12でYES)、腕時計リンクフラグF1を参照して、腕時計リンクON設定中であるかを調べる(ステップS13)。
ここで、腕時計リンクフラグF1が“OFF”されていて腕時計リンクON設定中でなければ、つまり、腕時計2との通信リンクが解除されている状態であれば(ステップS13でNO)、そのまま図3のステップS1に戻る。また、腕時計リンクフラグF1が“ON”されていて腕時計リンクON設定中であれば(ステップS13でYES)、この特定状態への変化に応じて携帯電話機1と腕時計2との通信リンクを解除するが、それに先立って、どのような理由で解除するのかを示すOFF理由を腕時計2に対して通知する(ステップS14)。この場合、解除理由(OFF理由)は、電池残量の悪化による解除、受信環境の悪化による解除、電池残量及び受信環境の悪化による解除のいずれかである。
このような解除理由(OFF理由)の送信のほか、腕時計2に対して携帯電話機1との通信リンクを解除すべきことを通知すると共にそのリンク解除の報知を行うべきことを通知する接続OFF依頼を行う(ステップS15)。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1からの接続OFF依頼に応じて携帯時計リンクフラグF3を“OFF”すると共に、表示部36に解除理由(OFF理由)を表示させ、さらに報知部40からリンク解除の報知を行わせる。そして、携帯電話機1は、腕時計リンクフラグF1を“ON”から“OFF”に書き替えて腕時計2との通信リンクを解除する接続OFF設定を行った後(ステップS16)、図3のステップS1に戻る。
また、電池残量や受信環境が回復して良好な状態に復帰したときには(ステップS12でNO)、マナーモードフラグF2を参照して、マナーモード中かを調べ(ステップS17)、マナーモードフラグF2が“OFF”されていれば(ステップS17でNO)、着信音出力モードに切り替えられている状態にあるので、図3のステップS1に戻る。また、マナーモード中であれば(ステップS17でYES)、腕時計リンクフラグF1を“OFF”から“ON”に書き替えて腕時計2との通信リンクを確立する接続ON設定を行った後(ステップS18)、腕時計2に対して携帯電話機1との通信リンクを確立すべきことを通知すると共にそのリンク確立の報知を行うべきことを通知する接続ON依頼を行う(ステップS19)。
そして、どのような理由によってリンクが確立したのかを示すON理由を腕時計に対して通知した後(ステップS20)、図3のステップS1に戻る。この場合、リンク確立理由(ON理由)は、電池残量の回復、受信環境の回復、電池残量及び受信環境の回復のいずれかである。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1からの接続ON依頼に応じて携帯時計リンクフラグF3を“ON”すると共に、表示部36にリンク確立理由(ON理由)を表示させ、さらに報知部40からリンク確立の報知を行わせる。
また、腕時計2との通信リンクを確立させるリンク操作(ペアリング操作)が行われたときには(図4のステップS22でYES)、腕時計リンクフラグF1を参照し、腕時計リンクON設定中であるかを調べる(ステップS23)。いま、腕時計リンクフラグF1が“ON”されていて腕時計リンクON設定中であれば(ステップS23でYES)、電池残量検出部24、受信電波強度検出部15Bの検出結果に基づいて現在の状態をチェックし(ステップS24)、電池残量が悪化状態(電池残量が著しく低下した状態)となったり、受信環境が不良状態(受信強度が著しく低下した状態)となったりしている特定状態であるかを調べる(ステップS25)。いま、電池残量が悪化状態となったり、受信環境が不良状態となったりしている特定状態であれば(ステップS25でYES)、腕時計2に対してその特定状態(現状態)を通知する(ステップS26)。なお、電池残量が悪化状態となったり、受信環境が不良状態となったりしている特定状態でなければ(ステップS25でNO)、上述の特定状態の通知処理(ステップS26)をスキップする。
その後、腕時計2に対して携帯電話機1との通信リンクを解除すべきことを通知すると共にそのリンク解除の報知を行うべきことを通知する接続OFF依頼を行う(ステップS27)。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1からの接続OFF依頼に応じて携帯時計リンクフラグF3を“OFF”すると共に、報知部40からリンク解除の報知を行わせる。また、携帯電話機1から特定状態(現状態)が通知された場合には、表示部36に特定状態(現状態)を表示させる。そして、携帯電話機1は、腕時計リンクフラグF1を“ON”から“OFF”に書き替えて腕時計2との通信リンクを解除する接続OFF設定を行った後(ステップS28)、図3のステップS1に戻る。
また、腕時計リンク操作時に腕時計リンクフラグF1が“OFF”されていて腕時計リンクON設定中でなければ(ステップS23でNO)、腕時計リンクフラグF1を“OFF”から“ON”に書き替えて腕時計2との通信リンクを確立する接続ON設定を行った後(ステップS29)、腕時計2に対して携帯電話機1との通信リンクを確立すべきことを通知すると共にそのリンク確立の報知を行うべきことを通知する接続ON依頼を行う(ステップS30)。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1からの接続ON依頼に応じて携帯時計リンクフラグF3を“ON”すると共に、報知部40からリンク確立の報知を行う。その後、携帯電話機1は、電池残量検出部24、受信電波強度検出部15Bの検出結果に基づいて現在の状態をチェックし(ステップS31)、電池残量が悪化状態(電池残量が著しく低下した状態)となったり、受信環境が不良状態(受信強度が著しく低下した状態)となったりしている特定状態であるかを調べる(ステップS32)。
いま、電池残量が悪化状態となったり、受信環境が不良状態となったりしている特定状態であれば(ステップS32でYES)、腕時計2に対してその特定状態(現状態)を通知する(ステップS33)。この場合、腕時計2側では、携帯電話機1から特定状態(現状態)の通知に応じて、表示部36に特定状態(現状態)を表示させる。次に、上述のステップS27に移り、腕時計2に対して接続OFF依頼を行う。そして、携帯電話機1は、腕時計リンクフラグF1を“ON”から“OFF”に書き替えて腕時計2との通信リンクを解除する接続OFF設定を行った後(ステップS28)、図3のステップS1に戻る。
以上のように、本実施形態において携帯電話機1は、特定状態になった際に、腕時計(外部端末装置)2に対して当該携帯電話機1との通信接続の設定(通信リンクの確立)を解除すべきことを通知すると共にその設定解除の報知を行うべきことを通知し、かつ、携帯電話機1との通信接続の設定を解除するようにしたので、通信接続の設定を携帯電話機1側の状態に応じて適切に解除することができ、通信接続に適さない状況下での無駄な通信接続を回避することができ、利便性の高いものなる。
携帯電話機1は、通信接続の設定を解除すべきことを腕時計2に対して通知する場合に、特定状態がどのような状態なのかを示す情報を腕時計2に対して送信するようにしたので、ユーザにあっては通信接続の設定解除の理由を腕時計2側で知ることができる。
電池残量検出部24の検出結果に基づいて電池残量の低下状態を特定状態として判別するようにしたので、腕時計2との通信接続中に携帯電話機1側の電池残量の悪化を起因とする誤作動(例えば、電力不足による腕時計2との通信不能状態)の危険性を未然に回避することができる。
通話機能用の受信電波強度検出部15の検出結果に基づいてその受信状態の悪化状態を特定状態として判別するようにしたので、腕時計2との通信接続中に携帯電話機1側の受信環境の悪化を起因とする誤作動(例えば、着信自体の検出不能による腕時計への未通知状態)の危険性を未然に回避することができる。
携帯電話機1は、その特定状態とは異なる他の特定状態になった際に、腕時計2との通信接続を設定すべきことを腕時計に対して通知すると共に、腕時計2との通信接続を設定するようにしたので、特定状態の移り変わりに応じて腕時計2との通信接続の設定解除からその設定状態に移行させることができる。
腕時計2に対して通信接続を設定すべきことを通知する場合に、他の特定状態がどのような状態なのかを示す情報を送信するようにしたので、通ユーザにあっては通信接続の設定理由を腕時計2側で知ることができる。
電池残量検出部24の検出結果に基づいて電池残量が所定値以上の良好な状態に回復した際に他の特定状態として判別するようにしたので、電力不足の状態から電池残量が回復した際に腕時計2との通信接続を設定することができ、腕時計2との通信を正常に行うことができる。
通話機能用の受信電波強度検出部15の検出結果に基づいて受信強度が所定値以上の良好な状態に回復した際に他の特定状態として判別するようにしたので、受信環境が良好な状態に回復した際に腕時計2との通信接続を設定することができ、腕時計2に対して着信を正常に通知することができる。
着信音出力モードからマナーモードに切り替えられた際(マナーモード“ON”時)に、他の特定状態として判別するようにしたので、必要なときに腕時計2との通信接続を設定することができる。
腕時計2との通信接続の設定を解除する際に、携帯電話機1が特定状態であれば、その通信接続の設定を解除するに先立って、特定状態を報知用の情報として腕時計2に対して送信するようにしたので、ユーザにあっては通信接続の設定解除の理由を腕時計2側で知ることができる。
腕時計2との通信接続を設定した際に、携帯電話機1の特定状態とは異なる他の特定状態になった場合には、この他の特定状態を報知用の情報として腕時計2に送信するようにしたので、他の特定状態への移り変わりに応じて腕時計2との通信接続の設定解除からその設定状態に移行させることができる。
なお、上述した実施形態においては、近距離通信機能として、ブルートゥース通信を例示したが、これに限らず、例えば、赤外線通信、非接触ICカードを利用した通信であってもよく、また、近距離通信機能に限らず、例えば、人体の接触検出に応じて人体(誘電体)を通信媒体としてデータ通信を行う人体接触通信機能であってもよい。この場合、衣服などの絶縁体を介した状態であっても通信可能とするために人体の静電気層に信号を与えて通信を行うようにした電界式を採用するようにしてもよいが、電界式に限らず、電流式など任意の方式であってもよい。また、携帯電話機1と腕時計2との間で行われる通信無線LAN(構内ネットワーク)を介して行う通信であってもよい。
上述した実施形態においては、通信端末装置として携帯電話機1を例示したが、これに限らず、例えば、通信機能を備えるパーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、それらの複合機など、通信機能を備える任意の通信端末装置であってもよい。
また、上述した実施形態においては、外部端末装置として腕時計2を例示したが、その他の電子装身具(例えば、通信機能を備えたペンダント、ブレスレット)、ヘッドフォーン、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、それらの複合機など、通信機能を備える任意の外部端末装置であってもよい。
なお、上述した各実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 携帯電話機
2 腕時計
11、31 CPU
13、記憶部 記憶部
15 無線通信部
15B 受信電波強度検出部
19、36 表示部
20、37 操作部
21 報知部
22、38 ブルートゥース・モジュール
24 電池残量検出部
F1 腕時計リンクフラグ
F2 マナーモードフラグ
F3 携帯時計リンクフラグ

Claims (13)

  1. 近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する携帯通信装置であって、
    当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により特定状態になったことが判別される際に、前記外部端末装置に対して当該携帯通信装置との通信接続の設定を解除すべきことを通知すると共にその設定解除の報知を行うべきことを通知し、かつ、前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する通信制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯通信装置。
  2. 前記通信制御手段は、前記通信接続の設定を解除すべきことを前記外部端末装置に対して通知する場合に、前記特定状態がどのような状態なのかを示す情報を前記外部端末装置に対して送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信装置。
  3. 電源電池の残量を検出する残量検出手段をさらに備え。
    前記判別手段は、前記残量検出手段によって検出された電池残量の低下状態を前記特定状態として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信装置。
  4. 外部通信網との受信状態を検出する受信検出手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記受信検出手段によって検出された受信状態の悪化状態を前記特定状態として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信装置。
  5. 前記判別手段は、当該携帯通信装置が前記特定状態とは異なる他の特定状態になったか否かを判別し、
    前記通信接続制御手段は、前記判別手段により前記他の特定状態になったことが判別された際に、前記外部端末装置と当該携帯通信装置との通信接続を設定すべきことを前記外部端末装置に対して通知すると共に、前記外部端末装置との通信接続を設定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信装置。
  6. 前記通信制御手段は、前記通信接続を設定すべきことを前記外部端末装置に対して通知する場合に、前記他の特定状態がどのような状態なのかを示す情報を前記外部端末装置に対して送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯通信装置。
  7. 電源電池の残量を検出する残量検出手段をさらに備え。
    前記判別手段は、前記残量検出手段によって電池残量が所定値以上の良好な状態に回復した際に前記他の特定状態として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯通信装置。
  8. 外部通信網との受信状態を検出する受信検出手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記受信検出手段によって受信強度が所定値以上の良好な状態に回復した際に前記他の特定状態として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯通信装置。
  9. 着信時に着信音を出力する着信音出力モードと着信音の出力を制限する着信音制限モードとの切り替えを行うモード切替手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記モード切替手段により着信音出力モードから着信音制限モードに切り替えられた際に前記他の特定状態として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯通信装置。
  10. 近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する携帯通信装置であって、
    当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する判別手段と、
    前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する際に、前記判別手段により特定状態であることが判別された場合には、その通信接続の設定を解除するに先立って、前記特定状態を報知用の情報として前記外部端末装置に対して送信する通信制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯通信装置。
  11. 前記判別手段は、当該携帯通信装置が前記特定状態とは異なる他の特定状態になったか否かを判別し、
    前記通信制御手段は、さらに前記外部端末装置との通信接続を設定した際に、前記判別手段により他の特定状態であることが判別された場合には、前記他の特定状態を報知用の情報として前記外部端末装置に送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10記載の携帯通信装置。
  12. コンピュータに対して、
    近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する機能と、
    当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する機能と、
    前記特定状態になったことが判別される際に、前記外部端末装置に対して当該携帯通信装置との通信接続の設定を解除すべきことを通知すると共にその設定解除の報知を行うべきことを通知し、かつ、前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. コンピュータに対して、
    近傍の外部端末装置との間で通信接続を設定する機能と、
    当該携帯通信装置が特定状態になったか否かを判別する機能と、
    前記外部端末装置との通信接続の設定を解除する際に、前記特定状態であることが判別された場合には、その通信接続の設定を解除するに先立って、前記特定状態を報知用の情報として前記外部端末装置に対して送信する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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