JP5615016B2 - 吸収性物品の個包装体 - Google Patents

吸収性物品の個包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP5615016B2
JP5615016B2 JP2010084170A JP2010084170A JP5615016B2 JP 5615016 B2 JP5615016 B2 JP 5615016B2 JP 2010084170 A JP2010084170 A JP 2010084170A JP 2010084170 A JP2010084170 A JP 2010084170A JP 5615016 B2 JP5615016 B2 JP 5615016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbent article
absorbent
article
packaged
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010084170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011212288A5 (ja
JP2011212288A (ja
Inventor
貴志 野本
貴志 野本
卓 小野塚
卓 小野塚
建次 大場
建次 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2010084170A priority Critical patent/JP5615016B2/ja
Priority to EP11762928.7A priority patent/EP2552373B1/en
Priority to PCT/JP2011/058753 priority patent/WO2011122713A1/en
Priority to CN201180011966XA priority patent/CN102791235A/zh
Priority to US13/581,034 priority patent/US20130012904A1/en
Publication of JP2011212288A publication Critical patent/JP2011212288A/ja
Publication of JP2011212288A5 publication Critical patent/JP2011212288A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5615016B2 publication Critical patent/JP5615016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/551Packaging before or after use
    • A61F13/5513Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins
    • A61F13/55135Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins before use
    • A61F13/5514Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins before use each item packaged single

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

本発明は吸収性物品の個包装体に関する。
液透過性の肌当接側シート、液不透過性の肌非当接側シート、及びこれら肌当接側シートと肌非当接側シートとの間に配置された吸収体を含む吸収性本体と、肌当接側シートの表面を覆うカバーシートとを具備した吸収性物品が公知である(特許文献1参照)。この吸収性物品では、使用前に肌当接側シート表面が汚れるのが、カバーシートによって阻止される。
一方、肌非当接側シート側において吸収性物品に包装シートを重ね合わせ、肌当接側シートが内側に位置するように吸収性物品及び包装シートを折り畳み、包装シートの側縁をシールすることにより形成される個包装体が公知である(特許文献2参照)。この個包装体では、吸収性物品全体が包装シートによって覆われるので肌当接側シートの表面が外部から保護される。また、肌当接側シートの表面と吸収性物品の粘着剤との間に包装シートが介在されるので、肌当接側シートの表面が粘着剤からも保護される。
特許第3163233号公報 特表平9−512454号公報
しかしながら、特許文献1には、カバーシートを有する吸収性物品をどのように個包装するかについて、何ら開示されていない。
また、特許文献2が開示するのはカバーシートを有さない吸収性物品の個包装体であるので、特許文献1に特許文献2をそのまま適用することはできない。というのは、特許文献2では肌当接側シートの表面が露出されているので、肌当接側シートの表面を包装シートで保護する必要性があるのに対し、特許文献1では肌当接側シートの表面がカバーシートによって覆われているからである。すなわち、個包装体を形成する際に、カバーシートを有する吸収性物品の個包装体と、カバーシートを有さない吸収性物品の個包装体とではまったく状況が異なるのである。
しかも、特許文献2では、吸収性物品よりも大きな包装シートが必要であり、個包装体を形成するのに大きなコストが必要となるおそれがある。
前記課題を解決するために本発明によれば、液透過性の肌当接側シート、液不透過性の肌非当接側シート、及びこれら肌当接側シートと肌非当接側シートとの間に配置された吸収体を含む吸収性本体と、肌当接側シートの表面を覆うカバーシートとを具備した吸収性物品の個包装体であって、被包装状態の吸収性物品である被包装状態物品を包装材により包装することによって形成される個包装体において、該包装材が、該被包装状態物品の全周にわたって該被包装状態物品を囲う帯状材を含み、該帯状材の幅が、該帯状材の幅方向における該被包装状態物品の長さよりも短い、吸収性物品の個包装体が提供される。
カバーシートを有する吸収性物品に適した個包装体を提供することができる。
生理用ナプキンの正面図である。 図1の線II−IIに沿ってみた生理用ナプキンの概略横断面図である。 フラップを展開した図1の生理用ナプキンの正面図である。 被包装状態ナプキンを説明する概略図である。 個包装体の概略平面図及び概略側面図である。 本発明による別の実施例を示す、個包装体の概略平面図及び概略側面図である。 包装材の別の実施例を示す、個包装体の概略側面図である。 本発明による更に別の実施例を示す、個包装体の概略正面図及び概略背面図である。
図1及び図2は本発明を生理用ナプキンに適用した場合を示している。しかしながら、本発明をパンティーライナ、失禁パッドといった他の吸収性物品に適用することもできる。
図1及び図2を参照すると、本発明による実施例の生理用ナプキン(以下、単に「ナプキン」とも言う。)1は吸収性本体2を具備する。この吸収性本体2は液透過性の肌当接側シート3と、液不透過性の肌非当接側シート4と、これら肌当接側シート3と肌非当接側シート4との間に配置された液保持性の吸収体5とを具備する。肌当接側シート3及び肌非当接側シート4はほぼ同じ大きさであり、これらの周縁部分2Pにおいてホットメルト接着剤、ヒートシール加工等により互いに接合される。また、使用時に下着のような衣類に向けられる肌非当接側シート4の外面には、吸収性本体2を衣類に固着するための粘着剤6が適用され、この粘着剤6は剥離シート片7によって覆われている。
なお、2F,2B,2L,2Rはナプキン1ないし吸収性本体2の前端縁、後端縁、左側縁、右側縁を、5F,5B,5L,5Rは吸収体5の前端縁、後端縁、左側縁、右側縁を、それぞれ示している。これらの場合の前後左右は装着者の身体の前後左右に対応している。
使用時に装着者の肌に当接する肌当接側シート3の表面は液不透過性のカバーシート8によって覆われている。このカバーシート8は吸収性本体2とほぼ同じ大きさであり、したがって肌当接側シート3のほぼ全面を覆っている。また、カバーシート8はその環状の周縁領域8Pにおいてホットメルト接着剤、ヒートシール加工等により肌当接側シート3ないし吸収性本体2に接合される。これに対し、周縁領域8P以外の領域である中央領域8Cは肌当接側シート3に接合されない。
カバーシート8の中央領域8Cには、区画線9があらかじめ形成されており、この区画線9によって中央領域8Cに、吸収性本体2を衣類に固定するための少なくとも1つのフラップが区画ないし形成される。区画線9はカバーシート8を完全に切断する切断線から構成される。なお、区画線9をミシン目のような弱め線から構成することもできる。
本発明による実施例では、区画線9は、前端縁2Fに向け拡開するU字状曲線部分9Fと、後端縁2Bに向け拡開するU字状曲線部分9Bと、カバーシート8のほぼ中央においてこれら曲線部分9F,9Bの頂点を互いに結ぶ直線部分9Sとから構成される。その結果、中央領域8Cには、4つのフラップ、すなわち半長円状の前フラップ10F及び後フラップ10Bと、台形状の左フラップ10L及び右フラップ10Rとが区画される。ここで、前フラップ10F及び後フラップ10Bは互いに対称的に位置しており、左フラップ10L及び右フラップ10Rは互いに対称的に位置している。
この場合、区画線9は周縁領域8Pまで到達しておらず、したがって区画線9の末端と周縁領域8Pとの間に非切断領域8Nが形成される。
また、前側の区画線部分9Fの末端9FEが吸収体5の前端縁5Fよりも長手方向外側に位置し、後側の区画線部分9Bの末端9BEが吸収体5の後端縁5Bよりも長手方向外側に位置するように、区画線9が形成される。
これらフラップ10F,10B,10L,10Rの外面にはそれぞれ対応するフラップ10F,10B,10L,10Rを衣類に固着するための粘着剤11が適用されている。また、これら粘着剤11は共通の剥離シート片12によって覆われている。
次に、各要素の素材について説明する。
肌当接側シート3は例えば有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシートから構成される。
肌非当接側シート4は例えば疎水性の不織布、不透水性のプラスチックフィルム、不織布と不透水性プラスチックフィルムとのラミネートシート、耐水性の高いメルトブローン不織布、強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布から構成される。
吸収体5は例えばフラッフ状パルプ又はエアレイド不織布と高吸収ポリマーとから構成される。ここで、フラッフ状パルプは例えば化学パルプ、セルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維から構成され、エアレイド不織布は例えばパルプと合成繊維とを熱融着させ又はバインダーで固着させた不織布から構成され、高吸収ポリマーは例えばデンプン系、アクリル酸系、アミノ酸系の粒子状又は繊維状のポリマーから構成される。
粘着剤6,11は例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−エチレン共重合体(SEBS)等のホットメルト粘着剤から構成される。
カバーシート8は例えば疎水性の不織布、不透水性のプラスチックフィルム、不織布と不透水性プラスチックフィルムとのラミネートシート、耐水性の高いメルトブローン不織布、強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布から構成され、好ましくは疎水性不織布から構成される。カバーシート8の坪量は15g/mから60g/mが好ましい。プラスチックフィルムから構成される場合には、プラスチックフィルムのドレープ性はカンチレバー法で20mmから100mmが好ましく、30mmから70mmが更に好ましい。ドレープ性が20mmよりも小さいと、カバーシート8が撚れ易くなるからである。一方、ドレープ性が100mmよりも大きいと、カバーシート8が硬くなるので、ナプキン1の使用感を悪化させるおそれがあり、衣類への追従性が低下して被吸収液が漏れるおそれがあるからである。
なお、上述のカンチレバー法はJIS−L1018に準じて次のように行われる。すなわち、長さ150mm、幅25mmの測定対象を5枚重ねて測定サンプルを得る。次いで、大栄科学精器製作所製のカンチレバーを用い、測定サンプルをカンチレバーの押さえ板下に挟み、斜面方向に滑らせ速度5mm/secで移動距離を自動測定する。測定サンプルの表面を下にした場合と、測定サンプルの裏面を下にした場合の両方について測定し、これらの平均を測定結果とする。
さて、ナプキン1は次のようにして衣類に固着される。すなわち、まず、肌非当接側シート4側の剥離シート片7が取り外され、ナプキン1ないし吸収性本体2が粘着剤6を介し衣類に固着される。このとき肌当接側シート3はカバーシート8によって覆われているので、肌当接側シート3が汚れるのが阻止されている。
次いで、カバーシート8側の剥離シート片12が取り外される。その結果、互いに分離した4つのフラップ10F,10B,10L,10Rが形成される。
次いで、図3に示されるように、これらフラップ10F,10B,10L,10Rがそれぞれ拡げられる。すなわち、前フラップ10Fは前端縁2Fに沿う前折り曲げ領域14Fにおいて折り曲げられて前方向に拡げられ、後フラップ10Bは後端縁2Bに沿う後折り曲げ領域14Bにおいて折り曲げられて後方向に拡げられる。また、左フラップ10Lは左側縁2Lに沿う左折り曲げ領域14Lにおいて折り曲げられて左方向に拡げられ、右フラップ10Rは右側縁2Rに沿う右折り曲げ領域14Rにおいて折り曲げられて右方向に拡げられる。その結果、肌当接側シート3が露出される。
次いで、フラップ10F,10B,10L,10Rがそれぞれの粘着剤11を介し衣類に固着される。すなわち、前フラップ10Fが吸収性本体2前方の衣類の内面に固着され、後フラップ10Bが吸収性本体2後方の衣類の内面に固着される。また、左フラップ10L及び右フラップ10Rが吸収性本体2下方の衣類の外面にそれぞれ固着される。
その結果、吸収性本体2にさまざまな方向の外力が作用しても、吸収性本体2の捩れや位置ずれを抑制することができる。すなわち、吸収性本体2を衣類に確実に固定することができ、したがって被吸収液の漏れを抑制することができる。また、漏れに対する装着者の不安をなくすことができる。
なお、周縁領域8Pの幅は2mmから10mmが好ましく、3mmから5mmが更に好ましい。周縁領域8Pの幅が2mmよりも狭いと、カバーシート8と吸収性本体2との接合強度が低下するからである。また、周縁領域8Pの幅が10mmよりも広いと、フラップ10F,10B,10L,10Rが拡げられたときに露出される肌当接側シート3の表面が狭くなるからである。すなわち、肌当接側シートが広く露出されると、ナプキン1ないし吸収性本体2の衣類Cに対する固着位置が適正位置から多少外れたとしても、被吸収液の漏れを抑制できる。
また、非切断領域8Nの大きさは2mmから10mmが好ましく、3mmから5mmが更に好ましい。ナプキン1の製造時に資材が蛇行した場合にも、吸収体5が周縁部分2Pに位置しないようにするためである。
本発明による実施例では、ナプキン1が1つずつ包装された個包装体が形成される。すなわち、1つのナプキン1が被包装状態にされ、被包装状態にあるナプキンである被包装状態ナプキンが包装材により包装され、それによって個包装体が形成される。
被包装状態ナプキンは例えば次のようにして形成される。すなわち、図4(A),4(B)に示される例では、カバーシート8が内側に位置するように、ナプキン1の幅方向に延びる2つの折り畳み領域19F,19Bに沿ってナプキン1が折り畳まれる。具体的には、ナプキン1が折り畳み領域19Bに沿って折り畳まれ、折り畳み領域19Bよりも後方の後方部分1Bが、折り畳み領域19Fと折り畳み領域19Bとの間の中間部分1M上に重ねられる。次いで、ナプキン1が折り畳み領域19Fに沿って折り畳まれ、折り畳み領域19Fよりも前方の前方部分1Fが後方部分1B上に重ねられる。このようにして被包装状態ナプキン1Rが形成される。
この場合、ナプキン1の前端縁2Fがナプキン1の残りの部分に対して重なっている。すなわち、ナプキン1の長手方向一端がナプキン1の残りの部分に対して重なるように、ナプキン1が折り畳まれている。
次いで、被包装状態ナプキン1Rが包装材によって包装され、個包装体1Wが形成される。
すなわち、図5(A),5(B),5(C)に示されるように、包装材20は、被包装状態ナプキン1Rの全周にわたって被包装状態ナプキン1Rを囲う帯状材21を含んでいる。この場合、帯状材21は上片21U及び下片21Lを備え、これら片21U,21Lは接合領域22において例えばホットメルト接着剤又は熱融着により互いに接合されている。
この場合、帯状材21の幅LWは、幅LW方向における被包装状態ナプキン1Rの長さLNよりも短くされる。その結果、包装材20が被包装状態ナプキン1Rを部分的に包装するので、すなわち被包装状態ナプキン1Rを全体的に包装しないので、包装材20の量を低減することができる。
被包装状態ナプキン1Rの包装が部分的であるといっても、肌当接側シート3はカバーシート8によって覆われており、また、カバーシート8が内側に位置するようにナプキン1が折り畳まれているので、肌当接側シート3は十分に保護されている。
また、帯状材21はナプキン1の幅方向に延びるように、すなわちナプキン1の側縁2L,2Rを横切って延びるように設けられる。その結果、ゴミ等が被包装状態ナプキン1Rの隙間1RC内に侵入するのが阻止される。
更に、図5(B)に示されるように、帯状材21は区画線9F,9Bの末端9FE,9BEを跨いで延びるように設けられる。その結果、フラップ10F,10B,10L,10Rの動きが抑制され、したがってフラップ10F,10B,10L,10Rにシワが形成されるのが抑制される。すなわち、フラップ10F,10B,10L,10Rにシワが形成されると、フラップ10F,10B,10L,10Rに適用された粘着剤11が当該粘着剤11自体に貼り付いてしまうおそれがある。本発明による実施例ではこのような不具合を抑制することができる。
更に、帯状材21はナプキン1の前端縁2Fを跨いで延びるように設けられる。その結果、被包装状態ナプキン1Rが元の平坦形状に戻ろうとするのを抑制することができ、したがって被包装状態ナプキン1Rの形状を維持することができる。
更に、帯状材21の内面に粘着剤23が適用され、この粘着剤23を介して帯状材21が剥離シート片7に接合される。その結果、帯状材21が被包装状態ナプキン1Rからずれるのを阻止することができる。
この場合、帯状材21は剥離シート片7に剥離可能に接合される。もっとも、帯状材21を剥離シート片7に剥離可能に接合してもよい。したがって、包装材20が被包装状態ナプキン1Rに剥離可能に又は剥離不能に接合されるということになる。
装着者は包装材20ないし帯状材21を被包装状態ナプキン1から取り外し、折り畳まれている被包装状態ナプキン1Rを展開して使用する。この場合、カバーシート8が内側に位置するように被包装状態ナプキン1Rが形成されているので、被包装状態ナプキン1Rを展開したときにナプキン1は肌非当接側シート4を外側にした凸状をなす傾向にある。その結果、ナプキン1を装着者に更に密着させることができる。
なお、包装材20の外面20Sに文字、模様等を印刷等により表示することもできる。
図6(A),6(B)に示される例では、帯状材21がナプキン1の長手方向に延びるように設けられる。また、帯状材21は単一の片を備えている。この場合、帯状材21の長手方向一端21Eが帯状材21の残りの部分21R、例えば長手方向他端に重ね合わされ、粘着剤25によって接合される。
あるいは、図7に示されるように、帯状材21の長手方向一端21Eを粘着テープ26によって残りの部分21Rに接合するようにしてもよい。
図6(A),6(B),7に示される例において、包装材20と剥離シート片7とが互いに剥離不能に接合されていると、包装材20をナプキン1から取り外す動作と、剥離シート片7を吸収性本体2から取り外す動作とを続けて行うことができ、したがってナプキン1の装着を簡素化することができる。
なお、被包装状態ナプキン1の形状には種々のものが考えられる。例えば、前方部分1Fの上に後方部分1Bが重なるようにナプキン1を折り畳むこともできる。あるいは、ナプキン1の長手方向に延びる折り畳み領域に沿ってナプキン1を折り畳むこともできる。また、折り畳み領域の数はどのように設定してもよい。
図8(A),8(B)に示される例では、折り畳み領域が設けられておらず、したがってナプキン1が折り畳まれることなく被包装状態ナプキン1Rが形成される。
このようにすると、個包装体1Wの製造工程を簡素化することができる。また、ナプキン1に折り目が形成されないので、ナプキン1と装着者との間に隙間が形成されるのを抑制することができる。
また、図8(A),8(B)に示される例では、肌非当接側シート4の外面に設けられる粘着剤6を介して包装材20が被包装状態ナプキン1Rに剥離可能に接合される。その結果、包装材20がずれるのを阻止しつつ、剥離シート片7を省略することができる。
ここで、粘着剤6は図8(B)に示されるように、3つの帯状部のパターンで肌非当接側シート4に適用される。当然、粘着剤6をどのようなパターンで適用してもよい。
上述の実施例では、カバーシート8の中央領域8Cに4つのフラップが区画されるように区画線9が形成されている。しかしながら、フラップの数はどのように設定してもよい。
また、これまで述べてきた各実施例を互いに組み合わせてもよい。すなわち、例えば、図6(A),(B)の包装材20を上片及び下片から構成してもよいし、図8(A),8(B)の帯状材21の長手方向一端21Eを粘着テープにより固定してもよい。
1 生理用ナプキン
1R 被包装状態ナプキン
2 吸収性本体
3 肌当接側シート
4 肌非当接側シート
5 吸収体
8 カバーシート
9 区画線
10F,10B,10L,10R フラップ
20 包装材
21 帯状材

Claims (5)

  1. 液透過性の肌当接側シート、液不透過性の肌非当接側シート、及びこれら肌当接側シートと肌非当接側シートとの間に配置された吸収体を含む吸収性本体と、肌当接側シートの表面を覆うカバーシートとを具備した吸収性物品の個包装体であって、被包装状態の吸収性物品である被包装状態物品を包装材により包装することによって形成される個包装体において、
    該包装材が、該被包装状態物品の全周にわたって該被包装状態物品を囲う帯状材を含み、
    該帯状材の幅が、該帯状材の幅方向における該被包装状態物品の長さよりも短
    前記カバーシートの周縁領域が前記吸収性本体に接合されると共に、カバーシートの中央領域に、弱め線又は切断線からなる区画線により、前記吸収性本体を衣類に固定するための少なくとも1つのフラップが区画され、使用時に前記フラップが折り曲げ領域において折り曲げられ拡げられて衣類に固着され、
    前記フラップが、前記吸収性本体の前後端縁に沿う折り曲げ領域においてそれぞれ折り曲げられ前後方向に拡げられる前フラップ及び後フラップのうち少なくとも一方を含むように、前記区画線が形成されており、
    前記カバーシートが内側に位置するように前記吸収性物品の幅方向に延びる折り畳み領域に沿って前記吸収性物品を折り畳むことにより、前記被包装状態物品が形成され、
    前記吸収性物品の側縁を横切ると共に前記区画線の端部を跨いで延びるように、前記帯状材が前記被包装状態物品に対して設けられ、
    前記カバーシートはプラスチックフィルムから構成され、前記カバーシートのプラスチックフィルムのドレープ性が、カンチレバー法で20mmから100mmである、
    吸収性物品の個包装体。
  2. 前記カバーシートが内側に位置するように前記吸収性物品の幅方向に延びる折り畳み領域に沿って前記吸収性物品を折り畳むことにより、前記被包装状態物品が形成される、請求項に記載の吸収性物品の個包装体。
  3. 前記吸収性物品の側縁を横切って延びるように前記帯状材が前記被包装状態物品に対して設けられる、請求項1又は2に記載の吸収性物品の個包装体。
  4. 前記吸収性物品の長手方向一端が前記吸収性物品の残りの部分に対して重なるように前記吸収性物品が折り畳まれ、
    前記吸収性物品の側縁を横切ると共に前記吸収性物品の長手方向一端を跨いで延びるように前記帯状材が前記被包装状態物品に対して設けられる、
    請求項に記載の吸収性物品の個包装体。
  5. 前記包装材が前記被包装状態物品に接合される、請求項1からまでのいずれか一項に記載の吸収性物品の個包装体。
JP2010084170A 2010-03-31 2010-03-31 吸収性物品の個包装体 Expired - Fee Related JP5615016B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010084170A JP5615016B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 吸収性物品の個包装体
EP11762928.7A EP2552373B1 (en) 2010-03-31 2011-03-31 Individually Wrapped Absorbent Product
PCT/JP2011/058753 WO2011122713A1 (en) 2010-03-31 2011-03-31 Individually Wrapped Absorbent Product
CN201180011966XA CN102791235A (zh) 2010-03-31 2011-03-31 单独包装的吸收性产品
US13/581,034 US20130012904A1 (en) 2010-03-31 2011-03-31 Individually wrapped absorbent product

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010084170A JP5615016B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 吸収性物品の個包装体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011212288A JP2011212288A (ja) 2011-10-27
JP2011212288A5 JP2011212288A5 (ja) 2013-04-04
JP5615016B2 true JP5615016B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=44712393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010084170A Expired - Fee Related JP5615016B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 吸収性物品の個包装体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130012904A1 (ja)
EP (1) EP2552373B1 (ja)
JP (1) JP5615016B2 (ja)
CN (1) CN102791235A (ja)
WO (1) WO2011122713A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102688123A (zh) * 2012-06-07 2012-09-26 金红叶纸业集团有限公司 吸收制品
JP7402644B2 (ja) * 2019-09-19 2023-12-21 セコム医療システム株式会社 吸収性物品包装体及びその製造方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190231U (ja) * 1983-05-31 1984-12-17 ユニ・チヤ−ム株式会社 生理用ナプキン
US4781712A (en) * 1987-04-10 1988-11-01 Personal Hygiene Research Associates Feminine pad with attached disposal wrap
FR2632855A1 (fr) * 1988-06-16 1989-12-22 Kaysersberg Sa Garniture absorbante
CA2049168A1 (en) * 1990-08-17 1992-02-18 Deborah Jean Parr Absorbent articles with integral release system and methods of making same
JPH0647459Y2 (ja) * 1992-11-05 1994-12-07 大三株式会社 生理用ナプキン
US5478663A (en) * 1994-03-22 1995-12-26 International Fuel Cells Corporation Edge seals for molten carbonate fuel cell stacks
AU2205095A (en) * 1994-04-28 1995-11-29 Procter & Gamble Company, The Absorbent article having a coversheet with extendible flaps
US6375645B1 (en) * 1997-11-14 2002-04-23 The Procter & Gamble Company Absorbent article wrapper comprising a side flap fastener cover
KR100253112B1 (ko) * 1998-05-23 2000-04-15 문국현 개별 포장된 흡수 제품 및 그의 제조 방법
US6402727B1 (en) * 2000-01-24 2002-06-11 Georgene Elaine Rosengrant Disposal cover for used feminine protection products
JP2006141943A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Satomi Obara 簡単・装着生理用品
US20060206077A1 (en) * 2005-03-14 2006-09-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article having barrier sheet against the transfer of the skin care composition
JP5140320B2 (ja) * 2007-05-29 2013-02-06 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP5150281B2 (ja) * 2008-01-28 2013-02-20 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
CN102014837B (zh) * 2008-04-24 2013-11-27 Sca卫生用品公司 吸收性物品
JP4558082B1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-06 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP4558081B1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-06 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP4558080B1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-06 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011212288A (ja) 2011-10-27
EP2552373B1 (en) 2016-11-09
US20130012904A1 (en) 2013-01-10
CN102791235A (zh) 2012-11-21
EP2552373A1 (en) 2013-02-06
WO2011122713A1 (en) 2011-10-06
EP2552373A4 (en) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5697439B2 (ja) 吸収性物品の包装体及び吸収性物品の包装体の折り畳み方法
JP4484765B2 (ja) 吸収性物品
JP5868123B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP5383542B2 (ja) 吸収体
TWI577354B (zh) Dispose of items with disposable dessert
WO2011125678A1 (ja) 使い捨て着用物品
JP2006247088A (ja) 吸収性物品
WO2013065618A1 (ja) 使い捨て着用物品
JP6596706B2 (ja) 吸収性物品
KR20160052654A (ko) 흡수성 물품의 개별 포장체
JP5615016B2 (ja) 吸収性物品の個包装体
JP5773591B2 (ja) 吸収性物品
JP4558081B1 (ja) 吸収性物品
JP4558082B1 (ja) 吸収性物品
JP4558080B1 (ja) 吸収性物品
JP2020000592A (ja) パンツ型吸収性物品
JP5615042B2 (ja) 吸収性物品
JP5479220B2 (ja) 吸収性物品
JP2017176220A (ja) 吸収性物品
JP5398622B2 (ja) 吸収性物品
JP2012115465A (ja) 陰唇間パッド
JP5479221B2 (ja) 吸収性物品
JP2005224531A (ja) 吸収性物品
JP2011229663A (ja) 吸収性物品積層体
JP2017225604A (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140812

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5615016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees