JP2005224531A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大きさを着用者が自由に変えることができる吸収性物品を提供すること。
【解決手段】 吸収性物品1は、吸収性本体2と、吸収性本体2の各側縁からそれぞれ側方に延出し且つ使用時に着衣の内面に配置される液不透過性のフラップ部3を有する。使用前において、フラップ部3は、多数の山部5及び谷部6を有するように波形状に形成され且つ隣り合う山部5どうしを連結する連結剤7が山部5間の谷部6に施されてフラップ部3の波形状が維持されている。使用に際してフラップ部3を引き伸ばすことで連結剤7による山部5どうしの連結が解除されてフラップ部3が平面方向に伸長する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生理用ナプキンや失禁パッド、おりものシート等、着衣の内面に配置されて使用される吸収性物品に関する。
生理用ナプキンの本体における各側縁から側方に延出するフラップに折り目やひだを形成し、該フラップを引き伸ばし可能にしたものが知られている。例えばフラップの付け根に、長手方向に延びるひだを形成し、該ひだをスプリングによって弾性的に伸長させるようにした生理用ナプキンが提案されている(特許文献1参照)。
またフラップを着衣の外面側に折り曲げたときに発生する応力を緩和するために、フラップの付け根に折り目を形成した生理用ナプキンや、フラップの先端縁部にまで延びる放射状の折り目を形成した生理用ナプキンも提案されている(特許文献2及び3参照)。
特開平3−191958号公報 特開2001−149410号公報 特表平9−511929号公報
ところで、ナプキンの着用者の体型はまちまちであるので、漏れが生じやすい部分には着用者によって異なることから、ナプキンの大きさを着用者が自由に変えられれば、漏れを一層効果的に防止することができる。しかし前述の各ナプキンにおけるフラップは、何れも着衣の外面側に折り曲げて使用されるものであり、着衣の内面側に配置されるものではない。従ってこれらのナプキンは、着衣の内面側におけるナプキンの大きさを、着用者が自由に変えることができるように設計されたものではない。
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
本発明は、液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層を備えた吸収性本体と、該吸収性本体の各側縁からそれぞれ側方に延出し且つ使用時に着衣の内面に配置される液不透過性のフラップ部を有し、
使用前において、該フラップ部は、多数の山部及び谷部を有するように波形状に形成され且つ隣り合う山部どうしを連結する連結剤が該山部間の谷部に施されて該フラップ部の波形状が維持されており、
使用に際して該フラップ部を引き伸ばすことで前記連結剤による山部どうしの連結が解除されて該フラップ部が平面方向に伸長するようになされている吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品によれば、使用時に着衣の内面側に配置されるフラップ部が伸長可能になっているので、漏れが生じやすい部分を着用者自身の手で引き伸ばすことができ、防漏性が向上する。使用前のフラップ部は波形状態になっているので、吸収性物品全体をコンパクトな形態にすることができる。またフラップ部を伸長させた後も波形状態が残存しているので、着用者の内股と擦れやすい部位である該フラップ部の接触面積が少なくなり肌触りを良好にすることができ、装着の違和感等を低減させることができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の吸収性物品の第一の実施形態である生理用ナプキンの平面図が示されている。本実施形態のナプキン1は、縦長に形成された吸収性本体2と、該吸収性本体2の各側縁2a,2aからそれぞれ側方に延出する一対のフラップ部3,3とを有している。
吸収性本体2は、液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層を備えている。吸収層は液透過性の表面シート4とその下面に配された液保持性の吸収体(図示せず)とを備えている。防漏層は吸収層の下面に配されており、液不透過性の裏面シート(図示せず)を備えている。吸収体は、表面シート4と裏面シートとの間に介在配置されている。また、裏面シートの外面には、ナプキン1をショーツ等の着衣に固定するための粘着剤が施されている。これらの部材としては、従来この種の生理用ナプキンに用いられてきた材料と同様の材料を用いることができる。例えば表面シート4としては、各種不織布やそれに多数の開孔を施したもの、或いはプラスチックフィルムに多数の開孔を施したもの等を用いることができる。裏面シートとしては、例えば透湿性を有するか又は有さない各種プラスチックフィルム等を用いることができる。吸収体としては、例えばフラップパルプと高吸収性ポリマーとの積繊体や、高吸収性ポリマーを含む吸収紙を用いることができる。
フラップ部3は、吸収性本体2の長手方向後方部に位置している。フラップ部3はティア・ドロップ形を縦半分にした形状となっている。フラップ部3は、ナプキン1の使用時に、ショーツ等の着衣の内面に配される部分である。従って、折り曲げられて着衣の外面に固定される、いわゆるウイング部とは異なるものである。フラップ部3は、吸収性本体2によって吸収しきれなかった液が、該吸収性本体2の側縁を越えて横流れしたときに、該液によって着衣が汚れることを防止するためのものである。従ってフラップ部3は液不透過性(液難透過性を含む)であることを要する。なお液難透過性であるとは、通常の使用条件下では液を透過させないが、圧力が加わると液が滲み出す材料をいう。例えば撥水性の不織布や微細孔を有するフィルムなどが挙げられる。
フラップ部3は、吸収性本体2を構成する表面シート及び裏面シートが、該吸収性本体2の側縁から延出して形成されたものである。従ってフラップ部3は液不透過性となっている。表面シート及び裏面シートは、両者が所定の接合手段により接合されて一体化された状態でフラップ部3を構成している。表面シートと裏面シートとの接合には、ホットメルト粘着剤による接着や、ヒートエンボス、超音波エンボス等が用いられる。
ナプキン1の使用前においてフラップ部3は、図2に示すように、多数の山部5及び谷部6を交互に有するように波形状に形成されている。山部5及び谷部6は何れもナプキン1の長手方向と一致する方向に延びている。山部5及び谷部6は、フラップ部3の全域にわたって形成されている。隣り合う山部5,5間に位置する谷部6には、該山部5,5どうしを連結する連結剤7が施されている。連結剤7によって隣り合う山部5,5どうしが連結されていることで、フラップ部3の波形形状が維持されている。
谷部6の底から山部5の頂点までの高さは、フラップ部3を首尾良く波形状に形成する観点、及び伸長後のフラップ部3の面積を十分に確保する観点から、0.3〜2mm、特に0.5〜1.5mmであることが好ましい。この数値範囲から明らかなように、伸長前のフラップ部3は細かな蛇腹状となっている。
連結剤7は、フラップ部3における肌当接面側及び/又は肌非当接面側に施すことができる。図2では、連結剤7が肌当接面側に施されている状態が示されている。図2に示すように、連結剤7は谷部6の長手方向に沿って不連続に施されている。排泄された液が吸収性本体2によって吸収されず、該吸収性本体2の側縁を越えてフラップ部3にまで横流れすると、該液は谷部6に沿ってナプキン1の長手方向に誘導されるが、そのときに連結剤7が不連続に形成されていることで、該連結剤7が流れを堰き止める作用をして、谷部6の前後端から液が流れ出ることが効果的に防止される。
連結剤7が不連続に形成されていることは前述の通りであるが、フラップ部3全体で見ると、図1に示すように連結剤7によって菱形格子状のパターンが形成されるように、該連結剤7が施されている。尤も連結剤7によるパターンは図1に示すものに限られず、例えば所定の図形や文字が形成されるように該連結剤を施してもよい。例えばフラップ部3の引き延ばし方向を示す矢印のパターンが形成されるように、連結剤7を施すことができる。
連結剤7は、谷部6内に埋没しており、波形状態になっているフラップ部3の肌当接面側には実質的に露出しないように施されることが好ましい。波形状態になっているフラップ部3を伸長状態にしたときに、着用者の皮膚が連結剤7によって刺激されにくくなるからである。尤も、連結剤7を谷部6に施す際に不可避的に少量の連結剤がフラップ部3の肌当接面側に露出していても実質的な不都合はない。
図には示していないが、連結剤7はフラップ部3における肌非当接面側に施すこともできる。この場合には、連結剤7として粘着性の高い材料を用い、該連結剤7によってフラップ部3をショーツ等の着衣の内面に固定可能にすることが好ましい。これによってナプキン1の装着中に、着用者の動作に起因するフラップ部3の位置ズレの発生を効果的に防止することができる。この観点から、連結剤7をフラップ部3の肌非当接面に施す場合には、実質的にその全面に施すことが好ましい。また、肌当接面側と肌非当接面側の両面に連結剤7を施し、防漏性と固定性を両立する構成も好ましい。
連結剤7としては、山部5,5どうしの連結状態を保持してフラップ部3の波形状態を維持し得ると共に、フラップ部3を引き伸ばした際には該連結状態を容易に解除し得るものが好適に用いられる。そのような連結剤7としては、例えばホットメルト粘着剤、エチレンビニルアルコール(EVA)などの水溶性ポリマーやエチレンビニルアセテート(EVAc)などの比較的低融点の樹脂等が挙げられる。これらのうち、連結剤7を自由なパターンで施すことが比較的容易である点等からホットメルト粘着剤を用いることが好ましい。
フラップ部3はその周縁領域3aが非伸長部となされており、該周縁領域3aよりも内側の領域が伸長可能になっていることが好ましい。周縁領域3aを非伸長部とすることで、フラップ部3を引き伸ばして伸長状態にするときに、該周縁領域3aを指で摘みやすくなり操作性が向上する。また周縁部3aのうちの何れか一カ所のみを把持して引き伸ばせばフラップ部3全体が伸長するので、この観点からも操作性が向上する。周縁領域3aが伸長する場合には、把持した部分のみが伸長するので、引き延ばし操作を周縁領域3aの複数箇所で行わなければならなず手間がかかる。これらの観点から、周縁領域3aの幅は2〜10mm、特に3〜7mm程度であることが好ましい。
フラップ部3の周縁領域3aを非伸長部となすには、例えば周縁領域3aを波形状態に形成しないようにすればよい。また、周縁領域3aを波形状態に形成した場合には、その波形状態が恒久的に維持されるように連結剤7を施せばよい。例えば、引き伸ばしにより連結が解除できない程に接着強度が高い材料を選択したり、波状部全体を連結剤7で覆えばよい。更に、周縁領域3aを波形状態に形成した後に、一旦形成された波形状態を破壊して伸長が起こらないようにすればよい。例えば、熱エンボス加工や超音波エンボス加工などにより別パターンを付与するなどして波形状態を破壊すればよい。
本実施形態のナプキン1の使用に際しては、フラップ部3の周縁領域3aを指で把持して、図1中、矢印で示す方向に引き伸ばす。これによって山部5,5どうしを連結している連結剤7による連結状態が解除され、図3に示すようにフラップ部3が平面方向に伸長する。伸長方向は、山部5及び谷部6が延びる方向と直交する方向である。伸長後は、把持を解放するとフラップ部3は多少収縮するものの、伸長された状態がほぼ維持される。この理由は、フラップ部3が実質的に収縮性を有さない材料から構成されているからである。このように、本実施形態のナプキン1においては、フラップ部3のうち漏れが生じやすい部分を、着用者の体型にあわせて着用者自身の手で伸長させることができるので、横漏れを効果的に防止することができる。
また、フラップ部3は伸長後であっても多少の波形状態が残存しているので、フラップ部3に流れてきた液は、谷部6に沿って縦方向に誘導されやすくなり、横方向への液の流れが阻止される。これによっても横漏れを効果的に防止することができる。
更に、フラップ部3は伸長後であっても多少の波形状態が残存しているので、該フラップ部3と着用者の肌との接触面積が低くなり、着用者の内股と擦れやすい部位である該フラップ部3が着用者の肌に貼り付くような違和感等が低減され、肌触りが良好になる。また、肌が刺激を受けることも低減される。
その上、本実施形態のナプキン1は、使用前のフラップ部3が波形状態になっているので、ナプキン1全体をコンパクトな形態にすることができる。従って、ナプキン1を複数個単位でパッケージングして包装形態となした場合に、従来のナプキンに比較してコンパクトに形成できる。
フラップ部3を引き伸ばすことによる連結剤7の連結状態が解除される状態が図4に模式的に示されている。連結剤7の種類にもよるが、連結状態の解除の態様には大別して次の三種類がある。先ず第一は、フラップ部3が引き伸ばされることで、隣り合う山部5,5間に位置して両山部5,5を連結していた連結剤7の片側が一方の山部から剥がれて他方の山部に残存する態様である。これを図4中、符号7aで示してある。第二は、隣り合う山部5,5間を連結していた連結剤7は各山部からは剥がれないものの、フラップ部3の引き延ばしに連れて引き伸ばされて、元の連結状態を保ち得なくなる態様である。これを図4中、符号7bで示してある。第三は、隣り合う山部5,5間を連結していた連結剤7が各山部から剥離してしまい除去されてしまう態様である。これを図4中、符号7cで示してある。このように、本実施形態における連結剤7の連結状態の解除とは、連結剤7の部分的な剥がれ、連結剤7の恒久的な伸び、連結剤7の除去を包含するものである。
本実施形態のナプキン1におけるフラップ部3の製造方法の一例としては、次に挙げる方法がある。先ず、フラップ部3を構成するシート材料を一対のロール間に挿通する。各ロールの周面には、軸方向と平行に多数の溝部が形成されている。各ロールは互いに噛み合い形状になっており、ロール間に前記シート材料を挿通することで、該シート材料が波形に賦形される。次に、波形に賦形されたシート材料の少なくとも一面に、連結剤7を所定の手段によって施すことで、波形状態を保持する。特に、連結剤7としてホットメルト粘着剤を用いる場合には、該ホットメルト粘着剤は低粘度の溶融状態で施されるので、波形状態になっているシート材料の谷部に流れ込みやすい。その結果、ホットメルト粘着剤は表面に実質的に露出しないように施されることになる。またホットメルト粘着剤の露出を防止するために、ホットメルト粘着剤を施した後に、シート材料の表面に存在するホットメルト粘着剤をブレードで掻き取ってもよい。
次に、本発明の第二及び第三の実施形態を、図5及び図6を参照しながら説明する。これらの実施形態に関し特に説明しない点については、第一の実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図5及び図6において、図1ないし図4同じ部材に同じ符号を付してある。
図5に示す第二の実施形態のナプキン1は、波形の山部及び谷部の延びる方向が、第一の実施形態と相違する。詳細には、本実施形態の山部及び谷部は、ナプキン1の長手方向に対して所定の角度傾斜した方向に延びている。各フラップ部3,3においては、長手方向の約半分から前側の部分3b,3bにおける山部及び谷部は、その延長線が、ナプキン1の前方側に向かうように延びている。一方、長手方向の約半分から後側の部分3c,3cにおける山部及び谷部は、その延長線が、ナプキン1の後方側にむかうするように延びている。その結果、フラップ部3における前側の部分3b,3bは、ナプキン1の斜め前方向に伸長する。一方、フラップ部3における前側の部分3c,3cは、ナプキン1の斜め後ろ方向に伸長する。本実施形態によれば、フラップ部3を伸長させた形状や、伸長後の面積を一層細かく制御することができる。
図6に示す第三の実施形態のナプキン1は、波形の山部及び谷部がフラップ部3の全域にわたり形成されていない点が、第一の実施形態と相違する。詳細には、フラップ部3の付け根の部分には波形の山部及び谷部が形成されていない。この部分は、ナプキン1の長手方向に延びる非伸長部3dとなっている。そして、非伸長部3dよりも外方側の部分に波形の山部及び谷部が形成されている。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態においてはフラップ部3は表面シートと裏面シートとの貼り合わせから構成されていたが、これに代えて裏面シートのみからフラップ部を形成してもよい。
また、フラップ部3による液の吸収性を高めることを目的として、表面シートと裏面シートとの間にティッシュペーパー等の吸収紙を介在させてもよい。
また前記実施形態においてはフラップ部3は、吸収性本体2からの連続体で形成されていたが、これに代えて、吸収性本体2の構成材料とは別の材料を、吸収性本体2の側縁に貼り付けてフラップ部を形成してもよい。
本発明の吸収性物品の第一の実施形態である生理用ナプキンを示す平面図である。 図1におけるフラップ部の要部を拡大して示す模式図である。 フラップが伸長した状態を示すナプキンの平面図である。 フラップ部を引き伸ばすことによる連結剤の連結状態が解除される状態を示す模式図である。 本発明の第二の実施形態のナプキンを示す模式図である。 本発明の第三の実施形態のナプキンを示す模式図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 吸収性本体
3 フラップ部
4 表面シート
5 山部
6 谷部
7 連結剤

Claims (6)

  1. 液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層を備えた吸収性本体と、該吸収性本体の各側縁からそれぞれ側方に延出し且つ使用時に着衣の内面に配置される液不透過性のフラップ部を有し、
    使用前において、該フラップ部は、多数の山部及び谷部を有するように波形状に形成され且つ隣り合う山部どうしを連結する連結剤が該山部間の谷部に施されて該フラップ部の波形状が維持されており、
    使用に際して該フラップ部を引き伸ばすことで前記連結剤による山部どうしの連結が解除されて該フラップ部が平面方向に伸長するようになされている吸収性物品。
  2. 前記フラップ部の周縁領域よりも内側の領域が伸長可能になされており、該周縁部は非伸長部となされている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記連結剤がホットメルト粘着剤からなる請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記連結剤が前記フラップ部の肌当接面側に、且つ谷部の長手方向に沿って不連続に施されている請求項1ないし3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 前記連結剤が前記フラップ部の肌非当接面側に施されており、該連結剤によって該フラップが着衣の内面に固定可能になされている請求項1ないし4の何れかに記載の吸収性物品。
  6. 前記フラップ部が前記吸収性本体の長手方向後方部に位置している請求項1ないし5の何れかに記載の吸収性物品。
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