JP5613460B2 - 袋体、内容物入り袋体及び内容物入り袋体の使用方法 - Google Patents
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Description
特許文献1の容器において、各収容室は、剥離不能な区画部により収容室間の液密状態が保持されていると共に、収容された収容物を排出するための排出孔がそれぞれ独立して設けられており、収容室の間に設けられた折り曲げ部で折り曲げた状態で容器壁を押圧することによって、各排出孔から各収容物をそれぞれ搾り出すことができる。
また、特許文献2に記載の容器において、容器体は厚みの薄い合成樹脂により形成されているが、一体成形品であるために柔軟性が低い。これに起因して、内容物を注出する際、特に容器体の屈曲している部分付近に内容物が残留するという問題がある。
第1の平面部及び第2の平面部からなる一対の平面部と、折り線で袋内部方向へ折り込まれた一対の側面部とを有する袋体であって、
前記第1の平面部と前記一対の側面部とは、対向しあう側端縁部同士をシールしてなる側部シール部を有し、
前記第2の平面部と前記一対の側面部は、連続した一部材が折り曲げられて形成されており、
前記第1の平面部を構成する可撓性フィルムは、前記第2の平面部と前記一対の側面部を構成する第2の可撓性フィルムより剛性が高く、
前記側部シール部は、前記折り線から該側部シール部の側端縁までの幅を有し、
袋体の内部は、対向しあう内面同士をシールしてなる境界シール部によって複数の小室に区画されており、
前記境界シール部によって囲まれた領域内に、前記平面部の片方又は両方を貫通する注出部が設けられており、
前記境界シール部は、少なくとも一部が、前記小室の各々と前記注出部とを連通可能とする剥離可能な弱シール部であることを特徴とするものである。
以上のような構成を有する本発明の袋体は、開封時、第1の平面部が外側になるように、すなわち、第2の平面部同士が対向するように、袋体を折り曲げ、第1の平面部を押圧することによって、該押圧力を分散させずに、弱シール部の剥離及び内容物の注出に効率良く作用させることができる。
また、本発明の袋体において、注出部は前記弱シール部の剥離により注出口として機能する。該注出部は、該弱シール部によって隔てられた複数の小室間で共通の注出口であるため、該注出部から複数の小室内に収容されている内容物が同時に同じ場所に排出される。従って、本発明の袋体では、各小室に収容された異なる種類の内容物が、注出部から同時に同じ場所に注出されるというメリットがある。
また、本発明の袋体は、各小室を区画している構造及び内容物の注出口となる注出部の構造が非常に単純であるため、製造が容易である。
第1の平面部及び第2の平面部からなる一対の平面部と、折り線で袋内部方向へ折り込まれた一対の側面部とを有する袋体であって、
前記第1の平面部と前記一対の側面部とは、対向しあう側端縁部同士をシールしてなる側部シール部を有し、
前記第2の平面部と前記一対の側面部は、連続した一部材が折り曲げられて形成されており、
前記第1の平面部を構成する可撓性フィルムは、前記第2の平面部と前記一対の側面部を構成する第2の可撓性フィルムより剛性が高く、
前記側部シール部は、前記折り線から該側部シール部の側端縁までの幅を有し、
袋体の内部は、前記一対の平面部及び前記一対の側面部の対向しあう内面同士をシールしてなる境界シール部によって複数の小室に区画されており、
前記境界シール部によって囲まれた領域内に、前記平面部の片方又は両方を貫通する注出部が設けられており、
前記境界シール部は、少なくとも一部が、前記小室の各々と前記注出部とを連通可能とする剥離可能な弱シール部であることを特徴とするものである。
尚、平面図及び斜視図において、ハッチング箇所は、各構成部材のシール部を示している。
具体的には、側部シール部4a,4aは、一対の側面部3,3の側端縁部と第1の平面部2aの側端縁部とを重ね合わせ、側面部3,3の袋内部方向へ折り込まれた折り線3a,3aから該側端縁までの幅において、対向する内面同士がシールされたものである。
また、上端シール部5及び下端シール部6によって、袋体100の上端部と下端部が封止される。より具体的には、上端シール部5、下端シール部6は、第1の平面部2a及び第2の平面部2bの上端部及び下端部、並びに、これら平面部2a及び平面部2bの間に折り線3aで折り込まれた、一対の側面部3,3の上端部及び下端部の対向する内面同士がシールされたものである。
このように一対の平面部2a,2b間で側部シール部の有無に差があること、さらに、第1の平面部2aを構成する第1の可撓性フィルムが、第2の平面部2bと一対の側面部3,3を構成する第2の可撓性フィルムより高い剛性を有していること、によって、袋体100を構成する一対の平面部2a,2b間に剛性の差が生じる。
弱シール部7aは、袋体100を手指等により外側から押圧することによって各小室1X,1Yの内圧を上昇させた際に、シールされた対向する平面部2a,2b間に剥離が生じるようなシール強度を有している。弱シール部7aの剥離により注出部8と各小室1X,1Yとがそれぞれ連通される。
まず、図5に示すように、小室1X及び小室1Yの第2の平面部2b,2b同士が対向するように、つまり、小室1X及び小室1Yの第1の平面部2a,2aが外側を向くように、袋体100を境界シール部7で折り曲げ、小室1Xと小室1Yとを折り重ねる。次に、折り重ねた小室1X及び小室1Yを手指等により外側から押圧し、弱シール部7aを剥離させる。袋体の押圧は、典型的には、境界シール部7において折り曲げ、小室1Xと小室1Yとを折り重ねた状態の袋体100を、掌で握り持つことで行うことができる。
弱シール部7aが剥離することによって、各小室1X,1Yと、弱シール部7aに設けられた注出部8とが、それぞれ連通する。その結果、注出部8が、各小室1X,1Yの内部と袋体100の外部とを連通する、小室1X及び小室1Yの共通の注出口として機能するようになる。つまり、各小室が同時に開封される。
上記のようにして弱シール部7aを剥離させた後、折り重ねた小室1Xと小室1Yとをそのまま外側から押圧すれば、各小室1X,1Yに充填された各内容物を、注出部8から同時に押し出し、同じ場所に注出させることができる。
上記したように、第2の平面部2b,2bは側部シール部がなく、可撓性フィルムの柔軟性を保持する一方、第1の平面部2a,2aは、側部シール部4a,4aと第1の可撓性フィルムにより剛性が付与されている。柔軟性の高い第2の平面部2b,2bを内側にした状態で押圧することによって、剛性の高い第1の平面部2a,2aを内側にした状態で押圧する場合と比較して、押圧力の分散が抑制され、弱シール部7aを容易に剥離し、内容物を効率良く押し出すことができる。
尚、各小室の第1の平面部2a,2aが内側になるように袋体を折り曲げた状態で押圧する場合でも、弱シール部7aを剥離させ、内容物を注出させることは充分に可能である。
また、弱シール部の剥離により注出口として機能するようになる注出部は、該弱シール部によって隔てられた複数の小室間に共通の注出口であり、複数の小室内に収容されている内容物が1つの注出部から注出される。従って、本発明の袋体は、収容された異なる種類の内容物を、注出部から同時に同じ場所に注出できるというメリットがある。
しかも、本発明の袋体は、ガセット構造を有しているにもかかわらず、外側からの押圧力の分散を抑制し、弱シール部を剥離させるために効果的に作用させることができる。従って、本発明の袋体は、各小室の開封性及び内容物の注出性を有するものである。
さらに、本発明の袋体は、内容物の注出口の構造が非常に単純であるため、製造が容易であり、且つ、内容物を無駄なく注出させることが容易である。
その上、本発明の袋体は、柔軟性を有するため、たとえ粘性の高い内容物であっても、手指で扱き出すことで、無駄なく注出させることが可能であり、内容物の残留を低減させることができる。
本発明の袋体は、一対の平面部と折り線で袋内部方向へ折り込まれた一対の側面部とを有するいわゆるガセット型であり、具体的な形状は、図1〜図5に示す袋体100に限定されない。
例えば、袋体を構成する可撓性フィルムの枚数は特に限定されない。図1〜図5に示す袋体100は、第2の平面部2b及び一対の側面部3,3を構成する第2の可撓性フィルムと、第1の平面部2aを構成する第1の可撓性フィルムと、の合計2枚の可撓性フィルムが接合されて筒状にされているが、3枚以上の可撓性フィルムを接合し、筒状にしてもよい。この場合、3枚以上の可撓性フィルムを接合したシール部は、側部シール部としてもよいし、注出部が設けられる位置を避けて平面部や側面部に配置させてもよい。
袋体を形成する第1及び第2の可撓性フィルムは、一般に袋体に用いられる可撓性フィルムであって、第1の可撓性フィルムの剛性が第2の可撓性フィルムの剛性と比較して大きければ、どちらの可撓性フィルムも特に限定されない。例えば、単層フィルムであってもよく、最外層としての基材層、中間層、及び最内層としての内面層など、複数の層からなる積層フィルムであってもよい。
可撓性フィルムの剛性(硬さ)の大小は、例えば、JIS K 7161「プラスチック−引張り特性の試験方法−第1部:通則」に記載の引張り弾性率の値で比較することができる。具体的には、引張り弾性率の値が高いほど剛性が高く、柔軟性が低い。また、引張り弾性率の値が小さいほど剛性が低く、柔軟性が高い。
引張り弾性率の測定方法は、JIS K 7127「プラスチック−引張り特性の試験方法−第3部:フィルム及びシートの試験条件」に記載の試験方法に準拠することができる。また、ハンドル−O−メーターを使用して測定することもできる。
尚、袋体100において、具体的な密封シール部は、側部シール部、上端シール部及び下端シール部である。
密封シール部のシール強度は、袋体の内部の密封性を確保することができ、且つ、弱シール部のシール強度よりも強く袋体の開封時及び内容物注出時に付加される押圧によって剥離しない強度であることが要求される。具体的なシール強度は特に限定されないが、通常、5.0N/15mm以上であることが好ましく、10N/15mm以上であることがより好ましい。
本発明の袋体において、小室の大きさ、配置形態等も特に限定されない。例えば、図1においては、袋体100に形成された2つの小室1X,1Yは、袋体の長手方向中央部に設けられた境界シール部7により区切られており、ほぼ同じ容量を有しているが、境界シール部の設置位置等の調節により、容量の異なる小室を形成してもよい。また、境界シール部は、図1のように、袋体の長手方向と略垂直に設けられていなくてもよい。
具体的には、図4に示すように、1つの境界シール部7の領域内、より具体的には後述する弱シール部7(a)の領域内の他、図6、図7に示すように、複数の境界シール部7に囲まれた領域内、すなわち、複数の境界シール部の間の未シール部内も含まれる。尚、図6及び図7は、境界シール部と注出部の形態例を示す図である。
袋体開封前における注出部内部への異物の付着防止等の観点から、注出部は、1つの境界シール部の領域内に設けられることが好ましい。
切込みとしては、図1の袋体100のように、境界シール部7を境界として並設された複数の小室の並設方向に対して略垂直な直線状の切込みの他、図8の袋体101のように、境界シール部7を境界として並設された複数の小室の並設方向に対して略平行な直線状の切込みであってもよい。
同様の観点から、注出部として孔を設ける場合には、短径と長径を有する孔を、長径が境界シール部を境界として並設された複数の小室の並設方向に対して略垂直となるように、すなわち、袋体の境界シール部における折り曲げ方向と略平行になるように設けることが好ましい。
尚、本発明において、略平行とは、完全に平行な状態の他、±10度程度の角度範囲で平行からずれている状態も含む。また、略垂直とは、完全に垂直な状態の他、±10度程度の角度範囲で垂直からずれている状態も含む。
境界シール部である弱シール部の位置は、弱シールされた平面部の内面同士の剥離によって注出部と各小室とが連通可能となる位置、すなわち、注出部と各小室の間であれば特に限定されない。上述したように、注出部は1つの境界シール部の領域内、具体的には、弱シール部の領域内に設けられていることが好ましい。
また、弱シール部の位置は、側面部と平面部の内面同士が対向している位置ではなく、平面部の内面同士が対向している位置であることが好ましい。また、境界シール部がシールされる際に、側面部の折り線を挟んでシールされる領域近傍は、シール強度が弱くなるため、その部分を弱シール部として利用してもよい。
尚、袋体100のように、境界シール部7の一部のみを弱シール部7aとする場合、弱シール部以外の境界シール部7bのシール強度は、内容物が収容された内容物入り袋体を外側から手指等で押圧した時に平面部の内面同士が剥離しないシール強度が要求される。例えば、上記密封シール部と同様のシール強度であってもよく、この場合、上記密封シール部と同様の方法で該弱シール部以外の境界シール部7bをシールすることができる。
弱シール部の剥離の促進、さらに、内容物の注出性の観点から、境界シール部の形状を図9のようにすることもできる。図9に示す袋体102は、境界シール部7の形状以外は、図1に示す袋体100と同様である。袋体102において、境界シール部7は、小室1X,1Yが弱シール部7a内の注出部8に向かってテーパー形状を有するように設けられている。このように小室1X,1Yが注出部8に向かってテーパー形状を有することによって、弱シール部7aへの圧力負荷や弱シール部7aへの内容物の移動が効率的に誘導される。その結果、弱シール部7aの剥離が促進されたり、内容物の注出がスムーズに行われるといったメリットがある。すなわち、境界シール部の形状によって、袋体の開封性を向上させたり、小室内に残存する内容物を低減することが可能である。
袋体103において、小室1X、小室1Y及び小室1Zは、それぞれ弱シール部7aを含む境界シール部7a,7bにより区切られている。これら境界シール部7a,7bのうち、弱シール部7aには、注出部8が設けられている。注出部8は、弱シール部7aにおいて、小室1Xと小室1Yが対向する領域から、小室1Xと小室1Zが対向する領域にわたって、設けられている。
従って、袋体103を、図5のように、境界シール部である弱シール部7aにおいて折り曲げた状態で、外側から押圧し弱シール部7aを剥離させることによって、注出部8を経て、各小室1X,1Y,1Zの内部と袋体の外部とを連通させることができる。すなわち、3つの小室1X〜1Zを同時に開封し、各小室に収容された内容物を注出部5から同時に押し出すことができる。袋体103の折り曲げは、袋体100と同様、剛性の高い第1の平面部2aが外側となるようにすることが好ましい。
尚、袋体103において、例えば、小室1Yと小室1Zに収容された内容物が注出前に混合されてもよいものであれば、小室1Yと小室1Zの境界である境界シール部7bを弱シール部としてもよい。
折り線の位置が上記中央部からずれた形態例として、例えば、図11に示す袋体104の形態が挙げられる。
図11は、袋体104の断面図であり、袋体100の図2に相当する。袋体104では、側面部3,3を袋内部方向へ折り込んだ際の折り線3a,3aから第1の平面部2aと側面部3,3との境界端縁までの長さG1が、該折り線3a,3aから第2の平面部2bと側面部3,3との境界端縁までの長さG2よりも短い。
ここで、平面部と側面部との境界端縁とは、該平面部と該側面部とが連続する可撓性フィルムを折り曲げて形成されている場合、通常、該可撓性フィルムの平面部と側面部との境界の折り曲げ線を指し、該平面部と該側面部とが別体の可撓性フィルムから形成されており、その側端縁部同士がシールされている場合、該側面部を構成する可撓性フィルムの該側端縁を指す。図11に示す袋体104では、第1の平面部2aと側面部3との境界端縁は上記側端縁であり、第2の平面部2bと側面部3との境界端縁は上記折り曲げ線である。
例えば、各小室に収容されている内容物を個々に注出するための開封口が別途設けられてもよい。開封口の形態としては、例えば、各小室を密封しているシール部に設けられた切込みや粗面部、又は、小室の内容物収容部分の可撓性フィルムに設けられたハーフカットの切れ線やミシン目が挙げられる。
また、図1〜5に示す袋体100においては、掌で握り持つことにより袋体を押圧し、内容物を押し出すことが可能な旨を説明したが、本発明の袋体の大きさは特に限定されない。ただし、本発明の袋体は、典型的には、手指による押圧により上記のような内容物の注出が可能な袋体であることが好ましい。
尚、本発明の袋体に収容する内容物は、それぞれの小室で同種のものであってもよい。さらに、本発明の袋体に収容する内容物は、直接口に入れる、流動性のある食品や薬品等でもよい。袋体を折り、手指で握って圧力をかけることで、片手で容易に食品や薬品を経口摂取することができる。このような内容物の例として、食品としてはゼリーやヨーグルト等が挙げられる。
例えば、袋体(袋体100)の製造方法として、以下の方法を例示することができる。
次に、図12に示すように、第2の可撓性フィルム10を、第2の平面部と一対の平面部との境界端縁、及び、一対の側面部の折り線を形成するように、4か所で折り曲げる。
尚、本発明の袋体及び内容物入り袋体の製造方法は、上記方法に限定されるものではない。
1Y…小室
1Z…小室
2a…第1の平面部
2b…第2の平面部
3…側面部
3a…折り線
4a…側部シール部
5…上端シール部
6…下端シール部
7…境界シール部
7a…弱シール部
7b…弱シール部以外の境界シール部
8…注出部
9…第1の可撓性フィルム
9A…左右端縁部
9B…上下端縁部
10…第2の可撓性フィルム
10A…左右端縁部
10B…上下端縁部
11…筒状部材
100…袋体
101…袋体
102…袋体
103…袋体
104…袋体
Claims (5)
- 第1の平面部及び第2の平面部からなる一対の平面部と、折り線で袋内部方向へ折り込まれた一対の側面部とを有する袋体であって、
前記第1の平面部と前記一対の側面部とは、対向しあう側端縁部同士をシールしてなる側部シール部を有し、
前記第2の平面部と前記一対の側面部は、連続した一部材が折り曲げられて形成されており、
前記第1の平面部を構成する可撓性フィルムは、前記第2の平面部と前記一対の側面部を構成する第2の可撓性フィルムより剛性が高く、
前記側部シール部は、前記折り線から該側部シール部の側端縁までの幅を有し、
袋体の内部は、対向しあう内面同士をシールしてなる境界シール部によって複数の小室に区画されており、
前記境界シール部によって囲まれた領域内に、前記平面部の片方又は両方を貫通する注出部が設けられており、
前記境界シール部は、少なくとも一部が、前記小室の各々と前記注出部とを連通可能とする剥離可能な弱シール部であることを特徴とする袋体。 - 前記注出部は、前記境界シール部を境界として並設された複数の小室の並設方向に対して略垂直な直線状に設けられた切込みである、請求項1に記載の袋体。
- 前記注出部は、前記袋体を前記境界シール部において折り曲げた際にできる折り線上に位置する、請求項1又は2に記載の袋体。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の袋体の各小室に内容物が収容された内容物入り袋体。
- 請求項4に記載の内容物入り袋体を、前記第1の平面部が外側となるように且つ前記注出部が前記袋体を折り曲げた際にできる折り線上に位置するように折り曲げた状態で、折り重ねられた複数の小室を前記第1の平面部において押圧し、前記弱シール部を剥離させ、前記小室に収容された内容物を前記注出口から注出させる、内容物入り袋体の使用方法。
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