JP5612840B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり Download PDF

Info

Publication number
JP5612840B2
JP5612840B2 JP2009182276A JP2009182276A JP5612840B2 JP 5612840 B2 JP5612840 B2 JP 5612840B2 JP 2009182276 A JP2009182276 A JP 2009182276A JP 2009182276 A JP2009182276 A JP 2009182276A JP 5612840 B2 JP5612840 B2 JP 5612840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
wall
sound insulation
noise
driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009182276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011030930A5 (ja
JP2011030930A (ja
Inventor
厚 吉武
厚 吉武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP2009182276A priority Critical patent/JP5612840B2/ja
Publication of JP2011030930A publication Critical patent/JP2011030930A/ja
Publication of JP2011030930A5 publication Critical patent/JP2011030930A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5612840B2 publication Critical patent/JP5612840B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

本発明は、モーター動力をギヤを含む動力伝動構造で切断刃に伝動する形態の電気かみそりに関する。
電気かみそりにおけるギヤ騒音の低減に関して、本出願人は特許文献1の電気かみそりを先に提案している。そこでは、動力伝動構造の一部を巻掛伝動系で構成して、低騒音化を図っている。また、伝動ギヤの周りを遮音壁で囲んで、ギヤ騒音が排水口から漏洩するのを防いでいる。さらに、ギヤ伝動系を収容する第1伝動室と、巻掛伝動系を収容する第2伝動室を隔壁で区分して、ギヤ騒音が第2伝動室を介して漏れ出るのを極力避けている。
特開2002−306864号公報(段落番号0029、0032、図7)
電気かみそりのギヤ伝動系を構成する伝動ギヤは、極端に小さいためバックラッシュを小さくすることが難しく、動力伝動時にギヤ騒音を生じやすい。また、長毛を切断する場合と短毛を切断する場合などに、モーターに対する負荷が大きく変動して大きなギヤ騒音や振動を発生しやすい。
その点、特許文献1の電気かみそりによれば、駆動動力をギヤのみで伝動する電気かみそりに比べて、巻掛伝動系を用いる分だけ騒音レベルを低減して静音化できる。また、伝動ギヤ群の周りを遮音壁で囲み、さらに、第1伝動室と第2伝動室を隔壁で区分するので、ギヤ騒音が漏れ出るのをある程度は抑止できる。しかし、先の遮音壁は、伝動ギヤ群の周りを囲んではいるものの、その下端と第1伝動室の底壁との間の隙間からギヤ騒音が伝動室内に放散されるのを避けられない。さらに、隙間から漏れ出たギヤ騒音が排水口を介して外部に放出されるので、騒音レベルを低下するうえで限界があった。
本発明の目的は、伝動要素としてギヤを含む動力伝動構造において、主にギヤ騒音で占められる騒音のレベルを低減して、全体として静粛な電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、ギヤ騒音がヘッド部の外面へ漏れ出るのを阻止して静音化でき、さらに、高い周波数を含む耳障りなギヤ騒音が放出されるのを防いで、騒音レベルを低下し静音化できる電気かみそりを提供することにある。
本発明に係る電気かみそりは、モーター11の動力を切断刃9に伝動する動力伝動構造を有し、動力伝動構造はギヤ伝動構造を含んで構成してある。ギヤ伝動構造は、互いに噛み合う複数のギヤ51・52で構成する。各ギヤ51・52の噛合部66の開放面を、各ギヤ51・52のいずれかに設けた遮音壁71で覆って、噛合部66で発生するギヤ騒音の外部漏洩を阻止する。
ギヤ伝動構造を収容する伝動室59の下壁70に、各ギヤ51・52の噛合部66に臨むギヤ周面を囲むリブ状の遮音壁73を形成する。
各ギヤ51・52の噛合部66に臨む伝動室59の下壁70に、ギヤ騒音を減衰させる凹部86・96を形成する。
ギヤ伝動構造は、モーター11の出力軸11aに固定される原動ギヤ51と、原動ギヤ51に噛み合う従動ギヤ52を含む。原動側と従動側の両ギヤ51・52の噛合部66の開放面を遮音壁71で覆う。従動ギヤ52のギヤ歯の開放面をギヤカバー72で覆う。
噛合部66の開放面を、遮音壁71と、遮音壁71の開放面を覆うギヤカバー72とで多重に覆う。
遮音壁71の周面と対向する従動側ギヤ52の開放面側に、縦壁74を周回状に形成する。
噛合部66の開放面を第1遮蔽空間67で覆い、第1遮蔽空間67の開放面を第2遮蔽空間68で覆う。第1遮蔽空間67は、伝動室59の下壁70と、第1遮音壁71およびギヤカバー72と、第2遮音壁73および縦壁74とで形成する。第2遮蔽空間68は、伝動室59の下壁70および上壁80と、これら両壁70・80を繋ぐ周囲壁とで形成する。
第2遮蔽空間68の下壁70の側端寄りに、下向きに開口する開口88を設ける。
ギヤ伝動構造を構成する前段ギヤ群は、原動ギヤ51と、従動ギヤ52と、従動ギヤ52に連動する一対のベベルギヤ53・54と、ベベルギヤ54を支持する中間軸46を含んで構成する。ギヤカバー72は、中間軸46を支持する軸受体47と一体に形成する。
本発明においては、ギヤ伝動構造を構成し、互いに噛み合うギヤ51・52のいずれかに遮音壁71を設け、両ギヤ51・52の噛合部66の開放面を遮音壁71で覆って、噛合部66で発生するギヤ騒音の外部漏洩を阻止できるようにした。このように、噛合部66の開放面の側を遮音壁71で覆うと、噛合部66で発生したギヤ騒音を遮音壁71で反射して、ギヤ騒音が伝動室59へ放散されるのを妨げることができる。また、原動ギヤ51と共に高速度で回転する遮音壁71には大きな遠心力が生じていて、極めて振動しにくい状態になっているので、ギヤ騒音の音波が遮音壁71を介して伝播するのを防止できる。したがって、本発明によれば、ギヤ騒音がヘッド部1の外面へ漏れ出るのを妨げて、主にギヤ騒音で占められる騒音のレベルを低減でき、全体として静粛な電気かみそりが得られる。
伝動室59の下壁70にリブ状の遮音壁73を設け、同壁73で噛合部66に臨むギヤ周面を囲むと、噛合部66で発生したギヤ騒音がギヤ51・52の周囲に放散するのを妨げることができる。したがって、先に説明した遮音壁71によるギヤ騒音の遮蔽作用に加えて、リブ状の遮音壁73によるギヤ騒音の遮蔽作用を発揮して、ヘッド部1の外面へ漏れ出るギヤ騒音の騒音レベルをさらに確実に低下できる。
各ギヤ51・52の噛合部66に臨む伝動室59の下壁70に凹部86・96を形成すると、ギヤ騒音を凹部86・96内で繰り返し反射させて減衰させることができ、その分だけ噛合部66から伝動室59へ放散される騒音量を減らすことができる。また、凹部86・96に、各ギヤ51・52を潤滑するためのグリスが充填してある場合には、グリスの表面におけるギヤ騒音の反射を妨げて減衰効果をさらに向上できる。とくに、先の両遮音壁71・73と併用する場合には、両遮音壁71・73によるギヤ騒音の遮蔽作用に加えて、さらに効果的にギヤ騒音を低減できる。
原動側と従動側の両ギヤ51・52の噛合部66の開放面を遮音壁71で覆い、さらに、従動ギヤ52のギヤ歯の開放面をギヤカバー72で覆うと、ギヤ騒音が従動ギヤ52の開放面の側から伝動室59へ放散されるのを妨げて、ヘッド部1の外面における騒音レベルをさらに低下できる。
噛合部66の開放面を遮音壁71とギヤカバー72とで多重に覆うと、噛合部66で発生したギヤ騒音を遮音壁71で反射し、さらに遮音壁71を回り込んだ騒音をギヤカバー72で反射して、ギヤ騒音が伝動室59へ放散されるのをさらに効果的に妨げて、ヘッド部1の外面における騒音レベルをさらに効果的に低下できる。
遮音壁71の周面と対向する従動側ギヤ52の開放面側に、縦壁74を周回状に形成すると、噛合部66から伝動室59内の開放空間に至る音の伝播系路を迷路状に複雑化して、音波を伝播しにくくすることができる。したがって、噛合部66で発生したギヤ騒音が、伝動室59へ自由に放散されるのを規制して、ヘッド部1の外面における騒音レベルをさらに低下できる。
第1遮音壁71と、ギヤカバー72と、第2遮音壁73と、縦壁74とからなる第1遮蔽空間67で噛合部66の開放面を覆うと、噛合部66の周囲を前記各部材71〜74で幾重にも囲み、さらに音の伝播系路を迷路化して、音波の伝播を効果的に妨げることができる。これにより、高い周波数を含む耳障りなギヤ騒音が放出されるのを防止でき、噛合部66で発生したギヤ騒音が第1遮蔽空間67の外へ漏れ出るのを困難化できる。また、下壁70および上壁80と、これら両壁70・80を繋ぐ周囲壁とからなる第2遮蔽空間68で第1遮蔽空間67の開放面を覆うことにより、ギヤ騒音が第2遮蔽空間68の外へ漏れ出るのをよく防止できる。したがって、全体としては第1遮蔽空間67と第2遮蔽空間68の遮音作用によって、噛合部66で発生したギヤ騒音がヘッド部1の外面へ漏れ出るのを効果的に妨げて、ヘッド部1における騒音のレベルを低減し電気かみそりを静音化できる。
第2遮蔽空間68の下壁70の側端寄りに下向きに開口する開口88を設けると、伝動室59で発生したギヤ騒音の一部を開口88を介してヘッド部1の外へ放出できるので、噛合部66で発生したギヤ騒音が伝動室59内に籠って共鳴するのを解消できる。なお、電気かみそりの使用時における騒音は、開口88を介してヘッド部1の下面側へ向かって放出されるが、放出方向が使用者の肌面から遠ざかる向きとなるので、開口88から放出された騒音によって、ヘッド部1の外面における騒音レベルが大きく増加することはない。
ギヤカバー72を、中間軸46を支持するための軸受体47と一体に形成すると、ギヤカバー72を独立部品として構成する場合に比べて、部品点数を減らすことができ、さらに、ギヤカバー72を下壁70に固定するための締結構造を省略して、遮音構造の製造コストを削減できる。
遮音構造の詳細を示す縦断面図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 内刃の駆動構造を示す縦断正面図である。 図4におけるA−A線断面図である。 図4におけるB−B線断面図である。 遮音構造を示す横断平面図である。 動力伝動構造と遮音構造の関係を示す分解平面図である。 図7におけるC−C線断面図である。 遮音構造の別の実施例を示す縦断面図である。 遮音構造のさらに別の実施例を示す縦断面図である。 遮音構造の別の実施例を示す縦断側面図である。 図12におけるD−D線断面図である。 遮音構造のさらに別の実施例を示す縦断正面図である。 図14におけるE−E線断面図である。 遮音構造のさらに別の実施例を示す縦断正面図である。 遮音構造のさらに別の実施例を示す縦断正面図である。
図1ないし図9は本発明に係る電気かみそりの実施例を示す。図2および図3において電気かみそりは、ヘッド部1と、ヘッド部1を支持する本体部2と、本体部2に装着される外枠3と、本体部2の後面側に配置されるきわ剃りユニット4などで構成する。外枠3は装飾枠を兼ねており、本体部2と協同して電気かみそりのグリップ部を構成する。なお、この実施例における前後・左右・上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表示した前後・左右・上下の表記に従うこととする。
図2および図3においてヘッド部1は、ヘッドベース7と、ヘッドベース7の上面に固定される上カバー8と、ヘッド部1の上端に設けられる切断刃9と、ヘッドベース7の下面にモーターホルダー10を介して固定されるモーター11と、モーター動力を切断刃9の内刃14に伝動する動力伝動構造などで構成してある。切断刃9は、横軸回りに回転するロータリー式の内刃14と、網刃からなる外刃15とで構成する。外刃15は、外刃ホルダー16でアーチ状に保形してあり、外刃ホルダー16はヘッドベース7に対して着脱自在に装着してある。内刃14は、一群のスパイラル状の小刃をプラスチック製の軸体にインサート固定して構成してあり、内刃ホルダー17で回転自在に軸支してある。
本体部2は、有底筒状の本体ケース19と、本体ケース19の内部に収容される内フレーム20などで構成する。本体部2の前面には、前枠18と装飾板12が固定してある。図4に示すように、内フレーム20には2次電池21、および回路基板22などの電装品が組み付けてある。モーターホルダー10の左右両側にはスライド爪23が設けてある。これらのスライド爪23を内フレーム20の左右壁に設けたガイド溝24でスライド案内し、さらにモーターホルダー10の底壁と、内フレーム20との間に設けたフロートばね25でモーターホルダー10を押し上げ付勢することにより、ヘッド部1の全体を上下浮動可能に支持している。
ヘッドベース7と本体ケース19との間には、本体ケース19の内部とモーター11を封止するパッキン26が配置してある。このパッキン26の上部中央に設けたリップ部でモーター11の出力軸11aを封止し、さらに、リップ部に連続するパッキン壁でヘッドベース7とモーターホルダー10の接合面を封止している。このように、パッキン26で電装品部をシールすることにより、外刃ホルダー16を外した状態のヘッド部1を水洗い清掃できる。
外枠3は、本体ケース19の左右側面と底面を覆う逆門形の枠部と、本体ケース19の前面を覆う壁とを一体に備えた中空枠体からなり、その右側の側枠部分の上部に、モーター11への通電状態を切り換えるスイッチボタン30と、発光表示部31とが組み込んである。図4に示すように、スイッチボタン30は、側枠部分で出没自在に支持されてばね32で枠外へ向かって進出付勢してある。ばね32に抗してスイッチボタン30を押し込み操作すると、その操作軸33がパッキンを介してスイッチ34を押圧して、オンからオフへ、あるいはオフからオンへ切り換えできる。チップ部品からなるスイッチ34は、先に説明した回路基板22に実装してある。
発光表示部31は、回路基板22に実装される上下一対のチップ型のLED(光源)36と、LED36の放射光を拡散する拡散レンズ37と、表示体38とで構成する。図6に示すように、拡散レンズ37は、上下のLED36に対応して設けられる上下一対の入光部39と、上下一対の出光部40とを一体に備えた透明プラスチック材製の成形品からなる。入光部39の内面は平坦に形成し、出光部40の外面は内凹み状の湾曲面で形成してある。このように、出光部40の外面を湾曲面で形成することにより、LED36から放射された指向性のある表示光を、出光部40の外面のほぼ全面にわたって拡散させて、表示体38の内面に照射することができる。
表示体38は、先の出光部40と正対する拡散面41と、外枠3の外郭線に沿って湾曲する表示面42とを備えた透明プラスチック材製の成形品からなり、外枠3に固定してある。拡散面41には凹凸部43が鋸刃状に形成してあり、出光面40から放射された表示光を凹凸部43でさらに拡散させて、表示面42の側面および前面へと案内する。したがって、使用者は、電気かみそりの側面から表示面42の発光状態を視認できるのはもちろん、前面側からも表示面42の発光状態を視認できる。なお、モーター11が稼動状態にあるときは、上側の表示面42が発光表示状態にあり、2次電池21を充電する状態においては、下側の表示面42が発光表示状態となる。
先に述べたように、モーター11の回転動力はギヤ伝動構造(動力伝動構造)を介して内刃14に伝動される。ギヤ伝動構造は、モーター11の回転動力を中間軸46に伝動する前段ギヤ群と、中間軸46の回転動力を内刃14に伝動する後段ギヤ群とで構成する。中間軸46は前段ギヤ群の上方に配置されて、その両端が一対の軸受体47・48で回転自在に軸支してある。両軸受体47・48は、それぞれ図示していないビスでヘッドベース7に締結してある。
図1に示すように、前段ギヤ群は、モーター11の出力軸11aに固定される原動ギヤ(ギヤ)51と、原動ギヤ51に噛み合う従動ギヤ(ギヤ)52と、従動ギヤ52の上面に設けられる駆動側のベベルギヤ53と、中間軸46に固定される従動側のベベルギヤ54とで構成する。原動ギヤ51および従動ギヤ52はスパーギヤからなる。モーター11の回転動力は、原動ギヤ51と従動ギヤ52との間、および両ベベルギヤ53・54の間で、それぞれ減速されて中間軸46に伝動される。前段ギヤ群は、ヘッドベース7と、上カバー8とで区画される第1伝動室(伝動室)59に収容してある。第1伝動室59は後述する第2遮蔽空間68を兼ねている。
図4に示すように、後段ギヤ群は、中間軸46と内刃軸55との間に設けた4個のスパーギヤ群56で構成してあり、同ギヤ群56で減速した回転動力を内刃軸55へ伝動する。スパーギヤ群56の第1ギヤ57のみが中間軸46の軸端に固定され、他のギヤは内刃ホルダー17の側壁とサイドカバー60とで区画した第2伝動室(伝動室)61に収容してある。
中間軸46を利用して振動子63が左右スライド自在に支持してあり、先の原動ギヤ51の上面に設けた偏心カム64で振動子63を駆動して、モーター11の回転動力を往復動力に変換している。振動子63の往復動力は、第1伝動室59の後部に露出する駆動枠65を介して、きわ剃りユニット4の可動刃に伝動される(図5参照)。なお、きわ剃りユニット4は、全体を押し上げスライドした状態においてその受動片が駆動枠65と係合して、振動子63の往復動力を可動刃に伝動する。振動子63の駆動枠65側を、第1伝動室59の後部外面へ露出させるために、ヘッドベース7の後壁82には開口62が形成してある。
上記のギヤ伝動構造においては、各ギヤの噛合部分でギヤ騒音を生じるが、なかでも、駆動回転数が最も大きな原動ギヤ51と従動ギヤ52との噛合部66(図7参照)で、高い周波数を含む耳障りなギヤ騒音を生じる。こうしたギヤ騒音の外部漏洩を阻止するために、図1に示すように、先の噛合部66の外面を第1遮蔽空間67で覆い、さらに第1遮蔽空間67の外面を第2遮蔽空間68で覆っている。
第1遮蔽空間67は、第1伝動室59の下壁70と、第1遮音壁(遮音壁)71およびギヤカバー72と、第2遮音壁(遮音壁)73、および縦壁74に囲まれている。下壁70はヘッドベース7の一部を構成しており、この下壁70に設けたボス75に従動ギヤ52のギヤ軸76が固定してある。第1遮音壁71は、原動ギヤ51の上面に同ギヤ51と同心状に張り出し形成した円盤状の壁からなり、図1に示すように従動ギヤ52の上面(開放面)に被さって、噛合部66の上面(開放面)を覆っている。先のボス75の周囲は部分円弧状の区画リブ77で囲まれており、この区画リブ77と第2遮音壁73の前後湾曲壁73aとの間に凹部86が形成してある(図9参照)。図示していないが、この凹部86にはグリスが充填される。
図8に示すようにギヤカバー72は、先に説明した右側の軸受体47と一体に形成してあり、従動ギヤ52の上面全体を覆い、さらに噛合部66の上面を第1遮音壁71と協同して多重に覆っている(図7参照)。原動ギヤ51と従動ギヤ52の上面全体は、第1遮音壁71とギヤカバー72とで覆い隠されている。ギヤカバー72の板面の中央には、駆動側のベベルギヤ53を露出させるための円形のギヤ窓78が開口され、第1遮音壁71を覆う側の側縁には、偏心カム64との接当を避ける逃げ凹部79が形成してある。
第2遮音壁73は、第1伝動室59の下壁70から上向きに突接されるリブ状の壁からなり、原動ギヤ51の周面と、噛合部66に臨む従動ギヤ52の左半周面を囲む状態で形成してある。第2遮音壁73の前後には、区画リブ77と同心円状の湾曲壁73aが連続して形成してある。図7に示すように、平面から見るときの第2遮音壁73の外郭線は、概ね第1遮音壁71とギヤカバー72の外郭線の内部に位置させてある。縦壁74は従動側ギヤ52の上面(開放面)に周回状に形成する。詳しくは、第1遮音壁71の周面と対向する、ベベルギヤ53の基端周縁の周回壁を縦壁74として、第1遮音壁71と従動ギヤ52の上面との間の隙間の開放端側に縦壁74を位置させるようにした。
第2遮蔽空間68は、第1伝動室59の下壁70および上壁80と、これら両壁70・80を繋ぐ周囲壁とに囲まれている。上壁80は上カバー8の天井壁を構成している。また、下壁70および上壁80を繋ぐ周囲壁のうち、前後の周囲壁はヘッドベース7の前後壁81・82で構成され(図5参照)、さらに左右の周囲壁は上カバー8の左右壁83・84で(図1参照)構成される。
第2遮蔽空間の下壁の側端に水抜開口88(開口)が開口してある。詳しくは図1に示すように、ヘッドベース7の下壁70の左右両側に、段落ち状の脇壁89を張り出し形成し、その張り出し基端に下向きに開口する水抜開口88を設けている。第1伝動室59で発生したギヤ騒音の一部は、水抜開口88を介してヘッド部1の下面側へ向かって外へ漏れ出ようとするが、水抜開口88の開口幅および開口面積は小さいので、水抜開口88から漏れ出るギヤ騒音の騒音レベルはごく小さいものでしかない。また、ギヤ騒音の一部を水抜開口88から放出することにより、噛合部66で発生したギヤ騒音が第1伝動室59内に籠って共鳴するのを解消できる。
以上のように構成した電気かみそりによれば、噛合部66の上側の開放面を第1遮音壁71とギヤカバー72とで遮蔽して、噛合部66で発生したギヤ騒音が上向きに放散されるのを阻止できる。また、原動ギヤ51および従動ギヤ52の周囲を第2遮音壁73で遮蔽することにより、ギヤ騒音が両ギヤ51・52の周囲に放散されるのを防止できる。さらに、第1遮音壁71と従動ギヤ52の上面との間の隙間の開放端側に縦壁74を設け、しかも、第1遮音壁71と縦壁74の間の隙間の上方をギヤカバー72で遮蔽して、音の伝播系路をクランク状の迷路として構成するので、ギヤ騒音が放散するのを抑止できる。
上記のように、噛合部66の周囲を第1遮音壁71、ギヤカバー72、第2遮音壁73、縦壁74などで幾重にも囲み、さらに音の伝播系路を迷路化することにより前記の各部材71〜74に騒音を衝突させて、噛合部66で発生したギヤ騒音が第1遮蔽空間67の外へ漏れ出るのを困難化できる。また、駆動回転数が大きな噛合部66においては、高い周波数の耳障りなギヤ騒音を生じるが、高い周波数の騒音成分が放散されるのを防止できる。さらに、原動ギヤ51に同行して回転する第1遮音壁71は大きな遠心力を生じていて、極めて振動しにくい状態になっている。そのため、騒音が第1遮音壁71を介して伝播するのを防止できる。先のギヤ騒音の一部は、凹部86に充填したグリスの表面に衝突して減衰されるので、この騒音減衰作用によっても音圧レベルを低下できる。
前段ギヤ群の伝動作用に伴なって発生したギヤ騒音は、第2遮蔽空間68内に放散される。しかし、第2遮蔽空間68はヘッドベース7と、その上面を覆う上カバー8とで区画されて概ね密室化してあるので、ギヤ騒音が第2遮蔽空間68の外へ漏れ出るのをよく防止できる。なお、第2遮蔽空間68内のギヤ騒音の一部は、ヘッドベース7の後壁82の開口62を介して漏れ出るが、開口62の外面は、常時きわ剃りユニット4で覆われているので、それ以上ギヤ騒音が外部へ漏れるのを妨げることができる。
後段ギヤ群の伝動作用に伴なって発生したギヤ騒音は、第2伝動室61に放散される。しかし、第2伝動室61は内刃ホルダー17の側壁と、側壁の外面を覆うサイドカバー60とで概ね密室化してあるので、ギヤ騒音が第2伝動室61の外へ漏れ出るのをよく防止できる。したがって、ヘッド部全体では、噛合部66で発生したギヤ騒音はもちろん、第1伝動室59、および第2伝動室61から放散されるギヤ騒音の外部への漏洩を阻止して、聴感特性が加味された騒音レベルを低下し、電気かみそりを静音化できる。また、噛合部66で発生するギヤ騒音が第1遮蔽空間67から放出されるのを防ぐ過程で、高い周波数を含む耳障りなギヤ騒音が放出されるのを防いで、ギヤ騒音の周波数特性を改善できる。
以下、図10から図17に基づいて、本発明に係る遮音構造および電気かみそりの別の実施例を示す。なお、以下の各実施例においては、先の実施例と異なる部分を主に説明して、同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図10は、遮音構造の一部を変更した実施例を示す。そこでは、円盤状の第1遮音壁71の周縁に下拡がりテーパー状の反射壁90を設けて、噛合部66で発生したギヤ騒音が漏れ出るのを困難化した。詳しくは、ギヤ騒音を下拡がりテーパー状の反射壁90で斜め下向きに反射して、ギヤ騒音が第1遮音壁71と従動ギヤ52の上面との間から縦壁74の側へ抜け出るのを防ぐようにした。このように、ギヤ騒音を下拡がりテーパー状の反射壁90で、噛合部66の側へ向かって反射すると、ギヤ騒音が第1遮音空間67から放出されるのをさらに効果的に防いで、ヘッド部全体の騒音レベルを低下できる。
図11においては、円盤状の第1遮音壁71の下面にリング状の減衰溝91を内外2重に形成して、減衰溝91内で音を繰返し反射させることによりギヤ騒音を強制的に減衰できるようにした。減衰溝91は、内側の溝と外側の溝とで溝深さを異ならせて、減衰効果を向上できるようにした。このように、第1遮音壁71の下面に減衰溝91を設けると、噛合部66で発生したギヤ騒音を減衰し、その音圧レベルを低下できるので、ヘッド部全体の騒音レベルを低下できる。
図12および図13に示す電気かみそりにおいては、往復駆動される前後一対の内刃14と、各内刃14を個別に往復駆動する一対の振動子63とが、第1伝動室59の内部に設けてある。両振動子63を駆動するギヤ伝動機構は、原動ギヤ51と、同ギヤ51と同時に噛み合う左右一対の従動ギヤ52で構成してあり、各従動ギヤ52の上面に各振動子63を駆動する偏心カム64が一体に設けてある。往復振動時の運動慣性力を打ち消してヘッド部1の騒音を軽減するために、各偏心カム64は互いに逆向きに往復駆動する。
図13に示すように、原動ギヤ51および従動ギヤ52の周囲は、ヘッドベース7の下壁70に設けた長円リブ状の第2遮音壁73で囲んである。また、第2遮音壁73の上面をギヤカバー93(第3遮音壁)で塞いで、第1・第2の遮音壁71・73とギヤカバー93とで第1遮音空間67を形成している。第1遮音壁71は原動ギヤ51と一体に成形されて、原動ギヤ51の上面(開放面)周縁に張り出してある。ギヤカバー93の左右には、先の偏心カム64の回転領域を囲む状態でカム開口94が形成してあり、これら開口94の間に円盤状の第1遮音壁71の周囲を囲む中央開口95が形成してある。原動ギヤ51に臨む下壁70には凹部96が形成してあり、その内部にはグリス(図示していない)が充填してある。凹部96は先の実施例で説明した凹部86に相当し、グリスの減衰作用によって騒音量を低減できる。
上記のように、本発明の遮音構造は往復動式の内刃14を備えた電気かみそりにも適用でき、噛合部66で生じたギヤ騒音が漏洩するのを、第1・第2の遮音壁71・73とギヤカバー93とで防ぐことができる。また、第1伝動室59内のギヤ騒音がヘッド部1の外へ漏れ出るのを、ヘッドベース7および上カバー8で防ぐことができる。さらに、噛合部66で生じたギヤ騒音の一部を、凹部96に充填したグリスの表面で減衰して、第1遮音空間67内の騒音の音圧レベルを低下することができる。
図14および図15に示す電気かみそりにおいては、往復駆動される1個の内刃14と、内刃14を往復駆動する振動子63とが、第1伝動室59の内部に設けてある。ギヤ伝動機構は、原動ギヤ51と、同ギヤ51と噛み合う従動ギヤ52とで構成してあり、従動ギヤ52の上面に振動子63を駆動する偏心カム64が設けてある。また、従動ギヤ52の上面(開放面)に円盤状の第1遮音壁71を一体に設けて、同壁71で原動ギヤ51および従動ギヤ52の周りを囲む第2遮音壁73の上開口面を覆うようにした。
この実施例における第1遮音空間67は、下壁70と円形リブ状の第2遮音壁73と第1遮音壁71とで形成する。従動ギヤ52を支持するボス75の基端周囲には、凹部96が形成してあり、その内部にはグリス(図示していない)が充填してある。この実施例における下壁70は、本体ケース19と一体に形成してあり、モーター11の装着壁を兼ねている。
上記のヘッド構造によれば、噛合部66で生じたギヤ騒音が漏洩するのを、第1・第2の遮音壁71・73で防止でき、第1伝動室59内のギヤ騒音がヘッド部1の外へ漏れ出るのを、ヘッドベース7、上カバー8、および下壁70で防ぐことができる。さらに、噛合部66で生じたギヤ騒音の一部を、凹部96に充填したグリスの表面で減衰して、第1遮音空間67内の騒音の音圧レベルを低下することができる。
図16に示す電気かみそりは、本体ケース19の上部に切断刃9を配置し、同ケース19の下部にマッサージ体101を配置して、これら両者9・101を1個のモーター11でギヤ伝動構造を介して同時に回転駆動できるようにした。切断刃9は、第1軸102を介して垂直軸回りに回転駆動される内刃14と、部分球殻状の外刃15とで構成した。マッサージ体101は、半球状のゴムブロック103の表面に、多数個の突起104を一体に設けて構成してあり、第1軸102とは移行に軸支した第2軸105を介して回転駆動される。
モーター11の回転動力は、その出力軸11aに固定した原動ギヤ51と、第1軸102に固定した従動ギヤ52を介して第1軸102に伝動される。また、第1軸102の下端に固定した第3ギヤ106と、第2軸105に固定した第4ギヤ107を介して第2軸105に伝動される。回転動力は、原動ギヤ51と従動ギヤ52との間、および第3ギヤ106と第4ギヤ107との間で、それぞれ減速して伝動される。
原動ギヤ51と従動ギヤ52の噛合部66で発生したギヤ騒音の放散を防ぐために、原動ギヤ51の上下面(開放面)に円盤状の第1遮音壁71を配置している。また、原動ギヤ51と従動ギヤ52を収容する第1伝動室59を、本体ケース19と、その内面に設けた遮音壁110・111で概ね密閉して、ギヤ騒音が第1伝動室59の外へ漏れ出るのを防止している。さらに、第3ギヤ106と第4ギヤ107を収容する伝動室112を、本体ケース19と、先の遮音壁111で概ね密閉して、ギヤ騒音が伝動室112の外へ漏れ出るのを防止している。このように、ギヤ伝動構造によっては、第1遮音壁71を複数個設けることができ、必要があれば、原動ギヤ51と従動ギヤ52の双方に、第1遮音壁71を内外に重なる状態で設けることができる。
図17に示す電気かみそりは、図1で説明した電気かみそりと同様に、ロータリー式の内刃14と、網刃からなる外刃15とで切断刃9を構成した。また、ヘッド部1の後側にきわ剃りユニット4を設けるようにした。この実施例においては、モーター11をその中心軸線が水平になる状態で配置して、ロータリー式の内刃14を巻掛伝動構造を介して回転駆動し、きわ剃りユニット4の可動刃を駆動する振動子63を、ギヤ伝動構造と偏心カム64で往復駆動するようにした。
巻掛伝動構造は、モーター11の出力軸11aに直結されるプーリー軸115と、内刃軸55のそれぞれに固定される原動プーリー116および従動プーリー117と、これら両プーリー116・117に巻き掛けられるタイミングベルト118とで構成する。ギヤ伝動構造は、出力軸11aに固定される原動ギヤ51と、同ギヤ51に噛み合う従動ギヤ52と、従動ギヤ52と噛み合うフェースギヤ120などで構成する。フェースギヤ120は、出力軸11aと直交する向きのギヤ軸121で支持してあり、その上面に偏心カム64が固定してある。モーター11、原動ギヤ51、および従動ギヤ52は、ベースブロック121で支持した。
原動ギヤ51の外側面(開放面)に円盤状の第1遮音壁71を設け、さらにフェースギヤ120の一部を含む、原動ギヤ51および従動ギヤ52の周囲を、ベースブロック121と一体に設けた第2遮音壁73で囲んで、噛合部66で発生したギヤ騒音が放散するのを防ぐようにした。この実施例によれば、巻掛伝動構造を用いる分だけ騒音の発生を抑止できる。また、第1遮音壁71、第2遮音壁73、およびベースブロック121でギヤ騒音の放散を抑止して、全体としてヘッド部1における騒音レベルを低減できる。
上記の実施例以外に、減衰溝91は波形の溝や、一群の凹凸体、あるいは剣山状の突起群で構成することができる。必要があれば、第1遮音壁71の下面にゴムシートなどの吸音材や吸音体を貼り付けて、ギヤ騒音を減衰することができる。
1 ヘッド部
2 本体部
9 切断刃
11 モーター
51 ギヤ(原動ギヤ)
52 ギヤ(従動ギヤ)
66 噛合部
67 第1遮蔽空間
68 第2遮蔽空間
70 下壁
71 第1遮音壁(遮音壁)
72 ギヤカバー
73 第2遮音壁(遮音壁)
74 縦壁
80 上壁
86 凹部
96 凹部

Claims (2)

  1. モーター(11)の動力を切断刃(9)に伝動する動力伝動構造が、ギヤ伝動構造を含んで構成されており、
    ギヤ伝動構造は、互いに噛み合う複数のギヤ(51・52)で構成されており、
    各ギヤ(51・52)の噛合部(66)の開放面を覆う遮音壁(71)が、各ギヤ(51・52)のいずれか一方の開放面側周縁に一体で張り出し形成されており、
    噛合部(66)で発生するギヤ騒音の外部漏洩を遮音壁(71)により阻止することを特徴とする電気かみそり。
  2. ギヤ伝動構造を収容する伝動室(59)の下壁(70)に、各ギヤ(51・52)の噛合部(66)に臨むギヤ周面を囲むリブ状の遮音壁(73)が形成してあり、
    ギヤ伝動構造が、モーター(11)の出力軸(11a)に固定される原動ギヤ(51)と、原動ギヤ(51)に噛み合う従動ギヤ(52)を含み、
    原動側と従動側の両ギヤ(51・52)の噛合部(66)の開放面が各ギヤ(51・52)のいずれか一方の開放面側周縁に一体で張り出し形成された遮音壁(71)で覆われており、
    従動ギヤ(52)のギヤ歯の開放面がギヤカバー(72)で覆ってあり、
    ギヤ伝動構造を構成する前段ギヤ群が、原動ギヤ(51)と、従動ギヤ(52)と、従動ギヤ(52)に連動する一対のベベルギヤ(53・54)と、ベベルギヤ(54)を支持する中間軸(46)を含んで構成されており、
    ギヤカバー(72)が、中間軸(46)を支持する軸受体(47)と一体に形成してある請求項1に記載の電気かみそり。
JP2009182276A 2009-08-05 2009-08-05 電気かみそり Expired - Fee Related JP5612840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009182276A JP5612840B2 (ja) 2009-08-05 2009-08-05 電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009182276A JP5612840B2 (ja) 2009-08-05 2009-08-05 電気かみそり

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011030930A JP2011030930A (ja) 2011-02-17
JP2011030930A5 JP2011030930A5 (ja) 2012-09-06
JP5612840B2 true JP5612840B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=43760584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009182276A Expired - Fee Related JP5612840B2 (ja) 2009-08-05 2009-08-05 電気かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5612840B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6893458B2 (ja) * 2017-09-13 2021-06-23 マクセルホールディングス株式会社 減速機、および減速機を備えた電気機器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62121467U (ja) * 1986-01-24 1987-08-01
JPH06101747A (ja) * 1992-09-09 1994-04-12 Hitachi Ltd 歯車変速機
JP4789165B2 (ja) * 2001-04-13 2011-10-12 九州日立マクセル株式会社 ロータリー式の電気かみそり
JP4325837B2 (ja) * 2003-01-08 2009-09-02 九州日立マクセル株式会社 電気かみそり

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011030930A (ja) 2011-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5612840B2 (ja) 電気かみそり
JP6876506B2 (ja) 電気かみそり
CN212782714U (zh) 一种降噪结构及应用其的厨房电器
JP7004908B2 (ja) ミキサー
JP6001939B2 (ja) 回転式アクチュエータ、および、これを用いた電動格納式ドアミラー
JP2004209116A (ja) 電気かみそり
JP7116296B2 (ja) ミキサー
CN210493846U (zh) 食品加工装置的降噪结构
CN112233637B (zh) 降噪装置及燃气热水器
CN210541060U (zh) 一种料理机
WO2018203093A1 (en) Planetary gearing arrangement
JP4832726B2 (ja) 電気かみそり
CN215348516U (zh) 食品加工机及其主机
CN111973011B (zh) 一种降噪的食品加工机
CN217008638U (zh) 减噪壳及其净水机
JP4789166B2 (ja) ロータリー式の電気かみそり
CN114607645A (zh) 消声结构和家电设备
CN114763800A (zh) 一种降噪式风机蜗壳及吸油烟机
JP7006116B2 (ja) 吸音器およびプロジェクター
RU2791521C1 (ru) Ограничение звукового излучения в устройствах захвата речи
JP4789165B2 (ja) ロータリー式の電気かみそり
JP5009210B2 (ja) ルーツブロア装置
CN217937996U (zh) 一种降噪效果好的食品加工机
JP2001096090A (ja) 洗浄機器
KR0179134B1 (ko) 초음파 세척기

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120725

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5612840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees