JPH06101747A - 歯車変速機 - Google Patents
歯車変速機Info
- Publication number
- JPH06101747A JPH06101747A JP24037592A JP24037592A JPH06101747A JP H06101747 A JPH06101747 A JP H06101747A JP 24037592 A JP24037592 A JP 24037592A JP 24037592 A JP24037592 A JP 24037592A JP H06101747 A JPH06101747 A JP H06101747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- gear
- gears
- meshing
- speed changer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ケース5の内部に、互いに噛み合う小歯車3や
大歯車4等の少なくとも一対の歯車を設けた変速機にお
いて、ケース5の内部に防音カバー10を設けた。 【効果】歯車変速機のケース内部に設けられた防音カバ
ーにより、歯車の噛み合いによる騒音を有効に低減し得
る。
大歯車4等の少なくとも一対の歯車を設けた変速機にお
いて、ケース5の内部に防音カバー10を設けた。 【効果】歯車変速機のケース内部に設けられた防音カバ
ーにより、歯車の噛み合いによる騒音を有効に低減し得
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケースの内部に少なく
とも一対の歯車を設けた変速機に係り、特に、歯車の噛
み合いにより発生する騒音を低減するようにした変速機
に関する。
とも一対の歯車を設けた変速機に係り、特に、歯車の噛
み合いにより発生する騒音を低減するようにした変速機
に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に歯車を有する変速機の騒音は、歯
車の噛み合いに起因する騒音が主成分である。従来、歯
車の噛み合いによる騒音を低減する対策として、 (1)歯車の噛み合いによる加振力を低減する。
車の噛み合いに起因する騒音が主成分である。従来、歯
車の噛み合いによる騒音を低減する対策として、 (1)歯車の噛み合いによる加振力を低減する。
【0003】(2)歯車の振動がケースに伝搬しにくいよ
うにする等の技術が提案されている。
うにする等の技術が提案されている。
【0004】この技術は、例えば、特開昭60−98245 号
公報が挙げられる。
公報が挙げられる。
【0005】(1),(2)の対策はそれなりに重要である
が、歯車による伝達動力が大きい場合や、歯車の精度が
限界に達し、それ以上に上げられない場合等、歯車自身
の改良だけでは限界がある場合が多い。このような場合
には、ケースの防音等が必要になる。
が、歯車による伝達動力が大きい場合や、歯車の精度が
限界に達し、それ以上に上げられない場合等、歯車自身
の改良だけでは限界がある場合が多い。このような場合
には、ケースの防音等が必要になる。
【0006】ケースの防音対策として、変速機本体をさ
らに別のケースで覆う二重ケース化、また二重ケースの
ケース間に水,油,砂,コンクリート等の詰め物を充填
する方法がある。
らに別のケースで覆う二重ケース化、また二重ケースの
ケース間に水,油,砂,コンクリート等の詰め物を充填
する方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、二重ケ
ース化を減速機本体の現地据付け時に実施する必要があ
るため、現地の環境によって工程が多大な影響を受け
る。又、メンテナンス時に不都合が生じる問題、設備費
が増大する問題もある。
ース化を減速機本体の現地据付け時に実施する必要があ
るため、現地の環境によって工程が多大な影響を受け
る。又、メンテナンス時に不都合が生じる問題、設備費
が増大する問題もある。
【0008】本発明の目的は、ケースの内部に設けられ
た歯車の噛み合いによる騒音を、歯車の噛み合い部分に
防音カバーを取り付けることにより低減し、騒音が小さ
く、かつ、大型化を回避し得る変速機を提供することに
ある。
た歯車の噛み合いによる騒音を、歯車の噛み合い部分に
防音カバーを取り付けることにより低減し、騒音が小さ
く、かつ、大型化を回避し得る変速機を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的は、ケース中の
歯車の噛み合い部分に防音カバーを設けたことにより達
成される。
歯車の噛み合い部分に防音カバーを設けたことにより達
成される。
【0010】
【作用】本発明では、ケースの内部に設けられた防音カ
バーにより、ケースの内部の音圧を低減することができ
るので、ケースの外部への透過音を低減し、歯車の噛み
合いによる騒音を有効に低減することができる。
バーにより、ケースの内部の音圧を低減することができ
るので、ケースの外部への透過音を低減し、歯車の噛み
合いによる騒音を有効に低減することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0012】図1ないし図3は本発明の実施例を示すも
ので、図1は変速機全体の横断面図、図2は変速機全体
の縦断面図、図3は実施例で使用している防音カバーを
示す図である。
ので、図1は変速機全体の横断面図、図2は変速機全体
の縦断面図、図3は実施例で使用している防音カバーを
示す図である。
【0013】これらの図に示す実施例では、図1に示す
ように、ケース5に互いに平行に入力軸1と出力軸2と
が取り付けられている。
ように、ケース5に互いに平行に入力軸1と出力軸2と
が取り付けられている。
【0014】入力軸1は、ケース5に自動調心コロ軸受
6,7を介して支持されている。入力軸1の一端部はカ
ップリングを介して電動機やタービン等の回転駆動源
(いずれも図示せず)に連結され、他端部には小歯車3
が固定されている。
6,7を介して支持されている。入力軸1の一端部はカ
ップリングを介して電動機やタービン等の回転駆動源
(いずれも図示せず)に連結され、他端部には小歯車3
が固定されている。
【0015】出力軸2は、ケース5に自動調心コロ軸受
8,9を介して支持されている。また、出力軸2の一端
部にはカップリングを介してポンプ等の負荷(いずれも
図示せず)に連結されている。さらに、出力軸2には小
歯車3に噛み合う大歯車4が固定されている。
8,9を介して支持されている。また、出力軸2の一端
部にはカップリングを介してポンプ等の負荷(いずれも
図示せず)に連結されている。さらに、出力軸2には小
歯車3に噛み合う大歯車4が固定されている。
【0016】ケース5の内部における右方には、図1に
示すように、防音カバー10が一組設けられている。防
音カバー10は、図3に示すように二つに分かれてい
て、組立時に小歯車3を覆う形でケース5に固定されて
一体となる。
示すように、防音カバー10が一組設けられている。防
音カバー10は、図3に示すように二つに分かれてい
て、組立時に小歯車3を覆う形でケース5に固定されて
一体となる。
【0017】次に、実施例にかかる変速機の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0018】電動機やタービン等の回転駆動源を駆動す
ると、その回転はカップリングを介して入力軸1に伝わ
り、ついで小歯車3から大歯車4に伝わり、出力軸2を
回転させる。これにより、入力軸1の回転に対して出力
軸2の回転は減速されるとともに、回転方向が変換され
出力軸2に伝わる。この出力軸2の回転は、カップリン
グを介して負荷側に伝わり、ポンプ等の負荷を駆動す
る。
ると、その回転はカップリングを介して入力軸1に伝わ
り、ついで小歯車3から大歯車4に伝わり、出力軸2を
回転させる。これにより、入力軸1の回転に対して出力
軸2の回転は減速されるとともに、回転方向が変換され
出力軸2に伝わる。この出力軸2の回転は、カップリン
グを介して負荷側に伝わり、ポンプ等の負荷を駆動す
る。
【0019】このとき、小歯車3と大歯車4との噛み合
いにより、衝突音や振動音が発生する。この歯車対の近
くで発生した音は、ケース5の内部の音圧を高め、ケー
ス5の外部に透過し、耳障りな騒音となる。この透過音
は、ケース5の板厚を厚くすることにより、ある程度は
遮音されるが、歯車対から伝達される振動によりケース
5自体が振動し、遮音効果が低減される。そのため、ケ
ース5の内部音を低減することが低騒音化には重要であ
る。
いにより、衝突音や振動音が発生する。この歯車対の近
くで発生した音は、ケース5の内部の音圧を高め、ケー
ス5の外部に透過し、耳障りな騒音となる。この透過音
は、ケース5の板厚を厚くすることにより、ある程度は
遮音されるが、歯車対から伝達される振動によりケース
5自体が振動し、遮音効果が低減される。そのため、ケ
ース5の内部音を低減することが低騒音化には重要であ
る。
【0020】そこで、この実施例ではケース5の内部に
おける右方に一組の防音カバー10を設けている。その
結果、ケース5の内部の音圧が低減されることになり、
ケース5からの透過音も小さくなる。
おける右方に一組の防音カバー10を設けている。その
結果、ケース5の内部の音圧が低減されることになり、
ケース5からの透過音も小さくなる。
【0021】
【従来の技術】本発明によれば、ケースの内部に設けら
れた防音カバーにより、ケースの内部の音圧を低減する
ことができるので、ケースの外部への透過音を低減し、
歯車の噛み合いによる騒音を有効に低減し得る。
れた防音カバーにより、ケースの内部の音圧を低減する
ことができるので、ケースの外部への透過音を低減し、
歯車の噛み合いによる騒音を有効に低減し得る。
【図1】本発明の変速機全体の一実施例の横断面図。
【図2】本発明の変速機全体の一実施例の縦断面図。
【図3】実施例で使用している防音カバーの正面図
(a),立面図(b)及び側面図(c)。
(a),立面図(b)及び側面図(c)。
1…変速機の入力軸、2…変速機の出力軸、3…小歯
車、4…大歯車、5…ケース、10…防音カバー。
車、4…大歯車、5…ケース、10…防音カバー。
Claims (1)
- 【請求項1】ケースの内部に、互いに噛み合う少なくと
も一対の歯車を設けた変速機において、前記ケース中の
前記歯車の噛み合い部分に防音カバーを設けたことを特
徴とする歯車変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24037592A JPH06101747A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 歯車変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24037592A JPH06101747A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 歯車変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06101747A true JPH06101747A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17058560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24037592A Pending JPH06101747A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 歯車変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6816929B2 (en) | 2000-06-21 | 2004-11-09 | Nec Electronics Corporation | Data transfer control method and controller for universal serial bus interface |
JP2011030930A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24037592A patent/JPH06101747A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6816929B2 (en) | 2000-06-21 | 2004-11-09 | Nec Electronics Corporation | Data transfer control method and controller for universal serial bus interface |
JP2011030930A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
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