JPH06341452A - 軸継手 - Google Patents
軸継手Info
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- JPH06341452A JPH06341452A JP13352193A JP13352193A JPH06341452A JP H06341452 A JPH06341452 A JP H06341452A JP 13352193 A JP13352193 A JP 13352193A JP 13352193 A JP13352193 A JP 13352193A JP H06341452 A JPH06341452 A JP H06341452A
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- Japan
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- shaft coupling
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- noise
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 特に高速で回転を伝達する軸継手において問
題となる風切り音や歯車音等の軸継手部の騒音を低減
し、騒音の低い軸継手を提供することを目的とする。 【構成】 回転する軸どうしを結合し、トルクを伝達す
る軸継手において、駆動側及び被動側ケースの間に軸継
手を覆う内カバ−11を設けるとともに、その内カバ−
11の外側に外カバ−12を、内カバ−11または駆動
側及び被動側のケ−スより防振して装着する構造とし
た。 【効果】 特に高速で回転を伝達する軸継手において問
題となる風切り音や歯車音等の軸継手部の騒音を、カバ
−の二重層構造により低減する。特に、外カバ−が内カ
バ−あるいは駆動側及び被動側のケ−スから防振支持さ
れているので、外カバ−の振動が抑えられてカバ−から
の放射音も低減される。その結果、騒音の低い軸継手を
提供することができる。
題となる風切り音や歯車音等の軸継手部の騒音を低減
し、騒音の低い軸継手を提供することを目的とする。 【構成】 回転する軸どうしを結合し、トルクを伝達す
る軸継手において、駆動側及び被動側ケースの間に軸継
手を覆う内カバ−11を設けるとともに、その内カバ−
11の外側に外カバ−12を、内カバ−11または駆動
側及び被動側のケ−スより防振して装着する構造とし
た。 【効果】 特に高速で回転を伝達する軸継手において問
題となる風切り音や歯車音等の軸継手部の騒音を、カバ
−の二重層構造により低減する。特に、外カバ−が内カ
バ−あるいは駆動側及び被動側のケ−スから防振支持さ
れているので、外カバ−の振動が抑えられてカバ−から
の放射音も低減される。その結果、騒音の低い軸継手を
提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転する軸どうしを結
合し、トルクを伝達する軸継手に係り、特に騒音を低減
するのに好適な軸継手に関する。
合し、トルクを伝達する軸継手に係り、特に騒音を低減
するのに好適な軸継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の特に高速で回転を伝達する軸継手
では、軸継手の形状や軸継手のボルト等の凹凸により風
切り音が顕著に発生し、駆動機又は被動機の騒音と同レ
ベルかそれ以上になることがある。このような場合、軸
継手をカバ−で蔽ってしまうことが考えられる。これは
風切り音を低減するのに大変有効な方法と思われるが、
カバ−に軸受やケ−ス等から振動が伝搬するとカバ−が
振動してしまい、逆に音が大きくなることがある。ま
た、ギヤカップリングのような軸継手では、歯車部に潤
滑油を供給するため最初からカップリングカバ−が装着
されている場合が多いが、このような場合でも、カバ−
に振動が伝わるとカバ−が振動してしまい、騒音源とな
る可能性が高い。しかし、回転体のカバ−であるため、
安全上カバ−を防振支持することは難しく、安全性を損
なわずカバ−の振動音を低減することが重要な課題とな
っている。
では、軸継手の形状や軸継手のボルト等の凹凸により風
切り音が顕著に発生し、駆動機又は被動機の騒音と同レ
ベルかそれ以上になることがある。このような場合、軸
継手をカバ−で蔽ってしまうことが考えられる。これは
風切り音を低減するのに大変有効な方法と思われるが、
カバ−に軸受やケ−ス等から振動が伝搬するとカバ−が
振動してしまい、逆に音が大きくなることがある。ま
た、ギヤカップリングのような軸継手では、歯車部に潤
滑油を供給するため最初からカップリングカバ−が装着
されている場合が多いが、このような場合でも、カバ−
に振動が伝わるとカバ−が振動してしまい、騒音源とな
る可能性が高い。しかし、回転体のカバ−であるため、
安全上カバ−を防振支持することは難しく、安全性を損
なわずカバ−の振動音を低減することが重要な課題とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の如き
従来技術の問題点を改善し、特に高速で回転を伝達する
軸継手において問題となる軸継手やカバ−の騒音を低減
し、騒音の低い軸継手を提供することを目的とする。
従来技術の問題点を改善し、特に高速で回転を伝達する
軸継手において問題となる軸継手やカバ−の騒音を低減
し、騒音の低い軸継手を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転を伝達
する軸継手において、駆動側及び被動側ケースの間に軸
継手を覆う内カバ−を設けるとともに、その内カバ−の
外側に外カバ−を、内カバ−または駆動側及び被動側の
ケ−スより弾性部材等により防振して装着することによ
り達成される。
する軸継手において、駆動側及び被動側ケースの間に軸
継手を覆う内カバ−を設けるとともに、その内カバ−の
外側に外カバ−を、内カバ−または駆動側及び被動側の
ケ−スより弾性部材等により防振して装着することによ
り達成される。
【0005】上記目的は、前記軸継手において、外カバ
−、内カバ−の少なくとも何れか一方に制振材を装着す
ることにより達成される。
−、内カバ−の少なくとも何れか一方に制振材を装着す
ることにより達成される。
【0006】上記目的は、前記軸継手において、外カバ
−、内カバ−の少なくとも何れか一方に吸音材を装着す
ることにより達成される。
−、内カバ−の少なくとも何れか一方に吸音材を装着す
ることにより達成される。
【0007】上記目的は、回転を伝達する軸継手におい
て、駆動側及び被動側ケースの間に軸継手を覆う二重層
構造よりなるカバ−を設け、その二重層の間の空間に水
等の液体または砂等の粒子体を封入することにより達成
される。
て、駆動側及び被動側ケースの間に軸継手を覆う二重層
構造よりなるカバ−を設け、その二重層の間の空間に水
等の液体または砂等の粒子体を封入することにより達成
される。
【0008】
【作用】本発明の軸継手は、特に高速で回転を伝達する
軸継手において問題となる風切り音や歯車音等の軸継手
部の騒音を、カバ−の二重層構造により低減する。特
に、外カバ−が内カバ−あるいは駆動側及び被動側のケ
−スから防振支持されているので、外カバ−の振動が抑
えられてカバ−からの放射音が低減される。その結果、
騒音の低い軸継手を提供することができる。
軸継手において問題となる風切り音や歯車音等の軸継手
部の騒音を、カバ−の二重層構造により低減する。特
に、外カバ−が内カバ−あるいは駆動側及び被動側のケ
−スから防振支持されているので、外カバ−の振動が抑
えられてカバ−からの放射音が低減される。その結果、
騒音の低い軸継手を提供することができる。
【0009】本発明の軸継手は、カバ−に制振材が装着
されているので、カバ−の振動が更に減少し、その結
果、カバ−からの放射音が抑えられるので、更に騒音の
低い軸継手を提供することができる。
されているので、カバ−の振動が更に減少し、その結
果、カバ−からの放射音が抑えられるので、更に騒音の
低い軸継手を提供することができる。
【0010】本発明の軸継手は、カバ−に吸音材が装着
されているので、カバ−からの透過音が減少し、その結
果、外カバ−からの透過音が抑えられるので、更に騒音
の低い軸継手を提供することができる。
されているので、カバ−からの透過音が減少し、その結
果、外カバ−からの透過音が抑えられるので、更に騒音
の低い軸継手を提供することができる。
【0011】本発明の軸継手は、特に高速で回転を伝達
する軸継手において問題となる風切り音や歯車音等の軸
継手部の騒音を、カバ−の二重層構造とその間の水等の
液体または砂等の粒子体により低減する。また、水等の
液体や砂等の粒子体は、外カバ−及び内カバ−の振動を
減少させる。その結果、外カバ−からの放射音が抑えら
れるので、騒音の低い軸継手を提供することができる。
する軸継手において問題となる風切り音や歯車音等の軸
継手部の騒音を、カバ−の二重層構造とその間の水等の
液体または砂等の粒子体により低減する。また、水等の
液体や砂等の粒子体は、外カバ−及び内カバ−の振動を
減少させる。その結果、外カバ−からの放射音が抑えら
れるので、騒音の低い軸継手を提供することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面について
説明する。本実施例はギヤカップリングに本発明を適用
した例である。
説明する。本実施例はギヤカップリングに本発明を適用
した例である。
【0013】先ず、図7を用いて本発明を適用するシス
テム全体の一例を説明する。本実施例はタ−ビン発電機
に関するものである。図7はその概略を示したもので、
システムはタ−ビン1、減速機2、発電機3、及びタ−
ビン1と減速機2をつなぐギヤカップリング4、減速機
2と発電機3をつなぐカップリング5等より構成されて
いる。
テム全体の一例を説明する。本実施例はタ−ビン発電機
に関するものである。図7はその概略を示したもので、
システムはタ−ビン1、減速機2、発電機3、及びタ−
ビン1と減速機2をつなぐギヤカップリング4、減速機
2と発電機3をつなぐカップリング5等より構成されて
いる。
【0014】また、図1は本発明のギヤカップリング4
の構造の詳細を示したものである。ギヤカップリング4
は、タ−ビン側外筒6、タ−ビン側内筒7、中間軸8、
減速機側内筒9、減速機側外筒10、内カバ−11、外
カバ−12、弾性部材13A,13B、給油管14、排
油口15、排油管16等より構成されている。内カバ−
11および外カバ−12は、組立性の点から上下左右に
半割れになっている。すなわち、内カバー11および外
カバー12は、図1に示すように左右に半割れするとと
もに、図2に示すように上下方向も半割れにされてい
る。なお、図2おいては、内部機構を省略してカバーの
みを示している。内カバ−11は、その両端が、タ−ビ
ン1と減速機2のケ−スに固定されているので、安全上
の問題はない。また、外部には油タンク17があり、油
圧ポンプ18により給油管14を通し歯車部に給油され
る。
の構造の詳細を示したものである。ギヤカップリング4
は、タ−ビン側外筒6、タ−ビン側内筒7、中間軸8、
減速機側内筒9、減速機側外筒10、内カバ−11、外
カバ−12、弾性部材13A,13B、給油管14、排
油口15、排油管16等より構成されている。内カバ−
11および外カバ−12は、組立性の点から上下左右に
半割れになっている。すなわち、内カバー11および外
カバー12は、図1に示すように左右に半割れするとと
もに、図2に示すように上下方向も半割れにされてい
る。なお、図2おいては、内部機構を省略してカバーの
みを示している。内カバ−11は、その両端が、タ−ビ
ン1と減速機2のケ−スに固定されているので、安全上
の問題はない。また、外部には油タンク17があり、油
圧ポンプ18により給油管14を通し歯車部に給油され
る。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
タ−ビン1の出力軸19の回転がギヤカップリング4を
介し減速機2の入力軸20に伝わり、その回転が減速機
2内の歯車(図示せず)により減速され、減速機2の出
力軸21を回転させる。これにより入力軸20の回転は
減速され、出力軸21に伝わる。出力軸21の回転はカ
ップリング5を介し発電機3の入力軸22を駆動させ発
電する。
タ−ビン1の出力軸19の回転がギヤカップリング4を
介し減速機2の入力軸20に伝わり、その回転が減速機
2内の歯車(図示せず)により減速され、減速機2の出
力軸21を回転させる。これにより入力軸20の回転は
減速され、出力軸21に伝わる。出力軸21の回転はカ
ップリング5を介し発電機3の入力軸22を駆動させ発
電する。
【0016】このとき、タ−ビン1、減速機2あるいは
ギヤカップリング4自身の振動が、軸またはケ−スを介
しギヤカップリング4の内カバ−11に伝わり、内カバ
−11を振動させ騒音が発生する。また、ギヤカップリ
ング4のタ−ビン側外筒6とタ−ビン側内筒7、及び減
速機側内筒9と減速機側外筒10との間の歯車の噛み合
い音も発生し、内カバ−11より透過してくる。外カバ
−12はこの内カバ−11の振動音と透過音を低減する
ものである。すなわち、外カバ−12は弾性部材13
A,13Bによりタ−ビン1及び減速機2のケ−スより
防振支持されているため、タ−ビン1、減速機2あるい
はギヤカップリング4自身の振動が伝わりにくい。その
結果、外カバ−12が振動音を発生することが少なくな
り、二重ケ−スとしての遮音性能が改善され、騒音の小
さい軸継手を提供することができる。
ギヤカップリング4自身の振動が、軸またはケ−スを介
しギヤカップリング4の内カバ−11に伝わり、内カバ
−11を振動させ騒音が発生する。また、ギヤカップリ
ング4のタ−ビン側外筒6とタ−ビン側内筒7、及び減
速機側内筒9と減速機側外筒10との間の歯車の噛み合
い音も発生し、内カバ−11より透過してくる。外カバ
−12はこの内カバ−11の振動音と透過音を低減する
ものである。すなわち、外カバ−12は弾性部材13
A,13Bによりタ−ビン1及び減速機2のケ−スより
防振支持されているため、タ−ビン1、減速機2あるい
はギヤカップリング4自身の振動が伝わりにくい。その
結果、外カバ−12が振動音を発生することが少なくな
り、二重ケ−スとしての遮音性能が改善され、騒音の小
さい軸継手を提供することができる。
【0017】次に、本発明の第2の実施例を図3を用い
て説明する。本実施例の特徴は、図3に示すように、外
カバ−12の内側にゴム系などの制振材23を装着した
点である。その他の構成は第1の実施例と同様である。
なお、図3においては、カバーの内部機構を省略してあ
る。以下の実施例も同様である。
て説明する。本実施例の特徴は、図3に示すように、外
カバ−12の内側にゴム系などの制振材23を装着した
点である。その他の構成は第1の実施例と同様である。
なお、図3においては、カバーの内部機構を省略してあ
る。以下の実施例も同様である。
【0018】以上のように構成することにより、外カバ
−12の振動を更に低減することができるので、更に騒
音の小さい軸継手を提供することができる。
−12の振動を更に低減することができるので、更に騒
音の小さい軸継手を提供することができる。
【0019】次に、本発明の第3の実施例を図4を用い
て説明する。本実施例の特徴は、図4に示すように、カ
バ−外筒12の内側にゴム系などの制振材23とグラス
ウールなどの吸音材24を装着した点である。その他の
構成は第1の実施例と同様である。
て説明する。本実施例の特徴は、図4に示すように、カ
バ−外筒12の内側にゴム系などの制振材23とグラス
ウールなどの吸音材24を装着した点である。その他の
構成は第1の実施例と同様である。
【0020】以上のように構成することにより、外カバ
−12の振動を低減するとともに、外カバ−12からの
透過音を低減することができるので、更に騒音の小さい
軸継手を提供することができる。
−12の振動を低減するとともに、外カバ−12からの
透過音を低減することができるので、更に騒音の小さい
軸継手を提供することができる。
【0021】前記第1ないし第3の実施例は、外カバー
12を弾性部材13A,13Bを介してタービン1及び
減速機2のケースに防振支持させた例を示したが、本発
明はこのような実施例に限定されるものでなく、図5に
示すように、外カバー12を内カバー11に対し弾性部
材13A,13Bを介して防振支持させることもでき
る。
12を弾性部材13A,13Bを介してタービン1及び
減速機2のケースに防振支持させた例を示したが、本発
明はこのような実施例に限定されるものでなく、図5に
示すように、外カバー12を内カバー11に対し弾性部
材13A,13Bを介して防振支持させることもでき
る。
【0022】次に、本発明の第4の実施例を図6を用い
て説明する。本実施例の特徴は、図6に示すように、カ
バ−11′が二重層構造になっており、その二重層の空
間に水などの液体または砂などの粒子体25が封入され
ている点である。その他の構成は第1の実施例と同様で
ある。
て説明する。本実施例の特徴は、図6に示すように、カ
バ−11′が二重層構造になっており、その二重層の空
間に水などの液体または砂などの粒子体25が封入され
ている点である。その他の構成は第1の実施例と同様で
ある。
【0023】以上のように構成することにより、カバ−
11′の振動が液体または粒子体25の減衰作用により
低減するので、カバ−11′の外側の面からの放射音を
低減するとともに、カバ−11′からの透過音も低減す
ることができるので、騒音の小さい軸継手を提供するこ
とができる。
11′の振動が液体または粒子体25の減衰作用により
低減するので、カバ−11′の外側の面からの放射音を
低減するとともに、カバ−11′からの透過音も低減す
ることができるので、騒音の小さい軸継手を提供するこ
とができる。
【0024】以上の実施例において、減速機2と発電機
3をつなぐカップリング5にも同様の内カバ−11及び
外カバ−12を装着することにより、同様に騒音の小さ
い軸継手を提供することができる。
3をつなぐカップリング5にも同様の内カバ−11及び
外カバ−12を装着することにより、同様に騒音の小さ
い軸継手を提供することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の軸継手は、特に
高速で回転を伝達する軸継手において問題となる風切り
音や歯車音等の軸継手部の騒音を、カバ−の二重層構造
により低減する。特に、外カバ−が内カバ−あるいは駆
動側及び被動側のケ−スから防振支持されているので、
外カバ−の振動が抑えられ、カバ−からの放射音も低減
される。その結果、騒音の低い軸継手を提供することが
できる。
高速で回転を伝達する軸継手において問題となる風切り
音や歯車音等の軸継手部の騒音を、カバ−の二重層構造
により低減する。特に、外カバ−が内カバ−あるいは駆
動側及び被動側のケ−スから防振支持されているので、
外カバ−の振動が抑えられ、カバ−からの放射音も低減
される。その結果、騒音の低い軸継手を提供することが
できる。
【0026】また、本発明の軸継手は、カバ−に制振材
が装着されているのでカバ−の振動が低減し、その結
果、カバ−からの振動音が抑えられるので、更に騒音の
低い軸継手を提供することができる。
が装着されているのでカバ−の振動が低減し、その結
果、カバ−からの振動音が抑えられるので、更に騒音の
低い軸継手を提供することができる。
【0027】また、本発明の軸継手は、カバ−に吸音材
が装着されているのでカバ−からの透過音が低減し、そ
の結果、外カバ−からの透過音が抑えられるので、更に
騒音の低い軸継手を提供することができる。
が装着されているのでカバ−からの透過音が低減し、そ
の結果、外カバ−からの透過音が抑えられるので、更に
騒音の低い軸継手を提供することができる。
【0028】また、本発明の軸継手は、特に高速で回転
を伝達する軸継手において問題となる風切り音や歯車音
等の軸継手部の騒音を、カバ−の二重層構造とその間の
水等の液体または砂等の粒子体により低減する。また、
砂等の粒子体は、外側及び内側のカバ−の振動を減少さ
せる。その結果、カバ−からの放射音が抑えられるの
で、騒音の低い軸継手を提供することができる。
を伝達する軸継手において問題となる風切り音や歯車音
等の軸継手部の騒音を、カバ−の二重層構造とその間の
水等の液体または砂等の粒子体により低減する。また、
砂等の粒子体は、外側及び内側のカバ−の振動を減少さ
せる。その結果、カバ−からの放射音が抑えられるの
で、騒音の低い軸継手を提供することができる。
【図1】本発明の1実施例を示す軸継手部の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】内部機構を省略した図1の縦断側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す内部機構を省略し
た軸継手部カバ−の縦断面図である。
た軸継手部カバ−の縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す内部機構を省略し
た軸継手部カバ−の縦断面図である。
た軸継手部カバ−の縦断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す内部機構を省略した
軸継手部カバ−の縦断面図である。
軸継手部カバ−の縦断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す内部機構を省略し
た軸継手部カバ−の縦断面図である。
た軸継手部カバ−の縦断面図である。
【図7】本発明を適用するシステム全体の一例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
1…タ−ビン、2…減速機、3…発電機、4…ギヤカッ
プリング、5…カップリング、6…タ−ビン側外筒、7
…タ−ビン側内筒、8…中間軸、9…減速機側内筒、1
0…減速機側外筒、11…内カバ−、12…外カバ−、
13A…弾性部材、13B…弾性部材、14…給油管、
15…排油口、16…排油管、17…油タンク、18…
油ポンプ、19…タ−ビン出力軸、20…減速機入力
軸、21…減速機出力軸、22…発電機入力軸、23…
制振材、24…吸音材、25…液体または砂などの粒子
体。
プリング、5…カップリング、6…タ−ビン側外筒、7
…タ−ビン側内筒、8…中間軸、9…減速機側内筒、1
0…減速機側外筒、11…内カバ−、12…外カバ−、
13A…弾性部材、13B…弾性部材、14…給油管、
15…排油口、16…排油管、17…油タンク、18…
油ポンプ、19…タ−ビン出力軸、20…減速機入力
軸、21…減速機出力軸、22…発電機入力軸、23…
制振材、24…吸音材、25…液体または砂などの粒子
体。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転する軸どうしを結合し、トルクを伝
達する軸継手において、駆動側及び被動側ケースの間に
軸継手を覆う内カバ−を設けるとともに、その内カバ−
の外側に外カバ−を、内カバ−または駆動側及び被動側
のケ−スより防振して装着したことを特徴とする軸継
手。 - 【請求項2】 請求項1記載の軸継手において、外カバ
−、内カバ−の少なくとも何れか一方に制振材を装着し
たことを特徴とする軸継手。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の軸継手におい
て、外カバ−、内カバ−の少なくとも何れか一方に吸音
材を装着したことを特徴とする軸継手。 - 【請求項4】 回転する軸どうしを結合し、トルクを伝
達する軸継手において、駆動側及び被動側ケースの間に
軸継手を覆う二重層構造よりなるカバ−を設け、その二
重層の間の空間に水等の液体または砂等の粒子体を封入
したことを特徴とする軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13352193A JPH06341452A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13352193A JPH06341452A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 軸継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341452A true JPH06341452A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15106734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13352193A Pending JPH06341452A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06341452A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007327621A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | オルダム継手の潤滑構造 |
JP2008002589A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Duplo Seiko Corp | 用紙加工装置の動力伝達機構 |
JP2009191815A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 舶用主機タービンの継手構造 |
JP2013241889A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Ihi Corp | ターボ圧縮機 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP13352193A patent/JPH06341452A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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