JP5609575B2 - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP5609575B2
JP5609575B2 JP2010253969A JP2010253969A JP5609575B2 JP 5609575 B2 JP5609575 B2 JP 5609575B2 JP 2010253969 A JP2010253969 A JP 2010253969A JP 2010253969 A JP2010253969 A JP 2010253969A JP 5609575 B2 JP5609575 B2 JP 5609575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image processing
processing device
processing apparatus
portable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010253969A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012104035A (ja
Inventor
小澤 開拓
開拓 小澤
森川 武
武 森川
南 猛
猛 南
崎山 大輔
大輔 崎山
和也 姉▲崎▼
和也 姉▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2010253969A priority Critical patent/JP5609575B2/ja
Publication of JP2012104035A publication Critical patent/JP2012104035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5609575B2 publication Critical patent/JP5609575B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

この発明は画像処理システムに関し、特に、携帯端末の操作に基づいた通信により画像処理装置の動作を制御する画像処理システムに関する。
コピー機やプリンタやそれらの複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)などの画像処理装置がオフィス環境で多く用いらている。また、多くのユーザは、携帯電話などの情報処理端末を携帯しながら移動し、仕事を進めている。このような背景のもと、ユーザは、一旦、自分のオフィスに戻らなくても、出先において最寄の画像処理装置を操作するための情報を得て、得た情報を用いて画像処理装置を手軽に利用したいとの要望があった。
そこで、ユーザが携帯可能な情報端末を操作することにより、所望の情報を取得する技術がたとえば、特許文献1と2により提案されている。
特許文献1では、携帯端末で対象を撮影すると、携帯端末によって取得された対象の位置情報などがサーバに送信される。サーバは、受信した位置情報に基づき関連情報を検索する。検索による取得された関連情報は、サーバから携帯端末に送信されて、携帯端末により関連情報が表示される。
特許文献2では、カメラによる撮影画像に付加画像を重畳して表示する携帯端末が示される。このような携帯端末では、撮影画像に基づきサーバから取得した付加画像(枠画像、説明文字画像)を撮影画像に重ねて表示する。
特開2008−244660号公報 特開2008−193640号公報
上述した先行技術文献に開示の方法は、対象を撮影することによって得られた対象の情報(位置情報など)に基づきサーバから関連情報を受信し、受信した関連情報を撮影画像とともに表示するものにとどまり、その表示データを用いて撮影対象の動作を制御することはできなかった。したがって、従来の方法によっては、上述したユーザの要望に応えることはできなかった。
それゆえにこの発明の目的は、携帯端末を用いて容易に画像処理装置を操作することを可能にする画像処理システムを提供することである。
この発明のある局面に従うと画像処理システムは、携帯端末と、情報処理装置と、指令に従った処理を実行する画像処理装置と、を備える。
携帯端末は、撮影手段と、当該携帯端末の位置情報および向き情報を取得するための取得手段と、を含む。
情報処理装置は、当該画像処理装置の位置情報に関連付けて、携帯端末と通信するための通信情報を含む画像処理装置に関する情報を記憶する記憶手段を含む。
画像処理装置は、原稿がセットされているか否かを検出するセット検出手段と、読取送信指令に従って、原稿の画像を読取り、読取った画像データを指定宛先に送信するデータ送信手段と、を含む。
携帯端末は、撮影手段での撮影時において取得した位置情報および向き情報を前記情報処理装置に対して送信し、情報処理装置は、携帯端末での撮影時における位置情報および向き情報に基づいて、記憶手段から検索した画像処理装置に関する情報を携帯端末に対して送信する。
携帯端末は、情報処理装置から受信した画像処理装置に関する情報に従って、画像処理装置からセット検出手段の検出結果を受信する。検出結果が原稿がセットされていることを指示するときは、情報処理装置から受信した画像処理装置に関する情報に従って、読取送信指令を画像処理装置に対して送信し、検出結果が原稿がセットされていないことを指示するときは、情報処理装置から受信した画像処理装置に関する情報に従って、読取送信指令とは異なる指令を画像処理装置に対して送信する。
好ましくは、携帯端末は、データを格納するためのデータ格納手段を、さらに含み、異なる指令は、データ格納手段から読出されたデータの印刷指令を含み、画像処理装置は、印刷指令に従ってデータを印刷出力する印刷手段を、さらに含む。
好ましくは、携帯端末は、画面を有する表示手段と、画面の表示を制御する表示制御手段と、をさらに含む。表示制御手段は、検出結果が原稿がセットされていることを指示するとき、画面に原稿の絵柄を表示する。
好ましくは、読取指令は、指定宛先を含む。携帯端末は、画面に対するユーザの操作に基づいた指示を入力する入力手段と、1つ以上の宛先情報を格納する宛先格納手段と、をさらに含む。表示制御手段は、検出結果が原稿がセットされていることを指示するとき、画面に原稿の絵柄と宛先格納手段の1つ以上の宛先情報とを同時に表示する宛先表示手段を、有する。入力手段は、画面に対する絵柄と1つ以上の宛先情報のうちの1つ以上とを関連付けるユーザの操作に基づき、指定宛先を決定する指示を入力する。
好ましくは、携帯端末は、画像処理装置の利用に関するユーザの権限情報を受信し、表示制御手段は、権限情報に基づき画面の表示態様を変更する。
好ましくは、表示制御手段は、検出結果が原稿がセットされていないことを指示するとき、画面にデータ格納手段のデータの一覧を表示する。
好ましくは、表示制御手段は、検出結果が原稿がセットされていないことを指示するとき、画面に画像処理装置の絵柄とデータ格納手段のデータの一覧とを同時に表示するデータ一覧表示手段を、有する。入力手段は、画面に対する前記画像処理装置の絵柄とデータの一覧のうちの1つ以上のデータとを関連付けるユーザの操作に基づき、印刷指令に従って印刷出力されるべきデータを決定する指示を入力する。
好ましくは、携帯端末は、定期的に、位置情報を取得して、情報処理装置に送信する定期送信手段を、さらに含む。情報処理装置は、定期送信手段から定期的に受信する位置情報に基づいた携帯端末の移動量に従って、キャンセル指令を画像処理装置に対して送信しする。画像処理装置は、携帯端末から受信している指令を、前記情報処理装置から受信した前記キャンセル指令に従ってキャンセルする。
好ましくは、情報処理装置は、携帯端末に対して、当該携帯端末から画像処理装置に対して送信された指令はキャンセルされた旨を通知する。
本発明によれば、携帯端末を用いて容易に画像処理装置を操作できる。
本実施の形態にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。 本実施の形態にかかるMFP(Multi Function Peripheral)のハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態にかかるMFPの操作パネルの構成例を示す図である。 本実施の形態にかかる携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態にかかるサーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態にかかるMFPの機能構成例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる携帯端末の機能構成例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるサーバの機能構成例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるMFP情報の登録動作例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるMFPリストの具体例を示す図である。 本実施の形態にかかる携帯端末に格納される情報の一例を示す図である。 本実施の形態にかかるMFPを操作するため一連の動作の流れを表わすシーケンス図である。 本実施の形態にかかるMFPを操作するのため処理の流れを表わすフローチャートである。 本実施の形態にかかる携帯端末による表示画像の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる携帯端末による表示画像の他の例を示す図である。 本実施の形態にかかる携帯端末による表示画像の更なる他の例を示す図である。 本実施の形態にかかる携帯端末による表示画像の更なる他の例を示す図である。 本実施の形態にかかる携帯端末による表示画像の更なる他の例を示す図である。 本実施の形態にかかるジョブをキャンセルするための一連の動作の流れを表わすシーケンス図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態にかかる画像処理システムは、画像処理装置としての複数台のMFP(Multi Function Peripheral)100と、ユーザが携帯する情報端末である携帯端末200と、サーバ300とを含む。画像処理システムは、複数のユーザによって利用される。したがって、画像処理システムには、実際には複数台の携帯端末200が含まれるが、ここでは、説明を簡単にするために画像処理システムは、1台の携帯端末200を含むと想定する。また、図1ではサーバ300は1台としているが、システムの規模に応じた複数台のサーバを含むようにしてもよい。
画像処理装置は、MFPに限定されず、少なくとも1以上の画像処理機能を有する装置であれば、プリンタやファクシミリ送受信機やコピー機などのその他の装置であってもよい。MFP100は、これら機能を複合的に備えた画像処理装置である。
携帯端末200は、たとえば携帯電話機などが該当し、少なくともカメラ機能と、指示入力機能と、通信機能とを備えていれば、他の装置であってもよい。
サーバは、一般的なパーソナルコンピュータなどから構成されるものであればよい。
MFP100と携帯端末200とは互いに通信可能であり、情報のやり取りを行なう。MFP100と携帯端末200との通信は、無線通信であればどのような通信形態であってもよい。以降の例では無線通信として、Bluetooth(登録商標)を利用した通信を例示するが、これに限定されるものではない。
MFP100とサーバ300とも互いに通信可能であり、情報のやり取りを行なう。MFP100とサーバ300との通信は、有線、無線を問わず、いずれの通信形態であってもよい。本実施の形態にかかる画像処理システムはオフィス環境で用いられることが想定されるため、一例として、有線、または無線のLAN(Local Area Network)にMFP100とサーバ300とが接続され、該ネットワークを介して情報のやり取りを行なう通信形態が挙げられる。
携帯端末200とサーバ300とも互いに通信可能であり、情報のやり取りを行なう。携帯端末200とサーバ300との通信は、無線通信であればどのような通信形態であってもよい。以降の例では電話回線を利用した無線通信であるものとするが、その他、赤外線通信や近距離無線通信などのであってもよいし、無線のLANに携帯端末200とサーバ300とが接続されている場合には該ネットワークを介して情報のやり取りを行なう通信形態も挙げられる。
なお、以降の説明において、MFP100と携帯端末200とはBluetooth(登録商標)を利用した無線通信、MFP100とサーバ300とはLANを介した通信、および携帯端末200とサーバ300とは電話回線を利用した無線通信を行なうものと、すなわちそれぞれ異なる通信形態であるものとするが、たとえばすべてLANを介した通信など、同じ通信形態であってもよい。
<動作概要>
本実施の形態にかかる画像処理システムでの動作の概要として、大きくは、MFP情報の登録動作とMFPの操作のための動作とがある。
ここで「MFP情報」とは、サーバ300に登録される当該画像処理システムに含まれるMFPに関する情報を指す。MFP情報には、当該MFP100の位置を特定する情報である位置情報と、通信のための情報である通信情報と、搭載され使用可能な機能を特定する情報である機能情報と、搭載される機能毎に当該機能利用が許可または禁止されるユーザの識別情報を示す権限情報とをが含まれる。その具体例は後述する。サーバ300に記憶されている複数のMFP情報を以降の説明では「MFPリスト」とも称する。
MFP情報の登録動作はMFPの操作のための動作に先立って行なわれるものである。MFP情報の登録動作により、所定のタイミングでMFP100の情報がサーバ300に登録され、またはサーバ300に登録されているMFP100の情報が最新の情報に更新される。
<MFPの構成>
図2は、MFP100のハードウェア構成の具体例を示す図である。
図2を参照して、MFP100は、全体を制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域および各種データを格納する領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)12と、図示しない原稿台に載置された原稿を光学的に読み取って画像データを得るためのスキャナ13と、画像データを印刷用紙上に固定するためのプリンタ14と、情報を表示したり当該MFP100に対する操作入力を受付けたりするためのタッチパネルを含んだ操作パネル15と、画像データを格納するためのメモリ16と、Bluetooth(登録商標)を利用した無線通信を制御するための通信コントローラ17と、LANを介した通信を制御するためのネットワークコントローラ18とを含む。
さらに、MFP100は、原稿が読取り可能なようにセットされる原稿セット部20に関連して設けられた原稿セット検出部19を備える。原稿セット検出部19は、原稿セット部20に、原稿がセットされているか否かを検出する。
図3は、操作パネル15の構成の具体例を示す図である。
図3を参照して、操作パネル15は、タッチパネル51と操作キー群52とを含む。タッチパネル51は、液晶表示装置などの表示装置と光学式タッチパネルや静電容量タッチパネルなどの位置指示装置とが重なって構成され、操作画面を表示して、その操作画面上の指示位置を特定する。CPU10は予め記憶されている画面表示をさせるためのデータに基づいてタッチパネル51に操作画面を表示させる。
操作キー群52には、テンキー521、ジョブのスタートを指示するためのスタートキー522、起動させるモードを選択するためのモード選択キー523が含まれる。さらに、モード選択キー523には、それぞれ、LED(Light Emitting Diode)等を内蔵した、選択されていることを示す表示ランプ523Aが含まれる。
特定されたタッチパネル51上での指示位置(タッチされた位置)や、押下されたキーを示す操作信号はCPU10に入力される。CPU10は押下されたキー、または表示している操作画面と指示位置とから操作内容を特定し、それに基づいて処理を実行する。
<携帯端末の構成>
図4は、携帯端末200のハードウェア構成の具体例を示す図である。
図4を参照して、携帯端末200は、全体を制御するための演算装置であるCPU20と、CPU20で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM21と、CPU20でプログラムを実行する際の作業領域および各種データを格納するための領域として機能するためのRAM22と、磁気センサを含んで当該携帯端末200の向きを検出するための電子コンパス23と、GPS(Global Positioning System)信号または基地局からの位置信号を受信して当該携帯端末の位置情報を取得するためのGPSコントローラ24と、情報を表示したり当該携帯端末200に対する操作入力を受付けたりするためのタッチパネルを含んだ操作パネル25と、カメラ26と、図示しない基地局と通信することによる電話回線を介した通信を制御するための第1通信コントローラ27と、Bluetooth(登録商標)を利用した無線通信を制御するための第2通信コントローラ28と、電話帳データなどを記憶するためメモリ29とを含む。
操作パネル25は、MFP100の操作パネル15と同様の構成であってよい。すなわち、一例として、液晶表示装置などの表示装置と光学式タッチパネルや静電容量タッチパネルなどの位置指示装置とが重なって構成されたタッチパネルと、操作キーとを含む。
ここでは、ユーザは指示を入力するためにタッチパネルを指で操作すると想定するが、これに限定されない。たとえば、ペンなどのポインティングデバイス251を備えて、指に替えてポインティングデバイス251で操作するとしてもよい。
CPU200は予め記憶されている画面表示をさせるためのデータに基づいてタッチパネルに操作画面を表示させる。タッチパネルでは操作画面上の指示位置が特定され、その位置を示す操作信号がCPU20に入力される。また、押下されたキーを示す操作信号がCPU20に入力される。CPU20は押下されたキー、または表示している操作画面と指示位置とから操作内容を特定し、それに基づいて処理を実行する。
また、電子コンパス23およびGPSコントローラ24は、取得した当該携帯端末200の向きや位置情報を示す信号をCPU20に入力する。
<サーバの構成>
図5は、サーバ300のハードウェア構成の具体例を示す図である。
図6を参照して、サーバ300は上述のように一般的なコンピュータ等によって構成されるものであり、一例として、全体を制御するための演算装置であるCPU30と、CPU30で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域および各種データを格納するための領域として機能するためのRAM32と、MFP情報などを記憶するためのHD(Hard Disk)33と、電話回線を介した通信を制御するための通信コントローラ34と、LANを介した通信を制御するためのネットワークコントローラ35とを含む。
<機能構成>
図6は、MFP100の機能構成例を示すブロック図である。図6に示される各機能は、CPU10がROM11に記憶されるプログラムを読出してRAM12上で実行することで、主にCPU10に形成される機能である。しかしながら、少なくとも一部の機能が図2に示されたハードウェア構成によって形成されてもよい。
図6を参照して、上記動作を実現するための機能としてMFP100は、操作パネル15や他の装置からの指示および指令の入力を受付けるための指示入力部101と、操作パネル15や図2に示されないGPS機能を備える場合には該機能からの自身の位置情報の入力を受付けるための位置情報入力部102と、LAN上のアドレスおよびBluetooth(登録商標)を利用した無線通信におけるアドレスの入力を受付けるためのアドレス入力部103と、位置情報入力部102で受付けた位置情報を記憶するための位置情報記憶部104と、アドレス入力部103で受付けたアドレスを通信情報として記憶するための通信情報記憶部105と、当該MFP100の備える機能を管理し各機能での動作を実行させるための機能管理部106と、当該MFP100の位置情報、通信情報、および実行可能な機能の変化を検出するための検出部107と、当該MFP100の位置情報、通信情報、機能情報および権限情報をMFP情報としてサーバ300に送信してサーバ300のMFPリストに登録または更新するための更新部108と、ジョブ判別部110と、後述のscan送信機能の動作を実行するための読取送信部111と、後述の印刷出力機能の動作を実行するための印刷部112と、後述の予約キャンセル機能の動作を実行するためのキャンセル部113を含む。
指示入力部101は、ユーザが操作パネル15を操作することにより入力する指示に基づくジョブ、またはサーバ300または携帯端末200から送信された指令に基づくジョブを受付けて、受付けたジョブをジョブ判別部110に出力する。ジョブ判別部110は、入力したジョブの命令コード群に基づき、当該ジョブに対応する機能の種類を判別し、判別した結果を機能管理部106に出力する。
〈ジョブについて〉
本実施の形態では、“ジョブ”とは、MFP100の機能の動作を実行させるための指令を、より具体的には命令コード群を含む。CPU10は、ジョブの命令コードに基づいてMFP100の機能の動作を実行する。なお、ジョブには、ジョブの送信元の装置(携帯端末200またはサーバ300)のアドレス情報が付加されている。
機能管理部106は、ジョブ判別部110の判別結果を入力し、入力した判別結果が示す種類の機能の動作を実行させる。当該機能の動作が実行中であり必要資源(リソース)を利用できない場合などには、必要資源が利用可能となるまでジョブを待機させる。具体的には、受付けたジョブを送信元の携帯端末200のアドレス情報と関連付けてRAM12の予約ジョブ121として格納することにより待機させる。予約ジョブ121は、1種の待ち行列である。機能管理部106は、待ち行列を構成するジョブをFIFO(First In First Out)に従って処理する。
ここでは、説明を簡単にするために、機能管理部106が、ジョブ判別部110の判別結果により動作を実行させる機能の種類として、読取送信部111により動作が実行されるscanジョブに対応のscan送信機能、印刷部112により動作が実行されるプリントジョブに対応の印刷出力機能、およびキャンセル部113により動作が実行される予約取消ジョブに対応の予約キャンセル機能を例示する。
機能管理部106は、scanジョブを受付けたとき読取送信部111を起動させ、プリントジョブを受付けたとき印刷部112を起動させ、予約取消ジョブを受付けたときキャンセル部113を起動させる。
読取送信部111は起動されるとscan送信機能の動作を実行する。具体的には、原稿セット検出部19の検出信号に基づき原稿がセットされていると判定されるときは、原稿セット部20にセットされた原稿の画像をスキャナ13により読取る。スキャナ13は、scanジョブとともに受信したスキャンパラメータに従って原稿を読取る。読取られた画像データを、scanジョブとともに受信した宛先情報が示す指定の装置宛てに送信する。
なお、scan送信機能の動作を実行するための回線に空きがないなどの資源不足、または送信先の指定装置が応答しないなどにより実行できない場合には、スキャナ13により読取られた画像データは、送信されることなく、一旦、メモリ16に格納されるとともに、scanジョブは予約ジョブ121として格納される。予約ジョブ121のscanジョブとメモリ16の画像データは関連付けされるので、当該scanジョブの予約を取消すときは、関連付けされた画像データもメモリ16から削除される。必要資源が利用可能となり当該scansジョブを実行する場合には、関連付けされた画像データがメモリ16から読出されて送信される。
印刷部112は起動されると、プリントジョブとともに受付けたデータを、プリンタ14を介して印刷出力する機能の動作を実行する。
なお、印刷出力機能の動作を実行するための必要資源不足(印刷用紙がない)などにより実行できない場合には、プリントジョブともに受信したデータは、一旦メモリ16に格納される。また、プリントジョブは予約ジョブ121として格納される。予約ジョブ121のプリントジョブとメモリ16のデータは関連付けされるので、当該プリントジョブの予約を取消すときは、関連付けされたデータもメモリ16から削除される。必要資源が利用可能となり当該プリントジョブを実行する場合には、関連付けされたデータがメモリ16から読出されて印刷出力される。
キャンセル部113は起動されると、予約ジョブ121から、予約取消ジョブが指示する携帯端末200の全てのジョブを削除(予約取消)する。これにより、MFP100においては、携帯端末200から受信したジョブであっても未だ実行されずに待ち状態であるジョブを取消すことができる。
図7は、携帯端末200の機能構成の具体例を示すブロック図である。図7に示される各機能は、CPU20がROM21に記憶されるプログラムを読出してRAM22上で実行することで、主にCPU20に形成される機能である。しかしながら、少なくとも一部の機能が図4に示されたハードウェア構成によって形成されてもよい。
図7を参照して、上記動作を実現するための機能として携帯端末200は、操作パネル25からの指示入力を受付けるための指示入力部201と、操作パネル25からの撮影指示に応じて撮影位置を取得するための位置取得部202と、操作パネル25からの撮影指示に応じてカメラ26による撮影を実行して撮影された画像データを取得するための画像取得部204と、操作パネル25からの撮影指示に応じて取得された位置情報と向き情報を含むサーバ300宛てのMFP情報要求を生成して出力するサーバ要求部205と、該要求に応じてサーバ300から受信した操作対象とするMFP100のMFP情報をRAM22に格納するMFP情報取得部206と、操作パネル25における表示を制御する表示制御部207と、サーバ300およびMFP100と通信するための通信部210とを備える。
位置取得部202は、当該携帯端末200の位置情報を取得する機能と、操作パネル25からの撮影指示に応じて当該携帯端末200の向き、すなわち撮影方向を取得するための向き取得部203とを含む。
なお、位置取得部202および向き取得部203は、操作パネル25からの撮影指示に応じてそれぞれ位置情報および向き情報を取得するものであるため、その情報は、それぞれ、撮影位置の情報および撮影方向の情報となり得る。そこで、以降の説明では、上記プログラムに従って携帯端末200からサーバ300に送信される位置情報および向き情報を、それぞれ、撮影位置情報および撮影方向情報とも称する。
表示制御部207は、原稿の絵柄(アイコンなど)、MFP100の絵柄を表示するための絵柄表示部208a、データの送信先となる宛先を指す情報を表示する宛先表示部208b、および送信の候補データの一覧を表示するデータ一覧表示部208cを含む。
通信部210は、サーバ要求部205から出力された要求をサーバ300に送信し、当該要求の応答としてサーバ300から受信したMFP情報をMFP情報取得部206に出力する。
通信部210は、MFP100宛てにジョブを送信するジョブ送信部211、MFP100から原稿セット検出部19の検出結果を受信するセット検出受信部212、および携帯端末200の現在位置を定期的にサーバ300に送信する定期送信部213を含む。定期送信部213は、定期的に、GPSコントローラ24により携帯端末200の現在位置を検出して、且つ検出した現在位置をサーバ300宛てに送信する。これにより、サーバ300は、受信した現在位置情報に基づき、MFP情報の要求元である携帯端末200の移動量(移動方向、移動距離)を検出することができる。
図8は、サーバ300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図8に示される各機能は、CPU30がROM31に記憶されるプログラムを読出してRAM32上で実行することで、主にCPU30に形成される機能である。しかしながら、少なくとも一部の機能が図5に示されたハードウェア構成によって形成されてもよい。
図8を参照して、上記動作を実現するための機能としてサーバ300は、MFP100からMFP情報の入力を受付けるためのMFP情報入力部301と、受付けたMFP情報をHD33の所定領域にあるMFPリストに記憶し、またはMFPリストのMFP情報を更新するためのMFP情報記憶部302と、携帯端末200から受信したMFP情報要求から撮影位置および撮影方向の情報を抽出することにより受付けるための携帯情報入力部303と、携帯情報入力部303が受付けた情報に基づき検索部304aを用いてMFPリストを検索することによりMFP情報を取得するための情報取得部304と、携帯端末200およびMFP100と通信するための通信部305と、予約が取消されるべきジョブを決定するための取消決定部306とを含む。
通信部305は、MFP情報を要求元の携帯端末200宛てに送信するMFP情報送信部305aと、携帯端末200の定期送信部213から定期的に送信される位置情報を順次受信し、携帯端末200毎に位置情報321としてRAM32に格納する定期受信部305bと、予約取消ジョブ送信部305cとを含む。
RAM32の位置情報321には、携帯端末200毎に、当該携帯端末200から送信される位置情報が、受信した時刻(または、位置検出された時刻)の時系列順に従って登録される。つまり、携帯端末200から送信される位置情報には、当該携帯端末200のユーザID情報(またはアドレス情報)など当該携帯端末200を一意に識別する情報が付与されているので、識別情報に基づけば、識別情報毎(すなわち携帯端末200毎)に、受信する位置情報を時系列に格納することができる。
取消決定部306は、位置情報321を解析し、解析結果に基づき予約が取消されるべきジョブを決定する。つまり、位置情報321のうち、MFP情報要求を受信した時刻から所定時間が経過すると、要求受信時の位置情報と、最近の時刻に受信した位置情報との差分に基づき、携帯端末200の移動量を算出する。算出した移動量が所定量を超えると判断すると、MFP100に予約された当該携帯端末200のジョブを削除するべきと決定し、予約取消ジョブ送信部305cに、予約取消ジョブを送信するように指示する。
予約取消ジョブ送信部305cは、指示に応答して、予約取消ジョブを生成してMFP100宛てに送信する。予約取消ジョブは、当該携帯端末200の識別情報を含む。
したがって、MFP情報要求元の携帯端末200のユーザが、MFP100が設置された場所から離れて別の場所に移動した為に、たとえば、当該MFP100からの印刷物を取りに戻ることが難しいような場合には、MFP100に予約されたプリントジョブは削除されることになる。これにより、印刷物が第3者により盗み見されたり、印刷物が紛失するなどの不都合を防止することができる。
<MFP情報の登録についての動作フロー>
図9は、MFP情報の登録動作を行なうMFP100での動作の具体例を示すフローチャートである。図9のフローチャートに示される動作は、CPU10がROM11に記憶されるプログラムを読出してRAM12上で実行することによって実現される。
ここで、MFP情報の登録はユーザ操作によって行なわれる「手動登録」と予め規定された所定のタイミングでユーザ操作なしに自動的に行なわれる「自動登録」とがあるものとし、いずれの方法を採用するかは、予め管理者などによってMFP100に設定されているものとする。CPU10はその設定を記憶している。
図9を参照して、「手動登録」が設定されている場合(ステップS101でYES)、ステップS103でCPU10は、操作パネル15からの操作信号に従って予め規定されているMFP情報登録動作を実行する。詳しくは、CPU10は、操作パネル15からの操作信号に従ってMFP情報としての位置情報や通信情報や機能情報や権限情報の入力を受付けて、それらを記憶する。そして、それら情報をサーバ300に対してMFP情報として送信する。
一方、「自動登録」が設定されている場合(ステップS101でNO)、CPU10は、位置情報、通信情報、機能情報および権限情報を、それぞれ、所定のタイミングで検出する。所定のタイミングとは、たとえば、当該MFP100が設置されたタイミングや、ネットワークの通信が確立したタイミングや、所定の時間間隔、などが該当する。CPU10は、位置情報、通信情報、機能情報、または権限情報を検出した時点で(ステップS105でYES)、記憶されているそれらと比較して変化の有無を確認する。そして、変化があったことが検出されると(ステップS107でYES)、ステップS109でCPU10は、予め規定されているMFP情報登録動作を実行する。詳しくは、CPU10は、記憶されている位置情報、通信情報、機能情報および権限情報のうち変化があったと検出された情報を最新の情報に更新した後、MFP情報をサーバ300に送信する。ここでは、MFP情報のうちの変化のあった情報のみを送信してもよいし、MFP情報すべてを送信してもよい。
サーバ300では、MFP100からMFP情報を受信すると、HD33の所定領域に記憶されているMFPリストを更新する。具体的には、MFPリストにMFP100のMFP情報が登録されていない場合には、受信したMFP情報を新規に登録する。すでに登録がある場合には、受信したMFP情報で更新する。
この登録動作が行なわれることで、画像処理システムに含まれるMFPそれぞれの位置、アドレス、搭載されて使用可能な機能、および当該各機能について使用が許可されるユーザの識別情報がサーバ300に登録されることになる。
図10は、サーバ300に記憶されるMFPリストの具体例を示す図である。図10を参照して、MFPリストには画像処理システムに含まれるMFPごとに、位置情報として緯度および経度が、通信情報としてサーバ300と通信するためのアドレスであるIP(Internet Protocol)アドレスおよび当該MFPと通信するためのアドレスであるBluetooth(登録商標)アドレスが、機能情報として印刷出力機能およびscan送信機能それぞれの有無が登録されている。
MFP情報は図10に示されたものには限定されない。たとえば、位置情報にはMFPの高度を示す情報が含まれてよい。また、通信情報は、他の形態の通信を行なう場合にはその通信形態に応じたアドレスであってよい。また、機能情報として他の機能のそれぞれの有無が含まれてもよい。
なお、以上の説明では、MFP100からMFP情報がサーバ300に送信されることによってMFPリストに登録、更新されるものとしているが、サーバ300が入力装置を有する場合、たとえば当該画像処理システムの管理者等によって、サーバ300に直接MFP情報を入力するようにしてもよい。また、MFP100に接続された図示しない通信端末からサーバ300に対してMFP情報が送信されてもよい。なお、この場合、MFP100はサーバ300と通信可能でなくてもよく、MFP100に接続された上記通信端末がサーバ300と通信可能であればよい。
図11には携帯端末200のメモリ構成の一例が示される。図11では、携帯端末200のRAM22またはメモリ29を1個のメモリ領域と想定している。当該メモリ領域は、位置取得部202により定期的に取得される携帯端末200の現在位置を指す自端末位置情報D1を格納するための領域E1、サーバ300から受信したMFP情報が格納される領域E2、携帯端末200およびサーバ300に固有の情報が格納される領域E3、およびMFP100の機能を利用する際に参照されるデータが格納される領域E4を含む。
領域E2には、MFP情報取得部206が受信したMFP情報から抽出したMFP100の通信情報、機能情報および権限情報を示す、MFP通信情報D2、MFP機能情報D3およびMFP権限情報D4が格納される。
領域E3には、携帯端末200のユーザの識別情報D5、サーバ300と通信するため用いるサーバ300の宛先(IPアドレス)を指すサーバアドレス情報D6、およびサーバ300またはMFP100などの他の装置への送信情報に送信元情報として付加される携帯端末200のIPアドレス、Bluetooth(登録商標)アドレスなどを指す自端末アドレス情報D7が格納される。ユーザの識別情報D5は、サーバ300への送信情報に付加される。
領域E4には、scan送信機能の動作において参照されるパラメータを指すスキャンパラメータ群D8、他の携帯端末または情報処理装置などと通信するため用いる他端末の宛先アドレス(IPアドレスなど)を指す電話帳データD9、および印刷出力機能の動作によりMFP100から印刷出力される候補データを含むデータ群D10が格納される。スキャンパラメータ群D8は、原稿を読取る際のパラメータ(原稿の読取形式(PDF(Portable Document Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)など)の別、解像度、カラー指定など)を含む。携帯端末200から送信されるscanジョブには、当該スキャンパラメータ群D8のパラメータが付加される。
<MFPの操作のための動作についての動作フロー>
図12は、MFPの操作のための動作の流れを表わしたシーケンス図である。図12の左端はMFP100での処理の流れを表わし、中央は携帯端末200での処理の流れを表わし、右端はサーバ300での処理の流れを表わしている。それぞれの動作は、各装置のCPUがROMに記憶されているプログラムを読出してRAM上で実行することによって実現される。
図12を参照して、携帯端末200においてMFP操作用のアプリケーションが起動された状態において(ステップS1)、カメラ26での撮影が行なわれると(ステップS3)、携帯端末200での撮影位置および撮影方向を特定する情報がサーバ300に対して送信され、該当するMFP情報が要求される(ステップS3−1)。
サーバ300では、携帯情報入力部303が携帯端末200からの要求を受付けると、要求に含まれている撮影位置および撮影方向を特定する情報を情報取得部304に出力する。情報取得部304の検索部304aは、撮影位置および撮影方向の情報に基づきMFPリストの各位置情報を参照して、当該撮影位置から撮影方向に所定範囲内に位置しているMFPのMFP情報を検索する(ステップS5)。そして、該当するMFP情報は、MFP情報送信部305aにより、要求元の携帯端末200に送信される(ステップS5−1)。
携帯端末200では、処理SSが実行される。処理SSでは、表示制御部207によりカメラ26からの画像データまたは受信したMFP情報に基づく情報を表示しながら(ステップS7)、指示入力部201を介してユーザによる指示が受付けられ(ステップS9)、受付けた指示に基づきジョブ送信部211からMFP100宛てにジョブが送信される(ステップS9−1)。
MFP100では、ジョブ判別部110が携帯端末200から受信したジョブの種類を判別し、判別結果に基づき機能管理部106は、当該ジョブの機能の動作を実行するために各部を起動する。これにより、MFP100において、携帯端末200からのジョブに対応した動作が実行される(ステップS11)。
次に、図12に示したシーケンスにおける、取分け、携帯端末200の動作を中心に、図13のフローチャートを用いて詳細に説明する。図13のフローチャートに示される動作は、CPU20がROM21に記憶される上記MFP操作用のアプリケーションに対応したプログラムを読出してRAM22上で実行することによって実現される。
図13を参照して、CPU20がMFP操作用のアプリケーションを実行している状態であって、カメラ26でMFP100を撮影すると(ステップT1)、位置取得部202により撮影位置および撮影方向を表わす情報が取得される。サーバ要求部205は、撮影位置および撮影方向を表わす情報を含むMFP情報要求をサーバ300に送信する(ステップT3)。
サーバ300はMFP情報要求を受信する。携帯情報入力部303は、MFP情報要求の撮影位置および撮影方向を表わす情報を情報取得部304に出力するので、情報取得部304はMPFリストを検索して、該当するMFP情報を読出す。読出されたMFP情報は、MFP情報送信部305aから要求元の携帯端末200宛てに送信される(ステップT5)。
携帯端末200では、サーバ300からMFP情報を受信して、MFP情報取得部206は、MFP情報をメモリ領域の領域E2に格納する(ステップT7)。
携帯端末200の通信部210は、領域E2のMFP通信情報D2を用いてMFP100と通信を開始する(ステップT9)。
通信が開始されると、MFP100の原稿セット検出部19により原稿がセットされているか否かが検出されて、検出結果が携帯端末200宛てに送信される。携帯端末200では、セット検出受信部212により当該検出結果が受信される。
CPU20は、受信した検出結果に基づきMFP100に原稿がセットされているかを判定する(ステップT13)。
原稿がセットされていると判定された場合(ステップT13でYES)、送信すべきジョブはscanジョブと判断されて(ステップT15)、表示制御部207の絵柄表示部208aにより画像データが生成されて、生成された画像が表示される(ステップT17)。表示画像の一例が、図14に示される。
図14を参照して、絵柄表示部208aは原稿を指すアイコンを生成して、MFPの画像とともに表示する。ユーザは、原稿のアイコンが表示されたことにより、MFP100において原稿が読取り可能な状態でセットされていることを確認できる。
なお、図14では、表示制御部207は、カメラ26によるMFPの撮影画像を画像取得部204から入力し、入力した撮影画像の縮小処理などして表示するようにしているが、撮影画像に代替してMFPの絵柄によるアイコンを表示してもよい。
続いて、CPU200は、メモリ領域から読出したMFP権限情報D4と、ユーザID情報D5とを照合し、照合結果に基づき、当該ユーザに対してMFP100のscan送信機能に対する権限があるか、すなわちscan送信機能の利用が許可されているか否かを判定する(ステップT19)。
権限がないと判定されると(ステップT19でNO)、表示制御部208は、図14の表示態様を変更する。たちえば、MFPのアイコンの表示色を灰色に切替える(グレイアウトという)(ステップT21)。ユーザは、グレイアウト表示に切替わったことにより、scan送信機能の利用が許可されていないことを確認することができる。その後、処理は終了する。
一方、当該ユーザにはscan送信機能の利用の権限が与えられていると判定されると(ステップT19でYES)、宛先表示部208bは、メモリ領域から読出した電話帳データD9に基づき宛先アドレスの一覧を、図14の画像と同時に表示する(ステップT23)。表示例が図15に示される。
ユーザは、操作パネル25を介して、画面において、原稿の絵柄と、宛先アドレスの一覧のうちの1つ以上とを関連付ける操作をする(ステップT25)。図16には関連付けの操作が模式的に示される。図16の矢印252に示すようにユーザが、原稿のアイコンをドラッグ操作により、所望の宛先データに移動させることにより、関連付けの操作がされる。
指示入力部201が関連付けの操作を受付けるまで(ステップT25でNO)、ステップT25の処理が繰返される。操作の受付をしたとき(ステップT25でYES)、受付けた操作に基づき、宛先決定部211aは原稿のデータを送信するべき1つ以上の宛先を決定する。つまり、操作により指定された宛先アドレスを電話帳データD9から読出す。そして、ジョブ送信部211は、scanジョブを生成し、生成したscanジョブを指定された宛先アドレス情報およびスキャンパラメータ群D8を付加して、MFP100宛てに送信する(ステップT27)。これにより携帯端末200の処理は終了する。
ステップT13の処理に戻る。MFP100に原稿がセットされていないと判定されると(ステップT13でNO)、携帯端末200のCPU20は、メモリ領域のデータ群D100にプリント出力するべきデータがあるか否かを判定する(ステップT29)。データがないと判定されると(ステップT29でNO)、一連の処理は終了する。
一方、データがあると判定されると(ステップT29でYES)、CPU20は送信すべきジョブはプリントジョブであると判断して(ステップT31)、表示制御部207のデータ一覧表示部208cにより画像データが生成されて、生成された画像が表示される(ステップT31)。表示画像の一例が、図17に示される。
図17を参照して、データ一覧表示部208cは原稿を指すデータ群D10の送信すべきデータの一覧のアイコンを生成して、MFPの画像とともに表示する。データ一覧は、各データに対応のアイコン(絵柄)が表示されて、各アイコン毎に、当該データのデータ名とフォーマット(PDF、JPEGなど)が記載される。各データのデータ名およびフォマットの情報は、データ群D10から取得することができる。
ユーザは、操作パネル25を介して、図17の画面において、データ一覧のうちの所望の1つ以上のデータの絵柄と、MFPの画像とを関連付ける操作をする(ステップT37)。図18には関連付けの操作が模式的に示される。図18の矢印253に示すようにユーザが、データの絵柄をドラッグ操作により、MFPの画像に移動させることにより、関連付けの操作がされる。
指示入力部201が関連付けの操作を受付けるまで(ステップT37でNO)、ステップT37の処理が繰返される。操作の受付をしたとき(ステップT37でYES)、受付けた操作に基づき、印刷データ決定部211bは、データ群D10から指定されたデータを読出す。そして、ジョブ送信部211は、プリントジョブを生成し、生成したプリントジョブと指定されたデータを、MFP100宛てに送信する(ステップT27)。これにより携帯端末200の処理は終了する。
〈ジョブをキャンセルするための動作フロー〉
上述したように、MFP100において予約ジョブ121として予約されたジョブは、当該ジョブ送信元の携帯端末200の移動量に応じてキャンセルすることができる。
図19には、MFP100に予約されたジョブをキャンセルするための一連の動作の流れを表わすシーケンスが示される。図19の左端はMFP100での処理の流れを表わし、中央は携帯端末200での処理の流れを表わし、右端はサーバ300での処理の流れを表わしている。それぞれの動作は、各装置のCPUがROMに記憶されているプログラムを読出してRAM上で実行することによって実現される。
図19を参照して、携帯端末200においてMFP操作用のアプリケーションが起動されて、且つ携帯端末200とサーバ300との通信回線が確立されている間は、携帯端末200の定期送信部213により定期的に自己の位置情報がサーバ300に送信される(ステップS15、S15−1)。
サーバ300では、定期受信部305bは、定期送信部213から位置情報を受信し、定期的に受信する位置情報を時系列に位置情報321として格納する。
取消決定部306は、携帯端末200からMFP情報要求を受信してから所定時間が経過すると、位置情報321に基づき、上述したように、当該携帯端末200の移動量を検出し、検出した移動量に基づきジョブを取消すか否かを決定する(ステップS17、S19)。
当該携帯端末200についてMFP100において予約されたジョブを取消すべきと判定すると(ステップS19)、予約取消ジョブ送信部305cにより予約取消ジョブが生成されて、生成された予約取消ジョブは携帯端末200のアドレス情報が付加されてMFP100宛てに送信される(ステップS19−1)。
MFP100では、予約取消ジョブが受信されると、機能管理部106によりキャンセル部113が起動される。
キャンセル部113は、予約取消ジョブに基づき、予約取消ジョブに付加された携帯端末200のアドレス情報に対応のジョブを、予約ジョブ121の待ち行列から検索して削除する(ステップS21)。
キャンセル部113は、ジョブを取消すと、取消したジョブの情報を含む“取消し完了”の処理結果通知をサーバ300に送信する(ステップS21−1)。取消したジョブの情報とは、ジョブにより印刷出力されるべきデータを特定する情報(データ名、フォーマットの種類など)などを指す。
なお、予約ジョブ121の待ち行列において該当するジョブが存在しない場合には、ジョブキャンセルは実行されず“予約ジョブなし”の処理結果通知が送信される。
サーバ300では、取消通知部305dは、受信した処理結果通知に基づき、携帯端末200宛てにキャンセルジョブ通知を送信する(ステップS23、S23−1)。キャンセルジョブ通知には、キャンセルされたジョブの情報が含まれる。
携帯端末200では、キャンセルジョブ通知が受信されると、受信内容に基づき、プリント出力の予約がキャンセルされたデータ名・データフォーマットなどが操作パネル25に表示される(ステップS25)。表示を確認することにより、ユーザはMFP100において未処理の(実行待ち状態であった)ジョブは既にキャンセルされたこと、およびキャンセルされたデータ名などを確認することができる。
なお、上述の実施の形態では、MFP100は、scan送信機能および印刷出力機能の両方を有することを前提にしているが、これら機能を有しているか否かを、図11のMFPリストに基づき携帯端末200に報知するようにしてもよい。これにより、携帯端末200は、ユーザに対して、MFP100が搭載する機能の情報を提示することができる。
また、本実施の形態では、MFP情報の機能情報および権限情報をサーバ300から受信することにより取得するとしているが、サーバ300に代替してMFP100と通信することにより取得するとしてもよい。
また、本実施の形態では、原稿がセットされている場合には、携帯端末200はscanジョブを送信し、そうでない場合にはプリントジョブを送信するとしたが、原稿がセットされていない場合に送信するジョブの種類はプリントジョブに限定されない。たとえば、MFP100のメモリ16に予め格納されたデータをMFP100に処理させるためのジョブであってもよい。
上述のMFP100で上記動作を実行させるためのプログラム、携帯端末200で上記動作を実行させるためのプログラム、およびサーバ300で上記動作を実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
本実施の形態によれば、ユーザは携帯端末200の操作パネル25の表示画面(図14〜図18)を指などにより感覚的に操作することで、MFP100の機能を遠隔操作することができる。
たとえば、MFP100のscan送信機能を利用する場合には、データの送信先として携帯端末200に登録された電話帳データD9を利用できて、MFP100によらず、同じ操作性でscan送信機能による動作を実行させることができる。
また、MFP100の印刷出力機能を利用する場合には、位置情報で指定されたMFP100を印刷出力用のデバイスとして指定できるので、印刷出力先の指定を誤ることはなく、また、特別なプリンタドライバを起動させる必要もない。また、携帯端末200をMFP100に向けて撮影操作するだけで、当該MFPを制御するためのMFP情報を容易に取得することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
13 スキャナ、14 プリンタ、15,25 操作パネル、19 原稿セット検出部、20 原稿セット部、23 電子コンパス、26 カメラ、51 タッチパネル、52 操作キー群、101,201 指示入力部、102 位置情報入力部、103 アドレス入力部、104 位置情報記憶部、105 通信情報記憶部、106 機能管理部、107 検出部、108 更新部、110 ジョブ判別部、111 送信部、112 印刷部、113 キャンセル部、121 予約ジョブ、200 携帯端末、202 位置取得部、203 向き取得部、204 画像取得部、205 サーバ要求部、206,304 情報取得部、207,208 表示制御部、208a 絵柄表示部、208b 宛先表示部、208c データ一覧表示部、211 ジョブ送信部、211a 宛先決定部、211b 印刷データ決定部、212 セット検出受信部、213 定期送信部、300 サーバ、301 情報入力部、302 情報記憶部、303 携帯情報入力部、304a 検索部、305a 情報送信部、305b 定期受信部、305c 予約取消ジョブ送信部、305d 取消通知部、306 取消決定部、321 位置情報。

Claims (12)

  1. 携帯端末と、情報処理装置と、指令に従った処理を実行する画像処理装置と、を備え、
    前記携帯端末は、
    撮影手段と、
    当該携帯端末の位置情報および向き情報を取得するための取得手段と、を含み、
    前記情報処理装置は、
    当該画像処理装置の位置情報に関連付けて、当該画像処理装置と通信するための通信情報を含む画像処理装置に関する情報を記憶する記憶手段を含み、
    前記画像処理装置は、
    原稿がセットされているか否かを検出するセット検出手段と、
    読取送信指令に従って、前記原稿の画像を読取り、読取った画像データを指定宛先に送信するデータ送信手段と、を含み、
    前記携帯端末は、前記撮影手段での撮影時において取得した位置情報および向き情報を前記情報処理装置に対して送信し、
    前記情報処理装置は、前記携帯端末での撮影時における位置情報および向き情報に基づいて、前記記憶手段から検索した前記画像処理装置に関する情報を前記携帯端末に対して送信し、
    前記携帯端末は、
    前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記画像処理装置から前記セット検出手段の検出結果を受信し、
    前記検出結果が原稿がセットされていることを指示するときは、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記読取送信指令を前記画像処理装置に対して送信し、
    前記検出結果が原稿がセットされていないことを指示するときは、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記読取送信指令とは異なる指令を前記画像処理装置に対して送信する、画像処理システム。
  2. 前記携帯端末は、
    データを格納するためのデータ格納手段を、さらに含み、
    前記異なる指令は、前記データ格納手段から読出されたデータの印刷指令を含み、
    前記画像処理装置は、
    前記印刷指令に従ってデータを印刷出力する印刷手段を、さらに含む、請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記携帯端末は、
    画面を有する表示手段と、
    前記画面の表示を制御する表示制御手段と、をさらに含み、
    前記表示制御手段は、
    前記検出結果が原稿がセットされていることを指示するとき、前記画面に原稿の絵柄を表示する、請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記読取送信指令は、前記指定宛先を含み、
    前記携帯端末は、
    前記画面に対するユーザの操作に基づいた指示を入力する入力手段と、
    1つ以上の宛先情報を格納する宛先格納手段と、をさらに含み、
    前記表示制御手段は、
    前記検出結果が原稿がセットされていることを指示するとき、前記画面に前記原稿の絵柄と前記宛先格納手段の前記1つ以上の前記宛先情報とを同時に表示する宛先表示手段を、有し、
    前記入力手段は、
    前記画面に対する前記絵柄と前記1つ以上の前記宛先情報のうちの1つ以上とを関連付けるユーザの操作に基づき、前記指定宛先を決定する指示を入力する、請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 前記携帯端末は、前記画像処理装置の利用に関するユーザの権限情報を受信し、
    前記表示制御手段は、前記権限情報に基づき、前記画面の表示態様を変更する、請求項3または4に記載の画像処理システム。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記検出結果が原稿がセットされていないことを指示するとき、前記画面に前記データ格納手段のデータの一覧を表示する、請求項4に記載の画像処理システム。
  7. 前記表示制御手段は、
    前記検出結果が原稿がセットされていないことを指示するとき、前記画面に前記画像処理装置の絵柄と前記データ格納手段のデータの一覧とを同時に表示するデータ一覧表示手段を、有し、
    前記入力手段は、
    前記画面に対する前記画像処理装置の絵柄と前記データの一覧のうちの1つ以上のデータとを関連付けるユーザの操作に基づき、前記印刷指令に従って印刷出力されるべきデータを決定する指示を入力する、請求項6に記載の画像処理システム。
  8. 前記携帯端末は、
    定期的に、位置情報を取得して、前記情報処理装置に送信する定期送信手段を、さらに含み、
    前記情報処理装置は、
    前記定期送信手段から定期的に受信する前記位置情報に基づいた前記携帯端末の移動量に従って、キャンセル指令を前記画像処理装置に対して送信し、
    前記画像処理装置は、
    前記携帯端末から受信している指令を、前記情報処理装置から受信した前記キャンセル指令に従ってキャンセルする、請求項1から7のいずれかに記載の画像処理システム。
  9. 前記情報処理装置は、
    前記携帯端末に対して、当該携帯端末から前記画像処理装置に対して送信された指令はキャンセルされた旨を通知する、請求項8に記載の画像処理システム。
  10. 撮影手段を含む携帯端末と、
    セットされた原稿の画像読取部を含み、指令に従った処理を実行する画像処理装置と
    前記画像処理装置の位置情報に関連付けて、前記携帯端末と通信するための通信情報を含む画像処理装置に関する情報を記憶する記憶手段を含む情報処理装置と、を備えるシステムにおける画像処理装置の制御方法であって、
    前記携帯端末において、
    前記撮影手段での撮影時において取得した位置情報および向き情報を前記情報処理装置に対して送信するステップと、
    前記情報処理装置において、
    前記携帯端末での撮影時における位置情報および向き情報に基づいて、前記記憶手段から検索した前記画像処理装置に関する情報を前記携帯端末に対して送信するステップと、
    前記画像処理装置において、
    原稿がセットされているか否かを検出するステップと、
    読取送信指令に従って、前記原稿の画像を読取り、読取った画像データを指定宛先に送
    信するステップ、とを含み、
    前記携帯端末において、さらに、
    前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記画像処理装置から原稿セットの検出結果を受信するステップと、
    前記検出結果が原稿がセットされていることを指示するときは、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記読取送信指令を前記画像処理装置に対して送信するステップと、
    前記検出結果が原稿がセットされていないことを指示するときは、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記読取送信指令とは異なる指令を前記画像処理装置に対して送信するステップとを、含む、画像処理装置の制御方法。
  11. 指令に従った処理を実行する画像処理装置と、情報処理装置と通信する携帯端末であって、
    前記携帯端末は、
    撮影手段と、
    当該携帯端末の位置情報および向き情報を取得するための取得手段と、を含み、
    前記撮影手段での撮影時において取得した位置情報および向き情報を前記情報処理装置に対して送信する手段と、
    前記情報処理装置から、前記携帯端末での撮影時における位置情報および向き情報に基づいた前記画像処理装置に関する情報を受信する手段と、
    前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記画像処理装置から、当該画像処理装置に原稿がセットされているか否かの検出結果を受信する手段と、
    前記検出結果が原稿がセットされていることを指示するときは、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、読取送信指令を前記画像処理装置に対して送信する手段と、
    前記検出結果が原稿がセットされていないことを指示するときは、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記読取送信指令とは異なる指令を前記画像処理装置に対して送信する手段と、を備え、
    前記読取送信指令は、前記画像処理装置に対して前記原稿の画像を読取り、読取った画像データを指定宛先に送信することを指令する、携帯端末。
  12. 指令に従った処理を実行する画像処理装置と、情報処理装置と通信する携帯端末の制御方法を、プロセッサに実行させるためのプログラムであって、
    前記携帯端末は、
    撮影手段と、
    当該携帯端末の位置情報および向き情報を取得するための取得手段と、を含み、
    前記制御方法は、
    前記プロセッサに、前記撮影手段での撮影時において取得した位置情報および向き情報を情報処理装置に対して送信させるステップと、
    前記プロセッサに、前記情報処理装置から、前記携帯端末での撮影時における位置情報および向き情報に基づいた画像処理装置に関する情報を受信させるステップと、
    前記プロセッサに、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記画像処理装置から当該画像処理装置に原稿がセットされいるか否かの検出結果を受信させるステップと、
    前記検出結果が原稿がセットされていることを指示するときは、前記プロセッサに、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、読取送信指令を前記画像処理装置に対して送信させるステップと、
    前記検出結果が原稿がセットされていないことを指示するときは、前記プロセッサに、前記情報処理装置から受信した前記画像処理装置に関する情報に従って、前記読取送信指
    令とは異なる指令を前記画像処理装置に対して送信させるステップと、を備え、
    前記読取送信指令は、前記画像処理装置に対して前記原稿の画像を読取り、読取った画像データを指定宛先に送信することを指令する、プログラム。
JP2010253969A 2010-11-12 2010-11-12 画像処理システム Expired - Fee Related JP5609575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010253969A JP5609575B2 (ja) 2010-11-12 2010-11-12 画像処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010253969A JP5609575B2 (ja) 2010-11-12 2010-11-12 画像処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012104035A JP2012104035A (ja) 2012-05-31
JP5609575B2 true JP5609575B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=46394320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010253969A Expired - Fee Related JP5609575B2 (ja) 2010-11-12 2010-11-12 画像処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5609575B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5598500B2 (ja) 2012-06-18 2014-10-01 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、表示装置およびプログラム
JP2014075121A (ja) * 2012-09-13 2014-04-24 Ricoh Co Ltd 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供システム
JP6070017B2 (ja) * 2012-09-26 2017-02-01 ブラザー工業株式会社 アドレス情報表示プログラム、及び、通信制御装置
JP6056545B2 (ja) * 2013-02-26 2017-01-11 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プリント制御方法、プリント制御プログラムおよびプリントシステム
JP5675917B1 (ja) * 2013-09-02 2015-02-25 株式会社東芝 機器の選択システム、機器選択装置、機器選択プログラム
JP6351241B2 (ja) * 2013-11-20 2018-07-04 キヤノン株式会社 システム、画像処理装置、および制御方法
JP5893122B2 (ja) * 2014-12-24 2016-03-23 株式会社東芝 機器の選択システム、機器選択装置、機器選択プログラム
US9838556B2 (en) 2015-12-03 2017-12-05 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, method for controlling image processing apparatus, electronic apparatus, and non-transitory recording medium
JP6885889B2 (ja) * 2018-03-01 2021-06-16 シャープ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3530607B2 (ja) * 1994-12-28 2004-05-24 キヤノン株式会社 画像処理装置
JPH10275209A (ja) * 1995-11-09 1998-10-13 Pfu Ltd イメージデータ処理システムおよびイメージデータ処理方法
JPH10336342A (ja) * 1997-06-03 1998-12-18 Fuji Xerox Co Ltd ファクシミリ装置
JP2003131530A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Kyocera Mita Corp 音声ガイド付き入力装置
JP2008293356A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Canon Inc 情報処理装置,情報処理方法,プログラムおよび記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012104035A (ja) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5609575B2 (ja) 画像処理システム
JP5126334B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置の制御方法、画像処理装置、携帯端末、情報処理装置、および制御プログラム
US8810662B2 (en) Image processing system including portable terminal
JP6308521B2 (ja) ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2012105235A (ja) 画像処理システム、画像処理装置の制御方法、携帯端末、および制御プログラム
JP5754321B2 (ja) 携帯装置のプログラム、携帯装置および携帯装置の制御方法
JP5051278B2 (ja) デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法
JP2012194649A (ja) 画像処理システム
JP4775456B2 (ja) 表示管理システム
US10341832B2 (en) Cooperative system, information processing device, cooperation method, and cooperative program
JP2012104036A (ja) 画像処理システム、画像処理装置の制御方法、携帯端末、情報処理装置、および制御プログラム
JP4985307B2 (ja) ジョブ移動方法、画像処理装置、およびコンピュータプログラム
JP6222488B2 (ja) ジョブ処理装置およびそのプログラム。
JP6816750B2 (ja) デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法
JP5672368B2 (ja) デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法
JP2012238323A (ja) デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法
JP5494469B2 (ja) 画像処理システム、情報処理装置、および、携帯端末の制御プログラム
JP7371442B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、電子機器登録方法
JP6894964B2 (ja) プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラム
JP7159396B2 (ja) 画像形成装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP6632649B2 (ja) プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラム
JP6421861B2 (ja) デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法
JP6233448B2 (ja) デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法
JP6023032B2 (ja) 携帯端末、機器管理システム、及び機器管理プログラム
JP5935868B2 (ja) デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5609575

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees