JP6421861B2 - デバイス制御プログラム、及びデバイス制御方法 - Google Patents
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Description
このため、従来は一つの複合機についてプリンタドライバとスキャナドライバとのそれぞれに対して、ユーザは同じ複合機の登録作業をしなければならず、ユーザにとって負担であった。
よってこの発明によると、機能毎にデバイスを登録する際のユーザの負担を軽減できる
。
上記構成によると、複数の機能を備えるデバイスを機能毎に個別に端末装置に登録する場合に、ユーザはデバイスの選択を一度だけ行えばよいので、機能毎にデバイスを選択する場合に比べてユーザの負担を軽減できる。
よってこの構成によると、機能毎にデバイスを登録する際のユーザの負担を軽減できる。
なお、第1の形態は、次のように言い換えることもできる。
デバイスが備える複数の機能を制御可能なデバイス制御プログラムであって、当該デバイス制御プログラムを実行する端末装置と通信可能に接続されている前記デバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに選択させる第1の選択処理と、前記第1の選択処理によって選択されたデバイスを、前記複数の機能について、機能毎に当該機能を実行するためのデバイスとして個別に前記端末装置に登録する登録処理と、前記複数の機能のうちいずれかの機能を実行させる場合に、当該機能を実行するためのデバイスとして前記端末装置に登録されているデバイスを制御して当該機能を実行させる制御処理と、を前記端末装置に実行させるデバイス制御プログラム。
この構成によると、複数の機能について、機能毎にデバイスが当該機能を備えていることを条件として端末装置に登録するので、選択されたデバイスが一部の機能を備えていないにもかかわらずそのデバイスが当該一部の機能を実行するためのデバイスとして登録されてしまうことを低減できる。
当該デバイス制御プログラムから制御可能であるか否かを判定する第2の判定処理と、を含み、前記第2の判定処理によって制御可能であると判定された場合に、当該機能を実行するためのデバイスとして前記端末装置に登録する。
この構成によると、デバイス制御プログラムから当該機能を制御不能な場合は、当該機能を実行するためのデバイスとして登録しないので、制御処理において、登録されたデバイスが制御できないことを低減できる。
この構成によると、新たに登録されたデバイスを「当該機能の実行に使用するデバイス」として設定するので、一つの機能について複数のデバイスを登録可能な場合に、「当該機能の実行に使用するデバイス」をユーザに設定させる負担を低減しつつ、ユーザが使用しようとしている可能性が高いデバイスを「当該機能の実行に使用するデバイス」として設定できる。
るデバイスを制御して当該機能を実行させる。
この構成によると、一つの機能の実行に使用するデバイスとして設定したデバイスを他の機能の実行に使用するデバイスとしても設定するので、そのデバイスを他の機能の実行に使用するデバイスとして設定する手間を低減できる。
この構成によると、機能毎にデバイスを登録する際のユーザの負担を軽減できる。
デバイスを制御して当該機能を実行させる制御処理と、を前記端末装置に実行させる。
この構成によると、選択したデバイスがプリント機能に加えてスキャナ機能を備えると判定した場合に、そのデバイスを、プリンタ機能を実行するためのデバイスとして登録するとともに、スキャナ機能を実行するためのデバイスとしても登録するので、デバイス制御プログラムにデバイスを登録する際のユーザの負担を軽減できる。
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
(1)全体構成
図1は、本発明の実施形態1に係るデバイス制御プログラムを実行する携帯電話1(端末装置の一例)、及び携帯電話1と通信可能に接続されている各種のデバイス2を示す模式図である。携帯電話1は通話機能に加えて無線通信機能を有しており、無線LANルータ4などを介して通信ネットワーク5に無線接続される。
プリンタ2c、2d、スキャナ2e、2fはそれぞれプリンタ機能、スキャナ機能のみを備える単機能のデバイスである。これらのデバイスも互いに異なるメーカーのものであってもよいし、同一メーカーの互いに異なる機種であってもよい。
以降の説明において単にデバイス2というときは、複数のデバイスのうちいずれか一つのデバイスのことをいうものとする。
図2は、携帯電話1の電気的構成を概略的に示すブロックである。携帯電話1は、制御部11、送受信部12、音声入出力部13、無線通信部14、表示部15、操作部16、撮像部17、記憶部18を備えて構成されている。
などを備えて構成されており、アンテナを介して基地局3との間で音声信号の送受信を行う。また、送受信部12は基地局3との間でパケット通信を行うことも可能に構成されて
いる。
音声入出力部13は、マイク、スピーカ、音声処理回路などを備えて構成されている。マイクによって入力された音声信号は送受信部12によって基地局3に送信され、送受信部12によって基地局3から受信した音声信号はスピーカによって発音される。
て構成されており、無線LANルータ4などを介してLAN(Local Aria Network)やインターネットなどの通信ネットワーク5に無線接続される。
なお、携帯電話1を通信ネットワーク5に無線接続できる規格であれば無線通信の規格はWi−Fiに限られない。例えば、携帯電話1はBluetooth(IEEE 802.15.1
)(登録商標)によって無線接続される構成であってもよいし、赤外線による光無線データ通信(IrDA)によって無線接続される構成であってもよい。
また、本実施形態では携帯電話1を通信ネットワーク5に無線接続する場合を例に説明するが、携帯電話1は通信ネットワーク5に有線接続されてもよい。
操作部16は、表示装置の表示面を覆う略透明なタッチパネル、タッチパネルを制御する制御回路、各種の操作ボタンなどを備えて構成されている。ユーザは操作部16を操作することによって電話番号の入力やアプリケーションプログラムの操作などを行うことができる。
記憶部18は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを用いて各種のプログラムやデータを記憶する。記憶部18には、オペレーティングシステム(OS)、後述するデバイス制御プログラム、その他各種のアプリケーションプログラムやデータなどが記憶される。
デバイス制御プログラムはデバイス2が備える複数の機能(具体的にはプリンタ機能、スキャナ機能)を制御可能なアプリケーションプログラムであって、プリンタを制御して画像を印刷させる処理、及びスキャナを制御して画像を取り込む処理を携帯電話1に実行させるデバイスドライバとしての機能をもつ。
さらに、デバイス制御プログラムは、複数の画像をアルバムに整理して管理する処理、撮像部17から画像を取り込む処理、画像を電子メールアプリケーションに渡す処理などを携帯電話1に実行させるプログラムも備えており、複数の機能をもつアプリケーションプログラムである。
例えばユーザがプリンタ(複合機を含む)を選択すると、デバイス制御プログラムは選択されたプリンタを記憶部18に登録しておき、ユーザが印刷を指示すると、登録されているプリンタを制御して画像の印刷を実行させる。
機能情報には、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などの有無を示す情報や、プリンタ機能の対応用紙サイズ、カラー印刷の可否、両面印刷の可否などといったように各機能のより詳細な情報などが含まれる。
このように、デバイス制御プログラムはデバイス2が備えるプリンタ機能及びスキャナ機能の両方を制御可能であるが、デバイス2によっては、プリンタ機能とスキャナ機能の一方しか備えないものもある。従って、デバイス2は機能ごとに登録することが望ましい。
実施形態1ではプリンタ機能を実行するためのデバイス、及びスキャナ機能を実行するためのデバイスをそれぞれ1台だけ携帯電話1に登録可能である場合を例に説明する。
また、実施形態1では、デバイス制御プログラムは、プリンタ機能を実行するためのデバイスとして登録されたデバイス2をプリンタ機能の実行に使用するデバイスとして設定し、同様に、スキャナ機能を実行するためのデバイスとして登録されたデバイス2をスキャナ機能の実行に使用するデバイスとして設定する。
図3に示す画面31はメインメニューである。メインメニューには、アルバムに保存されている画像を印刷する「Print from Photo Albums」、撮像部17で被写体を撮像して
印刷する「Print from Camera」、及び、スキャナから画像を取り込む「Scan to cell Phone」の3つのメニューが表示される。ユーザは画面31にタッチすることでいずれかの
メニューを選択することができる。
れる画面である。前述したようにデバイス制御プログラムは画像をアルバムに整理して管理することができ、画面32にはそのアルバムが一覧表示される。ユーザがいずれかのアルバムを選択すると画面33に遷移し、そのアルバムに含まれる画像のサムネイル画像33a(図3では1つのみに符号を付している)が一覧表示される。
画面34では、ユーザは表示されている画像を印刷させることができる。画像を印刷させる場合は、ユーザは先ず「Setting」ボタン34aにタッチして画面35を表示し、表
示された画面35でプリンタの登録や印刷条件の設定を行う。
名(DC123450)は、現在登録されているプリンタのデバイス名である。画面34を表示するときに既にいずれかのプリンタが登録されている場合には、デバイス制御プロ
グラムはそのプリンタのデバイス名を「Setting」ボタン34aの左側に表示する。プリ
ンタが登録されていない場合にはデバイス名は非表示となる。ここでいうプリンタには、プリンタ機能のみを備える単機能のプリンタの他、プリンタ機能を備える複合機も含まれる。
未だプリンタを登録していない場合や、登録されているプリンタを変更したい場合には、ユーザはプリンタのデバイス名を表示するフィールド35aにタッチして画面36を表示させる。
画面36でユーザがいずれかのプリンタを選択すると、デバイス制御プログラムは後述する「プリンタの登録処理」を実行することにより、当該選択されたプリンタを携帯電話1に登録する。詳しくは後述するが、選択されたプリンタが複合機である場合には、デバイス制御プログラムは「プリンタの登録処理」においてその複合機をプリンタとして登録するのみならず、スキャナとしても登録する。
また、画面35では「Document Size(Photo、Photo 2L、A4、Letterなど)」、「Media Type(Plain Paper、OHPなど)」、「Color Type(Color、GrayScaleなど)」などの印刷条件を設定することができる。例えば「Document Size」を選択すると印刷用紙サイズ
を選択するための図示しない画面が表示され、ユーザはその画面で「Photo」、「Photo 2L」、「A4」、「Letter」などのサイズの中からいずれかのサイズを選択できる。
画面34でユーザが「Print」ボタン34bにタッチすると、デバイス制御プログラム
は登録されているプリンタ(言い換えると、プリンタ機能の実行に使用するデバイスとして設定されているプリンタ)を制御して、画面34に表示されている画像(Photo2)を印刷させる(制御処理の一例)。この制御は、記憶部18に書き込まれているデバイス情報や、画面35で設定された印刷条件に基づいて行われる。
メインメニューでユーザが「Scan to cell Phone」を選択すると、画面40に遷移する。画面40には、登録されているスキャナのデバイス名と、デフォルトの読取条件とが初期表示される。未だスキャナが登録されていない場合にはデバイス名は非表示となる。
ユーザがスキャナを登録する操作を行っていなくても、スキャナのデバイス名を表示するフィールド40aにその複合機のデバイス名が表示されることになる。
ただし、画面35(図3)に示すように、既にプリンタとして登録されているデバイス2が存在する場合には、スキャナの選択では、複合機をスキャナとして選択しても、その複合機をプリンタとして登録することは行わない。これは、本実施形態では先に登録されたプリンタを優先し、スキャナの選択によってユーザが意図せずにプリンタが変更されてしまわないようにするためである。なお、先に登録されたプリンタを優先しないのであれば、選択した複合機をスキャナとして登録するのみならず、プリンタとして登録してもよい。
きる。
ここでスキャナを制御するとは、読取条件に基づいて原稿の読取速度や読取解像度を設定するコマンドなどをスキャナに出力して原稿の読み取りを行わせることをいう。
うメニューが表示される。ユーザが「Email As JPEG」や「Email As PDF」を選択した場
合には、JPEG形式あるいはPDF形式に変換された画像が添付された状態のEmail作
成画面43に遷移する。このEmail作成画面43はデバイス制御プログラムとは別のアプ
リケーションによって表示される画面である。
一方、ユーザが「Save To Photo Albums」を選択した場合には、保存先のアルバムを選択するための図示しない画面が表示された後、そのアルバムに保存が行われて画面41に戻る。
次に、上述した「プリンタの登録処理」について説明する。ここでは通信ネットワーク5に接続されているプリンタを検索する処理も含めて「プリンタの登録処理」として説明する。
S101では、デバイス制御プログラムを実行する制御部11(以下、単に「デバイス
制御プログラム」という)は、通信ネットワーク5に接続されているプリンタ(第1の機能の一例)を検索する(第1の選択処理の一例)。
そして、デバイス制御プログラムのプログラムコードには制御可能なプリンタ機能を備えるデバイスのデバイス名の一覧がハードコーディングされており、デバイス制御プログラムは取得したデバイス情報に含まれるデバイス名が一覧になければ制御不能なプリンタであると判定し、RAMからデバイス情報を削除する。よって、RAMには、デバイス制御プログラムが制御可能なプリンタのデバイス情報が記憶されることになる。なお、新たに制御可能なデバイスが増えた場合には通信ネットワーク5を介して一覧がアップデートされるようにしてもよい。
S103では、デバイス制御プログラムはプリンタが検索されなかったことを表すメッセージを表示部15に表示して処理を終了する(第1の選択処理の一例)。
S105では、デバイス制御プログラムはユーザがいずれかのプリンタを選択するまで待機する(第1の選択処理の一例)。なお、プリンタが一つしかない場合は、この選択は「指定」と言い換えることもできる。
S107では、デバイス制御プログラムは選択されたプリンタがスキャナ機能を備えているか否か(すなわちプリンタが複合機であるか否か)をデバイス情報に基づいて判定し、備えている場合はS108に進み、備えていない場合はS108〜S109までの処理をスキップしてS110に進む(登録処理、判定処理、第1の判定処理の一例)。
具体的には例えば、デバイス制御プログラムのプログラムコードには制御可能なスキャナ機能を備えるデバイスのデバイス名の一覧がハードコーディングされており、デバイス制御プログラムはS106で取得したデバイス情報に含まれるデバイス名が一覧にあれば制御可能なスキャナであると判定し、一覧になければ制御不能なスキャナであると判定する。
デバイス制御プログラムは、制御可能な場合はS109に進み、制御不能な場合はS110に進む(登録処理の一例)。
以上説明した本発明の実施形態1に係るデバイス制御プログラムによると、ユーザがプリンタを選択した場合に、そのプリンタをプリンタとして登録するのみならず、そのプリンタがスキャナ機能を備えている場合にはそのプリンタ(すなわち複合機)をスキャナとしても登録する。
このように、このデバイス制御プログラムによると、プリンタ機能とスキャナ機能とを備えるデバイスを機能毎に個別に携帯電話1に登録する場合に、ユーザはデバイスの選択を一度だけ行えばよいので、機能毎にデバイスを選択する場合に比べてユーザの負担を軽減できる。
このデバイス制御プログラムによると、プリンタがスキャナ機能を備えていることを条件としてそのプリンタをスキャナとして登録するので、選択されたプリンタがスキャナ機能を備えていないにもかかわらずそのプリンタがスキャナとして登録されてしまうことを低減できる。
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図8によって説明する。
実施形態1ではプリンタ、スキャナとも1台のみ登録可能である場合を例に説明したが、実施形態2では複数台のプリンタ、及びスキャナを登録可能である。実施形態2では、デバイス制御プログラムは登録されているプリンタのうちいずれか1台のプリンタを「通常使用するプリンタ(プリンタ機能の実行に使用するデバイス)」として排他的に設定し、「通常使用するプリンタ」として設定されているプリンタを制御して画像を印刷させる。スキャナについても同様である。
移図である。画面55(実施形態1の画面35に相当する画面)においてフィールド55aに表示されるデバイス名は、単に登録されているプリンタのデバイス名ではなく、登録されているプリンタのうち「通常使用するプリンタ」として設定されているプリンタのデバイス名である。前述したようにデバイス制御プログラムは「通常使用するプリンタ」として設定されているプリンタを制御して画像を印刷させる。
S202では、デバイス制御プログラムは選択されたプリンタ(すなわち複合機)を、スキャナ機能を実行するためのデバイスとして登録するとともに、そのプリンタ(すなわち複合機)を、「通常使用するスキャナ」として排他的に設定する(第2の設定処理の一例)。
本実施形態では複数のプリンタを登録可能な構成であるが、プリンタは一台のみ登録する構成であってもよい。その場合、S205の処理の代わりにS110の処理が実行される。
次に、本発明の実施形態3を図9によって説明する。
実施形態3は、実施形態2の変形例であり、選択されたプリンタがスキャナ機能を備えており、そのプリンタ(すなわち複合機)をスキャナとしても登録する場合に、既に他のスキャナが「通常使用するスキャナ」として設定されていても、新たに登録したスキャナを「通常使用するスキャナ」として排他的に設定する。
実施形態3に係る「プリンタの登録処理」はその他の点において実施形態2に係る「プリンタの登録処理」と実質的に同一である。
次に、「通常使用するデバイス」の変更処理について図10によって説明する。
前述したように実施形態2及び実施形態3では登録されているプリンタの中から「通常使用するプリンタ」をユーザが変更することができる。また、スキャナについても登録されているスキャナの中から「通常使用するスキャナ」をユーザが変更することができる。
具体的には、デバイス制御プログラムは、「通常使用するプリンタ」をユーザが変更した場合には、変更後のプリンタがスキャナとしても登録されているか否か(スキャナ機能を実行するためのデバイスとして登録されているデバイスのデバイス情報の中に、そのプリンタのデバイス名と一致するデバイス名があるか否か)を判定し(第4の判定処理の一例)、登録されている場合には、そのプリンタ(すなわち複合機)を、「通常使用するスキャナ」としても設定する(第4の設定処理の一例)。
S302では、デバイス制御プログラムは選択されたプリンタのデバイス情報を記憶部18から取得する。前述したように、登録されたプリンタ及びスキャナのデバイス情報は全て記憶部18に記憶されている。
S306では、デバイス制御プログラムは、S301で選択されたプリンタ(すなわちプリンタ、又は複合機)を「通常使用するプリンタ」として排他的に設定する。
スキャナ」として設定されている場合はS301で選択されたプリンタ(すなわち複合機)を「通常使用するスキャナ」として設定しない構成であるが、S301で選択されたプリンタ(すなわち複合機)を「通常使用するスキャナ」として設定する構成であってもよい。その場合、S304の判断を削除すればよい。
一つの機能について登録されている1以上のデバイスのうちユーザが選択したデバイスを当該一つの機能の実行に通常使用するデバイスとして設定した場合、ユーザはそのデバイスを他の機能の実行にも使用する可能性が高いといえる。なぜなら、例えば最新のデバイスを新たに設置し、前記一つの機能について当該最新のデバイスを当該一つの機能の実行に使用するデバイスとして設定した場合、他の機能についてもユーザはその最新のデバイスを使用したいと考えることが想定されるからである。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
そして、1以上の当該機種の複合機の中からいずれかが選択された場合に、デバイス制御プログラムはその複合機を、プリンタ機能を実行するためのデバイス、及びスキャナ機能を実行するためのデバイスとして登録してもよい。
なお、この場合は機種が特定されているので、デバイス制御プログラムはその複合機がプリンタ機能やスキャナ機能を備えているか否かを予め知っているはずである。したがって、その場合は複合機がプリンタ機能やスキャナ機能を備えているか否か、あるいはデバイス制御プログラムがそれらの機能を制御可能であるか否かを判定することなく登録して
もよい。
2・・・デバイス
2a、2b・・・複合機
2c、2d・・・プリンタ
2e、2f・・・スキャナ
3・・・基地局
4・・・無線LANルータ
5・・・通信ネットワーク
11・・・制御部
12・・・送受信部
13・・・音声入出力部
14・・・無線通信部
15・・・表示部
16・・・操作部
17・・・撮像部
18・・・記憶部
Claims (7)
- 操作部、記憶部、及び表示部を備える端末装置の制御部により実行されるデバイス制御プログラムであって、
前記制御部に、
第1機能及び第2機能の1つを選択する選択操作を前記操作部から受け付ける第1機能選択処理と、
前記第1機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの選択操作を前記操作部から受け付けるデバイス選択処理と、
前記デバイス選択処理で受け付けたデバイスを前記記憶部に記憶する記憶処理と、
前記記憶処理の後、前記第1機能及び前記第2機能の1つを選択する選択操作を前記操作部から受け付ける第2機能選択処理と、
前記第1機能選択処理で受け付けた機能と前記第2機能選択処理で受け付けた機能が同じであり、かつ、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの選択操作を受け付けていない場合、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの候補として、前記記憶処理で記憶されたデバイスを示す内容を前記表示部に表示する一方、前記第1機能選択処理で受け付けた機能と前記第2機能選択処理で受け付けた機能が異なり、かつ、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの選択操作を受け付けていない場合、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの候補として、前記記憶処理で記憶されたデバイスを示す内容を前記表示部に表示する表示処理と、
を実行させる、デバイス制御プログラム。 - 請求項1に記載のデバイス制御プログラムであって、
前記表示処理は、前記第1機能選択処理で受け付けた機能と前記第2機能選択処理で受け付けた機能が異なり、かつ、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの選択操作を受け付けていない場合であって、前記記憶部に記憶されたデバイスが前記第1機能及び前記第2機能を備えている場合に、当該デバイスを示す内容を表示する、デバイス制御プログラム。 - 請求項1又は請求項2に記載のデバイス制御プログラムであって、
前記表示処理は、前記記憶部に記憶されたデバイスが前記第2機能選択処理で受け付けた機能を備えていない場合は、当該デバイスを示す内容を表示しない、デバイス制御プログラム。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデバイス制御プログラムであって、
前記記憶処理は、前記デバイス選択処理で受け付けたデバイスとは異なるデバイスが前記記憶部に既に記憶されている場合、当該デバイスに追加して前記デバイス選択処理で受け付けたデバイスを前記記憶部に記憶し、
前記表示処理は、前記追加して記憶したデバイスを示す内容を表示する、デバイス制御プログラム。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデバイス制御プログラムであって、
前記記憶処理は、前記デバイス選択処理で受け付けたデバイスとは異なるデバイスが前記記憶部に既に記憶されている場合、当該デバイスに代えて前記デバイス選択処理で受け付けたデバイスを前記記憶部に記憶する、デバイス制御プログラム。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のデバイス制御プログラムであって、
前記表示処理は、前記デバイスを示す内容として、前記記憶処理で記憶されたデバイスのデバイス名を表示する、デバイス制御プログラム。 - 操作部、記憶部、表示部、及び制御部を備える端末装置であって、
前記制御部は、
第1機能及び第2機能の1つを選択する選択操作を前記操作部から受け付ける第1機能選択処理と、
前記第1機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの選択操作を前記操作部から受け付けるデバイス選択処理と、
前記デバイス選択処理で受け付けたデバイスを前記記憶部に記憶する記憶処理と、
前記記憶処理の後、前記第1機能及び前記第2機能の1つを選択する選択操作を前記操作部から受け付ける第2機能選択処理と、
前記第1機能選択処理で受け付けた機能と前記第2機能選択処理で受け付けた機能が同じであり、かつ、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの選択操作を受け付けていない場合、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの候補として、前記記憶処理で記憶されたデバイスを示す内容を前記表示部に表示する一方、前記第1機能選択処理で受け付けた機能と前記第2機能選択処理で受け付けた機能が異なり、かつ、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの選択操作を受け付けていない場合、前記第2機能選択処理で受け付けた機能を実行するデバイスの候補として、前記記憶処理で記憶されたデバイスを示す内容を前記表示部に表示する表示処理と、
を実行する、端末装置。
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