JP5675917B1 - 機器の選択システム、機器選択装置、機器選択プログラム - Google Patents

機器の選択システム、機器選択装置、機器選択プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数ユーザーが一又は複数台の制御対象機器を効率的に使用可能な選択システムを提供する。【解決手段】複数のMFPとサーバーをネットワークで接続し、ユーザーの指示シグナルで、特定MFPに対し特定ユーザーに使用権限を取得させる選択システムは、複数のMFPに対し指示シグナルを発する複数ユーザーを撮影する撮影部と、撮影情報で指示シグナルを発する各ユーザーを特定するユーザー特定部と、撮影したユーザーの向きでMFPを特定する機器特定部と、ユーザーの指示シグナルを受け取り、指示シグナルを判別するシグナル判別部と、撮影されたユーザー毎、同じ指示項目について異なるシグナル内容を設定する指示シグナル設定部と、シグナル判別部で判別した指示シグナルと、指示シグナル設定部で設定した指示項目とシグナル内容で、ユーザー特定部で特定したユーザーに対し、当該ユーザーが特定したMFPに使用権限を取得させる制御部を有する。【選択図】図1

Description

この明細書に記載の実施形態は、複数の機能を備えた複合機(MFP)等の複数の情報処理機器を制御対象機器とし、複数人のユーザーが空間ハンド・ジェスチャー等の手法を用いて特定の制御対象機器に使用権限を取得させる技術に関する。
従来、一人の操作者が複数の機器の中から一つの機器を選択してON−OFF等の制御を行うために、当該制御対象となる機器を選択する選択手法と、選択した制御対象機器の操作手法として、空間ハンド・ジェスチャーを利用する方法が提案されている(特許文献1)。
これらの手法は、操作者が行う空間ハンド・ジェスチャーをカメラにより取り込み、画像処理により操作者がどの機器を選択したかを認識する。これらの制御対象機器は、照明器具、カーテンの開閉駆動部、CDプレイヤー、テレビ、ビデオであり、種類の異なる機器を一人の操作者で操作するもので、その操作者を選ばない。
このため、複数の操作者が自己のためだけに特定の制御対象機器を使用し、他の操作者の使用を排除することはできない。
特開2009−037434号公報
本発明の目的は、このような従来の選択方法に鑑み、複数のユーザーにより一台または複数台の制御対象機器を効率的に使用できる機器の選択システム、機器選択装置、機器選択プログラムを提供することにある。
本実施形態に係る機器の選択システムは、少なくとも複数の制御対象機器と、サーバーとをネットワークを介して接続し、ユーザーから発する指示シグナルに基づいて、特定の制御対象機器に対して特定のユーザーに使用権限を取得させる機器の選択システムに関する。
この機器の選択システムは、前記複数の制御対象機器に対して指示シグナルを発する複数のユーザーを撮影する撮影部と、前記撮影部で撮影した撮影情報に基づいて指示シグナルを発する各ユーザーを特定するユーザー特定部と、前記撮影部で撮影したユーザーの向きに基づいて制御対象機器を特定する機器特定部と、ユーザーの発する指示シグナルを受け取って、指示シグナルを判別するシグナル判別部と、前記撮影部で撮影されたユーザー毎に、同じ指示項目について異なるシグナル内容を設定する指示シグナル設定部と、前記シグナル判別部で判別した指示シグナルと、前記指示シグナル設定部で設定した指示項目とシグナル内容とに基づいて、前記ユーザー特定部で特定したユーザーに対し、当該ユーザーが特定した制御対象機器に使用権限を取得させる制御部と、を有する。
本実施形態による機器の選択システムの全体構成を示す図。 図1の機器の正面図。 図2の撮影部の詳細図。 図1に示すサーバーの制御ブロック図。 図4に示すサーバーによる初期処理の流れを示すフローチャート。 図5の呼出処理の流れを示すフローチャート。 図5の選択処理の流れを示すフローチャート。 図5の操作処理の流れを示すフローチャート。 ジェスチャーの定義の一例を示す図。 ユーザー毎の各制御対象機器に対するジェスチャーの定義の一例を示す図。
以下、実施形態の機器の選択システムを図面に基づいて説明する。
図1は機器の選択システムの全体構成を示す図、図2は機器の正面図である。
図1において、制御対象機器群10を構成する複数の情報処理機器11、12、13と、複数のパーソナルコンピュータ(PC)31、32、33と、サーバー40と、外部カメラ群60を構成する複数のカメラ61、62をネットワーク70に接続している。
複数の情報処理機器11、12、13は、例えばスキャナー機能と、プリンタ機能と、Webブラウザ機能、FAX機能等の複数の機能を備えた複合機(MFP)として以下説明する。また、複数のMFP11、12、13は例えばオフィス内の一か所にまとめて配置しても、適当な箇所に点在して配置してもよい。さらに、全てのMFPは同一機能を備えたものでなくてもよく、例えば一台のMFPのみが消色性のトナーと非消色性のトナーの両方を別々に収容する現像器を備えた構成としてもよい。
MFP11、12、13は、図2に示すように、本実施形態において、装置本体に、画像形成部14、印刷用紙を格納する用紙格納部15、画像形成部14に用紙格納部15の用紙を搬送し、機外に排出する用紙搬送部16を配置している。また、装置本体には、自動原稿供給部17からの原稿、および原稿台ガラスに載置した原稿を読み込むスキャナー部18、操作部および表示部を備えた操作パネル19、空間ハンド・ジェスチャー等の操作者のジェスチャーを認識するジェスチャー認識部20、ネットワークインタフェース21、スピーカー22、カード認証部23を備えている。
操作パネル19は、MFP11(12、13)の操作を行うもので、例えばネットワーク印刷の場合には、ジョブが一旦キューに格納される。ユーザーは、前記キューに貯まったジョブを操作パネル19の操作によりリリースする。この印刷ジョブを一旦キューに貯める機能は、情報漏洩の防止手段として有効である。つまり、一旦貯めずにジョブを受け取った途端に印刷を開始する場合、印刷済みの印刷物をMFPの排紙部に長時間放置している状態があると、その間に第三者の目に触れるおそれがある。このため、操作者が選択したMFPのカード認証部23に自己の認証カードをかざすと、サーバー40に一旦貯めてあった当該操作者の印刷ジョブが当該選択したMFPから印刷される。図1では、D操作者84が例えば自己の認証カードをカード認証部に23にかざし、プリントアウトされるのを待っている状態を示す。
一方、PC31、32、33の置かれた机に向かって着席する操作者81、82、83と、MFP11、12、13とは、MFP11、12、13のジェスチャー認識部20によるA〜C操作者81、82、83のハンド・ジェスチャーの認識が可能な範囲として、例えば数m〜数十mの範囲内に位置する。Aユーザー81とPC31、Bユーザー82とPC32、Cユーザー83とPC33とは関連付けられており、PC31〜33から印刷のためのデータはサーバー40に記憶される。
ジェスチャー認識部20は、支柱201の上端部に設けた水平バー202に、カラーカメラ203と、撮影画像の奥行を認識する赤外線カメラ204とを設ける。また、支柱201の上端に、通知ランプ205を設けている。MFPのジェスチャー認識部20がジェスチャーを検知すると、当該MFPの通知ランプ205が点灯等により操作者に制御対象機器であるMFPに対する制御状態を通知する。例えば、呼び出し対象であることを示す場合、操作対象として選択されたことを示すように、ランプを光らせる。本実施形態において、通知ランプ205は、呼び出し対象である場合には点滅、選択状態の場合には点灯、待機状態では消灯させる。その際、スピーカー22を通じて音声により制御状態を通知してもよい。
カラーカメラ203と赤外線カメラ204は広角度の範囲でオフィス内を撮影し、一度に複数の操作者81〜83の顔認証を可能とする。なお、ジェスチャー認識部20は、図3に示すように、MFP11〜13とは別に設置できる構成としてもよく、例えば基台207に支柱201を設け、支柱201の上部に取り付けた水平バー202にマイク206をさらに設けた構成としている。マイク206は操作者の音声認識を行うために使用される。
本実施形態において、各MFPにジェスチャー認識部20を配置することにより、操作者81〜83が操作権限を取得したいMFPに向いてジェスチャーを行うと、当該MFPのカメラ203、204により取得の意思があることを確実に認識することができる。カラーカメラ203は操作者81〜83の顔認識のための動画データを取得する。に操作者を動画として撮影し、赤外線カメラ204は被写体の奥行およびジェスチャーの特定のためのデータを取得する。
また、外部カメラ群50を構成する複数のカメラ51,52をオフィスの天井や壁、パソコン31、32,33等に適宜配置し、操作者を撮影することにより、ジェスチャー認識部20のカメラと同様の認識を行わせ、あるいはジェスチャー認識部20の補助として使用することができる。
サーバー40は、図4に示すように、プロセッサ41、記憶部42、ディスプレイ431およびスピーカー22を有する出力部43、入力部44、ネットワークインタフェース部45、複数操作者の個人特定部46、複数同時ジェスチャー検出部47、ジェスチャー判別部48、機器選択可否判断部49、機器選択完了通知部50、ジェスチャーに応じた機器操作部51をライン52に接続する。
プロセッサ41は、サーバー40における各種の判断を行い、各部に指示を出す。記憶部42は、プロセッサ41が制御に用いる情報を格納する。入力部44は、ユーザーインタフェースの入力部であり、Aユーザー81〜Cユーザー83の操作するキーボード441およびマウス442からの操作を受け付ける。出力部43のディスプレイ431はユーザーインタフェースの出力部であり、ユーザーに情報を表示する。ネットワークインタフェース部45は、制御対象機器であるMFP11〜13とネットワーク70との情報の入出力を行い、制御対象機器群10の各MFP11〜13と、外部カメラ群60の各カメラ61,62とが接続される。
複数操作者の個人特定部46は、カメラからの撮影情報、マイクからの音声情報と、予め登録している各ユーザー81〜83の顔画像情報と音声情報に基づいて、顔認識処理や音声認識処理によりユーザーを特定する。
複数同時ジェスチャー検出部47は、リアルタイムで複数のユーザーのジェスチャーを同時に検出する。
ジェスチャー判別部48は、画像処理されたユーザーが行う例えばハンド・ジェスチャーより、ジェスチャーの内容が「機器の呼出」、「機器の選択」、「機器の操作」なのかを判別する。判別には、図9に示すように、ハンド・ジェスチャーの動作と制御対象機器が制御される定義と、図10に示すように、複数のA〜Cユーザー毎、制御対象機器(MFP)11〜13毎に異なるジェスチャーを対応して操作内容を定義づけた対応表が用いられる。図10において、呼出、選択、操作の各制御項目において、ジェスチャーの内容が異なっても、ユーザーが異なれば同じ制御が実行される。
機器選択可否判断部49は、制御対象機器が呼出や選択ができる状態に有るか否かを判断する。
機器選択完了通知部50は、ジェスチャーにより選択を完了した制御対象機器があることをユーザーに通知するもので、例えば図2に示す通知ランプ205、スピーカー22が相当し、通知ランプ205の点滅・点灯、あるいはスピーカー22からの「○○さん、操作可能です」といった内容の音声を流すように指示を出す。
ジェスチャーに応じた機器操作部51は、制御対象機器であるMFP11〜13に対し、ジェスチャーに応じて定義される制御内容をMFP11〜13に指示する。
次に、サーバー40による機器の選択システムの初期処理を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
サーバー40のプロセッサ41は、ネットワークインタフェース部45を介して制御対象機器群10の各ジェスチャー認識部20および外部カメラ群60からの動画画像を受信し(ACT1)、ACT2に進む。
ACT2において、プロセッサ41は、ジェスチャーを検出したかどうかを判断し、ジェスチャーを検出するとACT3に進む。
ACT3において、プロセッサ41は、複数操作者の個人特定部46を用いてジェスチャーを行っているユーザー数を特定し、ACT4に進む。
ACT4において、プロセッサ41は、ユーザーがゼロ(0)であるかどうかを判断し、ゼロでなければACT5に進み、ゼロであればACT1に戻る。
ACT5において、複数のユーザーが存在する場合、これらユーザーのジェスチャーが制御対象機器の呼出であるかどうかを判断する。呼出ジェスチャーであれば、ACT6に進んで制御対象機器の呼出処理を行い、呼出処理でなければACT7に進む。
ACT7では、選択ジェスチャーであるかどうかを判断し、選択ジェスチャーであればACT8に進んで制御対象機器の選択処理を行い、選択ジェスチャーでなければACT9に進んで制御対象機器の操作処理を行う。そして、ACT6、ACT8、ACT9の処理が終了するとACT4に戻る。
図5のACT6に示す呼出処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。
呼出処理が開始されると、ACT21において、プロセッサ41は、カメラの撮影情報から、誰がどの制御対象機器を呼び出しているかを特定し、ACT22に進む。ここで、制御対象機器の特定は、例えば特定されるユーザーの顔の向きが制御対象機器に向いているかどうか、また特定されるユーザーのジェスチャーが制御対象機器を指しているか、で判断される。呼出対象の制御対象機器は1つに限定されてもよく、またその近辺の複数の機器を対象としてもよい。これは、システム全体の設定によって振る舞いを変更することができる。また、ユーザーを特定するための判別は、顔認識、あるいはカメラの位置と角度、座席表からジェスチャーを行っているユーザーを特定する。
ACT22において、プロセッサ41は、特定した制御対象機器の機器状態を当該制御対象機器に問い合わせ、ACT23に進む。
ACT23において、機器状態が呼出実行条件を満たしている場合には、ACT24に進んで呼出応答指示を当該制御対象機器に指示し、ACT25に進む。呼出応答指示としては、呼出を意味するようにパトロールランプを点滅させ、あるいは呼出を意味する音声をスピーカー22から出力する。
また、ACT23において呼出実行条件を満たしていなければ本処理動作を終了する。呼出実行条件を満たしていない場合としては、例えば制御対象機器が既に他のユーザーによって使われている(操作中)場合が例示できる。
ACT25において、プロセッサ41は、ストレージに一時情報を記録する。例えば、呼出指示を行った制御機器番号、ユーザーの番号、機器状態=「呼出中」をストレージに記録し、本呼出処理を終了する。
図5のACT8に示す選択処理を図7のフローチャートに基づいて説明する。
選択処理が開始されると、ACT31において、プロセッサ41は、カメラの撮影情報から、誰がどの制御対象機器を選択しているかを特定し、ACT32に進む。特定方法は呼出処理の場合と同様である。
ACT32において、プロセッサ41は、ストレージから一時保管した制御対象機器群の記録情報を問い合わせ、ACT33に進む。
ACT33では、問い合わせの結果、特定した制御対象機器の記録が存在し、その機器状態が「呼出中」で有る場合には、ACT34に進み、機器状態が選択済みである場合には本選択処理を終了する。
ACT34において、プロセッサ41は、選択応答指示を選択された制御対象機器に指示し、ACT35に進む。
ACT35において、プロセッサ41は、ストレージに一時情報を記録する。例えば呼出指示を行った制御対象機器番号、ユーザーの番号、機器状態が「選択済み」をストレージに記録する。また、選択応答指示を受け取った制御対象機器は、選択済みを意味するようにパトロールランプを点灯させ、または選択済みを意味する音声をスピーカー22から出力して本選択処理を終了する。
図5のACT9に示す操作処理を図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
操作処理が開始されると、プロセッサ41は、カメラの撮影情報から、だれがどの制御対象機器を操作しようとしているかを特定し、ACT42に進む。特定方法は呼出処理の場合と同様である。
ACT42において、プロセッサ41は、ストレージから保管した制御対象機器群の記録情報を問い合わせ、ACT43に進む。
ACT43において、特定した制御対象機器の記録が存在し、その機器状態が「選択済み」であれば、ACT44に進み、そうでなければ本操作処理を終了する。
ACT44において操作指示を特定した制御対象機器に指示し、ACT45に進む。
ACT45において、プロセッサ41は、特定された制御対象機器の操作が終了すると、操作実行終了通知を受け取り、ACT46に進む。
ACT46において、プロセッサ41は、ストレージに一時記録されていた情報を削除し、本操作処理を終了する。
図5に示す処理について、図9を参照して説明する。図9は空間ハンド・ジェスチャーと、実際に行う操作との関連を定義した情報で、空間ハンド・ジェスチャーに対し、操作を一意に割り付けている。
例えばAユーザー81が複数のMFP11、12、13を使用してサーバー40に記憶している例えばAユーザー81の印刷情報を印刷させようとした場合、どのMFPが使用可能であるか否かが不明であるため、取り敢えず例えばMFP11とMFP12を使用候補として呼び出すために、例えば、Aユーザー81は自席から手を振ることで少し離れたところに配置された複数の制御対象機器であるMFP11MFP12の呼び出しを行う。呼び出された複数のMFP11とMFP12は、応答を返し(通知ランプ205を点滅させる)、次にユーザーはMFP11を指差して指定すると、選択処理が実行され、指定されたMFP11は通知ランプ205を点灯し、選択されなかったMFP12は通知ランプ205を消灯する。
Aユーザー81はMFP11を選択したので、Aユーザー81は指定したMFP11に操作実行の空間ハンド・ジェスチャー(親指を立てる)を行うことにより、操作処理が実行され、サーバー40はMFPを介してAユーザー認証カードから認証情報を受け取ると、キューに貯まっている印刷ジョブを当該MFP11から印刷させる。
本実施形態では、複数のユーザー81、82、83が複数のMFP11、12、13について選択できるように、図10に示すように空間ハンド・ジェスチャーを割り振っている。
ここで、Aユーザー81とBユーザー82が同じMFP11を呼び出し、選択しても、Aユーザー81がプリント機能、Bユーザー82がスキャナー機能を使用しようとする場合には、複数の機能について新たにジェスチャーを割り振れば、同時にMFP11を使用することが可能となる。
また、MFP13のみが消色トナーを収容した現像器を備えている場合、Aユーザー81とBユーザー82が消色印刷機能の使用について競合した場合、優先順位を決めておけば、例えばCユーザー83が割り込むことを防止することができる。
ジェスチャー認識部20は、複数の制御対象機器を使用する意思を示しているユーザーを特定するために、カメラによりユーザーの顔を撮影する役割と、ユーザーがサーバー40と対話しながら発する呼出、選択、操作指示のシグナルとしての空間ハンド・ジェスチャーをカメラにより読み取る役割を有する。
本実施形態では、機器の呼出から選択を経て印刷操作のために、ユーザーが自らの手を利用した空間ハンド・ジェスチャーを例えば図10に示すように、3段階に分けて使用し、またカメラを用いてユーザーの特定を行っているが、呼出、選択、操作指示のシグナルは空間ハンド・ジェスチャーに限られることはなく、例えば、近赤外線発光素子を用いたリモコン装置を使用し、ジェスチャー認識部20にリモコン装置の受光部を設けれ、リモコン装置からユーザーを特定する情報と共に、呼出指示、選択指示、操作指示等の各種の指示シグナルを出力するようにしてもよい。
本実施形態によれば、一台又は複数台の制御対象機器を複数のユーザー毎に定義付けされた空間ハンド・ジェスチャーといった指示媒体を利用して使用権限を同時に独立して取得することが可能となった。そして、使用権限を取得した制御対象機器、あるいは機能を操作して、所望の動作を行わせることができる。例えば印刷ジョブの実行は、それぞれのユーザーの貯まっているジョブだけをリリースして印刷することができる。
また、図1のDユーザー84が操作パネル上のボタン操作により操作を既に行っていたり、ある一人のユーザーが空間ハンド・ジェスチャーの実行により操作中の場合には、他のユーザーが当該MFPあるいは当該機能を空間ハンド・ジェスチャーにより利用することができない。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
上記した実施形態は一例を示すもので、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。特許請求の範囲によって示す技術的事項の解釈は明細書本文になんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
11〜13 情報処理機器(MFP)
20 ジェスチャー認識部
31〜33 パーソナルコンピュータ(PC)
40 サーバー
70 ネットワーク
81〜84 ユーザー

Claims (9)

  1. 少なくとも複数の制御対象機器と、サーバーとをネットワークを介して接続し、ユーザーから発する指示シグナルに基づいて、特定の制御対象機器に対して特定のユーザーに使用権限を取得させる機器の選択システムであって、
    前記複数の制御対象機器に対して指示シグナルを発する複数のユーザーを撮影する撮影部と、
    前記撮影部で撮影した撮影情報に基づいて指示シグナルを発する各ユーザーを特定するユーザー特定部と、
    前記撮影部で撮影したユーザーの向きに基づいて制御対象機器を特定する機器特定部と、
    ユーザーの発する指示シグナルを受け取って、指示シグナルを判別するシグナル判別部と、
    前記撮影部で撮影されたユーザー毎に、同じ指示項目について異なるシグナル内容を設定する指示シグナル設定部と、
    前記シグナル判別部で判別した指示シグナルと、前記指示シグナル設定部で設定した指示項目とシグナル内容とに基づいて、前記ユーザー特定部で特定したユーザーに対し、当該ユーザーが特定した制御対象機器に使用権限を取得させる制御部と、
    を有する機器の選択システム。
  2. 前記指示シグナルは空間ハンド・ジェスチャーであることを特徴とする請求項1に記載の機器の選択システム。
  3. 前記複数の制御対象機器は、ユーザーの認証カードを認識するユーザー認識部を有し、前記制御部は、使用権限を取得した制御対象機器のユーザー認識部が使用権限を有するユーザーを認識すると、前記サーバーに記憶している使用権限を有するユーザーのデータを出力することを特徴とする請求項1または2に記載の機器の選択システム。
  4. 前記制御対象機器は、少なくともスキャナー機能とプリント機能とを備えた複合機であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の機器の選択システム。
  5. 前記制御部は、前記シグナル判別部で判別した指示シグナルに基づいて、先ず前記機器特定部で特定した1または複数の制御対象機器が使用候補を決める呼出指示であるかどうかを判断し、次いで呼出済みの場合には指示シグナルが制御対象機器を選択する選択指示であるかどうかを判断し、選択指示の場合に当該選択された制御対象機器に使用権限を取得させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の機器の選択システム。
  6. 少なくとも複数の制御対象機器とネットワークを介して接続されており、ユーザーから発する指示シグナルに基づいて、特定の制御対象機器に対して特定のユーザーに使用権限を取得させる機器選択装置であって、
    前記複数の制御対象機器に対して指示シグナルを発する複数のユーザーが撮影された情報に基づいて、指示シグナルを発する各ユーザーを特定するユーザー特定部と、
    撮像されたユーザーの向きに基づいて、制御対象機器を特定する機器特定部と、
    撮影されたユーザーの指示シグナルを受け取って、該指示シグナルを判別するシグナル判別部と、
    撮影されたユーザー毎に、同じ指示項目について異なるシグナル内容を設定する指示シグナル設定部と、
    前記シグナル判別部で判別した指示シグナルと、前記指示シグナル設定部で設定した指示項目とシグナル内容とに基づいて、前記ユーザー特定部で特定したユーザーに対し、当該ユーザーが特定した制御対象機器に使用権限を取得させる制御部と、
    を有する機器選択装置。
  7. 前記制御部は、前記シグナル判別部で判別した指示シグナルに基づいて、先ず前記機器特定部で特定した1または複数の制御対象機器が使用候補を決める呼出指示であるかどうかを判断し、次いで呼出済みの場合には指示シグナルが制御対象機器を選択する選択指示であるかどうかを判断し、選択指示の場合に当該選択された制御対象機器に使用権限を取得させる、請求項6に記載の機器選択装置。
  8. ユーザーから発する指示シグナルに基づいて、特定の制御対象機器に対して特定のユーザーに使用権限を取得させる処理を、少なくとも複数の制御対象機器とネットワークを介して接続されている機器選択装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記複数の制御対象機器に対して指示シグナルを発する複数のユーザーが撮影された情報に基づいて、指示シグナルを発する各ユーザーを特定し、
    撮像されたユーザーの向きに基づいて、制御対象機器を特定し、
    撮影されたユーザーの指示シグナルを受け取って、該指示シグナルを判別し、
    撮影されたユーザー毎に、同じ指示項目について異なるシグナル内容を設定し、
    判別された前記指示シグナルと、設定された前記指示項目と前記シグナル内容とに基づいて、特定された前記ユーザーに対し、当該ユーザーが特定した制御対象機器に使用権限を取得させる
    処理を、前記機器選択装置に実行させるための機器選択プログラム。
  9. 判別された指示シグナルに基づいて、
    先ず特定された1または複数の制御対象機器が使用候補を決める呼出指示であるかどうかを判断し、
    次いで呼出済みの場合には指示シグナルが制御対象機器を選択する選択指示であるかどうかを判断し、
    選択指示の場合に当該選択された制御対象機器に使用権限を取得させる
    処理を、前記機器選択装置に実行させるための請求項8に記載の機器選択プログラム。
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