JP5609415B2 - タイヤ空気圧モニターの故障判別装置及びその故障判別方法 - Google Patents
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Description
図1を参照して、本発明の実施の形態に係わるタイヤ空気圧モニター及び故障判別装置を含むシステム全体の構成を説明する。このシステムは、自動車のタイヤ空気圧を常時モニタリングするタイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS)である。このTPMSは、まず、各タイヤ5やホイール内部にセンサー(送信機2)を搭載し、タイヤ5の空気圧や温度を検知し、車体1に搭載された受信機3へ電波で空気圧情報や状態コード等を送信する。そして、空気圧が基準外になっている場合は警報を発する、いわゆる直接式TPMSである。
するアンテナ10と、アンテナ10が受信した電波から所定の周波数成分を抽出するフィルタ11と、抽出された電波の振幅の絶対値を増幅する増幅器12と、増幅された電波の波形を整える検波/発振回路13と、整形された電波の電界強度(電波強度の一例)を検出する電界強度検出回路15と、認識閾値以上の電界強度が流れた場合に電界強度を信号へ変換する信号出力回路16と、検波/発振回路13へ電力を供給する電源回路14とを備える。
うに、A位置〜C位置を車両位置として設定する。A位置は、電界強度が妨害電波検出閾値(妨害電波を検出する下限値)Vaを超えた時の車両位置である。C位置は、妨害電波検出閾値Va以上の電界強度が継続する期間(10分間)において、A位置から最も離れた車両位置である。B位置は、A位置〜C位置の間で最も電界強度が強くなる車両位置である。A位置〜C位置における電界強度をそれぞれVa(妨害電波検出閾値)、Vb、Vcとする。図7(d)は、xy座標上における車両の走行軌跡TGの一例を示すグラフである。
に異常があると判断して、受信機3の故障を表示器4に表示する。このケースでは、図9(b)に示すように、円Ca〜Ccの交点の集合が交差領域α内に入らない。
これにより、3つ以上の円の交差領域から、電波発信源PEを想定するので、電界強度が変化しても高精度に電波発信源PEを特定できる。
上記のように、本発明は、1つの実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。すなわち、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。
3:受信機
4:表示器
5:タイヤ
6:制御部
8:操舵角センサ(走行状況検出手段)
9:車速センサ(走行状況検出手段)
15:電界強度検出回路(電波強度検出手段)
19:走行位置予測部(車両位置算出手段)
20:電波発信源特定部(電波発信源特定手段)
21:妨害電波/故障判別部(受信機故障判別手段)
Claims (4)
- 車両のタイヤ内に設けられた送信機と、
該送信機が発するタイヤ空気圧情報を含んだ電波を受信する受信機とを含む、タイヤ空気圧モニターの故障判別装置であって、
前記受信機が受信した電波強度を検出する電波強度検出手段と、
前記車両の操舵状態と走行速度を含む走行状況を検出する走行状況検出手段と、
前記走行状況に基づいて、前記車両の時間経過による位置を3つ以上算出する車両位置算出手段と、
前記3つ以上の車両位置で、前記電波強度検出手段で検出した電波強度に反比例する車両位置から電波発信源までの想定距離を各車両位置で求め、更に、前記想定距離が等しい等強度範囲を各車両位置で求め、前記車両位置での等強度範囲が所定の一致状態となる場合に、その一致状態にある等強度範囲を電波発信源として特定する電波発信源特定手段と、
前記電波発信源特定手段による電波発信源の特定有無に基づき、電波発信源を特定できないときに前記受信機の故障と判別する受信機故障判別手段と
を備えることを特徴とするタイヤ空気圧モニターの故障判別装置。 - 前記電波発信源特定手段は、前記等強度範囲を、前記車両位置を中心とする前記距離を半径とした円として表し、前記3つ以上の車両位置において算出した前記円の交差領域が所定の一致状態となることを検出することで電波発信源を特定することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧モニターの故障判別装置。
- 前記電波発信源特定手段は、前記受信機で受信した電波強度が所定値以上となる時期を特定開始時期とし、その特定開始時期での前記車両位置を第1位置とし、その後、所定値以上の電波強度が継続する期間において、前記第1位置から最も離れた位置を第2位置とし、前記所定値以上の電波強度が継続する期間において、最も電波強度が強くなる時の車両位置を第3位置とし、前記第1〜第3位置を中心とする、前記車両位置からの距離を半径とした円が交差する領域が所定の一致状態となることを検出することで、前記電波発信源を特定することを特徴とする請求項2に記載のタイヤ空気圧モニターの故障判別装置。
- タイヤ内に設けられた送信機と、
該送信機が発するタイヤ空気圧情報を含んだ電波を受信する受信機とを含む、タイヤ空気圧モニターの故障判別方法であって、
前記受信機が受信した電波強度を検出し、
車両の操舵状態と走行速度を含む走行状況を検出し、
前記走行状況に基づいて、前記車両の時間経過による位置を3つ以上算出し、
前記3つ以上の車両位置における電波強度に反比例する車両位置から電波発信源までの想定距離を各車両位置で求め、その車両位置からの距離が等しい等強度範囲を各車両位置で求め、
前記各車両位置での等強度範囲が所定の一致状態となる場合に、その一致状態にある等強度範囲を電波発信源として特定し、
前記一致状態にある等強度範囲がなく、電波発信源が特定できないときに前記受信機の故障と判別する
ことを特徴とするタイヤ空気圧モニターの故障判別方法。
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