JP5608968B2 - 作業計画管理装置、作業計画管理方法、及び作業計画管理プログラム - Google Patents

作業計画管理装置、作業計画管理方法、及び作業計画管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5608968B2
JP5608968B2 JP2008269279A JP2008269279A JP5608968B2 JP 5608968 B2 JP5608968 B2 JP 5608968B2 JP 2008269279 A JP2008269279 A JP 2008269279A JP 2008269279 A JP2008269279 A JP 2008269279A JP 5608968 B2 JP5608968 B2 JP 5608968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
information
plan
time
work plan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008269279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010097519A (ja
Inventor
基彦 坂口
基彦 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008269279A priority Critical patent/JP5608968B2/ja
Publication of JP2010097519A publication Critical patent/JP2010097519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5608968B2 publication Critical patent/JP5608968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、作業計画管理装置に関し、特に突発的に発生した飛び込み作業を作業計画登録時に自動的を判定する作業計画管理装置、その方法及びプログラムに関する。
作業の計画的実行を支援する目的で、作業者に担当作業の開始日時、終了日時等の作業計画をスケジューラへ入力させる作業計画管理装置が知られている。特許文献1では、作業者がスケジューラへ作業計画を入力する際に、既存の作業計画と時間が重複していたら、作業の優先度等を考慮して自動的に既存の作業計画の時間をずらす等の特長を有する作業計画管理装置が記載されている。また、非特許文献1には、作業者がスケジューラ上に入力した作業計画の開始日時と終了日時から作業完了に費やした作業時間を算出し、作業時間をプロジェクト単位等に分類して集計表示する作業計画管理装置が知られている。作業者が作業完了に費やした作業時間を詳細に把握できるため、効率の悪い作業や作業時間を投入しているプロジェクト等の発見に利用することができる。非特許文献2には、作業計画を入力する際に、事前に予定された作業(予定作業)か、突発的に発生した飛び込み作業であるか、を作業者に判断させ作業計画に関する属性値として手動で入力させ、作業時間を予定作業と飛び込み作業に分類して集計表示する作業計画管理装置が記載されている。
管理者は、集計表示を参照して、作業者が飛び込み作業に費やした作業時間を詳細に把握することができる。飛び込み作業が発生すると、事前に予定していた作業の着手を延期しなくてはいけない、作業計画を再度調整しなくてはいけない、等の問題が発生するため、作業の期限超過や作業時間の増加など、作業効率低下の原因となっている。したがって、作業者に発生している飛び込み作業の量を管理者が把握することが、作業計画管理の目的である作業効率向上を達成するために重要となる。
特開2006−146530号公報 "TimeTracker FX"、[online]、株式会社デンソークリエイト、[平成20年7月3日検索]、インターネット<URL:http://www.denso-create.jp/service/products/timetrackerFX/index.html> "タイム マネジメント ソリューション"、[online]、Microsoft Corporation、[平成20年7月3日検索]、インターネット<URL:http://www.microsoft.com/japan/business/peopleready/how/timemanage1.mspx>
問題点の一つは、作業計画を入力する際に、作業が予定作業であるか、飛び込み作業であるかの属性値入力に作業者の手間がかかっていることである。その理由は、作業計画入力のたびに、作業者が予定作業であるか、飛び込み作業であるかの判断を行ない、手動で属性値を入力しているためである。
本発明の目的は、入力された作業計画が、予定作業か、飛び込み作業かを自動的に判断し作業の属性値として設定する作業計画管理装置、その方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の作業管理装置の一態様は、作業者の担当作業に関する担当作業情報を管理する担当作業管理手段と、前記担当作業の作業計画に関する作業計画情報を管理する作業計画管理手段と、前記担当作業者情報と前記作業計画情報を参照し飛び込み作業を判断し自動的に担当作業に飛び込み作業属性を付与する飛び込み作業判定手段と、を備える。
また、本発明の作業管理方法の一態様は、作業者の担当作業を指定する担当作業情報の入力を受け付け、記憶手段に書き込み、前記担当作業の作業計画を指定する作業計画情報の入力を受け付け、前記記憶手段へ書き込み、前記記憶手段に記憶した前記担当作業者情報と前記作業計画情報とを参照して飛び込み作業を判定し、前記担当作業に飛び込み作業属性を付与する。
さらに、本発明に係る作業計画管理プログラムの一態様は、コンピュータに、作業者の担当作業を指定する担当作業情報の入力を受け付け、記憶手段に書き込む担当作業管理手順と、前記担当作業の作業計画を指定する作業計画情報の入力を受け付け、前記記憶手段へ書き込む作業計画管理手順と、前記記憶手段に記憶した前記担当作業者情報と前記作業計画情報とを参照して飛び込み作業を判定し、前記担当作業に飛び込み作業属性を付与する飛び込み作業判定手順と、を実行させる。
本発明に係るデータ構造の一態様は、作業計画を管理するために用いるデータ構造であって、作業が登録された登録日時と、前記作業を開始する開始日時とを、前記作業を識別する作業識別子と対応づけて保持し、さらに、前記作業識別子に対応づけられた前記登録日時と前記開始日時とに基づいて、前記作業識別子の作業が飛び込みで処理されること判定した作業属性を有する。
本発明の作業管理装置、その方法及びプログラムの一態様によれば、作業計画の登録時に、飛び込み作業であるかを作業者が判断し手動で属性値を入力しなくても、飛び込み作業に関する集計等が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において同一の構成または機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付し、その説明は省略する。
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態の作業計画管理装置の一態様を説明する。作業計画管理装置3は、制御部31と記憶部32とを備える。制御部31は、作業計画を管理する制御機構であり、少なくとも、担当作業管理手段311、作業計画管理手段312、及び飛び込み作業判定手段314を備える。記憶部32は、情報を記憶するメモリであり、少なくとも、担当作業情報記憶部322と作業計画情報記憶部323とを備える。
担当作業管理手段311は、作業者の担当作業に関する担当作業情報を管理する。具体的には、担当作業情報の入力を受け付け、担当作業情報記憶部322に記録する(書き込む)。また、担当作業情報の変更を受け付け、該当する担当作業情報の更新を行う。さらに、担当作業情報記憶部322に登録されている担当作業情報を読み出し、外部に出力する(表示させる)。
作業計画管理手段312は、担当作業の作業計画に関する作業計画情報を管理する。具体的には、作業計画情報の入力を受け付け、作業計画情報記憶部323へ記録する(書き込む)。また、作業計画情報の変更を受け付け、該当する作業計画情報の更新を行う。さらに、作業計画情報記憶部323に登録されている作業計画情報を読み出し、外部に出力する(表示させる)。
飛び込み作業判定手段314は、担当作業情報記憶部322に書き込まれた担当作業者情報と、作業計画情報記憶部323に書き込まれた作業計画情報とを参照し、担当作業情報記憶部322に登録されている担当作業の中から飛び込み作業を判定し、判定した担当作業に自動的に飛び込み作業属性を付与する。
担当作業情報記憶部322は、担当作業情報を記憶するメモリであり、作業計画情報記憶部323は、作業計画情報を記憶するメモリである。担当作業情報及び作業計画情報については以降の実施の形態で詳述する。
本発明に係る作業計画管理装置3の一態様によれば、飛び込み作業判定手段314を備えることにより、作業者の手間を増加させることなく飛び込み作業発生時間の分析等を可能にする。以降に説明する各実施の形態では、図1に示す作業計画管理装置3の一態様を用いる作業計画管理システムの具体例を説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態の作業計画管理システムの構成例を示すブロック図である。図2を参照すると、作業計画管理システムは、1つ以上の入出力装置1と、通信回線2と、作業計画管理装置3aとを含む。
入出力装置1は、作業者が情報の入力を行うための入力機能と情報の表示を行なう出力機能とを備える。代表的なものとして、パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、モバイルツール、STB(Set-Top BOX)などのほか、携帯電話、PHS(登録商標)(ピーエイチエス:Personal Handy-phone System)、PDA(携帯情報端末:Personal Digital Assistants)を用いることができる。
通信回線2は、従来公知の任意好適な公衆回線、商業回線、又は専用回線を用いることができる。通信回線2は、有線であるか無線であるかを問わない。入出力装置1と作業計画管理装置3aとの間で情報を転送できる通信手段であればよい。
作業計画管理装置3aは、担当作業・作業計画に関連する制御処理を行なう制御部31aと、担当作業・作業計画に関する情報を記憶する記憶部32aと、を備えている。
記憶部32aは、作業者情報記憶部321と、担当作業情報記憶部322と、作業計画情報記憶部323とを備えている。
作業者情報記憶部321は、作業者に関する作業者情報を記憶する。作業者情報は、作業者IDと作業者の姓名、電子メールアドレスから構成される。作業者情報の例を図3に示す。作業者情報は予め入出力装置1を用いて、あるいはその他の手法により、あらかじめ作業者情報記憶部321へ登録され、必要に応じて登録された作業者情報の変更・削除等を実施する。ここではその動作の詳細については説明を省略する。
担当作業情報記憶部322は、各作業者が担当している作業に関する情報(担当作業情報)を記憶する。担当作業情報は、作業ID、作業名称、作業の期限、担当作業者ID、担当作業登録日時、作業完了日時、予定作業であるか飛び込み作業であるかを表す属性値である飛び込み作業属性から構成される。担当作業情報の例を図4に示す。
作業計画情報記憶部323は、担当作業に関する作業計画情報を記憶する。作業計画情報は、作業を開始する予定日時(開始日時)、作業を終了する予定日時(終了日時)、作業時間、作業計画の登録日時(作業計画登録日時)から構成される。作業計画登録日時は、作業計画情報に変更が発生した場合、変更が発生した日時に更新される。作業計画情報の例を図5に示す。
図3から図5に示すように、作業者情報と担当作業情報は、作業者IDを用いて対応づけられ、担当作業情報と作業計画情報とは、作業IDを用いて対応づけられている。
制御部31aは、担当作業管理手段311と、作業計画管理手段312と、作業情報集計手段313と、飛び込み作業判定手段314と、を備えている。
担当作業管理手段311は、作業者の担当作業を登録・閲覧するための手段である。担当作業の登録では、担当作業管理手段311は、作業者の入出力装置1上に、図6に示すような担当作業登録画面を表示し、作業名称、期限、担当作業者を入力させる。担当作業管理手段311は、入力された担当作業情報(具体的には、作業名称、期限、担当作業者)に、担当作業登録日時を加えて担当作業情報記憶部322に記録する。担当作業の閲覧では、担当作業管理手段311は、入出力装置1から閲覧対象の作業者の作業者IDを受け取り、担当作業情報記憶部322から該当作業者に関する担当作業情報を参照し(読み出し)、図7の例に示すような担当作業表示画面を入出力装置1上に表示する。また、図7中の「作業の登録」を作業者が選択することによって、図6に示す担当作業登録画面に展開する。
作業計画管理手段312は、作業者が担当作業に関する作業計画情報の登録・閲覧、および作業完了の入力を行なうための手段である。作業計画管理手段312は、作業者IDに応じて、当該作業者の入出力装置1上に、図8の401に示すような作業計画登録・閲覧画面を表示する。作業者IDは、入出力装置1から受け取る場合であってもよいし、担当作業管理手段311から受け取る場合であってもよい。
作業計画の登録は、担当作業管理手段311が表示する担当作業表示画面(図8の402)から作業計画を入力する作業を選択し、作業計画登録・閲覧画面の開始日時に配置することで行なう(図8の404の状態)。ここでは、図8に示すように、作業計画登録・閲覧画面が表示されているときは、担当作業表示画面も表示されていることを前提とする。図8では、X社提案資料作成403の担当作業を作業計画に登録する動作例を示している。
登録の操作は、一般にドラッグ&ドロップと呼ばれる操作を採用することが好ましい。作業計画の終了日時は、作業計画登録後に作業計画の枠の下部を操作することで変更する(図8の405の例)。作業計画管理手段312は、作業者によって登録された作業計画情報(具体的には、開始日時と終了日時)に、開始日時と終了日時の差から算出した作業時間と、作業計画を登録した作業計画登録日時とを加えて、作業計画情報記憶部323に記録する。また、作業者は、作業計画の開始日時を変更したい場合は、作業計画を選択して別の日時にドラッグ&ドロップする(図8の406の例)。作業計画管理手段312は、作業者によって作業計画が変更された場合、作業計画が変更されたことを検出し、作業IDを用いて、変更された開始日時と終了日時とに基づいて新たな作業計画情報を生成し、作業計画情報記憶部323へ記録する。
なお、図8では、ドラッグ&ドロップによって登録の操作を実施する例を示したが、これに限られることはない。入力画面、例えば図6のように日時の数値を入力するような画面を用いて作業の登録を実施する場合であってもよい。
登録された作業計画は、作業計画登録・閲覧画面上に、図8の407のように作業計画の開始日時から終了日時を囲う枠で表示する。また、担当作業表示画面で作業計画を選択すると操作メニュー(図8の409)を表示する。
作業者は、作業完了時に操作メニューから「作業の完了」を選択し、作業の完了を入力する。作業の完了が入力されると、作業計画管理手段312は担当作業情報記憶部322の作業完了日を記録する。なお、完了した作業の作業計画は、図8の408のように背景色を変えて表示する。また、担当作業管理手段311は、入出力装置1から登録された作業完了日時を、作業IDを用いて、担当作業情報記憶部322へ記録する。
ここで、作業計画管理手段312が表示する作業計画登録・閲覧画面に、別途スケジュール管理装置で管理される会議等、スケジュール情報を取得し、表示しておいてもよい。これにより、作業者はスケジュールで埋まっており作業計画を登録できない時間帯を把握することができる。
また、入出力装置1は、作業者IDの入力を受け付け、例えば、図8に示す担当作業表示画面及び作業登録・閲覧画面を表示するメニュー画面を備える。作業者が、入出力装置1から作業者IDを入力すると、作業計画管理装置3aへ作業者IDが通知され、入出力装置1には、例えば、図8に示すような画面が表示される。具体的な処理として、作業計画管理装置3aにおいて、担当作業管理手段311は、作業者IDに応じた担当作業情報を用いて担当作業表示画面402を入出力装置1へ送信し、表示させる。また、作業計画管理手段312は、担当作業情報に含まれる作業IDに応じた作業計画情報を用いて、作業登録・閲覧画面401を入出力装置1へ送信し、表示させる。このようにして、作業計画管理装置3aは、作業者が担当計画あるいは作業計画を入力する環境を入出力装置1へ提供する。また、入出力装置1にメニュー画面あるいは画面選択ボタンなどを備え、担当作業表示画面(図7)、担当作業登録画面(図6)、及び担当作業表示画面と作業登録・閲覧画面(図8)を選択して表示するようにしてもよい。
作業情報集計手段313は、登録された担当作業情報・作業計画情報を集計し管理者や作業者の入出力装置1上に作業集計画面を表示するための手段である。作業集計画面の例を図9に示す。図9では、作業者IDによって特定される作業者A(具体的には、作業者 山田太郎)の例を示している。作業情報集計手段313は、担当作業情報記憶部322に記録される担当作業情報を参照し、作業者Aに関する担当作業数、完了作業数、未完了作業数、期限を超過した作業数、また飛び込み作業属性から飛び込み作業数を集計して、作業集計画面を表示する。さらに、担当作業情報とあわせて作業計画情報記憶部323に記録される作業計画情報から作業時間を参照し、飛び込み作業に関する作業時間の総計、予定作業に関する作業時間の総計を集計し、図9の501の例に示すように、飛び込み作業に費やしている作業時間の割合を表示する。
飛び込み作業判定手段314は、担当作業情報記憶部322に記憶する担当作業情報と作業計画情報記憶部323に記憶する作業計画情報から、飛び込み作業が有する「突然、担当作業して割当られ、優先的な作業実行が必要」という特長を持つ作業を判定し、担当作業情報に飛び込み作業属性を自動的に付与する手段である。飛び込み作業判定手段314は、例えば、飛び込み作業を、担当作業Xの担当作業登録日時が担当作業Xの作業計画の開始日時と一定時間以内、という条件で判定する。一定時間の値は、例えば24時間等を所与の値として飛び込み作業判定手段314に組み込んでもよいし、装置の管理者等が飛び込み作業判定手段314に任意の値を設定できるようにしてもよい。
また、飛び込み作業の判定条件として、担当作業の期限が入力されている場合は、担当作業登録日時が担当作業の期限から一定時間以内、を加えてもよい。すなわち、飛び込み作業であるかを判定する判定条件として、(1)担当作業登録日時から作業計画の開始日時までの期間が所定の時間内(第一閾値)であること、(2)担当作業登録日時から担当作業の期限までの期間が所定の時間内(第二閾値)であること、との二つの条件が考えられる。判定条件は、(1)のみであってもよいし、(1)と(2)とを組み合わせてもよい。
次に、図10を参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。図10では、一例として、担当作業Xを登録する動作を示す。作業者は作業者IDを入力することによって、担当作業表示画面と作業計画登録・閲覧画面とを入出力装置1に表示させ、作業計画管理装置3aへアクセスすることになる。
最初に、作業者が入出力装置1にて、担当作業管理手段311が表示する担当作業登録画面上から担当作業Xを登録する。担当作業管理手段311は、入力された担当作業情報(作業名称、担当作業者等)と現在時刻を設定した担当作業登録日時を担当作業情報記憶部322に記録する(ステップA1)。次に、作業者は、担当作業管理手段311の表示する担当作業表示画面から、作業計画管理手段312が表示する作業計画登録・閲覧画面へ担当作業Xをドラッグ&ドロップして作業計画を登録する。作業計画管理手段312は、登録された作業計画情報(担当作業Xの作業ID、開始日時、終了日時)と、開始日時と終了日時の差から算出した作業時間と、現在時刻を設定した作業計画登録日時とをあわせて作業計画情報記憶部323に記憶する(ステップA2)。
作業計画管理手段312は担当作業Xの作業計画登録後、飛び込み作業判定手段314に担当作業Xの作業IDを渡す。飛び込み作業判定手段314は、担当作業情報記憶部322から担当作業Xの担当作業登録日時Yを取得する(ステップA3)。次に、飛び込み作業判定手段314は作業計画情報記憶部323から担当作業Xの作業計画の開始日時Zを取得する(ステップA4)。次に、飛び込み作業判定手段314は、担当作業Xの担当作業登録日時Yと作業計画の開始日時Zが一定時間h(hは所定の時間を示す正の数値)以内、つまり、Z−Y≦hの条件を満たすかを判定する(ステップA5)。満たした場合は、飛び込み作業であると判定し、担当作業情報記憶部322の担当作業Xの飛び込み作業属性に「○」を設定する(ステップA6)。
以上の動作により、担当作業に関する飛び込み作業属性が自動的に設定され、管理者や作業者は、作業情報集計手段313が表示する作業集計画面上で、飛び込み作業の作業時間や割合を参照することができる。
このように、本実施の形態では、飛び込み作業判定手段314が、担当作業情報記憶部322に記録する担当作業情報の担当作業登録日時と、作業計画情報記憶部323に記録する作業計画情報の開始日時から飛び込み作業を判定し、飛び込み属性値を自動的に設定することができる。このため、作業者が飛び込み作業であるかを判断し手動で属性値を入力しなくても、飛び込み作業に関する集計が可能となる。その理由は、飛び込み作業判定手段が担当作業情報および作業計画情報を参照して飛び込み作業の特長を持つ作業を抽出し、飛び込み作業の属性値を自動的に付与するからである。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図11を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、作業計画管理装置3bの制御部31bが他作業計画影響度算出手段315を有し、記憶部32bの担当作業情報記憶部322b及び作業計画情報記憶部323bに記憶する情報が追加されている点で、第1の実施の形態の構成と異なる。まず、図11を参照して、第2の実施の形態の作業計画管理装置3bの構成において、第1の実施の形態の作業計画管理装置3aの構成から変更された点を説明する。
担当作業情報記憶部322bは、担当作業情報として、さらに他作業計画影響度を記憶する。具体的には、図12を参照すると、第1の実施の形態の担当作業情報に加え、他作業計画影響度(図12の1101)が加わっている点で異なる。他作業計画影響度は、飛び込み作業の発生により他の作業計画に発生した変更の大きさ、つまり他作業計画への影響度を表す値で、例えば、影響小(=1)、影響中(=2)、影響大(=3)などの数値で表す。
作業計画情報記憶部323bは、さらに作業計画履歴情報を記憶する。図13と図14を参照すると、第1の実施の形態の作業計画情報(図13)に加え、作業計画履歴情報(図14)を記録する点で異なる。作業計画履歴情報は、登録・変更が発生した作業計画情報を履歴として蓄積した情報である。作業計画履歴情報は、最後に登録された作業計画(最新の作業計画)に加え、変更前の作業計画情報を記憶する。図14では、作業IDが「2」の作業計画情報が複数記憶されている一例を示している。
作業計画管理手段312bは、作業計画情報の登録・変更が発生した場合に、第1の実施の形態と同様に作業計画情報記憶部323に作業計画情報を登録・変更を記録するのに加え、登録・変更された作業計画情報と同一の作業計画情報を作業計画履歴情報として記録する点で異なる。また、作業計画情報に登録・変更が発生した際に、他作業計画影響度算出手段315に他作業計画影響度の算出を指示する点で異なる。
なお、作業者は作業計画情報を入力する場合に、作業計画を最終的に決定する過程において、短期間に作業計画情報の変更を頻繁に行なう可能性がある。したがって、作業計画管理手段312bは、短期間に作業計画の変更が頻繁に発生した場合、最終的な作業計画のみを作業計画情報記憶部323bの作業計画履歴情報として記録してもよい。すなわち、少なくとも最新の作業計画と一つ前の作業計画とを作業計画履歴情報として記録するように、記録するタイミングを調整することが可能である。
作業情報集計手段313bは、図15を参照すると、飛び込み作業の作業時間割合の集計表示において、担当作業情報記憶部322の他作業計画影響度を参照し、他作業計画影響度ごとに飛び込み作業の作業時間を集計表示する点で異なる(図15の1001の例)。
図11を参照すると、第2の実施の形態の作業計画管理装置3bは、制御部31bが他作業計画影響度算出手段315を有する点で、第1の実施の形態の構成と異なる。
他作業計画影響度算出手段315は、飛び込み作業により発生した他作業計画影響度を算出する手段である。他作業計画影響度算出手段315は、飛び込み作業の作業計画が登録された日時の直前・直後に発生した作業計画の変更を飛び込み作業により発生した他作業計画の変更と判断する。直前・直後であると判断する時間は、例えば5分等を所与の値として他作業計画影響度算出手段315に組み込んでもよいし、装置の管理者等が他作業計画影響度算出手段315に任意の値を設定できるようにしてもよい。具体例として、他作業計画影響度算出手段315は、飛び込み作業が発生した時刻の5分前から5分後までの期間に発生した作業計画の変更を飛び込み作業により発生した他作業計画の変更と判断する。
他作業計画影響度算出手段315は、他作業計画影響度を、変更前と変更後の開始時間の差から算出した変更時間を、飛び込み作業により発生した全ての他作業計画に関して総計し、変更時間総計の大きさから他作業計画影響度を算出する。変更時間総計から他作業計画影響度を算出するルールの例としては、変更時間総計が1時間以内を他の作業計画への影響度がほとんどない影響度小(=1)、24時間以内を作業計画への影響度が中程度あった影響度中(=2)、変更時間総計が24時間を超えた場合を影響度大(=3)、などが考えられる。他作業計画影響度算出手段315は、算出した他作業計画影響度を、担当作業情報記憶部322に記録する担当作業情報の他作業計画影響度(図12の1101)に記録する。
次に、図を参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。本発明の第2の実施の形態の動作は、作業計画の登録・変更が発生した際に、他作業計画影響度算出手段315が他作業計画影響度を算出する点で、図10に示す本発明の第1の実施の形態の動作と異なる。次に、図16を参照して、他作業計画影響度算出の動作を詳細に説明する。
作業計画管理手段312は、作業計画情報に登録・変更が発生した際に、他作業計画影響度算出手段315へ他作業計画影響度算出を指示する(ステップB1)。他作業計画影響度算出手段315は、作業計画情報記憶部323の作業計画情報(図13)と担当作業情報記憶部322の担当作業情報の飛び込み作業属性(図12の1102)を参照し、現在時刻から一定時間d(dは所定の時間を示す正の数値)以内に作業計画の登録・変更が発生した担当作業で飛び込み作業属性が○のものを取得する(ステップB2)。担当作業が複数存在した場合は、担当作業それぞれについて次のステップB4からステップB9を繰り返す。以下、該担当作業を担当作業Xiと記す。iは、0以上の整数であり、他作業計画影響度算出手段315が取得した担当作業Xの数を示す。従って、担当作業Xiが複数ある場合には、i>1となっている。担当作業が存在しない場合は、他作業計画影響度算出の動作を完了する(ステップB3)。
次に、他作業計画影響度算出手段315は、作業計画情報記憶部323の作業計画情報の作業計画登録日時(図13、図14の1201)を参照し、担当作業Xiの作業計画登録日時の前後一定時間d以内に発生した作業計画の登録・変更を取得する(ステップB4)。次に、取得した作業計画の変更前の情報を、作業計画情報記憶部323の作業計画情報の作業計画履歴情報から取得する。1つの担当作業に関して複数の作業計画履歴情報が存在する場合は、現在の作業計画情報の1つ前の作業計画履歴情報を取得する(ステップB5)。ここで取得した作業計画情報と作業計画履歴の組を、それぞれ作業計画Yj、作業計画履歴Zjと記す。jは、0以上の整数であり、他作業計画影響度算出手段315が取得した作業計画Yの数を示す。ここで、作業計画Yについて作業計画履歴が複数ある場合も一つが選択されるため作業計画履歴Zも作業計画Yと同じ数になる。作業計画Yj、作業計画履歴Zjの組が複数存在する場合(j>1)は、それぞれについて次のステップB6を繰り返す。
次に、作業計画Yjに関する変更時間を、作業計画Yjと作業計画履歴Zjの開始日時の差の絶対値から算出する(ステップB6)。次に、すべての作業計画Yjの変更時間を総計する(ステップB7)。これが、担当作業Xiにより発生した作業計画の変更時間総計となる。次に、前記の変更時間総計から影響度を算出するルール、例えば1時間以内なら影響度小(=1)とする等、に従って担当作業Xiの他作業計画影響度を算出する(ステップB8)。最後に、値を担当作業情報記憶部322の担当作業Xiの他作業計画影響度(図12の1101)に記録する(ステップB9)。
他作業計画影響度算出において、飛び込み作業により発生した作業計画変更をより厳密に抽出するため、飛び込み作業の作業計画登録日時と変更が発生した作業計画登録日時が一定時間以内であることに加え、飛び込み作業の開始日時・終了日時と、変更が発生した作業計画の変更前の開始日時・終了日時の近さを条件に加えてもよい。例えば、飛び込み作業の作業計画の開始日時と、変更が発生した作業計画の変更前の開始日時が同一日である場合、飛び込み作業より発生した作業計画変更と判断する、等である。さらに、飛び込み作業より発生した作業計画変更により、さらに別の作業計画変更が発生する場合が多く存在する。よって、飛び込み作業の開始日時・終了日時との近さだけでなく、飛び込み作業により発生した作業計画の変更後の開始日時・終了日時と作業計画変更前の開始日時・終了日時が近い作業計画の変更も飛び込み作業により発生した作業計画変更と判断してもよい。
以上の動作により、飛び込み作業が他作業計画に与えた影響の大きさが自動的に算出されるので、管理者や作業者は、作業情報集計手段313が表示する作業集計画面上で、他作業計画への影響度を考慮した飛び込み作業の作業時間や割合を参照することができる。
このように、本実施の形態では、他作業計画影響度算出手段315が、飛び込み作業により発生した作業計画の変更時間総計から他作業計画影響度を算出し、作業情報集計手段313が表示する作業集計画面上で、他作業計画への影響度ごとに分類して飛び込み作業の作業時間や割合を集計表示する。このため、飛び込み作業発生による他作業計画への影響度を考慮した飛び込み作業に関する集計分析が可能になる。その理由は、他作業計画影響度算出手段が飛び込み作業の作業計画登録が原因となり発生した他作業計画の変更情報から他作業計画影響度を算出するからである。
従来、飛び込み作業の発生による他の作業計画への影響度が考慮されていないという問題があった。その理由は、飛び込み作業の発生により、他の作業計画に大幅な変更が発生した場合と、発生しなかった場合では、作業効率低下への影響の大きさが異なるためであった。このため、飛び込み作業の発生時間に加え、他の作業計画へ影響度を考慮しないと、飛び込み作業の発生による作業効率低下の影響を正しく分析できなかった。上述した第2の実施の形態の一態様によれば、発生した飛び込み作業が、作業計画の延期等、他の作業計画に与えた影響の大きさを他作業計画影響度として自動的に算出する作業計画管理装置を提供することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図17を参照すると、本発明の第3の実施の形態は、作業計画管理装置3cの制御部31cが飛び込み作業監視手段316を有し、記憶部32cが監視条件記憶部324を有する点で、第1の実施の形態の構成と異なる。
監視条件記憶部324は、飛び込み作業監視手段316が飛び込み作業の作業時間・作業割合を監視する際の監視条件(監視条件情報)を記憶する。監視条件は、監視対象の作業者ID、監視対象作業者の管理者の作業者ID(管理者ID)、監視対象とする期間(監視期間)、飛び込み作業を作業時間総計で指定する場合の監視条件(監視条件(時間))、飛び込み作業を作業時間割合で指定した場合の監視条件(監視条件(割合))から構成される。監視条件の例を図18に示す。
飛び込み作業監視手段316は、担当作業情報記憶部322に記録する担当作業情報の飛び込み作業属性と作業計画情報記憶部323に記録する作業計画情報から作業者単位(作業者ID毎)に飛び込み作業の作業時間総計を取得し、監視条件記憶部324に記録する監視条件と比較して条件に適合した場合、作業者と管理者の入出力装置1に電子メール等で通知を行なう手段である。また、管理者または作業者と管理者の入出力装置1に監視条件を入力する監視条件入力画面を表示し、入力された監視条件を監視条件記憶部324に記録する。
次に、図19を参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。ここでは、作業者Aに作業計画の登録・変更が発生した場合を一例として説明する。
作業計画管理手段312にて作業計画の登録・変更が発生した際、飛び込み作業監視手段316は飛び込み作業監視を行なう(ステップC1)。飛び込み作業監視手段316は、作業計画の登録・変更が発生した作業者Aに関して、作業計画情報記憶部323に記録する作業者Aの作業計画情報で開始日時・終了日時が、監視条件記憶部324に記録する作業者Aの監視条件の監視期間(図18の1601)内である作業計画情報を抽出する(ステップC2)。次に、抽出した作業計画情報に関して、担当作業情報記憶部322に記録する担当作業情報の飛び込み作業属性を参照し、飛び込み作業と予定作業の作業時間総計を集計する(ステップC3)。次に、監視条件記憶部324に記録する作業者Aの監視条件の監視条件(作業時間)、または監視条件(割合)を参照し、集計した飛び込み作業の作業時間総計、または飛び込み作業の割合(=飛び込み作業の作業時間総計/(予定作業の作業時間総計+飛び込み作業の作業時間総計))が、監視条件の値を超過していないか判断する(ステップC4)。超過していた場合は、図20の例に示すような通知内容を作成し、作業者Aおよび作業者Aの管理者の入出力装置1に対して電子メール等を送信して通知を行なう(ステップC5)。
なお、上述した第3の実施の形態の作業計画管理装置3cは、第1の実施の形態の作業計画管理装置3aに飛び込み作業監視手段316と監視条件記憶部324を追加した場合を説明したが、第2の実施の形態の作業計画管理装置3bへ追加する場合であってもかまわない。この場合、作業計画管理装置は、他作業計画影響度を算出する機能と、と飛び込み作業を監視する機能との二つを備える。さらに、飛び込み作業監視手段316は、他作業計画影響度を考慮した飛び込み作業監視を行なってもよい。具体的には、監視条件に他作業計画影響度を加え、影響度の大きい飛び込み作業が発生した場合に通知するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、飛び込み作業監視手段316が監視条件記憶部324に記録する監視条件に従って監視期間内に発生した飛び込み作業の作業時間総計や割合を監視し、監視条件以上になった場合に管理者や作業者に通知を送信する。このため、管理者や作業者が能動的に飛び込み作業の発生を監視しなくても飛び込み作業の大量発生等を発見可能となる。その理由は、飛び込み作業監視手段が飛び込み作業の発生量を監視し指定値以上になった場合、管理者に通知を行なうからである。
従来、飛び込み作業が大量に発生していても管理者がすぐに発見することが難しいという問題があった。その理由は、作業者に入力させた飛び込み作業の属性値情報を集計表示にしか利用していないため、管理者が能動的に集計表示の機能を実行しなければ飛び込み作業の発生を発見できないためであった。このため、管理者が能動的に監視しなくても飛び込み作業の大量発生等を発見することができなかった。上述した第3の実施の形態の一態様によれば、管理者が能動的に監視しなくても飛び込み作業の大量発生等を発見可能となる作業計画管理装置を提供することができる。
(第4の実施の形態)
上記各実施の形態では、飛び込み作業判定手段314が飛び込み作業であるか否かを判定する態様を説明した。本実施の形態では、作業者が飛び込み作業属性を確認し、飛び込み作業属性を変更する一態様について説明する。以下の説明では、第1の実施の形態の構成例(図2)を用いて説明するが、図1または第2及び第3の実施の形態の構成例に適用することも可能である。
図8に示した作業計画登録・閲覧画面において、作業計画管理手段312は、作業計画情報を表示する場合に、各担当作業が飛び込み作業であるか否かを認識できるように表示する。例えば、飛び込み作業について、他の担当作業と色を変える、背景を変える(例えば、網かけをする)などの処理を施し、飛び込み作業であることが作業者に認識できるようにする。作業者は、飛び込み作業であると判定された担当作業のうち、飛び込み作業の判定を取り消したい担当作業を指定し、飛び込み作業の判定を取り消す。
具体的には、作業計画管理手段312は、作業者IDに応じて、担当作業情報記憶部322と作業計画情報記憶部323とから表示する作業計画情報を読み出す。その際、作業計画管理手段312は、各担当作業の飛び込み作業属性も読み出し、各担当作業が飛び込み作業であるか否かを取得する。また、飛び込み作業と判定されている作業計画については、プルダウンメニューなどにより、作業者が飛び込み作業の判定を取り消す機能を提供する。
作業者は、飛び込み作業と判定された作業計画のうち、判定を取り消したい作業計画について、飛び込み作業の判定を取り消す。作業計画管理手段312は、作業者から入力された飛び込み作業の判定取消を受け付け、担当作業情報記憶部322内の対応する飛び込み作業属性を更新する。
本実施の形態によれば、例えば作業者が作業計画の入力が遅れたことによって、飛び込み作業であると判定された場合に、飛び込み作業であることを取り消すことが可能になる。すなわち、飛び込み作業判定手段314は、担当作業情報(例えば、担当作業登録日時)と作業計画情報(例えば、開示日時)とを用いて飛び込み作業であるかを判定している。しかしながら、実際の運用においては、作業者がこれらの情報の登録を失念すること、多忙により入力が遅れることなど、担当作業情報あるいは作業計画情報の登録に遅れが生じることが予想される。従って、飛び込み作業判定手段314が飛び込み作業であると判定した場合であっても、作業者にとって飛び込み作業と判定することが適切でない場合が生じる。このような場合に、担当作業に付与された飛び込み作業属性を、適切な判定に変更することを可能にする。これにより、作業者の個別の事情を反映させ、実際の運用に適応させることができる。
(第5の実施の形態)
上記各実施の形態では、担当作業の実施する作業者が担当作業情報と作業計画情報とを入力することを前提に説明した。本実施の形態では、作業者以外の他人が情報を入力する一態様について説明する。ここでは、情報(例えば、担当作業情報と作業計画情報)を入力する者を情報入力者として説明する。以下の説明では、第1の実施の形態の構成例(図2)を用いて説明するが、図1または第2、第3及び第4の実施の形態の構成例に適用することも可能である。
図21は、第5の実施の形態における担当作業登録画面の例を示す図である。また、図22は、第5の実施の形態における担当作業表示画面の例を示す図である。図21及び図22に示すように、担当作業者を選択するメニューが追加されている。このメニューにより、情報入力者は担当作業者を選択することができる。担当作業管理手段311は、入力された担当作業者から作業者IDを取得し、作業者IDに応じて図21または図22の画面を表示する。また、図8に示した作業計画・閲覧画面と連携させて表示する担当作業表示画面(図8の下方部分)も図22に示した画面構成に変更する。担当作業表示画面において、情報入力者によって担当作業者が変更された場合、作業計画管理手段312は、作業者IDに応じて作業計画・閲覧画面の表示内容を変更する。
例えば、上記各実施の形態では、作業計画管理装置3へログインするときに入力する識別子を作業者IDとして(あるいは、作業者IDと対応づけて)、図6から図8に示す画面を作業者IDに応じた情報を表示していた。これに対し、図21と図22の画面では、情報入力者が担当作業者を選択し、他人の担当作業情報または作業計画情報を入力することが可能になる。また、ログイン時の作業者IDと選択された担当作業者の作業者IDが異なることによって、制御部31aの各構成要素(例えば、担当作業管理手段311、作業計画管理手段312など)は、情報入力者と担当作業者とが異なることを把握することができる。担当作業管理手段311は、担当作業情報を作業者IDに対応づけて担当作業情報記憶部322へ記録する。また、作業計画管理手段312は、作業計画情報を作業者IDに対応づけて作業計画情報記憶部323へ記録する。
担当作業管理手段311及び作業計画管理手段312は、情報入力者と担当作業者とが異なる場合、担当作業者に新たな情報が他人によって入力されたことを通知する。具体的には、担当作業管理手段311は、新たに登録された担当作業情報について、担当作業者にメールなどを用いて通知する。また、このとき情報入力者を通知する情報に含めてもよい。また、作業計画管理手段312は、情報入力者によってスケジュールされた作業計画情報を作業IDとともに通知する。この際、作業IDとともに担当作業情報または作業計画情報の内容を添付してもよいし、作業IDとともに、新たな担当作業情報または作業計画情報が入力されたことを通知するだけでもよい。
このように、本実施の形態によれば、担当作業情報または作業計画情報を、作業者以外の他人が入力し、入力された作業担当者に通知することができる。なお、第4の実施の形態で説明した飛び込み作業の判定を取り消す入力についても、担当作業者を選択することによって、担当作業者以外が飛び込み作業属性を変更することを可能にする。これにより、作業管理者は、飛び込み作業属性が適切であるかを確認し、飛び込み作業の判定を取り消すことによって、適切な作業管理を実施することが可能になる。
具体的な運用を考えてみると、例えば次のような場合に適用することができる。担当作業が発生してから、担当作業情報と作業計画情報が作業計画管理装置へ入力されるまで所定の時間が経過することが考えられる。例えば、作業者に担当作業が通知され、作業者が直ちに担当作業情報または作業計画情報を入力する場合、情報入力者が作業者と一致するため、上記各実施の形態で運用可能である。また、作業者は、担当作業情報と作業計画情報とを把握していることになり、不都合はない。
しかしながら、担当作業が発生した場合、作業者本人が担当作業情報または作業計画情報を入力するよりは、他人が入力することが都合のよい場合もあり得る。例えば、複数の担当作業を各作業者に割り当てたときに、一括して割り当てた担当作業を入力し、各担当作業者に通知することによって、各担当作業者に担当作業の割り当てを通知する。これにより、担当作業の通知と担当作業の入力とをまとめて行うことが可能になる。具体的には、上司が部下の担当作業を割り当て、一括して担当作業情報を入力して通知する。この通知により、作業計画情報の入力を部下へ促す場合などが考えられる。あるいは、作業者が作業計画情報の入力を怠っている場合、作業管理者や上司などの他人が作業計画情報を入力し、作業者に担当作業の実行を促す場合もあり得る。
なお、上記各実施の形態では、入出力装置1と作業計画管理装置3、3a、3b、3cとは通信回線2によって接続される異なる装置によって構成される場合を説明したが、作業計画管理装置3、3a、3b、3cに入出力装置1の機能を備える構成であってもかまわない。この場合、作業計画管理装置3、3a、3b、3cは、作業者が情報を入力する入力手段、例えばキーボード、マウスなどと、表示画面とを備えていることが前提となる。
また、上記各実施の形態で説明した作業計画管理装置3、3a、3b、3cは、ソフトウェア、ハードウェア、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせのいずれかによって実現することが可能である。また、作業計画管理装置が実現する方法をコンピュータに実行させるプログラムによって実現することもできる。プログラムはコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。プログラムは、記録媒体からコンピュータのメモリにロードされ、CPU(Central Processing Unit)の制御のもとでプログラムの命令が実行される。プログラムは例えば少なくとも次の手順を実行する。例えば、(1)作業者の担当作業を指定する担当作業情報の入力を受け付け、記憶部に書き込む担当作業管理手順、(2)担当作業の作業計画を指定する作業計画情報の入力を受け付け、記憶部へ書き込む作業計画管理手順、(3)記憶部に記憶した担当作業者情報と作業計画情報とを参照して飛び込み作業を判定し、担当作業に飛び込み作業属性を付与する飛び込み作業判定手順。
なお、本発明は上記に示す実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲において、上記実施の形態の各要素を、当業者であれば容易に考えうる内容に変更、追加、変換することが可能である。
本発明の実施の形態の作業計画管理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の作業計画管理システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における作業者情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における担当作業情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における作業計画情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における担当作業登録画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における担当作業表示画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における作業計画登録・閲覧画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における作業集計画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の動作例を示す流れ図である。 本発明の第2の実施の形態の作業計画管理システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における担当作業情報の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における作業計画情報の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における作業計画履歴情報の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における作業集計画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の動作例を示す流れ図である。 本発明の第3の実施の形態の作業計画管理システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における監視条件の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の動作例を示す流れ図を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における通知内容の例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における担当作業登録画面の例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における担当作業表示画面の例を示す図である。
符号の説明
1 入出力装置
2 通信回線
3、3a、3b、3c 作業計画管理装置
31、31a、31b、31c 制御部
311 担当作業管理手段
312、312b 作業計画管理手段
313、313b 作業情報集計手段
314 飛び込み作業判定手段
315 他作業計画影響度算出手段
316 飛び込み作業監視手段
32、32a、32b、32c 記憶部
321 作業者情報記憶部
322、322b 担当作業情報記憶部
323、323b 作業計画情報記憶部
324 監視条件記憶部

Claims (12)

  1. 作業者が担当作業を登録する担当作業登録日時の情報を含む当該担当作業に関する担当作業情報と、前記担当作業の開始予定日時及び/又は終了予定日時の情報を含む作業計画に関する作業計画情報とを記憶する記憶手段と、
    前記担当作業情報の入力を受け付け、前記記憶手段に記録する担当作業管理手段と、
    前記作業計画情報の入力を受け付け、前記記憶手段に記録する作業計画管理手段と、
    前記記憶手段に記憶した前記担当作業情報と前記作業計画情報とを参照し、前記担当作業登録日時と前記開始予定日時との時間間隔が第1閾値以内か否か及び/又は前記担当作業登録日時と前記終了予定日時との時間間隔が第2閾値以内か否かにより、当該担当作業が飛び込み作業であるか否かを判定し、前記担当作業が飛び込み作業である場合には飛び込み作業属性を付与する飛び込み作業判定手段と、
    を備える作業計画管理装置。
  2. 前記飛び込み作業判定手段は、担当作業の登録日時とその作業の作業計画の開始日時が一定時間以内であることを飛び込み作業の判定条件とする、
    ことを特徴とした請求項1記載の作業計画管理装置。
  3. 飛び込み作業発生の直前・直後に発生した他の作業計画の変更時間の総計から飛び込み作業が他の作業計画に与えた影響を算出する他作業計画影響度算出手段、
    をさらに備えることを特徴とした請求項1または2記載の作業計画管理装置。
  4. 前記作業計画管理手段は、作業計画が変更された作業計画履歴情報を前記記憶手段に書き込み、
    前記他作業計画影響度算出手段は、前記作業計画履歴情報を参照して、作業計画のうち、前記飛び込み作業の発生から所定の期間内に発生した少なくとも一つの作業計画の変更を飛び込み作業により発生した他作業計画の変更と判断し、前記他作業計画の変更について、変更前と変更後の開始時間の差を変更時間として算出し、変更時間の総計を用いて飛び込み作業が他作業に与えた影響を算出することを特徴とした請求項3記載の作業計画管理装置。
  5. 飛び込み作業に費やした作業時間を他の作業計画に与えた影響度ごとに分類して集計表示する作業情報集計手段を、
    をさらに備えることを特徴とした請求項3または請求項4記載の作業計画管理装置。
  6. 飛び込み作業に費やした作業時間と、前記飛び込み作業に費やした作業時間が全体の作業時間に占める割合との少なくとも一つを監視し、監視条件を超過した場合に管理者や作業者に通知する飛び込み作業監視手段を、
    をさらに備えることを特徴とした請求項5に記載の作業計画管理装置。
  7. 前記監視条件は、前記飛び込み作業に費やした作業時間の閾値と、前記全体の作業時間に占める割合の閾値との少なくとも一つを含み、
    前記作業情報集計手段は、前記担当作業に付与された作業属性を用いて飛び込み作業を抽出し、前記飛び込み作業について、前記作業計画情報に含まれる開始時間と終了時間とに基づいて算出する作業時間を用いて飛び込み作業に費やした作業時間を算出した結果を用いて、監視条件を超過したか否かを判断することを特徴とした請求項6記載の作業計画管理装置。
  8. 前記作業計画管理手段は、前記作業計画情報と前記飛び込み作業属性とを表示し、飛び込み作業属性の変更を受け付け、受け付けた飛び込み作業属性の変更を記録することを特徴とした請求項1乃至7のいずれか一項に記載の作業計画管理装置。
  9. 前記担当作業情報は、作業識別子と作業者識別子とを含み、
    前記作業計画情報は、前記作業識別子を含み、
    前記作業計画管理手段は、情報入力者とは異なる他人の作業者識別子を受け付け、受け付けた作業者識別子に対応づけられる作業計画情報の入力を受け付け、前記作業計画情報を前記作業者識別子に対応づけて前記記憶手段に記録し、前記作業者識別子の作業者に前記作業計画情報を通知することを特徴とした請求項1乃至8のいずれか一項に記載の作業計画管理装置。
  10. 担当作業管理手段は、情報入力者とは異なる他人の作業者識別子と、前記作業者識別子に対応づけられる担当作業情報の入力を受け付け、前記担当作業情報を前記作業者識別子に対応づけて前記記憶手段に記録し、前記作業者識別子の作業者に前記作業計画情報を通知することを特徴とした請求項1乃至9のいずれか一項に記載の作業計画管理装置。
  11. コンピュータが、
    作業者が担当作業を登録する担当作業登録日時の情報を含む当該担当作業に関する担当作業情報の入力を受け付け、記憶手段に書き込み、
    前記担当作業の開始予定日時及び/又は終了予定日時の情報を含む作業計画に関する作業計画情報の入力を受け付け、前記記憶手段へ書き込み、
    前記記憶手段に記憶した前記担当作業情報と前記作業計画情報とを参照し、前記担当作業登録日時と前記開始予定日時との時間間隔が第1閾値以内か否か及び/又は前記担当作業登録日時と前記終了予定日時との時間間隔が第2閾値以内か否かにより、当該担当作業が飛び込み作業であるか否かを判定し、
    前記担当作業が飛び込み作業である場合には、飛び込み作業属性を付与する作業計画管理方法。
  12. コンピュータに、
    作業者が担当作業を登録する担当作業登録日時の情報を含む当該担当作業に関する担当作業情報の入力を受け付け、記憶手段に書き込む担当作業管理手順と、
    前記担当作業の開始予定日時及び/又は終了予定日時の情報を含む作業計画に関する作業計画情報の入力を受け付け、前記記憶手段へ書き込む作業計画管理手順と、
    前記記憶手段に記憶した前記担当作業情報と前記作業計画情報とを参照し、前記担当作業登録日時と前記開始予定日時との時間間隔が第1閾値以内か否か及び/又は前記担当作業登録日時と前記終了予定日時との時間間隔が第2閾値以内か否かにより、当該担当作業が飛び込み作業であるか否かを判定し、前記担当作業が飛び込み作業である場合には飛び込み作業属性を付与する飛び込み作業判定手順と、を実行させる作業計画管理プログラム。
JP2008269279A 2008-10-20 2008-10-20 作業計画管理装置、作業計画管理方法、及び作業計画管理プログラム Active JP5608968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008269279A JP5608968B2 (ja) 2008-10-20 2008-10-20 作業計画管理装置、作業計画管理方法、及び作業計画管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008269279A JP5608968B2 (ja) 2008-10-20 2008-10-20 作業計画管理装置、作業計画管理方法、及び作業計画管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010097519A JP2010097519A (ja) 2010-04-30
JP5608968B2 true JP5608968B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=42259142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008269279A Active JP5608968B2 (ja) 2008-10-20 2008-10-20 作業計画管理装置、作業計画管理方法、及び作業計画管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5608968B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178792A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Ricoh Co Ltd スケジュール管理システム、プログラム、及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010097519A (ja) 2010-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5405921B2 (ja) タスク管理システムおよびセキュリティ管理支援システム
US9811791B2 (en) Personalized work planning based on self-optimizing role-based crowd-sourced information
US20080229407A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and media storing a program therefor
JP6563331B2 (ja) 求人マッチングシステム、求人マッチング方法、サーバ装置、及びプログラム
JP3609333B2 (ja) 営業管理方法、営業管理システム及び記録媒体
JP2007026147A (ja) 保険営業支援方法、プログラム及び装置
JP6433195B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5118406B2 (ja) 進捗状況表示装置、進捗状況表示方法および進捗状況表示プログラム
JP5003084B2 (ja) 業務監視装置、業務監視システム、業務監視方法およびプログラム
JP2020052866A (ja) 車両点検管理システム
JP5983102B2 (ja) 監視プログラム、方法及び装置
JP6742125B2 (ja) 業務管理装置、情報処理方法及び業務管理プログラム
US8869063B2 (en) Method and system for holistic project management
WO2016079782A1 (ja) 業務状況管理システム、及び業務状況管理方法
JP6097666B2 (ja) ジョブ管理システム
JP2006018529A (ja) ワークフローシステムおよびワークフローシステムの制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2011227601A (ja) 情報提供装置及びそのプログラム
JP5608968B2 (ja) 作業計画管理装置、作業計画管理方法、及び作業計画管理プログラム
JP5255796B2 (ja) 運用管理サポートシステム、プログラム
JP2009276904A (ja) プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム、及び記録媒体
JP4865511B2 (ja) サービス管理装置
JP2020107153A (ja) ロボット管理システム、ロボット管理方法、およびロボット管理プログラム
WO2016185648A1 (ja) ガス設備作業管理システム
JP2020119493A (ja) 業務支援システム、および業務支援方法
AU2012216428B2 (en) Systems and methods for collecting, storing and processing inspection data

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5608968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150