JP2006178792A - スケジュール管理システム、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スケジューラについてスケジュールと実際の行動とが矛盾した場合にそれを解消するための有効な手段を提供する。
【解決手段】 スケジュール情報格納部32は、作業を行なう場所及び当該作業の作業内容のうちの少なくとも一方と当該作業を行なう時間とを関連付けたスケジュールを登録する。このスケジュール情報格納部32に対するスケジュールの入力をユーザから受け付けると、矛盾判定部33は、この入力情報とスケジュール情報格納部32の登録情報との間の矛盾の有無を判定する。そして、矛盾解消部51は、この矛盾があると判定されたときは当該矛盾を解消する。
【選択図】 図3
【解決手段】 スケジュール情報格納部32は、作業を行なう場所及び当該作業の作業内容のうちの少なくとも一方と当該作業を行なう時間とを関連付けたスケジュールを登録する。このスケジュール情報格納部32に対するスケジュールの入力をユーザから受け付けると、矛盾判定部33は、この入力情報とスケジュール情報格納部32の登録情報との間の矛盾の有無を判定する。そして、矛盾解消部51は、この矛盾があると判定されたときは当該矛盾を解消する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、スケジューラとなるスケジュール管理システム、スケジュール管理システムを実現するプログラム、及びこのプログラムを記憶している記憶媒体に関する。
スケジュールを管理するためのソフトウェアとして、様々なPIM(Personal Information Management)ソフトウェアが普及している。このソフトウェアでは、スケジュールを登録した時刻になると自動的にそのソフトウェアがインストールされた端末のディスプレイにスケジュールの確認を促す機能を備えている。
特許文献1には、ユーザがおかれている状況に応じてスケジュールを登録した時刻にそのスケジュールの確認をユーザに促すことができるスケジュール管理システムについて開示されている。この場合、予定位置と検出したユーザの現在位置とが異なる場合には、ユーザがスケジュールに従った予定の場所にいないと判断してこのユーザに通知音を発する。
また、特許文献2には、ネットワーク上の複数のクライアント端末とサーバとが接続された状況情報共有システムにおいて、ユーザの予定が変更されたとしても正確な状況を他のユーザに提供することができ、予定が変更されるたびにユーザが手動でスケジュール情報の変更を行う手間を省くことを可能とした状況情報共有システム、状況情報共有方法及び記憶媒体について開示されている。
この場合、ユーザ端末装置は、各ユーザの状況を認識し状況情報を生成するユーザ状況認識手段、ユーザの状況情報を表示する状況情報表示手段を備え、サーバ装置は、スケジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情報が存在する場合、受信したユーザの状況情報における在席状況に基づいて、実行すべき処理を決定し、処理を実行する状況情報更新手段を備える。
ところで、複数のユーザが共用しているスケジュールソフトウェアでは、本人がスケジュールを確認する以外に他のメンバーが本人への連絡を取るかなどの判断を行うために、スケジュール情報を利用することがある。また、予定を把握するためだけでなく、過去の行動を知るためにもスケジュール情報を利用することがある。
このような状況下では、スケジュール登録時刻に本人にスケジュール確認を促すだけでは不十分である。他人や後に本人がスケジュールを参照したときに正確な情報を得るために、スケジュールと実際の行動とが矛盾した場合にそれを解消する必要がある。
しかしながら、従来のPIMソフトウェアや特許文献1に開示のスケジュール管理システムでは、スケジュール登録時刻に本人がスケジュール変更をしない限り、スケジュールが変更されない。よって、スケジュールと実際の行動とが矛盾した場合にそれを解消する手段については何ら開示されていない。
また、特許文献2に開示の状況情報共有システムでは、ユーザの在席状況でスケジュールが実行されていない時にスケジュールを自動的にまたはユーザ本人が更新する。しかしながら、携帯端末やネットワークが発達した現在ではユーザが在席状況でもスケジュールどおり行動していることもありうる。また、そのような場合、作業中ならばユーザ本人がその時刻にスケジュールを変更できるとも限らない。よって、スケジュールと実際の行動とが矛盾した場合にそれを解消する手段については十分に開示されていない。
そこで、本発明の目的は、スケジューラについてスケジュールと実際の行動とが矛盾した場合にそれを解消するための有効な手段を提供することである。
本発明は、作業を行なう場所及び当該作業の作業内容のうちの少なくとも一方と当該作業を行なう時間とを関連付けたスケジュールを登録するスケジュール情報格納部と、このスケジュール情報格納部に対する前記スケジュールの入力をユーザから受け付ける手段と、このスケジュールの入力を受け付けたときは当該入力情報と前記スケジュール情報格納部の登録情報との間の矛盾の有無を判定する判定手段と、この矛盾があると判定されたときは当該矛盾を解消する解消手段と、を備えているスケジュール管理システムである。
別の面から見た本発明は、作業を行なう場所及び当該作業の作業内容のうちの少なくとも一方と当該作業を行なう時間とを関連付けたスケジュールを登録するスケジュール情報格納部に対する前記スケジュールの入力をユーザから受け付ける手段と、このスケジュールの入力を受け付けたときは当該入力情報と前記スケジュール情報格納部の登録情報との間の矛盾の有無を判定する判定手段と、この矛盾があると判定されたときは当該矛盾を解消する解消手段と、をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能なプログラムである。
本発明によれば、スケジュールの入力情報とスケジュールの登録情報との矛盾があったときは、この矛盾を解消することができる。
以下、本発明を実施するための最良の一形態について説明する。
図1は、本実施形態のネットワークシステム1の全体構成を示すブロック図である。ネットワークシステム1は、ローカルエリアネットワークなどのネットワーク2で構成され、例えば、会社、官庁などの特定の組織内などで運営される。ネットワーク2には、サーバ3が接続されている。サーバ3は、本発明のスケジュール管理システムを実施するものである。また、ネットワーク2には、PC(パーソナルコンピュータ)で構成される複数台のクライアント4が接続されている。
図2は、ネットワークシステム1を構成するサーバ3、各クライアント4の電気的な接続のブロック図である。図2に示すように、これらのコンピュータは、各種演算を行い、コンピュータの各部を集中的に制御するCPU12と、各種のROM、RAMからなるメモリ13とが、バス14で接続されている。
バス14には、所定のインターフェイスを介して、ハードディスクなどの磁気記憶装置15と、キーボード、マウスなどの入力装置16と、表示装置17と、光ディスクなどの記憶媒体18を読み取る記憶媒体読取装置19とが接続され、また、ネットワーク2と通信を行う所定の通信制御装置20が接続されている。
記憶媒体18としては、CD,DVDなどの光ディスク、光磁気ディスク、フレキシブルディスクなどの各種メディアを用いることができる。また、記憶媒体読取装置19は、具体的には記憶媒体18の種類に応じて光ディスクドライブ装置、光磁気ディスクドライブ装置、フレキシブルディスクドライブ装置などが用いられる。
サーバ3、各クライアント4は、記憶媒体18から、それぞれの機能を実現するための各プログラム23をそれぞれ読み取って、磁気記憶装置15にインストールする。これらのプログラム23はインターネットなどのネットワークを介してダウンロードしてインストールするようにしてもよい。このインストールにより、サーバ3、各クライアント4は、各々後述の所定の処理の実行が可能な状態となる。なお、このプログラム23は、所定のOS上で動作するものであってもよい。なお、本発明のプログラムは、主にサーバ3にインストールされるプログラム23により実施される。
次に、ネットワークシステム1で実行される処理の内容について説明する。
図3は、ネットワークシステム1において、サーバ3、各クライアント4にインストールされたプログラム23に基づいて実行される処理の機能ブロック図である。
サーバ3において、スケジュール情報格納部32は、スケジュール情報として、作業を行なう時間(何時から何時)と、その時間に対応つけた作業を行う場所(どの部屋かどの事業所かなど)及びその作業の作業内容(書類作成、来客対応など)のうちの少なくともひとつが格納されるテーブルである。
状況情報格納部35は、クライアント4、位置認識手段37から受信したユーザの置かれている状況を示す状況情報(後述)を格納する。
矛盾判定関連設定情報格納部33には、スケジュール情報格納部32に入力されるスケジュールの矛盾を判定するための情報が予め登録されている。具体的には、前述の場所と作業内容の相関関係、2つの場所の間の移動時間、スケジュール情報が存在しない場合のデフォルトの場所の設定、外部のユーザ位置認識手段37からユーザの現在位置の状況情報を取得するタイミング、等の設定情報が格納される。
矛盾判定部36は、判定手段となるものであり、状況情報格納部35に格納されたユーザの状況情報や矛盾判定関連設定情報格納部33の設定情報を参照して、スケジュール情報格納部32に入力されるスケジュール情報の矛盾の有無を判定する。
同期コミュニケーション制御部34は、クライアント4間の同期コミュニケーションを制御するとともに、矛盾判定部36の判定結果をクライアント4へ通知するのを制御する。
クライアント入出力制御部31は、クライアント4からネットワーク2を介して入力されたクライアントユーザのスケジュール情報や各種設定情報をスケジュール情報格納部32や矛盾判定関連設定情報格納部33へ格納し、クライアント4間の同期コミュニケーション要求を同期コミュニケーション制御部34に通知し、クライアント4、位置認識手段37から入力された状況情報を状況情報格納部35へ格納し、矛盾判定部36の判定結果を、同期コミュニケーション制御部34を利用してクライアント4へ通知するなどの制御を行なう。
矛盾情報解消部51は、解消手段となるものであり、矛盾判定部36で判定された矛盾を示す矛盾情報を受け取り、その矛盾解消ための通知を作成し、通知を送信するユーザを選択し、クライアント入出力制御部31に通知を送る。また、ユーザから送られた矛盾解消情報に基づいてスケジュール情報格納部32に格納されているスケジュール情報を更新し、矛盾が解消されないままの矛盾情報を矛盾格納部52に格納する。
矛盾情報格納部52には、解消されなかった矛盾情報を蓄積する。
矛盾解消関連設定情報格納部53には、矛盾解消者テーブル221、矛盾解消時刻テーブル241等の設定情報が格納されている(後述)。
クライアント4において、同期コミュニケーションクライアント41は、ビデオ会議、インスタントメッセージ、テキストチャット等のクライアント41間の同期コミュニケーションを司る。
状況情報取得部42は、クライアントユーザのシステムへのログイン状況や勤務状況を撮影したキャプチャ画像、在席状況(クライアント4端末に対して入力装置16による操作を行っている場合は「在席」、そうでない場合は「離席」となる)、クライアント4端末のIPアドレス等の情報を取得する。
次に、状況情報の取得について説明する。状況情報は、ユーザの置かれている状況を示す情報である。本実施形態で用いる状況情報としては、前述の在席状況、クライアント4端末のIPアドレス、ユーザ位置認識手段37の取得するユーザの位置情報がある。
IPアドレスを用いる場合は、どのクライアント4端末を用いてユーザがサーバ3にアクセスしたかを、各クライアント4端末に付与されたIPアドレスにより判断し、このIPアドレスによりユーザが現在どのクライアント4端末を使用しているか(どのクライアント4端末の場所にいるか)を判断することができる。
ユーザ位置認識手段37は、各ユーザが現在どこにいるかを検出する。具体的には、ユーザ位置認識手段37には、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を利用することができる。すなわち、各ユーザがRFIDのアクティブタグを常時携帯し、事業所内の各所に設置されたRFIDアンテナがそのタグの存在を検知することにより(よって、RFIDアンテナがユーザ位置認識手段37となる)、各ユーザの現在の所在地を検出することができる。各RFIDアンテナはネットワーク2に接続され、ユーザの位置検出情報は常時サーバ3のクライアント入出力制御部31に常時送信され、状況情報として状況情報格納部35に格納される。
なお、IPアドレスと事業所内の場所、もしくは、各RFIDアンテナと事業所内の場所との対応は、それぞれ、図11、図12に示すように、IPアドレステーブル131、又は、RFIDテーブル141の形式で予め矛盾判定関連設定情報格納部33に格納されている。
すなわち、状況情報としてIPアドレスを用いる場合、図11に示すようなテーブル131にIPアドレス132とそのIPアドレスの付された機器の場所133とが関連付けられて登録される。図11の例では、111.111.111.XXXというIPアドレスは無線LANに割り当てられたDHCPに基づくアドレスであり(この場合、クライアント4は無線LANという機器を利用している)、111.111.112.XXXは居室のデスクトップPCであるクライアント4に割り当てられた固定アドレスである。IPアドレス132で場所133を検索することにより、状況情報(場所133)を検出することができる。
また、状況情報として前述のようにRFIDを用いる場合は、図12に示すテーブル141にRFIDのアクティブタグを検出するアンテナ142と、その設置場所143とを関連付けて登録する。アンテナ142で場所143を検索することにより、状況情報(場所143)を検出することができる。
これらの場所133、143は、その状況情報が検出された時刻と関連付けて状況情報格納部35に登録する。
このようにして検出される状況情報に変化があるたびに、その変化の内容を反映させるように状況情報格納部32は更新される。
次に、ネットワークシステム1でサーバ3が実行する処理について説明する。
ユーザは、クライアント4からサーバ3にアクセスして、スケジュール情報格納部32に格納されている自己のスケジュールに関するスケジュール情報に入力を行なってスケジュール情報を更新することができる。このとき、サーバ3はスケジュール情報格納部32に格納されているユーザのスケジュールと入力された入力情報との有無を判定する処理を行なうので、まず、かかる処理について説明する。
図4は、サーバ3が実行する処理について説明するフローチャートである。このスケジュール情報の更新をサーバ3が受け付けたときは(ステップS1のY)、サーバ3のCPU12は、この更新されたスケジュール情報の内容自体に矛盾がないか否かを矛盾判定部36で判定する、あるいは、更新されたスケジュール情報と、状況情報格納部35に格納されている当該ユーザの状況情報とを比較して、両者に矛盾がないか否かを矛盾判定部36で判定する(ステップS2)。この判定には、矛盾判定関連設定情報格納部33の登録情報も用いられる。そして矛盾がなかったときは(ステップS3のY)、受け付けた内容でスケジュール情報の更新を確定し(ステップS4)、矛盾があったときは(ステップS3のN)、矛盾がある旨をユーザがスケジュール情報の更新に利用しているクライアント4に報知する(ステップS5)。このときは、当該クライアント4の表示装置17に、入力内容に矛盾があるため、スケジュール情報の更新が拒否された旨のメッセージが表示される。
以下では、このようなサーバ3が実行する処理、特に、ステップS2の処理についての具体的なパターンを複数例(具体例1,2)説明する。これは、ユーザが更新したスケジュール情報の内容自体の矛盾を検出する例である。
[具体例1]
図5は、スケジュール情報格納部32に格納されているユーザAのスケジュール情報の例である。スケジュール情報格納部32には、ユーザが作業を行う時間101、作業を行う場所102、行う作業の作業内容103の欄が用意され、ユーザは自己のスケジュールとしてこれらを関連付けて入力することができる。時間101は必須であるが、場所102と作業内容103はそのいずれか少なくとも一方が入力されればよい。
図5は、スケジュール情報格納部32に格納されているユーザAのスケジュール情報の例である。スケジュール情報格納部32には、ユーザが作業を行う時間101、作業を行う場所102、行う作業の作業内容103の欄が用意され、ユーザは自己のスケジュールとしてこれらを関連付けて入力することができる。時間101は必須であるが、場所102と作業内容103はそのいずれか少なくとも一方が入力されればよい。
一方、図6は、矛盾判定関連設定情報格納部33に格納されるユーザAの場所/作業相関テーブル111の例である。場所/作業相関テーブル111は、それぞれの場所でどのような作業を行うかを記述したテーブルで、各ユーザがその内容(ここでは、場所112、時間113の入力欄がある)を予め登録しておく。この例では、場所112をキー情報として登録しているが、反対に作業内容113から場所112を引くこともできるようにしておく。
さて、図5のスケジュール情報に、ユーザAが新たなスケジュールを追加入力して図7の状態になったとする。新しいスケジュールは、〔場所102:居室、作業内容103:来客対応〕という組み合わせであるが、この組み合わせは図5の場所/作業相関テーブル111には存在しないので、矛盾判定部36はこのスケジュールには矛盾の可能性があると判断し(ステップS3のN)、ユーザAにその旨通知する(ステップS5)。ユーザAは、その通知を見て修正の必要があると判断した場合はスケジュール情報を変更する。
このように、場所/作業相関テーブル111に存在しない場所102と作業内容103の組み合わせのスケジュール情報をユーザが入力した場合、矛盾判定部36は矛盾の可能性ありと判断する。
なお、この例では場所/作業相関テーブル111を個々のユーザごとに設定することを前提として説明したが、グループ単位で場所102と作業内容103との相関情報を共有することも可能である。
[具体例2]
図8は、ユーザAのスケジュール情報の例である。一方、図9は矛盾判定関連設定情報格納部33に格納される移動時間テーブル121であり、ユーザAが2つの異なる場所(場所122と場所123)の間を移動するのに必要な所要時間(移動時間124)を予め登録したものである。
図8は、ユーザAのスケジュール情報の例である。一方、図9は矛盾判定関連設定情報格納部33に格納される移動時間テーブル121であり、ユーザAが2つの異なる場所(場所122と場所123)の間を移動するのに必要な所要時間(移動時間124)を予め登録したものである。
ここで、ユーザAが新たなスケジュールを入力して、スケジュール情報が図10のようになったとする。この例では、居室での作業を14:30に終えて15:00から横浜事業所で開催される定例会議に出席するというスケジュールであるが、移動時間テーブル121を参照すると、居室から横浜事業所までの移動時間は60分となっているので、このスケジュールを実現するのは不可能である。そこで、矛盾判定部36は、このスケジュールには矛盾の可能性があると判断し(ステップS3のN)、ユーザAにその旨通知する(ステップS5)。ユーザAはその通知を見て修正の必要があると判断した場合は、スケジュール情報を変更する。
このように、連続する2つのスケジュールに記載された2つの場所間の移動に関して、スケジュール間の空白時間よりも移動時間テーブル121に登録された2つの場所間の移動時間が長くなるようなスケジュールをユーザが入力した場合、矛盾判定部36は矛盾の可能性ありと判断するのである。
なお、移動時間テーブル121に記載の無い2つの場所122,123間は極めて短時間で移動できるものとし、矛盾判定の際に移動時間の考慮はしない。
また、この例では移動時間テーブル12を個々のユーザごとに設定することを前提としていたが、グループ単位で相関情報を共有することも可能である。
次に、前述のようにして矛盾判定部36で矛盾の存在を検出したときに、その矛盾を解消する処理について説明する。
図13は、矛盾を解消する処理のフローチャートである。
すなわち、前述の図4の処理のステップS3で、矛盾があると判定されたときは(ステップS11)、矛盾解消部51が所定の手段により当該矛盾を解消する処理を実行する(ステップS12)。
この矛盾を解消する処理には様々な手段が考えられるので、以下では、具体例3〜8でステップS12における矛盾を解消する処理の具体例について説明する。
[具体例3]
図14はスケジュール情報格納部32に格納されているスケジュール情報の例である。図14のスケジュール情報格納部32の例では、図5以下の例とは異なり、時間101が開始時刻101aと終了時刻101bとに分けて登録され、各ユーザのデータが1枚のテーブルに登録されるため、ユーザID105も登録され、また、スケジュールごとのスケジュールID104も登録される。
図14はスケジュール情報格納部32に格納されているスケジュール情報の例である。図14のスケジュール情報格納部32の例では、図5以下の例とは異なり、時間101が開始時刻101aと終了時刻101bとに分けて登録され、各ユーザのデータが1枚のテーブルに登録されるため、ユーザID105も登録され、また、スケジュールごとのスケジュールID104も登録される。
まず、矛盾判定部36から“Ichiro Tanaka”に関する矛盾情報が矛盾解消部51に送信されたとする。図15に示すように、矛盾情報201には、ユーザID105、矛盾を検出した時刻の情報である検出時刻202、スケジュールID104、ユーザの状況情報203が含まれる。
そして、矛盾解消部51は、この矛盾情報201に基づいて、ユーザに図16のような矛盾通知211を送信する。矛盾を解消するには、ユーザの現在の状況と登録されているスケジュール情報格納部32に登録されているスケジュール情報の両方の変更が必要になる可能性があるので、矛盾通知211には、これら矛盾を解消できるような選択メニューを用意する。選択メニュー、はユーザの状況情報203やスケジュール情報などを参照して生成されるものを含む。
例えば、現在の矛盾情報201のユーザIDが“Ichiro Tanaka”のとき、図14のスケジュール情報から、このユーザの直前のスケジュールにおける場所102と、矛盾情報201の状況情報203とを比較し、場所102が同じならば、直前のスケジュールが延長されたものとして、図16の矛盾通知211において、現在の状況選択メニュー212に直前のスケジュール延期を含める。また、その日のスケジュールのうち消化されていないものを状況選択メニュー212中の選択肢として用意することもできる。ユーザは、これらの状況選択メニュー212を利用して、矛盾解消情報211をサーバ3に返信する。サーバ3では、送信された情報を基に、スケジュール情報格納部32のスケジュール情報を書き換える。
以上のように、具体例3は、矛盾があると判定されたときに、ユーザが選択できる当該矛盾を解消する選択肢のメニューである状況選択メニュー212を作成し、この作成した状況選択メニュー212をユーザに送信する。そして、ユーザが選択肢のメニューから所望の項目を選択した状況選択メニュー212の返信を受け付け、この返信があったときは当該返信に含まれるユーザの選択をスケジュール情報格納部32のスケジュールの登録に反映させることで、前述の矛盾を解消するものである。
[具体例4]
前述の矛盾の解消は、ユーザの状況により、常に本人が解消できるとは限らない。そこで、あらかじめ設定してある他のユーザに解消してもらうことも考えられる。
前述の矛盾の解消は、ユーザの状況により、常に本人が解消できるとは限らない。そこで、あらかじめ設定してある他のユーザに解消してもらうことも考えられる。
図17は、矛盾のある情報スケジュールを解消できるユーザの優先順位を予め設定する解消優先順位設定テーブル221であり、矛盾解消関連設定情報格納部53に格納される。解消優先順位設定テーブル221は、各ユーザのユーザID105と、そのユーザID105のユーザの矛盾のある情報スケジュールを解消出来る他のユーザの優先順位222(優先順位1,2で示す)とが関連付けて登録される。
また、図18は状況情報格納部35に格納されているユーザの現在の状況を示す状況情報テーブル231である。状況情報テーブル231には、各ユーザのユーザID105と、そのユーザの現在の状況情報232(前述の場所133,143など)とが関連付けて登録される。状況情報232には、当該ユーザのスケジュールに割り込みが可能か否かを示す割り込み可否233が付されている。状況情報テーブル231は新たな状況情報を受け取るたびに更新する。
矛盾判定部36からユーザID105“Ichiro Tanaka”に関する矛盾情報201が矛盾解消部51に送信され、具体例3の場合と同様に、ユーザ“Ichiro Tanaka”に矛盾通知を送信したが、取り込み中のため、本人が矛盾解消情報211をサーバ3に返信できなかったとする。
この場合、サーバ3は所定の一定時間経過後に、解消優先順位設定テーブル221を参照し、ユーザID105“Ichiro Tanaka”に対応して優先順位222に登録されている、“Ichiro Tanaka”の矛盾を解消するユーザのユーザID105“Jiro Yamada”を取得する(優先1として登録されている)。
次に、状況情報テーブル231で、この“Jiro Yamada”のユーザの状況情報232を参照し、割り込み可否233が割り込み禁止でなければ、“Ichiro Tanaka”の矛盾通知211を“Jiro Yamada”に送信し、このユーザから具体例3のような矛盾解消情報211を得ることができる。なお、この“Jiro Yamada”の状況情報232の確認は行わなくてもよい。サーバ3は、この“Jiro Yamada”からの矛盾解消情報211を用いて、具体例3の場合と同様にスケジュール情報を更新する。なお、矛盾解消情報211の優先1のユーザが割り込み禁止であるときは、優先2のユーザについて同様の判断を行なう。
このように、本例では、状況選択メニュー212の送信を受け付けたユーザが前述の矛盾を解消できるか否かを判定し、当該ユーザが矛盾を解消できないと判定したときは、解消優先順位設定テーブル221を参照する。そして、矛盾を解消できないユーザと関連付けて登録されている別のユーザが選択できる当該矛盾を解消する選択肢が記載された状況選択メニュー212を作成し、この作成しためニューを当該別のユーザに送信して、状況選択メニュー212の返信があったときは、当該返信に含まれる当該別のユーザの選択をスケジュール情報格納部32のスケジュールの登録に反映させるものである。
そして、この場合に、解消優先順位設定テーブル221を参照したときは、当該別のユーザの状況情報を状況情報テーブル231で参照して、割り込み可否233から当該別のユーザの状況を判断し、状況選択メニュー212の送信の可否を判定する。そして、送信が可能と判定したことを条件に、状況選択メニュー212を当該別のユーザへ送信するものである。
[具体例5]
前述の具体例4において、図15の矛盾情報201が矛盾判定部36から矛盾解消部51に送られた場合で、ユーザ本人である“Ichiro Tanaka”の矛盾をユーザ本人が解消できず、解消優先順位設定テーブル221に設定された2人のユーザの状況情報232に対応する割り込み可否233が割り込み禁止のときがある(図19参照)。
前述の具体例4において、図15の矛盾情報201が矛盾判定部36から矛盾解消部51に送られた場合で、ユーザ本人である“Ichiro Tanaka”の矛盾をユーザ本人が解消できず、解消優先順位設定テーブル221に設定された2人のユーザの状況情報232に対応する割り込み可否233が割り込み禁止のときがある(図19参照)。
このように矛盾判定部36から送られた時点でユーザに状況選択メニュー212を送信しても返信がなく、前述の矛盾を解消できない場合は、矛盾解消部51は、矛盾の解消ができないと判断し、矛盾情報蓄積部52に状況選択メニュー212を格納する。また、状況選択メニュー212を送信したが、一定時間経過しても返信が優先1,2のユーザも含めてどのユーザからも得られなかったときも、同様に矛盾解消できないと判断し、矛盾情報蓄積部52に状況選択メニュー212を格納する。
そして、ユーザにスケジュール情報を表示する際には、この矛盾情報格納部52とスケジュール情報格納部32を参照し、スケジュール情報と同時に、矛盾があったことがわかるようなデータを表示してユーザに報知する。図20は、その場合の例で、スケジュール情報の表示中に矢印と矛盾の文字を表示している。
すなわち、本例では、状況選択メニュー212の送信を受け付けたユーザ、さらには、解消優先順位設定テーブル221に登録されている別のユーザが前述の矛盾を解消できないと判定したときは、その旨の情報を矛盾情報格納部52に蓄積することで、スケジュール情報をユーザに表示するときに同時に矛盾の存在もユーザに報知できるようにするものである。
[具体例6]
本例は、前述の具体例5の場合に、矛盾情報蓄積部52に蓄積された矛盾を解消する例である。
本例は、前述の具体例5の場合に、矛盾情報蓄積部52に蓄積された矛盾を解消する例である。
すなわち、図21に示すように、あらかじめ解消されなかった矛盾を再度通知する時刻をユーザごとに設定した矛盾解消時刻テーブル241を、盾解消関連設定情報格納部53に格納しておく。矛盾解消部51は、この矛盾解消時刻テーブル241に設定された時刻になったら該当ユーザの矛盾情報を矛盾情報格納部52から取得し、ユーザに解消するための状況選択メニュー212を送信する。例えば、図21の例では、“Ichiro Tanaka”には9:30と13:00に矛盾通知を行う。ユーザが、状況選択メニュー212に対する返信をサーバ3に送信した場合は、その返信情報に基づいてスケジュール情報格納部32のスケジュールを更新し、該当する矛盾情報を矛盾情報格納部52から削除する。
すなわち、この具体例6は、矛盾情報格納部52に矛盾情報の蓄積がなされたときは、矛盾解消時刻テーブル241に登録されているユーザについて時期がきたときに前述の矛盾を解消する選択肢が掲載された状況選択メニュー212を作成し、この作成した状況選択メニュー212を当該ユーザに送信する。そして、この送信したメニューの返信を受け付けたときは、当該返信に含まれるユーザの選択をスケジュール情報格納部32のスケジュールの登録に反映させるものである。
[具体例7]
本例は、矛盾情報蓄積部52に蓄積された矛盾を解消する他の例に関するものである。
本例は、矛盾情報蓄積部52に蓄積された矛盾を解消する他の例に関するものである。
すなわち、状況情報格納部35の状況情報テーブル231が更新されたときは、矛盾解消部51は、ユーザの状況情報テーブル231が変化したことの通知を受け取る。たとえば、“Jiro Yamada”の状況が、その割り込み可否233で割り込み禁止から割り込み可に変更になり、矛盾解消部51に通知されたとする。
このとき、矛盾解消部51は、“Jiro Yamada”の矛盾情報を矛盾情報格納部52から取得し、状況選択メニュー212をユーザのクライアント4に送信する。そして、ユーザが返信をサーバ3に送信した場合は、その返信情報に基づいてスケジュール情報格納部32のスケジュールを更新し、該当する矛盾情報を矛盾情報格納部52から削除する。
すなわち、矛盾情報格納部52への矛盾情報の蓄積がなされているときに、当該矛盾情報の蓄積がなされているユーザに関して状況情報格納部35の更新されたことを検出したときに、当該更新された状況情報232の割り込み可否233からユーザが前述の矛盾の解消ができると判断した場合は、その矛盾を解消する選択肢を含む状況選択メニュー212を作成して、この作成したメニューを当該ユーザに送信する。そして、ユーザから送信した状況選択メニュー212の返信を受け付けたときは、当該返信に含まれるユーザの選択をスケジュール情報格納部32のスケジュールの登録に反映させるものである。
[具体例8]
矛盾判定部36における矛盾の判定は、スケジュール情報格納部32のスケジュールの登録時刻より前に行われることがある。たとえば、図14に示されたスケジュールID104が004のBワーキンググループのように、他事業所である会議に出席するスケジュールが登録されており、C事業所まで1時間の移動時間がかかる場合、登録時刻の30分前の15:30でも移動を開始しておらずに居室にいれば、Bワーキンググループに時間通りに出席することができないことになる。
矛盾判定部36における矛盾の判定は、スケジュール情報格納部32のスケジュールの登録時刻より前に行われることがある。たとえば、図14に示されたスケジュールID104が004のBワーキンググループのように、他事業所である会議に出席するスケジュールが登録されており、C事業所まで1時間の移動時間がかかる場合、登録時刻の30分前の15:30でも移動を開始しておらずに居室にいれば、Bワーキンググループに時間通りに出席することができないことになる。
このような、スケジュール情報格納部32のスケジュールの登録時刻より前に出現する矛盾情報にも対応するためには、矛盾解消部51において、スケジュール登録時刻と検出時刻とを比較し、スケジュール登録時刻より検出時刻が早い場合は、図22に示すように登録スケジュールのみを解消するような状況選択メニュー212を、そうでない場合は、図16に示すように現在の状況と登録スケジュールの両方の矛盾を解消するような選択肢を含む状況選択メニュー212を作成し、ユーザに送信する。
このように、本例は、前述の矛盾の存在の矛盾判定部36における判定が当該矛盾にかかわるスケジュールの入力情報の入力前に行なわれたか否かにより、作成される状況選択メニュー212を変えるものである。
3 スケジュール管理システム
18 記憶媒体
23 プログラム
18 記憶媒体
23 プログラム
Claims (21)
- 作業を行なう場所及び当該作業の作業内容のうちの少なくとも一方と当該作業を行なう時間とを関連付けたスケジュールを登録するスケジュール情報格納部と、
このスケジュール情報格納部に対する前記スケジュールの入力をユーザから受け付ける手段と、
このスケジュールの入力を受け付けたときは当該入力情報と前記スケジュール情報格納部の登録情報との間の矛盾の有無を判定する判定手段と、
この矛盾があると判定されたときは当該矛盾を解消する解消手段と、
を備えているスケジュール管理システム。 - 前記解消手段は、
前記矛盾があると判定されたときに前記ユーザが選択できる当該矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを前記ユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記ユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させて前記矛盾を解消する手段と、
を備えている請求項1に記載のスケジュール管理システム。 - 各ユーザに対応付けで別のユーザを登録している矛盾解消者テーブルをさらに備え、
前記解消手段は、
前記メニューの送信を受け付けたユーザが前記矛盾を解消できるか否かを判定する手段と、
この判定で当該ユーザが矛盾を解消できないと判定したときは当該ユーザと対応付けて前記矛盾解消者テーブルに登録されている別のユーザを参照する手段と、
この別のユーザが選択できる当該矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを前記別のユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記別のユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させる手段と、
を備えている請求項1に記載のスケジュール管理システム。 - 各ユーザの置かれている状況を示す情報である状況情報を登録する状況情報格納部をさらに備え、
前記別のユーザの参照をしたときは当該別のユーザの前記状況情報を前記状況情報格納部で参照する手段と、
この参照した状況情報から前記メニューの送信の可否を判定する手段と、
を備え、
前記別のユーザに送信する手段は、前記メニューの送信を可と判定したことを条件に、当該メニューの前記別のユーザへの送信を行なう、
請求項3に記載のスケジュール管理システム。 - 前記解消手段は、
前記メニューの送信を受け付けたユーザが前記矛盾を解消できるか否かを判定する手段と、
この判定で当該ユーザが矛盾を解消できないと判定したときは、その旨の情報を矛盾情報格納部に蓄積する手段と、
を備えている請求項4に記載のスケジュール管理システム。 - 前記解消手段は、
前記メニューの送信を受け付けた別のユーザが前記矛盾を解消できるか否かを判定する手段と、
この判定で当該ユーザが矛盾を解消できないと判定したときは、その旨の情報を矛盾情報格納部に蓄積する手段と、
を備えている請求項4に記載のスケジュール管理システム。 - 前記スケジュール情報格納部に登録されているスケジュールの表示の要求がユーザからあったときは当該スケジュールとともに前記矛盾情報格納部に蓄積されている情報をユーザに対して表示する手段を備えている請求項5又は6に記載のスケジュール管理システム。
- 前記解消手段は、
ユーザごとに前記矛盾情報格納部への矛盾を解消できない旨の情報の蓄積がなされたときの当該ユーザへの再通知を行なう時期を登録する矛盾解消時刻テーブルと、
前記蓄積がなされたときは前記矛盾解消時刻テーブルに登録されている当該ユーザについて前記時期がきたときに、前記矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを当該ユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記別のユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させる手段と、
を備えている請求項5〜7のいずれかの一項に記載のスケジュール管理システム。 - 前記矛盾情報格納部への矛盾を解消できない旨の情報の蓄積がなされているときに、当該蓄積がなされているユーザに関して前記状況情報格納部の更新されたことを検出する手段と、
この検出がされたときに当該更新された状況情報から前記ユーザが前記矛盾の解消ができると判断したときは、前記矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを当該ユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記ユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させる手段と、
を備えている請求項5〜7のいずれかの一項に記載のスケジュール管理システム。 - 前記選択肢のメニューを作成する手段は、前記判定手段による前記矛盾の存在の判定が当該矛盾にかかわる前記入力情報の入力前に行なわれたか否かにより、前記作成される選択肢のメニューを変える、請求項2に記載のスケジュール管理システム。
- 作業を行なう場所及び当該作業の作業内容のうちの少なくとも一方と当該作業を行なう時間とを関連付けたスケジュールを登録するスケジュール情報格納部に対する前記スケジュールの入力をユーザから受け付ける手段と、
このスケジュールの入力を受け付けたときは当該入力情報と前記スケジュール情報格納部の登録情報との間の矛盾の有無を判定する判定手段と、
この矛盾があると判定されたときは当該矛盾を解消する解消手段と、
をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能なプログラム。 - 前記解消手段は、
前記矛盾があると判定されたときに前記ユーザが選択できる当該矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを前記ユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記ユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させて前記矛盾を解消する手段と、
をコンピュータに実行させる請求項11に記載のプログラム。 - 前記解消手段は、
前記メニューの送信を受け付けたユーザが前記矛盾を解消できるか否かを判定する手段と、
この判定で当該ユーザが矛盾を解消できないと判定したときは当該ユーザと対応付けて、各ユーザに対応付けで別のユーザを登録している矛盾解消者テーブルに登録されている別のユーザを参照する手段と、
この別のユーザが選択できる当該矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを前記別のユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記別のユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させる手段と、
をコンピュータに実行させる請求項11に記載のプログラム。 - 前記別のユーザの参照をしたときは、各ユーザの置かれている状況を示す情報である状況情報を登録する状況情報格納部で、当該別のユーザの前記状況情報を参照する手段と、
この参照した状況情報から前記メニューの送信の可否を判定する手段と、
をコンピュータに実行させ、
前記別のユーザに送信する手段は、前記メニューの送信を可と判定したことを条件に、当該メニューの前記別のユーザへの送信を行なう、
請求項13に記載のプログラム。 - 前記解消手段は、
前記メニューの送信を受け付けたユーザが前記矛盾を解消できるか否かを判定する手段と、
この判定で当該ユーザが矛盾を解消できないと判定したときは、その旨の情報を矛盾情報格納部に蓄積する手段と、
をコンピュータに実行させる請求項14に記載のプログラム。 - 前記解消手段は、
前記メニューの送信を受け付けた別のユーザが前記矛盾を解消できるか否かを判定する手段と、
この判定で当該ユーザが矛盾を解消できないと判定したときは、その旨の情報を矛盾情報格納部に蓄積する手段と、
をコンピュータに実行させる請求項14に記載のプログラム。 - 前記スケジュール情報格納部に登録されているスケジュールの表示の要求がユーザからあったときは当該スケジュールとともに前記矛盾情報格納部に蓄積されている情報をユーザに対して表示する手段をコンピュータに実行させる請求項15又は16に記載のプログラム。
- 前記解消手段は、
ユーザごとに前記矛盾情報格納部への矛盾を解消できない旨の情報の蓄積がなされたときの当該ユーザへの再通知を行なう時期を登録する矛盾解消時刻テーブルと、
前記蓄積がなされたときは前記矛盾解消時刻テーブルに登録されている当該ユーザについて前記時期がきたときに、前記矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを当該ユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記別のユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させる手段と、
をコンピュータに実行させる請求項15〜17のいずれかの一項に記載のプログラム。 - 前記矛盾情報格納部への矛盾を解消できない旨の情報の蓄積がなされているときに、当該蓄積がなされているユーザに関して前記状況情報格納部の更新されたことを検出する手段と、
この検出がされたときに当該更新された状況情報から前記ユーザが前記矛盾の解消ができると判断したときは、前記矛盾を解消する選択肢のメニューを作成する手段と、
この作成したメニューを当該ユーザに送信する手段と、
この送信したメニューの返信を受け付ける手段と、
この返信があったときは当該返信に含まれる前記ユーザの選択を前記スケジュールの登録に反映させる手段と、
をコンピュータに実行させる請求項15〜17のいずれかの一項に記載のプログラム。 - 前記選択肢のメニューを作成する手段は、前記判定手段による前記矛盾の存在の判定が当該矛盾にかかわる前記入力情報の入力前に行なわれたか否かにより、前記作成される選択肢のメニューを変える、請求項12に記載のプログラム。
- 請求項11〜20のいずれかの一項に記載のプログラムを記憶している、記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004372407A JP2006178792A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | スケジュール管理システム、プログラム、及び記憶媒体 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004372407A JP2006178792A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | スケジュール管理システム、プログラム、及び記憶媒体 |
Publications (1)
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---|---|
JP2006178792A true JP2006178792A (ja) | 2006-07-06 |
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Family Applications (1)
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JP2004372407A Pending JP2006178792A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | スケジュール管理システム、プログラム、及び記憶媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-12-24 JP JP2004372407A patent/JP2006178792A/ja active Pending
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US11089025B2 (en) | 2008-03-27 | 2021-08-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Selecting encryption key using policies |
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