JP5608724B2 - 医療・介護用吸引装置 - Google Patents
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前記吸引器として、密閉可能な容器に電動ポンプとその補助用の手動ポンプを装着し、電動ポンプにホ−スを接続し、ホ−スの先端に種々の吸引具を取付け、吸引具を鼻や口に当てて電動ポンプを作動し、鼻汁や痰を吸引するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
請求項3の発明は、チューブホルダーから吸引ノズルまでの長さ調節を介し、前記吸引ノズルと手動の吸引ポンプとの位置を調整し、手動の吸引ポンプと吸引管に対し吸引ノズルを容器の軸方向の最先端に位置調整可能にし、手動の吸引ポンプが患者の顔面に接触したり、過度に近接して不快感を抱かせないようにしている。
請求項4の発明は、容器と手動の吸引ポンプを片手で保持し、かつ該吸引ポンプを前記片手で操作可能にして、この種の操作を容易かつ合理的に操作し得るようにしている。
請求項6の発明は、ノズルエレメントをノズルジョイントの略半分長の略砲弾形またはノズルジョイントよりも若干長い先細のテーパ形状に形成し、ノズルエレメントの小形化を図るととともに、用途に応じてノズルエレメントを具体的に形成している。
請求項7の発明は、ノズルエレメントをノズルジョイントの先端部に選択的に装着可能にし、用途に応じたノズルエレメントをノズルジョイントの先端部に気密かつ強固に接続可能にしている。
請求項8の発明は、ノズルジョイントよりも若干長い先細のテーパ形状のノズルエレメントの先端部を利用者の鼻孔の直下に接触可能にし、利用者の鼻孔直下の局所的位置の使用に好適にしている。
請求項3の発明は、チューブホルダーから吸引ノズルまでの長さ調節を介し、前記吸引ノズルと手動の吸引ポンプとの位置を調整し、手動の吸引ポンプと吸引管に対し吸引ノズルを容器の軸方向の最先端に位置調整可能にしたから、手動の吸引ポンプが患者の顔面に接触したり、過度に近接して不快感を抱かせないようにすることができる。
請求項4の発明は、容器と手動の吸引ポンプを片手で保持し、かつ該吸引ポンプを前記片手で操作可能にしたから、この種の操作を容易かつ合理的に操作することができる。
請求項6の発明は、ノズルエレメントをノズルジョイントの略半分長の略砲弾形またはノズルジョイントよりも若干長い先細のテーパ形状に形成したから、ノズルエレメントの小形化を図るととともに、用途に応じてノズルエレメントを具体的に形成することができる。
請求項7の発明は、ノズルエレメントをノズルジョイントの先端部に選択的に装着可能にしたから、用途に応じたノズルエレメントをノズルジョイントの先端部に気密かつ強固に接続することができる。
請求項9の発明は、一方の接続管に連通する電動ポンプを医療用吸引器のハウジング内部に装備し、前記ハウジングの上端部にレバーの基端部を回動可能に連結し、常時は下向きに回動可能に付勢する一方、前記レバーに吸引ジョイントを同動可能に設け、該吸引ジョイントの接続部を前記一方の接続管に着脱可能に接続したから、前記接続管と吸引ジョイントとの接続を簡便かつ気密に行なうことができる。
前記キャップ2の周面にフランジ2aが下方に突設され、該フランジ2aの内側に環状溝2bが深溝に形成され、該環状溝2bに容器1の端縁を嵌合し、キャップ2を気密に装着している。
図中、1aは容器1の中高位置周面に設けた環状リブで、該リブ1a位置に収容された鼻汁等の吸引物が当該位置に到達した際、該吸引物の廃棄ないし排出を促し、後述の手動ポンプに対する流入を防止する目安にしている。
前記制御弁7は吸気弁と排気弁(共に図示略)とを備え、手動ポンプ9の圧縮時に吸気弁を閉弁し同時に排気弁を開弁して、容器1側の空気を排気口10から外部へ排気可能にし、手動ポンプ9の圧縮解除後の復元時に、吸気弁を開弁し同時に排気弁を閉弁して、容器1側を負圧に形成可能にしている。
前記コネクタ−11は接続管6の上部周面に嵌合可能にされ、その内側にインナ−チュ−ブ12が上下方向に突設されている。このうち、下側に突出するロアチュ−ブ12aが接続管6の通孔6aに緊密に差し込まれ、上側に突出するアッパ−チュ−ブ12bに吸引管4の一端が挿入されている。
前記環状リブ19〜21の外径は管端側から順次増径して形成され、該環状リブ19〜21に内径を異にする吸引管4,4a,4bの接続を可能にしている。
実施形態の場合は,吸引管4の内径が最も小さく、吸引管4bの内径が最も大きく、吸引管4aの内径がその中間径に形成されている。
前記環状リブ22の内部に貫通孔25と同径の吸引口26が形成され、該吸引口26のノズルジョイント17側に、環状周面23と同径の段付孔27が形成され、該段付孔27の基部側にフランジ24と同径の環状溝28が形成されている。
そして、前記ノズルエレメント18の先端部を利用者29の鼻孔30に挿入し、先端の吸引口26から鼻孔30内の鼻汁を吸引可能にしている。図中、31は本発明の吸引装置を操作する看護師、介護者、家人等の手である。
すなわち、前記二種類のノズルエレメントは中空の略砲弾形に成形され、その内部に前記段付孔27と環状溝28の同位置に、同様な段付孔と環状溝とを形成し、該段付孔の基端部にノズルジョイント17の端部を当接可能に形成し、これらに前記ノズルジョイント17を嵌合して装着可能にしている。
また、前記二種類のノズルエレメントの外径は、前記ノズルエレメント18のそれよりも若干大径に、または小径に形成され、したがって前記略砲弾形状もノズルエレメント18と若干相違している。
前記キャップ2上の一方の接続管5に制御弁7を備えたジョイント8を装着し、該ジョイント8の上端部に手動ポンプ9を取付け、他方の接続管6の周面をテーパ状に形成し、該テ−パ面にコネクタ−11を装着可能にする。
また、インナ−チュ−ブ12の上側のアッパ−チュ−ブ12bを上方に突設し、その周面に係止部14とテーパ状の係合リブ13を突設し、該係合リブ13に吸引管4の一端を緊密に嵌合可能に成形する。
したがって、これらをガラス製とした場合の破損を防止し、使用上の安全性を確保できるとともに、これを軽量かつ安価に製作し得る。特に、ノズルエレメントをシリコンゴム製とすることによって、ガラス製のノズルエレメントを鼻孔や口腔に挿入する際の冷涼感による不快感を防止し、快適な使用を図れる。
実施形態では図示のノズルエレメント18の他に、ノズルジョイン17を共用する大小二種類のノズルエレメントを、若干形状寸法を変えて成形している。
この後、接続管5にジョイント8を装着し、該ジョイント8の上端部に手動ポンプ8を取付ける。これらの組み付け状況は図3のようである。
その際、吸引管4の中間部をチュ−ブホルダ−3のホルダ−アーム3a,3aの間に差し込み、かつ吸引ノズル16を上向きに配置し、前記アーム3a,3aの弾性によって吸引管4を挟持する。この組み付け後の状況は図1のようである。
そして、前記片手で手動ポンプ9を圧縮ないし圧縮解除操作し、鼻孔30内の鼻汁を吸引口26から吸引する。この状況は図9および図10のようである。
したがって、従来のように片手で吸引管の先端部を保持して吸引ノズル16を鼻孔に挿入し、他の片手で手動ポンプ9を操作する場合の煩雑を解消し、この種の操作を片手で合理的かつ円滑に行なえる。
しかも、ノズルエレメント18をシリコンゴム製とすることによって、ガラス製のノズルエレメントを鼻孔や口腔に挿入する際の冷涼感による不快感を防止し、快適な使用を図れる。
この場合、ノズルエレメント18は視認不可能なシリコン製の吸引ノズルに比べ、準透明または半透明に構成され、ノズルジョイント17は透明に構成されているから、吸引口26や貫通孔25を移動する鼻汁の色や粘性等の状態を容易に視認し得、鼻汁の異常に速やかに対応し得る。
その上、前記視認効果は、吸引ノズル16内に照明手段を要することなく、自然光または照明等の入射光によって所期の効果を得ているから、これを合理的かつ安価に構成し得る。
しかも、該ロアチュ−ブ12aが接続管6とコネクタ−11によって内外二重に気密に接続されているから、前記各接続部からの吸気や鼻汁の漏洩が阻止され、円滑かつ能率良く鼻汁を吸引する。
この後、コネクタ−11を接続管6から引き抜き、吸引管4とコネクタ−11と吸引ノズル16を分解するとともに、吸引ノズル16をノズルジョイン17とノズルエレメント18とに分解し、更に接続管5から手動ポンプ9を取外し、これらを適宜洗浄または煮沸消毒する。
したがって、各構成部材を精密に洗浄かつ消毒し、それらの衛生を確保し得るともに、洗浄または消毒後は各構成部材を適宜組立て、次期使用に備える。
この後、容器1と手動ポンプ9と吸引管4と吸引ノズル16等を片手で保持して利用者29に近付け、吸引ノズル16を利用者29の口腔部に挿入し、かつ前記片手で手動ポンプ9を操作して痰を吸引する。
したがって、痰の吸引操作を合理的かつ円滑に行なえるとともに、ノズルエレメント18の略砲弾形状によって、口腔部を擦過したり傷付けたりせず、口腔部に円滑に挿入して、痰を容易かつ速やかに吸引する。
この場合、ノズルエレメント18は準透明または半透明に構成され、ノズルジョイント17は透明に構成されているから、吸引口26や貫通孔25を移動する痰の色や粘性等の状態を容易に視認し得、痰の異常に速やかに対応し得る。
その上、前記視認効果は吸引ノズル16内に照明手段を要することなく、自然光または照明等の入射光によって所期の効果を得ているから、これを合理的かつ安価に構成し得る
このうち、図11乃至図15は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は吸引ノズル16の他の形態を示している。
この実施形態の吸引ノズル16のノズルジョイン17は、前述のノズルジョイントと実質的に同一で、ノズルエレメント32だけが前述のノズルエレメント18と相違している
前記ノズルエレメント32とノズルジョイン17との接続は、前述の実施形態と同様に行なう。この状況は図12および図13のようである。
そして、前記片手で手動ポンプ9を圧縮ないし圧縮解除操作し、鼻孔30の直下に流出した鼻汁を吸引口33から吸入する。この状況は図14および図15のようである。
したがって、従来のように一方の片手で吸引管の先端部を保持して吸引ノズル16を鼻孔の直下に位置付け、他方の片手で手動ポンプ9を操作する煩雑を解消し、この種の操作を片手で合理的かつ円滑に行なえる。
しかも、前記吸引ノズル16の先端部、つまりノズルエレメント32の長尺で先細のテーパ形状によって、鼻孔30を閉塞することなく、またノズルエレメント32が顔面の他の部位に接触して、鼻汁がノズルエレメント32の周面に沿って流下することがないから、鼻孔30の直下の鼻汁を確実かつ容易に吸引する。
その際、ノズルエレメント32は半透明また準透明に構成され、ノズルジョイント17は透明に構成されているから、吸引口33と貫通孔25を移動する鼻汁の色や粘性等の状態を視認し得、鼻汁の異常に速やかに対応し得る。
前記視認効果は、吸引ノズル16内に照明手段を要することなく、自然光または照明等の入射光によって所期の効果を得ているから、これを合理的かつ安価に構成し得る。
前記電動ポンプ37は小型の医療用吸引器38の内部に装備され、該吸引器38の周囲をハウジング39で区画し、該ハウジング39内の中間部下側に前記電動ポンプ37を配置している。
前記ハウジング39は不透明な合成樹脂製の縦長の箱形に形成され、その側部に小高の不透明な合成樹脂製のサイドハウジング40を突設し、該サイドハウジング40に大径の凹孔41を形成していて、該凹孔41に前記容器1を取出し可能に収容している。図中、42はサイドハウジング40の側面に形成した縦長の透視窓で、前記容器1に収容した水等の液体43の液面を視認可能にしている。
の支持枠46を架枠47に取付けている。
前記架枠47は、ハウジング39の下部に集電器(図示略)を備えたバッテリ−室48を区画し、該バッテリ−室48に駆動モータ44の電源として、複数の乾電池49を装備している。実施形態では駆動モータ44の電源として、乾電池49の他に商用電源を確保している。図中、50はハウジング39の底面に着脱可能に装着したバッテリ−カバ−で、バッテリ−室48を開閉可能にしている。
このうち、吸引管51の他端は上方に延設され、該吸引管51の間にフロ−モニタ53が介挿され、該モニタ53内に空気を流通可能にしている。
前記フロ−モニタ53は扁平な中空筒状に形成され、その一部に透明部材で形成した透視部54が設けられ、該透視部54をハウジング39に形成した透視部を有する透視窓55に臨ませて配置している。
前記フロ−モニタ53の内部に軽量な風車56の羽根が回動自在に軸支され、吸入ノズル16の使用時、フロ−モニタ53に吸気を流通させて前記風車56を回転し、この回転状態を外部から視認可能にして、吸引ノズル16の使用を確認可能にしている。
この場合、吐出管52の間にフロ−モニタ53を介挿することも可能であり、そのようにすることで吐出空気によって風車55を回転し、吸引管51による場合の吸気損失を防止し得る。
前記吸引ジョイント57は略L字形断面に成形され、その内部に略L字形に屈曲した流路59が形成され、該流路59の一端が前記導管58に連通し、この他端に接続部57aが下向きに設けられ、該接続部57aにキャップ2の接続管5が接続されている。
前記接続部57aは吸引ジョイント57の他端に凹状に形成され、その内面を前記接続管5の上部周面に嵌合し、その内面奥部の平坦面を接続管5の上端面に係合し、それらの気密状態を形成かつ維持可能にしている。57bは吸引ジョイント57の他端部を凹状曲面に形成した手掛け部である。
前記レバ−60の基端部に板バネ製のレバ−スプリング62の一端が掛け止められ、該スプリング62の弾性を介してレバ−60を下方へ回動可能に付勢し、吸引ジョイント57の使用時、接続部57aとキャップ2の接続管5との気密状態を形成可能にしている。
図中、64は水43に設置したフロ−トで、水43の液面の変位に同動して上下動し、その上端部64aをキャップ2に形成したテーパ状の通孔2cに係入し、水43の異常な液面上昇時に通孔2cを閉塞し、水43および水中の異物が吸引ジョイント57および電動ポンプ37へ流入する事態を阻止し、吸引ジョイント57や電動ポンプ37の故障を防止可能にしている。図中、65は水43中に設置した籠状のフロ−トガイドで、フロ−ト64の上下動を規制している。
図中、68はハウジング39の下端部に設けた電源ジャック、69,70は前記電池49または前記電源ジャック68から導入した商用電源を駆動モ−タ44へ導く配線である
71はハウジング39およびサイドハウジング41の底面に設けたゴム脚で、テーブルや床面の平坦面72に設置可能にしている。
また、ハウジング39の下部に重量の嵩む電池49や駆動モ−タ44および電動ポンプ37を配置し、更に容器1内に重量の嵩む水43を収容し、ハウジング39およびサイドハウジング40側の重心位置を下方へ位置付けているから、ハウジング39およびサイドハウジング40の設置状態が安定する。
そして、容器1に水43を定量収容し、該容器1をサイドハウジング40の凹孔41に収納する。
前記容器1の出し入れは、レバ−スプリング62の弾性に抗してレバ−60を上方へ回動し、容器1の取り出しスペ−スを確保して、キャップ2と一緒に容器1を凹孔41から取り出し、キャップ2を取り外して水43を定量収容し、キャップ2を取付け後、これを凹孔41内の所定位置に収容する。
この場合、凹孔41内における容器1の水43の液面は、サイドハウジング40の外側から透視窓42を介して確認し得、また前記水43にフロ−ト64が先端部64aを上位にして浮上し、フロ−トガイド65内に収容される。
一方、吸引管4の一端部に吸引ノズル16を装着し、その他端をコネクタ−11に接続し、該コネクタ−11を接続管6に差し込む。
このようにすると、駆動モ−タ44が駆動し、電動ポンプ37がポンピング作動して吸引ノズル16から周辺の空気を吸入し、該空気を吸引管4、コネクタ−11、接続管6を介して容器1内に導き、容器1に連通する通孔2cから接続部57a、吸引ジョイント57およびその流路59を経て上流側の吸引管51aへ導き、該吸引管51aからフロ−モニタ53に流入する。この状況は図19および図21のようである。
このため、フロ−モニタ53内の風車55が回転し、その状態を透視部54から確認して医療用吸引器38の使用状態を知得する。
前記吸引された鼻汁は、吸引口26から貫通孔25を経て吸引管4の下流側へ移動し、コネクタ−11のインナ−チュ−ブ12から接続管6内に導かれ、容器1内の水43に収容される。
そして、所定量の鼻汁を吸引後、操作スイッチ66をOFF操作し、駆動モ−タ44および電動ポンプ37の駆動を停止する。
そして、レバ−60と吸引ジョイント57を所定位置引き上げたところで、凹孔41から容器1を取り出し、キャップ2を取外して容器1内の水43と鼻汁を排出する。
このように、この実施形態は吸引ポンプとして、手動ポンプの代わりに電動ポンプ37を使用し、安定した吸気を確保するとともに、簡便な使用を図り、しかも電動ポンプ37に乾電池49と商用電源の二通りの電源を確保して、使用上の利便性を高めたものである
2 キャップ
3 チュ−ブホルダ−
4 吸引管
4a,4b 吸引管
9 吸引ポンプ(手動ポンプ)
16 吸引ノズル
16a 接合部
17 ノズルジョイント
18,32 ノズルエレメント
25 貫通孔
26,33 吸引口
29 利用者
30 鼻孔
31 手
37 吸引ポンプ(電動ポンプ)
38 医療用吸引器
39 ハウジング
44 駆動モ−タ
49 乾電池
52 吐出管
53 フロ−モニタ
54 透視部
55 透視窓
56 風車
57 吸引ジョイント
57a 接続部
60 レバ−
Claims (9)
- 有底筒状の容器と、該容器の開口部に着脱可能に装着したキャップと、該容器の上部に二つの接続管を突設し、この一方の接続管を吸引ポンプに連通し、他方の接続管に柔軟な吸引管を接続し、該吸引管の先端に吸引ノズルを着脱可能に接続し、該吸引ノズルの基端部に前記吸引管を接続可能なノズルジョイントを配置し、該ノズルジョイントの先端部にノズルエレメントを着脱可能に装着し、かつ前記キャップに前記吸引管を挿入可能な吸引管挿入孔を形成したチューブホルダーを突設した医療・介護用吸引装置において、前記キャップの側周面に略管状のチューブホルダーを側方に突設し、該チューブホルダーの吸引管挿入孔を容器と略同軸方向に形成するとともに、チューブホルダ−の側壁を管軸方向に切欠いて弾性変位可能な一対のホルダーアームを形成し、該ホルダーアームの弾性を介して吸引管の中間部を挟持可能にするとともに、前記チューブホルダ−を介し吸引管の先端部と吸引ノズルを容器と略同軸方向に配置可能にしたことを特徴とする医療・介護用吸引装置。
- 前記チューブホルダー内の吸引管を容器と同軸方向へ移動可能に設け、チューブホルダーから吸引ノズルまでの長さを調節可能にした請求項1記載の医療・介護用吸引装置。
- 前記チューブホルダーから吸引ノズルまでの長さ調節を介し、前記吸引ノズルと手動の吸引ポンプとの位置を調整し、手動の吸引ポンプと吸引管に対し吸引ノズルを最先端に位置調整可能にした請求項2記載の医療・介護用吸引装置。
- 前記容器と手動の吸引ポンプを片手で保持し、かつ該吸引ポンプを前記片手で操作可能にした請求項3記載の医療・介護用吸引装置。
- 前記ノズルエレメントの内部に、ノズルジョイントの先端部の環状周面とフランジに係合可能な段付孔と環状溝を形成した請求項1記載の医療・介護用吸引装置。
- 前記ノズルエレメントをノズルジョイントの略半分長の略砲弾形またはノズルジョイントよりも若干長い先細のテーパ形状に形成した請求項5記載の医療・介護用吸引装置。
- 前記ノズルエレメントをノズルジョイントの先端部に選択的に装着可能にした請求項6記載の医療・介護用吸引装置。
- 前記ノズルジョイントよりも若干長い先細のテーパ形状のノズルエレメントの先端部を利用者の鼻孔の直下に接触可能にした請求項6記載の医療・介護用吸引装置。
- 前記一方の接続管に連通する電動ポンプを医療用吸引器のハウジング内部に装備し、前記ハウジングの上端部にレバーの基端部を回動可能に連結し、常時は下向きに回動可能に付勢する一方、前記レバーに吸引ジョイントを同動可能に設け、該吸引ジョイントの接続部を前記一方の接続管に着脱可能に接続した請求項1記載の医療・介護用吸引装置。
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