JP2014212918A - 医療・介護用吸引物の貯留器 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変えられ、貯留器の下流側通路各部における汚損を抑制し洗浄を容易に行なえる医療・介護用吸引物の貯留器を提供する。
【解決手段】貯留室4を設けた有底筒状の容器2と、容器2の開口端部を水密に閉塞するキャップ3とで構成され、容器2の底部の内側に吸引チュ−ブインナ−5、外側に前記吸引チュ−ブインナ−5に連通する吸引チュ−ブアウタ−6を突設し、吸引チュ−ブアウタ−6に吸引チュ−ブ7の一端を接続する。吸引チュ−ブ7の他端は吸引溜器または吸引源に連通する。また、キャップ3の内側に吸引ジョイントインナ−9を突設し、キャップ3の外側に前記吸引ジョイントインナ−9に連通する吸引ジョイントアウタ−13を突設する。吸引ジョイントアウタ−13に鼻汁や痰等の吸引物Sを導く吸引ジョイント14を接続する。
【選択図】図3
【解決手段】貯留室4を設けた有底筒状の容器2と、容器2の開口端部を水密に閉塞するキャップ3とで構成され、容器2の底部の内側に吸引チュ−ブインナ−5、外側に前記吸引チュ−ブインナ−5に連通する吸引チュ−ブアウタ−6を突設し、吸引チュ−ブアウタ−6に吸引チュ−ブ7の一端を接続する。吸引チュ−ブ7の他端は吸引溜器または吸引源に連通する。また、キャップ3の内側に吸引ジョイントインナ−9を突設し、キャップ3の外側に前記吸引ジョイントインナ−9に連通する吸引ジョイントアウタ−13を突設する。吸引ジョイントアウタ−13に鼻汁や痰等の吸引物Sを導く吸引ジョイント14を接続する。
【選択図】図3
Description
本発明は、病院、介護施設、家庭等での患者や被介護者の鼻汁や痰等の吸引物の吸引に好適で、簡単な構成で容易かつ安価に製作でき、小型軽量で使用時や持ち運びに至便であるとともに、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変えられ、患者や被介護者が貯留器の使用状態に応じて吸引姿勢を強いられる不合理を解消するとともに、貯留器内に貯留した吸引物が下流側の通路から吸引溜器または吸引源へ流入する事態を抑制し、貯留器の下流側通路各部における汚損を抑制し洗浄を容易に行なえる医療・介護用吸引物の貯留器に関する。
鼻をかむ動作が不自由な耳鼻咽喉疾患の患者や、喀痰が不自由な喘息患者、介護施設の被介護者に対しては、専用の吸引器を用いて鼻汁や痰を吸引している。
このような介護用吸引器として、密閉可能な容器に電動ポンプとその補助用の手動ポンプを装着し、前記電動ポンプにホ−スを接続し、このホ−スの先端に種々の吸引具を取付けて前記容器を立位状態で設置し、前記吸引具を鼻や口に当てて電動ポンプを作動し、鼻汁や痰を吸引して前記容器に貯留するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)
このような介護用吸引器として、密閉可能な容器に電動ポンプとその補助用の手動ポンプを装着し、前記電動ポンプにホ−スを接続し、このホ−スの先端に種々の吸引具を取付けて前記容器を立位状態で設置し、前記吸引具を鼻や口に当てて電動ポンプを作動し、鼻汁や痰を吸引して前記容器に貯留するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)
また、他の介護用吸引器として、貯留容器に吸引チュ−ブと排気管の一端を装着し、吸引チュ−ブの他端に吸引カテ−テルを接続するとともに、排気管の他端に栓体を取付け、この栓体を電気掃除機の吸引ノズルに嵌着し、前記容器を立位状態で設置し、吸引カテ−テルを口に挿入して電気掃除機を作動し、電気掃除機の吸引力によって痰を吸引し、これを貯留容器に貯留するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記吸引器は、貯留容器の蓋に吸入ホ−スと吸引ホ−スを並設するため、貯留容器が大径かつ重量が嵩んで大型化するとともに、その立位姿勢での使用を要するため、設置場所が制約され簡便な使用を図れない上に、使用時には介護用吸引器ないし貯留容器に応じて、患者や被介護者が吸引姿勢を強いられるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、上下一対の雌雄ケース部材を嵌合し、その内部に体液溜室を設け、この体液溜室の一側にフィルタを配置し、該フィルタの一側に通気部を有する遮蔽部材を配置するとともに、各ケースの内側に吸入管と吸引管とをオフセット位置または同軸位置に突設し、前記吸引管の外端部に痰等を吸入する吸入チュ−ブを接続し、前記吸引管の外端部にポンプ等の吸引源に連通する吸引チュ−ブを接続し、痰等を吸入管から一旦体液溜室へ排出してフィルタへの直接の衝突を回避し、その目詰まりを防止するとともに、遮蔽部材の周面にフランジ状の遮蔽部を突設し、該遮蔽部の先端部を雌ケース部材の内壁に密着し、体液溜室を種々の方向に傾けても痰等のフィルタ側への流出を防止するようにした、フィルタ−ユニットがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記フィルタ−ユニットは、一対のケースの他にフィルタや遮蔽部材を要して部品点数が多く構造が複雑になって高価になり、また吸入管と吸引管とをオフセット位置に配置する場合は、ケースが大径化しフィルタ−ユニットが大型化するとともに、実際は吸入チュ−ブを下向きにした立位状態での使用を強いられ、その場合は吸入管または吸引管の端部がケース内の底部に配置され、この吸入管または吸引管の端部が開口されているため、ケース内の底部に貯留した痰等の吸引物が下流側の通路から吸引源へ容易に吸引されてしまうという問題があった。
このような問題を解決するフィルタ−ユニットとして、吸入管と吸引管を同軸上に配置し、この一方の吸引管の一端部に逆止弁を設けるとともに、この他端部のケース内に厚幅のスポンジと除菌フィルタを配置し、痰等の吸引物をスポンジで除去し吸引源への流入を防止する一方、吸引管の先端部を体液溜室の中央位置に突出し、痰等の吸引物が吸引管に流れ込み吸引源へ流入する事態を抑制して、フィルタ−ユニットを上下逆転した立位状態での使用や、その傾斜状態での使用を図るようにしたものがある(例えば、特許文献4および5参照)。
しかし、前記フィルタ−ユニットは、一対のケースの他に逆止弁やフィルタ、スポンジ等を要して部品点数が多く構造が複雑になって高価になり、またケースの内部にフィルタやスポンジを配置する結果、体液溜室のスペ−スが狭小になり吸引物の貯留能力が低下する一方、上下逆転使用時やその傾斜使用時にはフィルタやスポンジ上に痰等の吸引物が堆積し、却って痰等の吸引物が吸引管へ流れ込み易くなって、事実上はフィルタ−ユニットの使用状態が制限され、患者や被介護者の姿勢に応じた使用を図れないという問題があった。
本発明はこのような問題を解決し、病院、介護施設、家庭等での患者や被介護者の鼻汁や痰等の吸引物の吸引に好適で、簡単な構成で容易かつ安価に製作でき、小型軽量で使用時や持ち運びに至便であるとともに、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変えられ、患者や被介護者が貯留器の使用状態に応じて吸引姿勢を強いられる不合理を解消するとともに、貯留器内に貯留した吸引物が下流側の通路から吸引溜器または吸引源へ流入する事態を抑制し、貯留器の下流側通路各部における汚損を抑制し洗浄を容易に行なえる医療・介護用吸引物の貯留器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、内部に貯留室を設けた有底筒状の容器と、該容器の開口端部部を水密に閉塞するキャップとで構成され、前記容器の底部の内側に吸引チュ−ブインナ−を突設し、前記容器の底部の外側に前記吸引チュ−ブインナ−に連通する吸引チュ−ブアウタ−を突設し、該吸引チュ−ブアウタ−に吸引チュ−ブの一端を接続し、その他端を吸引溜器または吸引源に連通するするとともに、前記キャップの内側に吸引ジョイントインナ−を突設し、該キャップの外側に前記吸引ジョイントインナ−に連通する吸引ジョイントアウタ−を突設し、該吸引ジョイントアウタ−に鼻汁や痰等の吸引物を導く吸引ジョイントを接続した、医療・介護用吸引物の貯留器において、前記吸引ジョイントインナ−と吸引チュ−ブインナ−の各先端部を前記容器の長さ方向の中央部に配置し、貯留器が水平または立位状態、斜状状態で使用された際、吸引ジョイントインナ−と吸引チュ−ブインナ−の一方または両方の先端部が貯留器内の軸方向端部側に配置されたものに比べ、貯留器に貯留した吸引物が吸引チュ−ブインナ−に吸引ないし流入する事態を可及的に抑制し、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変える使用を図れるようにしている。
したがって、貯留器を水平または立位状態、斜状状態等の種々の状態での使用を図れ、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変える使用が可能になり、患者や被介護者が鼻汁や痰等の吸引操作時に貯留器の使用状態に応じて姿勢の変更を強いられる不合理を解消するようにしている。
したがって、貯留器を水平または立位状態、斜状状態等の種々の状態での使用を図れ、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変える使用が可能になり、患者や被介護者が鼻汁や痰等の吸引操作時に貯留器の使用状態に応じて姿勢の変更を強いられる不合理を解消するようにしている。
請求項2の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を同軸上に配置し、貯留器の大径化ないし大型重量化を防止し、その小型軽量化を図って、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変えられる使用を促すようにしている。
請求項3の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を軸方向に離間して配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに流入する事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
請求項4の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を異軸上に配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
請求項3の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を軸方向に離間して配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに流入する事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
請求項4の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を異軸上に配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
請求項5の発明は、異軸上に配置した前記吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、軸方向に離間して対向配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引される事態を強力に回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
請求項6の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、対応する吸引チュ−ブインナ−または吸引ジョイントインナ−の先端部よりも基部方向へ突出して配置し、かつそれらの先端部を直径方向に離間して配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引され、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入して吸引源に吸引され、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
請求項7の発明は、吸引ジョイントインナ−の先端部を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設け、吸引ジョイントインナ−に吸引した空気を含む鼻汁や痰等の吸引物を閉塞部に衝突させて流速を減衰し、かつ排気口側に流路を屈曲して流速を更に減衰し、前記吸引物を容器の内面に緩慢に吹き付けて強固な付着ないし固着を解消し、吸引物の廃液後における容器の洗浄を容易に行なえるようにしている。
請求項6の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、対応する吸引チュ−ブインナ−または吸引ジョイントインナ−の先端部よりも基部方向へ突出して配置し、かつそれらの先端部を直径方向に離間して配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引され、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入して吸引源に吸引され、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
請求項7の発明は、吸引ジョイントインナ−の先端部を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設け、吸引ジョイントインナ−に吸引した空気を含む鼻汁や痰等の吸引物を閉塞部に衝突させて流速を減衰し、かつ排気口側に流路を屈曲して流速を更に減衰し、前記吸引物を容器の内面に緩慢に吹き付けて強固な付着ないし固着を解消し、吸引物の廃液後における容器の洗浄を容易に行なえるようにしている。
請求項8の発明は、吸引ジョイントインナ−の先端部近傍を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設けるとともに、前記閉塞部より先端側に開口部を設け、該開口部に吸引チュ−ブインナ−の先端部を開口部内面から離間して挿入し、吸引ジョイントインナ−に吸引された空気を含む鼻汁や痰等の吸引物を閉塞部に衝突させてその流速を減衰し、かつその流路を排気口側に屈曲して流速を更に減衰させ、この状態の吸引物を容器内面に緩慢に吹き付けて強固な付着ないし固着を防止し、容器内面の洗浄を容易に行なえるようにしている。
また、吸引ジョイントインナ−の先端部周辺を開口部内面で囲繞し、排気口から貯留器内に排出した吸引物が、吸引チュ−ブインナ−へ容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
更に、仮に容器内の吸引物の廃液を忘れ、吸引物の液面が上昇して開口部内に侵入した場合でも、吸引チューブインナーの先端部が開口部の周壁に囲繞されているから、当該部における吸引物の液面の動揺が沈静化され、その飛沫や鼻汁、痰等が吸引チューブインナー、吸引チューブアウター、吸引チューブへの流入を回避され、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避され、これら各チューブの汚損と洗浄を回避ないし抑制され、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制するようにしている。
また、吸引ジョイントインナ−の先端部周辺を開口部内面で囲繞し、排気口から貯留器内に排出した吸引物が、吸引チュ−ブインナ−へ容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制するようにしている。
更に、仮に容器内の吸引物の廃液を忘れ、吸引物の液面が上昇して開口部内に侵入した場合でも、吸引チューブインナーの先端部が開口部の周壁に囲繞されているから、当該部における吸引物の液面の動揺が沈静化され、その飛沫や鼻汁、痰等が吸引チューブインナー、吸引チューブアウター、吸引チューブへの流入を回避され、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避され、これら各チューブの汚損と洗浄を回避ないし抑制され、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制するようにしている。
請求項1の発明は、吸引ジョイントインナ−と吸引チュ−ブインナ−の各先端部を容器の長さ方向の中央部に配置したから、貯留器が水平または立位状態、斜状状態で使用された際、吸引ジョイントインナ−と吸引チュ−ブインナ−の一方または両方の先端部が貯留器内の軸方向端部側に配置されたものに比べ、貯留器に貯留した吸引物が吸引チュ−ブインナ−に吸引ないし流入する事態を可及的に抑制し、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変える使用を図ることができる。
したがって、貯留器を水平または立位状態、斜状状態等の種々の状態での使用を図れ、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変える使用が可能になり、患者や被介護者が鼻汁や痰等の吸引操作時に貯留器の使用状態に応じて姿勢の変更を強いられる不合理を解消することができる。
したがって、貯留器を水平または立位状態、斜状状態等の種々の状態での使用を図れ、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変える使用が可能になり、患者や被介護者が鼻汁や痰等の吸引操作時に貯留器の使用状態に応じて姿勢の変更を強いられる不合理を解消することができる。
請求項2の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を同軸上に配置したから、貯留器の大径化ないし大型重量化を防止し、その小型軽量化を図って、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変えられる使用を促すことができる
請求項3の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を軸方向に離間して配置したから、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに流入する事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
請求項4の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を異軸上に配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
請求項3の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を軸方向に離間して配置したから、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに流入する事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
請求項4の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を異軸上に配置し、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
請求項5の発明は、異軸上に配置した前記吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、軸方向に離間して対向配置したから、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引される事態を強力に回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
請求項6の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、対応する吸引チュ−ブインナ−または吸引ジョイントインナ−の先端部よりも基部方向へ突出して配置し、かつそれらの先端部を直径方向に離間して配置したから、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引され、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
請求項7の発明は、吸引ジョイントインナ−の先端部を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設けたから、吸引ジョイントインナ−に吸引した空気を含む鼻汁や痰等の吸引物を閉塞部に衝突させて流速を減衰し、かつ排気口側に流路を屈曲して流速を更に減衰し、前記吸引物を容器の内面に緩慢に吹き付けて強固な付着ないし固着を解消し、吸引物の廃液後における容器の洗浄を容易に行なうことができる。
請求項6の発明は、吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、対応する吸引チュ−ブインナ−または吸引ジョイントインナ−の先端部よりも基部方向へ突出して配置し、かつそれらの先端部を直径方向に離間して配置したから、吸引ジョイントインナ−から貯留器内に排出される鼻汁や痰等の吸引物が、吸引チュ−ブインナ−に容易かつ直ちに吸引され、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
請求項7の発明は、吸引ジョイントインナ−の先端部を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設けたから、吸引ジョイントインナ−に吸引した空気を含む鼻汁や痰等の吸引物を閉塞部に衝突させて流速を減衰し、かつ排気口側に流路を屈曲して流速を更に減衰し、前記吸引物を容器の内面に緩慢に吹き付けて強固な付着ないし固着を解消し、吸引物の廃液後における容器の洗浄を容易に行なうことができる。
請求項8の発明は、吸引ジョイントインナ−の先端部近傍を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設けるとともに、前記閉塞部より先端側に開口部を設け、該開口部に吸引チュ−ブインナ−の先端部を開口部内面から離間して挿入したから、吸引ジョイントインナ−に吸引された空気を含む鼻汁や痰等の吸引物を閉塞部に衝突させてその流速を減衰し、かつその流路を排気口側に屈曲して流速を更に減衰させ、この状態の吸引物を容器内面に緩慢に吹き付けて強固な付着ないし固着を防止し、容器内面の洗浄を容易に行なうことができる。
また、吸引ジョイントインナ−の先端部周辺を開口部内面で囲繞し、排気口から貯留器内に排出した吸引物が、吸引チュ−ブインナ−へ容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
更に、仮に容器内の吸引物の廃液を忘れ、吸引物の液面が上昇して開口部内に侵入した場合でも、吸引チューブインナーの先端部が開口部の周壁に囲繞されているから、当該部における吸引物の液面の動揺が沈静化され、その飛沫や鼻汁、痰等が吸引チューブインナー、吸引チューブアウター、吸引チューブへの流入を回避し、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避し、これら各チューブの汚損と洗浄を回避ないし抑制し、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制することができる。
また、吸引ジョイントインナ−の先端部周辺を開口部内面で囲繞し、排気口から貯留器内に排出した吸引物が、吸引チュ−ブインナ−へ容易かつ直ちに吸引される事態を回避し、これが下流側の吸引チュ−ブアウタ−や吸引チュ−ブ等の通路に流入し、更に吸引溜器または吸引源に流入する事態を回避して、各チュ−ブの汚損を抑制しその洗浄の負担を解消するとともに、吸引源である手動または電動ポンプの故障の発生を抑制することができる。
更に、仮に容器内の吸引物の廃液を忘れ、吸引物の液面が上昇して開口部内に侵入した場合でも、吸引チューブインナーの先端部が開口部の周壁に囲繞されているから、当該部における吸引物の液面の動揺が沈静化され、その飛沫や鼻汁、痰等が吸引チューブインナー、吸引チューブアウター、吸引チューブへの流入を回避し、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避し、これら各チューブの汚損と洗浄を回避ないし抑制し、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制することができる。
以下、本発明を医療・介護用に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図6において1は患者や被介護者の鼻汁や痰等の吸引物Sを収容する細長円筒状の貯留器で、この下流側に配置する吸引溜器(図示略)の補助用として使用され、該吸引溜器よりも小容量に構成されている。
前記貯留器1は透明な容器2と、該容器2の開口端部を水密に閉塞する透明または半透明のキャップ3とで構成され、このうち容器2は合成樹脂またはガラスによって細長の有底筒状に成形され、その内部に貯留室4を形成している。
前記貯留器1は透明な容器2と、該容器2の開口端部を水密に閉塞する透明または半透明のキャップ3とで構成され、このうち容器2は合成樹脂またはガラスによって細長の有底筒状に成形され、その内部に貯留室4を形成している。
前記容器2の底部の内側中央位置に細長の吸引チュ−ブインナ−5を突設し、その先端部を容器2の長さ方向の略中央に配置している。
また、前記容器2の底部の外側に細長の吸引チュ−ブアウタ−6が突設され、該チュ−ブアウタ−6は前記吸引チュ−ブインナ−5と同軸上に配置され、かつ互いに連通可能に形成されている。
前記吸引チュ−ブアウタ−6に吸引チュ−ブ7の一端が接続され、その他端を下流側に配置した前記吸引溜器(図示略)に接続し、該吸引溜器の下流側近傍位置に、吸引源である電動または手動の吸引ポンプ(図示略)を配置している。
また、前記容器2の底部の外側に細長の吸引チュ−ブアウタ−6が突設され、該チュ−ブアウタ−6は前記吸引チュ−ブインナ−5と同軸上に配置され、かつ互いに連通可能に形成されている。
前記吸引チュ−ブアウタ−6に吸引チュ−ブ7の一端が接続され、その他端を下流側に配置した前記吸引溜器(図示略)に接続し、該吸引溜器の下流側近傍位置に、吸引源である電動または手動の吸引ポンプ(図示略)を配置している。
前記キャップ3はゴムまたは合成樹脂によって略皿状に成形され、その底部の内側基部に環状溝8を形成し、該環状溝8に容器2の開口端部を嵌合している。
前記キャップ3の底部の内側中央位置に細長の吸引ジョイントインナ−9を突設し、その先端部を容器2の長さ方向の略中央に配置している。
前記吸引ジョイントインナ−9の先端部は、閉塞部である仕切壁10によって閉塞され、該仕切壁10の基部側周面に一または複数の円形若しくは矩形またはそれらの長孔状の排気口11が形成され、該排気口11から患者や被介護者から吸引した鼻汁や痰等の吸引物Sを貯留室4へ排出可能にしている。
前記キャップ3の底部の内側中央位置に細長の吸引ジョイントインナ−9を突設し、その先端部を容器2の長さ方向の略中央に配置している。
前記吸引ジョイントインナ−9の先端部は、閉塞部である仕切壁10によって閉塞され、該仕切壁10の基部側周面に一または複数の円形若しくは矩形またはそれらの長孔状の排気口11が形成され、該排気口11から患者や被介護者から吸引した鼻汁や痰等の吸引物Sを貯留室4へ排出可能にしている。
前記吸引ジョイントインナ−9の仕切壁10より先端側に有底の開口部12が設けられ、該開口部12に前記吸引チュ−ブインナ−5の先端部が挿入されている。前記吸引チュ−ブインナ−5の先端部は、開口部12の奥部周面と内周面からそれぞれ離間して配置され、したがって前記吸引チュ−ブインナ−5の先端部は前記開口部12に囲繞されて配置されている。
この場合、吸引チュ−ブインナ−5と吸引ジョイントインナ−9は、図2および図4(a)のような円管状のものに限らず、図4(b)のように楕円管状に形成することも可能である。
そのようにすることで、円管状のものに比べ排気口11と容器2の内面との距離が増大し、前記内面に対する鼻汁や痰等の吹き付け力を弱めて、その付着ないし固着を低減でき容器2の洗浄が容易になる。また、開口部12内面の吸引物Sに対する接触面積が増大し、吸引物Sの液面の動揺の沈静化を促し飛沫の発生を抑制できる利点がある。
そのようにすることで、円管状のものに比べ排気口11と容器2の内面との距離が増大し、前記内面に対する鼻汁や痰等の吹き付け力を弱めて、その付着ないし固着を低減でき容器2の洗浄が容易になる。また、開口部12内面の吸引物Sに対する接触面積が増大し、吸引物Sの液面の動揺の沈静化を促し飛沫の発生を抑制できる利点がある。
前記キャップ3の底部の外側中央に細長の吸引ジョイントアウタ−13が軸方向へ突設され、その内部に吸引ジョイント14の一端を挿入し、この他端に患者や被介護者の鼻孔若しくは口腔部に挿入する吸引ノズルまたは吸引カテ−テル(図示略)を接続している。
このように構成した医療・介護用吸引物の貯留器は、細長中空筒状の細長の容器2の開口端部にキャップ3を被着し、かつ容器2の開口端部を環状溝8に嵌合して水密に装着する。
その際、吸引チュ−ブインナ−5の先端部を、吸引ジョイントインナ−9の先端の開口部12に十分な裕度で挿入し、前記吸引チュ−ブインナ−5の先端部を開口部12の内周面で囲繞する。
この組み付け状況は図1および図3のようで、容器2内には従来のようなフィルタや遮蔽部材を要せず、部品点数が少なく構造が簡単であるから、これを容易かつ安価に製作できるとともに、貯留室4の容積を広く確保でき吸引物Sの貯留量の増量を図れる。
その際、吸引チュ−ブインナ−5の先端部を、吸引ジョイントインナ−9の先端の開口部12に十分な裕度で挿入し、前記吸引チュ−ブインナ−5の先端部を開口部12の内周面で囲繞する。
この組み付け状況は図1および図3のようで、容器2内には従来のようなフィルタや遮蔽部材を要せず、部品点数が少なく構造が簡単であるから、これを容易かつ安価に製作できるとともに、貯留室4の容積を広く確保でき吸引物Sの貯留量の増量を図れる。
しかも、吸引チュ−ブインナ−5と吸引ジョイントインナ−9を容器2の中央部に配置し、かつそれらの先端部を容器2内の長さ方向の中央部に配置しているから、貯留器1を水平または立位状態、斜状状態等で使用した場合でも、容器2内にその容積の略1/2の吸引物Sを収容ないし貯留でき、その貯留量を増量できる。したがって、貯留器1の種々の状態での使用を図れ、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器1の状態を自由に変える使用が可能になる。
したがって、仮に貯留器1から吸引物Sの排出を忘れた場合でも、吸引物Sが吸引チュ−ブインナ−5に流入したり、これが吸引チュ−ブアウタ−6と吸引チュ−ブ7を移動し、その下流側に配置した吸引溜器や吸引ポンプ(共に図示略)に流入し、各チュ−ブ5〜7を汚損したり吸引ポンプを故障させたりする事態を可及的に抑制でき、また各チュ−ブ5〜7の洗浄の煩雑から解消される。
更に、吸引チュ−ブインナ−5と吸引ジョイントインナ−9とを同軸上に配置しているから、これらを異軸のオフセット位置に配置するものに比べて、貯留器1ないし貯留室4の小径化ないし小型軽量化を図れ、片手による貯留器1の保持が可能になる。
また、吸引チュ−ブインナ−5の先端部を、吸引ジョイントインナ−9の開口部10に囲繞させて挿入しているから、吸引チューブインナー5と吸引ジョイントインナー9の先端部を離間して配置するものに比べて、貯留器1ないし貯留室2の長さを短縮でき、その分貯留器1の小型軽量化を増進する。
また、吸引チュ−ブインナ−5の先端部を、吸引ジョイントインナ−9の開口部10に囲繞させて挿入しているから、吸引チューブインナー5と吸引ジョイントインナー9の先端部を離間して配置するものに比べて、貯留器1ないし貯留室2の長さを短縮でき、その分貯留器1の小型軽量化を増進する。
こうして組み付けた貯留器1を使用して患者や被介護者の鼻汁や痰等の吸引物Sを吸引する場合は、予め吸引チュ−ブアウタ−6の外周部に吸引チュ−ブ7の一端を接続し、その他端を下流側に配置した前記吸引溜器(図示略)に接続し、該吸引溜器の下流側近傍位置に、吸引源である電動または手動の吸引ポンプ(図示略)を配置する。
また、吸引ジョイントアウタ−13の内部に吸引ジョイント14の一端を挿入し、その他端を患者や被介護者の鼻孔若しくは口腔部に挿入する吸引ノズルまたは吸引カテ−テル(図示略)に接続する。
また、吸引ジョイントアウタ−13の内部に吸引ジョイント14の一端を挿入し、その他端を患者や被介護者の鼻孔若しくは口腔部に挿入する吸引ノズルまたは吸引カテ−テル(図示略)に接続する。
この状況の下で貯留器1ないし容器2を一方の手で保持し、他方の手で吸引ノズルまたは吸引カテ−テル(図示略)を保持し、吸引ノズルまたは吸引カテ−テルを患者や被介護者の鼻孔若しくは口腔部側へ移動し、これに吸引ジョイント14、貯留器1、吸引チュ−ブ7を同動させる。
この後、電動または手動の吸引ポンプ(図示略)を始動し、吸引ノズルまたは吸引カテ−テルの先端部を鼻孔若しくは口腔部へ挿入する。
この後、電動または手動の吸引ポンプ(図示略)を始動し、吸引ノズルまたは吸引カテ−テルの先端部を鼻孔若しくは口腔部へ挿入する。
その際、患者や被介護者は、吸引ノズルまたは吸引カテ−テル、および前記各部の移動による吸引操作に関係なく事前の姿勢を維持し、この患者や被介護者の姿勢に応じて吸引ノズルまたは吸引カテ−テル、吸引ジョイント14、貯留器1、吸引チュ−ブ5を移動調整する。
したがって、例えば患者や被介護者の鼻孔若しくは口腔部の位置と貯留器1の位置が同高の想定位置の場合は、貯留器1は略水平状態に置かれ、不規則位置の場合は貯留器1の一端が吸引ジョイント14側へ上向きに傾斜し、または吸引チュ−ブ7側へ上向きに傾斜する斜状状態に置かれる。
したがって、例えば患者や被介護者の鼻孔若しくは口腔部の位置と貯留器1の位置が同高の想定位置の場合は、貯留器1は略水平状態に置かれ、不規則位置の場合は貯留器1の一端が吸引ジョイント14側へ上向きに傾斜し、または吸引チュ−ブ7側へ上向きに傾斜する斜状状態に置かれる。
こうして鼻汁や痰等の吸引操作が開始されると、患者や被介護者の鼻孔若しくは口腔部に滞留した鼻汁や痰等が、吸引ノズルまたは吸引カテ−テルの先端部に空気と一緒に吸引され、これが吸引ノズルまたは吸引カテ−テル内を空気と一緒に移動して吸引ジョイント14に導かれ、該ジョイント14から吸引ジョイントアウタ−13および吸引ジョイントインナ−9内を移動して、排気口11から貯留室4へ排出される。
その際、鼻汁や痰等は吸引ジョイントインナ−9の先端部の仕切壁10に衝突して流速を減衰され、衝突後、吸引ジョイントインナ−9から排気口11へ流路を直角に屈曲して、流速を更に減衰され貯留室2へ排出される。
したがって、吸気中に混入した鼻汁や痰等は貯留器1の内面に緩慢に付き付けられ、該内面に対する強固な付着ないし固着を免れるから、吸引物Sの廃液後における貯留器1ないし容器2の洗浄を容易に行なえる。
したがって、吸気中に混入した鼻汁や痰等は貯留器1の内面に緩慢に付き付けられ、該内面に対する強固な付着ないし固着を免れるから、吸引物Sの廃液後における貯留器1ないし容器2の洗浄を容易に行なえる。
一方、吸引チュ−ブインナ−5の先端部は排気口11から離間し、かつ周囲を開口部12の周壁で囲繞されているから、貯留室2へ排出された鼻汁や痰等の直接的な吸引を回避される。
そして、吸引チュ−ブインナ−5には貯留室4の主に空気が吸引され、この空気が吸引チュ−ブアウタ−6から吸引チュ−ブ7を移動して下流側の吸引溜器(図示略)に導かれ、吸引源である電動または手動の吸引ポンプ(図示略)に吸引されて外部へ排出される。
そして、吸引チュ−ブインナ−5には貯留室4の主に空気が吸引され、この空気が吸引チュ−ブアウタ−6から吸引チュ−ブ7を移動して下流側の吸引溜器(図示略)に導かれ、吸引源である電動または手動の吸引ポンプ(図示略)に吸引されて外部へ排出される。
こうして患者や被介護者の鼻汁や痰等の吸引操作を続行すると、それらの吸引物Sが貯留室4ないし貯留器1の底部に次第に堆積して液面が上昇する。
その際、貯留器1が略水平状態に置かれる図3および図4の場合は、吸引物Sが吸引ジョイントインナ−9の直下に堆積し、かつ吸引チュ−ブインナ−5の先端部が開口部12の周壁に囲繞されているから、排気口11から排出した鼻汁や痰等の直接的な流入を回避され、吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、それらの汚損を回避するとともに、それらの洗浄から免れる。
その際、貯留器1が略水平状態に置かれる図3および図4の場合は、吸引物Sが吸引ジョイントインナ−9の直下に堆積し、かつ吸引チュ−ブインナ−5の先端部が開口部12の周壁に囲繞されているから、排気口11から排出した鼻汁や痰等の直接的な流入を回避され、吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、それらの汚損を回避するとともに、それらの洗浄から免れる。
この後、吸引物Sの液面が上昇し、図3のように開口部12内に浸入した場合、吸引チュ−ブインナ−5の先端部が開口部12の周壁に囲繞されているから、当該部の吸引物Sの液面の動揺が沈静化され、その飛沫や鼻汁、痰等の吸入ないし流入が抑制される。
したがって、前記飛沫や鼻汁、痰等の吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避され、これら各通路の汚損と洗浄を回避するとともに、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制し得る。
したがって、前記飛沫や鼻汁、痰等の吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避され、これら各通路の汚損と洗浄を回避するとともに、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制し得る。
このように貯留器1が水平状態で使用される場合は、図3のように吸引物Sの液面が開口部12内の下部で、吸引チュ−ブインナ−5の開口下部と同高位置までを限度として、一定量の吸引物Sを貯留し得ることとなる。
尤も、容器2は透明に構成され、吸引物Sの貯留量を貯留器1の外部から常時視認できるから、吸引物Sを適時排出することが望ましい。
尤も、容器2は透明に構成され、吸引物Sの貯留量を貯留器1の外部から常時視認できるから、吸引物Sを適時排出することが望ましい。
一方、図5のように貯留器1の一端が吸引ジョイント14側に上向きに傾斜し、または図6のように吸引チュ−ブ7側に上向きに傾斜して使用された場合、吸引物Sが吸引チュ−ブインナ−5または吸引ジョイントインナ−9の直下に堆積する。
この場合も、吸引チュ−ブインナ−5の先端部は開口部12の周壁に囲繞され、排気口11から排出した鼻汁や痰等の直接的な流入を回避されているから、排気口11から排出した鼻汁や痰等の直接的な流入を回避され、吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、それらの汚損を回避するとともに、それらの洗浄から免れる。
この場合も、吸引チュ−ブインナ−5の先端部は開口部12の周壁に囲繞され、排気口11から排出した鼻汁や痰等の直接的な流入を回避されているから、排気口11から排出した鼻汁や痰等の直接的な流入を回避され、吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、それらの汚損を回避するとともに、それらの洗浄から免れる。
この後、吸引物Sの液面が上昇して開口部12内に浸入した場合、吸引チュ−ブインナ−5の先端部が開口部12の周壁に囲繞されているから、当該部における吸引物Sの液面の動揺が沈静化され、その飛沫や鼻汁、痰等の吸入ないし流入が抑制される。
したがって、前記飛沫や鼻汁、痰等の吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避され、これら各通路の汚損と洗浄を回避するとともに、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制し得る。
したがって、前記飛沫や鼻汁、痰等の吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避され、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避され、これら各通路の汚損と洗浄を回避するとともに、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制し得る。
このように貯留器1が傾斜状態で使用される場合は、図5および図6のように吸引物Sの液面が開口部12内の下部で、吸引チュ−ブインナ−5の開口下部と同高位置までを限度として、一定量の吸引物Sを貯留し得ることとなる。
尤も、容器2は透明に構成され、吸引物Sの貯留量を貯留器1の外部から常時視認できるから、吸引物Sを適時排出することが望ましい。
尤も、容器2は透明に構成され、吸引物Sの貯留量を貯留器1の外部から常時視認できるから、吸引物Sを適時排出することが望ましい。
前記吸引物Sを排出する場合は、鼻汁や痰等の吸引操作終了後、適時行なえば良い。
その場合は吸引ポンプの作動を停止し、吸引ジョイント14を吸引ジョイントアウタ−13から引き抜き、吸引チュ−ブ7を吸引チュ−ブアウタ−6から取り外す。
こうして、貯留器1を取り外したところで、容器2からキャップ3を取り外し吸引物Sを排出する。排出後、各部を洗浄して組み付け、使用状態を回復する。
その場合は吸引ポンプの作動を停止し、吸引ジョイント14を吸引ジョイントアウタ−13から引き抜き、吸引チュ−ブ7を吸引チュ−ブアウタ−6から取り外す。
こうして、貯留器1を取り外したところで、容器2からキャップ3を取り外し吸引物Sを排出する。排出後、各部を洗浄して組み付け、使用状態を回復する。
その際、開口部12の内外面や吸引チュ−ブインナ−5の内面は、吸引ジョイントインナ−9側から鼻汁、痰等の直接的な流入を抑制されているから、開口部12の内外面や吸引チュ−ブインナ−5内面における鼻汁、痰等の付着が少なく、それだけ洗浄を容易に行なえる。
また、容器2の内面には鼻汁、痰等の吸引物Sが緩慢に付着して既に流下し、または大半が消失しているから、容器2の洗浄を容易に行なえる。
また、容器2の内面には鼻汁、痰等の吸引物Sが緩慢に付着して既に流下し、または大半が消失しているから、容器2の洗浄を容易に行なえる。
このように本発明は、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器1等の使用状態を種々に変更しても、吸引チュ−ブインナ−5の先端部が開口部12の周壁に囲繞されているから、排気口11から排出した鼻汁や痰等の直接的な流入を回避され、また吸引物Sの液面が上昇して開口部12内に浸入した場合でも、当該部の吸引物Sの液面の動揺を沈静化し、その飛沫や鼻汁、痰等の流入を抑制する。
したがって、鼻汁、痰等の吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避し、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避して、これら各通路の汚損と洗浄を回避するとともに、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制し得る。
したがって、鼻汁、痰等の吸引チュ−ブインナ−5、吸引チュ−ブアウタ−6、吸引チュ−ブ7への流入を回避し、更に下流側の吸引溜器(図示略)や電動または手動の吸引ポンプへの流入を回避して、これら各通路の汚損と洗浄を回避するとともに、電動または手動の吸引ポンプの故障を抑制し得る。
図7乃至図9は本発明の他の実施形態を示し、前述の構成と対応する部分には同一の符号を用いている。
このうち、図7は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は前記開口部12を省略し、代わりに吸引ジョイントインナ−9の先端部を仕切壁10で閉塞し、その近傍周面に一または複数の排気口11を形成するとともに、吸引ジョイントインナ−9と吸引チュ−ブインナ−5を同軸上に配置し、かつそれらの先端部を離間して配置している。
このうち、図7は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は前記開口部12を省略し、代わりに吸引ジョイントインナ−9の先端部を仕切壁10で閉塞し、その近傍周面に一または複数の排気口11を形成するとともに、吸引ジョイントインナ−9と吸引チュ−ブインナ−5を同軸上に配置し、かつそれらの先端部を離間して配置している。
このように構成することによって、開口部12の製作の煩雑を解消し、これを容易かつ安価に製作し得るとともに、鼻汁や痰等を仕切壁10に衝突させて流速を減衰し、更に吸引ジョイントインナ−9から排気口11へ排気流路を直角に屈曲し、流速を更に減衰させて貯留室4へ排出し、鼻汁や痰等を貯留器1の内面に緩慢に付き付けて、該内面に対する強固な付着を解消し、貯留器1ないし容器2の洗浄を容易に行なうようにしている。
また、吸引ジョイントインナ−9の先端部を仕切壁10で閉塞するとともに、吸引ジョイントインナ−9と吸引チュ−ブインナ−5の先端部を離間して配置したから、吸引ジョイントインナ−9の先端部を開口した場合における、開口部から鼻汁や痰等が吸引チュ−ブインナ−5へ直接かつ容易に吸引される事態を回避し、この吸引による吸引チュ−ブインナ−5内の汚損を抑制して、該チュ−ブインナ−5の洗浄を容易に行なえるようにしている。
図8は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態は吸引チュ−ブインナ−5と吸引ジョイントインナ−9の先端部を開口し、これらの先端部を容器2の長さ方向の中央部に離間して平行かつ並置して配置し、吸引ジョイントインナ−9の排気口11を省略し、該ジョイントインナ−9の先端部から鼻汁や痰等を排出し、その排出位置の後方に吸引チュ−ブインナ−5の先端部を開口し、鼻汁や痰等の排出後における吸引チュ−ブインナ−5による直接かつ速やかな吸引を抑制している。
図9は本発明の第4の実施形態を示し、この実施形態は吸引チュ−ブインナ−5と吸引ジョイントインナ−9の先端部を開口し、それらの先端部を容器2の長さ方向の中央部に離間して配置し、かつそれらの先端部を直径方向にオフセットeして配置している。
前記オフセットe量は、各インナ−5,9の外径以下に設定され、貯留器1ないし容器2の大径化を抑制するとともに、吸引ジョイントインナ−9の先端部から排出した鼻汁や痰等が、チュ−ブインナ−5に直接かつ容易に吸引される事態を抑制し、吸引チュ−ブインナ−5の洗浄を容易に行なえるようにしている。
前記オフセットe量は、各インナ−5,9の外径以下に設定され、貯留器1ないし容器2の大径化を抑制するとともに、吸引ジョイントインナ−9の先端部から排出した鼻汁や痰等が、チュ−ブインナ−5に直接かつ容易に吸引される事態を抑制し、吸引チュ−ブインナ−5の洗浄を容易に行なえるようにしている。
このように本発明の医療・介護用吸引物の貯留器は、簡単な構成で容易かつ安価に製作でき、小型軽量で使用時や持ち運びに至便であるとともに、患者や被介護者の姿勢に応じて貯留器の使用状態を自由に変えられ、患者や被介護者が貯留器の使用状態に応じて吸引姿勢を強いられる不合理を解消するとともに、貯留器内に貯留した吸引物が下流側の通路から吸引溜器または吸引源へ流入する事態を抑制し、貯留器の下流側通路各部における汚損を抑制し洗浄を容易に行なえるから、病院、介護施設、家庭等での患者や被介護者の鼻汁や痰等の吸引物の吸引に好適である。
1 貯留器
2 容器
3 キャップ
4 貯留室
5 吸引チュ−ブインナ−
6 吸引チュ−ブアウタ−
7 吸引チュ−ブ
9 吸引ジョイントインナ−
10 閉塞部(仕切壁)
11 排気口
12 開口部
13 吸引ジョイントアウタ−
14 吸引ジョイント
S 吸引物
2 容器
3 キャップ
4 貯留室
5 吸引チュ−ブインナ−
6 吸引チュ−ブアウタ−
7 吸引チュ−ブ
9 吸引ジョイントインナ−
10 閉塞部(仕切壁)
11 排気口
12 開口部
13 吸引ジョイントアウタ−
14 吸引ジョイント
S 吸引物
Claims (8)
- 内部に貯留室を設けた有底筒状の容器と、該容器の開口端部を水密に閉塞するキャップとで構成され、前記容器の底部の内側に吸引チュ−ブインナ−を突設し、前記容器の底部の外側に前記吸引チュ−ブインナ−に連通する吸引チュ−ブアウタ−を突設し、該吸引チュ−ブアウタ−に吸引チュ−ブの一端を接続し、その他端を吸引溜器または吸引源に連通するとともに、前記キャップの内側に吸引ジョイントインナ−を突設し、該キャップの外側に前記吸引ジョイントインナ−に連通する吸引ジョイントアウタ−を突設し、該吸引ジョイントアウタ−に鼻汁や痰等の吸引物を導く吸引ジョイントを接続した、医療・介護用吸引物の貯留器において、前記吸引ジョイントインナ−と吸引チュ−ブインナ−の各先端部を前記容器の長さ方向の中央部に配置したことを特徴とする医療・介護用吸引物の貯留器。
- 前記吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を同軸上に配置した請求項1記載の医療・介護用吸引物の貯留器。
- 前記吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を軸方向に離間して配置した請求項1記載の医療・介護用吸引物の貯留器。
- 前記吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−を異軸上に配置した請求項1記載の医療・介護用吸引物の貯留器。
- 異軸上に配置した前記吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、軸方向に離間して対向配置した請求項4記載の医療・介護用吸引物の貯留器。
- 前記吸引ジョイントインナ−および吸引チュ−ブインナ−の先端部を、対応する吸引チュ−ブインナ−または吸引ジョイントインナ−の先端部よりも基部方向へ突出して配置し、かつそれらの先端部を直径方向に離間して配置した請求項1記載の医療・介護用吸引物の貯留器。
- 前記吸引ジョイントインナ−の先端部を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設けた請求項1乃至3の何れか一項記載の医療・介護用吸引物の貯留器。
- 前記吸引ジョイントインナ−の先端部近傍を閉塞し、該閉塞部近傍周面に一または複数の排気口を設けるとともに、前記閉塞部より先端側に開口部を設け、該開口部に吸引チュ−ブインナ−の先端部を開口部内面から離間して挿入した請求項7記載の医療・介護用吸引物の貯留器。
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JP (1) | JP2014212918A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106178154A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 北京大学第三医院 | 一种伸缩式吸痰管 |
KR20230060683A (ko) * | 2021-10-28 | 2023-05-08 | 이창연 | 콧물 흡입기구 |
-
2013
- 2013-04-25 JP JP2013092156A patent/JP2014212918A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106178154A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 北京大学第三医院 | 一种伸缩式吸痰管 |
KR20230060683A (ko) * | 2021-10-28 | 2023-05-08 | 이창연 | 콧물 흡입기구 |
KR102534264B1 (ko) | 2021-10-28 | 2023-05-17 | 이창연 | 콧물 흡입기구 |
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