JP5607488B2 - 無線基地局 - Google Patents

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

本発明は、移動体通信で使用される無線基地局に関する。
特許文献1には、トラフィックに基づいて複数のベースバンド処理ユニットの個々への給電を制御し、低トラフィック時の電力消費を削減しようとする技術が記載されている。
特開2007-134840号公報
しかし、トラフィックは急激に変化することがある。最新の実際のトラフィックに基づいてベースバンド処理ユニットへの給電を制御したとしても、トラフィックの急激な変化に追従して、必要な数のベースバンド処理ユニットを適時に利用可能にするのは困難である。
そこで、本発明は、将来のトラフィックの変化に順応して、適切な個数のベースバンド信号処理ユニットを稼働させる無線基地局を提供する。
本発明に係る無線基地局は、複数の移動端末との送信信号および受信信号を処理する複数のベースバンド信号処理ユニットと、実際のトラフィックに基づいて、将来の予測トラフィックを推定するトラフィック推定部と、前記予測トラフィックの処理に必要な個数の前記ベースバンド信号処理ユニットを完全に稼働させ、他のベースバンド信号処理ユニットの動作性能を低下させる性能制御部とを備える。
本発明によれば、将来の予測トラフィックを推定することにより、将来のトラフィックの変化に順応して、適切な個数のベースバンド信号処理ユニットを稼働させることが可能である。このように、適切な個数のベースバンド信号処理ユニットを稼働させることにより、電力消費を削減するとともに、トラフィックの増加に適切に対処することができる。
前記トラフィック推定部は、ある期間にわたる過去の実際のトラフィックの最大値を、前記予測トラフィックとして推定してもよい。
前記トラフィック推定部は、ある期間にわたる過去の実際のトラフィックの平均値または中央値を、前記予測トラフィックとして計算してもよい。
前記トラフィック推定部は、24時間よりも長い期間にわたる過去の実際のトラフィックの24時間間隔の各時刻での平均を計算し、前記各時刻での平均を、各時刻での前記予測トラフィックとして推定してもよく、前記性能制御部は、各時刻での前記予測トラフィックに従って、前記ベースバンド信号処理ユニットの各々の動作性能を制御してもよい。
この場合、前記トラフィック推定部は、時間の経過とともに前記期間をシフトして、過去の実際のトラフィックの24時間間隔の各時刻での移動平均を計算し、前記各時刻での移動平均を、各時刻での前記予測トラフィックとして推定してもよい。
前記トラフィック推定部は、状態空間を表す状態変数を実際のトラフィックに基づいて修正することと、前記状態変数に基づいて、将来の一時点での前記予測トラフィックを計算することとを繰り返す適応型予測フィルタを備えてもよく、前記性能制御部は、前記予測トラフィックに従って、前記ベースバンド信号処理ユニットの各々の動作性能を制御してもよい。
適応型予測フィルタによれば、将来の予測トラフィックを精度よく推定することが可能である。
前記適応型予測フィルタはカルマンフィルタであってよい。
前記適応型予測フィルタはRLS(再帰最小二乗)適応フィルタであってよい。
前記適応型予測フィルタはLMS(最小平均二乗)適応フィルタであってよい。
好ましくは、無線基地局は、最新の実際のトラフィックと前記予測トラフィックとを比較する比較部をさらに備え、前記最新の実際のトラフィックが前記予測トラフィックを越えると前記比較部が判断すると、前記性能制御部は、前記最新の実際のトラフィックの処理に必要な個数の前記ベースバンド信号処理ユニットを完全に稼働させてもよい。この場合には、推定された予測トラフィックに対応する数のベースバンド信号処理ユニットが、処理すべき最新の実際のトラフィックに対して不足する場合、完全に稼働するベースバンド信号処理ユニットの数が処理すべき最新の実際のトラフィックに適するように増加させられて、トラフィックの増加が許容される。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムを示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地局の詳細を示すブロック図である。 前記無線基地局内のベースバンド信号処理カードの詳細を示すブロック図である。 一般的な1つの無線基地局が処理するトラフィックの変化の例を示すグラフである。 図4のグラフに、実施の形態に係るトラフィック推定部が推定した各種の予測トラフィックを書き加えたグラフである。 トラフィックの24時間間隔の各時刻での平均を計算する手法を示す概略図である。 図5の右半分を拡大したグラフである。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る無線通信システムは、コアネットワーク10と無線アクセスネットワーク20とを備える。無線アクセスネットワーク20は、複数の無線基地局22と無線基地局同士を結ぶX2インターフェース2xを備える。コアネットワーク10は、複数の無線基地局22と接続している。無線基地局22はその無線基地局のセル23にある移動端末50と通信する。各無線基地局22は、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)でのNB(Node B)であってもよい。図1に示す実施の形態では、無線基地局22はX2インターフェース2xで接続されているが、コアネットワーク10に接続されている図示しない無線ネットワーク制御装置(RNC)に接続されていてもよい。移動端末50は例えば携帯電話(UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)LTE(Long Term Evolution)でのUE(user equipment))である。
図2に示すように、各無線基地局22は、基地局間通信部24、無線通信部26、複数のベースバンド(BB)信号処理カード28、最新トラフィックカウント部30、トラフィック推定部32、比較部34、性能制御部36、電源38および電源バス40を備える。
無線基地局22のこれらの要素のうち、最新トラフィックカウント部30、トラフィック推定部32、比較部34、性能制御部36は、無線基地局22の図示しないプロセッサがコンピュータプログラムを実行し、そのコンピュータプログラムに従って機能することによって実現される機能ブロックである。
無線通信部26は、無線基地局22がそのセル内の移動端末50から受信した電波を電気信号に変換するための受信回路と、セル内の移動端末50へ送信する信号を電波に変換するための送信回路とを備える。基地局間通信部24は、無線基地局22が他の無線基地局22との通信を行うための通信インターフェイスである。基地局間通信部24により、他の無線基地局22のセル内にある移動端末と、この無線基地局22のセル内にある移動端末の通信が実行される。
複数のBB信号処理カード(ベースバンド信号処理ユニット)28(28〜28)の各々は、移動端末50との送信信号および受信信号に対してベースバンド信号処理を行う。例えば、BB信号処理カード28の各々は、送信信号の誤り訂正符号化、フレーム化、データ変調、拡散変調を行い、また、受信信号の逆拡散、チップ同期、誤り訂正復号、データの多重分離、セクタ間ダイバーシチハンドオーバ時の最大比合成などの信号処理を行う。BB信号処理カード28の各々は、無線基地局22に着脱自在なカード形態である。
最新トラフィックカウント部30は、この無線基地局22で処理される最新の実際のトラフィックをカウントする。具体的には、最新トラフィックカウント部30は、無線基地局22のセル内の移動端末50からの発呼の数およびそれらの移動端末50への着呼の数の合計をカウントする。
トラフィック推定部32は、最新トラフィックカウント部30でカウントされたトラフィックに関する情報を格納し、実際のトラフィックに基づいて、将来の予測トラフィックを推定する。
性能制御部36は、トラフィック推定部32で推定された予測トラフィックの処理に必要な個数のBB信号処理カード28を完全に稼働させ、他のBB信号処理カード28の動作性能を低下させ、無線基地局22の電力消費を削減する。このようにして、性能制御部36は、実際のトラフィックに基づいて推定された予測トラフィックに対応する数のBB信号処理カード28のみを完全に稼働させる。
トラフィック推定部32による予測トラフィックの推定の時間間隔および性能制御部36によるBB信号処理カード28の動作性能の制御の時間間隔は任意に決定することができる。例えば、これらの時間間隔は1時間にしてもよい。
比較部34は、最新トラフィックカウント部30でカウントされた最新の実際のトラフィックとトラフィック推定部32で推定された予測トラフィックとを比較する。最新の実際のトラフィックが予測トラフィックを越えると比較部34が判断すると、性能制御部36は、最新トラフィックの処理に必要な個数のBB信号処理カード28を完全に稼働させる。したがって、推定された予測トラフィックに対応する数のBB信号処理カード28が、処理すべき最新の実際のトラフィックに対して不足する場合、完全に稼働するBB信号処理カード28の数が処理すべき最新の実際のトラフィックに適するように増加させられて、トラフィックの増加が許容される。
図3は、BB信号処理カード28の各々の詳細を示す。図3に示すように、BB信号処理カード28の各々は、上述したベースバンド信号処理を行うプロセッサ46と、プロセッサ46のワークエリアであるメモリ48を備える。プロセッサ46は、CPUまたはDSP(Digital Signal Processer)である。
性能制御部36は、BB信号処理カード28内のプロセッサ46とメモリ48の少なくとも一方を制御して、BB信号処理カード28のそれぞれの動作性能を制御する。
性能制御部36によるBB信号処理カード28の動作性能を低下させる具体的な態様は下記のいずれかである。
a.プロセッサ46の動作クロック周波数を低減させる。プロセッサ46の演算速度は遅くなるが、電力消費が削減される。BB信号処理カード28を再び完全に稼働させるのに要する時間は最も短くて済む。
b.プロセッサ46をスタンバイ状態またはスリープ状態にする。メモリ48には完全に稼働する時と同様に給電されるが、プロセッサ46には完全に稼働する時と比べて非常に低い電力が供給される。BB信号処理カード28を再び完全に稼働させるのに要する時間は短くて済む。
c.プロセッサ46とメモリ48への給電を遮断する。BB信号処理カード28を再び完全に稼働させるのに要する時間は長い。例えば、性能制御部36は、無線基地局22の電源38に接続された電源バス40からBB信号処理カード28への給電を不可能にする。
逆に性能制御部36によるBB信号処理カード28を完全に稼働させる具体的な態様は下記のいずれかである。
a.低下させられたプロセッサ46の動作クロック周波数を基本周波数にする。
b.スタンバイ状態またはスリープ状態からプロセッサ46を通常稼働状態に復帰させる。
c.遮断されていたプロセッサ46とメモリ48への給電を再開する。
次に、トラフィック推定部32による将来の予測トラフィックの推定手法を説明する。図4は、一般的な1つの無線基地局22が処理するトラフィックの変化の例を示すグラフである。図4に示すように、一般的なトラフィックは24時間周期で変化する。これは、1日において、昼間にはトラフィックが増加し、深夜にはトラフィックが減少するためである。したがって、トラフィックの変化は、24時間周期の周期成分を有する。
また、図4において、左半分では概略的にトラフィックが多く、右半分では概略的にトラフィックが少ない。このように、トラフィックの変化は、24時間周期の変化要因だけでなく、他の変化要因を持つ。他の変化要因としては、季節、平日と休日、特定の祝日、特定の行事などがある。季節、平日と休日といったより長い周期の変化要因は、トラフィックの変化のトレンド成分に影響する。特定の祝日、特定の行事といった変化要因は、突発的なトラフィックの変化に影響する。
図5は、図4のグラフに、トラフィック推定部32が推定した各種の予測トラフィックを書き加えたグラフである。図5において、曲線Jは、図4に示されたトラフィックの変化の例を示す。
1つの実施の形態として、トラフィック推定部32は、ある期間にわたる過去の実際のトラフィックの最大値を、予測トラフィックとして推定してもよい。図5において、ある期間(サンプリング期間)Tにわたる過去の実際のトラフィックの最大値Maを直線で示す。トラフィック推定部32がトラフィックの最大値Maを予測トラフィックとして推定した場合、図5の範囲内では、トラフィックの変化Jは予測トラフィックを上回ることはない。より長期間についても、トラフィックの変化Jは予測トラフィックを上回ることはあまりないと予想される。好ましくは、サンプリング期間Tは、24時間より長い期間である。より好ましくは、サンプリング期間Tは、1週間またはそれより長い。
他の1つの実施の形態として、トラフィック推定部32は、ある期間にわたる過去の実際のトラフィックの平均値または中央値を、予測トラフィックとして計算してもよい。図5において、ある期間(サンプリング期間)Tにわたる過去の実際のトラフィックの中央値Meを直線で示す。好ましくは、サンプリング期間Tは、24時間より長い期間である。より好ましくは、サンプリング期間Tは、1週間またはそれより長い。
他の1つの実施の形態として、トラフィック推定部32は、24時間よりも長い期間にわたる過去の実際のトラフィックの24時間間隔の各時刻での平均を計算し、各時刻での平均を、各時刻での予測トラフィックとして推定してもよい。つまり、図6に示すように、ある時刻およびその時刻の24n時間前のトラフィックの値(nは正の整数であって任意に定めることができる)から平均Aを計算する。また、別のある時刻およびその時刻の24n時間前のトラフィックの値から平均Aを計算する。また、時刻およびその時刻の24n時間前のトラフィックの値から平均Aを計算する。このようにして、トラフィック推定部32は、各時刻の平均を計算して、各時刻での予測トラフィックとして推定する。性能制御部36は、各時刻での予測トラフィックに従って、BB信号処理カード28の各々の動作性能を制御する。
図5において、ある期間(サンプリング期間)Tにわたる過去の実際のトラフィックの24時間間隔の各時刻での平均を曲線24Aで示す。好ましくは、サンプリング期間Tは、24時間より長い期間である。より好ましくは、サンプリング期間Tは、1週間またはそれより長い。
各時刻での平均24Aを計算するサンプリング期間Tは固定でもよい。図5に示された各時刻での平均24Aは固定のサンプリング期間Tを前提とする。但し、トラフィック推定部32は、時間の経過とともにサンプリング期間Tをシフトして、過去の実際のトラフィックの24時間間隔の各時刻での移動平均を計算し、各時刻での移動平均を、各時刻での予測トラフィックとして推定してもよい。
トラフィック推定部32は、状態空間を表す状態変数を実際のトラフィックに基づいて修正することと、状態変数に基づいて、将来の一時点での前記予測トラフィックを計算することとを繰り返す適応型予測フィルタであってよく、性能制御部36は、予測トラフィックに従って、BB信号処理カード28の各々の動作性能を制御してもよい。1つの実施の形態として、適応型予測フィルタはカルマンフィルタであってよい。他の1つの実施の形態として、適応型予測フィルタはRLS適応フィルタであってよい。他の1つの実施の形態として、適応型予測フィルタはLMS適応フィルタであってよい。図5において、カルマンフィルタによる予測トラフィックの変化を曲線Kaで示す。
図7は、図5の右半分を拡大したグラフである。図7にも、トラフィックの変化J、過去の実際のトラフィックの最大値Ma、過去の実際のトラフィックの中央値Me、各時刻での平均24A、カルマンフィルタによる予測トラフィックKaが示されている。
また、図7において、曲線MeDはトラフィックの変化Jと過去の実際のトラフィックの中央値Meの相違を示し、曲線24ADはトラフィックの変化Jと各時刻での平均24Aの相違を示し、曲線KaDはトラフィックの変化Jとカルマンフィルタによる予測トラフィックKaの相違を示す。これらの曲線の積分値は、稼働させられるBB信号処理カード28で消費される無駄な電力を表す。
過去の実際のトラフィックの最大値Maを予測トラフィックに設定した場合には、予測トラフィックとトラフィックの変化Jの相違が非常に大きく、稼働させられるBB信号処理カード28で消費される余剰電力が大きい。また、図7から理解できるように、過去の実際のトラフィックの中央値Meを予測トラフィックに設定した場合には、過去の実際のトラフィックの最大値Maよりは好ましいが、やはり予測トラフィックとトラフィックの変化Jの相違が非常に大きい。各時刻での平均24Aを予測トラフィックに設定した場合には、過去の実際のトラフィックの中央値Meよりも、予測トラフィックとトラフィックの変化Jの相違が小さい。
カルマンフィルタによる予測トラフィックKaを予測トラフィックに設定した場合には、予測トラフィックとトラフィックの変化Jの相違が極めて小さい。つまり、カルマンフィルタによれば、将来の予測トラフィックを精度よく推定することが可能である。RLSフィルタまたはLMSフィルタのような他の適応型予測フィルタでも将来の予測トラフィックを精度よく推定することが可能であると考えられる。
次にカルマンフィルタによる予測トラフィックの推定手法を概略的に説明する。状態空間表現を下記の通り定義する。添字tは、時刻を表し、0以上の整数である。
実際のトラフィックの観測量Ytは、1つの値すなわちスカラーであり、下記のように表現することができる。
Figure 0005607488
ここでスカラーvtは観測雑音であり、下記のように表現される。
Figure 0005607488

すなわち、観測雑音vtは、1次元の多変量正規分布(multivariable normal distribution)を持ち、その多変量正規分布の平均ベクトル(mean vector)は0であり、分散は1つの値すなわちスカラーVである。スカラーVは予測トラフィックの推定の前に決定される。
行列
Figure 0005607488

は、直接には観測できないが観測量Ytに内在する状態変数を表しており、p×1の行列である(pは正の整数である)。
行列
Figure 0005607488

は、予測トラフィックの推定の前に指定される観測行列であり、1×pの行列である。
状態変数の行列
Figure 0005607488

は、直前の(一期古い)状態変数の行列
Figure 0005607488

を用いて、下記のように表現される。
Figure 0005607488
ここで行列
Figure 0005607488

は状態雑音であり、下記のように表現される。
Figure 0005607488

すなわち、この状態雑音は、p次元の多変量正規分布を持ち、その多変量正規分布の平均ベクトルは0であり、分散共分散行列(variance covariance matrix)は行列
Figure 0005607488

である。
状態雑音の分散共分散行列
Figure 0005607488

は、p×pの対角行列である。この行列の成分は予測トラフィックの推定の前に決定される。
行列
Figure 0005607488

は、予測トラフィックの推定の前に指定される状態遷移行列であり、p×pの行列である。
カルマンフィルタとしてのトラフィック推定部32は、一期先(一期将来)のトラフィックの観測値Ytの推定値
Figure 0005607488

を例えば1時間おきに推定する。この推定値が「予測トラフィック」である。この推定を一期先予測(one-timestep prediction)と呼ぶ。一期先予測にあたっては、直前の状態変数の行列
Figure 0005607488

に基づく一期先の状態変数の行列
Figure 0005607488

が使用される。
一期先の時刻には、最新トラフィックカウント部30からカルマンフィルタとしてのトラフィック推定部32に、最新の実際に観測されたトラフィックの観測値Ytが供給される。カルマンフィルタは、一期先予測で得られたトラフィックの推定値と実際に観測されたトラフィックの観測値Ytの誤差に基づいて、状態変数の行列
Figure 0005607488

を修正し、修正された状態変数の行列
Figure 0005607488

を計算する。このような状態変数の行列の修正を更新(update)と呼ぶ。
更新により修正された状態変数の行列は、次の一期先予測で直前の状態変数の行列として使用される。一期先予測と更新を繰り返すことにより、過去の実際の複数のトラフィックの観測値が徐々に状態変数の行列に反映されてゆき、予測トラフィックの精度が改善されてゆく。例えば、1時間おきに予測トラフィックが推定される場合には、最初の予測トラフィックの推定からおよそ1日で予測トラフィックの精度が実用的な高いレベルになる。
カルマンフィルタの動作をより具体的に説明する。
まず、時刻tがゼロの場合の初期化を行う。この初期化では、状態変数の行列を下記のようにゼロ行列に設定する。
Figure 0005607488
また、初期化では、現在の状態の分散を表すp×pの行列
Figure 0005607488

を、すべての対角成分が所定値c0である下記の対角行列に設定する。
Figure 0005607488
所定値c0は、1つの無線基地局22が処理するトラフィックの最大値よりも大きく設定される。一般的には1つの無線基地局22が処理するトラフィックの最大値は数十万以下であるので、所定値c0は例えば10に設定してよい。
一期先予測においては、直前のパラメータ
Figure 0005607488

と既知のパラメータ
Figure 0005607488

に基づいて、下記の計算がされる。
Figure 0005607488
行列
Figure 0005607488

は、一期先の状態変数の行列であり、スカラー
Figure 0005607488

は、一期先のトラフィックの推定値(予測トラフィック)である。
行列
Figure 0005607488

は、一期先の状態変数の分散であり、スカラー
Figure 0005607488

は、一期先の観測値の分散である。添字のTは転置を示す。
更新においては、修正された状態変数の行列
Figure 0005607488

と、現在の状態の分散を表すp×pの行列
Figure 0005607488

が下記のように計算される。
Figure 0005607488
ここで、行列
Figure 0005607488

は、最適カルマンゲイン(optimal Kalman gain)であり、下記のように計算される。
Figure 0005607488

etは、一期先予測の誤差、すなわち一期先予測で得られたトラフィックの推定値と実際に観測されたトラフィックの観測値Ytの誤差であり、下記のように計算される。
Figure 0005607488

行列
Figure 0005607488

は単位行列である。
次に予測トラフィックの推定の前に指定される状態遷移行列および観測行列の具体的な成分の値を説明する。状態遷移行列
Figure 0005607488

は下記の25×25の行列である。すなわちp=25である。
Figure 0005607488

省略された成分のうち四角形は+1を示す。つまり第4行〜最終行まで+1が斜めに直線上に並んでいる。三角形は−1を示す。つまり第3行の第4列から最終列まで−1が並んでいる。その他の省略された成分はすべてゼロである。
この状態遷移行列は、下記の2つのブロック(小行列)から構成されたブロック行列である。
Figure 0005607488

Figure 0005607488
2×2の小行列
Figure 0005607488

は、状態変数のうち傾斜成分を考慮したレベル成分の状態遷移を表す。これは、下記のように得られる。状態変数の行列
Figure 0005607488

の一部である2×1の行列を下記のように想定する。
Figure 0005607488
1tは傾斜成分を考慮したレベル成分であり、m2tは傾斜成分である。上記の通り、状態変数の行列と直前の状態変数の行列は下記の関係を有するが、下記の説明では状態雑音を無視する。
Figure 0005607488
レベル成分m1tは短時間では傾斜成分m2tの分だけ増加し、傾斜成分m2tは短時間では変化しないと想定される。したがって、下記の等式が成立する。
1t = m1t-1 + m2t-1
2t = m2t-1
これらの等式の関係を行列を用いて表すと下記の通りである。
Figure 0005607488

このようにして傾斜成分を考慮したレベル成分の状態遷移を表す2×2の小行列
Figure 0005607488

が得られる。
23×23の小行列
Figure 0005607488

は、状態変数のうち周期成分の状態遷移を表す。これは、下記のように得られる。上記の通り、トラフィックの変化は、24時間周期の周期成分を有する。状態変数の行列
Figure 0005607488

の一部である24×1の行列を下記のように想定する。
Figure 0005607488
b1は時刻tが1での周期成分であり、mb2は時刻tが2での周期成分である。このように添字の数字は時刻tを示し、ここでは時刻tは1時間差を持つ。
周期成分については、循環シフトによって、下記の等式が成立するとみなすことができる。
b1 = mb24
b2 = mb1
b3 = mb2
以下同様に、mb24 = mb23
これらの等式の関係を行列を用いて表すと下記の通りである。
Figure 0005607488
したがって、状態雑音を無視すると、周期成分の状態遷移を表す状態遷移行列の小行列は、24×24の行列であって下記のように表現される。
Figure 0005607488

しかし、この表現では、上記の傾斜成分を考慮すると、全体の状態変数の行列
Figure 0005607488

の各成分の値が一義的に定まらない欠点がある。そこで、下記の拘束条件が課される。
Figure 0005607488
この拘束条件によれば、下記の等式が成立する。
Figure 0005607488
したがって下記の関係が成立する。
Figure 0005607488

状態雑音を無視すると、周期成分の状態遷移を表す状態遷移行列の小行列は、下記のように表現することができる。
Figure 0005607488
この行列は24×24の正方行列であるが、上記の拘束条件のために、行列の次数を1つ省略(すなわち最終行と最終列を省略)して、下記の23×23の正方行列に書き換えることが可能である。
Figure 0005607488

このようにして周期成分の状態遷移を表す状態遷移行列の23×23の小行列が得られる。
そして、傾斜成分を考慮したレベル成分の状態遷移を表す2×2の小行列と、周期成分の状態遷移を表す23×23の小行列から、下記の全体の25×25の状態遷移行列が得られる。
Figure 0005607488
状態変数の行列は下記の25×1の行列として表現される。
Figure 0005607488

上記のように状態遷移行列が定められることにより、成分mt1は傾斜成分を考慮したレベル成分であり、成分mt2は傾斜成分であり、成分mt3は24時間周期の周期成分である。成分mt2および成分mt4〜mt24は、時間変化を規定する補助的なものであるので、予測トラフィック
Figure 0005607488

を推定するときには、これらは無視してよい。1つの無線基地局22が処理するトラフィックの変化では、レベル成分と24時間周期の周期成分が大きな要因であり、周期性を除いた傾斜成分は無視しうるほど微小だからである。
したがって、観測行列
Figure 0005607488

は、下記の1×25の行列として指定される。
Figure 0005607488

省略された成分はすべてゼロである。
次に予測トラフィックの推定の前に決定される観測雑音vtの分散Vおよび状態雑音の分散共分散行列
Figure 0005607488

の具体的な決定手法を説明する。
状態雑音の分散共分散行列は、25×25の下記の対角行列とすると好ましい。省略された対角成分はすべてゼロである。
Figure 0005607488

すなわち、第1行第1列の成分w1および第3行第3列のw3は変数であるが、他の成分はすべてゼロである。第2行第2列の成分もゼロである。上記の
Figure 0005607488

の関係から明らかなように、第2行第2列の成分は、傾斜成分の分散すなわち傾斜成分の確率的な揺らぎの大きさである。1つの無線基地局22が処理するトラフィックの変化では、レベル成分と24時間周期の周期成分が大きな要因であり、周期性を除いた傾斜成分は無視しうるほど微小である。傾斜成分の分散も無視しうるほど微小なはずである。そこで、第2行第2列の成分を変数として計算を複雑にするよりも、ゼロに固定するのが合理的である。
簡単に考えつく分散Vおよび状態雑音の分散共分散行列の決定手法は、分散Vおよび分散共分散行列の可能性がある数値の候補(つまりV、w1、w3の候補)の組み合わせをすべて使ってカルマンフィルタの動作を試行し、得られた予測トラフィックと実際のトラフィックを比較することによって、最良の結果が得られた最適な分散Vおよび分散共分散行列を選択することである。しかし、このあらゆる可能性がある候補を試行する手法は、処理量が大きいため、準ニュートン法(quasi-Newton method)等の最適化手法を使用して、最適な分散Vおよび分散共分散行列を得ることが望ましい。
例えば、以下の対数尤度を最大にする分散Vの数値および分散共分散行列の数値を準ニュートン法等の最適化手法で同時に得ることができる。
Figure 0005607488

ここで、l()は対角尤度関数である。Nはカルマンフィルタの動作を試行する回数(予測トラフィックを計算する回数)である。一期先の観測値の分散Qtおよび一期先予測の誤差etは、カルマンフィルタの動作を試行することで得られるが、あらゆる可能性がある候補を試行する手法に比べて、大幅に処理量を低減することができる。
他の変形
上記の実施の形態においては、BB信号処理ユニットとして、無線基地局22に着脱自在なカード形態のBB信号処理カード28を使用するが、BB信号処理ユニットは無線基地局22に固定される形態であってもよい。
上記の実施の形態においては、無線基地局22の全体が処理する予測トラフィックを推定し、その予測トラフィックの処理に必要な個数のBB信号処理ユニットだけを完全に稼働させる。しかし、無線基地局22の各セクタに専用の複数のBB信号処理ユニットを設け、各セクタで処理する予測トラフィックを推定し、そのセクタのためのBB信号処理ユニットのうち予測トラフィックの処理に必要な個数のBB信号処理ユニットだけを完全に稼働させてもよい。すなわちセクタごとに独立して予測トラフィックを推定し、BB信号処理ユニットの動作性能を制御してもよい。
上記の実施の形態においては、最新の実際のトラフィックが予測トラフィックを越えると比較部34が判断すると、性能制御部36は、最新の実際のトラフィックの処理に必要な個数のBB信号処理ユニットを完全に稼働させ、トラフィックの増加を許容する。しかし、このようなトラフィックの増加は許容せず、稼働しているBB信号処理ユニットの能力を超えるトラフィックを(発呼または着呼に関わらず)拒絶してもよい。
無線基地局22において、プロセッサが実行する各機能は、CPUの代わりに、ハードウェアで実行してもよい。
22 無線基地局、24 基地局間通信部、26 無線通信部、28 ベースバンド信号処理カード(ベースバンド信号処理ユニット)、30 最新トラフィックカウント部、32 トラフィック推定部、34 比較部、36 性能制御部、38 電源、40 電源バス、50 移動端末、46 プロセッサ、48 メモリ。

Claims (5)

  1. 複数の移動端末との送信信号および受信信号を処理する複数のベースバンド信号処理ユニットと、
    実際のトラフィックに基づいて、将来の予測トラフィックを推定するトラフィック推定部と、
    前記予測トラフィックの処理に必要な個数の前記ベースバンド信号処理ユニットを完全に稼働させ、他のベースバンド信号処理ユニットの動作性能を低下させる性能制御部と
    を備え
    前記トラフィック推定部は、状態空間を表す状態変数を実際のトラフィックに基づいて修正することと、前記状態変数に基づいて、将来の一時点での前記予測トラフィックを計算することとを繰り返す適応型予測フィルタを備え、
    前記性能制御部は、前記予測トラフィックに従って、前記ベースバンド信号処理ユニットの各々の動作性能を制御する
    ことを特徴とする無線基地局。
  2. 前記適応型予測フィルタはカルマンフィルタである
    ことを特徴とする請求項に記載の無線基地局。
  3. 前記適応型予測フィルタはRLS(再帰最小二乗)適応フィルタである
    ことを特徴とする請求項に記載の無線基地局。
  4. 前記適応型予測フィルタはLMS(最小平均二乗)適応フィルタである
    ことを特徴とする請求項に記載の無線基地局。
  5. 最新の実際のトラフィックと前記予測トラフィックとを比較する比較部をさらに備え、
    前記最新の実際のトラフィックが前記予測トラフィックを越えると前記比較部が判断すると、前記性能制御部は、前記最新の実際のトラフィックの処理に必要な個数の前記ベースバンド信号処理ユニットを完全に稼働させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の無線基地局。
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