JP5606890B2 - 液体噴出器 - Google Patents

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本発明は、ノズルヘッドを押下げた状態でねじ付けておくことで、例えば、流通時におけるポンプの誤作動を防止し、使用時には、ノズルヘッドのねじ付けを解除することで、ポンプを正常に動作させることができる液体噴出器に関するものである。
従来の液体噴出器としては、ノズルヘッドを押下げた状態でポンプ本体にねじ付けておくことができるものがある。ポンプ本体は、シリンダ部材の上端部にシリンダカバーを嵌合させることで形成されている。このため、ノズルヘッドは、直近のシリンダカバーにねじ付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−38539号公報
しかしながら、容器の口部に装着するためのリングキャップは、上述のとおり、容器の口部にねじ付けられるものである。このため、従来は、リングキャップは、他の部材と別個独立に構成することにより、回転可能に組み付けられている。このため、噴出器製造時の組み付け作業が煩雑であった。
本発明の目的とするところは、構成を複雑にすることなく、ノズルヘッドをねじ付けることができると共に、シリンダカバーとリングキャップとを一体として組み付けることができることで、製造時の組み付け作業が容易な、新規な液体噴出器を提供することにある。
本発明の液体噴出器は、容器の口部の内側にフランジによって吊り下げ保持されるシリンダ部材と、押下げ動作と復帰動作の繰り返しにより当該シリンダ部材内の内容液を外界に噴射させるノズルヘッドと、シリンダ部材の上端部が嵌合するシリンダカバーと、当該シリンダカバーとシリンダ部材との間に回転可能に保持されることで容器の口部にねじ付けられるリングキャップとを備え、シリンダカバー及びノズルヘッドを、ノズルヘッドを押し込みによりねじ付け可能に構成すると共に、リングキャップとシリンダカバーとの間に、当該シリンダカバーとリングキャップとを一体に連結する切断可能な切断予定部を設け、当該切断予定部は、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付けるときに切断されないように設けられており、
切断予定部は、シリンダカバーに設けられたフランジ部とリングキャップとを連結するものであることを特徴とするものである。
本発明において、切断予定部は、リングキャップを容器の口部にねじ付けるときに切断されるように設けられていることが好ましい。
本発明では、シリンダカバーに、当該シリンダカバーから起立する周壁部を設け、当該周壁部に、ノズルヘッドをねじ付け可能にすることができる。
切断予定部は、例えば、シリンダカバーとリングキャップとの間に全周に亘って設けられた薄肉の帯片や周方向に間隔を空けて配置された複数の連結片で構成することができる。このため、切断予定部の切断強度(切断予定部が全周に亘って切断されるのに要する強度)は、帯片の厚さや連結片の個数等によって、適宜調整することができる。従って、ノズルヘッドのねじ付けや容器の口部に対するねじ付け等との関係も適宜調整することができる。
シリンダカバーとシリンダ部材との嵌合(嵌合強度)は、例えば、シリンダ部材の上端部の幅方向の寸法(厚さ)と、嵌合溝の幅方向の寸法(溝幅)との関係、シリンダ部材の上端部の高さ方向の寸法と嵌合溝の深さ方向の寸法との関係等によって、適宜調整することができる。従って、ノズルヘッドのねじ付け等との関係も適宜調整することができる。
本発明では、リングキャップとシリンダカバーとの間を切断予定部で一体に連結したことで、部品の一体化を図ったことから、製造時における部品点数の削減を図ることができる。即ち、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付けるときに、従来に比べて構成を複雑にすることなく、簡素化することができる。
また、切断予定部は、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付けるときに切断されないように設けられているため、リングキャップを固定することで、ノズルヘッドをねじ付けることができるから、従来のように、リングキャップがシリンダカバーに対して別体である場合に比べて、製造時の組み付け作業が容易になる。
また、本発明では、リングキャップとシリンダカバーとを一体化したことで、従来のように、リングキャップとシリンダカバーとを別々に組み付ける必要がないため、この点においても、製造時の組み付け作業が容易になる。
従って、本発明によれば、構成を複雑にすることなく、ノズルヘッドをねじ付けることができると共に、シリンダカバーとリングキャップとを一体として組み付けることができることで、製造時の組み付け作業が容易な、新規な液体噴出器を提供することができる。
更に、本発明によれば、切断予定部を切断することなく、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付けることができるので、ノズルヘッドをねじ込んだ状態でも、容器の口部に装着することができる。この場合、容器に対してノズルの向きを決めた状態で、切断予定部を切断すれば、容器に対してノズルの向きを常に一定方向に位置決めすることが容易である。
本発明の液体噴出器の第1の形態であって、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付ける前の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態であって、ノズルヘッドをねじ付ける途中の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態であって、ノズルヘッドのねじ付けが完了した状態を一部断面で示す側面図である。 (a)は図3のX部拡大図であり、(b)は図3のY部拡大図である。 本発明の液体噴出器の第2の形態であって、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付ける前の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態であって、ノズルヘッドのねじ付けが完了した状態を一部断面で示す側面図である。 本発明の液体噴出器の第3の形態であって、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付ける前の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態であって、ノズルヘッドのねじ付けが完了した状態を一部断面で示す側面図である。 本発明の液体噴出器の第4の形態であって、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付ける前の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態であって、ノズルヘッドをねじ付ける途中の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態であって、ノズルヘッドのねじ付けが完了した状態を一部断面で示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の液体噴出器の各形態を詳細に説明する。
図1〜4は、本発明の第1の形態であり、符号1は、単層ボトルや所謂、剥離容器などの既存の容器の口部上端(図示省略)に載せ置かれるフランジ2を有して口部の内側に吊り下げ保持されるシリンダ部材である。シリンダ部材1の上端部3は、その内側に、後述するポンプ要素を収納するための開口部を形成する。
符号4は、シリンダ部材1の内側に摺動可能に配置されて容器の内溶液を吸引、加圧及び圧送するピストンである。ピストン4は、図1の拡大図に示すように、軸線O周りに周回する外縁部4aを有し、この外縁部4aが軸線O方向に間隔を空けて二箇所に設けられている。これら外縁部4aがそれぞれ、シリンダ部材1の内周面を摺動可能に密封することで、外周側のシール部を構成する。
また、ピストン4の内側には、図1の拡大図に示すように、内筒部4bが一体に設けられている。内筒部4bの内側には、バルブプランジャ5が貫通する。バルブプランジャ5は、ピストン4と同様、図1の拡大図に示すように、軸線O周りに周回する外縁部5aを有し、この外縁部5aがシリンダ部材1の内周面を摺動可能に密封することで、シリンダ部材1との間に、容器からの内溶液を充填する空間(以下、「充填空間」)S1を形成する。
また、外縁部5aには、図1の拡大図に示すように、軸線O周りに間隔を空けて複数の切り欠き溝5bが形成されている。これにより、充填空間S1は、切り欠き溝5bを通ってピストン4との間に形成された空間S2に通じる。更に、バルブプランジャ5には、開口部A1を通して空間S2に通じる内部流路R1が形成されている。
これに対し、ピストン4には更に、図1の拡大図に示すように、外縁部4aの内側に外筒部4cが一体に設けられている。外筒部4cは、バルブプランジャ5に設けられた環状段差5cに接触することにより、空間S2と開口部A1との間を密封可能に開閉する。
符号6は、ピストン4の内筒部4bを摺動可能に保持する先端部6aを有するステムである。ステム6は、バルブプランジャ5を内側で保持固定すると共に、バルブプランジャ5との間に、ピストン4の内筒部4bの内側を通って空間S2に通じる内部流路R2を形成する。内部流路R2は、軸線O周りに間隔を空けて複数形成されている。更に、ステム6は、その内側に内部流路R1及びR2に通じることで、ピストン4から圧送された内溶液を通す内部流路R3が形成されている。
符号7は、充填空間S1内の内容液を外界に噴射させるノズル7aを有するノズルヘッドである。ノズルヘッド7は、ステム6の上端部6bに固定される連結部7bを有する。連結部7bには、ステム6の内部流路R3に通じる内部流路R4が形成されている。内部流路R4は、ノズル7aの内側に形成された内部流路R5から注出口A2を通して外界に通じる。これにより、ノズルヘッド7は、押下げ動作と復帰動作の繰り返しによりステム6と共にピストン5を駆動させることで、吸入パイプ21から逆止弁22を通して充填空間S1内に導入された内容液を外界に噴射させる。
符号8は、図1に示すように、ステム6を貫通させる環状壁部9を有してシリンダ部材1の上端開口部を閉じるシリンダカバーである。シリンダカバー8は、環状壁部9の裏面に、シリンダ部材1の上端部(以下、「シリンダ上端部」)3が全周に亘って嵌合する嵌合溝10が設けられている。
加えて、シリンダカバー8の環状壁部9には、当該環状壁部9の内側から起立する周壁部13が設けられている。周壁部13の内側には、図1に示すように、ねじ部13sが設けられている。雌ねじ部13sは、ノズルヘッド7の連結部7bに設けられたねじ部7sをねじ付けることができる。なお、本形態では、ノズル7aに、周壁部13の上端と接触することで、ノズルヘッド7の押下げ量を規制する凹部(ストッパ)7cが設けられている。
また、シリンダカバー8は、図1示すように、環状壁部9から内筒部12の内側に間隔を空けてステム6を取り囲むように、筒状の延長部14が一体に設けられている。延長部14の下端部14aは、図1の拡大図に示すように、ピストン4の背面と接触することで、ステム6との間に形成された隙間を開口部A1及び空間S2に対して密封している。これにより、本形態では、ステム6とシリンダカバー8との間に、ステム6と共にノズルヘッド7に対して上向きの付勢力を与えるリターンスプリング20が配置されている。なお、密封は、延長部14の下端部14aに替えて、延長部14に形成された段部14bをピストン4の背面に接触させることで行うこともできる。また、ピストン14の動作は、シリンダ部材1に空気導入孔A3を形成することで確保されている。
符号15は、シリンダカバー8とシリンダ部材1との間に回転可能に保持されるリングキャップである。リングキャップ15は、容器の口部にねじ付けられるねじ部15sが形成された装着筒15aを有する。装着筒15aの上端縁15bは、図4(b)に示すように、シリンダ部材1に設けたフランジ2の上端面2fに対して、摺動可能に引っ掛かることで、シリンダ部材1に対して抜け止め保持されている。
符号16は、シリンダカバー8とリングキャップ16との間に設けられた切断予定部である。切断予定部16は、軸線O周り(周方向)に間隔を空けて配置された複数の連結片で構成されている。これにより、切断予定部16は、シリンダカバー8とリングキャップ15とを一体に連結する。
しかし、切断予定部16は、このままの構成で、リングキャップ15を固定して、ノズルヘッド7を周壁部13にねじ込もうとすると、切断されてしまう場合がある。
そこで、切断予定部16は、リングキャップ15を固定することにより、ノズルヘッド7をシリンダカバー8の周壁部13にねじ付けるときに切断されないように設けられている。
切断予定部16の切断強度(切断予定部が全周に亘って切断されるのに要する強度)は、連結片の個数や厚さ等によって、適宜調整することができる。このため、ノズルヘッド7のねじ付け等との関係も、連結片の個数や厚さ等によって、適宜調整することができる。
これにより、ノズルヘッド7を、図1に示す状態から押し込んで、図2に示すように、軸線O周りに時計回り又は反時計回りに回せば、図3に示すように、シリンダカバー8とリングキャップ15を分離させることなく、ノズルヘッド7を周壁部13の内側にねじ付けることができる。また、ノズルヘッド7を反対に回せば、当該ノズルヘッド7を周壁部13からねじ開けることができる。
本形態の如く、リングキャップ15とシリンダカバー8との間を切断予定部16で一体に連結すれば、部品の一体化が図られることで、製造時における部品点数の削減を図ることができる。即ち、ノズルヘッド7をシリンダカバー8にねじ付けるときに、従来に比べて構成を複雑にすることなく、簡素化することができる。
また、切断予定部16は、上述のとおり、ノズルヘッド7をシリンダカバー8にねじ付けるときに切断されないように設けられているため、リングキャップ15を固定することで、ノズルヘッド7をねじ付けることができるから、従来のように、リングキャップ15がシリンダカバー7に対して別体である場合に比べて、製造時の組み付け作業が容易になる。
また、本形態の如く、リングキャップ15とシリンダカバー8とを一体化すれば、従来のように、リングキャップ15とシリンダカバー8とを別々に組み付ける必要がないため、この点においても、製造時の組み付け作業が容易になる。
従って、本発明によれば、構成を複雑にすることなく、ノズルヘッド7をねじ付けることができると共に、シリンダカバー8とリングキャップ15とを一体として組み付けることができることで、製造時の組み付け作業が容易な、新規な液体噴出器を提供することができる。
なお、切断予定部16は、シリンダカバー8とリングキャップ15との少なくとも一方を一定の力で回転させることで切断することができる。このため、シリンダカバー8とリングキャップ15とはそれぞれ、別々に分離することができる。
ところが、切断予定部16は、ノズルヘッド7をねじ付ける関係だけでみると、図1の状態又は図3の状態から、リングキャップ15を容器の口部にねじ込もうとするときに容易に切断できない場合も考慮される。
そこで、切断予定部16は更に、リングキャップ15を容器の口部にねじ付けるときに、切断されるように設けられている。また、本発明によれば、上述のとおり、切断予定部16を切断することなく、ノズルヘッド7をシリンダカバー8にねじ付けることができるので、ノズルヘッド7をねじ込んだ状態でも、容器の口部に装着することができる。このため、容器に対してノズル7aの向きを決めた状態でリングキャップ15を口部に合わせ、その後、切断予定部16が切断されるため、容器に対してノズル7aの向きを常に一定方向に位置決めすることが容易である。
この場合も、切断予定部16の切断強度は、連結片の個数や厚さ等によって、適宜調整することができる。このため、リングキャップ15のねじ付けとの関係も、連結片の個数や厚さ等によって、適宜調整することができる。
なお、切断予定部16は、本形態のような連結片に替えて、シリンダカバー8とリングキャップ15との間に全周に亘って設けられた薄肉の帯片で構成することができる。この場合、切断予定部の切断強度は、帯片の厚さ等によって、適宜調整することができる。
更に、切断予定部16は、環状壁部9の外縁部を全周に亘って延長することでフランジ部9aとし、このフランジ部9aとリングキャップ15の上端縁15bとを連結するものとしている。この場合、構成を複雑にすることなく、シリンダカバー8とリングキャップ15とを一体に連結することができる。
また、ノズルヘッド7は、環状壁部9に対して直接ねじ付けることも可能であるが、本形態の如く、シリンダカバー8の環状壁部9に、当該環状壁部9の内側から起立する周壁部13を設け、この周壁部13に、ノズルヘッドをねじ付け可能にすれば、上述のとおり、ステム6とシリンダカバー8の延長部14との間に、ノズルヘッド7を押し込みに対して復帰させることができるよう、リターンスプリング20を配置し、ピストン4を用いて内容液と接触させることなく、密封できる。
図5及び6は、本発明の第2の形態である。この形態では、ノズルヘッド7に連結部7bを取り囲むように垂下する保護カバー7dを設け、ノズルヘッド7をねじ付けることで、シリンダカバー8の周壁部13を保護する。なお、図5及び6において、第1の形態と同一部分は、同一符号をもって、その説明を省略する。
図7及び8は、本発明の第3の形態である。この形態では、シリンダカバー8は、周壁部13の外周面にねじ部13sを有し、ノズルヘッド7は、保護カバー7の内周面に、ねじ部7sを有する。また、本形態では、ポンププランジャ5をステム6に貫通させることで、内溶液の通路を形成する。なお、図7及び8においても、他の形態と同一部分は、同一符号をもって、その説明を省略する。
図9〜図11は、本発明の第4の形態である。この形態では、シリンダカバー8の周壁部13にねじ部13sを設けるに替えて、環状壁部9の内側に、ねじ部9sを設けている。ねじ部9sは、ノズルヘッド7の連結部7bに設けられたねじ部7sをねじ付けることができる。この場合、周壁部13の長さを短くできることで、使用前の状態では、他の形態と同様、ノズルヘッド7を押下げた状態でねじ付けておくことができる一方、ノズルヘッド7のねじ付けを解除して使用時に、シリンダカバー8からノズルヘッド7までの全高を抑えることができる。
更に、本形態では、シリンダカバー8の肩部外表面8f(環状壁部9の傾斜外表面)を、他の形態のように、ボトル軸線Oに対して直交するように平坦な面として構成するのに替えて、ボトル軸線Oに沿ってリングキャップ15に向かって拡径するように傾斜させている。この場合、肩部外表面8fに水分や内容物が付着し難くなる。なお、本形態では、他の形態と同一部分は、同一符号をもってその説明を省略する。
上述したところは、本発明の一形態を示したにすぎず、本発明に従えば、種々の変更を加えることができる。例えば、各形態に記載の構成はそれぞれ、適宜、組み合わせることができる。
本発明は、容器の口部の内側にフランジによって吊り下げ保持されるシリンダ部材と、押下げ動作と復帰動作の繰り返しによりシリンダ部材内の内容液を外界に噴射させるノズルヘッドと、シリンダ部材の上端部が全周に亘って引っ掛かることで嵌合する嵌合溝が設けられたシリンダカバーと、当該シリンダカバーとシリンダ部材との間に回転可能に保持されることで容器の口部にねじ付けられるリングキャップとを備える液体噴出器であれば、様々なもの適用することができ、シャンプー、リンス、液体石鹸等、内溶液の種類も問わない。
1 シリンダ部材
2 フランジ
3 シリンダ上端部
4 ピストン
5 バルブプランジャ
6 ステム
7 ノズルヘッド
7s ねじ部
8 シリンダカバー
9 環状壁部
9s ねじ部
10 嵌合溝
11 外筒部
12 内筒部
13 周壁部
13s ねじ部
14 延長部
15 リングキャップ
16 切断予定部

Claims (4)

  1. 容器の口部の内側にフランジによって吊り下げ保持されるシリンダ部材と、押下げ動作と復帰動作の繰り返しにより当該シリンダ部材内の内容液を外界に噴射させるノズルヘッドと、シリンダ部材の上端部が嵌合するシリンダカバーと、当該シリンダカバーとシリンダ部材との間に回転可能に保持されることで容器の口部にねじ付けられるリングキャップとを備え、
    シリンダカバー及びノズルヘッドを、ノズルヘッドを押し込みによりねじ付け可能に構成すると共に、
    リングキャップとシリンダカバーとの間に、当該シリンダカバーとリングキャップとを一体に連結する切断可能な切断予定部を設け、
    当該切断予定部は、ノズルヘッドをシリンダカバーにねじ付けるときに切断されないように設けられており、
    切断予定部は、シリンダカバーに設けられたフランジ部とリングキャップとを連結するものであることを特徴とする液体噴出器。
  2. 請求項1において、切断予定部は、リングキャップを容器の口部にねじ付けるときに切断されるように設けられていることを特徴とする液体噴出器。
  3. 請求項1又は2において、シリンダカバーに、当該シリンダカバーから起立する周壁部を設け、当該周壁部に、ノズルヘッドをねじ付け可能にしたことを特徴とする液体噴出器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、切断予定部の切断後、リングキャップの上端の内縁部が、シリンダカバーのフランジ部とシリンダ部材のフランジとの間で回転可能に保持されていることを特徴とする液体噴出器。
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