JP5606840B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
洗浄水冷却部は、空気を流通可能に構成された第2の筐体と、該第2の筐体の内部で洗浄水を散布する第2の散水手段とを有し、前記第2の散水手段によって散水した洗浄水を蒸発させて当該洗浄水から蒸発潜熱を奪うことで当該洗浄水を冷却させる。洗浄水貯留部は、前記第2の散水手段で散布した洗浄水を貯留する水槽を含む。このような態様において、第1の散水手段は前記水槽に貯留した洗浄水を散布するように備えられている。
そして、前記洗浄水貯留部は、前記第1の筐体内の前記第1の散水手段の下方に配置され、前記第1の散水手段で散布した洗浄水を貯留する第1の水槽と、前記第2の筐体内の前記第2の散水手段の下方に配置され、前記第2の散水手段で散布した洗浄水を貯留する第2の水槽であって、前記第1の水槽と連通している前記第2の水槽と、前記第1及び第2の水槽の両方に行き渡る洗浄水を前記第1の散水手段および前記第2の散水手段のそれぞれへ送る洗浄水供給ラインと、を備えている。
図1は本発明による第1の実施形態の空気調和装置の構成を示す模式図である。
<第1の散水手段72からの散水による洗浄水と空気との接触による冷却>
1)まず、循環ポンプ13で洗浄水が循環し、空気浄化部1側の筐体4内において第1の散水手段72から洗浄水が散水される。散水した洗浄水の一部は蒸発し、その際に洗浄水から蒸発潜熱を奪うため、洗浄水の水温が低下する。
2)一方、主送風機9の作動により、空気導入口10から筐体4内に空気が導入される。この導入した空気と第1の散水手段72で散水した洗浄水とが接触することより、導入した空気中の浮遊物や化学物質は洗浄水に取り込まれるとともに、上記1)のように水温が低下した洗浄水が空気の熱を吸収するため、空気の温度は低下する。
3)しかし、上記2)のように空気の熱を吸収した洗浄水の温度は上昇するため、第1の散水手段72からの洗浄水散布による洗浄水の温度低下には限界がある。
4)そこで本発明では、上記1)〜2)で説明した動作の一方で、洗浄水冷却部2側の筐体5内において、循環ポンプ13の作動に伴い第2の散水手段12から洗浄水が散布される。このときに発生した水蒸気は吸引ポンプ15で吸引され排気口14から筐体5の外へ除去される。即ち、散水した洗浄水の一部は蒸発し、その際に洗浄水から蒸発潜熱を奪うため、洗浄水の水温が低下する。
5)洗浄水冷却部2では散水した洗浄水が外部空気と積極的に接触しないため、第2の散水手段12からの洗浄水は、上記の3)のような、外部空気との接触における熱交換による水温上昇がない。従って、洗浄水の温度を低温状態にすることができる。
6)これにより、洗浄水冷却部2側の筐体5底部の水槽51の洗浄水の温度、ひいては洗浄水貯留タンク3内の洗浄水の温度は低温状態を保つことができる。結果、第1の散水手段72で散水した洗浄水と接触した空気の温度を下げることができる。
1)本発明による処理対象物質(SO2、NO2、アンモニア等の大気汚染物質やホルムアルデヒド、VOC等のシックハウス症候群対象物質、臭気成分等)は揮発性物質がほとんどである。そのような揮発性物質は空気浄化部1における気液接触で洗浄水に溶解する。
2)しかし、上記1)の空気浄化を長時間行うと、洗浄水中に溶解した揮発性物質の量が多くなると、空気中の揮発性物質を取り込まなくなり、また、散布時に洗浄水中に溶解していた揮発性物質が再揮散してしまい、再度空気とともに吐出されてしまう。
3)そこで洗浄水冷却部2では、洗浄水が第2の散水手段12により噴霧され、更に、筐体5内部は吸引ポンプ15での吸引により負圧にされる。そのため、筐体5内において洗浄水中の化学物質が揮発し、洗浄水中から除去することができる。そして、洗浄水から除去された化学物質を含む空気は排気口14から排出される。これにより、洗浄水への揮発性物質の蓄積を低減でき、洗浄水の交換頻度を抑えることができる。さらに、第1の散水手段72から散水した洗浄水から揮発性物質が再揮散することも防げる。
図2は本発明による第2の実施形態の空気調和装置の構成を示す模式図である。この図において第1の実施形態と同じ構成要素には同一の符号を用いており、同じ構成要素の説明はここでは省略して第1の実施形態と同じとする。以下、第1の実施形態に対して変更した点を述べる。
図4は本発明による第3の実施形態の空気調和装置の構成を示す模式図である。この図において第1の実施形態と同じ構成要素には同一の符号を用いており、同じ構成要素の説明はここでは省略して第1の実施形態と同じとする。以下、第1の実施形態に対して変更した点を述べる。
図6は第2の実施形態による空気調和装置を建物の外に用いた例であって、外気を洗浄して屋内に導入する場合を示している。
図7は第2の実施形態による空気調和装置を建造物に用いた例であって、内気を洗浄して屋内に導入する場合を示している。
4、5・・・筐体、 6・・・開口、 7・・・気液接触手段、 71・・・気液接触部
72・・・第1の散水手段、 8・・・デシカントローラ、 9・・・主送風機
10・・・空気導入口、 11・・・空気吐出口、 12・・・第2の散水手段
13・・・循環ポンプ、 14・・・排気口、 15・・・吸引ポンプ
16・・・空気導入口、 17・・・管部材、 17a・・・開口
18、21、22、23・・・配管、 19・・・ファン、 20・・・住宅の側壁
31・・・気液接触部、 41、51・・・水槽、 42、43・・・洗浄水供給ライン
Claims (6)
- 第1の筐体と、該第1の筐体の外側の空気を該筐体の内部に取り込む空気導入口と、該空気導入口から取り込んだ空気に洗浄水を散布して該空気を洗浄する第1の散水手段と、該第1の散水手段で洗浄された該空気を吐出する空気吐出口とを有する空気浄化部と、
空気を流通可能に構成された第2の筐体と、該第2の筐体の内部で洗浄水を散布する第2の散水手段とを有し、前記第2の散水手段によって散水した洗浄水を蒸発させて当該洗浄水から蒸発潜熱を奪うことで当該洗浄水を冷却させる洗浄水冷却部と、
前記第2の筐体内に配置されて前記第2の散水手段で散布した洗浄水を貯留する水槽を含む洗浄水貯留部と、
を有し、
前記第1の散水手段は前記水槽に貯留した洗浄水を散布し、
前記洗浄水貯留部は、
前記第1の筐体内の前記第1の散水手段の下方に配置され、前記第1の散水手段で散布した洗浄水を貯留する第1の水槽と、
前記第2の筐体内の前記第2の散水手段の下方に配置され、前記第2の散水手段で散布した洗浄水を貯留する第2の水槽であって、前記第1の水槽と連通している前記第2の水槽と、
前記第1及び第2の水槽の両方に行き渡る洗浄水を前記第1の散水手段および前記第2の散水手段のそれぞれへ送る洗浄水供給ラインと、
を備えたことを特徴とする空気調和装置。 - 前記第1の水槽の底部は前記第2の水槽の底部と連通していることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
- 前記第2の筐体の上部に形成された開口と、前記第2の筐体の内部の空気を吸引して前記開口より前記第2の筐体の外へ排出する空気吸引手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
- 前記第2の筐体の上部に形成された開口と、前記第2の筐体内に空気を導入するための空気導入部と、前記空気導入部から前記第2の筐体の内部に導入した空気を前記開口より前記第2の筐体の外へ排出するための送風手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
- 前記空気吐出口から吐出された前記洗浄された空気の一部を前記空気導入部より導入する空気導入ラインをさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
- 前記空気導入部は前記第2の散水手段よりも上に位置することを特徴とする請求項4または5に記載の空気調和装置。
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