JP5605328B2 - 積層金型装置 - Google Patents
積層金型装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5605328B2 JP5605328B2 JP2011162255A JP2011162255A JP5605328B2 JP 5605328 B2 JP5605328 B2 JP 5605328B2 JP 2011162255 A JP2011162255 A JP 2011162255A JP 2011162255 A JP2011162255 A JP 2011162255A JP 5605328 B2 JP5605328 B2 JP 5605328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- lifter
- mold
- steel plates
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
図7(a)には、このような積層金型を平面視したものを示す。同図に示すように、積層金型は、プレス成形面102を備えた複数の鋼板100(切り曲げ刃)が積層されている。プレス成形面102には、上方に突出した突起(図示しない)が形成されている。
前記連結部材は、前記下部成形用鋼板に対しては、上下方向に移動自在に貫通されて、型締めのプレス動作時に下動して前記下部リフター鋼板を持ち上げ不能位置まで下げるとともに、型開き時には前記下部成形用鋼板の突部よりも上方に持ち上げて、前記下部リフター鋼板の平坦面にて前記被加工品を持ち上げすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項において、前記上金型には、型開き時に、前記上部リフター鋼板を下動させて上金型に張り付いた被加工品を引き剥がす引き剥がし手段が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、引き剥がし手段により、型開き時に上部リフター鋼板が下動することにより、上金型に張り付いた被加工品を引き剥がすことができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態の積層金型装置を図1〜図3を参照して説明するが、まず、本実施形態の積層金型装置によって製造される成形品を図1(b)を、参照して説明する。なお、成形品を被加工品或いはワークということがある。
長手方向の中央部に位置する上部リフター鋼板42については、他の上部リフター鋼板42と区別する場合、42の符号にさらにAの符号を付加する。
油圧シリンダー47及び連結体46は、引き剥がし手段に相当する。 なお、図2(a)に示す型開き時には、上部リフター鋼板42,42Aは、上部成形用鋼板41の下端の平坦面と、下端の平坦面が同一平面上に位置するように、油圧シリンダー47により保持されている。
さて、上記のように構成された積層金型装置20の作用を説明する。
図2(a)には、積層金型装置20が型開きした状態を示しており、上金型40の上部リフター鋼板42,42Aの下端の平坦面が、上部成形用鋼板41の下端の平坦面と、同一平面上に位置する。又、下金型30の下部リフター鋼板32,32Aは、搬送可能位置に位置して、その上端の平坦面が、下部成形用鋼板31の上端の突部35よりも上方の位置に位置する。
次に、下部成形用鋼板31と上部成形用鋼板41間に前記クリアランスを有する位置までスライダ50を下動させる。又、上部リフター鋼板42,42Aが金属板Wに当接すると同時に、各油圧シリンダー37のロッド38を、スライダ50の下動する速度と同速度で同期して持ち上げ不能位置まで移動させて、型締めすることにより金属板Wをプレス成形する。
(1) 本実施形態の積層金型装置20では、下金型30の鋼板は、上方に突出した突部35を有するプレス成形面34(第1プレス成形面)を備えた一対の下部成形用鋼板31と、一対の下部成形用鋼板31間に配置されるとともにその上端面に平坦面を有する下部リフター鋼板32Aを備えている。
次に、他の実施形態を図4〜図6を参照して説明する。
なお、以下の実施形態において、第1実施形態で説明した構成と同一、又は相当する構成については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。図4(a)、図5(a)、及び図6(a)は、図1(a)の相当図である。
図4(a)の第2実施形態では、突部35A,35Bは、相互にその高さを同じとした断面山形形状としているが、突部の基端における短手方向の長さを異ならしめている。又、本実施形態では、第1凹部45A,45Bの最深部の深さは相互に同じとしているが、平坦面と凹部の基端縁部の短手方向の長さが、突部35A,35Bに合わせて異ならしめている。
(第3実施形態)
図5(a)の第3実施形態では、突部35A,35Bは、相互にその高さを異ならしめた断面山形形状としているが、突部の基端における短手方向の長さを同じとしている。又、本実施形態では、第1凹部45A,45Bの最深部の深さは、突部35A,35Bに合わせて相互に異ならしめているが、平坦面と凹部の基端縁部の短手方向の長さが、突部35A,35Bに合わせて同じとしている。
(第4実施形態)
図6(a)の第4実施形態では、突部35Aの高さ及び突部が隆起している基端における短手方向の長さは、突部35Bの高さ及び突部が隆起している基端における短手方向の長さよりも大きくしている。又、本実施形態では、第1凹部45Aの最深部の深さ、及び平坦面と凹部の基端縁部の短手方向の長さを、第1凹部45Bの最深部の深さ、及び平坦面と凹部の基端縁部の短手方向の長さよりも大きくしている。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
対の関係を有する下部成形用鋼板31を複数対、積層配置するとともに、各対の間にそれぞれ下部リフター鋼板32Aを配置するようにしてもよい。
32…下部リフター鋼板、32A…下部リフター鋼板、
33…ホルダ、34…プレス成形面、35,35A…突部、
36…連結部材、37…油圧シリンダー、38…ロッド、
40…上金型、41…上部成形用鋼板、42,42A…上部リフター鋼板、
43…ホルダ、44…プレス成形面、45、45A,45B…第1凹部、
46…連結体、49…第2凹部。
Claims (5)
- 下金型及び上金型が、それぞれ複数の鋼板を上下方向と直交する方向にて積層配置されるとともに、型締め及び型開き可能にされたプレス加工用の積層金型装置において、
前記下金型の鋼板は、上方に突出した突部を有する第1プレス成形面を備えた少なくとも一対の下部成形用鋼板と、前記一対の前記下部成形用鋼板間に配置されるとともにその上端面に平坦面を有する下部リフター鋼板を含み、
前記上金型の鋼板は、型締め時に前記一対の下部成形用鋼板の突部と協働して被加工品を剪断するとともに曲げ加工する第1凹部を有した第2プレス成形面を備える、少なくとも一対の上部成形用鋼板と、
型締め時に前記一対の上部成形用鋼板が有する第1凹部の第2プレス成形面と連続するように設けられて、前記被加工品を成形する成形面を備えた第2凹部を有し、かつ、前記一対の上部成形用鋼板間に配置された上部リフター鋼板を含み、
前記下金型には、型締め時に前記下部リフター鋼板を、被加工品を持ち上げ不能位置まで下げるとともに、型開き時には前記下部成形用鋼板の突部よりも上方に位置する搬送可能位置まで持ち上げする持ち上げ手段を備えることを特徴とする積層金型装置。 - 前記持ち上げ手段は、前記下部リフター鋼板に対して一体に連結された連結部材と、前記連結部材を上下動する駆動機構を含み、
前記連結部材は、前記下部成形用鋼板に対しては、上下方向に移動自在に貫通されて、型締めのプレス動作時に下動して前記下部リフター鋼板を持ち上げ不能位置まで下げるとともに、型開き時には前記下部成形用鋼板の突部よりも上方に持ち上げて、前記下部リフター鋼板の平坦面にて前記被加工品を持ち上げすることを特徴とする請求項1に記載の積層金型装置。 - 前記一対の下部成形用鋼板の突部は、互いに同じ断面形状に形成され、
前記一対の上部成形用鋼板の第1凹部は、互いに同じ断面形状に形成され、
前記上部リフター鋼板の第2凹部は、第1凹部と同じ断面形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の積層金型装置。 - 前記一対の下部成形用鋼板の突部のうち、一方の突部の断面積は、広く形成されるとともに、他方の突部の断面積は狭く形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の積層金型装置。
- 前記上金型には、型開き時に、前記上部リフター鋼板を下動させて上金型に張り付いた被加工品を引き剥がす引き剥がし手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の積層金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011162255A JP5605328B2 (ja) | 2011-07-25 | 2011-07-25 | 積層金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011162255A JP5605328B2 (ja) | 2011-07-25 | 2011-07-25 | 積層金型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013022636A JP2013022636A (ja) | 2013-02-04 |
JP5605328B2 true JP5605328B2 (ja) | 2014-10-15 |
Family
ID=47781570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011162255A Active JP5605328B2 (ja) | 2011-07-25 | 2011-07-25 | 積層金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5605328B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10156597A (ja) * | 1996-11-25 | 1998-06-16 | Watanabe Giken Kk | 可変式プレス金型構造 |
JP2003019526A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-21 | Honda Motor Co Ltd | 板金プレス加工方法 |
JP2003103323A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-08 | Press Kogyo Co Ltd | 積層金型 |
JP2004249337A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Hisao Yamazaki | 厚板を用いた積層金型の構造及びその製造方法 |
-
2011
- 2011-07-25 JP JP2011162255A patent/JP5605328B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013022636A (ja) | 2013-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4781380B2 (ja) | プレス加工装置及びプレス加工方法 | |
JP6518847B1 (ja) | プレス成形品の製造方法及びプレスライン | |
JP4746914B2 (ja) | プレス方法およびプレス型 | |
KR20170134645A (ko) | 프레스 성형 장치 및 프레스 성형 방법 | |
JP5199805B2 (ja) | ダイクエンチ加工製品とその製造方法及び製造装置 | |
CN101402120A (zh) | 翻边冲孔双动复合模 | |
WO2012042326A1 (en) | An improved mechanism for upward lancing in a progressive die assembly | |
JP5605328B2 (ja) | 積層金型装置 | |
KR101963065B1 (ko) | 절단 가공 장치 및 절단 가공 방법 | |
JP2008284576A (ja) | 高張力鋼板のプレス成形加工方法及びプレス加工設備 | |
JP6355128B2 (ja) | プレス成形方法 | |
JP7265141B2 (ja) | プレス成形用ブランク、プレス成形用ブランクの製造方法、連結成形品の製造方法、プレス成形品の製造方法、プレス成形用金型、およびプレス成形装置 | |
JP2006340938A (ja) | 電気かみそり器の内刃及びその製法 | |
JP5799526B2 (ja) | プレスシャフトの製造方法 | |
JP5035116B2 (ja) | プレス成形装置 | |
JP4400465B2 (ja) | 金属薄板のエンボス加工方法 | |
JP2014004606A (ja) | アール曲げ用金型 | |
JP6413997B2 (ja) | ワークのトリム工法及びトリム金型 | |
JP5843712B2 (ja) | 金型及びトリム加工方法 | |
JP7364994B1 (ja) | プレス成形装置および成形品の製造方法 | |
KR100530886B1 (ko) | 커팅 블레이드의 홈 가공장치 | |
JPWO2009096309A1 (ja) | 板金プレス加工方法、その金型及び成形品 | |
KR20110108870A (ko) | 금속판재 가공장치 | |
JP5933299B2 (ja) | プレス成形装置 | |
CN210497876U (zh) | 一种冲压机的下料模具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140724 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140729 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5605328 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |