JP5604845B2 - 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 - Google Patents
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Description
これらの機能層の基材としては、透明性や硬度性に優れるアクリル樹脂等が使用されている。しかし、このような機能層の基材は、絶縁特性が高いため帯電しやすく、埃等の付着による汚れが生じ、使用する場合のみならずディスプレイ製造工程においても、帯電してしまうことにより障害が発生するといった問題があった。
帯電防止剤に添加する帯電防止剤の帯電防止機能を発現するタイプとしては、従来、電子がソリトンやポーラロンといったキャリアを介して移動する電子伝導タイプと、イオン自体が系内を移動するイオン伝導タイプの2種類に分類される。
電子伝導タイプの帯電防止剤としては、例えば、各種金属酸化物や導電性ポリマー等が知られており、一方、イオン伝導タイプの帯電防止剤としては、例えば、第4級アンモニウム塩や、リチウム塩等が知られている。
なかでも、帯電防止層に添加する帯電防止剤としては、カチオン界面活性剤である第4級アンモニウム塩が好ましく用いられていた。
本発明はまた、最表面に上述の光学積層体、又は、上述の偏光板を備えることを特徴とする画像表示装置でもある。
以下に、本発明を詳細に説明する。
なお、本発明では、特別な記載がない限り、モノマー、オリゴマー、プレポリマー等の硬化性樹脂前駆体を、“樹脂”と記載する。
本明細書において、「耐熱性」とは、光学積層体を高温低湿度環境下に置いた場合であっても、後述するような優れた表面抵抗率及び飽和帯電圧を維持する性能を意味する。
上記ハードコート層は、第4級アンモニウム塩と半極性構造を有する化合物とを含有する。これらの化合物は、帯電防止剤として機能するものであり、本発明の光学積層体は、2種類の帯電防止剤をハードコート層に含有することで、温度に影響されず高温低湿度環境下に長時間置かれた場合であっても安定な帯電防止性能を発揮することができる。
なお、以下の説明において、第4級アンモニウム塩と半極性構造を有する化合物とをまとめて「帯電防止剤」ともいう。
具体的には、例えば、上記化学式(1)〜(3)で表される群から選択される少なくとも1種が好適に用いられる。
上記重量平均分子量のより好ましい下限は2000、より好ましい上限は5万である。
上記帯電防止剤の含有量の好ましい下限は、5質量%、好ましい上限は16質量%である。
更に、上記半極性構造を有する化合物は、後述するハードコート層用組成物に含まれる溶剤及び樹脂(バインダー)に対する溶解性が悪いものである。このため、上記半極性構造を有する化合物の含有量が5質量%を超えると、上記ハードコート層用組成物中に半極性構造を有する化合物の未溶解分が生じ、得られる光学積層体の異物の原因となることからも好ましくはない。
上記半極性構造を有する化合物の含有量の好ましい下限は0.5質量%、好ましい上限は3質量%である。
このような理由より、本発明の光学積層体では、上記ハードコート層における、上記第4級アンモニウム塩と上記半極性構造を有する化合物との合計100質量%中、上記半極性構造を有する化合物の含有割合が、1質量%以上、35質量%未満となる。1質量%未満であると、上述の第4級アンモニウム塩の性能面で欠けている部分を補助するという役割を充分に果たすことができず、35質量%以上であると、本発明の光学積層体の帯電防止性能が不充分となる。上記半極性構造を有する化合物は、上記第4級アンモニウム塩との合計100質量%中、2〜25質量%であることが好ましい。
上記ハードコート層用組成物は、形成するハードコート層が透明性を有する限り特に限定されないが、更に樹脂を含有することが好ましい。
上記熱可塑性樹脂としては一般的に例示されるものが利用される。上記溶剤乾燥型樹脂の添加により、塗布面の塗膜欠陥を有効に防止することができる。好ましい熱可塑性樹脂の具体例としては、上記熱可塑性樹脂は、一般的に例示されるものが利用される。
上記溶剤乾燥型樹脂の添加により、塗布面の塗膜欠陥を有効に防止することができる。
好ましい熱可塑性樹脂の具体例としては、例えば、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ビニルエーテル系樹脂、ハロゲン含有樹脂、脂環式オレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、セルロース誘導体、シリコーン系樹脂、及び、ゴム又はエラストマー等が挙げられる。
上記熱可塑性樹脂としては、通常、非結晶性であり、かつ有機溶剤(特に複数のポリマーや硬化性化合物を溶解可能な共通溶剤)に可溶な樹脂を使用することが好ましい。特に、成形性又は製膜性、透明性や耐候性の高い樹脂、例えば、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、脂環式オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース誘導体(セルロースエステル類等)等が好ましい。
上記溶剤としては、樹脂の種類及び溶解性に応じて選択し使用することができ、少なくとも固形分(複数のポリマー及び硬化性樹脂前駆体、反応開始剤、その他添加剤)を均一に溶解できる溶媒であればよい。そのような溶剤としては、例えば、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、エーテル類(ジオキサン、テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン等)、脂環式炭化水素類(シクロヘキサン等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭素類(ジクロロメタン、ジクロロエタン等)、エステル類(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等)、水、アルコール類(エタノール、イソプロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール等)、セロソルブ類(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等)、セロソルブアセテート類、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)等が例示でき、これらの混合溶媒であってもよい。
例えば、上記樹脂が光透過性基材に対して密着性がない場合は、光透過性基材に対して浸透性を持つ溶剤を使用することが好ましい。例えば、光透過性基材がTACである場合、浸透性溶剤の具体例としては、ケトン類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコール、エステル類;蟻酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、含窒素化合物;ニトロメタン、アセトニトリル、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、グリコール類;メチルグリコール、メチルグリコールアセテート、エーテル類;テトラヒドロフラン、1,4―ジオキサン、ジオキソラン、ジイソプロピルエーテル、ハロゲン化炭化水素;塩化メチレン、クロロホルム、テトラクロルエタン、グリコールエーテル類;メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート、その他、ジメチルスルホキシド、炭酸プロピレンが挙げられ、またはこれらの混合物が挙げられ、好ましくはエステル類、ケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン等が挙げられる。その他、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルアルコール等のアルコール類や、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類も、上記浸透性溶剤と混合して用いることができる。
また、ハードコート層用組成物中において、上記浸透性溶剤は、溶剤全量中10〜100質量%、特に50〜100質量%となることが望ましい。
上記ハードコート層用組成物には、ハードコート層の硬度を高くする、硬化収縮を抑える、屈折率を制御する、防眩性を付与する等の目的に応じて、樹脂、分散剤、界面活性剤、上述した帯電防止剤とは別のその他の公知の帯電防止剤、シランカップリング剤、増粘剤、着色防止剤、着色剤(顔料、染料)、消泡剤、レベリング剤、難燃剤、紫外線吸収剤、接着付与剤、重合禁止剤、酸化防止剤、表面改質剤、易滑剤等を添加していてもよい。
上記塗布の方法としては特に限定されず、例えば、スピンコート法、ディップ法、スプレー法、ダイコート法、バーコート法、ロールコーター法、メニスカスコーター法、フレキソ印刷法、スクリーン印刷法、ピードコーター法等の公知の方法を挙げることができる。
上記光透過性基材としては、平滑性、耐熱性を備え、機械的強度に優れたものが好ましい。
光透過性基材は、平滑性、耐熱性を備え、機械的強度とに優れたものが好ましい。光透過性基材を形成する材料の具体例としては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブチレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、又は、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂が挙げられ、好ましくはポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、セルローストリアセテートが挙げられる。
また、トリアセチルセルロースの代替基材として旭化成ケミカルズ(株)製のFVシリーズ(低複屈折率、低光弾性率フィルム)も好ましい。
上記光透過性基材は、その上に上述したハードコート層等を形成するのに際して、接着性向上のために、コロナ放電処理、酸化処理等の物理的な処理のほか、アンカー剤若しくはプライマーと呼ばれる塗料の塗布を予め行ってもよい。
以下、任意の層について説明する。
上記防眩層は、例えば、上記光透過性基材とハードコート層又は低屈折率層(後記)との間に形成されて良い。上記防眩層は、樹脂及び防眩剤を含む防眩層用組成物から形成されて良い。
上記微粒子の平均粒径としては特に限定されないが、一般的には、0.01〜20μm程度とすれば良い。
また、上記微粒子の形状は、真球状、楕円状等のいずれであっても良く、好ましくは真球状のものが挙げられる。
上記プラスチックビーズの具体例としては、例えば、スチレンビーズ(屈折率1.60)、メラミンビーズ(屈折率1.57)、アクリルビーズ(屈折率1.49)、アクリル−スチレンビーズ(屈折率1.54)、ポリカーボネートビーズ、ポリエチレンビーズ等が挙げられる。
共焦点レーザー顕微鏡(LeicaTCS−NT:ライカ社製:倍率「300〜1000倍」)にて、光学積層体の断面を透過観察し、界面の有無を判断し下記の測定基準により測定することができる。具体的には、ハレーションのない鮮明な画像を得るため、共焦点レーザー顕微鏡に、湿式の対物レンズを使用し、かつ、光学積層体の上に屈折率1.518のオイルを約2ml乗せて観察し判断する。オイルの使用は、対物レンズと光学積層体との間の空気層を消失させるために用いる。
測定手順
1:レーザー顕微鏡観察により平均層厚を測定した。
2:測定条件は、上記の通りであった。
3:1画面につき 凹凸の最大凸部、最小凹部の基材からの層厚を1点ずつ計2点測定し、それを5画面分、計10点測定し、平均値を算出し、これを、防眩層の膜厚とする。このレーザー顕微鏡は、各層に屈折率差があることによって非破壊断面観察をすることができる。また、各層の組成の違いで観察できるSEM及びTEM断面写真の観察を用いて、5画面分の観察を行うことで同様に求めることができる。
上記低屈折率層は、外部からの光(例えば蛍光灯、自然光等)が本発明の光学積層体の表面にて反射する際、その反射率を低くするという役割を果たす層である。これらの低屈折率層は、その屈折率が1.45以下、特に1.42以下であることが好ましい。
また、低屈折率層の乾燥厚みは限定されないが、通常は30nm〜1μm程度の範囲内から適宜設定すれば良い。
上記フッ素系樹脂以外の樹脂については、上記ハードコート層用組成物を構成する樹脂と同様の樹脂を用いることができる。
上記重合性化合物としては特に限定されず、例えば、電離放射線硬化性基、熱硬化性極性基等の硬化反応性基を有するものが好ましい。また、これらの反応性基を同時に併せ持つ化合物でもよい。この重合性化合物に対し、上記重合体とは、上記のような反応性基等を一切もたないものである。
上記熱硬化性極性基を持つ重合性化合物としては、例えば、4−フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体;フルオロエチレン−炭化水素系ビニルエーテル共重合体;エポキシ、ポリウレタン、セルロース、フェノール、ポリイミド等の各樹脂のフッ素変性品等が挙げられる。
これらの共重合体にシリコーン成分を含有させたシリコーン含有フッ化ビニリデン共重合体も使うこともできる。
更に、反応性基等を硬化させるための硬化剤、塗工性を向上させたり、防汚性を付与させたりするために、各種添加剤、溶剤を適宜使用することができる。
また、上記(1)成分のみを含む場合、低屈折率層を形成すること自体が困難であり、上記(2)成分のみを含む場合、形成する低屈折率層の硬度が弱くなり、上記(3)成分のみを含む場合、屈折率が充分に低い低屈折率層を形成することができない。
なお、上記(1)成分としては、後述するものが挙げられ、上記(2)成分としては、上述したエチレン性不飽和結合を有するフッ素含有モノマーから電離放射線硬化性基を2個以上有するものが挙げられ、上記(3)成分としては、ハードコート層用組成物において説明した電離放射線硬化型樹脂から、電離放射線効果性基を3個以上有するものが挙げられる。また、上記低屈折率層用組成物は、必要に応じて、上記分子中にフッ素原子を含む重合性化合物の重合体(フッ素含有ポリマー)を更に含有していてもよい。
本発明において、「空隙を有する微粒子」とは、微粒子の内部に気体が充填された構造及び/又は気体を含む多孔質構造体を形成し、微粒子本来の屈折率に比べて微粒子中の気体の占有率に反比例して屈折率が低下する微粒子を意味する。また、本発明にあっては、微粒子の形態、構造、凝集状態、被膜内部での微粒子の分散状態により、内部及び/又は表面の少なくとも一部にナノポーラス構造の形成が可能な微粒子も含まれる。この微粒子を使用した低屈折率層は、屈折率を1.30〜1.45に調節することが可能である。
dA=mλ/(4nA) (I)
(上記式中、nAは低屈折率層の屈折率を表し、mは正の奇数を表し、好ましくは1を表し、λは波長であり、好ましくは480〜580nmの範囲の値である)を満たすものが好ましい。
上記防汚層は、本発明の光学積層体の最表面に汚れ(指紋、水性又は油性のインキ類、鉛筆等)が付着しにくく、又は付着した場合でも容易に拭取ることができるという役割を担う層である。本発明の好ましい態様によれば、低屈折率層の最表面の汚れ防止を目的として防汚層を設けても良く、特に低屈折率層が形成された光透過性基材の一方の面と反対の両側に防汚層が設けることが好ましい。防汚層の形成により、本発明の光学積層体に対して防汚性と耐擦傷性の更なる改善を図ることが可能となる。低屈折率層がない場合でも、最表面の汚れ防止を目的として防汚層を設けても良い。
上記防汚染剤は、本発明の光学積層体の最表面の汚れ防止を主目的とするものであり、本発明の光学積層体に耐擦傷性を付与することもできる。
上記防汚染剤としては、例えば、フッ素系化合物、ケイ素系化合物、又は、これらの混合化合物が挙げられる。より具体的には、2−パーフロロオクチルエチルトリアミノシラン等のフロロアルキル基を有するシランカップリング剤等が挙げられ、特に、アミノ基を有するものが好ましくは使用することができる。
上記樹脂としては特に限定されず、上述のハードコート層用組成物で例示した樹脂が挙げられる。
上記防汚層は、例えばハードコート層自身に防汚性能を付与することにより代替することもできる。
ここで、本明細書における「高温低湿度環境」とは、温度70℃〜100℃、湿度5〜20%RHの環境を意味する。
上記偏光素子と本発明の光学積層体とのラミネート処理においては、光透過性基材(好ましくは、トリアセチルセルロースフィルム)にケン化処理を行うことが好ましい。ケン化処理によって、接着性が良好になり帯電防止効果も得ることができる。
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 49.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 50部(固形としては25部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 23部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 100部(固形としては50部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 20部(固形としては2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 50部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に10%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 54.85部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 30部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 30部(固形としては15部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 1.5部(固形としては0.15部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 85部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に3%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.15%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 14.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 10部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 150部(固形としては75部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 25部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に15%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA:日本化薬) 49.8部
ウレタンアクリレート(UV7640:日本合成社製、6官能、重量平均分子量Mw1500) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 50部(固形としては25部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 49.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 50部(固形としては25部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 0.2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 49.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6100M:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 50部(固形としては25部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 49.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(1SX−3000、大成ファインケミカル社製、4級アンモニウム塩成分100%、固形分30%) 17部(固形としては5部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 50部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 50部(固形としては25部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 49.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 50部
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 47.49部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 50部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 5部(固形としては2.5部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 0.1部(固形としては0.01部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に0.5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.01%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 29.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 30部
帯電防止剤(1SX−3000、大成ファインケミカル社製、4級アンモニウム塩成分100%、固形分30%) 133部(固形としては40部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 60部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に40%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 30部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 50部(固形としては25部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 20部(固形としては20部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に20%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 50部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 50部
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 100部
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 49.99部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 50部(固形としては25部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 0.1部(固形としては0.01部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.01%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 47.5部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 25部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 25部(固形としては12.5部)
帯電防止剤(ハイボロンKB212:ボロンインターナショナル社製、半極性成分を100%含有、固形分10%) 150部(固形としては15部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に2.5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に15%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 69.98部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 22.5部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 15部(固形としては7.5部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 0.02部(固形としては0.02部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に1.5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.02%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 4.5部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 27.5部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 125部(固形としては62.5部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 5.5部(固形としては5.5部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に12.5%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に5.5%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 69.8部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 27部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 6部(固形としては3部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 0.2部(固形としては0.2部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に0.6%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.2%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 1部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 1部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 190部(固形としては95部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 3部(固形としては3部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に19%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に3%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 4.85部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 10部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 170部(固形としては85部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 0.15部(固形としては0.15部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に17%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に0.15%存在する)
ポリエステルトリアクリレート(M9050:東亜合成社製、重量平均分子量400〜430) 41部
ウレタンアクリレート(BS577:荒川化学社製、6官能、重量平均分子量Mw1000) 50部
帯電防止剤(H6500:三菱化学社製、固形分50%、4級アンモニウム塩成分を20%含有) 10部(固形としては5部)
帯電防止剤(ハイボロンASA501:ボロンインターナショナル社製、有機ホウ素成分100%、固形分100%) 4部(固形としては4部)
重合開始剤(イルガキュア184:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 4部
メチルエチルケトン 75部
(※4級アンモニウム塩成分は全固形分中に1%存在し、有機ホウ素化合物は全固形分中に4%存在する)
光透過性基材(商品名:TF80UL、厚み80μm、トリアセチルセルロース樹脂フィルム、富士写真フィルム社製)を準備し、フィルムの片面に、ハードコート層用組成物1〜8をそれぞれ塗布し、温度70℃の熱オーブン中で60秒間乾燥して塗膜中の溶剤を蒸発させ、紫外線を積算光量が200mJ/cm2になるように照射して塗膜を硬化させることにより、15g/m2(乾燥時)の帯電防止性ハードコート層を形成し、実施例1〜8の光学積層体を製造した。
ハードコート層用組成物1に代えてハードコート層用組成物9〜22をそれぞれ使用した以外は、実施例1と同様にして比較例1〜14の光学積層体を製造した。
実施例及び比較例で得られた光学積層体を、温度70℃、湿度12〜13%RHに設定したエージングルーム内に5分間設置した。その後、1分以内に光学積層体を温度23.9℃、湿度50%の環境下に取り出し、ハードコート層の放置時間に対する帯電圧の変化を、スタティックオネストメーター(シシド静電気社製)を用いて測定した。
また、実施例1及び比較例1で得られた光学積層体を、温度100℃、湿度12〜13%RHに設定したエージングルーム内に24時間設置した以外は、上記と同様にして、ハードコート層の放置時間に対する帯電圧の変化を測定した。それぞれの結果を図1に示す。
なお、上記各温度に加熱する前にそれぞれ測定した各光学積層体の帯電圧を図1の右下部分に示した。また、図示はしていないが、他の実施例は、図1に示した実施例1と同様の傾向を示し、帯電防止剤の含有量が少ない比較例2、3、6、7、9、11、13及び14は、図1に示した比較例1と同様の傾向を示した。
実施例及び比較例で製造した光学積層体のハードコート層と反対側の面を、粘着剤付フィルム(大日本印刷社製)を用いて、ポリビニルアルコールフィルムからなる偏光素子フィルム上に、ドライラミネートして偏光板を作製した。
液晶表示装置(商品名:ブラビア、40インチ、ソニー社製)のガラス面を露出させ、該ガラス面に上記で得られた偏光板を貼合し、評価用画像表示装置を作製した。得られた評価用画像表示装置を表1に示した条件で加熱処理した。そして、表面(ハードコート層側の表面)を指で擦って液晶分子の配向を乱し、液晶分子の配向が元に戻るまでの時間を測定した(5箇所測定の平均値)。結果を表1に示す。
実施例及び比較例で得られた光学積層体の表面抵抗率と飽和帯電圧とを、下記評価1〜3の条件でそれぞれ測定した。結果を表2に示す。
実施例及び比較例で得られた直後の光学積層体を、温度23℃、湿度50%RHの条件下で、表面抵抗率を抵抗率計(ハイレスタ・UP、三菱化学社製)を用いて測定し、更に、同条件下で飽和帯電圧をスタティックオネストメーター(シシド静電気社製)を用いて測定した。
実施例及び比較例で得られた光学積層体を、温度70℃、湿度12〜13%RHに設定したエージングルーム内に24時間設置した。その後、各光学積層体をエージングルームから取り出し、1分以内に温度23.9℃、湿度50%RHの条件下で、表面抵抗率を抵抗率計(ハイレスタ・UP、三菱化学社製)を用いて測定し、更に、同条件下で飽和帯電圧をスタティックオネストメーター(シシド静電気社製)を用いて測定した。
実施例及び比較例で得られた光学積層体を、温度70℃、湿度12〜13%RHに設定したエージングルーム内に24時間設置した。その後、各光学積層体をエージングルームから取り出し、70℃、湿度30%RHの条件下で、表面抵抗率を抵抗率計(ハイレスタ・UP、三菱化学社製)を用いて測定し、更に、同条件下で飽和帯電圧をスタティックオネストメーター(シシド静電気社製)を用いて測定した。
一方、帯電防止剤として4級アンモニウム塩と半極性構造を有する化合物とを所定量含有しないハードコート層を備えた比較例に係る光学積層体は、高温低湿度環境下に長時間置かれた場合、帯電圧が高く帯電防止性能に劣り、耐熱性に劣るものであった。
また、比較例1〜3、6、7、9、11、13及び14に係る光学積層体を用いてなる画像表示装置は、乱れた液晶分子の配向が元に戻るのに長時間を要した。また、4級アンモニウム塩と半極性構造を有する化合物との合計含有量が多い比較例4及び5に係る画像表示装置、半極性構造を有する化合物の含有量が多い比較例8、10に係る画像表示装置、並びに、帯電防止剤の含有量が多い比較例12に係る画像表示装置は、いずれも乱れた液晶分子の配向が迅速に戻ったが、ハードコート層の透明性が低下してヘイズが悪化(1.0以上)した。
Claims (4)
- 光透過性基材上に、ハードコート層を有する光学積層体であって、
前記ハードコート層は、第4級アンモニウム塩と半極性構造を有する化合物とを含有し、
前記ハードコート層における、
前記半極性構造を有する化合物の含有量が0.1〜5質量%であり、
前記第4級アンモニウム塩と半極性構造を有する化合物との合計含有量が1〜20質量%であり、更に、
前記第4級アンモニウム塩と前記半極性構造を有する化合物との合計100質量%中、前記半極性構造を有する化合物の含有割合が、1質量%以上、35質量%未満であり、
前記半極性構造を有する化合物は、有機ホウ素化合物である
ことを特徴とする光学積層体。 - 第4級アンモニウム塩は、重量平均分子量が1000〜5万の分子中に光反応性不飽和結合を有する化合物である請求項1記載の光学積層体。
- 偏光素子を備えてなる偏光板であって、
前記偏光板は、偏光素子表面に請求項1又は2記載の光学積層体を備えることを特徴とする偏光板。 - 最表面に請求項1若しくは2記載の光学積層体、又は、請求項3記載の偏光板を備えることを特徴とする画像表示装置。
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