JP5604278B2 - シースヒータ及びグロープラグ - Google Patents
シースヒータ及びグロープラグ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5604278B2 JP5604278B2 JP2010272784A JP2010272784A JP5604278B2 JP 5604278 B2 JP5604278 B2 JP 5604278B2 JP 2010272784 A JP2010272784 A JP 2010272784A JP 2010272784 A JP2010272784 A JP 2010272784A JP 5604278 B2 JP5604278 B2 JP 5604278B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- packing
- peripheral surface
- seal
- opening end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
この絶縁粉末を含む該チューブ内のシールの保持のために前記通電用軸部材に外嵌された環状のゴムパッキンが、前記チューブの開口端側の内周面と該通電用軸部材の外周面との間の環状の空間に配置され、少なくとも、該チューブの前記開口端寄り部位が縮径状に加締められることによって該ゴムパッキンが圧縮されて該チューブ内のシールが保持された構造を有するシースヒータにおいて、
前記ゴムパッキンとして、シール保持用の本パッキンに加えて、別途に、先行シールパッキンを備えており、
該先行シールパッキンは、前記本パッキンより相対的に軟質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、前記チューブの開口端側の内周面と、前記通電用軸部材の外周面との間において径方向に圧縮されるものとされており、前記本パッキンより相対的に該開口端より奥に位置するように配置される一方、
該本パッキンは、相対的に硬質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、自身と前記チューブの内周面との間において隙間が保持されるものとされており、
少なくとも、該本パッキンが縮径されるように前記チューブの開口端又は開口端寄り部位が縮径状に加締められてなるシール構造を有することを特徴とする。
この絶縁粉末を含む該チューブ内のシールの保持のために前記通電用軸部材に外嵌された環状のゴムパッキンが、前記チューブの開口端側の内周面と該通電用軸部材の外周面との間の環状の空間に配置され、少なくとも、該チューブの前記開口端寄り部位が縮径状に加締められることによって該ゴムパッキンが圧縮されて該チューブ内のシールが保持された構造を有するシースヒータにおいて、
少なくとも前記チューブの一方の開口端側に配置された前記ゴムパッキンとして、シール保持用の本パッキンに加えて、別途に、先行シールパッキンを備えており、
該先行シールパッキンは、前記本パッキンより相対的に軟質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、前記チューブの開口端側の内周面と、前記通電用軸部材の外周面との間において径方向に圧縮されるものとされており、前記本パッキンより相対的に該開口端より奥に位置するように配置される一方、
該本パッキンは、相対的に硬質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、自身と前記チューブの内周面との間において隙間が保持されるものとされており、
少なくとも、該本パッキンが縮径されるように前記チューブの開口端又は開口端寄り部位が縮径状に加締められてなるシール構造を有することを特徴とする。
次に、本発明にかかるシースヒータの第2実施形態例について、図3、図4に基づいて説明する。ただし、本例のシースヒータ220は、金属製のチューブ21が、図示したことから明らかなように、第1実施形態例におけるチューブ21の先端22側を開口させ、その開口させた先端側においても後端23側と同様、通電用軸部材40を配置するとともに、後端23側と同様のシール構造を適用したものである点のみが相違するだけで、第1実施形態例の変形例とでも言うべきものである。すなわち、本形態では、両端23,23が開口された金属製のチューブ21内に、コイル状をなす抵抗発熱体30が配置されると共に、その抵抗発熱体30の各端部35に、自身の端部41が接続された通電用軸部材40が、その他端を該チューブ21の各開口端23から外部に突出させるように配置され、しかも、該チューブ21内に絶縁粉末70が充填されてなるシースヒータ220であり、両通電用軸部材40、40間に通電することで、その抵抗発熱体30を発熱する構成のもである。したがって、第1実施形態例におけるシースヒータ120とは本質的相違はなく、同様の効果が得られるものであることは明らかであるため、詳細な説明は省略する。
23 開口端
30 抵抗発熱体
35 抵抗発熱体の端部
40 通電用軸部材
50 先行シールパッキン
60 シール保持用の本パッキン
70 絶縁粉末
120,220 シースヒータ
Claims (4)
- 一端が開口され、他端が閉塞された金属製のチューブ内に、抵抗発熱体が配置されると共に該チューブの開口端から外部に、前記抵抗発熱体の端部側に接続された通電用軸部材が突出するように配置され、しかも、該チューブ内に絶縁粉末が充填されてなるシースヒータであって、
この絶縁粉末を含む該チューブ内のシールの保持のために前記通電用軸部材に外嵌された環状のゴムパッキンが、前記チューブの開口端側の内周面と該通電用軸部材の外周面との間の環状の空間に配置され、少なくとも、該チューブの前記開口端寄り部位が縮径状に加締められることによって該ゴムパッキンが圧縮されて該チューブ内のシールが保持された構造を有するシースヒータにおいて、
前記ゴムパッキンとして、シール保持用の本パッキンに加えて、別途に、先行シールパッキンを備えており、
該先行シールパッキンは、前記本パッキンより相対的に軟質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、前記チューブの開口端側の内周面と、前記通電用軸部材の外周面との間において径方向に圧縮されるものとされており、前記本パッキンより相対的に該開口端より奥に位置するように配置される一方、
該本パッキンは、相対的に硬質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、自身と前記チューブの内周面との間において隙間が保持されるものとされており、
少なくとも、該本パッキンが縮径されるように前記チューブの開口端又は開口端寄り部位が縮径状に加締められてなるシール構造を有することを特徴とするシースヒータ。 - 両端が開口された金属製のチューブ内に、抵抗発熱体が配置されると共に該チューブの各開口端から外部に、前記抵抗発熱体の各端部側に接続された通電用軸部材が突出するように配置され、しかも、該チューブ内に絶縁粉末が充填されてなるシースヒータであって、
この絶縁粉末を含む該チューブ内のシールの保持のために前記通電用軸部材に外嵌された環状のゴムパッキンが、前記チューブの開口端側の内周面と該通電用軸部材の外周面との間の環状の空間に配置され、少なくとも、該チューブの前記開口端寄り部位が縮径状に加締められることによって該ゴムパッキンが圧縮されて該チューブ内のシールが保持された構造を有するシースヒータにおいて、
少なくとも前記チューブの一方の開口端側に配置された前記ゴムパッキンとして、シール保持用の本パッキンに加えて、別途に、先行シールパッキンを備えており、
該先行シールパッキンは、前記本パッキンより相対的に軟質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、前記チューブの開口端側の内周面と、前記通電用軸部材の外周面との間において径方向に圧縮されるものとされており、前記本パッキンより相対的に該開口端より奥に位置するように配置される一方、
該本パッキンは、相対的に硬質のゴム製のもので、上記加締め工程前において、自身と前記チューブの内周面との間において隙間が保持されるものとされており、
少なくとも、該本パッキンが縮径されるように前記チューブの開口端又は開口端寄り部位が縮径状に加締められてなるシール構造を有することを特徴とするシースヒータ。 - 前記先行シールパッキンがシリコンゴム製であり、前記本パッキンがフッ素ゴム製であることを特徴とする、請求項1又は2のいずれか1項に記載のシースヒータ。
- グロープラグを構成するシースヒータに、請求項1に記載のシースヒータを用いたことを特徴とするグロープラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010272784A JP5604278B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | シースヒータ及びグロープラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010272784A JP5604278B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | シースヒータ及びグロープラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012122650A JP2012122650A (ja) | 2012-06-28 |
JP5604278B2 true JP5604278B2 (ja) | 2014-10-08 |
Family
ID=46504271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010272784A Expired - Fee Related JP5604278B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | シースヒータ及びグロープラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5604278B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336677Y2 (ja) * | 1974-03-18 | 1978-09-06 | ||
JPS5127336U (ja) * | 1974-08-20 | 1976-02-27 | ||
JPS58159194U (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-24 | 日本特殊陶業株式会社 | グロ−プラグのシ−ズヒ−タ |
JPS598294A (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-17 | 松下電器産業株式会社 | シ−ズヒ−タの製造方法 |
JPH0529071A (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-05 | Kawai Denki Seisakusho:Kk | シーズヒータ及びその製造方法 |
JP3207335B2 (ja) * | 1995-07-31 | 2001-09-10 | 日本特殊陶業株式会社 | グロープラグ |
JP2006275506A (ja) * | 2006-06-14 | 2006-10-12 | Denso Corp | グロープラグの製造方法 |
JP4870640B2 (ja) * | 2007-10-05 | 2012-02-08 | 日本特殊陶業株式会社 | グロープラグおよびその製造方法 |
-
2010
- 2010-12-07 JP JP2010272784A patent/JP5604278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012122650A (ja) | 2012-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5973222B2 (ja) | グロープラグ及びその製造方法 | |
EP1641093B1 (en) | Spark plug | |
JP2008151455A (ja) | グロープラグおよびその製造方法 | |
JP4870640B2 (ja) | グロープラグおよびその製造方法 | |
JP2014196917A (ja) | ガスセンサー | |
EP3130794A1 (en) | Glow plug assembly having double terminal | |
JP5604278B2 (ja) | シースヒータ及びグロープラグ | |
JP5191814B2 (ja) | 端子金具 | |
JP4177342B2 (ja) | 燃焼圧検知機構付きグロープラグ及び燃焼圧検知機能付きグロープラグの製造方法 | |
EP2669578B1 (en) | Glow plug | |
WO2018003499A1 (ja) | 電磁シールド部品及び電磁シールド部品付電線 | |
JP2018174099A (ja) | 圧着端子用キャップ | |
US9293283B2 (en) | Armoured resistor with an end sealing element | |
JP5351236B2 (ja) | グロープラグ | |
JP5816643B2 (ja) | 点火プラグ | |
CN106253061B (zh) | 火花塞的制造方法及火花塞 | |
JP2005190948A (ja) | セラミックヒーター | |
JP2014196918A (ja) | ガスセンサーの製造方法 | |
JP6426346B2 (ja) | グロープラグ | |
JP2017004933A (ja) | スパークプラグの製造方法及びスパークプラグ | |
JP6524136B2 (ja) | 点火プラグ | |
JP6557187B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP6170789B2 (ja) | 金具、金具付きホース及び金具付きホースの組み付け方法 | |
JP6442931B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP5639227B2 (ja) | グロープラグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140825 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5604278 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |