JP5604093B2 - エアダンパー蝶番及び自動閉扉機構 - Google Patents
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Description
前記構成では、シリンダーと外部のエアの流入出を行わずに、シリンダー内のエアのエア溜まりへの導入及びエア溜まりから抑制しながらのシリンダー内へのエアの排出を行い、外部とのエアの流入出を遮断することができる。従って、屋外で使用した場合にも、空気中の塵や雨水がシリンダー内に入り込むことがなく、エアダンパー蝶番の故障の防止や耐久性の向上を図ることができる。同時に、カム溝の傾斜部に対する係合部の移動に対応するピストンの移動や、エア溜まりから抑制しながらのシリンダー内へのエアの排出により、扉の緩衝されながらの良好な閉動作を行うことができる。また、前記構成は、簡単な構造で容易且つ低コストで製造することができると共に、小型化・軽量化を図ることができる。
前記構成では、エア溜まりにスムーズにエアを導入することができると共に、エア排出時に導入路からのエアの排出を確実に規制し、エアの抑制排出によるエアダンパー作用を確実に得ることができる。
前記構成では、ニードル部とエア取入穴との間の隙間から適度なエアを抑制排出し、閉扉動作での良好なエアダンパー作用を得ることができる。また、ニードル部を螺合される螺子部の先端に設けることにより、ニードル部のエア取入穴に対する挿入量を調整し、エアの排出量をより適切な量に簡単に調整することができる。
前記構成では、単独の蝶番にエアダンパー作用と自動閉扉作用を担わせることができ、別の自動閉扉作用を有する蝶番を設けずとも、エアダンパーで緩衝される自動閉扉動作を行わせることができる高機能の蝶番にすることができる。
前記構成では、弾性バネの復元力が低下する閉動作の終期に対応する部分でより少ない復元力で閉扉動作を行わせることができ、エアの抑制排出に抗して、確実に閉扉動作を持続することができる。
前記構成では、球体をカム溝と係合することにより、よりスムーズな扉の開閉動作を行うことができる。
前記構成では、エアダンパー蝶番とは別に自動閉扉蝶番を設けることにおり、エア溜まりに流入出させるエアの量を増加させ、より大きな力の緩衝を行うことができると共に、独立した自動閉扉蝶番でより大きな力で自動閉扉動作を行うことができる。従って、大きな扉や重い扉に対応することができる。また、既存の自動閉扉蝶番と併せて用いることができるので、コスト低減も図ることができる。
本発明による実施形態のエアダンパー蝶番について図面を参照して説明する。図1は実施形態のエアダンパー蝶番の閉扉状態に対応する状態の縦断面図、図2(a)は図1のエアダンパー蝶番のA−A線断面図、図2(b)は図1のエアダンパー蝶番のB―B線断面図、図3は図1のエアダンパー蝶番におけるエア制御部の周辺領域を示す縦断面図、図4は図1のエアダンパー蝶番における別のカム溝の周辺領域を示す側面図である。
本明細書開示の発明には、各発明や実施形態等の構成の他に、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものも含まれ、下記のような変形例も包含される。
Claims (8)
- 一方の羽板側に設けられ、長手方向に沿ってエア流通溝が形成されているシリンダーと、
他方の羽板から延設され、前記シリンダー内に配置されている操作ロッドと、
前記操作ロッドの外周に形成されている傾斜部を有するカム溝と、
前記シリンダー内に収容配置されている略有底円筒状のピストンと、
前記ピストンの所定位置で内側に突出して設けられ、前記カム溝と係合する係合部と、
前記シリンダー内に設けられるエア制御部と、
前記エア制御部と前記ピストンの底部との間に形成されるエア溜まりと前記エア流通溝とを隔てる内筒とを備え、
前記カム溝の傾斜部に対する前記係合部の移動に対応して前記ピストンが移動し、
開動作による前記ピストンの移動に応じて、前記エア制御部の吸込弁により、前記シリンダー内のエアを前記エア流通溝を介して前記エア溜まりに導入し、
閉動作による前記ピストンの移動に応じて、前記エア制御部の排出弁により、前記エア溜まりにあるエアを抑制しながら前記エア流通溝を介して前記シリンダー内に排出することを特徴とするエアダンパー蝶番。 - 前記吸込弁を、
前記エア流通溝からのエアを導入する導入路と、
前記導入路の前記ピストン側の端部に配置される弁板とから構成し、
前記導入路の端部から前記弁板を浮き上がらせることにより、前記エア溜まりにエアを導入すると共に、
前記エア排出時に前記導入路の端部に前記弁板を当接して、前記導入路からのエアの排出を不能にすることを特徴とする請求項1記載のエアダンパー蝶番。 - 前記排出弁を、
略有底円筒状の基体と、
前記基体の周壁の所定位置に形成されているエア排出穴と、
前記基体の底部の略中央に形成されているエア取入穴と、
前記基体の周壁内面に螺合される螺子部の先端に設けられ、前記エア取入穴内に配置されるニードル部とから構成することを特徴とする請求項1又は2記載のエアダンパー蝶番。 - 前記係合部を前記ピストンの周壁に形成されている穴に転動可能に配設される球体とすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のエアダンパー蝶番。
- 前記エア制御部を前記他方の羽板と逆側に配置すると共に、
前記操作ロッドの外周に形成されている傾斜部を有する別のカム溝を前記カム溝に対して前記他方の羽板側に設け、
前記シリンダー内の前記別のカム溝に対応する位置に略円筒状の別のピストンを収容配置し、
前記別のカム溝を係合する別の係合部を前記別のピストンの所定位置で内側に突出して設け、
前記カム溝の前記他方の羽板側に設けられるバネ受部と前記別のピストンとの間に弾性バネを配置し、
開動作による前記別のカム溝の傾斜部に対する前記別の係合部の移動に対応して前記別のピストンが移動して、前記別のピストンの付勢で前記弾性バネが収縮し、
前記弾性バネの復元による閉動作により前記別のピストンが移動して、前記別の係合部が前記別のカム溝と係合している前記操作ロッドが回動することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のエアダンパー蝶番。 - 前記別のカム溝の傾斜部を、閉動作の中間期に対応する部分よりも閉動作の終期に対応する部分で急峻な角度に形成することを特徴とする請求項5記載のエアダンパー蝶番。
- 少なくとも前記係合部及び前記別の係合部のいずれか一方を前記ピストン及び前記別のピストンの周壁に形成されている穴に転動可能に配設される球体とすることを特徴とする請求項5又は6記載のエアダンパー蝶番。
- 一方の羽板側に設けられ、長手方向に沿ってエア流通溝が形成されているシリンダーと、他方の羽板から延設され、前記シリンダー内に配置されている操作ロッドと、前記操作ロッドの外周に形成されている傾斜部を有するカム溝と、前記シリンダー内に収容配置されている略有底円筒状のピストンと、前記ピストンの所定位置で内側に突出して設けられ、前記カム溝と係合する係合部と、前記シリンダー内に設けられるエア制御部と、前記エア制御部と前記ピストンの底部との間に形成されるエア溜まりと前記エア流通溝とを隔てる内筒とを備え、前記カム溝の傾斜部に対する前記係合部の移動に対応して前記ピストンが移動し、開動作による前記ピストンの移動に応じて、前記エア制御部の吸込弁により、前記シリンダー内のエアを前記エア流通溝を介して前記エア溜まりに導入し、閉動作による前記ピストンの移動に応じて、前記エア制御部の排出弁により、前記エア溜まりにあるエアを抑制しながら前記エア流通溝を介して前記シリンダー内に排出するエアダンパー蝶番と、
一方の羽板側に設けられるシリンダー内の弾性バネの復元力により他方の羽板を閉扉方向に回動する自動閉扉蝶番と、
を具備することを特徴とする自動閉扉機構。
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