JP5603898B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばエンジン等の原動機を覆う原動機カバーを備えた油圧ショベル等の建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成されている。
上部旋回体は、支持構造体を形成する旋回フレームと、該旋回フレームの前側に設けられオペレータが搭乗するキャブと、前記作業装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後端側に設けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載され油圧ポンプを駆動するエンジン等の原動機と、該原動機を上方から覆う上面部および該上面部の後端から立下り前記カウンタウエイトの上面に当接する後面部からなる原動機カバーとにより構成されている。
原動機カバーは、その上面部の前部がヒンジ部材を用いて旋回フレームの一部を構成する構造体に取付けられ、これにより、原動機カバーは、上,下方向に回動可能(開閉可能)となっている。カウンタウエイトの上面には、ストライカが取付けられ、原動機カバーの後面部には、原動機カバーを閉じたときにストライカに係合するラッチが設けられ、これらのストライカとラッチによりロック装置を構成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−40702号公報
ところで、特許文献1によるものでは、カウンタウエイトに設けたストライカに対し、原動機カバーに設けたラッチを係合させることにより、原動機カバーを閉じた状態でロックすることができる。この場合、ラッチは、原動機カバーの内側位置でストライカに係合しているから、ラッチとストライカとの係合具合を目視で確認することはできない。このために、原動機カバーの組立作業では、ラッチとストライカとの係合具合の調整作業に手間を要してしまうという問題がある。
そこで、原動機カバーの外側からラッチとストライカの係合調整を行えるようにすることが考えられる。この場合、ラッチとストライカを原動機カバーの外側に配置しなくてはならない。しかし、ラッチとストライカを原動機カバーの外側に配置した場合には、これらを取付けている固定具、例えばボルトやナットも外部に露出することになる。このように、ボルトやナットが外部に露出した状態では、外部からボルトやナットを緩めることができてしまい、ロック装置を施錠したとしても原動機カバーが開けられてしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ストライカとラッチを原動機カバーの外側に配置した場合でも、これらを固定する固定具を覆い隠すことができ、原動機カバーを閉じた状態で確実に施錠できるようにした建設機械を提供することにある。
本発明による建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体を形成する旋回フレームと、前記作業装置との重量バランスをとるために該旋回フレームの後端側に設けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載され油圧ポンプを駆動する原動機と、該原動機を上方から覆う上面部および該上面部の後端から立下り前記カウンタウエイトの上面に当接する後面部からなる原動機カバーと、該原動機カバーを閉じた状態で該原動機カバーを前記カウンタウエイトに対して施錠、解錠可能にロックするロック装置とを備えてなる。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記ロック装置は、前記原動機カバーの後面部に設けられたストライカと、前記カウンタウエイトの上面に設けられ後側がラッチ取付面となり上側が隠蔽部材取付面となったブラケットと、該ブラケットのラッチ取付面にラッチ固定具を用いて取付けられ前記ストライカに係合するラッチと、前記ブラケットの隠蔽部材取付面に隠蔽部材固定具を用いて取付けられ前記ラッチ固定具を覆い隠す隠蔽部材とにより構成し、前記隠蔽部材固定具は、前記原動機カバーを閉じたときに該原動機カバーの内部に隠れる位置に配置する構成としたことにある。
請求項2の発明は、前記ブラケットは、ブラケット固定具を用いて前記カウンタウエイトの上面に取付け、前記隠蔽部材は、前記ラッチ固定具と一緒に前記ブラケット固定具を覆い隠す構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記原動機カバーを閉じたときに前記後面部の下端部が前記隠蔽部材の上面に当接する構成とし、前記隠蔽部材固定具は、前記後面部の下端部と前記隠蔽部材の上面との当接位置よりも前記後面部の内側に配置する構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記原動機カバーの後面部には、前記ロック装置と対応する位置の下端側を切欠くことにより前記原動機カバーを閉じたときに前記隠蔽部材が嵌まる切欠部を設けると共に、該切欠部と対応する位置を前記原動機側に凹陥させることにより前記ラッチを収容するラッチ収容凹部を設ける構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記カウンタウエイトは、左,右方向の中央に位置する中央ウエイト部と、該中央ウエイト部の左側に位置して該中央ウエイト部よりも低い高さ寸法をもって形成された左側方ウエイト部と、前記中央ウエイト部の右側に位置して前記中央ウエイト部よりも低い高さ寸法をもって形成された右側方ウエイト部とにより構成し、前記原動機カバーの後面部は、前記中央ウエイト部に当接する構成とし、前記ブラケットは、前記中央ウエイト部の上面に設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、原動機カバーの後面部に設けたストライカは、原動機カバーの内部から固定具を用いて後面部に取付けることができる。一方、カウンタウエイトの上面に設けたブラケットの後側のラッチ取付面にラッチ固定具を用いてラッチを取付ける。この状態で、ブラケットの上側の隠蔽部材取付面に隠蔽部材固定具を用いて隠蔽部材を取付ける。これにより、ラッチ固定具は、隠蔽部材によって覆い隠すことができる。しかも、隠蔽部材を取付けている隠蔽部材固定具は、原動機カバーを閉じたときに、該原動機カバーの内部に隠れる位置に配置しているから、原動機カバーを閉じた状態では、外部から隠蔽部材固定具を緩めたり、取外したりすることはできない。
従って、ストライカとラッチとは原動機カバーの外部で係合させることができるから、ストライカとラッチの係合具合の調整作業を目視しながら容易に行うことができる。この上で、原動機カバーを閉じてロック装置を施錠したときには、ストライカとラッチを固定するそれぞれの固定具を覆い隠すことができるから、原動機カバーを確実に施錠することができ、不用意な開扉を防止することができる。
請求項2の発明によれば、ブラケットは、ブラケット固定具を用いてカウンタウエイトの上面に取付けているから、既存のカウンタウエイトの上面に対し容易に取付けることができる。しかも、ブラケットを取付けているブラケット固定具は、隠蔽部材によって覆い隠すことができる。
請求項3の発明によれば、原動機カバーを閉じると、該原動機カバーの後面部の下端部が隠蔽部材の上面に当接する。このときに隠蔽部材固定具は、原動機カバーと隠蔽部材との当接位置よりも内側に配置しているから、閉じた原動機カバーによって覆い隠すことができ、外部からの接触を阻止することができる。
請求項4の発明によれば、ブラケット、隠蔽部材をカウンタウエイトの上面に設けた状態では、このブラケットを覆う隠蔽部材がカウンタウエイトの上面から突出した状態となる。これに対し、原動機カバーの後面部のうちロック装置と対応する位置の下端側には切欠部を設けているから、原動機カバーを閉じたときには、切欠部に隠蔽部材を嵌めることができる。これにより、カウンタウエイトと原動機カバーとを隙間無く当接させることができる。
一方、原動機カバーの後面部の切欠部に対応する位置には、原動機側となる内側に向けて凹陥したラッチ収容凹部を設け、このラッチ収容凹部にストライカを取付けている。従って、ストライカにラッチを係合させた状態では、該ラッチを原動機カバーの後面部から突出しないようにラッチ収容凹部内に収めることができ、ラッチが周囲の障害物に干渉するのを防止することができる。
請求項5の発明によれば、カウンタウエイトは、高い中央ウエイト部と低い左側方ウエイト部、右側方ウエイト部とによって逆T字状に形成されている。このカウンタウエイトの中央ウエイト部に対し、原動機カバーの後面部を当接することができ、中央ウエイト部の上面にブラケットを設けることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る油圧ショベルを示す正面図である。 作業装置の一部を省略した状態の油圧ショベルを示す拡大平面図である。 油圧ショベルを後方から拡大して示す右側面図である。 図2中の矢示IV−IV方向から見た要部拡大の断面図である。 エンジンカバーを閉じてロック装置をロックした状態をカウンタウエイトと一緒に示す外観斜視図である。 開いた状態のエンジンカバーをカウンタウエイトの一部、ラッチ、隠蔽部材と一緒に示す外観斜視図である。 カウンタウエイト、ブラケット、ラッチ、隠蔽部材を分解した状態で示す分解斜視図である。 エンジンカバーとストライカを示す外観斜視図である。 単体のエンジンカバーを後側からみた右側面図である。 図4中の要部を拡大して示す拡大断面図である。 ラッチをストライカに向けて移動する状態を図10と同様位置から見た拡大断面図である。 ストライカに係合させたラッチの係合レバーをロック位置に向けて移動する状態を図10と同様位置から見た拡大断面図である。 ストライカとラッチを示す外観斜視図である。 ラッチを単体で拡大して示す正面図である。 ラッチを単体で拡大して示す背面図である。 本発明の第2の実施の形態によるカウンタウエイトおよびブラケットをラッチ、隠蔽部材と一緒に示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械の代表例として、エンジンを搭載したクローラ式の油圧ショベルを例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
図1ないし図15は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、1は建設機械としてのクローラ式の小型の油圧ショベルを示している。この油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前,後方向の前側に揺動可能かつ俯仰動可能に設けられ土砂の掘削作業等を行う作業装置4とにより大略構成されている。
ここで、図2に示すように、油圧ショベル1は、上部旋回体3が小さな旋回半径で旋回することができる小旋回機として構成されている。この場合の上部旋回体3は、上方から見て略円形状をなし、全体としてコンパクトに形成されている。
上部旋回体3は、支持構造体を形成する旋回フレーム5と、該旋回フレーム5上に設けられた後述のキャブ6、カウンタウエイト7、エンジン8、外装カバー11、ロック装置17等により構成されている。旋回フレーム5の前側には、作業装置4が揺動可能かつ俯仰動可能に取付けられている。一方、旋回フレーム5の後側には、エンジン8の前側寄りに位置してカバー支持部材5A(図4参照)が設けられている。このカバー支持部材5Aは、例えば上方に位置して左,右方向に延びる角筒体からなり、その上面には後述するヒンジ部材15Bを介してエンジンカバー14の上面部15の前端側が取付けられている。
6は旋回フレーム5の左前側に搭載されたキャブで、該キャブ6は、上,下方向に延びるボックス体として形成されている。キャブ6は、オペレータが搭乗するもので、内部にはオペレータが着座する運転席、走行用の操作レバー、作業用の操作レバー(いずれも図示せず)等が配設されている。
7は旋回フレーム5の後端側に設けられたカウンタウエイトである。このカウンタウエイト7は、作業装置4との重量バランスをとるもので、重量物として形成されている。ここで、カウンタウエイト7は、旋回動作したときの旋回半径が小さくなるように、左,右両側を前側に向けて湾曲させることにより円弧状の外周面7Aを有し、旋回中心に近い前側寄りに配置されている。これにより、カウンタウエイト7は、その左端部がキャブ6の後部に近接した位置に配置され、右端部が後述の燃料タンク29の後部に近接した位置に配置されている。
図3、図5に示すように、円弧状のカウンタウエイト7は、左,右方向の中央に位置する中央ウエイト部7Bと、該中央ウエイト部7Bの左側に位置して該中央ウエイト部7Bよりも低い高さ寸法をもって形成された左側方ウエイト部7Cと、前記中央ウエイト部7Bの右側に位置して前記中央ウエイト部7Bよりも低い高さ寸法をもって形成された右側方ウエイト部7Dとにより構成されている。中央ウエイト部7Bは、後方に突出し、左,右の側方ウエイト部7C,7Dは、中央ウエイト部7Bから左,右方向に延びつつ前側に湾曲している。これにより、カウンタウエイト7の左側には、中央ウエイト部7Bと左側方ウエイト部7Cとの段差によって左ドア取付部7Eが形成されている。一方、カウンタウエイト7の右側には、中央ウエイト部7Bと右側方ウエイト部7Dとの段差によって右ドア取付部7Fが形成されている。
ここで、図7に示すように、カウンタウエイト7の中央ウエイト部7Bは、その上面7B1がほぼ平坦に形成され、左,右方向の中央部で後側寄り位置には、左,右方向に間隔をもって2個の雌ねじ穴7B2が形成されている。この2個の雌ねじ穴7B2には、後述のブラケット21を固定するためのブラケット用ボルト22が螺着される。
8はカウンタウエイト7の前側に位置して旋回フレーム5上に搭載された原動機としてのエンジン(図2、図4参照)を示している。このエンジン8は、左,右方向に延在する横向き状態で配置され、防振マウントを介して旋回フレーム5の後部側に取付けられている。エンジン8の右側には油圧ポンプ9が取付けられ、左側にはラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器10が配設されている。
11はキャブ6とカウンタウエイト7との間に位置して旋回フレーム5に設けられた外装カバーを示している。この外装カバー11は、エンジン8、油圧ポンプ9、熱交換器10等を覆うものである。外装カバー11は、後述する左側面ドア12、右側面ドア13、エンジンカバー14等により構成されている。
図3に示すように、12はカウンタウエイト7の左前側に設けられた左側面ドアで、該左側面ドア12は、左ドア取付部7Eから上側に延びる開閉可能なドアとして形成されている。一方、13はカウンタウエイト7の右前側に設けられた右側面ドアで、該右側面ドア13は、右ドア取付部7Fから上側に延びる開閉可能なドアとして形成されている。
14は左,右の側面ドア12,13間に位置して設けられた原動機カバーとしてのエンジンカバーを示している。このエンジンカバー14は、キャブ6、後述の作動油タンク28からカウンタウエイト7までの間を覆うもので、金属製の薄板に曲げ加工を施すことにより形成されている。即ち、図4に示すように、エンジンカバー14は、エンジン8を上方から覆うように前,後方向と左,右方向に延びた上面部15と、該上面部15の円弧状をした後端15Aから立下がった後面部16とにより構成されている。上面部15は、前端側がヒンジ部材15Bを介して旋回フレーム5のカバー支持部材5Aに回動可能(開閉可能)に取付けられている。
一方、図6、図10に示すように、後面部16の下側は、エンジン8側となる前側に屈曲して下端部16Aとなり、該下端部16Aの先端には後述のシール部材16Dが取付けられている。後面部16の下端部16Aは、左,右方向に延びる全長のうち中央部分が、後述する隠蔽部材25の上面に当接し、その他の大部分が中央ウエイト部7Bの上面7B1に当接する。
ここで、図9に示すように、後面部16の下端側には、後述のロック装置17と対応する左,右方向の中央に位置して台形状の切欠部16Bが形成され、エンジンカバー14を閉じた状態では、切欠部16Bに隠蔽部材25が嵌まるようになっている。これにより、後面部16の下端部16Aと隠蔽部材25との間の隙間を無くし、エンジンカバー14を閉じた状態では、隠蔽部材25を固定している後述の隠蔽部材用ボルト27を外部から接触できないようにしている。
さらに、後面部16には、切欠部16Bに対応する位置の上側となる左,右方向の中央位置にラッチ収容凹部16Cが設けられている。このラッチ収容凹部16Cは、後面部16からエンジン8側となる内向きに凹陥して形成され、ストライカ18にラッチ23を係合させたロック状態で、該ラッチ23を収容することができる。これにより、ラッチ収容凹部16Cは、後面部16からラッチ23が突出するのを防止し、旋回動作時にラッチ23が障害物に干渉しないようにしている。
しかも、図10等に示すように、ラッチ収容凹部16Cには、上側寄り位置をさらに内側に凹陥させることで凹陥部16C1が形成されている。この凹陥部16C1は、ラッチ23の係合レバー23Cを操作するときに、該係合レバー23Cを掴みやすいようにラッチ収容凹部16Cとの間に隙間を確保するものである。図9に示すように、ラッチ収容凹部16Cには、凹陥部16C1の下側に位置して2個のボルト挿通孔16C2が設けられ、該各ボルト挿通孔16C2には、ストライカ18を固定するための後述のボルト19が挿通される。
次に、第1の実施の形態による特徴部分であるロック装置17の構成について詳しく述べる。
即ち、17はエンジンカバー14を閉じた状態で、該エンジンカバー14をカウンタウエイト7に対して施錠、解錠可能にロックするロック装置を示している。このロック装置17は、エンジンカバー14の後面部16に設けられた後述のストライカ18と、カウンタウエイト7上に設けられたブラケット21と、該ブラケット21に取付けられたラッチ23と、前記ブラケット21に取付けられた隠蔽部材25とにより構成されている。
18は後面部16に設けられたストライカで、該ストライカ18は、凹陥部16C1の下側に位置してラッチ収容凹部16Cに取付けられている。図13等に示すように、ストライカ18は、平板状の取付板18Aと、該取付板18Aの下側に位置して該取付板18Aから後方に突出した位置に配設された係合ピン18Bと、前記取付板18Aの上側に位置して設けられた円形状のシリンダ挿通孔18Cとにより構成されている。図10に示すように、ストライカ18は、外部から緩めることができないボルト19、例えば取付板18Aから前側に延びて設けられた溶接ボルト、頭が球面状のボルト等を後面部16のラッチ収容凹部16Cに設けたボルト挿通孔16C2に挿通し、該後面部16の内側からナット20を用いて固定されている。
21はカウンタウエイト7を構成する中央ウエイト部7Bの上面7B1に設けられたブラケットである。図7に示すように、このブラケット21は、左,右方向に広幅なボックス体として形成され、下面板21Aが左,右方向に延びている。ブラケット21の後側となるラッチ取付面21Bには、左,右方向に間隔をもって2個の雌ねじ孔21Cが形成されている。一方、ブラケット21の上側となる隠蔽部材取付面21Dには、左,右方向に間隔をもって2個の雌ねじ孔21Eが形成されている。前記下面板21Aの両側には、ボルト挿通孔21Fが形成されている。
このように構成されたブラケット21は、ブラケット固定具としてのブラケット用ボルト22を各ボルト挿通孔21Fに挿通し、カウンタウエイト7を構成する中央ウエイト部7Bの上面7B1に設けられた雌ねじ穴7B2に螺着することにより、カウンタウエイト7に取付けられている。
23はブラケット21に設けられたラッチを示している。図10に示すように、ラッチ23は、カウンタウエイト7の外周面7Aよりも内側に収まるように、該カウンタウエイト7の後部側に配設されている。図10、図13、図14、図15に示すように、ラッチ23は、上,下方向ないし前,後方向に回動可能な左,右の脚体23A1を有する取付部23Aと、該取付部23Aに伸縮自在に取付けられた可動部23Bと、該可動部23Bの先端部に基端側寄り部分が回動可能に取付けられた係合レバー23Cと、前記可動部23B内に設けられ該可動部23Bを縮小方向に付勢するばね部材23Dと、前記係合レバー23Cの中間部に設けられたキーシリンダ23Eとにより構成されている。
前記取付部23Aの各脚体23A1には、ボルト挿通孔23A2が設けられている。一方、係合レバー23Cの基端部には、ストライカ18の係合ピン18Bに係合する溝部23C1が形成されている。さらに、キーシリンダ23Eは、図10に示すロック状態で、ストライカ18のシリンダ挿通孔18Cに挿入する円柱体として形成され、差し込んだキー(図示せず)を回して爪部23E1(図15中に二点差線で図示)を突出させることで、抜止め状態に施錠することができ、爪部23E1を引っ込めることで解錠することができる。
ラッチ23は、ラッチ固定具としてのラッチ用ボルト24を取付部23Aのボルト挿通孔23A2に挿通し、ブラケット21のラッチ取付面21Bに設けられた雌ねじ孔21Cに螺着することにより、ブラケット21に取付けられている。
25はブラケット21の上側に設けられた隠蔽部材である。この隠蔽部材25は、ブラケット用ボルト22とラッチ用ボルト24を覆い隠すものである。即ち、隠蔽部材25は、左,右方向に延びて隠蔽部材25の上面を構成する略長方形状の上板25Aと、該上板25Aの後部から立下がった目隠し板25Bとにより構成されている。上板25Aと目隠し板25Bには、左,右方向の中央部に位置して切欠溝25Cが設けられ、該切欠溝25Cは、ラッチ23が立上がったときの逃げ溝となっている。
ここで、上板25Aは、中央板部25A1と、該中央板部25A1の両側から斜め下側に延びた側方板部25A2とからなり、中央板部25A1の前側位置には、ブラケット21の各ねじ孔21Eに対応するように2個のボルト挿通孔25A3が形成されている。これら2個のボルト挿通孔25A3の位置は、エンジンカバー14を閉じたときに、該エンジンカバー14の後面部16よりもエンジン8側となる位置、即ち、エンジンカバー14の内部に隠れる位置となっている。
さらに、上板25Aの後側位置には、例えば2個のクッション部材26が取付けられ、該各クッション部材26は、エンジンカバー14を閉じたときに、後面部16の下端部16Aに当接することにより衝撃を緩和するものである。
隠蔽部材25は、隠蔽部材固定具としての隠蔽部材用ボルト27を上板25Aのボルト挿通孔25A3に挿通し、ブラケット21の隠蔽部材取付面21Dに設けられた雌ねじ孔21Fに螺着することにより、ブラケット21に取付けられている。このように、ブラケット21に隠蔽部材25を取付けた状態では、上板25Aの各側方板部25A2によって各ブラケット用ボルト22を覆い隠すことができる。一方、目隠し板25Bによってラッチ用ボルト24を覆い隠すことができる。
さらに、図10に示すように、隠蔽部材25をブラケット21に取付けている隠蔽部材用ボルト27は、閉じたエンジンカバー14の後面部16の下端部16Aよりも内側に配置されている。詳しくは、隠蔽部材用ボルト27は、後面部16の下端部16A先端に設けたシール部材16Dが隠蔽部材25の上板25Aに当接した位置よりもエンジン8側、即ち、後面部16の内側に配置することで、外部に対して隠すことができる。
ロック装置17は、このように構成されるもので、図11に示すように、エンジンカバー14を閉じた状態で、ラッチ23を構成する係合レバー23Cの溝部23C1をストライカ18の係合ピン18Bに係合させ、図12に示すように、該係合レバー23Cの先端側をストライカ18に向けて矢示方向に回動させて立ち上げる。これにより、図10に示すように、ラッチ23は、キーシリンダ23Eをストライカ18のシリンダ挿通孔18Cに挿通させたロック位置に配置することができる。ラッチ23をロック位置に配置した状態では、キーをキーシリンダ23Eに差し込んで回すことにより、抜止め状態に施錠することができ、また解錠することもできる。
28は油圧ポンプ9の前側に位置して旋回フレーム5上に設けられた作動油タンク(図2参照)で、該作動油タンク28は、油圧ポンプ9に供給する作動油を貯えるものである。29は作動油タンク28の側方に設けられた燃料タンクを示している。さらに、30はエンジンカバー14の上部上側に設けられたカメラで、該カメラ30は、キャブ6内のオペレータから見えない後方の様子をキャブ6内のモニタ(図示せず)に映し出すものである。
第1の実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、この油圧ショベル1の動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブ6に搭乗して運転席に着座する。この状態で走行用のレバーを操作することにより、下部走行体2を駆動して油圧ショベル1を前進または後退させることができる。また、運転席に着座したオペレータは、作業用のレバーを操作することにより、作業装置4等を動作させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
次に、エンジン8等のメンテナンス作業を行うために、エンジンカバー14を開閉するときの動作について述べる。作業者は、キーをラッチ23のキーシリンダ23Eに差し込んで回すことによりロック装置17を解錠し、係合レバー23Cの先端側を掴んで手前側に引き倒す。これにより、係合レバー23Cの溝部23C1とストライカ18の係合ピン18Bとの係合を解除することができ、エンジンカバー14を持ち上げて開くことができる。
一方、エンジン8のメンテナンス作業が終了し、エンジンカバー14を閉じたときには、係合レバー23Cの溝部23C1をストライカ18の係合ピン18Bに係合させ、この状態で係合レバー23Cを立ち上げることにより、エンジンカバー14が開かないようにロックすることができる。さらに、キーをラッチ23のキーシリンダ23Eに差し込んで回すことによりロック装置17を施錠することができる。
かくして、第1の実施の形態によれば、エンジンカバー14の後面部16に設けたストライカ18は、エンジンカバー14の内部からボルト19、ナット20を用いて後面部16に取付ける。一方、カウンタウエイト7には、中央ウエイト部7Bの上面7B1にブラケット用ボルト22を用いてブラケット21を取付け、このブラケット21のラッチ取付面21Bにラッチ用ボルト24を用いてラッチ23を取付ける。この上で、ブラケット21の隠蔽部材取付面21Dに隠蔽部材用ボルト27を用いて隠蔽部材25を取付ける構成としている。このときに、隠蔽部材25は、ブラケット用ボルト22とラッチ用ボルト24を覆い隠すことができる。しかも、隠蔽部材25を取付けている隠蔽部材用ボルト27は、エンジンカバー14を閉じたときに、該エンジンカバー14の後面部16よりもエンジン8側となる内側位置に隠すことができる。
従って、ストライカ18とラッチ23とは、エンジンカバー14の外部で係合させることができるから、ストライカ18の係合ピン18Bに対するラッチ23の係合レバー23Cの係合具合の調整作業を目視しながら容易に行うことができる。
しかも、エンジンカバー14を閉じてロック装置17を施錠した状態では、ストライカ18を固定しているナット20と隠蔽部材25を固定している隠蔽部材用ボルト27とをエンジンカバー14によって覆い隠すことができる。この上で、ブラケット21を固定しているブラケット用ボルト22とラッチ23を固定しているラッチ用ボルト24とを隠蔽部材25によって覆い隠すことができる。この結果、エンジンカバー14を閉じた状態では、外部からロック装置17を取外すことができないようにすることができるから、エンジンカバー14が不用意に開扉されるような事態を防止することができる。
隠蔽部材用ボルト27は、エンジンカバー14の後面部16の下端部16Aと隠蔽部材25の上面となる上板25Aとの当接位置よりも内側に配置する構成としている。これにより、隠蔽部材用ボルト27は、閉じたエンジンカバー14によって確実に覆い隠すことができ、外部からの接触を阻止することができる。
一方、エンジンカバー14の後面部16の下部には、ロック装置17と対応する中央位置に切欠部16Bを設けているから、隠蔽部材25がカウンタウエイト7の中央ウエイト部7Bの上面7B1から突出していても、エンジンカバー14を閉じたときには、切欠部16Bに隠蔽部材25を嵌めることができる。これにより、カウンタウエイト7とエンジンカバー14とを隙間無く当接させることができる。
エンジンカバー14の後面部16には、切欠部16Bに対応する位置にエンジン8側(内向き)に凹陥してラッチ収容凹部16Cを設け、このラッチ収容凹部16Cにストライカ18を取付ける構成としている。従って、ストライカ18にラッチ23を係合させた状態では、該ラッチ23をエンジンカバー14の後面部16から突出しないようにラッチ収容凹部16C内に収めることができ、ラッチ23が周囲の障害物に干渉するのを防止することができる。
さらに、カウンタウエイト7は、高い中央ウエイト部7Bと低い左側方ウエイト部7C、右側方ウエイト部7Dとによって逆T字状に形成している。これにより、カウンタウエイト7の中央ウエイト部7Bに対し、エンジンカバー14の後面部16を当接することができ、中央ウエイト部7Bの上面7B1にブラケット21を設けることができる。
次に、図16は本発明の第2の実施の形態を示している。第2の実施の形態の特徴は、カウンタウエイトの中央ウエイト部の上面にブラケットを一体的に溶接し、該ブラケットにラッチと隠蔽部材を取付ける構成としたことにある。なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図16において、31は第2の実施の形態によるカウンタウエイトを示している。このカウンタウエイト31は、第1の実施の形態によるカウンタウエイト7とほぼ同様に、円弧状の外周面31Aを有し、中央ウエイト部31B、左側方ウエイト部31Cおよび右側方ウエイト部31Dにより構成されている。しかし、第2の実施の形態によるカウンタウエイト31は、中央ウエイト部31Bの上面31B1から雌ねじ穴が廃止され、この上面31B1に後述のブラケット32が一体的に溶接されている点で、第1の実施の形態によるカウンタウエイト7と相違している。
即ち、32はカウンタウエイト31を構成する中央ウエイト部31Bの上面31B1に設けられた第2の実施の形態によるブラケットである。このブラケット32は、直方体形状に形成され、中央ウエイト部31Bの上面31B1に溶接手段を用いて一体的に固着されている。ブラケット32の後側となるラッチ取付面32Aには、2個の雌ねじ孔32Bが形成され、上側となる隠蔽部材取付面32Cには、2個の雌ねじ孔32Dが形成されている。
このように構成されたブラケット32には、ラッチ用ボルト24を雌ねじ孔32Bに螺着することにより、ラッチ取付面32Aにラッチ23を取付けることができる。一方、隠蔽部材用ボルト27を雌ねじ孔32Dに螺着することにより、隠蔽部材取付面32Cに隠蔽部材25を取付けることができる。
かくして、このように構成された第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第2の実施の形態によれば、カウンタウエイト31の中央ウエイト部31Bの上面31B1にブラケット32を溶接手段で固着しているから、雌ねじ穴、ボルト等を削減でき、組立作業性を向上することができる。
なお、第1の実施の形態では、ブラケット固定具,ラッチ固定具,隠蔽部材固定具としてボルト22,24,27を用いた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばブラケット固定具,ラッチ固定具,隠蔽部材固定具としてナット、ピン等を用いて固定する構成としてもよい。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用することができる。
第1の実施の形態では、原動機としてエンジン8を用い、このエンジンによって油圧ポンプ9を駆動した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、原動機として電動モータを用い、この電動モータによって油圧ポンプ9を駆動する構成としてもよい。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用することができる。
第1の実施の形態では、ブラケット21をブラケット用ボルト22を用いてカウンタウエイト7に取付ける構成とし、第2の実施の形態では、ブラケット32を溶接手段を用いてカウンタウエイト31に取付ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれらの構成に限らず、例えばカウンタウエイトを鋳造手段を用いて成形するときに、ブラケットを一緒に成形する構成としてもよい。
各実施の形態では、上部旋回体3にキャブ6を備えたキャブ仕様の油圧ショベル1に適用した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、少なくとも運転席の上方だけを覆うキャノピ仕様の油圧ショベルに適用する構成としてもよい。
さらに、各実施の形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用してもよい。さらに、例えば油圧クレーン等の原動機を備えた他の建設機械にも広く適用できるものである。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
5 旋回フレーム
5A カバー支持部材
7,31 カウンタウエイト
7A,31A 外周面
7B,31B 中央ウエイト部
7C,31C 左側方ウエイト部
7D,31D 右側方ウエイト部
8 エンジン(原動機)
9 油圧ポンプ
11 外装カバー
12 左側面ドア
13 右側面ドア
14 エンジンカバー(原動機カバー)
15 上面部
16 後面部
16B 切欠部
16C ラッチ収容凹部
17 ロック装置
18 ストライカ
18B 係合ピン
20 ナット
21,32 ブラケット
21B,32A ラッチ取付面
21D,32C 隠蔽部材取付面
22 ブラケット用ボルト(ブラケット固定具)
23 ラッチ
23C 係合レバー
23C1 溝部
24 ラッチ用ボルト(ラッチ固定具)
25 隠蔽部材
25A 上板
25B 目隠し板
27 隠蔽部材用ボルト(隠蔽部材固定具)

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、
    前記上部旋回体は、支持構造体を形成する旋回フレームと、前記作業装置との重量バランスをとるために該旋回フレームの後端側に設けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載され油圧ポンプを駆動する原動機と、該原動機を上方から覆う上面部および該上面部の後端から立下り前記カウンタウエイトの上面に当接する後面部からなる原動機カバーと、該原動機カバーを閉じた状態で該原動機カバーを前記カウンタウエイトに対して施錠、解錠可能にロックするロック装置とを備えてなる建設機械において、
    前記ロック装置は、前記原動機カバーの後面部に設けられたストライカと、前記カウンタウエイトの上面に設けられ後側がラッチ取付面となり上側が隠蔽部材取付面となったブラケットと、該ブラケットのラッチ取付面にラッチ固定具を用いて取付けられ前記ストライカに係合するラッチと、前記ブラケットの隠蔽部材取付面に隠蔽部材固定具を用いて取付けられ前記ラッチ固定具を覆い隠す隠蔽部材とにより構成し、
    前記隠蔽部材固定具は、前記原動機カバーを閉じたときに該原動機カバーの内部に隠れる位置に配置する構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記ブラケットは、ブラケット固定具を用いて前記カウンタウエイトの上面に取付け、前記隠蔽部材は、前記ラッチ固定具と一緒に前記ブラケット固定具を覆い隠す構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記原動機カバーを閉じたときに前記後面部の下端部が前記隠蔽部材の上面に当接する構成とし、
    前記隠蔽部材固定具は、前記後面部の下端部と前記隠蔽部材の上面との当接位置よりも前記後面部の内側に配置する構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記原動機カバーの後面部には、前記ロック装置と対応する位置の下端側を切欠くことにより前記原動機カバーを閉じたときに前記隠蔽部材が嵌まる切欠部を設けると共に、該切欠部と対応する位置を前記原動機側に凹陥させることにより前記ラッチを収容するラッチ収容凹部を設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
  5. 前記カウンタウエイトは、左,右方向の中央に位置する中央ウエイト部と、該中央ウエイト部の左側に位置して該中央ウエイト部よりも低い高さ寸法をもって形成された左側方ウエイト部と、前記中央ウエイト部の右側に位置して前記中央ウエイト部よりも低い高さ寸法をもって形成された右側方ウエイト部とにより構成し、
    前記原動機カバーの後面部は、前記中央ウエイト部に当接する構成とし、
    前記ブラケットは、前記中央ウエイト部の上面に設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設機械。
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