JP5603397B2 - アンテナおよび無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナおよび無線装置に関する。
一般に、アンテナは、特定の方向に受信感度および送信出力が大きい(強い)という指向性を有している。
特許文献1には、第1および第2の端部を有する円形導波管と、第1の端部に配置された入出力ポートと、第2の端部近くに配置された複数のスロットと、第2の端部に配置された開口部と、第1の端部近くの円形導波管内に配置された誘電体偏波器素子と、円形導波管と同軸になるように、スロットに隣接して円形導波管の外側に取り付けられた、スロットから離れる方向に向けて広がる第1および第2の円錐形反射器と、円錐形反射器の周囲に、円形導波管と同軸になるように配置された円筒状屈折線路偏波器と、円形導波管の第2の端部付近に配置され、複数のスロットの中心線の上のほぼ1/4波長上に位置された円形導波管部分的短絡体とを具備する半球状ビームの双円錐アンテナが記載されている。
特許第2533985号公報
ところで、姿勢が固定されない対象物に搭載されるアンテナには、通信の中断を抑制するために、広い角度範囲の指向性が求められる。
本発明の目的は、広い角度範囲の指向性を有するアンテナなどを提供することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用されるアンテナは、電波を伝搬させる導波管と、誘電体で構成されるとともに、導波管の一端部に接して導波管の開口を覆うとともに導波管の中心軸と直交する方向にはみ出して設けられて電波が入射または電波を出射する入出領域と、導波管の一端部から導波管の内側に入り込んで設けられて電波を伝搬する伝搬領域とを備えた電波入出部と、を備え、電波入出部における入出領域と伝搬領域とが連続して設けられ、伝搬領域は、導波管の内側と向かい合う面が導波管の内側に接するように導波管に詰め込まれているとともに、電波を出射する場合に、電波入出部の伝搬領域を伝搬した電波が、入出領域における導波管の中心軸の方向に沿った部分及び当該導波管の中心軸と直交する方向にはみ出した部分を伝搬して、当該導波管の中心軸の方向から導波管の中心軸と直交する方向に広がって出射される
このようなアンテナにおいて、導波管は、一端部から導波管の内側に入り込んで設けられた電波入出部の伝搬領域に接する部分の内径が、他の部分の内径に比べ小さく設定されていることを特徴とすることができる。
また、電波入出部は、入出領域の導波管側に電波を反射する反射器を備えることを特徴とすることができる。
さらに、反射器は、電波の強度を設定するチョーク溝を有することを特徴とすることができる。
さらにまた、導波管は断面が円形であって、電波は円偏波であることを特徴とすることができる。
そして、導波管の他端部に設けられ、給電された電気信号を電波に変換し、または入射した電波を電気信号に変換する変換部をさらに備えることを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される無線装置は、電波を伝搬させる導波管と、誘電体で構成されるとともに、導波管の一端部に接して導波管の開口を覆うとともに導波管の中心軸と直交する方向にはみ出して設けられて電波が入射または電波を出射する入出領域と、導波管の一端部から導波管の内側に入り込んで設けられて電波を伝搬する伝搬領域とを備えた電波入出部と、を有するアンテナと、アンテナに、アンテナが出射する電波に変換される電気信号を送信し、または入射した電波から変換された電気信号を受信する送受信部と、を備え、アンテナ電波入出部における入出領域と伝搬領域とが連続して設けられ、伝搬領域は、導波管の内側と向かい合う面が、導波管の内側に接するように導波管に詰め込まれているとともに、電波を出射する場合に、アンテナにおける電波入出部の伝搬領域を伝搬した電波が、入出領域における導波管の中心軸の方向に沿った部分及び当該導波管の中心軸と直交する方向にはみ出した部分を伝搬して、当該導波管の中心軸の方向から導波管の中心軸と直交する方向に広がって出射される
本発明によれば、広い角度範囲の指向性を有するアンテナなどを提供できる。
第1の実施の形態が適用される飛行体に搭載されるアンテナとその指向性の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるアンテナの断面図および上面図の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるアンテナの動作の概要を説明する図である。 電波入出部の入出領域の表面の他の形状の例を示す図である。 第2の実施の形態におけるアンテナの断面図および上面図の一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるアンテナの送信時の周波数特性の一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるアンテナの送信時の指向性の一例を示す図である。 第3の実施の形態におけるアンテナの断面図および上面図の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
<飛行体100>
図1は、第1の実施の形態が適用される飛行体100に搭載されるアンテナ1とその指向性の一例を示す図である。ここでは、飛行体100として、ヘリコプターを例として示している。図1(a)は、飛行体100であるヘリコプターが水平飛行する状態を示し、図1(b)は、飛行体100であるヘリコプターの姿勢が空中において斜めに傾いた(前のめり)状態を示している。
なお、図1(a)、(b)には、地表200および地表200上に設けられた基地局4を併せて示している。
飛行体100は、アンテナ1とアンテナ1に接続された送受信部の一例としての送受信機2を備えた無線装置を搭載している。そして、第1の実施の形態におけるアンテナ1は、図1(a)に示す水平飛行において、電波の送受信に対する指向性3aが地表200側に半球状となっている。
ここで、電波の送受信に対する指向性とは、電波を受信するときは、予め定められた受信感度が得られる角度の範囲をいう。また、電波を送信するときは、予め定められた送信出力が得られる角度の範囲をいう。なお、指向性3aでは、矢印で受信感度の大きさ(強さ)および送信出力の大きさ(強さ)を示している。
そして、角度は、アンテナ1において電波を伝搬する導波管11(図2参照)の中心軸(以下では、アンテナ1の軸とする。)の方向を0°とし、中心軸の右側を+とし、左側を−とする。
よって、半球状とは、中心軸に対して少なくとも−90°から90°までの角度の範囲において、予め定められた受信感度が得られ、予め定められた送信出力が得られることをいう。すなわち、アンテナ1を半球状にカバーする範囲において、予め定められた受信感度で電波を受信でき、予め定められた送信出力で電波を送信できる。
アンテナ1は、斜め方向からの電波に対しても軸方向と同様の受信感度を有し、斜め方向に対しても軸方向と同様の送信出力を有する。よって、図1(a)に示す飛行体100が水平飛行する状態において、アンテナ1の軸方向に位置する基地局4と通信(送受信)ができるとともに、図1(b)に示す飛行体100の姿勢が傾いた状態においても、同様に基地局4と通信(送受信)ができる。
なお、図1(a)、(b)に破線で示す指向性3bでは、アンテナ1の中心軸方向に受信感度および/または送信出力が大きい(強い)。この場合、図1(a)に示す飛行体100が水平飛行する状態においては、アンテナ1の軸方向に位置する基地局4と通信(送受信)できるが、図1(b)に示す飛行体100の姿勢が傾いた状態においては、基地局4の方向に対して受信感度および/または送信出力が小さい(弱い)ので、基地局4と通信(送受信)ができない。すなわち、飛行体100の姿勢によって、通信が中断することになる。
以上説明したように、第1の実施の形態におけるアンテナ1は、アンテナ1の中心軸に対して−90°から90°までの広い角度の範囲の指向性を有しているので、例え飛行体100の姿勢が傾いても、通信(送受信)が中断することがない。
<アンテナ1の構成>
図2は、第1の実施の形態におけるアンテナ1の断面図および上面図の一例を示す図である。図2(a)は断面図、図2(b)は後述する電波入出部12側から見た上面図である。なお、図2(a)に示す断面図は、図2(b)のIIa−IIa線での断面である。アンテナ1は、電波の送信および受信ができる。
アンテナ1は、電波を伝搬する導波管11、導波管11を伝搬した電波を外部(空気中)に送信(出射)または外部から電波を受信(入射)する電波入出部12、導波管11を保持する導波管保持体14、電気信号を入力する同軸型のコネクタ15、コネクタ15を保持するコネクタ保持体16、コネクタ15の心線に接続され、送受信機2から送信された電気信号を電波に変換または電波を電気信号に変換する変換器17、円偏波を発生する円偏波発生器18を備えている。
第1の実施の形態におけるアンテナ1の導波管11は、断面が円形の円形導波管である。
そして、アンテナ1における、電波入出部12、導波管保持体14、コネクタ保持体16は、導波管11の中心軸(図2(a)のA−A線)を軸とする回転体である。なお、前述したように、導波管11の中心軸をアンテナ1の軸と表記する。よって、アンテナ1の軸もA−A線である。
なお、図2(b)では、導波管11、電波入出部12、円偏波発生器18を表記し、他の部材の表記を省略する。
以下順に説明する。
導波管11は、断面が円形の円形導波管である。導波管11は銅、アルミニウムなどの電気伝導度の大きい金属で構成されている。そして、導波管11の内径φoは、伝搬させる電波の波長で設定されている。
ここでは、例として7GHz帯の電波を伝搬するとする。そして、導波管11の内径φoは32mm、導波管11の長さは180mmに設定されている。なお、7GHz帯とは、Cバンド(6.425〜6.57GHz)およびDバンド(6.87〜7.125GHz)の両バンドをカバーする。
また、導波管11の一端部は、後述する反射器19を保持できるように外側が太くなっている。
導波管11の一端部に、電波入出部12が設けられている。前述したように、電波入出部12は、図2(b)に示すように、導波管11のA−A線で示す中心軸を軸とする回転体である。
そして、図2(a)に示すように、電波入出部12は、導波管11の中心軸に沿って、導波管11の外部に位置する入出領域12a、導波管11の内部に設けられた伝搬領域12b、さらに伝搬領域12bに繋がって、導波管11の内部に設けられた整合領域12cを備えている。
電波入出部12は、送受信される電波に対して比誘電率εrの誘電材料(誘電体)で構成されている。よって、電波入出部12の内部における電波の波長は、自由空間(空気中)の波長を比誘電率εrの平方根で除した値となる。
ここでは、電波入出部12は、例えば、比誘電率εrが2.1のポリテトラフルオロエチレンで構成されている。
そして、導波管11の外部に設けられた電波入出部12の入出領域12aは、導波管11の中心軸(A−A線)を軸とする円盤状であって、その径は、導波管11の外径より大きく設定されている。すなわち、電波入出部12の入出領域12aは、導波管11の一端部に接して開口を覆うように設けられるとともに、導波管11の中心軸(A−A線)に交差する方向にはみ出している。
また、電波入出部12の表面(導波管11から遠い側)は、導波管11の中心軸に垂直な平面で構成されている。一方、電波入出部12の裏面(導波管11に近い側)の周辺部は、後述するチョーク溝19a付きの反射器19と組み合わされるように凹凸が設けられている。
また、導波管11の内部に設けられた伝搬領域12bは、導波管11の中心軸(A−A線)を軸とする円柱状である。その外径は、導波管11の内径φoと同じである。
さらに、整合領域12cは、導波管11の中心軸(A−A線)を軸とした回転体であって、伝搬領域12bから離れるにしたがい直径が小さくなるように階段状に設定されている。整合領域12cは、導波管11を伝搬する電波を効率よく伝搬領域12bに導くためにインピーダンスをマッチング(整合)させる。ここでは、直径を階段状に設定しているが、テーパ状であってもよい。
ここでは、電波入出部12の入出領域12a、伝搬領域12b、整合領域12cは、一体で形成されているが、それぞれが別の部材として構成されてもよい。
導波管保持体14は、導波管11の中心軸を軸とする円筒状であって、内径は導波管11の外径である。導波管保持体14の一端部から導波管11の他端部が嵌め込まれて、導波管11を固定する。そして、導波管保持体14の他端部は、つば状に広がっている。そして、つば状に広がった部分に、飛行体100などと固定できるように、ボルトが貫通する孔が設けられている。
なお、導波管保持体14は、導波管11と同様に、銅、アルミニウムなどの金属で構成されてもよく、他の材料で構成されてもよい。
コネクタ15は、図1に示した送受信機2と同軸ケーブルにて接続される。コネクタ15は、送受信機2から電気信号を受信して導波管11に送信する接続端子、または、アンテナ1が受信した電波を変換して得られた電気信号を送受信機2に送信する接続端子である。コネクタ15は、例えばN型である。他の型式のものであってもよい。
なお、コネクタ15の代わりに導波管11とは異なる他の導波管を用いてもよい。コネクタ15の代わりに他の導波管を用いる場合には、アンテナ1との信号の送受信が電波で行われる。すなわち、コネクタ15の代わりの他の導波管を伝搬してきた電波が導波管11に伝搬されて、アンテナ1から送信される。また、アンテナ1が受信した電波が導波管11を伝搬してコネクタ15の代わりの他の導波管に送信される。
コネクタ15の代わりに他の導波管を用いる場合には、コネクタ15の他に、コネクタ保持体16、変換器17、円偏波発生器18を要せず、導波管11と他の導波管とがフランジなどで接続される。
コネクタ保持体16は、外形が導波管11の中心軸を軸とする円板状である。そして、コネクタ保持体16の中心から外れた位置に、コネクタ15の心線が貫通する孔が設けられている。そして、コネクタ保持体16は、コネクタ15をネジ(番号なし)により固定している。
コネクタ保持体16は、導波管11の他端部を終端する部材であるので、導波管11と同様に、銅、アルミニウムなどの電気伝導度の大きい金属で構成されている。
変換器17は、コネクタ15と接続され、コネクタ15から入力した電気信号を直線偏波に変換、または、電波を電気信号に変換してコネクタ15に出力する。
円偏波発生器18は、板状の部材であって、変換器17が出力した直線偏波を円偏波に変換する。
なお、変換器17および円偏波発生器18も、導波管11と同様に、銅、アルミニウムなどの電気伝導度の大きい金属で構成されている。そして、変換器17および円偏波発生器18は、変換部の一例である。
コネクタ15、変換器17、円偏波発生器18が固定されたコネクタ保持体16は、導波管11の他端部の開口にふたをするように、複数のネジ(番号なし)により導波管保持体14のつば状の部分に固定されている。
反射器19は、円盤状の電波入出部12の裏面側に設けられている。そして、反射器19には、予め定められた周波数の範囲において、アンテナ1の指向性に差が生じることを抑制するため、予め定められた電波の波長λの約1/4(1/4λ)の深さのチョーク溝19aが、同心円状に設けられている。
そして、前述したように、反射器19のチョーク溝19aが電波入出部12の裏面に設けられた凹凸と対向するようになっている。
なお、詳細な説明を省略するが、導波管11の内部に外気が混入しないように、各部材の間にはOリングなどのシール材が設けられている。
<アンテナ1の動作>
図3は、第1の実施の形態におけるアンテナ1の動作の概要を説明する図である。ここでは、図2(a)において導波管11、電波入出部12、反射器19を示している。
円偏波発生器18により発生された電波は、導波管11の内壁で反射しつつ、電波入出部12の整合領域12cに入射する。整合領域12cに入射した電波は、伝搬領域12bに入射し、伝搬領域12bと導波管11の内面との界面で反射を繰り返しつつ、入出領域12aに入射する。
ここで、図3において、例を示しつつ、電波の進行を説明する。まず、紙面右側から整合領域12cに入射した電波αiは、紙面左側の伝搬領域12bと導波管11の内面との界面で反射し、入出領域12aの表面に向かう。入出領域12aと外部(空気)とは、比誘電率εrが異なるため、入出領域12aの表面と外部との界面にて屈折が生じて、電波の進行方向が曲がって、電波αoとなって出射する。すなわち、電波αoは、電波入出部12がない場合(破線で表記)に比べ、アンテナ1の中心軸(A−A線)に対して大きい角度で出射する。
同様に、紙面左側から整合領域12cに入射した電波βiは、紙面右側の伝搬領域12bと導波管11の内面との界面で反射し、入出領域12aの表面に向かう。そして、入出領域12aと外部との界面にて屈折が生じて、電波βoとなって出射する。すなわち、電波βoは、電波入出部12がない場合(破線で表記)に比べ、アンテナ1の軸(A−A線)に対して絶対値が大きい(負側に大きい)角度で出射する。
さらに、図3において、電波αi、βiに比べて、伝搬領域12bと導波管11の内面との界面に対して、絶対値が小さな角度(入射角)で入射する電波γiは、伝搬領域12bと導波管11の内面との界面で反射したのち、入出領域12aの表面に向かう。そして、入出領域12aの表面と外部との界面で全反射し、円盤状の入出領域12aの側面から、電波γoとなって出射する。なお、電波入出部12を用いない場合には、全反射することなく、破線で示す方向に出射する。
すなわち、導波管11を伝搬した電波は、電波入出部12に様々な角度で入射する。そして、電波入出部12を経由して、外部に出射する。このとき、電波入出部12を設けない場合に比べ、電波の出射するそれぞれの角度(アンテナ1の軸に対する角度)が大きくなる。特に、電波入出部12の入出領域12aの表面において全反射する電波は、アンテナ1の軸(A−A線の方向が0°)に垂直な方向(±90°)または垂直な方向を超えた方向にも出射する。
以上説明したように、第1の実施の形態のアンテナ1では、電波入出部12を設けているので、電波入出部12を設けない場合に比べ、電波の出射する角度の範囲すなわち指向性を広げることができる。電波を送信する場合について説明したが、受信する場合も同様である。
また、これまでの説明では、電波入出部12の入出領域12aの表面を、アンテナ1の軸に垂直な平面とした。前述したように、電波を屈折および全反射させるには、入出領域12aと外部(空気)との境界において比誘電率εr(電波に対する屈折率)に差があればよい。よって、電波入出部12の入出領域12aの表面は平面でなくともよい。
図4は、電波入出部12の入出領域12aの表面の他の形状の例を示す図である。図4(a)は、入出領域12aの表面を凹状とした場合、図4(b)は、入出領域12aの表面に凹凸を設けた場合、図4(b)は、入出領域12aの表面を谷型にした場合である。
このようにすることで、入出領域12aから電波が出射する角度を調整できる。よって、アンテナ1から電波が出射される角度の範囲、すなわち指向性を制御(調整)することができる。
また、第1の実施の形態では、チョーク溝19aを備えた反射器19を用いた。チョーク溝19aを備えない反射器19を用いてもよい。なお、チョーク溝19aにより、広い周波数の範囲において、広い半値幅の指向性が得られるように、アンテナ1を調整することができる。すなわち、広い周波数の範囲において、広い半値幅の指向性のアンテナ1を安定に構成することができる。
なお、上記の説明において、アンテナ1は、円偏波発生器18を用いて円偏波を発生させるとした。しかし、円偏波発生器18を用いず、直線偏波としてもよい。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、電波入出部12の伝搬領域12bの外径を導波管11の内径φoとした。この場合、電波入出部12の伝搬領域12bでは、電波の波長が、自由空間(空気)での波長を比誘電率εrの平方根で除した値になる。このため、伝搬領域12bでは、導波管11が伝搬する電波の波長に比べて大きくなって、複モードが発生してしまう。
そこで、第2の実施の形態では、電波入出部12の伝搬領域12bの外径を、伝搬領域12bの比誘電率εr、すなわち伝搬領域12bにおける電波の波長に基づいて、小さくした。
他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、同じ部分の説明を省略して、異なる部分を説明する。
<アンテナ1の構成>
図5は、第2の実施の形態におけるアンテナ1の断面図および上面図の一例を示す図である。図5(a)は断面図、図5(b)は後述する電波入出部12側から見た上面図である。なお、図5(a)に示す断面図は、図5(b)のVa−Va線での断面である。アンテナ1は、電波の送信および受信ができる。
アンテナ1は、電波を伝搬する断面が円形の導波管11、導波管11を伝搬した電波を外部(空気中)に送信(出射)または外部から電波を受信(入射)する電波入出部12、導波管11の内側に入り込んで導波管として機能する補助導波管13、導波管11を保持する導波管保持体14、電気信号を入力する同軸型のコネクタ15、コネクタ15を保持するコネクタ保持体16、コネクタ15の心線に接続され電気信号を電波に変換または電波を電気信号に変換する変換器17、円偏波を発生する円偏波発生器18を備えている。
第2の実施の形態のアンテナ1は、第1の実施の形態におけるアンテナ1と異なって、補助導波管13を備えている。また、第2の実施の形態のアンテナ1では、補助導波管13を備えたことにより、第1の実施の形態のアンテナ1と電波入出部12の形状が異なっている。
なお、図5(b)では、導波管11、電波入出部12、円偏波発生器18を表記し、他の部材の表記を省略する。
補助導波管13は、導波管11の中心軸(A−A線)を軸とする円筒であって、内径φeは、導波管11の内径φoを比誘電率εrの平方根で除した値に近くなるように設定されている。ここでは、補助導波管13の内径φeを、一例として25mmとしている。
そして、図5(a)に示すように、補助導波管13は、導波管11の一端部から導波管11の内部に、導波管11の一端部と補助導波管13の一端部とが一致するように嵌め込められ、導波管11に固定される。
なお、導波管11および補助導波管13をまとめて、導波管と呼ぶことがある。
第1の実施の形態と同様に、電波入出部12は、導波管11の中心軸(A−A線)に沿って、導波管11の外部に位置する入出領域12a、導波管11の内部に設けられた伝搬領域12b、さらに伝搬領域12bに繋がって設けられた導波管11の内部に設けられた整合領域12cを備えている。しかし、補助導波管13を設けたことにより、伝搬領域12bの外径が、補助導波管13の内径φeになっている。
そして、補助導波管13の長さは、電波入出部12の伝搬領域12bの長さとなるように設定されている。
すなわち、電波入出部12の伝搬領域12bが導波管11の内部において、補助導波管13によって取り囲まれ、密着した状態になっている。
なお、補助導波管13は、導波管として機能するので、導波管11と同様に、銅、アルミニウムなどの電気伝導度の大きい金属で構成されている。
補助導波管13は、内部に保持する電波入出部12の伝搬領域12bの比誘電率εrに基づいて、導波管の内径を内径φoから内径φeに変更する部材である。ここでは、導波管11と補助導波管13とを別の部材としているが、一体に構成してもよく、他の複数の部材に分割して構成してもよい。
<アンテナ1の動作>
第1の実施の形態で説明したと同様に動作し、電波入出部12を設けているので、電波入出部12を設けない場合に比べ、電波の出射する角度の範囲すなわち指向性を広げることができる。電波を送信する場合について説明したが、受信する場合も同様である。
さらに、電波入出部12の伝搬領域12bにおける導波管11(具体的には補助導波管13)の内径φeを、伝搬領域12bの比誘電率εr、すなわち伝搬領域12bにおける電波の波長に基づいて、自由空間(空気)での導波管11の内径φoに比べて小さくしているので、複モードなどの発生が抑制される。
また、導波管11は、内径が小さいほど回折効果が大きく働くため、電波が導波管11から外部に出射する際、導波管11の端部から出射する電波の導波管11の中心軸(A−A線)からの角度が、導波管11の中央部から出射する電波に比べて大きくなる。すなわち、電波の出射する角度の範囲すなわち指向性が広がる。
第2の実施の形態では、電波入出部12の伝搬領域12bにおける導波管11(具体的には補助導波管13)の内径φeを、自由空間(空気)での導波管11の内径φoに比べて小さく設定しているので、電波が伝搬領域12bから入出領域12aに入射する角度の範囲が広くなる。これによっても、アンテナ1から電波の出射する角度の範囲、すなわち指向性が広がっている。
図6は、第2の実施の形態におけるアンテナ1の送信時の周波数特性の一例を示す図である。横軸は周波数f(GHz)、縦軸はリターンロス(dB)である。リターンロスとは、アンテナ1への入射電力と反射電力との比であって、リターンロスの値が小さいほど、アンテナ1がその周波数に整合していることを意味する。
7GHz帯(Cバンド(6.425〜6.567GHz)およびDバンド(6.87〜7.125GHz))において、リターンロス−14dB以下(VSWR1.5)と優れた特性を示した。
図7は、第2の実施の形態におけるアンテナ1の送信時の指向性の一例を示す図である。図7(a)は周波数fが6.425GHz、図7(b)は周波数fが6.57GHz、図7(c)は周波数fが6.87GHz、そして図7(d)は周波数fが7.125GHzの場合である。指向性は、極座標で示している。第2の実施の形態におけるアンテナ1は、円形の導波管11を使用し、円偏波を送信している。よって、指向性はアンテナ1の軸の回りで対称である。
半値幅を、送信出力がピーク値から3dB低下する角度の範囲とする。すると、半値幅は、図7(a)の周波数fが6.425GHzにおいて175.7°、図7(b)の周波数fが6.57GHzにおいて182.5°、図7(c)の周波数fが6.87GHzにおいて189.2°、そして図7(d)の周波数fが7.125GHzにおいて186.5°である。
いずれの周波数fにおいても、180°前後の半値幅が得られている。すなわち、第2の実施の形態におけるアンテナ1は、軸に対して半球状の指向性を有している。
電波の屈折は、電波入出部12の比誘電率εrの値によって決まる。以上の説明では、例として、比誘電率εrが2.1のポリテトラフルオロエチレンで説明した。よって、電波入出部12に、ポリテトラフルオロエチレンの代わりに、より比誘電率εrの大きい誘電材料を使用することにより、半値幅を180°より大きくすることができる。例えば、比誘電率εrが3.6であるポリアセタール樹脂を使用することで、半値幅が250°の指向性が得られた。また比誘電率εrがさらに大きい樹脂などを使用することで、さらに半値幅を大きくできる。このとき、電波入出部12の伝搬領域12bの部分に対応する導波管11(補助導波管13)の内径φeを、自由空間に対する内径φoを比誘電率εrの平方根で除して得られる値に基づいて設定することが好ましい。
また、第1の実施の形態において説明したように、電波入出部12の入出領域12aの表面は平面でなくともよく、図4に示した他の形状の表面を適用してもよい。このようにすることで、入出領域12aから電波が出射する角度、すなわち指向性を調整できる。
また、第2の実施の形態のアンテナ1に、第1の実施の形態と同様に、チョーク溝19aを備えた反射器19を用いた。しかし、チョーク溝19aを備えない反射器19を用いてもよい。
さらに、上記の説明において、第2の実施の形態においても、アンテナ1は、円偏波発生器18を用いて円偏波を発生させるとした。しかし、円偏波発生器18を用いず、直線偏波としてもよい。
また、第1の実施の形態と同様に、コネクタ15の代わりに導波管11と異なる他の導波管を用いて、アンテナ1との信号の送受信を行ってもよい。この場合、コネクタ15の他に、コネクタ保持体16、変換器17、円偏波を発生する円偏波発生器18を要せず、導波管11と他の導波管とがフランジなどで接続される。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態および第2の実施の形態では、導波管11は断面が円形の円形導波管であった。第3の実施の形態では、導波管11を断面が四角形(方形)である方形導波管とした。
他の構成は、第2の実施の形態と同様であるので、同じ部分の説明を省略して、異なる部分を説明する。
<アンテナ1の構成>
図8は、第3の実施の形態におけるアンテナ1の断面図および上面図の一例を示す図である。図8(a)は断面図、図8(b)は電波入出部12側から見た上面図である。なお、図8(a)に示す断面図は、図8(b)のVIIIa−VIIIa線での断面である。アンテナ1は、電波の送信および受信ができる。
アンテナ1は、電波を伝搬する導波管11、導波管11を伝搬した電波を外部(空気中)に送信(出射)または外部から電波を受信(入射)する電波入出部12、導波管11の内側に設けられて導波管として機能する補助導波管13、導波管11を保持する導波管保持体14、電気信号を入力する同軸型のコネクタ15、コネクタ15を保持するコネクタ保持体16、コネクタ15の心線に接続され電気信号を電波に変換または電波を電気信号に変換する変換器17を備えている。第1の実施の形態におけるアンテナ1が備えていた円偏波発生器18は備えていない。
なお、図8(b)では、導波管11、電波入出部12、変換器17を表記し、他の部材の表記を省略する。
ここでは、変換器17が変換部の一例である。
第1の実施の形態と同様に、電波入出部12は、導波管11のB−B線で示す中心軸に沿って、導波管11の外部に位置する入出領域12a、導波管11の内部に設けられた伝搬領域12b、さらに伝搬領域12bに繋がって設けられた導波管11の内部に設けられた整合領域12cを備えている。
そして、導波管11は断面が四角形(方形)である方形導波管である。そして、導波管11は、内側が幅Wo、奥行きDoである。そして、補助導波管13の内側は、幅We、奥行きDeである。
補助導波管13の電波入出部12の伝搬領域12bに接する部分、すなわち補助導波管13の内側は、導波管11とつながって、導波管として機能する。
そして、第2の実施の形態におけるアンテナ1と同様に、補助導波管13の内側の幅Weおよび奥行きDeは、導波管11の内側の幅Woおよび奥行きDo、電波入出部12の比誘電率εrに基づいて設定される。
補助導波管13は、内部に保持する電波入出部12の伝搬領域12bの比誘電率εrに基づいて、導波管の内径を内径φoから内径φeに変更する部材である。ここでは、導波管11と補助導波管13とを別の部材としているが、一体に構成してもよく、他の複数の部材に分割して構成してもよい。
<アンテナ1の動作>
方形導波管では、磁場(H)が振動する側の大きさ(幅または奥行き)は、伝搬する電波の波長によって決まる。一方、電場(E)が振動する側の大きさ(奥行きまたは幅)は、大きくも小さくも設定できる。そこで、方形導波管の電場(E)が振動する側の大きさを小さくすると、前述した回折効果によって、電波が出射する角度の範囲、すなわち指向性を広げることができる。
しかし、方形導波管の電場(E)が振動する側の大きさを小さくすると、大きい場合に比べて電波の強度が弱くなってしまう。
第3の実施の形態では、電波入出部12を用いることにより、電場(E)が振動する側の大きさ(幅Woまたは奥行きDo)を小さくすることなく、電波が入射および電波が出射する角度の範囲、すなわち指向性を広げている。
また、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様に、コネクタ15の代わりに導波管11と異なる他の導波管を用いて、アンテナ1との信号の送受信を行ってもよい。この場合、コネクタ15の他に、コネクタ保持体16、変換器17を要せず、導波管11と他の導波管とがフランジなどで接続される。
以上の説明では、アンテナ1を7GHz帯に用いるとして説明した。なお、アンテナ1の寸法を使用する周波数帯に応じて変更することにより、他の周波数帯の送受信用のアンテナに適用できる。
また、アンテナ1を飛行体100に搭載するとして説明したが、広い指向性が求められるアンテナに適用できる。
1…アンテナ、2…送受信機、3a、3b…指向性、4…基地局、11…導波管、12…電波入出部、12a…入出領域、12b…伝搬領域、12c…整合領域、13…補助導波管、14…導波管保持体、15…コネクタ、16…コネクタ保持体、17…変換器、18…円偏波発生器、19…反射器、19a…チョーク溝、100…飛行体、200…地表

Claims (7)

  1. 電波を伝搬させる導波管と、
    誘電体で構成されるとともに、前記導波管の一端部に接して当該導波管の開口を覆うとともに当該導波管の中心軸と直交する方向にはみ出して設けられて電波が入射または電波を出射する入出領域と、当該導波管の当該一端部から当該導波管の内側に入り込んで設けられて電波を伝搬する伝搬領域とを備えた電波入出部と、を備え、
    前記電波入出部における前記入出領域と前記伝搬領域とが連続して設けられ、当該伝搬領域は、前記導波管の前記内側と向かい合う面が当該導波管の当該内側に接するように当該導波管に詰め込まれているとともに、
    電波を出射する場合に、前記電波入出部の前記伝搬領域を伝搬した電波が、前記入出領域における前記導波管の中心軸の方向に沿った部分及び当該導波管の中心軸と直交する方向にはみ出した部分を伝搬して、当該導波管の中心軸の方向から当該導波管の中心軸と直交する方向に広がって出射されることを特徴とするアンテナ。
  2. 前記導波管は、前記一端部から当該導波管の内側に入り込んで設けられた前記電波入出部の前記伝搬領域に接する部分の内径が、他の部分の内径に比べ小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記電波入出部は、前記入出領域の前記導波管側に電波を反射する反射器を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ。
  4. 前記反射器は、電波の強度を設定するチョーク溝を有することを特徴とする請求項3に記載のアンテナ。
  5. 前記導波管は断面が円形であって、前記電波は円偏波であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアンテナ。
  6. 前記導波管の他端部に設けられ、給電された電気信号を電波に変換し、または入射した電波を電気信号に変換する変換部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアンテナ。
  7. 電波を伝搬させる導波管と、誘電体で構成されるとともに、当該導波管の一端部に接して当該導波管の開口を覆うとともに当該導波管の中心軸と直交する方向にはみ出して設けられて電波が入射または電波を出射する入出領域と、当該導波管の当該一端部から当該導波管の内側に入り込んで設けられて電波を伝搬する伝搬領域とを備えた電波入出部と、を有するアンテナと、
    前記アンテナに、当該アンテナが出射する電波に変換される電気信号を送信し、または入射した電波から変換された電気信号を受信する送受信部と、を備え、
    前記アンテナ前記電波入出部における前記入出領域と前記伝搬領域とが連続して設けられ、当該伝搬領域は、前記導波管の前記内側と向かい合う面が、当該導波管の当該内側に接するように当該導波管に詰め込まれているとともに、
    電波を出射する場合に、前記アンテナにおける前記電波入出部の前記伝搬領域を伝搬した電波が、前記入出領域における前記導波管の中心軸の方向に沿った部分及び当該導波管の中心軸と直交する方向にはみ出した部分を伝搬して、当該導波管の中心軸の方向から当該導波管の中心軸と直交する方向に広がって出射されることを特徴とする無線装置。
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