JP5602409B2 - 車両への蓄電状況表示システム - Google Patents

車両への蓄電状況表示システム Download PDF

Info

Publication number
JP5602409B2
JP5602409B2 JP2009241110A JP2009241110A JP5602409B2 JP 5602409 B2 JP5602409 B2 JP 5602409B2 JP 2009241110 A JP2009241110 A JP 2009241110A JP 2009241110 A JP2009241110 A JP 2009241110A JP 5602409 B2 JP5602409 B2 JP 5602409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power storage
vehicle
power
remaining charge
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009241110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011091879A (ja
Inventor
直也 井上
充 藤田
紘政 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009241110A priority Critical patent/JP5602409B2/ja
Publication of JP2011091879A publication Critical patent/JP2011091879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5602409B2 publication Critical patent/JP5602409B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本発明は、車両への蓄電状況表示システム、特に電力を動力源とする車両に搭載された蓄電装置への充電状況の表示に関する。
ハイブリッド車両や電気自動車のように電力を動力源とする車両に対する充電状態を車外からでも把握できることは望ましく、種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、ハイブリッド車両において検出され、また算出された蓄電装置の蓄電状況(SOC(State Of Charge)、残充電時間)を無線により無線端末へ送信し、無線端末は、送信されてきた蓄電装置の蓄電状況を表示する技術が記載されている。また、無線端末が、送信されてきた蓄電装置の蓄電状況(SOC、充電レート)から残充電時間を計算により推定し、表示する技術が記載されている。
特開2008−247080号公報 特開2000−125407号公報
ところで、SOCで代表される蓄電装置の蓄電状況を表す指標値は、最大電池容量、充電器の性能等充電に直接関係のある仕様や、温度などの充電に間接的に関係してくる環境などによって変わってくる。
本発明は、蓄電装置の蓄電状況を表す指標をより正確に求めることを目的とする。
本発明に係る車両への蓄電状況表示システムは、電力を動力源とする車両と、端末装置と、を有し、前記車両は、充放電可能な蓄電装置と、前記蓄電装置の端子電圧を測定する電圧測定手段と、前記車両側の温度を測定する温度測定手段と、前記端末装置へデータを送信する送信手段と、を少なくとも有し、前記端末装置は、前記車両からのデータを受信する受信手段と、前記蓄電装置の蓄電状況を表示する表示手段と、を少なくとも有し、前記蓄電装置の温度と満充電電圧との関係を表す満充電電圧情報を記憶する満充電電圧情報記憶手段と、測定された温度及び端子電圧と満充電電圧情報とに基づき前記蓄電装置の蓄電状態を取得する蓄電状態取得手段と、車外の充電手段の種類によって特定される、前記充電手段それぞれの給電能力に対応して設定された、前記蓄電装置の蓄電状態と前記蓄電装置の満充電までに要する時間との関係を表す残充電時間情報を記憶する残充電時間情報記憶手段と、充電の際に前記車両に接続された前記充電手段を特定し、その特定した前記充電手段の給電能力に対応して設定された残充電時間情報と前記蓄電状態取得手段により取得された前記蓄電装置の蓄電状態とに基づき前記蓄電装置の満充電までに要する残充電時間を取得する残充電時間取得手段と、を有し、残充電時間を前記蓄電装置の蓄電状況として前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、前記蓄電装置の温度と前記蓄電装置の端子電圧と充電した前記蓄電装置の容量との関係を表す電圧−容量関係情報を記憶する電圧−容量関係情報記憶手段と、前記車両の燃費に関する燃費情報を取得する手段と、現在地からユーザにより指定された目的地又は予め登録された目的地までの距離と燃費情報とに基づき当該距離を走行するのに必要な電力量を算出する算出手段と、を有し、前記残充電時間取得手段は、前記蓄電装置の前記算出手段により算出された必要な電力量の充電に要する残充電時間を取得し、その取得した残充電時間を前記蓄電装置の蓄電状況として前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、前記残充電時間取得手段は、前記蓄電装置の満充電までに要する残充電時間に対する前記必要な電力量の充電に要する残充電時間の占める割合を前記蓄電装置の蓄電状況として前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、前記車両は、前記満充電電圧情報記憶手段及び前記蓄電状態取得手段を有し、前記送信手段は、前記蓄電装置の蓄電状態を前記端末装置へ送信することを特徴とする。
また、前記端末装置は、前記満充電電圧情報記憶手段及び前記蓄電状態取得手段を有し、前記送信手段は、測定された温度及び端子電圧を前記端末装置へ送信することを特徴とする。
また、前記車両は、前記満充電電圧情報記憶手段、前記蓄電状態取得手段、前記残充電時間情報記憶手段及び前記残充電時間取得手段を有し、前記送信手段は、前記蓄電装置の蓄電状態及び残充電時間を前記端末装置へ送信することを特徴とする。
また、前記端末装置は、前記満充電電圧情報記憶手段、前記蓄電状態取得手段、前記残充電時間情報記憶手段及び前記残充電時間取得手段を有し、前記送信手段は、測定された温度及び端子電圧を前記端末装置へ送信することを特徴とする。
本発明によれば、蓄電装置の温度特性に応じた満充電電圧情報を用意しておき、その中から検出温度に対応した情報を選択して蓄電装置の蓄電状況を求めるようにしたので、蓄電装置の蓄電状況を表す指標値の精度をより向上させることができる。
本実施の形態における車両への蓄電状況表示システムのハードウェア構成図である。 本実施の形態における車両への蓄電状況表示システムの機能ブロック構成図である。 本実施の形態における電圧−電池容量関係情報記憶部に登録された電圧−電池容量関係情報の一例を示した図である。 本実施の形態における残充電時間情報記憶部に登録されている残充電時間情報の一例を示した図である。 本実施の形態において電池の蓄電状況を携帯電話に表示するまでの処理を示したフローチャートである。 本実施の形態における携帯電話への表示の一例を示した図である。 本実施の形態における携帯電話への表示の他の例を示した図である。 本実施の形態における携帯電話への表示の他の例を示した図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
本発明に係る車両への蓄電状況表示システムは、車両と少なくとも1台の端末装置とで構成される。本実施の形態において車両というのは、電力を動力源とする車両のことを指し、現在のところ、ハイブリッド車両や電気自動車がこれに該当する。本実施の形態においては、ハイブリッド車両を想定して説明する。端末装置は、有線または無線により車両と通信できる機能が搭載された端末装置である。本実施の形態においては、ユーザにより携帯され、プログラムが実行可能であり、車両と無線による近距離通信機能が搭載された携帯電話を想定して説明する。
図1は、本実施の形態における車両への蓄電状況表示システムのハードウェア構成図である。図1には、車両10と携帯電話50とが示されている。なお、本実施の形態の説明に不要な構成は図1から省略している。
車両10は、エンジン11、発電モータ12、走行モータ13、動力変換部14、電池15、センサ16、通信インタフェース(IF)17及びECU(Electronic Control Unit)18を備えている。エンジン11は、燃料の燃焼エネルギーで作動する動力機関である。一方、発電モータ12及び走行モータ13は、電気エネルギーで作動する電動モータである。動力変換部14は、車両10の運転状態に応じてエンジン11と電動モータとを切り替えながら車両10を走行させる。電池15は、電気エネルギーを蓄積する蓄電装置である。センサ16は、電池の状態を検出する手段であり、本実施の形態の場合、温度と端子電圧を検出するために温度センサ及び電圧センサにて構成される。通信インタフェース17は、Bluetooth規格に従い近距離通信を行う通信手段であり、本実施の形態の場合、携帯電話50と通信を行うことになる。ECU18は、運転者の操作に応じてエンジン11、トランスミッション(図示せず)のアクチュエータ制御等パワー・トレーン系の制御、またエアコン制御などのボディ系の制御など車両全般の制御を行う。ECU18には、一般的なコンピュータと同様、CPU19、ROM20、RAM21が搭載されている。
携帯電話50は、タイマ51、通信インタフェース(IF)52、ディスプレイ53、CPU54、ROM55及びRAM56を備えている。通信インタフェース52は、Bluetooth規格に従い近距離通信を行う通信手段であり、本実施の形態の場合、車両10と通信を行うことになる。
本実施の形態における車両10及び携帯電話50は、従来からあるハードウェアを用いて実現可能である。なお、通信インタフェース間の通信は、Wi−FiやWireless USBなど他の規格を採用してもよい。
図2は、本実施の形態における車両への蓄電状況表示システムの機能ブロック構成図である。車両10は、端子電圧検出部31、温度検出部32、SOC取得部33、残充電時間取得部34、送信部35、電圧−電池容量関係情報記憶部36、残充電時間情報記憶部37及び車両情報記憶部38を有している。端子電圧検出部31は、電圧センサにより実現され、電池15の端子電圧を検出する。温度検出部32は、温度センサにより実現され、電池15の温度を検出する。SOC取得部33は、検出された端子電圧及び温度に基づき電圧−電池容量関係情報を参照することによって電池15の蓄電状態(SOC)を取得する。残充電時間取得部34は、SOC取得部33により取得されたSOCに基づき残充電時間情報を参照することによって電池15の残充電時間、すなわち現時点から電池15を満充電の状態にするまでに要する時間を取得する。送信部35は、電池15の蓄電状況としてSOC及び残充電時間を携帯電話50へ送信する。車両情報記憶部38には、車両10に関する諸元等の情報、少なくとも電池15の種類など車載された電池15の満充電電圧や満充電時における電池容量(以下、「最大電池容量」ともいう)を知るために電池15の種類あるいは車種などの情報が予め登録されている。
図3は、本実施の形態における電圧−電池容量関係情報記憶部36に予め登録された電圧−電池容量関係情報の一例を示した図である。電圧−電池容量関係情報は、最大電池容量及び満充電電圧に達するまでの電池15に蓄積される電池容量と電池15の端子電圧との関係を示す情報である。つまり、端子電圧がわかれば、現時点において充電されている電池容量が特定できる。
ところで、電池15は、種類にもよるが、基本的には温度によって満充電となるときの電圧が異なるという特性を持つ。従って、図3には、1つのマップのみを図示したが、電圧−電池容量関係情報記憶部36には、1つの電池15に対し、図3に示したマップを温度に対応させて複数記憶されることになる。つまり、温度に満充電電圧が示されているマップが対応付けていることから、電圧−電池容量関係情報記憶部36には、電池15の温度と満充電電圧との関係を表す満充電電圧情報が記憶されるともいうことができる。
図4は、本実施の形態における残充電時間情報記憶部37に予め登録されている残充電時間情報の一例を示した図である。残充電時間情報は、SOCと現時点から電池15を満充電の状態にするまでに要する時間との関係を示す情報である。つまり、SOCがわかれば、現時点における残充電時間が特定できる。
ところで、車両10の電池15に充電する際、充電電流が多くなれば充電時間は当然短くなる。従って、図4には、1つのマップのみを図示したが、残充電時間情報記憶部37には、車両10に対応可能な充電電流に応じたマップを充電電流の量に対応させて複数記憶されることになる。つまり、充電器の種類、例えば100V充電器、200V充電器、急速充電スタンド等車外にある充電手段の給電能力に対応して設定されたマップを予め用意して残充電時間情報記憶部37に登録しておく。
車両10における各構成要素31〜35は、車両10に搭載されたハードウェア、あるいはハードウェアとCPU19で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部36〜38は、ROM20またはRAM21にて実現される。あるいは、図示していないハードディスク装置等の大容量の不揮発性記憶手段で実現してもよい。
携帯電話50は、受信部61、表示部62、走行可能距離算出部63及び計時部64を有している。受信部61は、通信インタフェース52を用いて車両10から送信されてくる電池15の蓄電状況を受信する。表示部62は、電池15の蓄電状況をディスプレイ53に表示する。走行可能距離算出部63は、現時点における電池容量及びガソリン残量から走行可能な距離を算出する。計時部64は、タイマ51を用いて充電に要する時間を計時する。
携帯電話50における各構成要素31〜33は、携帯電話50に搭載されたハードウェアとCPU19で動作するプログラムとの協調動作により実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、USB等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがインストールプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態において電池15の蓄電状況を携帯電話50に表示するまでの処理について図5に示したフローチャートを用いて説明する。
まず、充電器に接続して車両10への充電を開始する。プラグイン充電が開始されると、ECU18は、電池15の蓄電状況を携帯電話50に表示する処理全体の制御を開始する。まず、センサ16からの指示に応じて、端子電圧検出部31は、電池15の端子電圧を検出し、また、温度検出部32は、電池15の温度を検出する(ステップ101)。SOC取得部33は、検出された端子電圧及び温度を受け取ると、次のようにしてSOCを取得する(ステップ102)。
まず、SOC取得部33は、車両情報記憶部38に登録されている車種、あるいは車両10に搭載された電池15の種類と、検出された温度を参照して、電圧−電池容量関係情報記憶部36に登録されているマップの中からSOCを得るために利用するマップを特定する。なお、SOC取得部33は、検出温度に対応した電池15のマップを電圧−電池容量関係情報記憶部36から読み出すことになるが、検出温度に対応したマップがなければ、検出温度に最も近似する温度に対応したマップを読み出す。あるいは、直上また直下の温度に対応したマップを読み出すようにしてもよい。この処理から理解できるように、1つの電池15に対し用意するマップの数は、多ければ多いほど求めるSOCの精度は向上する一方、電圧−電池容量関係情報記憶部36の形成に必要な記憶容量が増加する。よって、マップの数と記憶容量とはトレードオフの関係にある。
なお、本実施の形態では、電池15の種類を特定することによって電池15の種類と温度とから電圧−電池容量関係情報記憶部36に登録されたマップの中からSOCを求める際に用いるマップを特定するようにしたが、当該車両10の電池15の温度特性を表すマップのみを電圧−電池容量関係情報記憶部36に登録しておくようにすれば、SOCを求める際に車両情報は不要となる。
マップが特定されることにより、検出温度における電池15の満充電電圧Vmaxが特定されるので、SOC取得部33は、端末電圧V1を満充電電圧Vmaxで除することによりSOCを算出することができる。あるいは、マップを用いて端末電圧V1から現在の電池容量A1を推定し、その後の充電電流を積算することによってSOCを算出してもよい。なお、充電容量は、電池容量の増加値を検出することで特定してもよい。
以上のようにしてSOCが求められると、続いて、残充電時間取得部34は、そのSOCをSOC取得部33から受け取り、図4に示したマップを参照して、そのSOCに対応した残充電時間を取得する(ステップ103)。マップは、充電電流量に対応させて複数用意されているので、残充電時間取得部34は、車両情報記憶部38に登録されている車両情報を参照して充電電流量を特定してもよいし、接続されたプラグの形状等によって判別してもよいし、あるいは充電開始時点の電圧を測定するなどして残充電時間を求める際に用いるマップを特定する。
電池15の蓄電状況を携帯電話50に表示させたいユーザは、車両10の通信インタフェース17の配置部分に、携帯電話50の通信インタフェース52を近づける。これにより、通信回線を確立させておく。そして、以上のようにしてSOCと残充電時間が得られると、送信部35は、SOCと残充電時間を電池15の蓄電状況として携帯電話50に送信する(ステップ104)。
なお、車両10側の処理は、充電器の接続と共に開始して電池15の蓄電状況を求めておき、携帯電話50との間の通信回線確立後、情報送信を行うようにしてもよい。ただ、電池15の蓄電状況の取得と通信回線確立とに時間差があると、表示内容と実際の蓄電状況とに誤差が生じてくる。従って、携帯電話50との回線接続の確立を検出した時点で検出された電池15の端子電圧及び温度に基づき電池15の蓄電状況を求め、送信するようにしてもよい。
受信部61が電池15の蓄電状況を受信すると(ステップ111)、表示部62は、受信した電池15の蓄電状況をディスプレイ53に表示する(ステップ113)。この表示例を図6に示す。図6に例示したように、送られてきたSOCは、数値(%)と共に電池の形状にて模式的にも表示する。更に、送られてきた残充電時間は、「充電残り時間」という見出しと共に数値にて表示する。なお、この表示例は、一例であって残充電時間も時計形状等により模式的に表示してもよいし、計時部64により残充電時刻を算出させ、残充電時間の代わりに、または残充電時間と共に表示するようにしてもよい。あるいは音声等にてユーザに知らせるようにしてもよい。また、計時部64をカウントダウンタイマとして用い、残充電時間が経過した時点で携帯電話50を振動させるなどして充電が完了した時をユーザに知らせるようにしてもよい。
本実施の形態では、更に車両10側から受信した情報に加えて、携帯電話50側において求めた情報を付加して表示する(ステップ112)。本実施の形態では、走行可能距離を合わせて表示することにする。
すなわち、電気エネルギーを利用して走行したとき(以下、「EV走行」)の走行距離を、積算した消費電流で除することにより平均的な電気エネルギーを利用して走行したときの燃費(以下、「EV燃費」)を得ることができるため、図3のマップを用いて得られる電池容量(Ah)とEV燃費を乗ずれ、EV走行による走行可能距離を算出できる。また、同様にしてEV走行以外で走行した距離、すなわちガソリンを燃焼させて走行した距離を、消費したガソリンの量で除することにより平均的なガソリンを利用して走行したときの燃費(以下、「ガソリン燃費」)を得ることができる。これにより、ガソリン残量とガソリン燃費を乗ずれ、ガソリンを消費して走行するときの走行可能距離を算出できる。よって、これらを合わせることでハイブリッド車両としての走行可能距離を算出できる。
従って、携帯電話50は、電池15の蓄電状況と共に、走行可能距離の計算に用いる燃費あるいは燃費の算出に用いるデータを車両10から受け取ることで走行可能距離算出部63に走行可能距離を算出させることができる。このEV走行による走行可能距離とハイブリッド車両としての走行可能距離を合わせて表示したときの表示例を図7に示す。
なお、上記説明では、実測したデータに基づき燃費を計算するようにしたが、車両情報に含まれるモード走行のような燃費情報を用いて走行可能距離を算出してもよい。
本実施の形態においては、以上のようにして電池15の蓄電状況を携帯電話5に表示させることができる。
本実施の形態によれば、電池15の温度特性に応じたマップを複数用意しておき、その中から検出温度に対応したマップを選択して電池15の蓄電状況を求めるようにしたので、電池15の蓄電状況を表す指標値の精度をより向上させることができる。また、以上の説明から明らかなように、車両10と携帯電話50との間の通信回線の接続は、携帯電話50が電池15の蓄電状況を送受信する一瞬だけですむ。
本実施の形態では、SOC及び残充電時間を車両10にて、走行可能距離を携帯電話50にて、それぞれ取得するように構成した。ただ、各記憶部36〜38及び各取得部33,34を携帯電話50に持たせ、あるいは携帯電話50側にも持たせ、車両10が電池15の端子電圧と温度とを携帯電話50に送信するようにして、SOC及び残充電時間を携帯電話50側において求めさせるように構成してもよい。あるいは、走行可能距離算出部63を車両10に配設して、車両10が電池15の蓄電状況として走行可能距離を算出し、携帯電話50へ送信するようにしてもよい。
ところで、充電量が多ければ、それだけ充電時間が必要になってくる。従って、外出先などで充電する際、必ずしも満充電させずに、自宅などの目的地まで移動できる分だけ充電できればよい場合がある。そこで、携帯電話50のGPS機能を利用して目的地までに必要な量だけ充電させるようにしてもよい。
図8は、この必要な電力のみの充電を可能にするためのインタフェースの一例を示した図である。表示部62は、上記の通り、車両10から送られてきたSOCを表示すると共に、目的地までの距離を合わせて表示する。現在地の位置情報は、GPSによる取得できる。一方、目的地の位置情報は、自宅を目的地として固定的に事前登録してもいてもよいし、地図情報を表示してユーザに指定させるようにしてもよい。
更に、必要電力のみを充電するか否かをユーザに指示させるボタン65を表示する。ユーザが目的地までの電力のみの充電を希望する場合には、このボタン65を選択する。つまり、ユーザは、通常の満充電モードと必要電力充電モードとの切り替えを行う。目的地までの移動に必要な電力のみ充電する場合、目的地までの距離がわかれば、それを走行可能距離とし、前述したEV燃費で除することで、目的地までの移動に必要な電力量が算出できる。満充電に対する必要電力の占める割合をバー66にて表示する。なお、必要電力の充電に要する残充電時間を合わせて表示するようにしてもよい。
10 車両、11 エンジン、12 発電モータ、13 走行モータ、14 動力変換部、15 電池、16 センサ、17,52 通信インタフェース(IF)、18 ECU、19,54 CPU、20,55 ROM、21,56 RAM、31 端子電圧検出部、32 温度検出部、33 SOC取得部、34 残充電時間取得部、35 送信部、36 電圧−電池容量関係情報記憶部、37 残充電時間情報記憶部、38 車両情報記憶部、50 携帯電話、51 タイマ、53 ディスプレイ、61 受信部、62 表示部、63 走行可能距離算出部、64 計時部。

Claims (7)

  1. 電力を動力源とする車両と、
    端末装置と、
    を有し、
    前記車両は、
    充放電可能な蓄電装置と、
    前記蓄電装置の端子電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記車両側の温度を測定する温度測定手段と、
    前記端末装置へデータを送信する送信手段と、
    を少なくとも有し、
    前記端末装置は、
    前記車両からのデータを受信する受信手段と、
    前記蓄電装置の蓄電状況を表示する表示手段と、
    を少なくとも有し、
    前記蓄電装置の温度と満充電電圧との関係を表す満充電電圧情報を記憶する満充電電圧情報記憶手段と、
    測定された温度及び端子電圧と満充電電圧情報とに基づき前記蓄電装置の蓄電状態を取得する蓄電状態取得手段と、
    車外の充電手段の種類によって特定される、前記充電手段それぞれの給電能力に対応して設定された、前記蓄電装置の蓄電状態と前記蓄電装置の満充電までに要する時間との関係を表す残充電時間情報を記憶する残充電時間情報記憶手段と、
    充電の際に前記車両に接続された前記充電手段を特定し、その特定した前記充電手段の給電能力に対応して設定された残充電時間情報と前記蓄電状態取得手段により取得された前記蓄電装置の蓄電状態とに基づき前記蓄電装置の満充電までに要する残充電時間を取得する残充電時間取得手段と、
    を有し、残充電時間を前記蓄電装置の蓄電状況として前記表示手段に表示させることを特徴とする車両への蓄電状況表示システム。
  2. 請求項1記載の車両への蓄電状況表示システムにおいて、
    前記蓄電装置の温度と前記蓄電装置の端子電圧と充電した前記蓄電装置の容量との関係を表す電圧−容量関係情報を記憶する電圧−容量関係情報記憶手段と、
    前記車両の燃費に関する燃費情報を取得する手段と、
    現在地からユーザにより指定された目的地又は予め登録された目的地までの距離と燃費情報とに基づき当該距離を走行するのに必要な電力量を算出する算出手段と、
    を有し、
    前記残充電時間取得手段は、前記蓄電装置の前記算出手段により算出された必要な電力量の充電に要する残充電時間を取得し、その取得した残充電時間を前記蓄電装置の蓄電状況として前記表示手段に表示させることを特徴とする車両への蓄電状況表示システム。
  3. 請求項2記載の車両への蓄電状況表示システムにおいて、
    前記残充電時間取得手段は、前記蓄電装置の満充電までに要する残充電時間に対する前記必要な電力量の充電に要する残充電時間の占める割合を前記蓄電装置の蓄電状況として前記表示手段に表示させることを特徴とする車両への蓄電状況表示システム。
  4. 請求項1記載の車両への蓄電状況表示システムにおいて、
    前記車両は、前記満充電電圧情報記憶手段及び前記蓄電状態取得手段を有し、
    前記送信手段は、前記蓄電装置の蓄電状態を前記端末装置へ送信することを特徴とする車両への蓄電状況表示システム。
  5. 請求項1記載の車両への蓄電状況表示システムにおいて、
    前記端末装置は、前記満充電電圧情報記憶手段及び前記蓄電状態取得手段を有し、
    前記送信手段は、測定された温度及び端子電圧を前記端末装置へ送信することを特徴とする車両への蓄電状況表示システム。
  6. 請求項1記載の車両への蓄電状況表示システムにおいて、
    前記車両は、前記満充電電圧情報記憶手段、前記蓄電状態取得手段、前記残充電時間情報記憶手段及び前記残充電時間取得手段を有し、
    前記送信手段は、前記蓄電装置の蓄電状態及び残充電時間を前記端末装置へ送信することを特徴とする車両への蓄電状況表示システム。
  7. 請求項1記載の車両への蓄電状況表示システムにおいて、
    前記端末装置は、前記満充電電圧情報記憶手段、前記蓄電状態取得手段、前記残充電時間情報記憶手段及び前記残充電時間取得手段を有し、
    前記送信手段は、測定された温度及び端子電圧を前記端末装置へ送信することを特徴とする車両への蓄電状況表示システム。
JP2009241110A 2009-10-20 2009-10-20 車両への蓄電状況表示システム Active JP5602409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241110A JP5602409B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 車両への蓄電状況表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241110A JP5602409B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 車両への蓄電状況表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011091879A JP2011091879A (ja) 2011-05-06
JP5602409B2 true JP5602409B2 (ja) 2014-10-08

Family

ID=44109605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009241110A Active JP5602409B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 車両への蓄電状況表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5602409B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013008397A1 (ja) * 2011-07-08 2015-02-23 Necエナジーデバイス株式会社 電池パック、充電制御システムおよび充電方法
CN104160583B (zh) * 2011-10-20 2016-11-09 Ls产电株式会社 用于控制与车辆的通信的嵌入式装置及其操作方法
WO2013063306A1 (en) * 2011-10-26 2013-05-02 Aker Wade Power Technologies, Llc Electric vehicle charging apparatus and method
KR101231907B1 (ko) 2011-12-01 2013-02-08 (주)피앤에스 비접촉 자기유도식 급전방식 전기자동차의 집전 제어장치 및 그 제어 방법
JP2013147200A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Calsonic Kansei Corp 車両用表示装置
JPWO2013115244A1 (ja) * 2012-02-01 2015-05-11 日本電気株式会社 充電時間予測装置、充電時間予測方法、及びプログラム
KR101936434B1 (ko) * 2012-08-24 2019-01-08 현대자동차주식회사 전기자동차의 잔존주행거리 예측 방법
JP5971344B2 (ja) 2012-09-21 2016-08-17 日産自動車株式会社 充電状態演算装置及び充電状態演算方法
KR101660194B1 (ko) 2012-09-21 2016-09-26 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 충전 제어 장치 및 충전 시간 연산 방법
KR20150038145A (ko) * 2012-09-21 2015-04-08 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 충전 제어 장치 및 충전 시간 연산 방법
JP6112409B2 (ja) * 2013-05-31 2017-04-12 三菱自動車工業株式会社 充電システム、及び充電方法
CN105988084B (zh) * 2015-01-30 2019-11-26 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法及电子设备
JP6462413B2 (ja) * 2015-02-27 2019-01-30 株式会社 ミックウェア 情報システム
KR101755911B1 (ko) 2015-12-02 2017-07-07 현대자동차주식회사 차량용 배터리의 충전상태 추정 장치 및 그 방법
JP6551332B2 (ja) * 2016-07-26 2019-07-31 トヨタ自動車株式会社 車両の走行可能距離算出システムおよび走行可能距離算出方法
WO2019026143A1 (ja) 2017-07-31 2019-02-07 日産自動車株式会社 充電時間演算方法及び充電制御装置
JP6745316B2 (ja) * 2018-09-28 2020-08-26 本田技研工業株式会社 車両用情報表示装置
CN113740740B (zh) * 2020-05-27 2024-06-21 广汽埃安新能源汽车有限公司 一种直流充电剩余时间估算方法及其系统
KR20220081568A (ko) 2020-12-09 2022-06-16 에스케이온 주식회사 배터리의 최대 파워 추정 장치 및 방법
KR102633306B1 (ko) * 2023-09-26 2024-02-05 주식회사 에이치쓰리알 인공 신경망을 이용한 배터리 관리 시스템

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04217827A (ja) * 1990-07-27 1992-08-07 Oki Electric Ind Co Ltd バッテリ付電子機器
JPH09285022A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Honda Motor Co Ltd 電気自動車の充電表示装置
JP2001069614A (ja) * 1999-08-30 2001-03-16 Yamaha Motor Co Ltd ハイブリッド駆動式移動体
JP2008247080A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両の表示システム
JP5393956B2 (ja) * 2007-04-10 2014-01-22 三洋電機株式会社 電池の満充電容量検出方法
JP5030665B2 (ja) * 2007-05-26 2012-09-19 三洋電機株式会社 電池の残容量の検出方法
JP2009033795A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電装置およびこの充電装置を備えた充電式電動器具セット
JP4333798B2 (ja) * 2007-11-30 2009-09-16 トヨタ自動車株式会社 充電制御装置および充電制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011091879A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5602409B2 (ja) 車両への蓄電状況表示システム
CN106842034B (zh) 估计电动车辆中的电池容量
CN105882643B (zh) 用于驾驶循环之后发电的车辆电池电荷准备
CN107010041B (zh) 具有预测目的地以减少发动机启动的增强的电驱动模式
US20140132214A1 (en) Electrically powered vehicle and method for controlling electrically powered vehicle
EP2573578A1 (en) Diagnosis device and diagnosis method for secondary battery, and vehicle
US10589632B2 (en) Vehicle and method for charging the same
US20210188115A1 (en) Battery information providing device , battery information providing system, battery information providing method, and recording medium
US9937815B2 (en) Method and arrangement for balancing an energy storage system
JP5974946B2 (ja) 電源装置
CN105052002A (zh) 车辆
KR20060087837A (ko) 전기 자동차용 배터리 관리 시스템
EP3696012A1 (en) Vehicle, information terminal, and method for controlling vehicle
US11374270B2 (en) Vehicle, deterioration evaluation device for secondary battery, and deterioration evaluation method for secondary battery
WO2015011773A1 (ja) 二次電池の劣化診断方法および劣化診断装置、ならびに充電システム
JP2019161687A (ja) 車両
JP7447833B2 (ja) 電力管理装置及び電力管理方法
JP2012165599A (ja) 充電制御装置および充電制御方法
US11180051B2 (en) Display apparatus and vehicle including the same
CN114683904B (zh) 充电控制装置
KR20130068983A (ko) 전기자동차 및 그 제어방법
US11679676B2 (en) Display system and vehicle including the same, and method of showing state of secondary battery
KR102434894B1 (ko) 표시 시스템, 차량, 및, 이차 전지의 상태 표시 방법
US10706641B2 (en) Information supply device, information supply method, and storage medium
JP7459841B2 (ja) 車両、及び充電方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110615

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110615

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140820

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5602409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250