JP5601522B2 - エバポリークチェックシステム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクからの蒸発燃料(以下、「エバポ」という)のリークをチェックするエバポリークチェックシステムに関する。
近年、燃料タンクの内部から外部へリークするエバポの排出規制が厳しくなっている。特にアメリカ合衆国環境庁(EPA)およびカリフォルニア州環境庁(CARB)の定める基準では、燃料タンクの微小な開口からのエバポのリークを検出することを要求している。特許文献1のエバポリークチェックシステムでは、ポンプによりオリフィスに空気を流したときの圧力を基準圧力として検出し、その後、ポンプにより燃料タンクを減圧または加圧したときの圧力が前記基準圧力と同じになるようポンプを制御し、このときのポンプ性能とオリフィスに空気を流したときのポンプ性能とを比較することで、燃料タンクからのエバポのリークが許容範囲内であるか否かを判定している。
特開2007−239639号公報
特許文献1のエバポリークチェックシステムでは、エバポのリークチェック時、ポンプにより燃料タンクを減圧または加圧したときの圧力が前記基準圧力と同じになるようポンプを制御するため、ポンプ性能の変化がポンプ要因によるものかリークによるものかの切り分けができず、エバポのリークに関し誤判定をするおそれがある。
ポンプ性能の変化がポンプ要因によるものかリークによるものかを切り分けるには、オリフィスに空気を流したときの参照基準を設定しておく等の方法が考えられる。しかしながら、この方法では、初期の寸法ばらつきや、耐久によるポンプ性能の変化を車種および使用環境毎に考慮して参照基準の正常範囲を設定しておく必要がある。よって、耐久劣化を許容して所定の参照圧力の範囲内におさまるように初期の参照圧力範囲を厳密に管理する等の必要があり、初期調整が困難になるという問題が生じる。
また、特許文献1のエバポリークチェックシステムでは、基準圧力を検出するために、オリフィス、ならびに、ポンプとオリフィスおよび燃料タンクとの連通を切り換える切換弁が必要となる。そのため、システムの構成が複雑になるとともに、部材コストおよび製造コストが増大するおそれがある。また、ポンプからの摩耗粉等によりオリフィスが詰まった状態となった場合、エバポのリークに関し誤判定をするおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、高いリークチェック精度を長期に亘り維持可能なエバポリークチェックシステムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、燃料タンクの内部と外部との間に圧力差を形成することにより、燃料タンクからのエバポリークをチェックするエバポリークチェックシステムであって、ポンプとモータと通路部と圧力検出手段と流量検出手段とリークチェック手段とを備える。モータは、ポンプを駆動する。通路部は、ポンプと燃料タンクとを接続する。圧力検出手段は、通路部に設けられ、通路部の圧力を検出する。流量検出手段は、通路部に設けられ、通路部を流れる空気の流量を検出する。リークチェック手段は、ポンプの駆動中、燃料タンクの内部が減圧または加圧されているとき、圧力検出手段により検出した圧力と予め設定されている「所定の流路面積をもつ仮想的なオリフィスに空気を流したときの圧力である基準圧力」とを比較し、さらに、流量検出手段により検出した流量と予め設定されている「前記仮想的なオリフィスに前記基準圧力で空気を流したときの流量である基準流量」とを比較することにより、燃料タンクからのエバポのリークが許容範囲内であるか否かを判定する。
このように、本発明では、予め設定されている基準圧力および基準流量を参照することによりリークチェックを行う。そのため、リークチェックを行う度に例えばオリフィスに空気を流して基準圧力を検出する必要がない。よって、本発明では、基準圧力を検出するためのオリフィス、ならびに、ポンプとオリフィスおよび燃料タンクとの連通を切り換える切換弁といった部材を必要としない。そのため、システムの構成を簡単にでき、部材コストおよび製造コストを低減することができる。また、本発明では、オリフィスが設けられていないため、オリフィスの詰まりによりリークチェック精度が低下するという問題は生じない。したがって、簡単な構成で、高いリークチェック精度を長期に亘り維持可能である。
請求項2に記載の発明は、ポンプ制御手段をさらに備えている。ポンプ制御手段は、通路部を流れる空気の流量を変更するようポンプを制御可能である。本発明では、リークチェック手段は、流量検出手段により検出した流量が前記基準流量と一致しない場合、流量検出手段により検出した流量が前記基準流量と一致するようポンプ制御手段により通路部を流れる空気の流量を変更した上で、燃料タンクからのエバポのリークが許容範囲内であるか否かを判定する。
このように、本発明では、必要に応じて、通路部を流れる空気の流量が前記基準流量となるようポンプを制御する。これにより、ポンプの初期ばらつき、および耐久劣化等によるポンプ性能の変化を補正した上で、リークチェックを行うことができる。したがって、本発明では、ポンプが耐久劣化しても、高いリークチェック精度を維持することができる。よって、ポンプの耐久劣化等を考慮した初期調整を行う必要もない。
請求項3に記載の発明は、ポンプ故障検出手段をさらに備えている。ポンプ故障検出手段は、ポンプ制御手段によりポンプを制御しても通路部を流れる空気の流量が変更されない場合、ポンプが故障していると判定することでポンプの故障を検出する。
このように、本発明では、ポンプ故障検出手段によってポンプの故障を検出することができる。そのため、ポンプの故障が検出された場合、例えばポンプを取り替えることにより、エバポリークチェックシステムのリークチェック精度を初期値まで回復させることができる。
本発明の第1実施形態によるエバポリークチェックシステムを適用したエバポシステムを示す概略図。 (A)は本発明の第1実施形態によるエバポリークチェックシステムのポンプを示す断面図、(B)は(A)のB−B線断面図。 本発明の第1実施形態によるエバポリークチェックシステムによるエバポリークのチェック処理を示すフロー図。 本発明の第1実施形態によるエバポリークチェックシステムによるエバポリークのチェック処理に関する表。 本発明の第2実施形態によるエバポリークチェックシステムを適用したエバポシステムを示す概略図。 本発明の第2実施形態によるエバポリークチェックシステムによるエバポリークのチェック処理を示すフロー図。 本発明の第2実施形態によるエバポリークチェックシステムによるエバポリークのチェック処理に関する表。
以下、本発明の複数の実施形態によるエバポリークチェックシステムを図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるエバポリークチェックシステムを適用したエバポシステムを図1に示す。
エバポシステム2は、燃料タンク3、キャニスタ4、吸気装置5およびエバポリークチェックシステム1等を有している。
燃料タンク3には、ガソリン等の燃料が貯留される。そのため、燃料タンク3内ではエバポ(蒸発燃料)が発生する。燃料タンク3とキャニスタ4とは、タンク通路6により接続されている。
キャニスタ4は吸着剤11を有している。吸着剤11は、例えば活性炭などであり、燃料タンク3で発生したエバポ(蒸発燃料)を吸着する。
キャニスタ4と吸気装置5の吸気管12とは、パージ通路7により接続されている。吸気管12は、エンジンの吸気系に連通している。吸気管12には内部を流れる吸気の流量を調整するスロットル弁13が設置されている。パージ通路7には、パージ弁14が設けられている。
また、キャニスタ4には、大気通路8が接続されている。大気通路8のキャニスタ4とは反対側の端部15は、大気に開放されている。大気通路8には、弁16が設けられている。
吸気管12に吸気が流れているときパージ弁14および弁16を開くとパージ通路7に負圧が生じ、吸着剤11に吸着されていたエバポは、吸気管12へパージされる。
エバポリークチェックシステム1は、ポンプ20、モータ30、ポンプ通路40、圧力検出手段としての圧力センサ50、流量検出手段としての流量センサ60、および、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)70等を備えている。
ポンプ20は、ベーン式のポンプであり、図2に示すように、ポンプケーシング21、プレート22、ロータ23およびベーン24を有している。なお、図2では、図が煩雑になることを避けるため、断面を示すハッチングを省略している。ポンプケーシング21は、有底の円筒状に形成されている。プレート22は、ポンプケーシング21の開口を塞ぐようにして設けられ、ポンプケーシング21との間に略円柱状のポンプ室25を形成している。
ロータ23は、略円柱状に形成され、ポンプ室25に収容されている。ここで、ロータ23は、ポンプ室25の中心から偏心するようにしてポンプ室25に収容されている。また、ロータ23は、高さがポンプケーシング21の底部とプレート22との距離よりもわずかに小さくなるよう形成されている。これにより、ロータ23とポンプケーシング21との間にはクリアランスCLが形成されている。また、ロータ23の外周には、収容溝28が形成されている。収容溝28は、ロータ23の軸方向に延びるようにして形成されている。本実施形態では、収容溝28は4つ形成されている。
ベーン24は、略矩形の板状に形成され、収容溝28に収容されている。また、ベーン24の高さはロータ23の高さと概ね同じである。本実施形態では、ベーン24は、4つ設けられている。ベーン24は、ポンプ室25において、収容溝28と摺動しながらロータ23の径方向に往復移動可能である。
ロータ23の中心には、後述するモータ30のモータ軸が接続されている。そのため、ロータ23は、モータ30の回転により回転駆動する。ロータ23が回転すると、ベーン24は、遠心力によりロータ23の径方向外側へ飛び出し、ポンプケーシング21の内壁に当接する。ロータ23は、ポンプ室25の中心に対し偏心して設けられているため、ロータ23が回転するとき、ベーン24は、ポンプケーシング21の内壁と摺動しながらロータ23の径方向に往復移動する。本実施形態では、ポンプケーシング21のうちロータ23が回転することでポンプ室25のうち2つのベーン24に挟まれた空間の大きさが大きくなり始める位置に吸入口26が形成されている。一方、ポンプケーシング21のうちロータ23が回転することでポンプ室25のうち2つのベーン24に挟まれた空間の大きさが小さくなり始める位置に吐出口27が形成されている。
上記構成により、ロータ23が回転すると、ポンプ20の外部の流体は、吸入口26を経由してポンプ室25に吸入される。ポンプ室25に吸入された流体は、ベーン24の回転により圧縮されながら移動し、吐出口27からポンプ20の外部へ吐出される。
モータ30は、電動式のモータである。モータ30は、供給される電力により回転数等が変化する。上述したように、モータ30のモータ軸は、ポンプ20のロータ23に接続している。そのため、モータ30の回転数が変化するとロータ23の回転数も変化し、ポンプ20の吸入量および吐出量が変化する。
図1に示すように、本実施形態では、ポンプ20の吸入口26とキャニスタ4とは、ポンプ通路40により連通している。また、ポンプ20の吐出口27には、大気通路9が接続している。そのため、ポンプ20が駆動すると、燃料タンク3内の空気は、タンク通路6、キャニスタ4およびポンプ通路40を経由してポンプ20に吸入され、大気通路9を経由して大気通路9の開放端17から大気側へ排出される。これにより、燃料タンク3の内部は減圧される。なお、このとき、燃料タンク3内のエバポを含む空気は、キャニスタ4を通過することでエバポが吸着剤11に吸着される。そのため、大気通路9から排出される空気のエバポの濃度は所定値以下となる。ここで、タンク通路6、キャニスタ4およびポンプ通路40は、特許請求の範囲における「通路部」に対応する。
圧力センサ50および流量センサ60は、ポンプ通路40に設置されている。圧力センサ50は、ポンプ通路40の圧力を検出し、検出した圧力に応じた信号をECU70に出力する。流量センサ60は、ポンプ通路40を流れる空気の流量を検出し、検出した流量に応じた信号をECU70に出力する。
ECU70は、図示しないCPU、ROMおよびRAMなどを有するマイクロコンピュータから構成されており、エバポリークチェックシステム1が適用されるエンジンの各部を制御するために搭載されている。ECU70には、圧力センサ50および流量センサ60をはじめエンジンの各部に設けられている種々のセンサから出力された信号が入力される。ECU4は、これら入力された種々の信号からROMに記録されている所定の制御プログラムにしたがってエンジンの各部を制御する。また、ECU70は、モータ30に接続しており、モータ30に供給する電力を調節することで、モータ30の回転を制御可能である。これにより、ECU70は、ポンプ20の駆動を制御可能である。
本実施形態では、ECU70には、「所定の流路面積をもつオリフィスに空気を流したときの圧力である基準圧力Pref」および「前記オリフィスに基準圧力Prefで空気を流したときの流量である基準流量Qref」が予め記憶(設定)されている。ここで、基準流量Qrefと基準圧力Prefとは、下記式1の関係を満たす。
Qref=cA√(2|Pref|/ρ) ・・・式1
式1において、cは前記オリフィスの流量係数、Aは前記オリフィスの流路面積、ρは空気の密度(0℃、1atm)であり、いずれも所定の値である。また、本実施形態では、Prefは負の値である。なお、基準圧力Prefおよび基準流量QrefはECU70のROMに記憶されている所定値であり、前記オリフィスがエバポリークチェックシステム1に実際に設けられているわけではない。
例えばCARBおよびEPAの基準では、燃料タンク3からのエバポリークの検出精度としてφ0.5mm相当の開口からのエバポリークの検出が要求されている。そのため、本実施形態では、前記オリフィスの流路径をφ0.5mmと想定している。よって、Aは具体的には0.0625π(mm2)である。
また、ロータ23の高さをb、ロータ23の径をd、ポンプ室25の径をD、ポンプ室25の中心に対するロータ23の偏心量をe、ベーン24の板厚方向の長さをtとし(図2参照)、ロータ23とポンプケーシング21との間のクリアランスCLによるポンプ室25のシール性に起因するポンプ漏れ流量をQl、モータ30の回転数をRとすると、ベーン24のロータ23からの飛び出し量の最大値と最小値との差は2eのため、ポンプ20の吸入量(吐出量)Qpは、下記式2で表される。
Qp=2be(πD−4t)×R−Ql ・・・式2
式2より、ポンプ20の吸入量(吐出量)Qpは、モータ30の回転数R、または、ロータ23の偏心量eを大きくすると増大し、回転数Rまたは偏心量eを小さくすると減少することがわかる。また、ポンプ20の吸入量(吐出量)Qpは、クリアランスCLの大きさを小さくすることによりポンプ漏れ流量Qlを小さくすると増大し、クリアランスCLの大きさを大きくすることによりポンプ漏れ流量Qlを大きくすると減少することがわかる。
本実施形態では、ECU70は、モータ30へ供給する電力を調節することにより、モータ30の回転数を制御することができる。よって、ECU70は、モータ30の回転数を制御することにより、ポンプ20の吸入量Qpを変更することができる。これにより、ECU70は、ポンプ通路40に流れる空気の流量を変更することができる。つまり、ECU70は、ポンプ通路40に流れる空気の流量を変更するようポンプ20を制御可能である。本実施形態では、ECU70がモータ30へ供給する電力を増大させるとポンプ通路40に流れる空気の流量が増大し、モータ30へ供給する電力を減少させるとポンプ通路40に流れる空気の流量が減少する。ここで、ECU70およびモータ30は、特許請求の範囲における「ポンプ制御手段」に対応する。
次に、上記の構成のエバポリークチェックシステム1の作動について、図3に基づき説明する。
図3は、ECU70によるエバポリークのチェックに関する処理フローを示したものである。ここで、ECU70は、特許請求の範囲における「リークチェック手段」として機能する。図3に示す一連の処理は、エンジンの運転が停止されて所定期間が経過すると開始される。この所定期間は、車両の温度が安定するために必要な期間に設定されている。
S101では、ECU70は、測定時間を示す値tcをリセット(tc=0)する。tcは時間の経過に伴い増大していく。
S102では、ECU70は、ポンプ20を駆動(ON)する。これにより、燃料タンク3内の空気は、タンク通路6、キャニスタ4およびポンプ通路40を経由してポンプ20に吸入され、大気通路9を経由して大気通路9の開放端17から大気側へ排出される。その結果、燃料タンク3の内部、タンク通路6、キャニスタ4およびポンプ通路40が減圧され始める。ポンプ20の駆動が開始してから時間T1が経過すると、処理はS103へ移行する。ここで、T1は、所定の時間であり、減圧された燃料タンク3の内部、タンク通路6、キャニスタ4およびポンプ通路40の圧力が安定する時間を想定して設定されている。
S103では、ECU70は、圧力センサ50によりポンプ通路40の圧力を検出する。ECU70は、検出した圧力を検出圧力Pとして記憶する。
S104では、ECU70は、S103で検出した検出圧力Pと予め設定されている基準圧力Prefとを比較する。検出圧力Pが基準圧力Pref以下の場合(S104:YES)、処理はS105へ移行する。一方、検出圧力Pが基準圧力Prefより大きい場合(S104:NO)、処理はS131へ移行する。
S105では、ECU70は、流量センサ60によりポンプ通路40を流れる空気の流量を検出する。ECU70は、検出した流量を検出流量Qとして記憶する。
S106では、ECU70は、S105で検出した検出流量Qと予め設定されている基準流量Qrefとを比較する。検出流量Qが基準流量Qref以下の場合(S106:YES(パターン2))、処理はS107へ移行する。一方、検出流量Qが基準流量Qrefより大きい場合(S106:NO(パターン1))、処理はS111へ移行する。
S107では、ECU70は、「燃料タンク3からのエバポのリークは許容範囲内である」、すなわち、「燃料タンク3からエバポは漏れていない(漏れ無し)」と判定する。
S106で検出流量Qが基準流量Qrefより大きいと判定された後に実行されるS111では、ECU70は、モータ30の回転数を低減することにより、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefとなるよう、ポンプ20の吸入量を減少させる。このとき、ECU70およびモータ30は、ポンプ制御手段として機能する。
S112では、ECU70は、流量センサ60によりポンプ通路40を流れる空気の流量を検出する。ECU70は、検出した流量を検出流量Qとして記憶する。
S113では、ECU70は、S112で検出した検出流量Qと基準流量Qrefとが一致するか否かを判定する。検出流量Qと基準流量Qrefとが一致すると判定した場合(S113:YES)、処理はS103へ戻る。一方、検出流量Qと基準流量Qrefとは一致しないと判定した場合(S113:NO)、処理はS121へ移行する。
S131では、ECU70は、流量センサ60によりポンプ通路40を流れる空気の流量を検出する。ECU70は、検出した流量を検出流量Qとして記憶する。
S132では、ECU70は、S131で検出した検出流量Qと予め設定されている基準流量Qrefとを比較する。検出流量Qが基準流量Qrefより小さい場合(S132:YES(パターン4))、処理はS133へ移行する。一方、検出流量Qが基準流量Qref以上の場合(S132:NO)、処理はS141へ移行する。
S132で検出流量Qが基準流量Qrefより小さいと判定された後に実行されるS133では、ECU70は、モータ30の回転数を増大させることにより、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefとなるよう、ポンプ20の吸入量を増大させる。このとき、ECU70およびモータ30は、ポンプ制御手段として機能する。
S134では、ECU70は、流量センサ60によりポンプ通路40を流れる空気の流量を検出する。ECU70は、検出した流量を検出流量Qとして記憶する。
S135では、ECU70は、S134で検出した検出流量Qと基準流量Qrefとが一致するか否かを判定する。検出流量Qと基準流量Qrefとが一致すると判定した場合(S135:YES)、処理はS103へ戻る。一方、検出流量Qと基準流量Qrefとは一致しないと判定した場合(S135:NO)、処理はS121へ移行する。
S113またはS135で検出流量Qと基準流量Qrefとは一致しないと判定された後に実行されるS121では、ECU70は、ポンプ20が故障していると判定する。ここで、ECU70は、例えばポンプ20に関するMIL(故障表示ランプ)を点灯させる等により、「エバポリークチェック用のポンプが故障していること」を車両搭乗者等に通知する。
S132で検出流量Qが基準流量Qref以上と判定された後に実行されるS141では、ECU70は、tcの値がT2以上か否かを判定する。ここで、T2は、所定の時間であり、ポンプ20の駆動に関する許容限界時間、すなわち、リークチェックの許容限界時間を想定して設定されている。tcの値はT2以上であると判定した場合(S141:YES(パターン3))、処理はS142へ移行する。一方、tcの値はT2より小さいと判定した場合(S141:NO)、処理はS103へ戻る。
S142では、ECU70は、「燃料タンク3からのエバポのリークは許容範囲内ではない」、すなわち、「燃料タンク3からエバポが漏れている(漏れ有り)」と判定する。ここで、ECU70は、例えばエバポリークに関するMIL(故障表示ランプ)を点灯させる等により、「エバポリークが生じていること」を車両搭乗者等に通知する。
S107、S121、S142の後に実行されるS108では、ECU70は、ポンプ20の駆動を停止(OFF)する。その後、ECU70は、図3に示す一連の処理を抜け、エバポリークのチェックを終了する。
図3に示す一連の処理、すなわち、本実施形態のECU70によるエバポリークのチェックに関する処理についてまとめると、図4に示す表のとおりとなる。
図4に示すように、「検出圧力Pが基準圧力Pref以下であり、かつ、検出流量Qが基準流量Qrefより大きい」と判定された場合(パターン1)、燃料タンク3は基準圧力Pref以下に減圧されていることを示すため、「エバポの漏れは無い(漏れ無し)」と仮判定する。ただし、この場合(パターン1)、「ポンプ20の性能が過大のため、漏れ有りを漏れ無しと誤判定している」可能性があるため、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御した上で、再び圧力を検出することとしている。なお、このとき、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御できなかった場合は、ポンプ20が故障していると判定する。
「検出圧力Pが基準圧力Pref以下であり、かつ、検出流量Qが基準流量Qref以下である」と判定された場合(パターン2)、燃料タンク3は基準圧力Pref以下に減圧され、かつ、ポンプ通路40を流れる空気の流量は基準流量Qref以下であることを示すため、「エバポの漏れは無い(漏れ無し)」と判定する。なお、この場合(パターン2)、燃料タンク3保護のため、判定後速やかにポンプ20の駆動を停止する。
「検出圧力Pが基準圧力Prefより大きく、かつ、検出流量Qが基準流量Qref以上である」と判定された場合(パターン3)、燃料タンク3は基準圧力Pref以下に減圧されておらず、かつ、ポンプ通路40を流れる空気の流量は基準流量Qref以上であることを示すため、「エバポが漏れている(漏れ有り)」と判定する。ただし、この場合(パターン3)、ポンプ20の駆動時間が少ないために燃料タンク3が十分に減圧されていない可能性があるため、ポンプ20の駆動を継続し、許容限界時間T2以上経過してもなお「検出圧力Pが基準圧力Prefより大きく、かつ、検出流量Qが基準流量Qref以上」であった場合は「エバポが漏れている」と判定しMILを点灯させる。
「検出圧力Pが基準圧力Prefより大きく、かつ、検出流量Qが基準流量Qrefより小さい」と判定された場合(パターン4)、燃料タンク3は基準圧力Pref以下に減圧されていないことを示すため、「エバポが漏れている(漏れ有り)」と仮判定する。ただし、この場合(パターン4)、「ポンプ20の性能が過小のため、漏れ無しを漏れ有りと誤判定している」可能性があるため、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御した上で、再び圧力を検出することとしている。なお、このとき、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御できなかった場合は、ポンプ20が故障していると判定する。
以上説明したように、本実施形態では、ECU70は、ポンプ20の駆動中、燃料タンク3の内部が減圧されているとき、圧力センサ50により検出した検出圧力Pと予め設定されている基準圧力Prefとを比較し、さらに、流量センサ60により検出した検出流量Qと予め設定されている基準流量Qrefとを比較することにより、燃料タンク3からのエバポのリークが許容範囲内であるか否かを判定する。
このように、本実施形態では、予め設定されている基準圧力Prefおよび基準流量Qrefを参照することによりリークチェックを行う。そのため、リークチェックを行う度に例えばオリフィスに空気を流して基準圧力を検出する必要がない。よって、本実施形態では、基準圧力を検出するためのオリフィス、ならびに、ポンプ20とオリフィスおよび燃料タンク3との連通を切り換える切換弁といった部材を必要としない。そのため、システムの構成を簡単にでき、部材コストおよび製造コストを低減することができる。また、本実施形態では、オリフィスが設けられていないため、オリフィスの詰まりによりリークチェック精度が低下するという問題は生じない。したがって、簡単な構成で、高いリークチェック精度を長期に亘り維持可能である。
また、本実施形態では、ECU70は、モータ30の回転数を制御することにより、ポンプ通路40を流れる空気の流量を変更するようポンプ20を制御可能である。本実施形態では、ECU70は、流量センサ60により検出した検出流量Qが基準流量Qrefと一致しない場合、検出流量Qが基準流量Qrefと一致するようポンプ通路40を流れる空気の流量を変更した上で、燃料タンク3からのエバポのリークが許容範囲内であるか否かを判定する。
このように、本実施形態では、必要に応じて、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefとなるようポンプ20を制御する。これにより、ポンプ20の初期ばらつき、および耐久劣化等によるポンプ性能の変化を補正した上で、リークチェックを行うことができる。したがって、本実施形態では、ポンプ20が耐久劣化しても、高いリークチェック精度を維持することができる。よって、ポンプ20の耐久劣化等を考慮した初期調整を行う必要もない。
また、本実施形態では、ECU70は、ポンプ故障検出手段として機能し、モータ30の回転数を制御することによりポンプ20を制御してもポンプ通路40を流れる空気の流量が変更されない場合、ポンプ20が故障していると判定することでポンプ20の故障を検出する。
このように、本実施形態では、ECU70によってポンプ20の故障を検出することができる。そのため、ポンプ20の故障が検出された場合、例えばポンプ20を取り替えることにより、エバポリークチェックシステム1のリークチェック精度を初期値まで回復させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるエバポリークチェックシステムを図5に示す。
第2実施形態では、ポンプ20は、吐出口27がポンプ通路40に接続され、吸入口26が大気通路9に接続されている。そのため、ポンプ20が駆動すると、大気側の空気は、大気通路9を経由してポンプ20に吸入され、ポンプ20から吐出されてポンプ通路40、キャニスタ4およびタンク通路6を経由して燃料タンク3に流入する。これにより、燃料タンク3の内部は加圧される。すなわち、本実施形態は、第1実施形態と異なり、ポンプ20の駆動により燃料タンク3の内部が加圧される形態である。
本実施形態のECU70によるエバポリークのチェックに関する処理フローを図6に示す。図6に示す一連の処理は、第1実施形態の処理(図3参照)のうちS104の処理をS154に変更したことを除き、第1実施形態の処理と同じである。よって、図6におけるS154以外の処理については説明を省略する。
S154では、ECU70は、S103で検出した検出圧力Pと予め設定されている基準圧力Prefとを比較する。本実施形態では、燃料タンク3を加圧してリークチェックを行うため、Prefは正の値である。検出圧力Pが基準圧力Pref以上の場合(S154:YES)、処理はS105へ移行する。一方、検出圧力Pが基準圧力Prefより小さい場合(S154:NO)、処理はS131へ移行する。
S154の処理(本実施形態)とS104の処理(第1実施形態)との違いは、ポンプ20により燃料タンク3が加圧されるか減圧されるかの違いに起因するものである。
図6に示す一連の処理、すなわち、本実施形態のECU70によるエバポリークのチェックに関する処理についてまとめると、図7に示す表のとおりとなる。
図7に示す表についても、検出圧力Pと基準圧力Prefとの関係を示す不等号の向きが異なること以外、第1実施形態の表(図4参照)と同じである。
本実施形態では、「検出圧力Pが基準圧力Pref以上であり、かつ、検出流量Qが基準流量Qrefより大きい」と判定された場合(パターン1)、燃料タンク3は基準圧力Pref以上に加圧されていることを示すため、「エバポの漏れは無い(漏れ無し)」と仮判定する。ただし、この場合(パターン1)、「ポンプ20の性能が過大のため、漏れ有りを漏れ無しと誤判定している」可能性があるため、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御した上で、再び圧力を検出することとしている。なお、このとき、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御できなかった場合は、ポンプ20が故障していると判定する。
「検出圧力Pが基準圧力Pref以上であり、かつ、検出流量Qが基準流量Qref以下である」と判定された場合(パターン2)、燃料タンク3は基準圧力Pref以上に加圧され、かつ、ポンプ通路40を流れる空気の流量は基準流量Qref以下であることを示すため、「エバポの漏れは無い(漏れ無し)」と判定する。なお、この場合(パターン2)、燃料タンク3保護のため、判定後速やかにポンプ20の駆動を停止する。
「検出圧力Pが基準圧力Prefより小さく、かつ、検出流量Qが基準流量Qref以上である」と判定された場合(パターン3)、燃料タンク3は基準圧力Pref以上に加圧されておらず、かつ、ポンプ通路40を流れる空気の流量は基準流量Qref以上であることを示すため、「エバポが漏れている(漏れ有り)」と判定する。ただし、この場合(パターン3)、ポンプ20の駆動時間が少ないために燃料タンク3が十分に加圧されていない可能性があるため、ポンプ20の駆動を継続し、許容限界時間T2以上経過してもなお「検出圧力Pが基準圧力Prefより小さく、かつ、検出流量Qが基準流量Qref以上」であった場合は「エバポが漏れている」と判定しMILを点灯させる。
「検出圧力Pが基準圧力Prefより小さく、かつ、検出流量Qが基準流量Qrefより小さい」と判定された場合(パターン4)、燃料タンク3は基準圧力Pref以上に加圧されていないことを示すため、「エバポが漏れている(漏れ有り)」と仮判定する。ただし、この場合(パターン4)、「ポンプ20の性能が過小のため、漏れ無しを漏れ有りと誤判定している」可能性があるため、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御した上で、再び圧力を検出することとしている。なお、このとき、ポンプ通路40を流れる空気の流量が基準流量Qrefに一致するようポンプ20を制御できなかった場合は、ポンプ20が故障していると判定する。
以上説明したように、本実施形態では、燃料タンク3の内部を加圧することによりエバポリークのチェックを行う。本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、ECU70とモータ30により「ポンプ制御手段」を構成する例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、ポンプ20のロータ23の偏心量を調整可能な偏心量調整装置、または、ロータ23とポンプハウジング21とのクリアランスCLの大きさを調整可能なクリアランス調整装置と、ECU70とにより「ポンプ制御手段」を構成することとしてもよい。偏心量調整装置によってロータ23の偏心量を調整することによりポンプ20の吸入量(吐出量)を変更することができる。また、クリアランス調整装置によってロータ23とポンプハウジング21とのクリアランスCLの大きさを調整することによってもポンプ20の吸入量(吐出量)を変更することができる。
本発明の他の実施形態では、図3および6に示すS135またはS141の処理の後に「ポンプ20の吸入量(吐出量)を増大させる処理」を追加してもよい。この場合、エバポリークチェックに要する時間を短縮することができる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
1 ・・・エバポリークチェックシステム
3 ・・・燃料タンク
20 ・・・ポンプ
30 ・・・モータ
40 ・・・ポンプ通路(通路部)
50 ・・・圧力センサ(圧力検出手段)
60 ・・・流量センサ(流量検出手段)
70 ・・・ECU(リークチェック手段)

Claims (3)

  1. 燃料タンクの内部と外部との間に圧力差を形成することにより、前記燃料タンクからのエバポリークをチェックするエバポリークチェックシステムであって、
    ポンプと、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記ポンプと前記燃料タンクとを接続する通路部と、
    前記通路部に設けられ、前記通路部の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記通路部に設けられ、前記通路部を流れる空気の流量を検出する流量検出手段と、
    前記ポンプの駆動中、前記燃料タンクの内部が減圧または加圧されているとき、前記圧力検出手段により検出した圧力と予め設定されている「所定の流路面積をもつ仮想的なオリフィスに空気を流したときの圧力である基準圧力」とを比較し、さらに、前記流量検出手段により検出した流量と予め設定されている「前記仮想的なオリフィスに前記基準圧力で空気を流したときの流量である基準流量」とを比較することにより、前記燃料タンクからのエバポのリークが許容範囲内であるか否かを判定するリークチェック手段と、
    を備えるエバポリークチェックシステム。
  2. 前記通路部を流れる空気の流量を変更するよう前記ポンプを制御可能なポンプ制御手段をさらに備え、
    前記リークチェック手段は、前記流量検出手段により検出した流量が前記基準流量と一致しない場合、前記流量検出手段により検出した流量が前記基準流量と一致するよう前記ポンプ制御手段により前記通路部を流れる空気の流量を変更した上で、前記燃料タンクからのエバポのリークが許容範囲内であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のエバポリークチェックシステム。
  3. 前記ポンプ制御手段により前記ポンプを制御しても前記通路部を流れる空気の流量が変更されない場合、前記ポンプが故障していると判定することで前記ポンプの故障を検出するポンプ故障検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のエバポリークチェックシステム。
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