JP5599249B2 - 流体中の微粒子検出装置及び検出方法 - Google Patents

流体中の微粒子検出装置及び検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、流体中の微粒子検出装置及び検出方法に関し、特に超臨界状態または液相の高圧二酸化炭素に含まれる微粒子の検出装置及び検出方法に関する。
流体中に存在する微粒子を検出する様々な方法が知られている。例えば、直接検鏡法(以下、直検法)では、濾過膜で被測定水を濾過したときに濾過膜上に捕捉される微粒子が、光学顕微鏡や走査型電子顕微鏡を用いて検出される(非特許文献1)。直検法は、被測定流体の圧力が濾過膜やそれを保持するための容器(フィルタホルダ)に直接作用するため、被測定流体が高圧であると濾過膜やフィルタホルダが耐圧限界を超えてしまう。このため高圧の流体をそのまま導入することは困難である。これに対して特許文献1には、高圧流体のまま直検法を行う技術が開示されている。この方法によれば、高圧流体の流れる配管に2か所の分岐配管を設け、これらの分岐配管がフィルタホルダの両側に接続される。フィルタは両面から高圧流体の圧力を受けるため、圧力が相殺され、フィルタやフィルタホルダに大きな圧力がかかることが防止される。
他の方法として、レーザー光の散乱を利用して微粒子を検出するパーティクルカウンター法(PC法)が知られている(特許文献2)。被測定流体はフローセルと呼ばれる光透過性の中空部材の中を通される。フローセルの一側面からレーザー光が照射され、フローセルを挟んだ反対側の位置に設置された光電変換器がレーザー光の散乱光を検出して、微粒子の粒径及び個数を測定する。フローセルにはエアロゾル状態の微粒子が導入されてもよく(乾式PC法)、微粒子を含む液体が導入されてもよい(湿式PC法)。PC法はオンラインでの評価が可能であり、迅速な計測が容易である。しかし、フローセルは石英やサファイア等の特殊な材料を用いているため耐圧性能を上げにくい。
PC法と類似した方法として、凝縮粒子カウンター法(CPC法)と呼ばれる方法も知られている(特許文献3,4)。この方法では微粒子を核として微粒子の周囲にアルコール蒸気や水蒸気を凝縮成長させる。凝縮成長したエアロゾルはフローセルに導入され、凝縮粒子カウンターによってエアロゾルの個数が測定される。フローセルの耐圧性能に関してはPC法と同様の課題が存在する。PC法に関連した技術であるが、特許文献5には、フローセルの耐圧性能を向上させるため、流路の断面形状を曲面で構成したフローセルが開示されている。
特開2009-52981号公報 特許第3530078号 特開2000-180342号公報 特開2007-57532号公報 特開2008-224342号公報
日本工業規格K0554−1995「超純水中の微粒子検出方法」
直検法は、特許文献1の技術を用いれば高圧の被処理流体を取り扱うことができる。しかし、測定の都度濾過膜を取り外す必要があるため、直検法は連続的な測定には適さず、迅速な計測は困難である。PC法及びCPC法は、フローセルの耐圧性能に高い信頼性が要求され、適用できる圧力にも限界がある。
これに対し、流体を減圧して測定すれば上述の課題は解消できる。流体を減圧するには減圧弁などの公知の部材を用いることができる。しかし、このような部材は作動に伴い金属粉等の微粒子を発生させるため、高い測定精度を実現できない。
本発明は、高圧流体に含まれる微粒子を高精度にかつ効率よく検出することができる、流体中微粒子検出装置及び検出方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によれば、流体中の微粒子検出装置は被測定流体が供給される流体供給部と、一端が流体供給部に接続され、流体供給部に対して流路の絞られた流路縮小管と、流路縮小管の他端に接続され、流路縮小管から流入する微粒子を検出する微粒子検出手段と、流路縮小管を加熱することにより流路縮小管を流れる被測定流体を加熱する加熱手段と、被測定流体が流路縮小管から気相で微粒子検出手段に流入するように加熱手段を制御する制御装置と、を有している。
流路縮小管は流体供給部に対して流路が絞られている。このため、流路縮小管は絞り効果によって被測定流体を減圧させると共に、流路縮小管内壁と被測定流体との摩擦損失によって被測定流体を徐々に減圧させることができる。微粒子検出手段には減圧した流体が導入されるため、部材の耐圧性の問題が生じにくく、従来から低圧流体に適用されていた検出手段をそのまま用いることができる。しかも、流路縮小管は可動部がなく、また徐々に圧力を減少させることができるため、作動に伴う金属粉等の微粒子が発生するおそれがなく、微量の微粒子でも高い精度で測定することができる。流体供給部から供給された被測定流体は流路縮小管を介して連続的に微粒子検出手段に導入することができるため、効率的な測定も可能である。
本発明の他の実施態様によれば、流体中の微粒子検出方法は被測定流体を流体供給部によって供給するステップと、供給された被測定流体を流体供給部に対して流路の絞られた流路縮小管を通すことによって、被測定流体を減圧するステップと、減圧された被測定流体に含まれる微粒子を検出するステップと、を有し、被測定流体を減圧するステップは、被測定流体が流路縮小管を気相で流出するように、流路縮小管の入口側と出口側の少なくとも一方を加熱することを含んでいる。
以上説明したように、本発明によれば、高圧流体に含まれる微粒子を高精度にかつ効率よく検出することができる、流体中微粒子検出装置及び検出方法を提供することができる。
二酸化炭素供給設備の概略構成図である。 本発明の微粒子検出装置の概略構成図である。 二酸化炭素のp−h線図を示す模式図である。 実施例におけるフロー図である。 実施例及び各比較例の微粒子数の検出結果を示すグラフである。 サンプリング箇所を変えた場合の検出結果の変動を示すグラフである。 弁の開閉動作を行った際の検出結果の変動を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の流体中微粒子検出装置及び測定方法の実施形態について説明する。本発明が適用される流体の圧力及び種類は限定されないが、本発明は高圧の超臨界、液体または気体の二酸化炭素に含まれる微粒子の測定に特に好適に適用できる。このため、以下の説明は超臨界、液体または気体の二酸化炭素を対象として行う
本測定装置は既存の二酸化炭素製造設備ないし供給設備に接続して用いることができる。そこでまず、二酸化炭素製造設備ないし供給設備の概要について説明する。図1は、一例として二酸化炭素供給設備1の概略構成図を示す。CO2ボンベ2には液体二酸化炭素が貯蔵されている。CO2ボンベ2に貯蔵されている液体二酸化炭素はメタルガスフィルター3aでろ過され、凝縮器4に導入される。二酸化炭素は凝縮器4で凝縮され、CO2槽5に送られる。CO2槽5の二酸化炭素はいったん予冷却器6で過冷却され、液体の二酸化炭素とされる。予冷却器6で過冷却するのは、後段の循環ポンプ7で気体の二酸化炭素が発生することを防止するためである。二酸化炭素は循環ポンプ7で昇圧され、メタルガスフィルター8でろ過され、清浄な高圧の液体二酸化炭素となって、弁12dを通って、図示していないユースポイントへ送られる。使用されなかった高圧の液体二酸化炭素は保圧弁9の出口側で膨張させられ、さらに蒸発器10で気相に変換される。これは後段のメタルガスフィルター3bでの除粒子効率を上げるためである。このようにして、二酸化炭素供給設備は、二酸化炭素が循環ループに沿って循環しながら、必要に応じてユースポイントに高圧の液体二酸化炭素を供給するようにされている。超臨界状態の二酸化炭素の供給設備についても、液体二酸化炭素を加熱して臨界温度以上まで昇温させる以外は、
同様の構成とすることができる。
微粒子検出装置11は、この二酸化炭素供給設備1のライン上の任意の位置に設けることができる。例示した取り出し点P1〜P3は各々、メタルガスフィルター8の出口部、CO2槽5の底部及びメタルガスフィルター3bの出口部である。微粒子検出装置11は弁12a〜12cを介して二酸化炭素供給設備1に接続されている。微粒子検出装置11は各取り出し点P1〜P3から流入する二酸化炭素に含まれる微粒子を検出する。取り出し点P1〜P3における二酸化炭素の圧力に制限はないが、本発明によれば、特に圧力1MPa以上の高圧の二酸化炭素を取り出すことができる。
図2(a)は、微粒子検出装置11の概略構成図を示す。微粒子検出装置11は、例えば所定の内径を有する配管で構成され被測定流体が供給される流体供給部13と、減圧手段である流路縮小管14と、微粒子検出手段15と、を有している。図中の破線は二酸化炭素の流れを模式的に示している。
流体供給部13は一端が、二酸化炭素供給設備1に弁12a〜12cを介して接続され、他端が流路縮小管14に接続されている。超臨界、液体または気体の高圧二酸化炭素は流体供給部13を通して流路縮小管14に連続的に供給される。流体供給部13は、図2(a)では配管として示しているが、弁12a〜12c(測定点)の状況により、鋼管等の配管や高圧チューブ、継手などを選択できる。図2(a)に示す流体供給部13をなくし、弁12a〜12cを流路縮小管14と隣接配置して、弁12a〜12cを流体供給部として機能させることもできる。状況によっては、二酸化炭素供給設備1の循環ループ(母管)に継手等を介して流路縮小管14を直接接続させ、循環ループ(母管)自体を流体供給部として機能させてもよい。いずれの形態をとる場合でも、流路縮小管14は流体供給部13に対して流路が絞られていればよい。また、保圧弁(図示せず)を設け、保圧弁を調整することにより一定流量の高圧二酸化炭素を流路縮小管14に供給するようにしてもよい。
流路縮小管14の一端14aは流体供給部13に接続されており、流路縮小管14の他端14bは微粒子検出手段15に接続されている。流路縮小管14と微粒子検出手段15との接続方法は特に限定されず、配管、継手、バルブ等を介して接続することができるが、後述する温度制御の観点から、流路縮小管14と微粒子検出手段15との間は極力短くし、不要な微粒子発生防止の観点から、継手やバルブ等は少ないのが好ましい。実施例で述べるように、流路縮小管14と微粒子検出手段15は二酸化炭素の一部を大気へ排出するための分岐管を介して接続してもよい。
流路縮小管14は流体供給部13に対して流路が絞られており、絞り効果と摩擦損失によって、超臨界、液体または気体の二酸化炭素を減圧する。流路縮小管14はこのような絞り効果と摩擦損失によって被測定流体を減圧することができれば特に限定されないが、例えば金属管やキャピラリーチューブを用いることができる。流路縮小管14は、各種ステンレス鋼、タングステン、コバール、チタン、黄銅、リン青銅、リン脱酸銅などで製作できるが、流体中の微粒子計測における清浄度(管内の表面処理のしやすさ)や加工容易性などからステンレス鋼が好ましい。
流路縮小管14の流路面積及び長さは、高圧二酸化炭素の供給圧力、減圧後の圧力及び必要流量に応じて適宜設定することができる。流路縮小管14を円形断面の配管で構成する場合、内径は100〜1000μmが好ましく、より好ましくは200〜500μmである。流路縮小管14の長さは0.1〜500mが好ましく、より好ましくは0.5〜100mである。流路縮小管14は、急激な圧力低下を起こさずに高圧二酸化炭素の圧力を徐々に低下させるために、配管長が内径と比べて非常に長い。流路縮小管14を円形断面の配管で構成する場合において、上述の例では内径に対する配管長の比は10以上、5000000以下である。また、流路縮小管14を円形断面の配管で構成する場合において、内径に対する配管長のより好ましい比は100以上、500000以下である。このため、設置スペースの観点から直線状に設けることが困難である場合がある。その場合は、らせん状に曲げる、あるいは円形に巻いて束ねる(図2(b)参照)などの適宜の方法で変形させ、設置スペースを縮小することができる。
流路縮小管14の両端14a,14b付近には、流路縮小管14を加熱するヒータ(加熱手段)16a,16bが設けられている。ヒータ16a,16bの設置位置はこれに限定されず、流路縮小管14の入口付近と出口付近のいずれかだけに設けられていてもよく、他の位置に設けられていてもよい。ヒータ16a,16bの種類も特に限定されず、例えば、流路縮小管14を巻回するコイル状のヒータや、リボンヒータ(リボン状のヒータ)等とすることができる。ただし図2(b)に示すように、円形に束ねた流路縮小管24を用いる場合は、入口側と出口側をほどいた状態として、少なくともほどいた部分にヒータ16a,16bを設けることが好ましい。また、束ねている流路縮小管全体をヒータで加熱してもよい。
ヒータ16a,16bに隣接して二酸化炭素の温度を測定する温度計17a,17bが設置されている。ヒータ16a,16b及び温度計17a,17bは流体の温度を調整する制御装置18と接続されている。温度計17a,17bとしては例えば熱電対を用いることができる。温度計17a,17bの温度計測部は流路縮小管14の内部にあってもよいが、微粒子の発生を防止するために、流路縮小管14の外面に設けることが好ましい。制御装置18は温度計17a,17bの計測結果に応じて、ヒータ16a,16bの発熱量を制御する。具体的には制御装置18は、二酸化炭素が流路縮小管14から完全な気相、または微粒子の検出に大きな影響を与えない程度のごく少量の固相または液相を含む気相で微粒子検出手段15に流入するように、流路縮小管14の内部を流れる二酸化炭素を所定の温度に維持する。
流路縮小管14の内部を二酸化炭素が減圧しながら移動する際、二酸化炭素は近似的に等エンタルピー変化を行うとみなすことができる。図3は二酸化炭素のp−h線図を模式的に示している。横軸はエンタルピー(h)を、縦軸は圧力(p)を示している。破線は等温線を示し、右側ほど温度が高く左側ほど温度が低い状態を示している。例えば超臨界状態の二酸化炭素がA点で流路縮小管14に導入された場合、二酸化炭素はA点からB点に状態変化し、気相の二酸化炭素となって流路縮小管14から流出する。微粒子検出手段15には気相の二酸化炭素が供給されるため、後述するように乾式PC法またはCPC法に基づき微粒子が検出される。
次に、エンタルピーがより小さい状態、すなわちA点より低温の二酸化炭素が供給された場合(C点)を考える。低温の二酸化炭素が等エンタルピー変化をすると、減圧条件によるが、気固混合状態となる可能性がある(D”点)。気固混合状態とは、二酸化炭素の場合、固相であるドライアイスが気相中に生成された状態を意味する。固相は減圧が進行しても存在し続けるため、二酸化炭素が気固混合状態で流路縮小管14を出て微粒子検出手段15に流入すると、二酸化炭素の固相と本来検出すべき微粒子との区別がつかなくなってしまう。そこで、ヒータ16a,16bを作動させ、二酸化炭素の温度をあらかじめ上昇させる(E点)。この結果、二酸化炭素のエンタルピーは増加し、減圧しても気固混合状態となることが防止される(B’点)。また、微粒子の検出に乾式PC法またはCPC法を用いる場合、二酸化炭素は完全に気化されることが望ましいが、ヒータ16a,16bで二酸化炭素を加熱することで、気液混合状態(D’点)を回避することもできる。
ヒータ16a,16bは、気相の状態で微粒子が検出されるように二酸化炭素を加熱することを目的としている。また、検出器に導入される二酸化炭素の温度を一定に保つことも目的としている。従って、ヒータ16a,16bは必ずしも流路縮小管14に設ける必要はなく、微粒子検出手段15の入口付近に設けることも可能である。しかし、流路縮小管14は配管でありしかも簡易な構造であるので、ヒータの設置が容易である。
また、二酸化炭素の固相または液相が一時的に発生しても、微粒子検出手段15に導入される時点で消失していればよい。つまり二酸化炭素が一時的にD’点またはD”点の状態になっても、最終的にE’点またはE”の状態になればよい。しかし、状態変化にはある程度の時間を要するため、できるだけ流路縮小管14の上流側で加熱するほうが、気固混合状態ないし気液混合状態を回避する上では望ましい。このような観点からは、ヒータ16aを流路縮小管14の入口14a付近に設けることが望ましく、また早期に加熱することで、気固混合状態ないし気液混合状態が生じない高エンタルピー領域で等エンタルピー変化を行うことができる(D→E→B’)。一方、微粒子検出手段15に二酸化炭素が確実に気相で導入されるようにするため、ヒータ16bを流路縮小管14の出口14b付近に設けることも望ましく、さらには入口14a付近と出口14b付近の両方の位置に各々ヒータ16a,16bを設けてもよい。このようにヒータ16a,16bの設置位置は目的に応じて適宜決定することができる。
流路縮小管14の内径を大きくすれば絞り効果が減少し、減圧の程度は小さくなる。同様に流路縮小管14の配管長を短くすれば、減圧の程度は小さくなる。流路縮小管14の配管長及び流路面積(内径)の調整と、ヒータ16a,16bによる流路縮小管14の温度制御をあわせて行うことができるのはいうまでもない。流路縮小管14の流路面積及び長さを適正化した場合でも、気固混合状態ないし気液混合状態を回避するためには流路縮小管14の温度制御を行うことがより好ましい。
流路縮小管14を用いた減圧方法は従来の減圧弁のように機械的に作動する部分を必要としないため、作動に伴う金属粉等の微粒子発生が原理的になく、二酸化炭素に含まれる微粒子を高精度で検出することができる。他の減圧方法としてフィルタを用いることも考えられるが、フィルタは長時間の使用中に微粒子の付着、剥離を繰り返すため、精密な測定は困難である。これに対して流路縮小管14を用いた減圧方法は、微粒子検出手段15にとって汚染源(もしくはブランク微粒子数を上げる原因)となる金属粉等の微粒子の発生がほとんどなく、精度の高い測定が可能である。しかも、流路縮小管14の流路面積(内径)及び全長を調整し、さらにはヒータ16a,16bによる温度制御を行うために、取り出し点P1〜P3の温度圧力条件の影響を受けにくく、安定で精度よく微粒子検出を行うことが可能になる。
流路縮小管14の他の長所は、配管長が長いために伝熱面積が非常に大きいということである。このため加熱範囲設定の自由度が高く、温度制御が可能な範囲も広く確保することができるため、きめの細かい温度制御が可能である。大きな伝熱面積を有しているために、外部環境温度によっては、必ずしもヒータを設けなくとも所望の温度範囲に二酸化炭素を維持することができる。減圧弁やフィルタは、減圧が実質的に一点で集中して行われるため、きめの細かい温度制御は困難である。また、流路縮小管14は構造が単純で信頼性が高く、メンテナンスの必要性も小さく、コスト的にも有利である。
微粒子検出手段15は、流路縮小管14から流入する微粒子を検出する。超臨界、液体または気体の二酸化炭素、流路縮小管14によって減圧された後は気相となっており、二酸化炭素に元々含まれていた微粒子は気相中に存在する。この微粒子を含んだ気相の二酸化炭素が微粒子検出手段15に導入され、気相の二酸化炭素に含まれる微粒子が検出される。このような微粒子検出器として、乾式PC法またはCPC法を用いることができる。
乾式PC法による微粒子検出手段15は、微粒子にレーザー光を照射する手段と、微粒子からのレーザー光の散乱光を検出する手段と、を有している。乾式PC法では、気相中の微粒子に半導体レーザーで発生したレーザー光を照射して、微粒子からの直接の散乱光を検出する。
図2にはCPC法に基づく微粒子検出手段15を示している。微粒子検出手段15は、アルコール等の蒸気の供給口20aを備えた凝縮室20を有している。微粒子はアルコール等の過飽和雰囲気とされた凝縮室20に導入され、この微粒子を核としてアルコール等の蒸気が凝縮成長する。凝縮室20の下流側はレーザー光を透過可能な材料で製作されたフローセル21となっている。フローセル21の側面には、蒸気の凝縮成長した微粒子にレーザー光を照射する半導体レーザー22と、蒸気の凝縮成長した微粒子からのレーザー光の散乱光を検出する光電変換器23と、が配置されている。微粒子は、蒸気が付着し凝縮成長したエアロゾル(液滴)となり、その液滴にレーザー光が照射される。液滴の粒径は光散乱法で測定可能な程度まで大きくされ、光散乱法によって微粒子の個数(濃度)が計測される。このためCPC法では、乾式PC法と比べてより小さい粒径の微粒子まで検出することができる。一方、乾式PC法は微粒子に直接レーザー光を照射するため、微粒子の粒径分布を求めることが可能である。
また、流路縮小管14で減圧された流体は流速が増しているため、微粒子検出手段15に不要な負荷をかける場合がある。したがって、実施例に示すように、微粒子検出手段15の下流側にポンプを設置して適切な流速・流量の被測定流体を微粒子検出手段15に導入するとともに、微粒子検出手段15の上流側に大気開放手段を設けて、微粒子検出手段15に導入されない流体を排気するようにしてもよい。ポンプは微粒子検出手段15と大気開放手段の間に設けてもよいが、ポンプから発生する微粒子が微粒子検出手段15に導入する可能性があるため、微粒子検出手段15の下流側に設けるのが好ましい。
実施例におけるフロー図を図4に示す。高圧流体には、株式会社ピュアロンジャパン社製メタルガスフィルター(濾過精度0.003μm)で濾過した高圧二酸化炭素を使用した。高圧二酸化炭素は、内径4.35mmの流体供給部を通して、減圧手段である流路縮小管14に連続的に供給した。高圧二酸化炭素の流体供給部には分岐管19を設け、一部の二酸化炭素を保圧弁20を通して排気した。保圧弁20の設定圧力は9MPaとし、一定流量(3g/min)の高圧二酸化炭素を流路縮小管14に供給した。流路縮小管14は、管径がφ200μm、管長が30mとし、SUS316で製作した。流路縮小管14はφ48cmの円状に巻いて束ね、両端はほどいた状態とした。
流路縮小管14の入口付近と出口付近の2箇所にヒータ16a,16bを設置し、流路縮小管14の外面の温度がそれぞれ60℃と30℃になるように温度を制御した。具体的には、ヒータ16aとして幅4cm、長さ3mのリボンヒータを用意し、流路縮小管14の始端から流路縮小管14のほどいた部分に沿って取付け、さらに残りの部分を流路縮小管14の束ねた部分に取り付けた。同様に、ヒータ16bとして幅4cm、長さ3mのリボンヒータを用意し、流路縮小管14の下流側にある排気管分岐部27の付近から流路縮小管14のほどいた部分に沿って取付け、さらに残りの部分を流路縮小管14の束ねた部分のうち、ほどいた部分につながる部分に取り付けた。図4には、ヒータ16a,16bを取り付けた範囲を斜線で示している。
流路縮小管14で減圧された二酸化炭素中に含まれる微粒子数(濃度)を、CPC法を用いた微粒子検出装置15(TSI社製CPC3772)で計測した。微粒子検出装置15の下流側にはポンプ28を設け、減圧した二酸化炭素のうち一定流量(1L/min)だけを吸引して微粒子検出装置15に導入し、残りは排気管分岐部27から大気放出した。
比較例1では減圧手段として株式会社杉山商事製フローリストリクターを用い、比較例2では減圧手段として減圧弁(テスコム社製)を用いた。比較例3では、比較例1のフローリストリクターの後段に、実施例と同じ、ヒータ付きの流路縮小管14(φ200μm、30m)を設置した。比較例1,3のフローリストリクターは、粒径2μm以上の微粒子を除去できるフィルタである。比較例2の減圧弁には、外周部に幅4cm、長さ3cmのリボンヒータを設け、減圧弁に設置した熱電対の温度が100℃となるように制御した。フローリストリクターはその外部温度が100℃になるように制御した。
実施例及び各比較例において、高圧二酸化炭素中の粒径が10nmを超える微粒子数(濃度)を計測した結果を図5に示す。図5(a)は比較例1,2の、図5(b)は比較例3の、図5(c)は実施例の測定結果を示しており、横軸が経過時間、縦軸が検出された粒子数(気体1cc当たりの検出粒子数)である。図5(b),(c)の縦軸は同じスケールであるが、図5(a)の縦軸はスケールが図5(b),(c)と比べて1000倍大きくなっている。
比較例2は減圧弁の作動による金属粉等の微粒子が発生していると考えられ、微粒子の濃度が低い流体を測定対象とする場合、実用的な測定精度を得ることは困難である。比較例1は比較例2よりは検出粒子数が少ないが、後述する実施例よりはるかに多い微粒子が検出された。比較例1は、フィルタで付着、剥離を繰り返す微粒子の影響を受けていると考えられる。さらに比較例1,2では温度制御が十分でなかったために、二酸化炭素が部分的に固相または液相となって測定装置に流入したものと推察される。比較例3は比較例1のフィルタの後段に実施例のヒータ付きの流路縮小管14を設置しているため二酸化炭素は完全に気相になっていると考えられる。比較例3は、フィルタで付着、剥離を繰り返す微粒子の影響だけを抽出したものであるといえる。比較例1〜3は、被測定対象に本来含まれる微粒子以外の微粒子が測定結果に影響を与えており、検出粒子数が高く、計測値が安定していない。
一方、実施例では各比較例よりも検出粒子数が少なくなっており、被測定対象に本来含まれる微粒子以外の微粒子の影響をほとんど受けておらず、安定した計測値が得られた。
次に、本実施例において、高圧二酸化炭素供給装置におけるサンプリング箇所P2,P3,P1における粒径10nmを超える微粒子数(濃度)を計測した結果を図6に示す。サンプリング箇所P1〜P3は図1に示すとおりの位置である。サンプリング箇所を変更した際に過渡的に微粒子数が増加する現象が確認されたが、ほぼサンプリング位置に見合った微粒子数が得られた。
さらに、同一のサンプリング箇所において、弁24の開閉操作を行った際の、粒径10nmを超える微粒子数(濃度)を計測した結果を図7(a)に示す。この弁24は、弁の開閉操作の影響を見るために、図7(b)に示すような構成で設けたものである。弁の設けられたライン25と弁の設けられていないライン26を並列で構成し、二酸化炭素を供給しながら弁24の開閉動作を行い、微粒子数を測定した。弁の開閉動作を行った後に微粒子数が一時的に増加し、その後再び定常的な状態に復帰している。
このように、サンプリング箇所の変更や弁の開閉操作を行った時の微小な微粒子数(濃度)の変化を、連続的にモニタリングできることが確認された。
1 液体二酸化炭素製造設備
11 微粒子検出装置
13 流体供給部
14 流路縮小管
15 微粒子検出手段
16a,16b ヒータ(加熱手段)
17a,17b 温度計
18 制御装置

Claims (10)

  1. 被測定流体が供給される流体供給部と、
    一端が前記流体供給部に接続され、前記流体供給部に対して流路の絞られた流路縮小管と、
    前記流路縮小管の他端に接続され、前記流路縮小管から流入する微粒子を検出する微粒子検出手段と、
    前記流路縮小管を加熱することにより前記流路縮小管を流れる前記被測定流体を加熱する加熱手段と、
    前記被測定流体が前記流路縮小管から気相で前記微粒子検出手段に流入するように前記加熱手段を制御する制御装置と、
    を有する、流体中の微粒子検出装置。
  2. 前記流路縮小管は束ねられており、前記加熱手段は前記束ねられた流路縮小管の全体を加熱する、請求項1に記載の微粒子検出装置。
  3. 前記微粒子検出手段は、気化された前記被測定流体中に含まれている前記微粒子にレーザー光を照射する手段と、前記微粒子からの前記レーザー光の散乱光を検出する手段と、を有する、請求項1または2に記載の微粒子検出装置。
  4. 前記微粒子検出手段は、気化された前記被測定流体中に含まれている前記微粒子の周囲に蒸気を凝縮成長させる手段と、蒸気の凝縮成長した前記微粒子にレーザー光を照射する手段と、前記蒸気の凝縮成長した微粒子からの前記レーザー光の散乱光を検出する手段と、を有する、請求項1または2に記載の微粒子検出装置。
  5. 前記流路縮小管は内径が100〜1000μmの範囲にある円形断面を有し、0.1〜500mの配管長を有している、請求項1から4のいずれか1項に記載の微粒子検出装置。
  6. 前記流路縮小管は円形断面を有し、内径に対する配管長の比が10以上、5000000以下の範囲にある、請求項1から4のいずれか1項に記載の微粒子検出装置。
  7. 被測定流体を流体供給部によって供給するステップと、
    供給された前記被測定流体を前記流体供給部に対して流路の絞られた流路縮小管を通すことによって、前記被測定流体を減圧するステップと、
    減圧された前記被測定流体に含まれる微粒子を検出するステップと、
    を有し、前記被測定流体を減圧するステップは、前記被測定流体が前記流路縮小管を気相で流出するように、前記流路縮小管の入口側と出口側の少なくとも一方を加熱することを含む、流体中の微粒子検出方法。
  8. 前記被測定流体を減圧するステップは、前記被測定流体が前記流路縮小管を気相で流出するように、前記流路縮小管の流路面積と配管長の少なくともいずれかを調整することを含む、請求項7に記載の微粒子検出方法。
  9. 前記微粒子数を計測するステップは、気化された前記被測定流体中に含まれている前記微粒子にレーザー光を照射し、または気化された前記被測定流体中に含まれている前記微粒子に、その周囲に蒸気を凝縮成長させた状態でレーザー光を照射し、照射された前記レーザー光の散乱光を検出することを含む、請求項7または8に記載の微粒子検出方法。
  10. 前記減圧するステップは、圧力1MPa以上の超臨界状態または液相または気相の二酸化炭素を減圧して、圧力1MPa未満の気相の二酸化炭素にすることを含む、請求項7から9のいずれか1項に記載の微粒子検出方法。
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