JP5597443B2 - Pc構築物の施工方法 - Google Patents

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本発明は、PC構築物の施工方法に関する。
従来、RC構築物内に予め設けられた縦シース内に配置するPC緊張材として、縦シース内に配置したときに形状保持が容易なPC鋼棒を用いることが多かった。
近年、煙突、タワーに代表される塔状構築物やタンクや建築構築物などといった高さの高い構築物では、ある程度高さのあるRC構築物内に予め縦シースを設け、この縦シース内に配置するPC緊張材として、単線のPC鋼より線やPC鋼より線を複数本束ねた大容量ケーブルであるPC鋼より線束を用いることが増えてきた。PC鋼より線を単線で縦シース内に挿入する場合は、プッシングマシンによって縦シース内に押し込む通線作業が一般的である。また、PC鋼より線束を縦シース内に挿入する場合は、ガイドケーブルを介してウインチによって縦シース内に引き上げる通線作業が一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
実公平01−016799号公報
縦シース内に配置するPC緊張材としてPC鋼棒を使用する場合、PC鋼棒は容量が小さいため多数配置する必要がある。また、コンクリート打設によって立ち上がるRC構築物の高さごとに、縦シースと人力で持ち上がる程度の長さに分割したPC鋼棒とを配置し、PC鋼棒同士をカップラにて接続していた。そのため、棒状のPC鋼棒をその都度施工階に運搬を行うことや、PC鋼棒を1本接続するごとに人力によってPC鋼棒にカップラを取り付け、新規のPC鋼棒をカップラにねじ込むという作業が発生し、施工の手間がかかりコスト増の要因となっていた。また、PC鋼棒は緊張力に限界があるという問題や、縦シースの曲がり配置に対応できないという問題があるため、使用用途が限定されてしまっていた。
縦シース内に配置するPC緊張材としてPC鋼より線を単線で使用する場合、縦シース内にPC鋼より線を1本ずつしか通線することができないため時間がかかっていた。また、縦シース内で自立できないPC鋼線をプッシングマシンによって縦シース内に押し込む通線作業では、PC鋼より線を縦シース下部から縦シース内に通線することができず、PC鋼より線を縦シース上部へ移動する手間や機材が必要になっていた。
縦シース内に配置するPC緊張材としてPC鋼より線束を使用する場合、PC鋼より線束をガイドケーブルを介して縦シース内に引き上げるウインチを地上に設置するには、大掛かりな基礎を構築する必要があるなど、設備が過大となるおそれがある。また、ウインチを縦シースの上部近傍に設置するには、十分な強度を有するとともに設置スペースが広いデッキなどを設けることが必要である。また、ガイドケーブルをウインチによって引き上げる最中は、安全のためウインチで巻き取られるガイドケーブル近傍には近付けず、大規模な安全設備が必要になるという問題があった。また、特に超高PC構築物の場合、PC鋼より線束の引き上げにウインチを使用すると、巻き取るガイドケーブルが長いため巻き取りドラムが大型化するという問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑み、築造されたRC躯体内の縦シース内に、長尺の1本のPC鋼より線束を、少スペースかつ低コストで縦シース下部から通線するPC構築物の施工方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明のPC構築物の施工方法は、PC構築物のRC躯体を築造し、そのRC躯体内の縦シース内に上方からガイドケーブルを挿通し、そのガイドケーブルの下端にPC鋼より線束の端部を連結し、上記ガイドケーブルの上端に往復動ジャッキを装着してそのガイドケーブルを引き上げ、そのPC鋼より線束を上記縦シース内に通線して上端側部分を上記RC躯体上に突出させ、そのPC鋼より線束の突出した上端側部分の外周にそのPC鋼より線束を掴持する保持具を装着し、その保持具を上記RC躯体上面に支承させてそのPC鋼より線束を上記縦シース内に吊り下げ支持し、上記ガイドケーブルとそのPC鋼より線束との連結を解除し、次いで、そのPC鋼より線束に定着具および緊張ジャッキを取り付けた後、上記保持具を取り外してそのPC鋼より線束を上記RC躯体に定着することを特徴とする。
本発明のPC構築物の施工方法は、PC構築物のRC躯体内の縦シース内に上方から下方に向けてガイドケーブルを挿通し、その下端にPC鋼より線束の端部を連結し、RC躯体上方に設置した往復動ジャッキを用いてそのガイドケーブルを引き上げて、PC鋼より線束を縦シース内に下方から通線し、保持具を用いてPC鋼より線束を縦シース内に吊り下げ支持した後に、定着具および緊張ジャッキを用いてPC鋼より線束をRC躯体に定着する方法である。そのため、PC鋼より線束を、束のまま縦シース下部から縦シース内に通線させて、縦シース下部から縦シース上部まで連続した状態に配置することができ、縦シース上部や縦シース中間部に材料を運搬したり作業員を配置することなく作業を行うことが可能である。また、PC鋼より線束の引き上げに使用する往復動ジャッキは、縦シース上部における縦シース延長線上の少ないスペースに設置することができ、従来よりPC鋼より線束の引き上げに使用されていたウインチに比べて軽微な安全設備で作業が可能となる。従って、本発明のPC構築物の施工方法によれば、築造されたRC躯体内の縦シース内に、長尺の1本のPC鋼より線束を、少スペースかつ低コストで縦シース下部から通線することができる。また、省スペースで軽微な設備で済むため、複数台の往復動ジャッキを同時に稼動させることができ、これにより作業時間を短縮することも可能である。また、超高PC構築物であっても、従来より使用されていたウインチのように設備が大型化することなく、ガイドケーブルを長くすることのみで対応できる。
ここで、本発明のPC構築物の施工方法では、上記ガイドケーブルの引き上げ時に、そのガイドケーブルの上端を別の縦シースに誘導し、そのガイドケーブルを上記別の縦シース内に下降させ、そのガイドケーブルを上記別の縦シース内のガイドケーブルとして使用することとすれば、1つの縦シースにおけるPC鋼より線束の通線と、別の縦シースにおけるガイドケーブルの挿通とを同時に行えるので、複数の縦シース内それぞれにPC鋼より線束を通線する作業効率が大幅に向上すると同時に、ガイドケーブルの余長を処理することができる。
本発明によれば、築造されたRC躯体内の縦シース内に、長尺の1本のPC鋼より線束を、少スペースかつ低コストで縦シース下部から通線するPC構築物の施工方法が提供される。
本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束の通線工程を示す説明図である。 図1に示す連結金具の外観図である。 図1に示す往復動ジャッキの説明図である。 ガイドケーブルの上端を別の縦シースに誘導することを示す説明図である。 本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束の吊り下げ支持工程を示す説明図である。 図5に示す保持具の外観図である。 図6に示す第1保持片の外観図である。 図6に示す第2保持片の外観図である。 図6に示す焼入鋼の外観図である。 本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束の緊張ジャッキ取付工程を示す説明図である。 本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束の定着工程を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束30の通線工程を示す説明図である。また、図2は、図1に示す連結金具40の外観図である。また、図3は、図1に示す往復動ジャッキ50の説明図である。
まず、超高PC構築物のRC躯体10を築造する。RC躯体10内には、例えば内径が80mmの縦シース11が予め設けられている。この縦シース11内に、上方から、例えば直径12.7mmのPC鋼より線からなるガイドケーブル20を挿通して、ガイドケーブル20の下端21を縦シース11の下端(図示せず)から突出させる。
次に、縦シース11の下端(図示せず)から突出したガイドケーブル20の下端21に、例えばそれぞれが直径15.2mmの7本のPC鋼より線をより合わせた集合体である、例えば2t程度の重量を有するPC鋼より線束30の端部31を、連結金具40を用いて連結する。
ここで、連結金具40は、図2に示すように、上端にガイドケーブル20に固着する固着部41を備え、下端にPC鋼より線束30の各PC鋼より線の心線301を取り付ける取付部42を備えた連結金具である。このような連結金具40によれば、ガイドケーブル20の下端21とPC鋼より線束30の端部31とを確実に連結する連結金具を、縦シース11内を通る大きさで実現することができる。
次に、ガイドケーブル20の上端に往復動ジャッキ50を装着してガイドケーブル20を引き上げ、PC鋼より線束30を縦シース11内に通線してPC鋼より線束30の上端側部分32をRC躯体10上に突出させる。
ここで、往復動ジャッキ50は、例えば、直径12.7mmのガイドケーブル20に外嵌し、ストローク長が1000mm、往復動サイクルが45秒/サイクル(サイクル:フルストローク往復伸縮)、揚重速度が1.3m/minの、例えば4台の油圧動往復ジャッキである。また、4台の往復動ジャッキ50それぞれには、図示しない油圧ポンプにつながれた油圧ホース51が接続されている。また、4台の往復動ジャッキ50それぞれは、RC躯体10の上方に敷設されたレール52上を自在に移動するジャッキ台車53上に設置されている。この油圧動往復ジャッキによるPC鋼より線束30の通線時は、油圧動往復ジャッキに内蔵されたくさびでガイドケーブル20を固定しながら油圧動往復ジャッキのシリンダを伸縮させることによってガイドケーブル20を引き上げる。このような油圧動往復ジャッキによれば、縦シース11上部における縦シース11延長線上の少ないスペースに設置することができる、PC鋼より線束30をガイドケーブル20を介して縦シース11内に引き上げるのに必要十分な能力の油圧動往復ジャッキを実現することができる。
図4は、ガイドケーブル20の上端22を別の縦シース12に誘導することを示す説明図である。
図4に示すように、ガイドケーブル20の引き上げ時に、ガイドケーブル20の上端22を、別の縦シース12に誘導し、ガイドケーブル20を別の縦シース12内に下降させる。この上端22にも、連結金具40の固着部41が固着されており、下降させたガイドケーブル20は、この別の縦シース12内のガイドケーブルとして使用する。このようにすれば、1つの縦シース11におけるPC鋼より線束30の通線と、別の縦シース12におけるガイドケーブル20の挿通とを同時に行えるので、複数の縦シース内それぞれにPC鋼より線束30を通線する作業効率が大幅に向上すると同時に、ガイドケーブル20の余長を処理することができる。
図5は、本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束30の吊り下げ支持工程を示す説明図である。
PC鋼より線束30の突出した上端側部分32の外周に、PC鋼より線束30を掴持する、互いに密着した例えば2個の保持具60を装着し、保持具60をRC躯体10の上面101に支承させてPC鋼より線束30を縦シース11内に一時的に吊り下げ支持する。
次に、ガイドケーブル20とPC鋼より線束30との連結を解除する。
その後、PC鋼より線束30の端部31を捌いてアンカーヘッド70を挿入する。
図6は、図5に示す保持具60の外観図であって、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図である。また、図7は、図6に示す第1保持片601の外観図であって、図7(a)は正面図、図7(b)は外側面図、図7(c)は内側面図である。また、図8は、図6に示す第2保持片602の外観図であって、図8(a)は正面図、図8(b)は外側面図、図8(c)は内側面図である。また、図9は、図6に示す焼入鋼62の外観図であって、図9(a)は正面図、図9(b)は外側面図、図9(c)は内側面図である。
ここで、保持具60は、PC鋼より線束30の外周を掴持してPC鋼より線束30を一時的に吊り下げ支持する2つ割の保持具であって、図6〜図9に示すように、第1保持片601と、第2保持片602と、焼入鋼62と、高張力ボルト63とから構成されている。図7,図8に示すように、第1保持片601や第2保持片602の内側面には、焼入鋼62が嵌るU字溝6011,6021が形成されている。また、図9に示すように、焼入鋼62は、PC鋼より線束30と接する面に多数の円周溝621を備えている。また、高張力ボルト63は、2つ割の保持具601,602を締め付ける締付材である。また、保持具60のPC鋼より線束30に直交する端面は、複数個の保持具60同士が互いに密着する支承面61とされている。このような保持具60によれば、第1保持片601および第2保持片602を焼入鋼62を介してPC鋼より線束30の上端側部分32の外側から設置して高張力ボルト63で締め付けることにより保持具60でPC鋼より線束30の外周を掴持させ、その保持具60をRC躯体10の上面101に支承させることによって、縦シース11内に通線されたPC鋼より線束30を縦シース11内に通線された状態で一時的に吊り下げ支持することができる。また、この保持具60のPC鋼より線束30と接する面は多数の円周溝621を備えた焼入鋼62であり、保持具60は、第1保持片601および第2保持片602が高張力ボルト63で締め付けられるものであるため、縦シース11内に通線された状態で一時的に吊り下げ支持されたPC鋼より線束30の自重による滑りが回避される。このように、本実施形態の保持具60によれば、PC鋼より線束30を縦シース11内に通線された状態で一時的に吊り下げ支持することができるので、縦シース11内に配置するPC緊張材としてPC鋼より線束30を使用することができ、緊張力の設定範囲に自由度を持たせることや曲がり配置された縦シースヘの適用が可能になる。そのため、縦シース11内に配置するPC緊張材としてのPC鋼より線束30の使用箇所の拡大が見込まれる。
図10は、本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束30の緊張ジャッキ取付工程を示す説明図である。
RC躯体10の上面101にジャッキセット架台81を設置し、ジャッキセット架台81上に緊張ジャッキ80を設置し、PC鋼より線束30に緊張ジャッキ80を取り付ける。
図11は、本発明の一実施形態である超高PC構築物の施工方法におけるPC鋼より線束30の定着工程を示す説明図である。
緊張ジャッキ80でPC鋼より線束30の自重を受けた状態で保持具60を取り外す。
次に、往復動ジャッキ50を用いて緊張ジャッキ80を一旦引き上げ、ジャッキセット架台81を撤去する。
その後、アンカーヘッド70をRC躯体10の上面101に落とし込み、往復動ジャッキ50を用いて緊張ジャッキ80を支圧板71上に落とし込み、緊張ジャッキ80でPC鋼より線束30を緊張し、アンカーヘッド70を用いてPC鋼より線束30をRC躯体10に定着する。
以上説明した本実施形態の超高PC構築物の施工方法によれば、PC鋼より線束30を、束のまま縦シース11下部から縦シース11内に通線させて、縦シース11下部から縦シース11上部まで連続した状態に配置することができ、縦シース11上部や縦シース11中間部に材料を運搬したり作業員を配置することなく作業を行うことが可能である。また、PC鋼より線束30の引き上げに使用する往復動ジャッキ50は、縦シース11上部における縦シース11延長線上の少ないスペースに設置することができ、従来よりPC鋼より線束の引き上げに使用されていたウインチに比べて軽微な安全設備で作業が可能となる。従って、築造されたRC躯体10内の縦シース11内に、長尺の1本のPC鋼より線束30を、少スペースかつ低コストで縦シース11下部から通線することができる。また、省スペースで軽微な設備で済むため、複数台(例えば4台)の往復動ジャッキ50を同時に稼動させることができ、これにより作業時間を短縮することも可能である。また、超高PC構築物において、従来より使用されていたウインチのように設備が大型化することなく、ガイドケーブルを長くすることのみで対応できる。
尚、上述した実施例では、本発明にいうPC構築物が、超高PC構築物である例について説明したが、本発明にいうPC構築物は、これに限られるものではなく、いかなる高さのPC構築物であってもよい。
また、上述した実施例では、本発明にいうPC鋼より線束が、7本のPC鋼より線をより合わせた集合体である例について説明したが、本発明にいうPC鋼より線束は、これに限られるものではなく、どのようなPC鋼より線束であってもよい。
また、上述した実施例では、本発明にいう往復動ジャッキが、4台の油圧動往復ジャッキである例について説明したが、本発明にいう往復動ジャッキは、これに限られるものではなく、どのような種類の往復動ジャッキであってもよく、また、何台の往復動ジャッキであってもよい。
また、上述した実施例では、本発明にいうガイドケーブルが、引き上げ時に上端を別の縦シースに誘導して別の縦シース内のガイドケーブルとして使用するものである例について説明したが、本発明にいうガイドケーブルは、これに限られるものではなく、例えば、引き上げ時に縦シースの上方で巻き取るものであってもよい。
また、上述した実施例では、本発明にいう保持具が、互いに密着した2個の保持具である例について説明したが、本発明にいう保持具は、これに限られるものではなく、1個の保持具であってもよく、あるいは、複数の保持具であってもよい。
10 RC躯体
101 上面
11 縦シース
12 別の縦シース
20 ガイドケーブル
21 下端
22 上端
30 PC鋼より線束
301 心線
31 端部
32 上端側部分
40 連結金具
41 固着部
42 取付部
50 往復動ジャッキ
51 油圧ホース
52 レール
53 ジャッキ台車
60 保持具
601 第1保持片
602 第2保持片
6011,6021 U字溝
61 支承面
62 焼入鋼
621 円周溝
63 高張力ボルト
70 アンカーヘッド
71 支圧板
80 緊張ジャッキ
81 ジャッキセット架台

Claims (2)

  1. PC構築物のRC躯体を築造し、該RC躯体内の縦シース内に上方からガイドケーブルを挿通し、該ガイドケーブルの下端にPC鋼より線束の端部を連結し、前記ガイドケーブルの上端に往復動ジャッキを装着して該ガイドケーブルを引き上げ、該PC鋼より線束を前記縦シース内に通線して上端側部分を前記RC躯体上に突出させ、該PC鋼より線束の突出した上端側部分の外周に該PC鋼より線束を掴持する保持具を装着し、該保持具を前記RC躯体上面に支承させて該PC鋼より線束を前記縦シース内に吊り下げ支持し、前記ガイドケーブルと該PC鋼より線束との連結を解除し、次いで、該PC鋼より線束に定着具および緊張ジャッキを取り付けた後、前記保持具を取り外して該PC鋼より線束を前記RC躯体に定着することを特徴とするPC構築物の施工方法。
  2. 前記ガイドケーブルの引き上げ時に、該ガイドケーブルの上端を別の縦シースに誘導し、該ガイドケーブルを前記別の縦シース内に下降させ、該ガイドケーブルを前記別の縦シース内のガイドケーブルとして使用することを特徴とする請求項1記載のPC構築物の施工方法。
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