JP5596181B2 - 船舶用の枢動可能なプロペラノズル - Google Patents

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Description

本発明は、船舶用の枢動可能なプロペラノズル、及び船舶用のプロペラノズルを枢動させるためのノズルシャフトに関する。
用語のプロペラノズルは、船舶、特にノズルリングに囲まれているか覆われているプロペラを具備する船の推進装置を示す。このタイプのノズルリングは、「コルトノズル(Kort nozzles)」とも呼ばれている。ここで言う、ノズルリングの内側に配置されたプロペラは、通常、据え付けのものとして実現され、すなわち、プロペラはドライブやプロペラの軸で回動することしかできない。そのため、プロペラは回転できるが、プロペラの軸線に沿って延びる枢動不可なプロペラシャフトを介して船体に接続されている。プロペラシャフトは、船体に配置されたドライブによって駆動される。一方、プロペラは、(水平又は垂直に)枢動不可である。
単純に設計されたプロペラのノズルにおいて、プロペラを囲んでいるノズルリングも据え付けであり、すなわち、枢動不可であり、そして、推進装置の推力を増加させるという唯一の機能を持っている。したがって、このタイプのプロペラノズルは、それぞれ高推力を生成する必要があるタグボートや供給船などでよく使用されている。このような据え付けのノズルリングを具備したプロペラノズルを搭載した船や船舶を操縦するために、付加的な操縦装置、特に方向舵はプロペラの下流側に配置する必要がある。すなわち、船の進行方向に対して、プロペラノズルの後方を示す。
一方、本発明は、もっぱら枢動可能なプロペラノズルに関しており、特に据え付けのプロペラと据え付けプロペラの周りに枢動することができるノズルリングを搭載したタイプの枢動可能なプロペラノズルに関連する。このような枢動可能なノズルリングは単に船舶の推力を増加させるだけではなく、同時に船舶を操縦するためにも使用されるので、ラダーのような付加的な操縦装置を置き換えるか、或いは、ラダーのような付加的な操縦装置の必要性を排除する。プロペラの流出の方向は変更することができるので、したがって、通常、取付けられた状態で垂直に延びた枢動軸の周りにノズルリングを枢動させることで、船舶は操縦することができる。これは、枢動可能なプロペラノズルが、なぜか「ステアリングノズル」とも呼ばれている理由である。取付けられている状態で、ノズルリングは、通常、水平面に沿って、あるいは垂直軸の周りをそれぞれ枢動することができる。本明細書において、用語「枢動」は、その開始位置から右舷、同様に左舷へ所定の角度でノズルリングが枢動することができるが、360°の完全回転可能ではないことを示す。
ここで言う、ノズルリング又はコルトノズルは、好ましくは回転対称に実現され、ノズルリングの壁を形成する、通常、円錐テーパー管から成る。管は船の船尾に向かってテーパー状をしているので、プロペラノズルはパフォーマンスを向上させることなく、船舶に付加的な推力を伝えることができる。これは、推進の改善特性に加えて、さらに、空動きを低減することが可能にするように荒海での縦揺れ(pitching)動作を減らし、荒波での方向安定性を改善することができる。プロペラノズル又はコルトノズルの固有抵抗が、船の速度の増加として二次的に増加するため、その利点は、高いプロペラの推力を生成する必要がある低速度の船(例えば、タグボート、漁船など)では、特に効果的な方法として利用することができる。
従来の技術として知られている枢動可能なプロペラノズルにおいて、ノズルリングの枢動支持を実現するために、ノズルリングの上側及び下側、すなわち、その壁の外側に、ベアリングがそれぞれ設けられている。上側では、通常、船舶において枢動ドライブあるいは操縦ギアに順次接続され、フランジをつけられるシャフト、すなわち、いわゆるノズルシャフトによって支持が実現される。このノズルシャフトあるいは回転シャフトは、操縦に必要なトルクをノズルリングへ伝達する。つまり、プロペラノズルはノズルシャフトによって枢動することができる。一方、下側では、垂直の軸頚(ジャーナル)の形式で単純な支持が実現され、枢動軸あるいわ垂直軸の周りで枢動運動を可能にしている。このタイプの下部支持構成は、「ソールピース支持具」とも呼ばれる。通常、ノズルリングは両側(両舷)に向かって約30°〜35°枢動することができる。
図6は、船のラダー軸周りに枢動できて、据え付けプロペラを搭載する従来技術に従ったコルトノズル200の例示的な実施形態を示している。コルトノズル200は、船(図示せず)の据え付けプロペラ210の周囲に配置されている。この図において、コルトノズルは、約30°の角度αで船の長手方向軸220の周りに枢動される。矢印221は、海洋や海の水の流れの方向を表している。据え付けフィン230は、コルト操縦ノズルの操舵力に積極的に影響を与えるために、流れの方向に対してプロペラの下流側にコルトノズル200が設けられている。ノズル側面は、コルトノズル200の取入れ領域201(コルトノズル200を通る流れの方向が示されている)が広くなるように選択される。これは、取入れ領域の内径がコルトノズル200の他の領域の内径よりも大きいことを意味する。このようにして、コルトノズル200を通ってプロペラ210に向かう水の流れが増加し、コルトノズルの推進効率が改善される。
既知の枢動可能なプロペラノズルのノズルシャフトは、通常、約250mmの直径の中が中空でない断面となる円筒状のシャフトの形で実現されており、フランジ板等によってその端部領域でノズルリングに接続されている。この目的のために、対応する相手部、すなわち、フランジ板や付加的な補強材などは、ノズルリングの外側の壁上に配置されるかノズルリングの壁の材料で形成されるかの必要がある。比較的薄い側面のノズルリングの比較的薄くて大きくて重いシャフトと中空体との接触面で重大な問題が発生し、且つ接続が不安定になる可能性があるため、この補強材及び補強板に精巧なフランジングが必要となる。
従って、本発明の目的は、ノズルシャフトとノズルリングとの間の接続が構造的に簡素化され、ねじれ剛性の方法で実現され、且つ高い曲げモーメントに耐えるプロペラノズルを開示することである。
この目的は、請求項1の特徴を持つノズルシャフトと請求項7の特徴を持つプロペラノズルとで達成される。
本発明によれば、プロペラノズルが枢動する枢動可能なプロペラノズルのノズルシャフトは、中空体又は中空円筒の形、特に円筒管の形で実現される。軸方向、すなわち枢動軸に沿って、中空体はその全長にわたって一定の直径を有するのが好ましい。しかしながら、原則として、中空体は、円錐形あるいは異なる直径のいくつかの部分が連続する段のある形で実現される。それにもかかわらず、一定の直径でまっすぐなデザインが、最も容易に製造でき、且つねじりと曲げ応力に対して最も有望であるバージョンを表していることを明らかにしている。中空体の形で実現されたノズルシャフトは、プロペラノズルの据え付けプロペラを覆って配置されているノズルリングを枢動することができる。
本発明と対照的な従来のノズルシャフトは、常にどっしりと、特に鍛造鋼で実現されている。これらの中空ではない大きくて重いノズルシャフトは、非常に重くなるため、比較的小さな直径である。比較的小さな直径は、上述したノズルシャフトと薄肉のノズルリングとの間の接続についての問題が結果として生じる。
従来技術として既知の大きくて重いノズルシャフトとは異なり、中空円筒のノズルシャフトはかなり大きい直径である。具体的には、この直径は、従来技術として既知の大きくて重いノズルシャフトの直径の少なくとも二倍である。中空円筒は、600mm〜1500mmの範囲の直径であり、好ましくは750mm〜1250mm、特に900mm〜1100mmが望ましい。上記の範囲は、通常、ノズルシャフトの外径を示す。しかしながら、原則として内径は、上記の範囲内にあることも可能である。この点に関して、中空円筒の大きい直径は、非常に高いねじれ剛性を達成でき、さらに、高い曲げモーメントを吸収できるので有利である。これは、大きくて重いノズルシャフトに必要な材料よりも少ない材料の投入によって実現される。さらに、ノズルシャフトとノズルリングとの間の接続は簡単な方法で実現でき、はるかに安定している。大きい直径のために、接続領域にかかる力は、従来のプロペラノズルに使用される補強板又は類似な要素のような特別な補強手段を備える必要がないように、広い領域にわたって分散される。概していえば、本発明は、特にノズルシャフトとノズルリングとの間の接続領域で、それぞれ改善したねじれ剛性とより高い曲げモーメントを吸収することができると共に、簡単な構造を持つプロペラノズルを提案する。
上記のノズルシャフトの直径の寸法に代えて又は加えて、中空円筒の壁厚は10mm〜100mmであり、好ましくは20mm〜80mm、特に30mm〜50mmnが望ましい。出願人が実施した計算と試験によれば、ノズルシャフトの直径と壁厚がそれぞれ上記の範囲に納まっている場合、ねじれ剛性及びノズルリングへの接続に関して特に好ましい結果を達成することができ、且つ同時に、ノズルシャフトの製造に投入される必要な材料を可能な限り少なくすることができる。
中空体又は中空円筒は鋼製が好ましい。その場合、中空円筒は、鋼管の形で特に実現することができる。このようにして、特に簡単な構造のノズルシャフトが実現される。段のある又は円錐形のデザインでない場合、中空円筒はその全長にわたり一定の壁厚が好ましい。
ノズルシャフトは一部材で実現されるのが望ましく、すなわち、一端がプロペラノズルのノズルリングに固定され、他端が枢動ドライブに固定される1つの管で構成されてもよい。
ノズルリングの反対側に位置するノズルシャフトの端部領域は、好ましくは、トルクを伝達するために、船舶の内部に配置された枢動ドライブ、特に操縦ギアに接続できるように実現される。特に好ましい一実施形態において、ノズルシャフトの枢動ライブを収納できるように、端部領域は実現される。これは、ノズルシャフトのための枢動ライブがノズルシャフトの内部、すなわち、その中空空間内に少なくとも部分的に配置されることを意味する。この点において、枢動ドライブが中空円筒内に同じ高さに挿入することができるように、もし枢動ドライブの外形寸法が基本的に中空円筒の内側の寸法に対応するならば、効果的である。したがって、枢動ドライブは円形断面が好ましく、その外径は基本的にノズルシャフトの内径に相当する。このようにして、枢動ドライブ用の独立した空間が船体内に、もう必要とされなくなるよう、枢動ドライブがノズルシャフト内に配置されるため、操縦装置全体は、全体的に見て、よりコンパクトな形で実現することができる。ノズルシャフトと枢動ドライブとは直接取り付けられるモジュールの形で供給されるので、組み立ても簡素化される。対応する装着手段は、枢動ドライブを取り付けるために提供される必要がある。例えば、枢動ドライブは、ノズルシャフトの端部にフランジ等によって、ノズルシャフト上又は船体上に直接取り付けることができる。ブレード型の駆動ユニット又はブレード型の操縦ギアの形で枢動ドライブを実現することは、特に効果的である。このような枢動ドライブは、コンパクトな設計になっているため、ノズルシャフトに挿入されるのに特に適している。
さらに、その2つの端部領域の一つに、通常、船舶の船体に配置される駆動ユニット、特にブレード型の駆動ユニット等にノズルシャフトを接続するための接続手段をノズルシャフトは有利に備えることを特徴とする。ノズルシャフトは、原則として接続手段と一体的に実現することができる。しかしながら、好ましくは、接続手段は着脱可能で、特にねじ込み式接続方式を使って、ノズルシャフトの端部領域に配置される。接続手段は、特に枢動ドライブの対応する相手部に挿入され、枢動ドライブからノズルシャフトへトルクを伝達しているために設計された芯棒又はシャフトの端っこ等を含んでもよい。
さらに、接続手段はノズルシャフトを軸方向に支持する軸方向ベアリングを含んでもよい。例えば、軸方向の支持はノズルシャフトの端面に配置される適切に設計された取付フランジにより実現することができる。さらに、フランジは主軸又はシャフトスの端っこと一体的に実現することができる。
ノズルリングに面しているノズルシャフトの端部領域は、ノズルリングに強固に接続されている。溶接することにより、接続することが特に好ましい。一方、従来は大きくて重いノズルシャフトは、フランジプレート等を使ってノズルリングに着脱可能にボルト締めされた。既知の大きくて重いノズルシャフトの小さな直径と同様、ノズルシャフトの必要な着脱可能性のために、溶接接続又は他の強固な接続は、これまで使用できなかった。本発明のプロペラノズルは、むしろドックで分離できるようにコンパクトな寸法である。
強固な接続とするために、ノズルリングに面しているノズルシャフトの端部領域は、さらに、ノズルリング内、すなわち、ノズル本体内の特にノズル側面領域の内側まで延びている。つまり、ノズルシャフトはノズルリングの外面に単に接触するのではなく、ノズルリングの構造内、すなわち、その内部に挿入される。ノズルリングに面しているノズルシャフトの端部領域の一部が全部のノズルシャフトの直径でノズルリングの内側に配置されるような方法で、ノズルシャフトはノズルリングの壁に挿入される。すなわち、ノズルシャフトの端面の全体はノズルリングの壁に完全に組み込まれる。もし、ノズルリングに挿入されるノズルシャフトの一部の長さが、ノズルリングの厚さ、すなわちノズルリングの側面の厚さの少なくとも25%、好ましくは少なくとも50%、特に少なくとも75%になるならば望ましい。好ましくは、ノズルシャフトの端部領域はノズルの側面領域内部の内側に接続されている、言い換えると溶接されている、あるいはきつく締められている。このようにして、高負荷に耐えることができる極めて強固な接続がなされる。
ノズルリングの側面は、通常、それぞれ鋼板で形成される、内側の側面領域と外側の側面領域とからなる。接続要素又は接続リブなどは、補強を目的として提供される。よって、好ましい一実施形態において、内側の鋼板又は内壁に実質的に当接又は接触する前に、ノズルシャフトは外側側面領域又は鋼板を通って延設されており、同様に、外側と内側の側面領域の間で、全体の中間にあるスペースを通って延設されている。このようにして、特に強固な接続が容易にできる。この実施形態では、ノズルシャフトの挿入部分の長さは、およそノズルリングの側面の厚さに相当する。
本発明によれば、ノズルシャフトは、好ましくは、船体の内部からノズルリングに連続的に延びている。言い換えれば、ノズルシャフトは、その一端の領域でノズルリングに接続し、その他端で船体の内部に配置された操縦ギアに接続されている。この場合、ノズルシャフトを一部材で実現することが特に望ましい。従って、本発明のプロペラノズルは、ノズルリング上に配置されてノズルシャフトが係合しているすべての管ソケット又は類似の接続部品を備えていないが、本発明のノズルシャフトは逆に船体からノズルリングの内部に延長されており、管ソケットやフランジ板などの追加の接続手段を必要としない。
本発明によれば、ノズルシャフトの中空空間は水や油を運ぶための導管の形で実現されない。さらに、独立した経路がノズルシャフトの内部に設けられない。その結果、ノズルシャフトは、もっぱらノズルリングを支持するために使用され、中空の導管体としてではなく、ノズルリングを枢動させる手段として使用される。
本発明によれば、プロペラノズルのノズルシャフトは(垂直の)長手方向軸について回動することしかできず、水平軸又は他の軸について回動も傾斜もできない。すなわち、ノズルシャフトは、それぞれ据え付けで実現されるか配置され、それ自身の軸について回動することしかできない。ノズルシャフトが枢動できる最大の枢動角度は180°で、好ましくは140°以下、特に90°以下、さらには60°以下である。従って、本発明のプロペラノズル、特に据え付けのプロペラでは、360°で回動することはできない。
本発明によれば、ノズルリングとノズルシャフトとの間における特に強固な接続ポイント、及びノズルシャフトの高いねじれ剛性と曲げ強度によって、好ましい一実施形態において、プロペラのノズルはノズルシャフトだけ使って支持され、そして、付加的な支持部材、特にノズルリングの下部領域でのソールピース支持部材を必要としない。このように、下部のベアリングが排除されるので、プロペラノズルの全体の構造は簡素化される。さらに、ソールピースの下部ベアリングが船体に接続される必要があり、この位置で、船体外に延びているソールピースに対する流れは頻繁に不都合な乱流を生成するので、プロペラの流出は流体的に改善される。
さらに、ノズルリングの壁において、実質的に互いに対向して配置される少なくとも2つの開口部を提供することが望ましい。開口部は、それぞれ壁の全体にわたって延長し、内側と外側の領域、及び、これらの二つの領域を互いに接続する中心領域を含めている。このように、海洋や海の水は、ノズルリングの外から、少なくとも2つの開口部を通ってノズルリングの内部に流れることができる。これは、ノズルリングが回動・枢動する際に、プロペラの外側領域及びプロペラの下流すぐにこのような開口部のない場合に発生する可能性のある、流れの再循環を防止することに効果的である。特に効果的な方法でこれらの再循環を防止するために、2つの開口部がそれぞれ取り付けられている状態でノズルリングの側面領域に配置されることは実用的である。この場合、ノズルリングの残りの領域は閉じられ、他のいかなる開口部も提供されない。流れ方向を参照すれば、少なくとも2つの開口部は、プロペラ又はその下流側に配置されるのがさらに好ましい。
ノズルシャフトの安定性及び曲げ強度をさらに向上させるためには、ノズルシャフトは少なくとも段階的に配置し、トランク管に支持されることが望ましい。トランク管は船舶の構造に強固に接続され、船舶内に全体的又は船舶外部に部分的に配置される。トランク管の上部領域及び下部領域で、トランク管とノズルシャフトとの間に、それぞれベアリングを提供することが望ましい。この点に関して、トランク管とノズルシャフトの間に、少なくとも一つの滑りベアリング、特に円筒状の滑りベアリングを提供することが好ましい。ノズルリングに面しているノズルシャフトの領域は、その端部領域がノズルリングに接続することができるようにトランク管から突出しているのが望ましい。トランク管は、従来技術として基本的に十分に知られており、ノズルシャフトの外径におよそ相当する内径の中空円筒の形状で実現される。
枢動可能ノズルシャフトはその外面でただ支持されており、内部にベアリング等を備えていないことが一般的に好ましい。
後部に配置された外部の枢動ドライブとフィンとを具備するノズルリングの正面図である。 後部に配置されたフィンを具備しているプロペラノズル及びその二軸船の船体上の構造を示す正面図で、この図ではプロペラシャフトと船尾管が図示されていない。 プロペラノズルの縦断面である。 ノズルシャフトに配置された枢動ドライブを具備するノズルシャフトの上端部領域の縦断面図である。 プロペラノズルとプロペラシャフトとを具備する船体の船尾部の概略図である。
以下に、図面に示されている様々な実施形態を参照して、本発明のより重要な詳細について説明する。
図面に示されている下記の様々な実施形態において、同一の構成要素は同じ参照記号によって表記されている。
図1は、中空円筒の形で実現されているノズルシャフト20を具備するプロペラノズルのノズルリング10を示す。よりよい概観を提供するために、プロペラが省略されている。図2では、同じノズルリング10が取り付けられた状態で示しており、すなわち、図2ではプロペラ30がノズルリング10の内部に配置されるように搭載された状態である。図2では、よりよい概観を提供するために、プロペラシャフトは省略されている。船の船体31は、ノズルシャフトが搭載される領域だけが示されている。ノズルシャフト20に据え付けられ、船体31の内部に配置されるブレード型操縦ギアの形である枢動ドライブ40、及び、船体31におけるその接続構造44が部分的に見えるように、船体31の一部は透明に示されている。しかしながら、このバージョンでは、他のデザインの枢動ドライブを使用することも考えられる。
プロペラの流出側の端部において、略中心に配置され、且つノズルリング10の上壁領域10aからノズルリング10の下壁領域10bへ延長されるノズルリング10は強固に取り付けられたフィン11を特徴とする。フィンはノズルリング10に強固に接続される。フィンは、基本的に据え付けか、又は部分的に枢動可能に実現される。
プロペラノズル100は、下部ベアリングを特徴としておらず、ノズルリング10の上壁領域10aに強固に配置されるノズルシャフト20によってぶら下がるか保持される(図3参照)。円筒状の管形であるノズルシャフト20は、船体31に強固に接続されるトランク管21内において、少なくとも部分的に保持されている。ノズルシャフト20は据え付けトランク管21内で枢動することができる。ノズルシャフト20の取付フランジ22は、船体31に面しているトランク管21の上端に配置され、ノズルシャフト20から突出している。すると、このフランジ22は、外見上、トランク管21の凹部21bで留まる。
図2による例示では、トランク管21の上部は、それぞれカバーあるいはスケグ23で覆われている。枢動ドライブ40は、ノズルシャフト20の取付フランジ22から上方へ突出する円錐台状の芯棒24に据え付けられ、強固に係合されている(図3参照)。この円錐台状の芯棒24は、枢動ドライブ40からノズルシャフト20へトルクを伝達する。ノズルシャフト20は、ノズルリング10に面している下端領域20aがトランク管21から突出している。
図3は、図1及び図2に図示されているプロペラノズル100の縦断面を示している。図3には、よりよい概観を提供するために、フィンが図示されていない。ノズルシャフト20は、滑りベアリングの形式で実現されている上部及び下部ベアリング25a、25bの両方によって、トランク管21に支持されている。シール26は、さらにトランク管21と、トランク管21の下端のノズルシャフト20との間に提供される。ノズルシャフト20の下端領域20aは上壁領域10aでノズルリングの壁に挿入されている。この場合、ノズルシャフト20の端面20cは壁の内側面13aに当接する。上壁領域10aにおいて、壁の内部又はノズルリング10の内部にノズルシャフトが挿入できるように、ノズルシャフト20の領域に開口部が一致することを壁の外側面13bは特徴とする。ノズルシャフト20は、その端面20c上と、同様に下端領域20aの外側及び内側の表面上の、溶接された継ぎ目によってノズルリング10の壁に強固に接続されている。ノズルシャフト20の下端領域20aは上壁領域10aに挿入されているので、小径のノズルシャフトの端面が壁の外側面13a又はその上に配置された補強板等に当接するという、従来から知られている接続方法より、ノズルシャフト20とノズルリング10との間の接続ははるかに安定している。
フランジプレート又は取付フランジ22はノズルシャフトに強固に接続され、且つノズルシャフト20の上側に位置しており、この目的のために、このフランジプレート又は取付フランジはノズルシャフト20から突出し、トランク管21に提供された軸方向ベアリング21aに支持されている。この領域では、トランク管21は軸方向ベアリング21aを収容する外見上の凹部21bで実現されている。
円錐台状の芯棒24は、取付フランジ22から中央に突出し、取付フランジ22と一体的に実現されている。枢動ドライブ40への芯棒24の接続はテーパー接続の形で実現されているが、いわゆる締め付け接続のような操縦ギア用のすべての従来の接続タイプが、おそらく使用される。テーパー接続において、芯棒24は枢動ドライブ40に対応する入れ物40aに係合する。ノズルシャフト20の外径a1がノズルリング10の全長b1の半分に等しい又はそれによりも大きいので、円筒管状のノズルシャフト20は比較的大きな直径を有している。ノズルシャフト20は1つの鋼管の形で実現されるのが好ましい。
図4は、別の実施形態のノズルシャフト20の上端領域20bを通る縦断面を示している。この実施形態では、ノズルシャフト20は、2つのベアリング25a、25bによってトランク管21にも支持されている。さらに、ノズルシャフト20の下端領域20aは、壁の外側面13bを通ってノズルリング10の壁にも挿入されている。上記実施形態とは対照的に、図4による図示において、枢動ドライブ40の大部分が中空のノズルシャフト20の内部、特にノズルシャフト上部領域20bに配置されている。この目的のために、支持ベアリングの形のレセプタクルフランジ41aは以下のように提供される。レセプタクルフランジはブレード型駆動装置としての枢動ドライブ40にネジ止めされ、また枢動ドライブ40がノズルシャフト20へと突出する開口部を備えている。フランジは、ノズルシャフト20又はその端面上にそれぞれ支えられており、そしてネジ接続部42によって強固に接続されている。さらに、枢動ドライブ40は船体に当接する支持フランジ43を備えており、船体31にトルクを導入する。図4に示される構造によれば、枢動ドライブ40に必要なスペースの大部分は、船体に枢動ドライブ40のための余分なスペースが必要とされないように、中空のノズルシャフト20の内部に移される。
図5は、船に取付けられている本発明のプロペラノズル100の概略図を示している。この船の船体31は、部分的に船尾領域しか図示されていない。トランク管21は船体31に配置され、船体31から突出しており、円筒状のノズルシャフト20は前記トランク管内に保持されている。ノズルシャフトを駆動するための枢動ドライブ40は、再び、円筒状のノズルシャフト20の上端に保持されている。ノズルシャフト20の下端領域20aはノズルリング10に強固に接続されており、下端20aはノズルリング10の壁に挿入され強固に壁に溶接されている。さらに、この図面には、ノズルリング10の内部に配置されているプロペラ30、及び、プロペラ30から船体31の内部へと延設されるプロペラシャフト32が図示されている。
100 プロペラノズル
10 ノズルリング
10a 上壁領域
10b 下壁領域
11 フィン
12 下部フィンベアリング
13a 壁の内側面
13b 壁の外側面
20 ノズルシャフト
20a 下端領域
20b 上端領域
20c ノズルシャフトの端面
21 トランク管
21a 軸方向ベアリング
21b 凹部
22 取付フランジ
23 スケグ
24 芯棒
25a 上部トランクベアリング
25b 下部トランクベアリング
26 シール
30 プロペラ
31 船体
32 プロペラシャフト
40 枢動ドライブ
40a 入れ物
41a フランジ
42 ネジ接続部
43 支持フランジ
44 接続構造
a1 ノズルシャフトの外径
b1 ノズルリングの長さ

Claims (11)

  1. プロペラシャフト(32)によって駆動される船舶用据え付けプロペラを具備する、枢動プロペラノズル(100)用の、特にコルトノズル用のノズルシャフト(20)であって、
    前記ノズルシャフト(20)は、中空体の形、特に中空の円筒状であり、好ましくは、軸方向の全長にわたって一定の直径を有し、
    前記ノズルシャフト(20)により枢動可能なノズルリング(10)に面している前記ノズルシャフト(20)の端部領域(20a)は、特に溶接により、前記ノズルリング(10)にしっかりと接続され、
    前記ノズルリング(10)に面している前記ノズルシャフト(20)の前記端部領域(20a)は、前記ノズルリング(10)の壁内に挿入され、
    前記ノズルシャフト(20)は、60cm〜150cm、好ましくは75cm〜125cm、特に90cm〜110cmの直径を有し、及び/又は、
    前記ノズルシャフト(20)の壁厚さは、1cm〜10cm、好ましくは2cm〜8cm、特に3cm〜5cmであること、
    を特徴とするノズルシャフト(20)。
  2. 請求項1に記載のノズルシャフトであって、
    前記ノズルシャフト(20)は、鋼製であることを特徴とするノズルシャフト。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載のノズルシャフトであって、
    前記ノズルシャフト(20)用の枢動ドライブ(40)、特にブレード型の駆動ユニットは、前記ノズルシャフト(20)の内部、特に前記ノズルシャフト(20)の端部領域に、少なくとも部分的に配置され、前記枢動ドライブ(40)の外形寸法は、好ましくは、前記中空体の内部寸法に基本的に対応することを特徴とするノズルシャフト。
  4. 前記請求項のいずれかに記載のノズルシャフトであって、
    接続手段、特に芯棒(24)は、前記ノズルシャフト(20)の軸で回動するための枢動ドライブ(40)、特にブレード型駆動ユニットとの接続を形成するために前記ノズルシャフト(20)の端部領域に配置され、前記接続手段は、好ましくは、着脱自在に前記ノズルシャフト(20)に接続されることを特徴とするノズルシャフト。
  5. 請求項4に記載のノズルシャフトであって、
    前記接続手段は、前記ノズルシャフト(20)を支持するための軸方向ベアリング(22)、特に取付フランジ(22)を含むことを特徴とするノズルシャフト。
  6. 前記請求項のいずれかに記載のノズルシャフトであって、
    前記ノズルシャフト(20)は、プロペラノズルの大きくて重いノズルシャフトよりも大きな直径、特に少なくともその二倍の直径を有することを特徴とするノズルシャフト。
  7. プロペラシャフト(32)によって駆動される据え付けプロペラ(30)と、前記プロペラ(30)を覆い且つノズルシャフト(20)により枢動可能なノズルリング(10)とを具備し、船舶用のプロペラノズル、特にコルトノズルであって、
    前記ノズルシャフト(20)は、中空体の形、特に円筒管状であり、
    前記ノズルリング(10)に面している前記ノズルシャフト(20)の端部領域(20a)は、特に溶接により、前記ノズルリング(10)にしっかりと接続され、
    前記ノズルリング(10)に面している前記ノズルシャフト(20)の前記端部領域(20a)は、前記ノズルリング(10)の壁内に挿入され、好ましくは、その端面(20c)で前記ノズルリング(10)の内壁(13a)に当接し
    前記プロペラノズル(100)は、前記ノズルシャフト(20)だけによって支持され、他には支持されないという特色を特徴とするプロペラノズル。
  8. 請求項7に記載のプロペラノズルであって、
    前記プロペラリング(10)の壁には、基本的に互いに対向して配置されている少なくとも二つの開口部が配置されることを特徴とするプロペラノズル。
  9. 請求項7又は8に記載のプロペラノズルであって、
    前記ノズルシャフト(20)は、少なくとも一部がトランク管(21)に配置され且つ支持され、
    前記ノズルリング(10)に面している前記ノズルシャフト(20)の領域は、好ましくは、前記トランク管(21)に突出することを特徴とするプロペラノズル。
  10. 請求項7乃至9のいずれかに記載のプロペラノズルであって、
    前記ノズルシャフト(20)は、請求項1乃至6のいずれかに従って実現されることを特徴とするプロペラノズル。
  11. 請求項7乃至10のいずれかによるプロペラノズル(100)を具備する船舶。
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