JP5595709B2 - 樹脂組成物 - Google Patents

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本発明は、樹脂組成物に関する。紫外線を透過する被着体を固定する用途に最適な、紫外線で硬化する樹脂組成物と接着剤に関する。
従来から、紫外線を透過する被着体に用いる接着剤として、エポキシ紫外線硬化型接着剤やポリエン・ポリチオール紫外線硬化型接着剤(特許文献1)等が使用されている。
しかしながら、エポキシ紫外線硬化型接着剤は、2液を混合して使用するが、混合後10分位から粘度が上昇し、その上硬化時間が長く、作業性が悪い。特許文献1には、ポリチオールのメルカプタン臭を低減することについて記載がない。
特開昭56−081338号公報
本発明者は、従来技術の事情に鑑み、ポリチオールの低臭気化を目的に検討し、本発明に至ったものである。
本発明は(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合、予め反応させた後、(3)重合禁止剤と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物であり、(2)ポリエン中の二重結合と(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)中のチオール基とが、モル比で5:1〜1:5である該樹脂組成物であり、(3)重合禁止剤が(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩と(3−2)フェノール誘導体を含有してなる該樹脂組成物であり、(5)シランカップリング剤を混合する該樹脂組成物であり、該樹脂組成物からなる接着剤組成物であり、紫外線を透過する被着体に用いられる該接着剤組成物であり、(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合した後、(3)重合禁止剤と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物の製造方法であり、(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合した後、(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩を混合し、次いで(3−2)フェノール誘導体と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物の製造方法であり、(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合、予め反応させた後、(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩を混合し、次いで(3−2)フェノール誘導体と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物の製造方法であり、(4)光重合開始剤を混合した後、(5)シランカップリング剤を混合してなる該樹脂組成物の製造方法であり、(2)ポリエン中の二重結合と(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)中のチオール基とが、モル比で5:1〜1:5である該樹脂組成物の製造方法であり、該製造方法により得られる樹脂組成物からなる接着剤組成物であり、紫外線を透過する被着体に用いられる該接着剤組成物ある。
本発明の樹脂組成物は、メルカプタン臭が低く、且つ従来品と同等な物性を提供できる。
(1)ポリチオールとは、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)をいう。
(2)ポリエンとは、炭素−炭素不飽和二重結合を2個以上有するものをいう。ポリエンとしては、ジアリルテレフタレート、ジアリルジフェニルフタレート、トリアリルホスフェート、トリアリルイソシアヌレート、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、トリメチロールプロパントリアリルエーテル、ペンタエリスリトールジアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル、エチレングリコールジアリルエーテル、プロピレングリコールジアリルエーテル、ブチレングリコールジアリルエーテル及びジアリルマレート等が挙げられる。これらの中では、硬化性が大きい点で、1分子中に2個以上のアリル基を有するポリエンが好ましく、効果が大きい点で、トリアリルイソシヌレート及び/又はジアリルマレートがより好ましく、トリアリルイソシアヌレートが最も好ましい。
(1)ポリエンとポリチオールのプレポリマー中のポリエンとポリチオールの比率は、ポリエン中の二重結合とポリチオール中のチオール基とが、モル比で5:1〜1:5の範囲が好ましく、1:1の範囲がより好ましい。
(3)重合禁止剤としては、N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩、フェノール誘導体、ヒドロキノン誘導体等が挙げられる。N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩としては、N−ニトロソフェニル・ヒドロキシルアミンのアンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、ストロンチウム、アルミニウム塩、銅塩、亜鉛塩、セリウム塩、鉄塩、ニッケル塩、コバルト塩等が挙げられる。これらの中では、N−ニトロソフェニル・ヒドロキシルアミンアンモニウム塩が好ましい。フェノール誘導体としては、p−メトキシフェノール、2,6−ジ−第三ブチル−4−メチルフェノール、2,2−メチレン−ビス(4−メチル−6−ターシャリー―ブチルフェノール)等が挙げられる。これらの中では、2,2−メチレン−ビス(4−メチル−6−ターシャリー―ブチルフェノール)が好ましい。ヒドロキノン誘導体としては、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチールエーテル等が挙げられる。これらの中では、少ない使用量で大きな効果が挙げられる点で、N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩とフェノール誘導体を併用することが好ましい。
(3)重合禁止剤の使用量は、反応速度制御の点で、ポリチオールとポリエンの合計100質量部に対して、0.00001〜1.0質量部が好ましく、0.0005〜0.1質量部がより好ましい。
(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩の使用量は、反応速度制御の点で、ポリチオールとポリエンの合計100質量部に対して、0.00001〜0.1質量部が好ましく、0.00005〜0.01質量部がより好ましい。
(3−2)フェノール誘導体の使用量は、反応速度制御の点で、ポリチオールとポリエンの合計100質量部に対して、0.02〜1.0質量部が好ましく、0.05〜0.1質量部がより好ましい。
(4)光重合開始剤としては、ベンゾフェノン、オルソベンゾイル安息香酸メチル及び4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン系光重合開始剤、アセトフェノン、ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン及び2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1等のアセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾインメチルエ−テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル及びベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾインエーテル系光重合開始剤、イソプロピルチオキサントンやジエチルチオキサントン等のチオキサントンアシルホスフィンオキサイド、ベンジル、カンファーキノン、アントラキノン並びにミヒラーケトン等が挙げられる。これらの1種又は2種以上を用いることができる。これらの中では、耐黄変性の点で、ベンゾインエーテル系光重合開始剤が好ましく、ベンゾインエチルエーテルがより好ましい。
(4)光重合開始剤の使用量は、接着性の点で、ポリチオールとポリエンの合計100質量部に対して、0.01〜10質量部が好ましく、0.1〜5質量部がより好ましい。
(5)シランカップリング剤としては、ビニール−トリス(2−メトキシエトキシ)シラン、ガンマメタクロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、3−グリドキシプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。これらの中では、接着性の点で、ビニル−トリス(2−メトキシエトキシ)シランが好ましい。
(5)シランカップリング剤の使用量は、接着性の点で、ポリチオールとポリエンの合計100質量部に対して、0.05〜5質量部が好ましく、0.1〜2質量部がより好ましい。
樹脂組成物は、必要に応じて、有機珪素化合物等の接着性改良剤、充填剤、チクソトロピー剤、硬化促進剤等の通常用いられる各種の配合剤を添加してもよい。
樹脂組成物は、(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合した後、(3)重合禁止剤と(4)光重合開始剤を混合して製造することが好ましく、(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合した後、(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩を混合し、次いで(3−2)フェノール誘導体と(4)光重合開始剤を混合し製造することがより好ましい。樹脂組成物は、(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合、予め反応させた後、(3)重合禁止剤と(4)光重合開始剤を混合して製造することが好ましく、(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合、予め反応させた後、(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩を混合し、次いで(3−2)フェノール誘導体と(4)光重合開始剤を混合し製造することがより好ましい。(4)光重合開始剤を混合した後、(5)シランカップリング剤を混合することが好ましい。
(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合、反応させて、プレポリマーを製造する際、反応温度は、10〜150℃が好ましく、20〜60℃が好ましい。(4)光重合開始剤を混合する際、混合温度は、10〜150℃が好ましく、30〜80℃がより好ましい。
(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとが反応することは、粘度が上昇することにより確認できる。(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンの混合物の粘度が、好ましくは100〜1000mPa・sになった時点で、より好ましくは400〜600mPa・sになった時点で、(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩を混合し、反応を抑制することが好ましい。
本発明は紫外線で硬化する樹脂組成物であり、紫外線で硬化する接着剤組成物である。本発明は、紫外線を透過する被着体を固定する用途に最適な樹脂組成物であり、接着剤である。本発明は紫外線を透過する被着体と、同種の被着体や異種の被着体とを、固定する用途に最適である。
(実施例1〜4、比較例1〜4)
以下試験を行った。室温は25℃をいう。
(実施例1)トリアリルイソシアヌレートとペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)を、ポリエン中の炭素−炭素二重結合基とポリチオール中のチオール基とのモル比が1/1となるように混合した。室温にて攪拌しながら、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、N−ニトロソフエニル・ヒドロキシアミンアンモニウム塩0.002質量部を添加した。次に、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−タシャリーブチルフェノール)0.075質量部、ベンゾインエチルエーテル0.5質量部を添加して、60℃にて1時間溶解する。溶解確認後、冷却(液温30℃以下)して、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、ビニール−トリス(2−メトキシエトキシ)シラン(日本ユニカー社「A−172」)0.5質量部を添加させ、樹脂組成物を得た。
(実施例2)トリアリルイソシアヌレートとペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)を、ポリエン中の炭素−炭素二重結合基とポリチオール中のチオール基とのモル比が1/1となるように混合した。40℃にて攪拌しながら反応させて、粘度が510(mPa・s)になった時点で、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、N−ニトロソフエニル・ヒドロキシアミンアンモニウム塩0.002質量部を添加した。次に、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−タシャリーブチルフェノール)0.075質量部、ベンゾインエチルエーテル0.5質量部を添加して、60℃にて1時間溶解する。溶解確認後、冷却(液温30℃以下)して、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、ビニール−トリス(2−メトキシエトキシ)シラン(日本ユニカー社「A−172」)0.5質量部を添加させ、樹脂組成物を得た。
(実施例3)ジアリルマレートとペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)を、ポリエン中の炭素−炭素二重結合基とポリチオール中のチオール基とのモル比が1/1となるように混合した。室温にて攪拌しながら、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、N−ニトロソフエニル・ヒドロキシアミンアンモニウム塩0.002質量部を添加した。次に、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−タシャリーブチルフェノール)0.025質量部、ベンゾインエチルエーテル0.5質量部を添加して、60℃にて1時間溶解する。溶解確認後、冷却(液温30℃以下)して、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、ビニール−トリス(2−メトキシエトキシ)シラン(日本ユニカー社「A−172」)0.5質量部を添加させ、樹脂組成物を得た。
(実施例4)トリメチロールプロパントリアリルエーテルとペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)を、ポリエン中の炭素−炭素二重結合基とポリチオール中のチオール基とのモル比が1/1となるように混合した。室温にて攪拌しながら、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、N−ニトロソフエニル・ヒドロキシアミンアンモニウム塩0.002質量部を添加した。次に、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−タシャリーブチルフェノール)0.075質量部、ベンゾインエチルエーテル0.5質量部を添加して、60℃にて1時間溶解する。溶解確認後、冷却(液温30℃以下)して、ポリエンとポリチオールの合計100質量部に対して、ビニール−トリス(2−メトキシエトキシ)シラン(日本ユニカー社「A−172」)0.5質量部を添加させ、樹脂組成物を得た。
(比較例1)実施例1のポリチオールをトリメチロールプロパントリスβメルカプトプロピオネートに変えて、作製して、樹脂組成物を得た。
(比較例2)実施例2のポリチオールをトリメチロールプロパントリスβメルカプトプロピオネートに変えて、作製して、樹脂組成物を得た。
(比較例3)実施例2のポリチオールをペンタエリスリトールテトラキスβメルカプトプロピオネートに変えて、作製して、樹脂組成物を得た。
(比較例4)実施例1のトリアリルイソシアヌレートをN−ビニール−2−ピロリドンに変えて、作製して、樹脂組成物を得た。N−ビニール−2−ピロリドンは炭素−炭素不飽和二重結合を1個有するものであり、ポリエンではない。
実施例や比較例の樹脂組成物について、以下の評価を行った。結果を表1に示した。
<粘度>
EH型粘度計を使用して測定した。25℃で測定した。
<臭気>
下記使用機器を使用して測定した。ゼロ調整後、No.17のビニール袋に試料2g入れ、空気を充填し、16時間後にΣ値を測定した。
使用機器:カルモアΣ臭気測定器「株式会社カルモア社製」
<常態接着強度(表の引っ張り剪断接着強さ)>
23℃×50%RH雰囲気中において、ガラス試験片(2枚)を各試料にて貼り合わせ、紫外線を照射させて硬化し、引っ張り剪断接着強さを測定した。硬化は酸素雰囲気中で行った。
・紫外線照射量 :3000mJ/cm
・紫外線照射装置:BL−100(スタンレー社製)
Figure 0005595709

Claims (12)

  1. (1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合、予め反応させた後、(3)重合禁止剤と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物。
  2. (2)ポリエン中の二重結合と(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)中のチオール基とが、モル比で5:1〜1:5である請求項1記載の樹脂組成物。
  3. (3)重合禁止剤が(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩と(3−2)フェノール誘導体を含有してなる請求項1又は2記載の樹脂組成物。
  4. (5)シランカップリング剤を混合する請求項1〜3のうちの1項記載の樹脂組成物。
  5. 請求項1〜4のうちの1項記載の樹脂組成物からなる接着剤組成物。
  6. 紫外線を透過する被着体に用いられる請求項5記載の接着剤組成物。
  7. (1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合した後、(3)重合禁止剤と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物の製造方法。
  8. (1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合した後、(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩を混合し、次いで(3−2)フェノール誘導体と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物の製造方法。
  9. (1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)と(2)ポリエンとを混合、予め反応させた後、(3−1)N−ニトロソアリールヒドロキシルアミン塩を混合し、次いで(3−2)フェノール誘導体と(4)光重合開始剤を混合してなる樹脂組成物の製造方法。
  10. (4)光重合開始剤を混合した後、(5)シランカップリング剤を混合してなる請求項7〜9のうちの1項記載の樹脂組成物の製造方法。
  11. (2)ポリエン中の二重結合と(1)ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)中のチオール基とが、モル比で5:1〜1:5である請求項7〜10のうちの1項記載の樹脂組成物の製造方法。
  12. 請求項7〜11のうちの1項記載の製造方法により得られる樹脂組成物からなる接着剤組成物。
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