JP5594528B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図7に示すように、液冷式冷却装置900は、発熱部又は温度上昇箇所300に装着された受熱部310、ポンプ320、ラジエータ330、ファン340、リザーブタンク350、これらを接続し冷却液を循環させる配管360によって構成されている。冷却液をポンプ320によって受熱部310とラジエータ330との間で循環させることにより、受熱部310で吸収した熱をラジエータ330で放熱する。さらに、ファン340からラジエータ330に送風することによって、ラジエータ330内を流れる冷却液の温度を強制的に低下させる。液冷式は、空冷式と異なり、空気に比べて熱容量の大きい液体冷媒(冷却液)によって熱を輸送するため、受熱特性が高く、発熱部又は温度上昇箇所300を効果的に冷却することが可能である。
図1に示す画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを並べて配設したタンデム型の画像形成部を備える。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体100に着脱可能に構成されており、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体2が図の反時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から帯電された各感光体2の表面にレーザ光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
図2に示すように、画像形成装置本体100内には、画像形成装置の温度上昇箇所を冷却するための冷却装置9が配設されている。この冷却装置9は、液冷式の冷却装置であり、受熱部31と、放熱部30と、ポンプ32と、タンク35と、これらを接続し冷却液を循環させる循環路を構成するための配管36等を備える。冷却液には、水を主成分とし、凍結温度を下げるためのプロピレングリコール又はエチレングリコールや、金属製の部品の錆を防止するための防錆剤(例えば、リン酸塩系物質:リン酸カリ塩、無機カリ塩等)が添加されたものが用いられる。
図3は、本実施形態において、上記スイッチS1〜S10のアース状態への切り換えのタイミングを説明するための図である。図3に示すように、本実施形態では、スイッチS1〜S4に接続された各受熱部31はそれぞれ銅製の部材、スイッチS5〜S9に接続された各金属パイプ37はそれぞれアルミニウム製の部材、スイッチS10に接続されたラジエータ33はステンレス製の部材で構成されている。ここでは、ラジエータ33がステンレス製の部材で構成されている点と、以下に説明する各スイッチS1〜S10の切換のタイミング以外は、上記第1実施形態と同様の構成である。
図5に示すように、本実施形態では、連続印刷中の各スイッチS1〜S10の切換間隔を、スイッチの接続箇所の帯電装置からの距離に基づいて変化させている。具体的には、帯電装置からの距離が100mm未満である各受熱部31に接続されている各スイッチS1〜S4は1分ごと、帯電装置からの距離が100mm以上200mm未満である金属パイプ37に接続されている各スイッチS5〜S9は5分ごと、帯電装置からの距離が200mm以上であるラジエータ33に接続されているスイッチS10は30分ごとに、アース状態への切換を行うように設定している。すなわち、各スイッチS1〜S10によるアース状態への切換頻度を、帯電手段からの距離が近い接続箇所(金属接液部)の順に多くするように構成している。
本実施形態は、スイッチS1〜S10と放電による影響を回避すべき画像形成部や図示しない電装部との間に、導電性の遮蔽部材40を配設している。本実施形態では、遮蔽部材40を、ステンレス板としているが、その他の金属板や金網、あるいは導電性樹脂で構成されたものであってもよい。なお、図6では、遮蔽部材40を配設している以外は、上記第1実施形態と同様の構成となっているが、本実施形態において、上記第2実施形態や上記第3実施形態と同様の構成も適宜選択して適用することが可能である。
3 帯電ローラ(帯電手段)
4 現像装置(現像手段)
9 冷却装置
30 放熱部
31 受熱部
32 ポンプ
E アース部
S1〜S12 スイッチ(切換手段)
40 遮蔽部材
Claims (8)
- 温度上昇箇所を冷却するための冷却液の循環路と、前記温度上昇箇所の熱を前記冷却液に吸収させる受熱部と、前記冷却液の熱を放出させる放熱部と、前記冷却液を循環させるポンプとを備えた液冷式の冷却装置において、
金属材料で構成され前記冷却液に接触する複数の金属接液部を、互いに電気的に絶縁した絶縁状態と、それぞれがアース部に電気的に接続されたアース状態とに切り換える切換手段を設け、
前記切換手段によって、1つの前記金属接液部ごとに前記アース状態に切り換えるように構成したことを特徴とする冷却装置。 - 温度上昇箇所を冷却するための冷却液の循環路と、前記温度上昇箇所の熱を前記冷却液に吸収させる受熱部と、前記冷却液の熱を放出させる放熱部と、前記冷却液を循環させるポンプとを備えた液冷式の冷却装置において、
金属材料で構成され前記冷却液に接触する複数の金属接液部を、互いに電気的に絶縁した絶縁状態と、それぞれがアース部に電気的に接続されたアース状態とに切り換える切換手段を設け、
前記切換手段によって、イオン化傾向が同じ又は近い値の前記金属接液部同士を同時に前記アース状態に切り換えるように構成したことを特徴とする冷却装置。 - 温度上昇箇所を冷却するための冷却液の循環路と、前記温度上昇箇所の熱を前記冷却液に吸収させる受熱部と、前記冷却液の熱を放出させる放熱部と、前記冷却液を循環させるポンプとを備えた液冷式の冷却装置において、
金属材料で構成され前記冷却液に接触する複数の金属接液部を、互いに電気的に絶縁した絶縁状態と、それぞれがアース部に電気的に接続されたアース状態とに切り換える切換手段を設け、
前記切換手段による前記アース状態への切換頻度を、帯電手段からの距離が近い前記金属接液部の順に多くするように構成したことを特徴とする冷却装置。 - 温度上昇箇所を冷却するための冷却液の循環路と、前記温度上昇箇所の熱を前記冷却液に吸収させる受熱部と、前記冷却液の熱を放出させる放熱部と、前記冷却液を循環させるポンプとを備えた液冷式の冷却装置において、
金属材料で構成され前記冷却液に接触する複数の金属接液部を、互いに電気的に絶縁した絶縁状態と、それぞれがアース部に電気的に接続されたアース状態とに切り換える切換手段を設け、
前記金属接液部の前記アース状態への切り換えを、所定の時間間隔をおいて短時間行うように設定したことを特徴とする冷却装置。 - 前記切換手段と放電による影響を回避すべき装置又は部材との間に、導電性の遮蔽部材を配設した請求項1から4のいずれか1項に記載の冷却装置。
- 前記切換手段を、可動することにより前記金属接液部と前記アース部との導通と遮断とを切り換えるスイッチとした請求項1から5のいずれか1項に記載の冷却装置。
- 前記受熱部が、表面に静電潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体を帯電させる帯電手段と、前記潜像担持体上にトナー像を形成する現像手段とを備えた画像形成装置の前記現像手段の熱を吸収するように配設されたものであって、当該受熱部の前記金属接液部を、前記切換手段によって前記絶縁状態と前記アース状態とに切り換えるように構成した請求項1から6のいずれか1項に記載の冷却装置。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の冷却装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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