JP5594052B2 - 情報処理装置、楽曲再構成方法及びプログラム - Google Patents
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Description
1.一実施形態に係る情報処理装置の構成例
2.一実施形態に係る楽曲再構成処理の流れの例
3.応用例
4.まとめ
本実施形態において説明する情報処理装置は、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、携帯情報端末(Personal Digital Assistant)、音楽プレーヤ、ゲーム端末又はデジタル家電機器などであってよい。また、当該情報処理装置は、上述した装置から送信される要求に応じて以下に説明する楽曲再構成処理を実行するサーバ装置であってもよい。
記憶部110は、ハードディスク又は半導体メモリなどの記憶媒体を用いて、本実施形態に係る楽曲再構成処理のために使用される様々なデータを記憶する。例えば、記憶部110は、再生時間を変更すべき楽曲の波形データを記憶する。楽曲の波形データは、例えば、WAVE、MP3(MPEG Audio Layer‐3)又はAAC(Advanced Audio Coding)などの任意の音声符号化方式に従って符号化されたデータであってよい。また、記憶部110は、楽曲に含まれるビート(拍)及び小節線を識別するためのデータを記憶する。さらに、本実施形態において、記憶部110は、楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータを記憶する。
スコア算出部120は、上述したメタデータに基づいて、音楽性の観点で特徴的な小節を識別するためのスコアを、当該楽曲の小節ごとに算出する。本明細書において、特徴的な小節とは、例えば、楽曲内の小節の属性又はビートの属性が変化する時点の前後の小節を含む。スコア算出部120は、例えば、メタデータに基づいて算出される小節ごとのスコアを、図5に例示したようなスコアテーブルに格納する。
スコア算出部120は、例えば、メロディ種別が変化する時点の前後の小節を特徴的な小節であると識別してもよい。図6は、メロディ種別の変化に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図6を参照すると、メタデータにより示されるメロディ種別が、時間軸に沿って示されている。この例において、第5小節から第6小節にかけて、メロディ種別は、「前奏」から「Aメロ」に変化している。第13小節から第14小節にかけて、メロディ種別は、「Aメロ」から「Bメロ」に変化している。第17小節から第18小節にかけて、メロディ種別は、「Bメロ」から「サビ」に変化している。従って、これら第5、第6、第13、第14、第17及び第18小節は、メロディ種別が変化する時点の前後の特徴的な小節であると識別され得る。そこで、スコア算出部120は、これら小節のスコアに所定の値(図6の例では、6)を加算する。
スコア算出部120は、例えば、キー(又はスケール)が変化する時点の前後の小節を特徴的な小節であると識別してもよい。図7は、キーの変化に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図7を参照すると、メタデータにより示されるキーが、時間軸に沿って示されている。この例において、第19小節から第20小節にかけて、キーは、「C」から「C#」に変化している。従って、これら第19及び第20小節は、キーが変化する時点の前後の特徴的な小節であると識別され得る。そこで、スコア算出部120は、これら小節のスコアに所定の値(図7の例では、8)を加算する。
スコア算出部120は、例えば、拍子が変化する時点の前後の小節を特徴的な小節であると識別してもよい。図8は、拍子の変化に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図8を参照すると、メタデータにより示される拍子が、時間軸に沿って示されている。この例において、第13小節から第14小節にかけて、拍子は、「4/4」から「2/4」に変化している。第17小節から第18小節にかけて、拍子は、「2/4」から「4/4」に変化している。従って、これら第13、第14、第17及び第18小節は、拍子が変化する時点の前後の特徴的な小節であると識別され得る。そこで、スコア算出部120は、これら小節のスコアに所定の値(図8の例では、6)を加算する。
スコア算出部120は、例えば、コードが変化する時点のうち相対的に出現頻度の低い変化パターンが出現する時点の前後の小節を特徴的な小節であると識別してもよい。一般的に、楽曲内で1つのコードが持続する期間は、短ければ1ビート、長くても数小節である。従って、コードが変化した場合であっても、その変化パターン(変化の前後のコードの組合せ)の出現頻度が高い場合には、その出現箇所は特徴的な箇所とは言えない。一方、出現頻度の低い変化パターンが出現した箇所は、特徴的な箇所であると言える。そこで、本実施形態において、スコア算出部120は、コードに関するメタデータに基づいて、コードの変化パターンの出現頻度を集計し、相対的に出現頻度の低い変化パターンが出現する時点の前後の小節を、特徴的な小節であると識別する。
スコア算出部120は、例えば、演奏されている楽器の種類が変化する時点の前後の小節を特徴的な小節であると識別してもよい。図10は、楽器の種類の変化に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図10を参照すると、メタデータにより示される演奏されている楽器の種類が、時間軸に沿って示されている。この例では、第1小節において、「ドラム」の演奏が開始されている。また、第3小節から第4小節にかけて、「ギター」の演奏が開始されている。第16小節から第18小節にかけて、「ギター」の演奏が一時的に中断され、再開されている。第61小節から第62小節にかけて、「ドラム」の演奏が終了している。第64小節において、「ギター」の演奏が終了している。従って、これら第1、第3、第4、第16、第17、第18、第61、第62及び第64小節は、楽器の種類が変化する時点の前後の特徴的な小節であると識別され得る。そこで、スコア算出部120は、これら小節のスコアに所定の値(図10の例では、5)を加算する。なお、例えば、対応する楽器の種類に応じて異なる加算値が使用されてもよい。
スコア算出部120は、例えば、歌声の有無が変化する時点の前後の小節を特徴的な小節であると識別してもよい。図11は、歌声の有無の変化に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図11を参照すると、「楽器」に関するメタデータにより示される歌声の有無が、時間軸に沿って示されている。また、図11では、歌詞データにより示される歌声の有無が追加的に示されている。歌声の有無は、これらのいずれかのデータに基づいて判定されてよい。図11の例では、第6小節において、歌声の発声が開始されている。第16小節から第18小節にかけて、発声が一時的に中断され、再開されている。従って、これら第6、第16、第17及び第18小節は、歌声の有無が変化する時点の前後の特徴的な小節であると識別され得る。そこで、スコア算出部120は、これら小節のスコアに所定の値(図11の例では、8)を加算する。
スコア算出部120は、例えば、音量が所定の変化量を超えて変化する時点の前後の小節を特徴的な小節であると識別してもよい。図12は、音量の変化に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図12を参照すると、音量が、波形のエネルギーの強さの1つの小節にわたる平均値として小節ごとに算出されている。図12の例において、音量は、第1小節から第2小節、第5小節から第6小節、第16小節から第17小節、及び第17小節から第18小節にかけて、それぞれ所定の変化量dVを超えて変化している。従って、これら第1、第2、第5、第6、第16、第17及び第18小節は、特徴的な小節であると識別され得る。そこで、スコア算出部120は、これら小節のスコアに所定の値(図12の例では、6)を加算する。
スコア算出部120は、例えば、特定の位置の小節のスコアにさらに値を加算することにより、小節ごとにスコアを調整し得る。特定の位置とは、例えば、nを0以上の整数とした場合の、第4n小節及び第4n+1小節、又は第8n小節及び第8n+1小節であってよい。これは、楽曲が4小節又は8小節などの単位で類似するメロディの繰り返しになっているケースが多いという事実に基づく。図13は、小節位置に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図13の例においては、第4n小節及び第4n+1小節が、特徴的な小節であると識別され、これら小節のスコアに所定の値(図13の例では、6)が加算されている。
スコア算出部120は、例えば、特定の種類の属性を有する小節のスコアにさらに追加的な値を加算することにより、小節ごとにスコアを調整し得る。特定の種類とは、例えば、いずれかのメロディ種別又はいずれかの楽器の種類であってもよい。図14は、メロディ種別に応じたスコアの加算について説明するための説明図である。図14を参照すると、メロディ種別ごとにスコアの加算値を定義する加算スコアテーブルが示されている。当該テーブルにおいて、例えば、「前奏」についての加算値は3である。従って、スコア算出部120は、メロディ種別が「前奏」である第1〜第5小節のスコアに3を加算する。同様に、スコア算出部120は、他の小節のスコアにも加算スコアテーブルにより定義された値を加算する。このような属性の種類に応じた加算値は、予め固定的に定義されてもよい。例えば、図14の例のように、「サビ」についての加算値は、他のメロディ種別よりも大きく定義され得る。
スコア算出部120は、上述した考え方の少なくとも1つに従って、楽曲の小節ごとにスコアを算出し、算出したスコアをスコアテーブルに格納する。図15は、スコア算出部120によるスコア算出処理の結果の一例について説明するための説明図である。図15を参照すると、横軸を小節番号、縦軸を算出されたスコアとするスコア算出結果のグラフが示されている。このグラフから、スコア算出処理の結果として、小節ごとの属性が変化しない期間ではスコアは低く、属性が変化する時点の前後ではスコアは高くなっていることが理解される。例えば、第6小節から第13小節までの期間において、「Aメロ」が続いている途中の小節のスコアよりも、「Aメロ」の開始時点にあたる第6小節及び「Aメロ」の終了時点にあたる第13小節のスコアが相対的に高い。また、「Aメロ」に属する小節の中では、第9小節の前後のスコアが他の小節のスコアと比較してより高い。これは、第9小節の前後のコードの変化などを理由とする。
再構成部130は、スコア算出部120により算出されたスコアが相対的に高い小節を原曲から抽出することにより、原曲とは時間長の異なる楽曲を再構成する。例えば、再構成部130は、指定される閾値を超えるスコアを有する小節を原曲から抽出してもよい。再構成部130は、抽出する小節についての情報を、小節抽出テーブルに格納する。
図17A及び図17Bは、再構成部130による小節抽出処理の流れの一例を示すフローチャートを示している。図17A及び図17Bのフローチャートは、再構成後の楽曲の再生時間がユーザにより指定されるシナリオに沿ったフローチャートである。
図18は、再構成部130による小節抽出処理の流れの他の例を示すフローチャートを示している。図18のフローチャートは、小節の抽出のための閾値Thがユーザにより指定されるシナリオに沿ったフローチャートである。
ユーザインタフェース部140は、情報処理装置100による楽曲再構成処理のためのユーザインタフェースをユーザに提供する。例えば、ユーザインタフェース部140は、再構成後の楽曲の再生時間Lをユーザに指定させるための画面を情報処理装置100と接続されるディスプレイ(又は情報処理装置100と通信する他の装置のディスプレイ)上に表示してもよい。また、ユーザインタフェース部140は、上記閾値Thをユーザに指定させるための画面を表示してもよい。再構成の対象の楽曲もまた、これら画面を介してユーザにより指定され得る。
フェード処理部150は、再構成部130により楽曲から抽出された小節のうち抽出前には不連続であって抽出後に連続する第1の小節及び第2の小節に、クロスフェードを適用する。
再生部160は、再構成部130により原曲から抽出され、フェード処理部150により処理された再構成後の楽曲を再生する。ここで、ユーザにより指定された再生時間Lが式(2)に従って計算され得る小節の長さLBARの整数倍でない場合には、再構成後の楽曲の時間長が厳密に再生時間Lに一致しない可能性がある。そこで、再生部160は、再生される楽曲の時間長が再生時間Lに一致するように、楽曲の再生の際に楽曲のテンポを微調整してもよい。
図19は、本実施形態に係る情報処理装置100による楽曲再構成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
上述した楽曲再構成処理では、再構成された楽曲の再生時間は、原曲の再生時間よりも短い。しかしながら、本節で説明するように、上述した楽曲再構成処理を楽曲の再生時間の伸長のために応用することも可能である。
ここまで、図1〜図21を用いて、本発明の一実施形態について説明した。上述した実施形態によれば、楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータに基づいて、属性が変化する時点の前後の小節を含む特徴的な小節を識別するためのスコアが算出され、当該スコアが相対的に高い小節が上記楽曲から抽出される。そして、抽出された小節から、上記楽曲とは時間長の異なる楽曲が再構成される。かかる構成によれば、例えば同じメロディ種別、同じコード、又は同じキーなどが続いている期間、即ち楽曲の音楽的特徴がおおよそ維持されている期間の途中の小節が省略される一方、当該期間の先頭及び末尾の小節は優先的に再構成後の楽曲に残される。従って、再構成により楽曲の再生時間を短縮する場合にも、音楽的特徴の異なる部分がブツ切りに再生されることが少なく、楽曲の自然な流れを保つことができる。
110 記憶部
120 スコア算出部
130 再構成部
150 フェード処理部
160 再生部
Claims (17)
- 楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータを記憶する記憶部と、
前記メタデータに基づいて、前記楽曲の小節ごとに、小節の属性又はビートの属性が変化する時点の前後の小節を含む特徴的な小節を識別するためのスコアを算出するスコア算出部と、
前記スコアに応じて前記楽曲から特徴的な小節を抽出することにより、前記楽曲とは時間長の異なる楽曲を再構成する再構成部と、
を備え、
前記特徴的な小節は、小節又はビートのコードが変化する時点のうち相対的に出現頻度の低い変化パターンが出現する時点の前後の小節を含む、
情報処理装置。 - 前記特徴的な小節は、小節又はビートが属するメロディの種類が変化する時点の前後の小節を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記特徴的な小節は、小節又はビートのキー又はスケールが変化する時点の前後の小節を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記特徴的な小節は、小節又はビートの拍子が変化する時点の前後の小節を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記特徴的な小節は、小節又はビートにおいて演奏されている楽器の種類が変化する時点の前後の小節を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記特徴的な小節は、歌声の有無が変化する時点の前後の小節を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記特徴的な小節は、前記楽曲の音量が所定の変化量を超えて変化する時点の前後の小節を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記スコア算出部は、小節若しくはビートが属するメロディの種類、小節の位置、又は小節若しくはビートにおいて演奏されている楽器の種類に応じて、前記スコアを小節ごとにさらに調整する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、
前記再構成部により前記楽曲から抽出された小節のうち抽出前には不連続であって抽出後に連続する第1の小節及び第2の小節にクロスフェードを適用するフェード処理部、
をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記フェード処理部は、前記第1の小節と前記第2の小節とを重ね合わせた場合に協和音及び不協和音のいずれが生じるかを判定し、当該判定の結果に応じてフェード時間の長さを変化させる、請求項9に記載の情報処理装置。
- 前記再構成部は、指定される閾値を超えるスコアを有する小節を前記楽曲から抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記再構成部は、指定される時間長に応じた小節数とスコアに関連する閾値を用いて抽出される小節数とが適合しない場合には、抽出される小節を追加し又は削除することにより、再構成される楽曲の時間長を調整する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置の処理手段を用いた楽曲再構成方法であって、
楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータを取得するステップと、
前記メタデータに基づいて、前記楽曲の小節ごとに、小節の属性又はビートの属性が変化する時点の前後の小節を含む特徴的な小節を識別するためのスコアを算出するステップと、
前記スコアに応じて前記楽曲から特徴的な小節を抽出することにより、前記楽曲とは時間長の異なる楽曲を再構成するステップと、
を含み、
前記特徴的な小節は、小節又はビートのコードが変化する時点のうち相対的に出現頻度の低い変化パターンが出現する時点の前後の小節を含む、
楽曲再構成方法。 - 楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータを記憶する記憶部を備える情報処理装置を制御するコンピュータを、
前記メタデータに基づいて、前記楽曲の小節ごとに、小節の属性又はビートの属性が変化する時点の前後の小節を含む特徴的な小節を識別するためのスコアを算出するスコア算出部と、
前記スコアに応じて前記楽曲から特徴的な小節を抽出することにより、前記楽曲とは時間長の異なる楽曲を再構成する再構成部と、
として機能させ、
前記特徴的な小節は、小節又はビートのコードが変化する時点のうち相対的に出現頻度の低い変化パターンが出現する時点の前後の小節を含む、
プログラム。 - 楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータを記憶する記憶部と、
前記メタデータに基づいて、前記楽曲の小節ごとに、小節の属性又はビートの属性が変化する時点の前後の小節を含む特徴的な小節を識別するためのスコアを算出するスコア算出部と、
前記スコアに応じて前記楽曲から特徴的な小節を抽出することにより、前記楽曲とは時間長の異なる楽曲を再構成する再構成部と、
を備え、
前記再構成部は、指定される時間長が前記楽曲の時間長よりも長い場合には、メロディ単位で選択される複数の小節を前記楽曲内で複製した後、前記スコアが相対的に高い小節を抽出する、
情報処理装置。 - 情報処理装置の処理手段を用いた楽曲再構成方法であって、
楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータを取得するステップと、
前記メタデータに基づいて、前記楽曲の小節ごとに、小節の属性又はビートの属性が変化する時点の前後の小節を含む特徴的な小節を識別するためのスコアを算出するステップと、
前記スコアに応じて前記楽曲から特徴的な小節を抽出することにより、前記楽曲とは時間長の異なる楽曲を再構成するステップと、
を含み、
指定される時間長が前記楽曲の時間長よりも長い場合には、前記再構成するステップにおいて、メロディ単位で選択される複数の小節が前記楽曲内で複製された後、前記スコアが相対的に高い小節が抽出される、
楽曲再構成方法。 - 楽曲の小節ごとの属性又は各小節に含まれるビートごとの属性を表すメタデータを記憶する記憶部を備える情報処理装置を制御するコンピュータを、
前記メタデータに基づいて、前記楽曲の小節ごとに、小節の属性又はビートの属性が変化する時点の前後の小節を含む特徴的な小節を識別するためのスコアを算出するスコア算出部と、
前記スコアに応じて前記楽曲から特徴的な小節を抽出することにより、前記楽曲とは時間長の異なる楽曲を再構成する再構成部と、
として機能させ、
前記再構成部は、指定される時間長が前記楽曲の時間長よりも長い場合には、メロディ単位で選択される複数の小節を前記楽曲内で複製した後、前記スコアが相対的に高い小節を抽出する、
プログラム。
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