JP5594019B2 - コーティング用組成物および積層フィルム - Google Patents
コーティング用組成物および積層フィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5594019B2 JP5594019B2 JP2010216626A JP2010216626A JP5594019B2 JP 5594019 B2 JP5594019 B2 JP 5594019B2 JP 2010216626 A JP2010216626 A JP 2010216626A JP 2010216626 A JP2010216626 A JP 2010216626A JP 5594019 B2 JP5594019 B2 JP 5594019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- composition
- coating
- compound
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Description
アクリル・ウレタン共重合樹脂(A)、イソシアネート化合物(B)、オキサゾリン化合物(C)およびカルボジイミド化合物(D)を含有するコーティング用組成物であって、
該組成物中の(A)および(B)の含有量の合計を100重量部としたとき、(A)、(B)、(C)および(D)の含有量が下記の関係を満たすコーティング用組成物。
(A):40〜70重量部
(B):30〜60重量部
(C):20〜40重量部
(D):20〜40重量部。
本発明では、接着性、耐UV性(UV照射後の接着性)の観点からアクリルとウレタンを共重合させたものを用いる。本発明のコーティング用組成物に用いるアクリル・ウレタン共重合樹脂(A)は、アクリル成分とウレタン成分が共重合された樹脂であれば特に限定されないが、特にアクリルをスキン層とし、ウレタンをコア層とするアクリル・ウレタン共重合樹脂が好ましい。このとき、コア層が完全にスキン層によって包み込まれた状態ではなく、コア層が露出した形態を有しているものが好ましい。すなわち、該コア層がスキン層によって完全に包み込まれた状態の場合、該樹脂を塗布、乾燥して被膜を形成した場合、アクリルの特徴のみを有する表面状態となり、コア層由来のウレタンの特徴を有する表面状態を得ることができにくくなる。一方、該コア層がスキン層によって包み込まれていない状態、すなわち、両者が分離している状態は、単にアクリルとウレタンを混合した状態であり、一般的には樹脂の表面エネルギーが小さいアクリルが表面側に選択的に配位するため、該樹脂を塗布、乾燥して被膜を形成した場合、該被膜はアクリルの特徴のみを有する表面状態となる。
カルボン酸基含有ポリヒドロキシ化合物としては、例えばジメチロールプロピオン酸、ジメチロール酪酸、ジメチロール吉草酸、トリメリット酸ビス(エチレングリコール)エステルなどを用いることができる。アミノ基含有カルボン酸としては、例えばβ−アミノプロピオン酸、γ−アミノ酪酸、P−アミノ安息香酸などを用いることができる。水酸基含有カルボン酸としては、例えば3−ヒドロキシプロピオン酸、γ−ヒドロキシ酪酸、P−(2−ヒドロキシエチル)安息香酸、リンゴ酸などを用いることができる。
本発明のコーティング用組成物に用いることのできるイソシアネート化合物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、1,6−ジイソシアネートヘキサン、トリレンジイソシアネートとヘキサントリオールの付加物、トリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付加物、ポリオール変性ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、カルボジイミド変性ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、3,3’−ビトリレン−4,4’ジイソシアネート、3,3’ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネートなどを用いることができる。特に、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂などのポリマーの末端や側鎖に、複数個のイソシアネート基を有する、高分子型のイソシアネート化合物を用いると、本発明のコーティング用組成物を用いてなる層(組成物層)を熱可塑性樹脂フィルム上に設け、積層フィルムとしたときに、組成物層の可撓性や強靭性が高まり好ましく用いることができる。
本発明のコーティング用組成物に用いることのできるオキサゾリン化合物としては、オキサゾリン基またはオキサジン基を1分子当たり少なくとも1つ以上有するものであれば特に限定されないが、付加重合性オキサゾリン基含有モノマーを単独で重合、もしくは他のモノマーとともに重合した高分子型が好ましい。高分子型のオキサゾリン化合物を用いることで、本発明のコーティング用組成物を用いてなる層(組成物層)を熱可塑性樹脂フィルム上に設け、積層フィルムとしたときに、組成物層の可撓性や強靭性、耐水性、耐溶剤性が高まるためである。
本発明のコーティング用組成物に用いることのできるカルボジイミド化合物としては、例えば、下記一般式(1)で表されるカルボジイミド構造を1分子当たり少なくとも1つ以上有するものであれば特に限定されないが、耐湿熱接着性、耐煮沸接着性などの点で、1分子中に2つ以上を有するポリカルボジイミド化合物が特に好ましい。特に、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂などのポリマーの末端や側鎖に、複数個のカルボジイミド基を有する、高分子型のイソシアネート化合物を用いると、本発明のコーティング用組成物を用いてなる層(組成物層)を熱可塑性樹脂フィルム上に設け、積層フィルムとしたときに、組成物層の可撓性や強靭性が高まり好ましく用いることができる。
-N=C=N- (1)
ポリカルボジイミド化合物の製造は公知の技術を適用することができ、一般的には、ジイソシアネート化合物を触媒存在下で重縮合することにより得られる。該ポリカルボジイミド化合物の出発原料であるジイソシアネート化合物としては、芳香族、脂肪族、脂環式ジイソシアネートなどを用いることができ、具体的にはトリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルジイソシアネートなどを用いることができる。更に本発明の効果を消失させない範囲において、ポリカルボジイミド化合物の水溶性や水分散性を向上するために、界面活性剤を添加することや、ポリアルキレンオキシド、ジアルキルアミノアルコールの四級アンモニウム塩、ヒドロキシアルキルスルホン酸塩などの親水性モノマーを添加しても用いてもよい。
カルボジイミド化合物(D)の含有量はコーティング用組成物中の(A)および(B)の含有量を100重量部としたとき、20〜40重量部であることが必要である。20〜40重量部用いることで、本発明のコーティング用組成物を用いてなる層(組成物層)を熱可塑性樹脂フィルム上に設け、積層フィルムとしたときに、高い耐湿熱接着性を積層フィルム付与することができる。またオキサゾリン化合物(C)と併用することでオキサゾリン化合物(C)またはカルボジイミド化合物(D)単独以上の耐湿熱接着性とそれぞれ単独では達成し得ない極めて良好な耐煮沸接着性を積層フィルムに付与させることができる。
本発明のコーティング用組成物は、さらにメラミン化合物(E)を含有していることが好ましい。
本発明のコーティング用組成物は、さらに有機金属系化合物(F)を含有していることが好ましい。
本発明の積層フィルムにおいて用いられる熱可塑性樹脂フィルムとは、熱可塑性樹脂を用いてなり、熱によって溶融もしくは軟化するフィルムの総称であって、特に限定されるものではない。熱可塑性樹脂の例として、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンフィルムなどのポリオレフィン樹脂、ポリ乳酸樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリメタクリレート樹脂やポリスチレン樹脂などのアクリル樹脂、ナイロン樹脂などのポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂、ポリフェニレン樹脂などが挙げられる。熱可塑性樹脂フィルムに用いられる熱可塑性樹脂はモノポリマーでも共重合ポリマーであってもよい。また、複数の樹脂を用いても良い。
本発明では、上述したアクリル・ウレタン共重合樹脂(A)、イソシアネート化合物(B)、オキサゾリン化合物(C)、カルボジイミド化合物(D)、並びに必要に応じて溶媒を含有するコーティング用組成物を熱可塑性樹脂フィルム上へ塗布し、必要に応じて溶媒を乾燥させることによって、熱可塑性樹脂フィルム上に組成物層を形成することができる。
水系溶媒(G)を用いたコーティング用組成物は、必要に応じて水分散化または水溶化した(A)〜(D)の水系化合物および水系溶媒(G)を任意の順番で所望の固形分重量比で混合、撹拌することで作製することができる。
混合、撹拌する方法は、容器を手で振って行ったり、マグネチックスターラーや撹拌羽根を用いたり、超音波照射、振動分散などを行うことができる。
また必要に応じて易滑剤や無機粒子、有機粒子、界面活性剤、酸化防止剤などの各種添加剤を、コーティング用組成物により設けた組成物層の特性を悪化させない程度に添加してもよい。
熱可塑性樹脂フィルムへのコーティング用組成物の塗布方式は、公知の塗布方式、例えばバーコート法、リバースコート法、グラビアコート法、ダイコート法、ブレードコート法等の任意の方式を用いることができる。
次に、本発明の積層フィルムの製造方法について、熱可塑性樹脂フィルムにポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略す。)フィルムを用いた場合を例にして説明するが、当然これに限定されるものではない。まず、PETのペレットを十分に真空乾燥した後、押出機に供給し、約280℃でシート状に溶融押し出し、冷却固化せしめて未延伸(未配向)PETフィルム(Aフィルム)を作製する。このフィルムを80〜120℃に加熱したロールで長手方向に2.5〜5.0倍延伸して一軸配向PETフィルム(Bフィルム)を得る。このBフィルムの片面に所定の濃度に調製した本発明のコーティング用組成物を塗布する。この時、塗布前にPETフィルムの塗布面にコロナ放電処理等の表面処理を行ってもよい。コロナ放電処理等の表面処理を行うことで、コーティング用組成物のPETフィルムへの濡れ性を向上させ、コーティング用組成物のはじきを防止し、均一な塗布厚みを達成することができる。
本発明における特性の測定方法および効果の評価方法は次のとおりである。
常態下で、本発明に積層フィルムの広範なインキ接着性を評価するため、色々なタイプ
のインキや塗料を用いて評価した。まず、印刷インキとして、有機溶媒塗料系の紫外線硬化型ハードコート剤(インキA)や無溶媒型紫外線硬化型樹脂(インキB)、紫外線硬化型オフセットインキ2種(インキC、D)を用いた(下記の4種類のインキ)。
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート:70重量部
・N−ビニルピロリドン:30重量部
・1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン:4重量部。
・三洋化成(株)製“サンラッド”RC−610:60重量部
・三菱レイヨン(株)製“ダイヤビーム”UR−6530:20重量部
・日本化薬(株)製DPHA:20重量部。
紫外線硬化型インキの硬化膜に1mm2のクロスカットを100個入れ、ニチバン(株)製セロハンテープ(登録商標)をその上に貼り付け、ゴムローラーを用いて、荷重19.6Nで3往復させ、押し付けた後、90度方向に剥離し、該硬化膜の残存した個数により評価し、残存した個数が80以上を接着性良好とした。
上記インキAを(1)の評価と同様に積層フィルムの組成物層表面に塗布、硬化させ耐湿熱接着性評価サンプルを得た。次に耐湿熱接着性評価サンプルを70℃、相対湿度90%で240時間放置し、その後常態(23℃、相対湿度65%)で1時間乾燥させたものに対し、前述のクロスカット法を用いて接着性評価を行った。
上記インキAを塗布する前に、塗布後の硬化条件と同じ条件で、それぞれ積層フィルムの組成物層表面にUV照射した後、インキAを(1)の評価と同様に積層フィルムの組成物層表面に塗布、硬化させUV照射後の耐湿熱接着性評価サンプルを得た。次に(2)の評価と同様に70℃、相対湿度90%で240時間放置し、その後常態(23℃、相対湿度65%)で1時間乾燥させたものに対し、前述のクロスカット法を用いて接着性評価を行った。
透明性の評価は、ヘイズおよび全光線透過率を用いた。ヘイズおよび全光線透過率の測定は、常態(23℃、相対湿度65%)において、積層フィルムを2時間放置した後、スガ試験機(株)製全自動直読ヘイズコンピューター「HGM−2DP」を用いて行った。3回測定した平均値を該サンプルのヘイズ値とした。
積層フィルムを常態(23℃、相対湿度65%)下で30日放置し、その後目視により積層フィルムの経時白化を積層フィルム作製直後と比較評価した。
◎:変化なし
○:わずかに白化している
△:白化している
×:白化が顕著である
尚、経時白化評価は(◎)および(○)を良好とした。
上記インキAを(1)の評価と同様に積層フィルムの組成物層表面に塗布、硬化させ耐煮沸接着性評価サンプルを得た。次に耐煮沸接着性評価サンプルを10cm×10cmの大きさに切り出し、それぞれクリップに固定し吊り下げた状態にした後、ビーカーに準備した純水からなる沸騰した湯(100℃)の中に積層フィルム全面が浸漬する状態で3時間入れた。その後、耐煮沸接着性評価サンプルを取り出し常態(23℃、相対湿度65%)にて1時間乾燥させた。乾燥後、前述したクロスカット法にて耐煮沸接着性評価サンプルの接着性評価を実施した。クロスカット100個中、ハードコート膜の残存した個数が80以上を耐煮沸接着性良好とした。
コーティング用組成物を次の通り調整した。
アクリル・ウレタン共重合樹脂アニオン性水分散体(山南合成化学(株)製“サンナロン”WG−353(試作品))。尚、アクリル樹脂成分/ウレタン樹脂成分(ポリカーボネート系)の固形分重量比は12/23、トリエチルアミンを2重量部用いて水分散体化している。
ポリイソシアネート水分散体(DIC(株)製“バーノック”DNW−500)。
オキサゾリン含有ポリマー水系分散体((株)日本触媒製“エポクロス”WS−500)。
カルボジイミド水系架橋剤(日清紡ケミカル(株)“カルボジライト”V−04)。
純水。
(A)〜(D)の固形分重量比および固形分濃度を表に記載の数値に変更した以外は、実施例1と同様の方法で、積層フィルムを得た。得られた積層フィルムの特性等を表に示す。ヘイズや全光線透過率などの透明性に優れ、且つUVインキとの接着性、耐湿熱接着性、耐煮沸接着性、UV照射後の接着性、経時白化にも優れたものであった。
実施例1にて述べた(A)〜(D)に加えて、下記のメラミン化合物(E)を用い、固形分重量比で、(A)/(B)/(C)/(D)/(E)=40/60/30/30/10となるよう調整した以外は実施例1と同様の方法で、積層フィルムを得た。
(A)〜(E)の固形分重量比および固形分濃度を表に記載の数値に変更した以外は、実施例9と同様の方法で、積層フィルムを得た。得られた積層フィルムの特性等を表に示す。ヘイズや全光線透過率などの透明性に優れ、且つUVインキとの接着性、耐湿熱接着性、耐煮沸接着性、UV照射後の接着性、経時白化にも優れたものであった。
実施例1にて述べた(A)〜(D)に加えて、下記の有機金属系化合物(F)を用い、固形分重量比で、(A)/(B)/(C)/(D)/(F)=40/60/30/30/0.6となるよう調整した以外は実施例1と同様の方法で、積層フィルムを得た。
(A)〜(F)の固形分重量比および固形分濃度を表に記載の数値に変更した以外は、実施例21と同様の方法で、積層フィルムを得た。得られた積層フィルムの特性等を表に示す。ヘイズや全光線透過率などの透明性に優れ、且つUVインキとの接着性、耐湿熱接着性、耐煮沸接着性、UV照射後の接着性、経時白化にも優れたものであった。
実施例1にて述べた(A)〜(D)に加えて、実施例9にて述べたメラミン化合物(E)および実施例21にて述べた有機金属系化合物(F)を用い、固形分重量比で、(A)/(B)/(C)/(D)/(E)/(F)=40/60/30/30/10/0.6となるよう調整した以外は実施例1と同様の方法で、積層フィルムを得た。
得られた積層フィルムの特性等を表に示す。ヘイズや全光線透過率などの透明性に優れ、且つUVインキとの接着性、耐湿熱接着性、耐煮沸接着性、UV照射後の接着性、経時白化にも優れたものであった。
(A)〜(F)の固形分重量比および固形分濃度を表に記載の数値に変更した以外は、実施例32と同様の方法で、積層フィルムを得た。得られた積層フィルムの特性等を表に示す。ヘイズや全光線透過率などの透明性に優れ、且つUVインキとの接着性、耐湿熱接着性、耐煮沸接着性、UV照射後の接着性、経時白化にも優れたものであった。
(A)〜(D)の固形分重量比および固形分濃度が表に記載の数値となるように調整した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルムを得た。得られた積層フィルムの特性等を表に示す。
比較例1の積層フィルムは、ヘイズや全光線透過率などの透明性に優れているものの、UVインキとの接着性、耐煮沸接着性、UV照射後の接着性、経時白化において性能が劣るものであった。
Claims (6)
- アクリル・ウレタン共重合樹脂(A)、イソシアネート化合物(B)、オキサゾリン化合物(C)およびカルボジイミド化合物(D)を含有するコーティング用組成物であって、
該組成物中の(A)および(B)の含有量の合計を100重量部としたとき、(A)、(B)、(C)および(D)の含有量が下記の関係を満たすコーティング用組成物。
(A):40〜70重量部
(B):30〜60重量部
(C):20〜40重量部
(D):20〜40重量部 - 請求項1に記載のコーティング用組成物であって、
該組成物が、さらにメラミン化合物(E)を含有し、
且つ該組成物中の(A)および(B)の含有量の合計を100重量部としたとき、(E)の含有量が10〜30重量部であるコーティング用組成物。 - 請求項1または2に記載のコーティング用組成物であって、
該組成物が、さらに有機金属系化合物(F)を含有し、
且つ該組成物中の(A)および(B)の含有量の合計を100重量部としたとき、(F)の含有量が0.3〜1.0重量部であるコーティング用組成物。 - アクリル・ウレタン共重合樹脂(A)がポリカプロラクトン系ウレタン成分および/またはポリカーボネート系ウレタン成分を用いてなる樹脂である請求項1〜3の何れかに記載のコーティング用組成物。
- 熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片面に、請求項1〜4の何れかに記載のコーティング用組成物を用いてなる層(組成物層)を設けたことを特徴とする積層フィルム。
- 前記熱可塑性樹脂フィルムがポリエチレンテレフタレートフィルムまたはポリエチレン−2、6−ナフタレートフィルムである請求項5に記載の積層フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010216626A JP5594019B2 (ja) | 2009-09-29 | 2010-09-28 | コーティング用組成物および積層フィルム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009223896 | 2009-09-29 | ||
JP2009223896 | 2009-09-29 | ||
JP2010216626A JP5594019B2 (ja) | 2009-09-29 | 2010-09-28 | コーティング用組成物および積層フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011094125A JP2011094125A (ja) | 2011-05-12 |
JP5594019B2 true JP5594019B2 (ja) | 2014-09-24 |
Family
ID=44111385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010216626A Active JP5594019B2 (ja) | 2009-09-29 | 2010-09-28 | コーティング用組成物および積層フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5594019B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216777A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Dic Corp | 硬化性コーティング組成物、積層ポリエステル樹脂フィルム及び太陽電池バックシート |
EP2896636B1 (en) | 2012-09-14 | 2017-09-27 | FUJIFILM Corporation | Curable composition and image-forming method |
JP2015120821A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 東ソー株式会社 | 水性一液焼き付け被覆塗料用組成物、及び該組成物を用いた被覆材料 |
JP5719062B2 (ja) * | 2014-06-16 | 2015-05-13 | 三菱樹脂株式会社 | 積層ポリエステルフィルム |
JP6002968B2 (ja) * | 2014-10-09 | 2016-10-05 | Dic株式会社 | 硬化性コーティング組成物、積層ポリエステル樹脂フィルム及び太陽電池バックシート |
WO2020153010A1 (ja) * | 2019-01-21 | 2020-07-30 | Dic株式会社 | 表面処理剤、及び、物品 |
JPWO2021044838A1 (ja) | 2019-09-03 | 2021-03-11 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4534608B2 (ja) * | 2004-06-07 | 2010-09-01 | 東レ株式会社 | 積層ポリエステルフィルムおよびそれを用いたディスプレイ用部材、ならびに積層ポリエステルフィルムの製造方法 |
ATE523549T1 (de) * | 2005-09-12 | 2011-09-15 | Toray Industries | Laminatfolie |
JP4330638B2 (ja) * | 2006-03-07 | 2009-09-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 樹脂塗装金属板およびそれを製造するための表面処理組成物 |
-
2010
- 2010-09-28 JP JP2010216626A patent/JP5594019B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011094125A (ja) | 2011-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4973187B2 (ja) | 積層フィルムおよび積層フィルムの製造方法 | |
JP5594019B2 (ja) | コーティング用組成物および積層フィルム | |
JP2009234009A (ja) | 積層フィルム | |
JPH11286092A (ja) | 積層ポリエステルフィルムおよびその製造方法 | |
KR20130079342A (ko) | 적층 폴리에스테르 필름 | |
WO2014122851A1 (ja) | 離型フィルム | |
WO2011122209A1 (ja) | 積層フィルム | |
KR102313134B1 (ko) | 적층 폴리에스테르 필름 | |
WO2014024570A1 (ja) | 積層ポリエステルフィルム | |
US10174220B2 (en) | Coated film | |
JP2002079635A (ja) | 積層ポリエステルフィルムおよびその製造方法 | |
JP2011156687A (ja) | 樹脂シートおよびそれを用いた成形品 | |
JP6507544B2 (ja) | 積層フィルム | |
EP3029091B1 (en) | Coating film | |
JP4769990B2 (ja) | レンズシート用フィルム | |
JPH11271503A (ja) | レンズシート用フィルム | |
JP5948000B2 (ja) | 積層ポリエステルフィルム | |
JP6194617B2 (ja) | 積層フィルムおよびその製造方法 | |
JPH11296089A (ja) | 粘着ラベル | |
JP5295823B2 (ja) | 帯電防止性白色ポリエステルフィルム | |
JPH1029288A (ja) | 離型フィルム | |
JP2001341241A (ja) | 積層フィルムおよびその製造方法 | |
JP7215248B2 (ja) | 積層ポリエステルフィルム及びその製造方法 | |
JP5878153B2 (ja) | 積層ポリエステルフィルム | |
JP5783657B2 (ja) | 積層ポリエステルフィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130902 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140422 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140708 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140721 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5594019 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |