JP5593873B2 - ろう付け工具 - Google Patents

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Description

本発明は、切刃が形成された刃部がシャンク部にろう付けされたろう付け工具に関するものである。
このようなろう付け工具としては、例えば特許文献1に、切削部および軸部を有する切刃本体部と、この切刃本体部が接合されるシャンク部とを備え、このうちシャンク部は、軸部が隙間を設けて挿入されるとともに、この隙間にロウ材を供給して該軸部を固着するための挿入孔部と、この挿入孔部に同軸的に連通し、軸部の端部側が嵌合する嵌合孔部とを有し、これら軸部またはシャンク部には、挿入孔部と嵌合孔部との間に位置して溝部が形成されるようにしたものが提案されている。
特開2001−105230号公報
ところで、このようなろう付け工具においては、上記特許文献1に記載のようにシャンク部に嵌合孔部を形成して軸部の端部を嵌合させることにより、切刃本体部とシャンク部とを同軸上に高精度に芯出しする必要があるもの以外に、例えば日曜大工などにおいて手持ちの電動工具に取り付けられて使用されるようなものも知られており、そのようなろう付け工具ではそれほど厳密な精度が要求されることはない。
ところが、その一方で、このようなろう付け工具では、シャンク部の外径は、取り付けられる電動工具によって一定であるのに対し、刃部の外径は、例えばろう付け工具がドリルの場合には穿設する穴の径によって様々であり、場合によっては図4に示すように刃部1の外径Dがシャンク部2の外径dより大きくなることもある。
そして、そのような場合に、シャンク部2の先端面に開口したろう付け穴部3に挿入される刃部1後端部のろう付け軸部4と、外径Dが大きくされた刃部1の後端側の部分とが工具軸線Oに垂直な段差面5を介して連なっていると、図5に示すようにろう付け穴部3の開口部が塞がれて、このろう付け穴部3とろう付け軸部4との間にろう材6が封止された状態となる。
ここで、このような日曜大工で使用されるろう付け工具は、通常は切削油剤を用いない乾式切削で使用されるため、刃部1は使用時には高温となることが多い。ところが、その際に発生した熱がろう付け軸部4に伝播して、ろう材6のフラックスから微量の腐食性ガスが発生することがあり、こうして発生したガスは、上述のようにろう付け穴部3の開口部が塞がれていると、このろう付け穴部3内に滞留することになる。
しかしながら、同じくこのように日曜大工で使用されるろう付け工具は、その使用頻度はそれほど高くはなく、一度使用した後は数ヶ月も放置されることもある。そして、このように長期に亙って放置されていると、その間にろう付け穴部3に滞留したガスが段差面5とシャンク部2の先端面の間から徐々に滲み出て刃部1やシャンク部2の表面を腐食することにより汚損し、工具外観を著しく損なうことがある。
本発明は、このような背景の下になされたもので、こうして乾式切削等に一旦使用された後に長期に亙って放置されても腐食性ガスによる表面の汚損等を生じることのないろう付け工具を提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、切刃が形成された刃部とシャンク部とがろう付けにより接合されたろう付け工具であって、上記刃部の後端部には該刃部の先端部よりも外径の小さな円柱状をなすろう付け軸部が形成されるとともに、上記シャンク部の先端部には上記ろう付け軸部が挿入されてろう付けされるろう付け穴部が形成されており、上記ろう付け軸部の長さと上記ろう付け孔部の深さは互いに等しくされ、上記刃部における上記ろう付け軸部の先端から該刃部の上記先端部の後端にかけては、上記ろう付け穴部の開口部から先端側に向かうに従い該ろう付け軸部に対して外径が漸次大きくなる拡径部が形成されていることを特徴とする。
従って、このように構成されたろう付け工具では、シャンク部のろう付け穴部開口部から先端側に向けて刃部の後端側部分の外径がろう付け軸部の外径に対して漸次大きくなる拡径部が形成されていて、ろう付け穴部の開口部が開放されることになるので、乾式切削でろう材から腐食性ガスが発生してもろう付け穴部内に滞留することなく、気散してしまう。このため、その後に長期間放置しておいても刃部やシャンク部の表面が腐食されるのを抑えて汚損の発生を防止し、外観を維持したまま再使用することができる。
ここで、上記ろう付け穴部の開口部に、上記拡径部において外径が漸次大きくなる割合よりも大きな割合で先端側に向かうに従い内径が漸次大きくなる面取り部を形成することにより、このろう付け穴部側でも腐食性ガスの気散を促してろう付け穴部内での滞留を確実に防ぐことができる。
特に、このような場合において、面取り部の傾斜角は工具軸線に対して通常45°とされることが多いので、上記拡径部は、その外径がこれよりも小さな工具軸線に対して35°以下の一定の傾斜角で漸次大きくなるようにされているのが望ましい。これよりも傾斜角が大きいと、例えばろう材をろう付け穴部に多く入れすぎた場合にろう材がろう付け穴部の開口部から溢れて拡径部に付着することによりろう付け穴部の開口部を塞ぎ、腐食性ガスの気散を阻害するおそれがある。
以上説明したように、本発明によれば、日曜大工で使用されるようなろう付け工具であっても、一旦使用されてから長期間放置された後に再使用しようとしたときに、外観を著しく損なうような汚損が工具表面に生じるのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態を示す側面図である。 図1に示す実施形態のろう付け部の概略を示す拡大断面図である。 図1に示す実施形態の変形例におけるろう付け部の概略を示す拡大断面図である。 従来のろう付け工具を示す側面図である。 図4に示す従来例のろう付け部の概略を示す拡大断面図である。
図1および図2は、本発明の一実施形態を示すものである。本実施形態は、本発明をろう付け式のドリルに適用した場合を示すものであって、その工具本体11は、後端側(図1において右側)のシャンク部12と先端側(図1において左側)の刃部13とから構成されていて、これらシャンク部12と刃部13とが工具軸線Oに関して同軸にろう付けされて一体化されている。
シャンク部12は工具軸線Oを中心とした外形略円柱状とされていて、ただしその先端部には、同じく工具軸線Oを中心とした断面円形の一定内径のろう付け穴部12Aが、シャンク部12の長手方向(工具軸線O方向)略中央部まで穿設されている。なお、本実施形態においてシャンク部12の先端面は、図2に示すようにこのろう付け穴部12Aの内周面と直交して工具軸線Oに垂直な平面状に形成されている。
一方、本実施形態の刃部13は、その先端部がやはり工具軸線Oを中心とした外形略円柱状とされており、その外径Dはシャンク部12の外径dよりも大きくされている。ただし、ドリルである本実施形態における刃部13の外周には、刃部13先端の先端逃げ面から後端側に向けて一対の切屑排出溝14が工具軸線Oに関して対称に、使用時の工具回転方向後方側に向けて捩れるように形成されており、これらの切屑排出溝14の工具回転方向を向く壁面と上記先端逃げ面との交差稜線部に切刃15が形成されている。
そして、この刃部13の後端部には、切屑排出溝14や切刃15が形成された上記先端部よりも外径が一回り小さな円柱状をなすろう付け軸部13Aが工具軸線Oを中心に形成されるとともに、このろう付け軸部13Aの先端から刃部13先端部の後端にかけては、先端側に向かうに従い外径が漸次大きくなる拡径部13Bとされている。なお、切屑排出溝14は、この拡径部13Aの手前で切り上げられている。
ここで、本実施形態では、この拡径部13Bは、先端側に向けてその外径が大きくなる割合が一定とされていて、すなわち工具軸線Oに対する傾斜角θが一定とされた工具軸線Oを中心とする円錐台状とされている。さらに、この傾斜角θは、本実施形態では35°以下とされている。
このようなろう付け軸部13Aがシャンク部12の上記ろう付け穴部12Aに挿入されて、図2に示すようにろう材16を介して接合すなわちろう付けされることにより、シャンク部12と刃部13とは工具軸線Oに関して同軸に一体化される。ただし、図2はこのろう付け部の概略図であって、実際にはろう付け軸部13Aの外周とろう付け穴部12Aの内周との間隙は図示のものより小さく、またろう付け軸部13Aの長さとろう付け穴部12Aの深さは図示のものより大きくされて、互いに略等しくされている。
このようにシャンク部12と刃部13とがろう付けされて構成されたろう付け工具においては、刃部13の上記拡径部13Bはろう付け穴部12Aの開口部から先端側に向かうに従いその外径が漸次大きくなるようにされ、これによりろう付け穴部12Aの開口部は図2に示すように開放された状態となる。このため、当該ろう付け工具が乾式切削に使用されて刃部13が高温になることにより、その熱がろう付け軸部13Aに伝播してろう材16のフラックスから腐食性のガスが発生しても、こうして開放された開口部から気散してしまうため、ろう付け穴部12A内に滞留することがない。
従って、こうしてろう付け工具を一旦使用した後に暫く放置しておいても、このようなガスが滲み出てシャンク部12や刃部13を腐食するのを抑制することができ、例えば数ヶ月後に再度使用しようとしたときに工具表面が汚損されて外観が著しく損なわれるような事態が生じるのを防いで、当初の使用時と同様に使用に供することが可能となる。また、こうしてろう付け穴部12Aの開口部が開放されることにより、例えばろう付け時に発生したガスも滞留させることなく速やかに気散させることができる。
さらに、本実施形態では、上記拡径部13Bが先端側に向けて工具軸線Oに対し一定の傾斜角θで拡径するように形成されていて、その傾斜角θが35°以下とされており、これにより拡径部13Bが開放されたろう付け穴部12Aの開口部側を遮ることもなくなって、確実にガスの気散を促すことができる。すなわち、傾斜角θが35°よりも大きいと、ろう付け穴部12Aの開口部の直ぐ先端側に拡径部13Bが広がるように配されることになり、例えばろう付けの際にろう材16の量が多くてろう付け穴部12Aから溢れ出してしまうと、この溢れたろう材が拡径部13Bに付着してろう付け穴部12Aの開口部を塞いでしまい、速やかなガスの気散を妨げるおそれがある。
ただし、この傾斜角θが小さすぎても、拡径部13Bの工具軸線O方向の長さが必要以上に長くなりすぎて、特に手持ちの電動工具に取り付けて使うろう付け工具としては使用に適さなくなってしまう。このため、上記傾斜角θは10°以上とされるのが望ましい。なお、本実施形態では、こうして拡径部13Bを一定の傾斜角θで拡径する円錐台状に形成したが、例えば先端側に向けて拡径部13Bの外径が大きくなる割合が変化していて、拡径部13Bの工具軸線Oに沿った断面が曲線状をなして先端側に向かうに従い漸次拡径するものとされていてもよく、この場合には断面が凹曲線をなして拡径するのがより望ましい。
一方、このように刃部13のろう付け軸部13A先端側に拡径部13Bを設けるのに加えて、図3に示す上記実施形態の変形例のように、シャンク部12のろう付け穴部12Aの開口部側に、先端側に向かうに従いろう付け穴部12Aの内径を拡径させるような面取り部12Bを形成してもよい。なお、この図3に示す変形例において、図1および図2に示した実施形態と共通する部分には同一の符号を配してある。
この面取り部12Bは、上記実施形態のろう付け穴部12Aの開口部を、刃部13の拡径部13Bの外径が先端側に向かうに従い漸次大きくなる割合よりも大きな割合で先端側に向かうに従いその内径が漸次大きくなるように面取りしたものとされている。特に、この変形例においては面取り部12Bの内径が大きくなる割合は一定とされ、すなわち面取り部12Bは、工具軸線Oに対してなす傾斜角が上記傾斜角θよりも大きくされた凹円錐面状とされていて、この面取り部12Bの傾斜角は例えば45°とされている。
なお、この面取り部12Bの工具軸線O方向の幅は、刃部13の拡径部13Bの工具軸線O方向の幅や、あるいはろう付け穴部12Aやろう付け軸部13Aの工具軸線O方向の深さ、長さなどよりも十分小さくされている。また、この面取り部12Bとシャンク部12の外周面との間には、工具軸線Oに垂直な平面状とされたシャンク部12の先端面が残されている。
このような変形例のろう付け工具においても、刃部13に形成された拡径部13Bにより腐食性ガスの気散を促してろう付け穴部12Aに滞留するのを防ぐことができ、シャンク部12や刃部13の表面の腐食を抑えて汚損を防止することができる。そして、さらにこの変形例では、ろう付け穴部12Aの開口部に形成された面取り部12Bにより、刃部13のろう付け軸部13Aとろう付け穴部12Aとの間隙をこの開口部で大きくすることができるので、一層確実に腐食性ガスの気散を促してろう付け部の汚損を防止することができる。
また、この変形例では、上記面取り部12Bが先端側に向けてろう付け穴部の内径を大きくする割合が、刃部13の拡径部13Bが先端側に向けて外径が大きくなる割合よりも大きくされており、従ってこの面取り部12Bとその先端内周側に対向することになる拡径部13Bとの間隔も、先端側に向けて漸次広がることになる。このため、ろう材16のフラックスから発生した腐食性ガスをさらに効率的に気散させて除去することが可能となる。
さらに、こうして面取り部12Bが形成されることにより、ろう付け穴部12Aの断面積が開口部側で大きくなるので、例えば上述のようにろう材16を多くろう付け穴部12Aに入れてしまったとしても、ろう材16がろう付け穴部12Aの開口部から溢れ出て刃部13の拡径部13Bに付着したりするのも避けることができるという利点も得ることができる。
なお、この変形例では、面取り部12Bを、先端側に向けてその内径が大きくなる割合が一定の凹円錐面状に形成したが、該面取り部12Bの工具軸線Oに沿った断面が凸曲線をなすようにして先端側に向かうに従い内径が大きくなる割合が漸次大きくなるように形成してもよく、また上述のようなろう材16のはみ出しを防ぐのには、面取り部12Bの工具軸線Oに沿った断面が凹曲線状をなすようにして、先端側に向かうに従い内径が大きくなる割合が漸次小さくなるようにされていてもよい。
また、上記実施形態およびその変形例のろう付け工具では、刃部13の先端部の外径Dがシャンク部12の外径dよりも大きくされているが、ろう付け穴部12Aの内径またはろう付け軸部13Aの外径よりも刃部13の先端部の外径Dが大きければ、上述のような拡径部13Bを形成することができるので、切刃15が形成される刃部13先端部の外径は例えばシャンク部12の外径dと等しかったり、あるいはこれより小さくされていてもよい。
さらに、シャンク部12は外形略円柱状とされているが、当該ろう付け工具が取り付けられる電動工具のチャック等に合わせて例えば外形略正六角柱状とされていたりしてもよく、またシャンク部12の後端側の外周面にチャッキング等のための環状溝が形成されていたりしてもよい。また、シャンク部12と刃部13の材質は任意であって、異なる材種でも同材種でもよく、例えば日曜大工用の工具などでは両者をともに鋼材とし、ただし刃部13をシャンク部12よりも高硬度のものとしてもよい。
以下、実施例を挙げて本発明の効果について実証する。本実施例では、上記実施形態の変形例に応じたろう付け工具(ドリル)において、拡径部13Bの工具軸線Oに対する傾斜角θを15°、30°、35°、および45°とした4種のろう付け工具を製造した。これを実施例1〜4とする。また、これら実施例1〜4に対する比較例として、この傾斜角θが90°、すなわち図4および図5に示したように刃部1の後端側部分とろう付け軸部4とが工具軸線Oに垂直な段差面5を介していてろう付け穴部3の開口部が塞がれているろう付け工具も製造した。
なお、実施例1〜4および比較例ともに、刃部の外径は6.5mm、シャンク部の外径は6.3mm、ろう付け軸部の外径は4.95mm、ろう付け穴部の内径は5.01mm、ろう付け軸部の長さとろう付け穴部の深さはともに20mm、刃部の材質はSKH51、シャンク部の材質はS45C、ろう材はJIS Z 3261におけるBAg−6であった。そして、これら実施例1〜4と比較例とを約200℃で0.3時間加熱して保持した後、約3ヶ月放置して、工具表面に腐食や腐食による汚損が発生していないかを目視によって検査した。
その結果、比較例ではろう付け部に腐食が発生していて広範囲に亙って汚損され、外観が著しく損なわれていたのに対し、実施例1〜4では、傾斜角θが面取り部と同じ45°と大きい実施例4で僅かな腐食が発生していたのが認められたものの、外観上の著しい汚損は認められず、他の実施例1〜3でも汚損は認められなかった。また、これら実施例1〜3のうちでも、特に面取り部の傾斜角45°に対して拡径部の傾斜角θが15°以上小さくされた実施例1、2では腐食の発生も認められず、従って拡径部は面取り部よりも15°以上小さな傾斜角θとされるのがより望ましいことが分かる。
11 工具本体
12 シャンク部
12A ろう付け穴部
12B 面取り部
13 刃部
13A ろう付け軸部
13B 拡径部
14 切屑排出溝
15 切刃
16 ろう材
d シャンク部12の外径
D 刃部13の外径
O 工具軸線
θ 拡径部13Bの工具軸線Oに対する傾斜角

Claims (3)

  1. 切刃が形成された刃部とシャンク部とがろう付けにより接合されたろう付け工具であって、上記刃部の後端部には該刃部の先端部よりも外径の小さな円柱状をなすろう付け軸部が形成されるとともに、上記シャンク部の先端部には上記ろう付け軸部が挿入されてろう付けされるろう付け穴部が形成されており、上記ろう付け軸部の長さと上記ろう付け孔部の深さは互いに等しくされ、上記刃部における上記ろう付け軸部の先端から該刃部の上記先端部の後端にかけては、上記ろう付け穴部の開口部から先端側に向かうに従い該ろう付け軸部に対して外径が漸次大きくなる拡径部が形成されていることを特徴とするろう付け工具。
  2. 上記ろう付け穴部の開口部には、上記拡径部において外径が漸次大きくなる割合よりも大きな割合で先端側に向かうに従い内径が漸次大きくなる面取り部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のろう付け工具。
  3. 上記拡径部は、その外径が工具軸線に対して35°以下の一定の傾斜角で漸次大きくなるようにされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のろう付け工具。
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