JP2015039753A - 油圧チャック構造およびその製造方法 - Google Patents

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松本 政一
Masaichi Matsumoto
政一 松本
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【課題】接合強度および耐久性を向上させた油圧チャック構造を提供する。
【解決手段】外筒(15)と、内筒(16)と、外筒の内周面と内筒の外周面との間に形成される油圧室(21,22)とを備え、油圧室に作動液を供給して内筒の内周面を内径方向に縮径させて、内筒の中心孔(29)に挿通される工具のシャンク部を把持するチャック構造において、外筒の内周面には油圧室よりも先端側および/または後端側に雌ねじ部(19f,17f)が形成され、内筒の外周面には雌ねじ部と螺合する雄ねじ部(26m,24m)が形成され、雌ねじ部および雄ねじ部はロウ材(W)で接合されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、作動液の油圧を用いて工具のシャンク部をチャッキングする油圧構造に関する。
工作機械の主軸に装着される工具ホルダのうち、作動油の油圧を用いて、刃物等の工具のシャンク部を把持する油圧チャック構造(ハイドロチャックとも称する)は、従来、例えば、実公昭61−969号公報(特許文献1)、特開平10−29106号公報(特許文献2)、実開平7−40007号公報(特許文献3)、および特開2012−76199号公報(特許文献4)に記載のごときものが知られている。特許文献1の第4図および第7図には、内筒の外周面に周方向溝を設け、このような内筒を外筒に気密に嵌挿して、空腔を形成することが記載されている。特許文献2記載のハイドロリックチャック装置は、外筒になるチャック本体の中央孔をテーパ孔とし、チャック本体の後端に配設した引きねじで、内筒になるスリーブをテーパ孔の奥に引き込んで、スリーブをテーパ孔に固定するというものである。特許文献3および特許文献4は、チャック筒の内部に流体圧室を設けるというものである。
実公昭61−969号公報 特開平10−29106号公報 実開平7−40007号公報 特開2012−76199号公報
特許文献1には、内筒の少なくとも両端部を、外筒に気密に嵌挿固着することが記載されているが、具体的な嵌挿固着の構造については何ら記載がない。特許文献2では、ハイドロリックチャック装置が連続して高速回転する際に、引きねじが緩んでしまう虞があり、そうするとチャック本体の内周面とスリーブ外周面との間に配置された膨張室に適切な油圧を供給することができない。
特許文献3,4記載のハイドロチャックでは、一般的にチャック筒が内筒と外筒からなり、これら内筒および外筒を固定して両者間に流体圧室を設けている。かかる固定は、例えば内筒の外周面および外筒の内周面をロウ材で接合することにより行う。あるいは内筒の先端部にフランジを形成し、フランジには複数のボルト孔を設け、かかるフランジを外筒の先端面にボルトで固定する。そして内筒の外周面および外筒の内周面には、軸線方向の両端部において気密のためのシール部材が介在する。
しかしながら内周面および外周面を単にロウ材で接合する従来のロウ付けでは、ワークを加工中に軸力や周方向力がロウ材に作用するだけでなく、油圧の圧力もロウ材に作用するため、接合強度および耐久性において改善の余地がある。またボルトで固定するとともにシールで気密に封止する場合には、ボルトの緩みおよびシールの経年劣化という問題がある。
本発明は、上述の実情に鑑み、接合強度および耐久性を向上させた油圧チャック構造を提供することを目的とする。
この目的のため本発明による油圧チャック構造は、外筒と、内筒と、外筒の内周面と内筒の外周面との間に形成される油圧室とを備え、油圧室に作動液を供給して内筒の内周面を内径方向に縮径させて、内筒の中心孔に挿通される工具のシャンク部を把持するチャック構造において、外筒の内周面には油圧室よりも先端側および/または後端側に雌ねじ部が形成され、内筒の外周面には雌ねじ部と螺合する雄ねじ部が形成され、雌ねじ部および雄ねじ部はロウ材で接合されることを特徴とする。
かかる本発明によれば、内筒の外周面および外筒の内周面がねじ構造によって互いに螺合することから、両者は軸線方向に移動不能に固定される。さらに雌ねじ部と雄ねじ部が互いにロウ材で接合することから、両者は周方向に移動不能に固定され、螺合が緩むことがない。したがって外筒および内筒は従来よりも強固に結合される。しかも、互いに螺合する雌ねじ部および雄ねじ部間の凹凸断面の隙間はロウ材で埋められるため、高圧にされた作動油がねじの螺合箇所から漏出することはない。ロウ材は、基本的には軸力や周方向力を負担することなく単にねじの螺合箇所の隙間を埋めるものである。したがって本発明になるロウ材で接合された接合部分は、従来の単なるロウ付けよりも耐久性に優れる。
本発明の好ましい実施形態として、雌ねじ部および雄ねじ部は、油圧室を挟んで軸線方向先端側および軸線方向後端側の双方に設けられるとよい。かかる実施形態によれば、油圧室を液密に封止することができ、油圧チャック構造の耐久性が益々向上する。他の実施形態として、油圧室よりも先端側あるいは後端側に雌ねじ部および雄ねじ部を設けることなく、従来のように内周面と外周面を単にロウ材で接合してもよい。
本発明の一実施形態として、外筒の内周面は、雌ねじ部が形成される大径の先端部、この先端部よりも後端側で油圧室と接する小径の軸線方向中間領域、およびこれら先端部と軸線方向中間領域の境界に形成されて先端側へ指向する環状面を含み、内筒は、内筒の先端部に形成されるフランジを含み、フランジの外周に雄ねじ部が形成され、フランジの後端側の端面が環状面と密着する。かかる実施形態によれば、フランジと環状面を密着させることから、油圧室から外界までの距離を長くすることができる。
雌ねじ部および雄ねじ部のねじピッチは特に限定されないが、本発明の好ましい実施形態として、雌ねじ部および雄ねじ部のねじピッチが1.0mm以下である。かかる実施形態によれば、ねじピッチを短くすることから、螺合箇所において雄ねじ部のねじ山と雌ねじ部のねじ山との噛み合い数を多くすることが可能となる。したがって先端側の螺合箇所の軸線方向長さを短くして、油圧室を内筒の中心孔の口元に近づけることができる。
本発明の好ましい実施形態として、内筒の内周面には油切り溝が設けられるとよい。かかる実施形態によれば、工具のシャンク部の外周面に付着した余分な油を、油切り溝へ逃がすことができ、油圧チャック構造が工具のシャンク部の外周面を確りとチャックすることができる。
本発明になる油圧チャック構造の製造方法は、相対的に大径の中心孔を含む筒状の先端部と、先端部から後端側へ向かって延び相対的に小径の中心孔を含む筒状の軸線方向中間領域と、軸線方向中間領域から後端側へ向かって延び中心孔の孔底を含む筒状の後端部と、先端部の内周面と軸線方向中間領域の内周面との境界に設けられて先端側へ指向する先端側環状面と、先端部の内周面に形成される先端側雌ねじ部と、後端部の内周面に形成される後端側雌ねじ部とを有する外筒を準備する。また先端側環状面の外周縁および中心孔の孔底の外周縁に沿って、線状のロウ材を設置する。また先端から後端側に向かって延びる工具保持孔と、先端部の外周面に形成されるフランジと、フランジの外周面に形成される先端側雄ねじ部と、後端部の外周面に形成される後端側雄ねじ部とを有する内筒を準備する。また外筒の中心孔に内筒を挿入し、先端側雌ねじ部に先端側雄ねじ部を螺合させるとともに後端側雌ねじ部に後端側雄ねじ部を螺合させて内筒のフランジまたは後端部を外筒の先端側環状面または中心孔の孔底に突き当て、先端側雄ねじ部および先端側雌ねじ部と後端側雄ねじ部および後端側雌ねじ部との間にあって外筒の内周面と内筒の外周面との間に油圧室を画成する。また互いに螺合した外筒および内筒をロウ付け温度以上で加熱して、先端側雄ねじ部および先端側雌ねじ部をロウ材で接合し、後端側雄ねじ部および後端側雌ねじ部をロウ材で接合する。接合後、ロウ付け温度よりも低い浸炭温度で外筒および内筒に浸炭を施す。浸炭後、外筒および内筒を浸炭温度よりも低い焼き入れ温度に加熱し、その後に急冷して、外筒および内筒に焼き入れを施す。これにより、ロウ材による雌ねじ部および雄ねじ部の接合と、外筒および内筒の浸炭焼き入れを両立させることができる。
好ましい実施形態として、上述した焼き入れ後、外筒および内筒に焼き戻しを施す。
このように本発明によれば、雌ねじ部および雄ねじ部の螺合により、内筒と外筒の固定を強固にすることができ、内筒と外筒の接合強度が従来よりも向上する。しかもロウ材によって内筒と外筒の螺合が緩むことがないばかりでなく、ロウ材の耐久性が従来よりも向上する。本発明によれば、強度および耐用年数にすぐれた油圧チャック構造を提供することができる。
本発明の一実施形態になる油圧チャック構造を具備する工具ホルダを示す縦断面図である。 同実施形態を示す横断面図である。 同実施形態を示す横断面図である。 同実施形態を示す縦断面図および側面図である。 雌ねじ部および雄ねじ部の螺合箇所を拡大して示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1および図4は、本発明の一実施形態になる油圧チャック構造を具備する工具ホルダを示す説明図であり、図1は軸線および1の油路を含む平面で切断した縦断面を表し、図4の上半分は軸線および他の油路を含む平面で切断した縦断面を表す。なお図4の下半分は、側面図である。図2および図3は、同実施形態を示す横断面図であり、図2は内筒および外筒を軸線に直角な平面で切断し、図3は内筒のシリンダ室を軸線に直角な平面で切断したものである。工具ホルダ10は、後端部に配置されたシャンク部11と、先端部に配置された工具保持部12と、これらの境界に形成されたフランジ13を備える。シャンク部11は、軸線Oに沿って延びる貫通孔14を有し、図示しない工作機械の主軸に装着される。工具保持部12は、シャンク部11の外径よりも大きく、後端側から先端側まで一定の外径を備える。フランジ13は、シャンク部11および工具保持部12よりもさらに大きな外径を有する。これらシャンク部11、フランジ13、および工具保持部12は、いずれも軸線Oを中心として軸線方向に延びる。
工具保持部12は、互いに移動不能に結合する外筒15および内筒16を含み、リーマやドリルやその他の刃物といった工具を把持する。外筒15はシャンク部11と一体に形成された円筒の筒体であり、外筒15の中心孔は、先端側で開口し、後端側でシャンク部11を貫通する貫通孔14と接続する。内筒16は外筒15に包囲される。外筒15および内筒16は、先端部、後端部、およびこれらの間に位置する軸線方向中間領域を有する。内筒16の中心孔は工具保持孔29を構成する。工具保持孔29は内筒16の先端から後端まで内径一定で延びる貫通孔であり、後端側で貫通孔14と接続する。工具保持孔29には図示しない工具(刃物)のシャンク部が先端側から挿入される。工具保持孔29の孔壁面、すなわち内筒16の内周面、には螺旋状に延びる油切り溝30が形成される。油切り溝30の軸線方向位置は、内筒16の軸線方向中間領域と一致する。内筒16の後端部24および先端部26には、油切り溝が形成されない。
外筒15の中心に設けられた中心孔は、先端側が開口し、後端側に孔底を有し、外筒15の軸線方向中間領域18で内径一定に延び、先端部19の内径が、軸線方向中間領域18の内径よりも大径にされる。また外筒15の後端部17の内径が、軸線方向中間領域18の内径よりもやや小径にされる。このように先端部19の内径が軸線方向中間領域18の内径よりも大きいことから、外筒15の内周面に環状の段差が形成される。具体的には、外筒15の内周面のうち先端部19と軸線方向中間領域18との境界に、先端側に指向する平坦な開口側環状面20が形成される。開口側環状面20の外周縁は、先端部19の内周面と接続し、当該接続箇所には環状の盗み溝20gが形成される。
外筒15の中心孔の孔底は貫通孔14と接続するところ、後端部17における外筒15の中心孔の内径は、貫通孔14の内径よりも大きい。このため外筒15の後端部17には先端側へ指向する平坦な孔底側環状面28が形成される。孔底側環状面28の外周縁は、後端部17の内周面と接続し、当該接続箇所には環状の盗み溝28gが形成される。
外筒15の中心孔には雌ねじ部が形成される。具体的には、後端部17の内周面および先端部19の内周面に雌ねじ部17f,19fがそれぞれ形成される。
内筒16は円筒体であって、内筒16の外周面が外筒15の内周面に取付固定される。内筒16の外周面には、互いに軸線方向に離隔して周方向に延びる円周溝21g,22gと、後端側の円周溝21gおよび先端側の円周溝22gを連絡する軸線方向溝23gが形成される。円周溝21g,22gはアリ溝であり、図1および図4に示すように溝底部分の幅寸法が溝開口部分の幅寸法よりも大きい。
軸線方向溝23gは周方向に間隔を空けて複数本設けられ、軸線方向に延びる。円周溝21g,22gの溝底から内筒16の内周面までの径方向肉厚は、相対的に薄肉にされる。これに対し、円周溝21g,22gが設けられていない内筒16の後端部24、中央部25、および先端部26の径方向肉厚は、相対的に厚肉にされる。特に先端部26の外周面には、外径方向に突出する環状のフランジ27が形成される。また後端部24の外周面およびフランジ27の外周面には雄ねじ部24m,26mがそれぞれ形成される。
内筒16の外周面に設けられた後端側の雄ねじ部24mおよび先端側の雄ねじ部26mは、外筒15の内周面に設けられた後端側の雌ねじ部17fおよび先端側の雌ねじ部19fと螺合する。具体的には、後端部24の外周面に設けられた雄ねじ部24mが、後端部17の内周面に設けられた雌ねじ部17fに螺合するとともに、フランジ27の外周面に設けられた雄ねじ部26mが、先端部19の内周面に設けられた雌ねじ部19fに螺合する。
本実施形態の雄ねじ部24m,26mと雌ねじ部17f,19fとの隙間にはロウ材が介在する。これにより内筒16の後端部24は、全周に亘って外筒15の後端部17と隙間なく接合する。また内筒16のフランジ27は、全周に亘って外筒15の先端部19と隙間なく接合する。雌ねじ部17fと雄ねじ部24mとの隙間はロウ材で埋められ、両者の螺合が緩むことはない。同様に雌ねじ部19fと雄ねじ部26mとの隙間もロウ材で埋められる。
内筒16は、上述のように外筒15の中心孔に挿入されて、ロウ材で外筒15に分離不能に接合される。内筒16の外周面に設けられた円周溝21g,22gおよび軸線方向溝23gは、外筒15の内周面によって覆われることにより、油圧室21,22および連絡油路23をそれぞれ画成する。後端側の油圧室21は内筒16の後端部24の先端側と隣接する。先端側の油圧室22はフランジ27の後端面と隣接する。
雌ねじ部24m,26mおよび雄ねじ部17f,19fのねじ山は、1条ねじであって、1.0mmのねじピッチを有する。あるいはねじピッチは1.0mm以下であってもよい。先端側にある雌ねじ部26mおよび雄ねじ部19fの螺合箇所を、例えば5山の噛み合いとすれば、螺合箇所の軸線方向寸法Lは約5mmになる。したがって螺合箇所の軸線方向寸法Lと同じく、フランジ27の厚みを約5mmとして、先端側の油圧室22は工具保持部12の先端から約5mmの位置に設けられる。
工具ホルダ10に設けられた油圧チャック構造につき説明すると、外筒15の内周面と外周面との間には、軸線Oと平行に延びる油路31,32が穿設される。油路31の先端は油圧室21と接続し、油路31の後端は第1シリンダ室33と接続する。油路32の先端は油圧室22と接続し、油路32の後端は第2シリンダ室34と接続する。
油圧チャック構造の第1シリンダ室33および第2シリンダ室34は、図2に示すように貫通孔14を挟むようにして、外筒15の後端部に配設される。第1シリンダ室33は外筒15の外周面から軸線直角方向に延びる有底の穴41の奥側である。第1シリンダ室33の開口側は円柱状のピストン部材37によって封止される。穴41の開口側の内周面には雌ねじ部43が形成される。穴41の奥側にピストン部材37を収容した状態で、この雌ねじ部43には、雄ねじ35が螺合する。第2シリンダ室34も第1シリンダ室33と同様に構成される。このため外筒15の後端部には、穴42と、雌ねじ部44と、雄ねじ36と、ピストン部材38がさらに設けられる。穴41,42は互いに平行に延びる。
第1シリンダ室33は、油路31と、油圧室21と、連絡油路23と、油圧室22と、油路32とを順次経由して、第2シリンダ室34と連通する。これら第1シリンダ室33から第2シリンダ室34までの空間は作動油または非圧縮性の作動液で満たされる。
本実施形態の油圧チャック構造の動作につき説明する。
工具ホルダ10の使用者が、雄ねじ35,36の一方を穴41,42にねじ込むと、雄ねじ35,36の一方がピストン部材37,38の一方を穴41,42の奥へ押し込み、作動油の油圧が上昇する。これにより油圧室21,22が同時に膨張して、内筒16が径方向に弾性変形し、工具保持孔29が縮径する。そうすると工具保持孔29に差し込まれた円柱形状の工具シャンク部は、油圧室21の軸線方向位置および油圧室22の軸線方向位置で内筒16により締め込まれる。かくして工具保持部12は工具シャンク部をチャックする。
本実施形態の油圧チャック構造によれば、外筒15の内周面であって油圧室22よりも先端側に雌ねじ部19fが形成され、内筒16の外周面には雌ねじ部19fと螺合する雄ねじ部26mが形成され、雌ねじ部19fおよび雄ねじ部26mはロウ材で接合されることから、雌ねじ部19fおよび雄ねじ部26mの螺合によって外筒15に内筒16を固定することができる。しかも雌ねじ部19fおよび雄ねじ部26m間の隙間がロウ材で埋められることから、従来のボルト止めおよび単なるロウ付けによる結合と比較して、外筒15に内筒16を強力に結合することができる。そして油圧室22の作動油が雌ねじ部19fおよび雄ねじ部26mの螺合箇所を伝って軸線方向に漏出することがなく、耐久性に優れる。後端側の雌ねじ部17fおよび雄ねじ部24mも同様である。
また本実施形態の油圧チャック構造によれば、雌ねじ部19f,17f(以下において先端側雌ねじ部19f、後端側雌ねじ部17fと区別する場合がある)および雄ねじ部26m,24m(以下において先端側雄ねじ部26m、後端側雄ねじ部24mと区別する場合がある)が、油圧室21,22を挟んで軸線方向先端側および軸線方向後端側の双方に設けられる。したがって油圧室21,22が液密に封止される。
また本実施形態の油圧チャック構造によれば、外筒15の先端部19の内周面が相対的に大径にされて雌ねじ部19fが形成され、先端部19よりも後端側に位置する外筒15の軸線方向中間領域18が相対的に小径にされて油圧室21,22と接し、先端部19の内周面は先端部19と軸線方向中間領域18の境界に形成されて先端側へ指向する開口側環状面20を含む。内筒16は、内筒の先端部26に形成されるフランジ27を含み、フランジ27の外周に雄ねじ部26mが形成される。フランジ27の後端側の端面は開口側環状面20と密着する。これにより開口側環状面20およびフランジ27を設けない場合と比較して、油圧室22から外界までの距離を長くすることができる。
また本実施形態によれば、外筒15の先端部19の内周面にねじピッチ1.0mm以下の雌ねじ部19fを設け、内筒16の先端部26の外周面にねじピッチ1.0mm以下の雄ねじ部26mを設け、両者が互いに螺合することから、先端側の螺合箇所の軸線方向寸法を短くすることができる。そして、外筒の内周面および内筒の外周面を単にロウ材で接合する従来のロウ付けよりも、先端側の油圧室22を外筒15および内筒16の先端に近づけることができる。これにより、工具保持孔29に差し込まれる工具のシャンク部を、工具保持孔29の口元でチャックすることができる。
また本実施形態によれば、内筒16の内周面、すなわち工具保持孔29、には油切り溝30が設けられる。これにより、内筒16の内周面や、工具保持孔29に差し込まれる図示しない工具シャンク部の外周面に余分な油が付着している場合に、余分な油を油切り溝30へ排出して、工具シャンク部の外周面を確りとチャックすることができる。
本実施形態の工具ホルダ10の製造方法につき説明する。
外筒15は、先端部19に形成されて外筒15の軸線に沿って延びる相対的に大径の中心孔と、軸線方向中間領域18および後端部17に形成されて外筒15の軸線に沿って延びる相対的に小径の中心孔と、先端部19の内周面と軸線方向中間領域18の内周面との境界に設けられて先端側へ指向する平坦な開口側環状面20と、後端部17の内周面と接続して先端側に指向する平坦な孔底側環状面28と、先端部19の内周面に形成される先端側雌ねじ部19fと、後端部17の内周面に形成される後端側雌ねじ部17fとを有する。
かかる外筒15を準備し、開口側環状面20と先端部19の内周面が接続する環状の隅部に沿って、全周に線状のロウ材を設置する。また孔底側環状面28と後端部17の内周面が接続する環状の隅部に沿って、全周に線状のロウ材を設置する。線状のロウ材Wの断面形状および設置状態を図5に模式的に示す。図5は、雌ねじ部および雄ねじ部の螺合箇所を、軸線Oを含む平面で断面とし、拡大して示す概略説明図である。ロウ材Wはその融点が980〜1020℃の範囲に含まれる金属ロウである。本実施形態のロウ材Wの融点は約1000℃である。またロウ材Wは例えば銀ロウである。線状のロウ材Wは、C字のリング状に曲げられて、外筒15に形成された盗み溝20g,28gに収容され、内筒16によって内径方向の移動を規制される。これによりロウ材Wは、全周に亘り、径方向移動不能に保持される。
次に、先端から後端側へ延びる工具保持孔29と、先端部26の外周面に形成されるフランジ27と、先端部26と後端部24との間に位置する軸線方向中間領域の外周面に形成される円周溝21g,22gと、フランジ27の外周面に形成される先端側雄ねじ部26mと、後端部24の外周面に形成される後端側雄ねじ部24mとを有する内筒16を準備する。
次に、外筒15の中心孔に内筒16を挿入し、先端側雌ねじ部19fに先端側雄ねじ部26mを螺合させるとともに後端側雌ねじ部17fに後端側雄ねじ部24mを螺合させて、内筒16のフランジ27または後端部24を外筒15の開口側環状面20または孔底側環状面28に突き当てる。このように内筒16を外筒15の中心孔に最後までねじ込み、雌ねじ部および雄ねじ部間に軸力を発生させると、雌ねじ部のねじ山の一方斜面と雄ねじ部のねじ山の一方斜面が当接する一方、雌ねじ部のねじ山の他方斜面と雄ねじ部のねじ山の他方斜面が離間して隙間Vが生じる。かかる隙間Vは螺旋状に連続して延び、盗み溝20g,28gとそれぞれ接続する。互いに当接するねじ山は5山(5周)以上有るのが好ましい。
雌ねじ部と雄ねじ部を螺合させると、内筒16の円周溝21g,22gが外筒15の内周面に覆われて、先端側雌ねじ部19fおよび先端側雄ねじ部26mと後端側雌ねじ部17fおよび後端側雄ねじ部24mとの間にあって外筒15の内周面と内筒16の外周面との間に油圧室が画成される。
次に、互いに螺合した外筒15および内筒16をロウ付け温度(約1000℃)以上で加熱して、線状のロウ材Wを溶融させる。液状化したロウ材Wは、図5に矢印で示すように隙間Vに侵入する。このとき開口側環状面20および孔底側環状面28を上向きにするとよく、液状化したロウ材Wは毛細管現象によって、下から上に向かって雌ねじ部と雄ねじ部との螺旋状隙間に侵入する。また開口側環状面20あるいは孔底側環状面28が、隙間Uを介して内筒16と対面する場合、液状化したロウ材Wは、毛細管現象によって、隙間Uにも侵入する。
次に外筒15および内筒16の温度が下降してロウ付け温度を下回ると、隙間V,Uに侵入したロウ材が凝固し、先端側雄ねじ部26mおよび先端側雌ねじ部19fがロウ材Wで接合され、後端側雄ねじ部24mおよび後端側雌ねじ部17fがロウ材Wで接合される。
次に炭素原子を含む雰囲気中で、外筒15および内筒16をロウ付け温度(約1000℃)よりも低い浸炭温度(約940℃)にして、外筒15および内筒16に浸炭を施す、
次に、外筒15および内筒16を浸炭温度(約940℃)よりも低い焼き入れ温度(約840℃)から急冷し、外筒15および内筒16に焼き入れを施す。
必要であれば、次に、外筒15および内筒16を焼き戻し温度(約185℃)まで温度上昇させ、その後徐々に温度低下させて外筒15および内筒16に焼き戻しを施すとよい。
本実施形態の製造方法によれば、ロウ材Wによる接合の後、外筒15および内筒16に浸炭を施すことから、雄ねじ部および雌ねじ部が強力に接合されるのみならず、ロックウェル硬さHrc55〜60の工具ホルダ10を得ることができる。なお上述した各温度の例は一例にすぎず、他の温度であってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になる油圧チャック構造は、工作機械の分野において有利に利用される。
10 工具ホルダ、 11 シャンク部、 12 工具保持部、
14 貫通孔、 15 外筒、 16 内筒、 17 外筒後端部、
17f 後端側雌ねじ部、 18 軸線方向中間領域、 19 外筒先端部、
19f 先端側雌ねじ部、 20 開口側環状面、 20g 盗み溝、
21,22 油圧室、 21g,22g 円周溝、 23 連絡油路、
23g 軸線方向溝、 24 内筒後端部、 24m 後端側雄ねじ部、
25 中央部、 26 内筒先端部、 26m 先端側雄ねじ部、
27 フランジ、 28 孔底側環状面、 28g 盗み溝、
29 工具保持孔、 30 油切り溝、 31,32 油路、
33 第1シリンダ室、 34 第2シリンダ室。

Claims (7)

  1. 外筒と、内筒と、前記外筒の内周面と前記内筒の外周面との間に形成される油圧室とを備え、前記油圧室に作動液を供給して内筒の内周面を内径方向に縮径させて、内筒の中心孔に挿通される工具のシャンク部を把持するチャック構造において、
    前記外筒の内周面には前記油圧室よりも先端側および/または後端側に雌ねじ部が形成され、前記内筒の外周面には前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部が形成され、前記雌ねじ部および前記雄ねじ部はロウ材で接合されることを特徴とする、油圧チャック構造。
  2. 前記雌ねじ部および前記雄ねじ部は、前記油圧室を挟んで軸線方向先端側および軸線方向後端側の双方に設けられる、請求項1に記載の油圧チャック構造。
  3. 前記外筒の内周面は、前記雌ねじ部が形成される大径の先端部、前記先端部よりも後端側で前記油圧室と接する小径の軸線方向中間領域、およびこれら先端部と軸線方向中間領域の境界に形成されて先端側へ指向する環状面を含み、
    前記内筒は、内筒の先端部に形成されるフランジを含み、前記フランジの外周に前記雄ねじ部が形成され、
    前記フランジの後端側の端面が前記環状面と密着する、請求項1または2に記載の油圧チャック構造。
  4. 前記雌ねじ部および前記雄ねじ部のねじピッチが1.0mm以下である、請求項1〜3のいずれかに記載の油圧チャック構造。
  5. 前記内筒の内周面には油切り溝が設けられる、請求項1〜4のいずれかに記載の油圧チャック構造。
  6. 相対的に大径の中心孔を含む筒状の先端部と、前記先端部から後端側へ向かって延び相対的に小径の中心孔を含む筒状の軸線方向中間領域と、前記軸線方向中間領域から後端側へ向かって延び中心孔の孔底を含む筒状の後端部と、前記先端部の内周面と前記軸線方向中間領域の内周面との境界に設けられて先端側へ指向する先端側環状面と、前記先端部の内周面に形成される先端側雌ねじ部と、前記後端部の内周面に形成される後端側雌ねじ部とを有する外筒を準備し、
    前記先端側環状面の外周縁および前記中心孔の孔底の外周縁に沿って、線状のロウ材を設置し、
    先端から後端側に向かって延びる工具保持孔と、先端部の外周面に形成されるフランジと、前記フランジの外周面に形成される先端側雄ねじ部と、後端部の外周面に形成される後端側雄ねじ部とを有する内筒を準備し、
    前記外筒の中心孔に前記内筒を挿入し、前記先端側雌ねじ部に前記先端側雄ねじ部を螺合させるとともに前記後端側雌ねじ部に前記後端側雄ねじ部を螺合させて前記内筒のフランジまたは後端部を前記外筒の先端側環状面または中心孔の孔底に突き当て、前記先端側雄ねじ部および前記先端側雌ねじ部と前記後端側雄ねじ部および前記後端側雌ねじ部との間にあって前記外筒の内周面と前記内筒の外周面との間に油圧室を画成し、
    互いに螺合した前記外筒および前記内筒をロウ付け温度以上で加熱して、前記先端側雄ねじ部および前記先端側雌ねじ部を前記ロウ材で接合し、前記後端側雄ねじ部および前記後端側雌ねじ部を前記ロウ材で接合し、
    前記接合後、前記ロウ付け温度よりも低い浸炭温度で前記外筒および前記内筒に浸炭を施し、
    前記浸炭後、前記浸炭温度よりも低い焼き入れ温度で加熱後に急冷して前記外筒および前記内筒に焼き入れを施す、油圧チャック構造の製造方法。
  7. 前記焼き入れ後、焼き戻し温度で前記外筒および前記内筒に焼き戻しを施す、請求項6に記載の油圧チャック構造の製造方法。
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