JP5593857B2 - 電圧測定装置および電圧測定方法 - Google Patents

電圧測定装置および電圧測定方法 Download PDF

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本発明は、電圧測定装置および電圧測定方法に関し、特に、半導体集積回路(Large Scale Integration:LSI)またはプリント基板等に電圧測定回路部を搭載した電圧測定装置および電圧測定方法に関する。
位相同期回路(Phase Locked Loop:PLL)のランダムジッタなどを測定する場合、対数的にほぼ等間隔な周波数に対して位相ノイズを測定する方法が用いられている。これは、対数軸上で表わされるような広いダイナミックレンジ(例えば、1万倍から1億倍)の周波数に対して各種ノイズを測定できれば、ノイズの起源を予想し対策を施すことによって回路の特性を改善することが可能となるからである。
このような測定装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された測定装置は、第1のPLLブロックと、第2のPLLブロックと、第1のPLLブロックの出力信号と第2のPLLブロックの出力信号とのクロススペクトラムを求める相関装置と、平均装置とを備える。そして平均装置では、周波数方向のベクトル平均処理を用いて、線形的に等間隔な周波数に対応するクロススペクトラムを、対数的に等間隔な周波数に対応させることとしている。
また特許文献2には、ローカル信号発生部と、乗算部と、バンドパスフィルタと、AD変換部と、スペクトラム生成部と、除去部とを備えたスペクトラムアナライザが記載されている。ここでスペクトラム生成部は、ローカル信号発生部から発生されるローカル信号のローカル周波数を制御して、入力信号の測定周波数範囲の信号成分をバンドパスフィルタにより通過させる。この通過させた信号成分から得られたデジタル出力信号に基づき第1周波数スペクトラムを生成する。そして、ローカル周波数を変化させることにより、異なる周波数スペクトラムを生成することとしている。
特開2005−308512号公報(段落「0022」〜「0060」) 特開2008−111832号公報(段落「0013」〜「0036」)
上述した特許文献1に記載された測定装置においては、相関装置はアナログ・ディジタル変換器と、高速フーリエ変換器(Fast Fourier Transformation:FFT)と、乗算器とを備える。そして、FFT処理を行うことによって被測定信号の周波数成分を求める構成としている。そのため例えば、ダイナミックレンジが10万倍である周波数範囲にわたって測定を行う場合には、10万〜1000万個の連続するデータを採集し、浮動小数点演算を行う必要がある。
ここで、LSIまたはプリント基板等に測定装置を搭載しオンチップで電圧測定する場合、サンプリング速度が高速になると測定と同時に測定データをLSIの外部に送信することは困難になる。そこで、測定データをLSIの内部に保存するために、大量のメモリをLSIに搭載する必要が生じる。しかし、これはLSI面積の増大、製造コストの増加等を招くため実現が困難である。そのため特許文献1に記載された測定装置には、電圧変化の周波数成分を広い周波数範囲にわたってオンチップで測定することは困難であるという問題点があった。
また、上述した特許文献2に記載されたスペクトラムアナライザにおいては、フィルタ周波数が可変であるバンドパスフィルタを備えた構成としている。ここで複数点において測定を行う場合には、測定点とフィルタを近接配置させるため、測定点と同数のフィルタを搭載する必要がある。しかし、フィルタはアナログ部品であり大きな面積を占有するので製造コストの増加等を招く。そのため、特許文献2に記載されたスペクトラムアナライザには、複数の測定点における電圧変化をオンチップで測定することは困難であるという問題点があった。
このように、関連する電圧測定装置においては、複数の測定点における電圧変化の周波数成分を広い周波数範囲にわたってオンチップで測定することは困難であるという問題点があった。
本発明の目的は、上述した課題である、複数の測定点における電圧変化の周波数成分を広い周波数範囲にわたってオンチップで測定することは困難である、という課題を解決する電圧測定装置および電圧測定方法を提供することにある。
本発明の電圧測定装置は、複数の電圧測定回路部と、処理部と、集計回路部を有し、処理部は複数の電圧測定回路部が出力する一の電圧信号を取得し、集計回路部は処理部を制御し、電圧信号の所定の抽出期間における合計値を、抽出期間を変化させてそれぞれ求める。
本発明の電圧測定方法は、複数の測定対象における電圧を測定して複数の電圧信号を取得し、複数の電圧信号から一の電圧信号を選択し、一の電圧信号の所定の抽出期間における合計値を、抽出期間を変化させてそれぞれ求める。
本発明の電圧測定装置および電圧測定方法によれば、複数の測定点における電圧変化の周波数成分を広い周波数範囲にわたってオンチップで測定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置が備えるセンサヘッド部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置の動作を説明するための模式的な電圧特性図である。 本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置が備える処理部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置が備える対数ベースカウンタの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置が備える対数ベースカウンタの特性を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電圧測定装置の構成を示すブロック図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電圧測定装置1000の構成を示すブロック図である。電圧測定装置1000は、複数の電圧測定回路部としてのセンサヘッド部100と、セレクタ部200と、処理部300と、集計回路部400を有する。処理部300は演算回路部500と記憶装置600を備える。各センサヘッド部100はセレクタ部200を介して処理部300に接続され、処理部300は集計回路部400に接続される。これら各部は集計回路部400からの制御信号51〜53により制御され、センサヘッド部100および処理部300にはクロック信号10が入力される。図1では4個のセンサヘッド部100を備えた場合について示したが、センサヘッド部100の個数はこれに限られない。
センサヘッド部100はLSIの内部またはプリント基板に搭載され、LSI内部またはプリント基板上の測定対象900における信号電圧または電源電圧の電圧値を読み取り、デジタル値に変換して出力する。図2に、センサヘッド部100の構成の一例を示す。センサヘッド部100はサンプルホールド回路110とアナログ−デジタル変換器120を備えた構成とすることができる。サンプルホールド回路110に測定対象900における被測定信号12が入力され、アナログ−デジタル変換器120からデジタル電圧値20が出力される。ここでサンプルホールド回路110は観測信号の電圧に与える影響を最小化しつつ、アナログ−デジタル変換器120が必要とする時間だけ電圧を保持する。
集計回路部400は一または複数のセンサヘッド部100を活性化し、セレクタ部200を制御することによって複数のセンサヘッド部100の出力から一つを選択して処理部300に入力する。また集計回路部400は処理部300を制御し、センサヘッド部100からの一定期間の出力の合計値を求め、これらの値の最大値、最小値、および直前の値との差分の絶対値の最大値などの集計値を算出する。
次に、電圧測定装置1000の動作について説明する。集計回路部400からの制御信号51によって活性化された各センサヘッド部100は各測定対象900における電圧をそれぞれ測定し、各測定値をデジタル化したデジタル電圧値20をセレクタ部200に送出する。集計回路部400はセレクタ部200を制御(制御信号52)してデジタル電圧値20の一つを選択し、電圧信号30として処理部300に出力する。このとき集計回路部400が動作していないセンサヘッド部を停止状態にすることとしてもよい。
処理部300は集計回路部400からの制御信号53に応じて内部でn分周クロック信号を発生し、電圧信号30の所定の抽出期間における合計値として、電圧信号30のn回の合計値を求める。そして、この合計値の最大値、最小値、および最大変化量などの集計値40をそれぞれ算出し、集計回路部400に出力する。ここで、最大値、最小値、および最大変化量を求めることとしたのは、LSIの誤動作がノイズのこれらの特性によって引き起こされるからである。なお、ノイズの波形がサイン波形であることがあらかじめ判明している場合は、最大値と最小値だけ求めればよい。ただし、ノイズの種類が不明な場合や非周期的なノイズが存在する場合には、最大変化量も求めることが必要となる。
図3に、電圧測定装置1000の動作を説明するためのタイミング図を示す。センサヘッド部100は、クロック信号10の立ち上がり毎に測定対象900における被測定信号12を測定し、デジタル電圧値20に変換する。
処理部300では、集計回路部400が制御信号53によって指定した数nに従ってクロック信号10を分周し、nサイクル毎にパルスを生成する(n分周クロック信号32)。処理部300は電圧信号30のnサイクルにわたる合計であるnサイクル合計値33を求め、その平均値、最大値、最小値、最大変化量(直前の値と測定値合計の差分の絶対値の最大値)等の集計値を算出する。そしてnの値を変化させながら同様にこれらの集計値を求める。図3には、n=5の場合(a)とn=8の場合(b)を示す。
続いて、図4に模式的に示すように、nの値を例えば1から1000まで変化させ(図4(a))、集計値を周波数軸上にプロットすることによって電圧変化の周波数特性を求めることができる(図4(b))。この結果から、どの周波数で電圧変化(ノイズ)が発生しているかを知ることができる。
ここで具体例として、振幅Aの高速なノイズ(例えば100MHz)と振幅Bの低速なノイズ(例えば1KHz)が同時に発生している場合について説明する。
同一の波形が繰り返すノイズに対して、nの値を変化させながら測定を行う。まず、200MHzで連続して100点の測定を行うことによって、10MHz〜100MHzの高周波ノイズが測定される。次に、200MHzで10個単位の平均を求めて100点の測定を行う。これは20MHzで100点の測定を行うことと等価であるので、1MHz〜10MHzのノイズが観測される。このとき、10MHz以下のノイズは正しく測定されるが、10MHz以上のノイズは10MHz以下に折り返される。しかし、10MHz以上のノイズは上述した200MHzでの連続した100点の測定によって得られているので、その結果を減算することができる。以下、繰り返し測定を行うことにより、ノイズ(電圧変化)の周波数特性を求めることができる。
なお、繰り返しのない波形に対しては、折り返し成分の減算処理において不具合が発生する場合があるが、その場合は再度測定を行い、再現性を確認しながら有効データを収集することとすればよい。
このように、本実施形態の電圧測定装置1000によれば、関連する測定装置が備える大容量メモリまたはフィルタの搭載が不要となり、複数の測定点における電圧変化の周波数成分を広い周波数範囲にわたってオンチップで測定することが可能となる。
図5に、処理部300の具体的構成の一例を示す。処理部300は演算回路部500と記憶装置600を備える。演算回路部500は、第1の比較器511、第2の比較器512、および第3の比較器513と、これらの比較器にそれぞれ接続された第1のセレクタ回路521、第2のセレクタ回路522、および第3のセレクタ回路523を有する。また加算器530と、加算器530に接続されたレジスタ532および第4のセレクタ534とを備え、レジスタ532は第1から第3の比較器511〜513および第1から第3のセレクタ521〜523にそれぞれ接続されている。さらに、演算回路部500には分周比が対数ベースとなる対数ベースカウンタ540と、プログラマブルカウンタ550と、対数ベースカウンタ540およびプログラマブルカウンタ550に接続された第5のセレクタ552と、パルスカウンタ560が含まれる。
記憶装置600は、第1から第3のセレクタ521〜523にそれぞれ接続された第1の記憶部611、第2の記憶部612、第3の記憶部613と、第3の比較器513に接続された第4の記憶部614を備える。
集計回路部400が出力する制御信号53に基づいて、対数ベースカウンタ540とプログラムカウンタ550と第5のセレクタ552は、クロック信号10をn分周したn分周クロック信号32を作成する。具体的には、対数ベースカウンタ540は後述する構成によりn分周されたクロック信号を出力する。一方、プログラマブルカウンタ550は集計回路部400が出力する制御信号53に基づいてクロック信号10をn分周した信号を作成する。第5のセレクタ552は対数ベースカウンタ540とプログラマブルカウンタ550の出力を選択し、n分周クロック信号32として出力する。パルスカウンタ560はn分周クロック信号32のパルス数をカウントして集計回路部400に出力し(カウント数41)、制御信号53によってリセットされる。
加算器530はセレクタ部200が出力する電圧信号30と第4のセレクタ534の出力を加算する。レジスタ532は加算器530の出力を記憶し、加算結果である合計値を集計回路部400へ出力(合計値42)する。同時に、nサイクル合計値33として第1から第3の比較器511〜513、第1から第3のセレクタ521〜523、第4のセレクタ534、および第4の記憶部614にそれぞれ出力する。第4のセレクタ534は制御信号53に基づいて、レジスタ532の出力であるnサイクル合計値33または全ビットがゼロである第1の基準信号91のうちいずれかを出力する。
第1の比較器511はnサイクル合計値33と第1の記憶部611の出力値61を比較し、第1の比較信号71を出力する。第1のセレクタ回路521は第1の比較信号71と制御信号53に基づいて、出力値61、nサイクル合計値33、および第2の基準信号92のいずれかを出力する。ここで第2の基準信号92は正の最大値であり、信号パタン「01111・・・11」で表わされる。
また、第2の比較器512はnサイクル合計値33と第2の記憶部612の出力値62を比較し、第2の比較信号72を出力する。第2のセレクタ回路522は第2の比較信号72と制御信号53に基づいて、出力値62、nサイクル合計値33、および第3の基準信号93のいずれかを出力する。ここで第3の基準信号93は負の最小値であり、信号パタン「1000・・・00」で表わされる。
一方、第3の比較器513はnサイクル合計値33と第4の記憶部614の出力値64を比較し、その絶対値と第3の記憶部613の出力値63を比較し、第3の比較信号73を出力する。第3のセレクタ回路523は第3の比較信号73と制御信号53に基づいて、出力値63、nサイクル合計値33、および第4の基準信号94のいずれかを出力する。ここで第4の基準信号94は全ての信号が「0」となる信号パタンである。
第1の記憶部611は第1のセレクタ回路521の出力値を記憶し、センサヘッド部100の出力の最大値を集計値40として集計回路部400に出力する。また第2の記憶部612は第2のセレクタ回路522の出力値を記憶し、センサヘッド部100の出力の最小値を集計値40として集計回路部400に出力する。さらに第3の記憶部613は第3のセレクタ回路523の出力値を記憶し、センサヘッド部100の出力の最大変化量を集計値40として集計回路部400に出力する。
このように図5に示した処理部300の構成によれば、センサヘッド部100の出力の合計値42、および集計値40として最大値、最小値、最大変化量を求めることができる。すなわち、制御信号53に応じて対数ベースカウンタ540とプログラムカウンタ550がクロック信号10のn分周クロック信号32を作成し、加算器530とレジスタ532は電圧信号30をn回合計し、nサイクル合計値33を作成する。第1から第4の記憶部611〜614の内容とnサイクル合計値33を比較することによって最大値、最小値、最大変化量を求めることができる。ここで第1および第2のセレクタ521、522は、第1および第2の記憶部611、612を初期化し、第1および第2の比較器511、512の出力結果に応じて第1および第2の記憶部611、612の内容を新しいnサイクル合計値33に書き換える。また第3のセレクタ回路523は、第3の記憶部613を初期化し、第3の比較器513の出力結果に応じて第3の記憶部613の出力値63の内容を第3の比較器513の出力に書き換える。
図6に、対数ベースカウンタ540の具体的構成の一例を示す。対数ベースカウンタ540は、トグルフリップフロップ541、クロックセレクタ542、カウンタ543、およびクロック比較器544を有する。トグルフリップフロップ541は直列に接続され、クロック信号10がトグルフリップフロップ541を1段通過する毎に2分周される。トグルフリップフロップ541から3段毎にフリップフロップ出力81〜83が引き出されているので、分周比は8倍ずつ変化する。なお、トグルフリップフロップ541は必要な段数だけ追加することが可能であり、3段追加するごとに分周比の最大値は8倍になる。
クロックセレクタ542は制御信号53に基づいてフリップフロップ出力81〜83のうちの1つを選択する。またカウンタ543はフリップフロップ545と「1」を加算する加算回路546を備える。フリップフロップ545を3段構成とすることによりカウンタ543は最大7までカウントすることが可能である。
クロック比較器544は、カウンタ543の出力と制御信号53が指定する値(n)を比較し、一致する場合には比較器出力84として単位クロック信号となる「1」を出力する。このとき、カウンタ543は論理ゲート547を介してリセットされる。また論理ゲート547に入力された制御信号53によってもカウンタ543をリセットすることができる。
この構成により、比較器出力84は制御信号53が指定する値(n)毎に単位クロック信号を送出するので、対数ベースカウンタ540の出力としてn分周されたクロック信号(n分周クロック信号32)が得られる。
図7に、対数ベースカウンタ540が作成するn分周クロック信号32の分周比nと周波数の関係を示す。縦軸は分周比n、横軸はクロック信号10の周波数を「1」とした場合の周波数を示す。同図から、分周比n=2,3,4,5,6,7,8、およびn=8,16,24の範囲で、クロック信号の周波数が対数軸上でほぼ均等に配列していることがわかる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係る電圧測定装置2000の構成を示すブロック図である。第1の実施形態による電圧測定装置1000においては、各センサヘッド部100がセレクタ部200に接続され、集計回路部400からの制御信号51によって制御される構成とした。それに対して、本実施形態による電圧測定装置2000は、複数の電圧測定回路部としてのセンサヘッド部100を互いに接続し、集計回路部400からの制御信号51およびセンサ制御信号55により制御する構成とした点において、第1の実施形態と異なる。他の構成は電圧測定装置1000の構成と同様であるので、説明を省略する。なお、第1の実施形態による電圧測定装置1000が備えるセレクタ部200は、本実施形態の電圧測定装置2000では不要となる。
各センサヘッド部100は各測定対象900における電圧をそれぞれ測定し、各測定値をデジタル化したデジタル電圧値25を出力する。処理部300に接続された一のセンサヘッド部100は、集計回路部400からの制御信号51に基づいて各センサヘッド部100からデジタル電圧値25を取得する。つまり、処理部300に接続された一のセンサヘッド部100は、センサ制御信号55を用いて他のセンサヘッド部100からデジタル電圧値25を取得し、電圧信号35として処理部300に出力する。処理部300および集計回路部400の構成および動作は、第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態によれば、セレクタ部が不要となり、また各センサヘッド部と集計回路部との接続を削減することができるので、電圧測定装置の簡素化を図ることができる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
1000、2000 電圧測定装置
100 センサヘッド部
110 サンプルホールド回路
120 アナログ−デジタル変換器
200 セレクタ部
300 処理部
400 集計回路部
500 演算回路部
511 第1の比較器
512 第2の比較器
513 第3の比較器
521 第1のセレクタ回路
522 第2のセレクタ回路
523 第3のセレクタ回路
530 加算器
532 レジスタ
534 第4のセレクタ
540 対数ベースカウンタ
541 トグルフリップフロップ
542 クロックセレクタ
543 カウンタ
544 クロック比較器
545 フリップフロップ
546 加算回路
547 論理ゲート
550 プログラマブルカウンタ
552 第5のセレクタ
560 パルスカウンタ
600 記憶装置
611 第1の記憶部
612 第2の記憶部
613 第3の記憶部
614 第4の記憶部
900 測定対象
10 クロック信号
12 被測定信号
20、25 デジタル電圧値
30、35 電圧信号
32 n分周クロック信号
33 nサイクル合計値
40 集計値
41 カウント数
42 合計値
51、52、53 制御信号
55 センサ制御信号
61、62、63、64 出力値
71 第1の比較信号
72 第2の比較信号
73 第3の比較信号
81、82、83 フリップフロップ出力
84 比較器出力
91 第1の基準信号
92 第2の基準信号
93 第3の基準信号
94 第4の基準信号

Claims (10)

  1. オンチップで測定する電圧測定装置であって、複数の電圧測定回路部と、処理部と、集計回路部を有し、
    前記処理部は前記複数の電圧測定回路部が出力する一の電圧信号を取得し、
    前記集計回路部は前記処理部を制御し、前記電圧信号の所定の抽出期間における合計値を、前記抽出期間を変化させてそれぞれ求める
    電圧測定装置。
  2. セレクタ部をさらに備え、前記セレクタ部は、前記複数の電圧測定回路部の出力から選択した一の電圧信号を前記処理部に送出する
    請求項1に記載の電圧測定装置。
  3. 前記複数の電圧測定回路部は互いに接続され、前記複数の電圧測定回路部のうち前記処理部に接続された一の電圧測定回路部が前記電圧信号を前記処理部に送出する
    請求項1に記載の電圧測定装置。
  4. 前記処理部は対数ベースカウンタを備え、前記対数ベースカウンタはクロック信号の分周比から定まるクロック周波数が対数軸上で等間隔となる分周クロック信号を発生し、
    前記抽出期間は、前記分周クロック信号のクロック間隔である
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電圧測定装置。
  5. 前記処理部は、比較器と、前記比較器に接続されたセレクタ回路と、加算器と、前記加算器に接続されたレジスタと、前記比較器と前記セレクタ回路に接続された記憶部とを備え、
    前記加算器と前記レジスタは、前記電圧信号を前記分周クロック信号のクロック間隔にわたり合計して前記合計値を算出し、
    前記比較器は、前記合計値と前記記憶部に記憶された内容とを比較した結果を出力し、
    前記セレクタ回路は、前記比較器の出力結果に応じて前記合計値を書き換えることによって前記合計値の集計値を算出して前記記憶部に出力し、
    前記記憶部は、前記集計値を前記集計回路部に送出する
    請求項4に記載の電圧測定装置。
  6. 前記集計値は、前記合計値の最大値、最小値、または最大変化量である請求項5に記載の電圧測定装置。
  7. 前記対数ベースカウンタは、複数のトグルフリップフロップと、クロックセレクタと、カウンタと、クロック比較器とを有し、
    前記複数のトグルフリップフロップは直列に接続され、
    前記クロックセレクタは、前記トグルフリップフロップが直列接続された構成の複数個所からの出力を入力とし、前記集計回路部が送出する制御信号に基づいて、そのうちの一を選択して出力し、
    前記カウンタは、前記クロックセレクタの出力を入力とし、
    前記クロック比較器は、前記カウンタの出力と前記集計回路部が送出する制御信号が指定する値を比較し、一致する場合に単位クロック信号を出力する
    請求項4から6のいずれか一項に記載の電圧測定装置。
  8. オンチップで測定する電圧測定方法であって、複数の測定対象における電圧を測定して複数の電圧信号を取得し、前記複数の電圧信号から一の電圧信号を選択し、前記一の電圧信号の所定の抽出期間における合計値を、前記抽出期間を変化させてそれぞれ求める
    電圧測定方法。
  9. クロック信号を取得し、前記クロック信号の分周比から定まるクロック周波数が対数軸上で等間隔となる分周クロック信号を生成し、前記分周クロック信号のクロック間隔を前記抽出期間とする
    請求項8に記載の電圧測定方法。
  10. 前記電圧信号を前記分周クロック信号のクロック間隔にわたり合計して前記合計値を算出し、
    前記合計値と、直前のクロック間隔における値とを比較した結果に応じて前記合計値を書き換えることによって前記合計値の集計値を算出する
    請求項9に記載の電圧測定方法。
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