JP3474350B2 - 変化率検出継電器 - Google Patents
変化率検出継電器Info
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Description
発生する電圧や周波数の低下などの変化率を検出する継
電器に関するものである。
るには、例えば特開平1−238417号公報の(4)
式があり次の通りである。 dx/dt≒Δx/Δt=(Xt −Xt-1 )/ωo ………(1 ) ただし、ωo はサンプリング周波数の逆数、Xt 、Xt-
1 は時間t、t−1の時点におけるXの値である。
特殊な例であるが、分子、または分母の間隔を適当に選
べば所期のXの時間に対する変化率が求められる。例え
ば、100mS周期で電圧変化率を検出する装置におい
て、整定値として電圧変化率50V/Sが検出目標とし
て設定された場合は5Vの電圧変化を検出することに相
当する。
で決定された入力の最大値(フルスケールと呼ぶ)とA
/D変換器の分解能により計測精度が決定される。即
ち、フルスケールが小さいほど、またA/D変換器のデ
ィジタル出力桁数が多いほど高精度となるが、後者はH
/W的に固定なため、フルスケールによって精度が決定
する。通常は、電力系統で発生する最大値を考慮してフ
ルスケールを決定する必要があり、従ってこれによって
精度的に制約を受けることになる。
えば、A/D変換器の出力が2進8桁(8ビット)、フ
ルスケールを102.4Vとすると電圧のディジタルデ
ータは、1ビットあたり 102.4V÷26 =102.4V÷256=0.4V となる。
る。これは無条件に1ビットの1/2の誤差、上記の例
でいえば0.2Vが量子化誤差である。このため、50
Vの電圧変化検出よりも5Vの電圧変化検出の方が量子
化誤差の影響が大きく、したがって検出精度が低下する
ことになる。
間間隔を固定とした装置において、小さな変化率を検出
しようとする場合は、量子化誤差の影響により検出精度
が低下する問題があった。
めになされたものであり、精度よく高感度な変化率を検
出できる装置を提供することを目的としたものである。
は、検出対象の電気量をサンプリングして順次所定のデ
ィジタル量に変換処理する変換処理手段と、電気量の変
化率を設定する設定手段と、上記設定した電気量の変化
率に応じて、上記ディジタル量から抽出するデータ間隔
を可変して決定し、この決定したデータ間隔で上記ディ
ジタル量から順次抽出し、この抽出したディジタル量か
ら電気量の変化率を順次求める変化率演算手段とを備え
たものである。
ングして順次所定のディジタル量に変換処理する変換処
理手段と、電気量の変化率を設定する設定手段と、上記
設定した電気量の変化率に応じて、上記ディジタル量か
ら抽出するデータ間隔を可変して決定し、上記サンプリ
ングする毎に上記決定したデータ間隔で上記ディジタル
量から順次抽出し、この抽出したディジタル量から上記
電気量の変化率を順次求める変化率演算手段とを備えた
ものである。
ングして順次所定のディジタル量に変換処理する変換処
理手段と、電気量の変化率を設定する設定手段と、上記
設定した電気量の変化率に応じて、上記ディジタル量か
ら抽出するデータ間隔を可変して決定し、この決定した
データ間隔毎に上記ディジタル量を順次抽出し、抽出し
たディジタル量から上記電気量の変化率を順次求める変
化率演算手段とを備えたものである。
か1項において、変化率演算手段による変化率の演算
は、(ΔVmin /T)>Eの場合、Tx=[ΔVmin /
(E×T)]×T=N×TでTxを求め、(ΔVmin /
T)≦Eの場合、Tx=T とし、 電気量の変化率=ΔV/Tx 但し、 Tx:ディジタル量から採取するデータ間隔(sec) ΔVmin :所望の精度を確保するに必要な最小電気量の
変化量(単位:対象電気量) T:サンプリング時間間隔(sec) E:電気量変化率設定値(所定の電気量変化分/se
c) ΔV:Tx間隔で抽出されたデジタル量の変化分(単
位:対象電気量)として演算するようにしたものであ
る。
は、 E=ΔVmin ×α=(量子化誤差)×k×α 但し、 α :所定の係数(a≧1) k :所定の係数(k≧1) として求めるようにしたものである。
ングして順次所定のディジタル量に変換処理する変換処
理手段と、電気量の変化率を設定する設定手段と、上記
設定した電気量の変化率に応じて、上記サンプリング間
隔を可変する手段と、上記ディジタル量から電気量の変
化率を求める変化率演算手段とを備えたものである。
か1項において、検出対象の電気量の大きさに応じて、
上記電気量のフルスケール値を可変し、そのフルスケー
ル値に対応した電気量を出力する可変出力手段を設け、
上記出力された電気量を変換処理手段に入力するように
したものである。
か1項において、求めた電気量の変化率と設定した電気
量の変化率との比較に応じて変化率の程度を判定する変
化率判定手段を設けたものである。
定手段と、フルスケール可変信号に応じて検出対象の電
気量のフルスケール値を可変するフルスケール可変手段
と、フルスケール可変手段からの電気量をサンプリング
して順次所定のディジタル量に変換処理する変換処理手
段と、上記ディジタル量から電気量の変化率を求める変
化率演算手段と、求めた電気量の変化率が上記設定した
電気量の変化率以内であると上記フルスケール可変手段
で小さいフルスケールとする信号を送出し、求めた電気
量の変化率が上記設定した電気量の変化率を超えると所
定の信号を送出する変化率判定手段とを備えたものであ
る。
づいて説明する。図1はこの実施の形態の変化率検出継
電器のブロック図である。
電気的に絶縁すると共に適当な電圧信号に変換する入力
変換器、12はこの電圧信号を一定間隔でサンプリング
し、一定時間保持するサンプリング・ホールド回路であ
り、出力信号はA/D変換器13によりディジタル信号
に変換され、バス17を介して、一旦、メモリ15に蓄
えられると共に、CPU14により実効値演算処理が実
行され一定時間間隔毎に入力信号の実効値がメモリに蓄
えられる。
16から入力されメモリ15に格納され、動作判定に使
用される。
ある。交流波形を所定の間隔T(この図ではT=30゜
間隔)でサンプリングし、A/D変換して、その瞬時値
データを一旦、メモリ15格納する。次に、瞬時値デー
タの内、90゜間隔の瞬時値(瞬時値1と4、瞬時値2
と5等、・・・)から実効値(A,B,C,・・・)を
求め、この実効値データをメモリ15に格納する。
知の手順であり、90゜(π/2ラジアン)間隔の二つ
の瞬時値の自乗和の平方根を2の平方根で割った値が実
効値となる。
により説明する。21は前述したとおり一定時間(T時
間)間隔毎にメモリ15に格納された入力信号の実効値
データである。22はメモリ15に格納された検出すべ
き変化率の整定値であり、この値よりも入力信号の変化
率が大きい場合に動作信号25を発生する。
使用して変化率を検出する場合の判定式は次式で示さ
れ、判定回路24にて実行される。 (|V0 −V-T|)/T=(ΔV/T)≧E ………(2) ただし、V0 、V-T:電圧実効値 ΔV:電圧実効値の変化分 T:電圧実効値の時間間隔 E:整定値(単位:V/S)
となる。しかし、このためには、(2)式左辺の分子が
小さくなるために量子化誤差の影響が大きくなり精度が
悪化することは前に述べた通りである。いま、(2)式
において、所要の精度を確保するのに必要な最小の電圧
実効値の変化分が存在するとして、これをΔVmin とす
る。従って、ΔVmin /Tより小さな整定値の場合は所
要の精度が得られないことになる。
ΔVmin /Tと等しくなるように時間間隔Txを選べば
必要な精度が確保できる。整定値がEで与えられたと
き、このTxは次式で示される。 Tx=(ΔVmin /E×T)×T=N×T ………(3) ここにN=(ΔVmin )/(E×T) ………(4)
り、Tは最小値がサンプリング時間となるので、Nおよ
びTxが求められる。
じて切り替え、電圧実効値の変化分を算出するための電
圧実効値を選択して判定回路24に入力し、判定回路2
4は変化率の整定値22と(2)式で比較判定し、入力
信号の変化率が大きい場合に動作信号25を送出する。
ャートおよび図5の時系列図で説明する。 (1)電圧変化率の整定値E、および、最小電圧実効値
の変化分ΔVmin を設定する(S1)。 (2)[入力処理]として、T時間毎にサンプリングし
てA/D変換し、求めた瞬時値をメモリ15に格納する
(S2)。
した瞬時値から実効値を演算しメモリ15に格納する
(S3)。 (4)[実効値抽出処理]として、Tx=N・Tを求
め、T時間毎にN・T間隔の実効値をメモリから抽出す
る(S4)。この抽出は図5のように、N・T時間(図
3参照)離れたV-(N+1)T とV-Tの実効値、V-NT とV
0 の実効値を順次抽出する。 (5)[変化率検出処理]として、抽出した実効値から
変化率(ΔV/N・T)を演算する(S5)。即ち、 ΔV/N・T=(V-(N+1)T −V-T)/N・T を演算し、次に、 ΔV/N・T=(V-NT −V0 )/N・T を演算する。 (6)求めた変化率と設定した変化率の整定値とを比較
し、ΔV/N・T≧Eであると動作信号を送出する(S
6)。
周期Tで発生される起動指令41にしたがって処理が開
始され、T時間毎にTのN倍の間隔の二つの実効値デー
タを用いてステップS5,S6の変化分検出処理が実行
される。
ように、 量子化誤差=(1/2)×(VF /B) 但し、VF :電気量のフルスケール値 B :フルスケール値VF に対応するディジタル変換の
ビット数(bit )を10進値に変換し
た値、である。
の数倍から数10倍の値をとる。
から、k=1と設定すると、 ΔVmin =(量子化誤差) となり、 E=(量子化誤差)×α −−−−−−−−−(6) となり、(6)式でEを設定するようにしてもよい。。
れば、整定値の変化率に応じて変化分検出に使用するデ
ータ間隔を可変制御するようにしたので高精度な変化率
検出が得られる効果がある。
るデータ間隔を変えることにより変化率を算出するため
の時間間隔を制御したが、変化率検出を行う処理を時分
割で実行させることにより同様の効果を得るようにした
ものである。
る。図6のフローチャートおよび図7のフロー図に基づ
いてこの動作を説明する。 (1)電圧変化率の整定値E、および、最小電圧実効値
変化分ΔVmin を設定する(T1)。 (2)a=1とする(T2)。
ンプリングしてA/D変換し、求めた瞬時値をメモリに
格納する(T3)。 (4)[実効値演算処理]として、メモリした瞬時値か
ら実効値を演算しメモリに格納する(T4)。
形態1の(4)式からNを求める(T5)。 (6)N>aの比較をして、aがNより小さいと(T
6)、 (7)a=a+1を計算し(T7)、
Tx=N・T(時分割数)を求め、図7のように、時分
割したN・T間隔毎の実効値をメモリから抽出する(T
8)。このように実効値の抽出は、ステップT5〜T8
の時分割制御処理により時分割数によって決定される時
間間隔で実行される。
た実効値から変化率(ΔV/N・T)を演算する(T
9)。 (10)求めた変化率と設定した変化率の整定値とを比
較し、ΔV/N・T≧Eであると動作信号を送出する
(T10)。
周期Tで発生される起動指令41にしたがって処理が開
始され、TのN倍の周期でステップT9,T10の変化
分検出処理が実行される。即ち、(3)式で求めたNと
等しく時分割数を決定するように時分割制御を行わせる
ものである。
れば、整定値の変化率に応じて変化分検出の実行周期を
時分割処理により可変制御するようにしたので、実施の
形態1に比べて、変化率の演算回数(実施の形態1はT
時間毎、実施の形態2はN・T時間毎)が少なくなるの
で、CPUの負担を軽減できる効果がある。
期Tを固定とし時分割数で変化率検出の時間間隔を制御
したが、実行周期を可変とすることにより同様の効果を
得るようにしたものである。
し、実行周期を制御してCPUに対し、起動指令を発生
する分周回路である。図8の動作について、図9のフロ
ーチャートと図10の時系列図により説明する。
小電圧実効値変化分ΔVmin を設定する(U1)。 (2)Tx=N・Tを求める(U2)。
ック間隔をN・Tに変更して、サンプリング周期を変え
る(U3)。 (4)[入力処理]として、N・T時間毎にサンプリン
グしてA/D変換し、求めた瞬時値をメモリ15に格納
する(U4)。
した瞬時値から実効値を演算しメモリ15に格納する
(U5)。 (6)[実効値抽出処理]として、メモリに格納された
順番に二つの実効値を抽出する(U6)。この抽出は図
10のように、サンプリング周期をN・T時間にしてい
るので簡単に抽出できる。
た実効値から変化率(ΔV/N・T)を演算し(U
7)、 (8)求めた変化率と設定した変化率の整定値とを比較
し、ΔV/N・T≧Eであると動作信号を送出する(U
8)。
れば、整定値の変化率に応じて変化分検出の実行周期を
CPUのクロックにより可変制御するようにしたので、
実効値の抽出は順次抽出するのみで極めて簡単にでき、
時分割処理が不要となる。また、演算処理間隔がN・T
毎であるので、CPUの負担が軽減され、また、実効値
を格納するメモリ容量も少なくてよいので節約できる効
果がある。
化率検出の時間間隔を大きくとることにより、電圧実効
値の変化分が小さくなり過ぎないようにし、変化率検出
の精度向上を図ったものであったが、この実施の形態4
は、入力信号のフルスケールを小さくすることで、A/
D変換後のデータそのものの精度を向上させ、変化率検
出の精度向上を図ったものである。
を示し、これは前記実施の形態にて説明した入力変換器
11に代わるものである。図11において、62は絶縁
トランスで2次側にタップが設けられ、電力系統と本装
置を電気的に絶縁すると共に適当な電圧信号に変換する
ものである。63はフルスケール切替回路で、演算され
た時間間隔N・Tの入力信号に応じて、タップ付きの絶
縁トランス62からの電圧を選択し、入力信号のフルス
ケール値を切り替えるものである。
説明する。 (1)電圧変化率の整定値Eを設定する(V1)。 (2)量子化誤差は、従来の技術で説明したように、フ
ルスケール値と対応するA/D変換器のビット数とで決
まっているので、 ΔVmin =量子化誤差×k 但し、k:所定の係数(k≧1)として設定する。上記
EとΔVmin の関係は、 E=ΔVmin ×α=(量子化誤差)×k×α (α:定数、α≧1で、通常ΔVmin の数倍から数10
倍に設定)であるので、kを固定値として設定すると、
αは、α=E/ΔVmin となり自動的に算出し決定され
る(V2)。 (3)[入力処理]として、T時間毎にサンプリングし
てA/D変換し、求めた瞬時値をメモリに格納する(V
3)。
した瞬時値から実効値を演算しメモリに格納する(V
4)。 (5)[実効値抽出処理]として、メモリに格納された
順番に二つの実効値を抽出する(V5)。 (6)[変化率検出処理]として、抽出した実効値から
変化率(ΔV/N・T)を演算する(V6)。
7)、 (8)判定結果がNoの場合は、最小フルスケール値か
否かを判定し(V8)、 (9)否であれば、フルスケール切替信号を送出し、フ
ルスケール切替回路63でフルスケール値を小さい側に
切り替える(V9)。
スケール値10Vとすると、系統電圧が 10Vとなる
と、絶縁トランス2次側の電圧は1Vとなるので、系統
電圧が 10Vの場合、フルスケール値を10Vになる
よう切り替える。この切り替えで、ΔVmin (量子化誤
差)は1/10になるので、E=ΔVmin ×αから、E
も1/10となり、検出精度が向上するようEの値が変
更設定される。
で実効値を求め、ステップV7の判定でNoの場合で、
ステップV8で最小フルスケール値でなければ、最小フ
ルスケールになるまで、ステップV3〜V8を繰り返し
てフルスケール値を変更し、最小フルスケール値になれ
ば、そのEの値でステップV6で比較判定を行う。
V7の判定がYesになれば、動作信号を送出する(V
10)。 (12)また、1回目のステップV3〜V6の処理でス
テップV7の判定がYesになれば、ステップV10の
動作信号の送出を行う。
ップ付きのトランスとしてフルスケール切替回路でその
タップを選択して切り替えるようにしたが、電圧が連続
的に可変する切替手段を用いてもよい。
れば、整定値の変化率に応じてフルスケール切替回路を
制御するようにしたので、所定周期T時間毎に変化率を
検出することができ、高速な変化率の検出が得られる効
果がある。
の変化率に応じてフルスケールを切り替えるようにした
が、図11で系統電圧に応じて、フルスケールを切り替
えるようにしてもよい。
ルスケールを10Vとすると、系統電圧 10Vになる
と、フルスケール値 10Vになるようにし、系統電圧
80Vになると、フルスケール値 10Vになるよう
にする。即ち、フルスケール値を常に10V(または、
その近傍値)に切り替える。
は所望の固定値(実施の形態1等と同一)に設定する。
このようにすると、ΔV/TのΔV内に内在する量子化
誤差が少なくなり、ΔVの誤差が少なくなるので、ΔV
/T≧Eの判定も誤差を少なくすることができる。
出したが、系統電圧を検出する代わりにフルスケール切
替回路63の出力電圧を検出し、この電圧が上記の例で
10Vになるようフルスケールを切り替えてるようにし
てもよい。
ップ付きのトランスとしてフルスケール切替回路でその
タップを選択して切り替えるようにしたが、電圧が連続
的に可変する切替手段を用いてもよい。
電圧の変化率を求めて設定した変化率の整定値と比較
し、その比較結果に応じて動作信号を送出したが、比較
を行わずに比較する前の変化率を求めた時点で、その変
化率のデータを外部に送出し、外部で正常・異常などの
判断をしたり、変化率データを端末等で評価したり、変
化率データをアナログ的に色別表示して警報するように
してもよい。
して交流電圧の実効値を例に取り説明してきたが、交流
電流の実効値でもよく同様の効果を発揮する。また、変
化率検出の対象として交流電圧の周波数、交流電力・無
効電力、力率(位相)などの電気量でも、瞬時値から電
気量に変換する演算式はそれぞれ異なるが、この発明が
適用できる。
電流の瞬時値とを乗じて、その瞬時電力値の90゜間隔
の値から電力を演算し、その変化率を検出することがで
きる。
平均値の変化率を求める場合も、A/D変換した瞬時値
から公知の平均値を求める演算式で導出し、その変化率
を検出することができる。また、交流波形を整流した整
流波形から実効値・平均値などの変化率を求める場合に
も適用可能である。
電器のブロック図である。
実効値を得る説明図である。
の動作判定処理ブロック図である。
理の動作判定処理のフローチャートである。
理の時系列図である。
理の動作判定処理のフローチャートである。
理の時系列図である。
電器のブロック図である。
理の動作判定処理のフローチャートである。
処理の時系列図である。
継電器の入力変換器ブロック図である。
処理の動作判定処理のフローチャートである。
路、13 A/D変換器、14 CPU、15 メモ
リ、16 整定値入力回路、21 実効値データ、22
変化率整定値、23 切替回路、24 判定回路、5
1 分周回路、52クロック、61 入力変換器、62
絶縁トランス、63 フルスケール切替信号。
Claims (9)
- 【請求項1】 検出対象の電気量をサンプリングして順
次所定のディジタル量に変換処理する変換処理手段と、 電気量の変化率を設定する設定手段と、 上記設定した電気量の変化率に応じて、上記ディジタル
量から抽出するデータ間隔を可変して決定し、この決定
したデータ間隔で上記ディジタル量から順次抽出し、こ
の抽出したディジタル量から電気量の変化率を順次求め
る変化率演算手段とを備えた変化率検出継電器。 - 【請求項2】 検出対象の電気量をサンプリングして順
次所定のディジタル量に変換処理する変換処理手段と、 電気量の変化率を設定する設定手段と、 上記設定した電気量の変化率に応じて、上記ディジタル
量から抽出するデータ間隔を可変して決定し、上記サン
プリングする毎に上記決定したデータ間隔で上記ディジ
タル量から順次抽出し、この抽出したディジタル量から
上記電気量の変化率を順次求める変化率演算手段とを備
えた変化率検出継電器。 - 【請求項3】 検出対象の電気量をサンプリングして順
次所定のディジタル量に変換処理する変換処理手段と、 電気量の変化率を設定する設定手段と、 上記設定した電気量の変化率に応じて、上記ディジタル
量から抽出するデータ間隔を可変して決定し、この決定
したデータ間隔毎に上記ディジタル量を順次抽出し、抽
出したディジタル量から上記電気量の変化率を順次求め
る変化率演算手段とを備えた変化率検出継電器。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
変化率演算手段による変化率の演算は、 (ΔVmin /T)>Eの場合、Tx=[ΔVmin /(E
×T)]×T=N×TでTxを求め、 (ΔVmin /T)≦Eの場合、Tx=T とし、 電気量の変化率=ΔV/Tx 但し、 Tx:ディジタル量から採取するデータ間隔(sec) ΔVmin :所望の精度を確保するに必要な最小電気量の
変化量(単位:対象電気量) T:サンプリング時間間隔(sec) E:電気量変化率設定値(所定の電気量変化分/se
c) ΔV:Tx間隔で抽出されたデジタル量の変化分(単
位:対象電気量) として演算することを特徴とする変化率検出継電器。 - 【請求項5】 請求項4において、Eの値は、 E=ΔVmin ×α=(量子化誤差)×k×α 但し、 α :所定の係数(a≧1) k :所定の係数(k≧1) として求めることを特徴とする変化率検出継電器。
- 【請求項6】 検出対象の電気量をサンプリングして順
次所定のディジタル量に変換処理する変換処理手段と、
電気量の変化率を設定する設定手段と、上記設定した電
気量の変化率に応じて、上記サンプリング間隔を可変す
る手段と、上記ディジタル量から電気量の変化率を求め
る変化率演算手段とを備えた変化率検出継電器。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、
検出対象の電気量の大きさに応じて、上記電気量のフル
スケール値を可変し、そのフルスケール値に対応した電
気量を出力する可変出力手段を設け、上記出力された電
気量を変換処理手段に入力するようにしたことを特徴と
する変化率検出継電器。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において、
求めた電気量の変化率と設定した電気量の変化率との比
較に応じて変化率の程度を判定する変化率判定手段を設
けたことを特徴とする変化率検出継電器。 - 【請求項9】 電気量の変化率を設定する設定手段と、
フルスケール可変信号に応じて検出対象の電気量のフル
スケール値を可変するフルスケール可変手段と、フルス
ケール可変手段からの電気量をサンプリングして順次所
定のディジタル量に変換処理する変換処理手段と、上記
ディジタル量から電気量の変化率を求める変化率演算手
段と、求めた電気量の変化率が上記設定した電気量の変
化率以内であると上記フルスケール可変手段で小さいフ
ルスケールとする信号を送出し、求めた電気量の変化率
が上記設定した電気量の変化率を超えると所定の信号を
送出する変化率判定手段とを備えた変化率検出継電器。
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