JP5593153B2 - ピッチャー型浄水器 - Google Patents

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Description

本発明は、ピッチャー型浄水器に関するものである。
水道水等の原水(未浄化水)を浄化フィルタで濾過するピッチャー型浄水器として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に記載されたピッチャー型浄水器では、ハウジングに収容される中容器(中子)には段部が形成されており、この段部にカートリッジ容器に形成された鍔部を嵌装させることで、カートリッジ容器を中子に対して着脱可能に取り付けている。また、カートリッジ容器は、上部に複数のスリットが形成された上蓋と、底部に小孔が形成されたカートリッジ容器本体とからなり、このカートリッジ容器本体には浄化フィルタが収容されている。また、カートリッジ容器本体の底部には凸部が形成されており、凸部の壁には水の出口孔が形成されている。この凸部及び出口孔は、原水が浄化フィルタを通過する際の速度を遅くする絞り込み機能を果たしている。
実用新案登録第3155684号公報
しかしながら、上記特許文献1では、カートリッジ容器を中子に対して取り付けるために、中子には段部を、カートリッジ容器には鍔部を形成する必要があるので、カートリッジ容器の取付構造が複雑であり、その結果、ピッチャー型浄水器の製造コストが高くなるという問題がある。
そこで、本願発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、カートリッジ容器の中子に対する着脱が容易であり、且つカートリッジ容器の取付構造が簡素化されたピッチャー型浄水器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のピッチャー型浄水器は、内部に浄化水を貯溜するハウジングと、前記ハウジングに収容され、原水が流入される中子と、前記中子に着脱可能に収容されるカートリッジ容器と、前記カートリッジ容器に収容され、前記原水を浄化する浄化フィルタとを備えたピッチャー型浄水器であって、前記浄化フィルタは、筒状であり、前記カートリッジ容器内を筒外側の外側空間と筒内側の内側空間とに分けるように前記カートリッジ容器に縦向きに収容されており、前記カートリッジ容器は、上部に開口を有するカートリッジ容器本体と、前記カートリッジ容器本体の前記内側空間に位置する底面から上方に向けて突出して形成され、上開口を有する筒状のカートリッジ容器突起部であって、その内面が中子突起部と接する、上方に向かうに従い先細くなるテーパ状の面であるカートリッジ容器突起部と、前記外側空間のみに連通された上蓋連通孔を有し、前記カートリッジ容器本体の開口を閉じる上蓋とを有しており、前記中子は、上部に開口を有する中子容器と、前記中子容器の底面から上方に向けて突出して形成された前記中子突起部であって、その外面がカートリッジ容器突起部と接し、且つ、前記カートリッジ容器突起部の内面が着脱可能に嵌合される面である前記中子突起部と、前記中子突起部に形成され、前記浄化フィルタにより浄化された浄化水を前記ハウジングに流出する中子連通孔とを有していることを特徴とする。
上記の構成によれば、カートリッジ容器内は、縦向きに収容された筒状の浄化フィルタにより筒外側の外側空間と筒内側の内側空間に分けられており、中子に流入された原水は、カートリッジ容器の筒外側の外側空間に流入された後に、筒状の浄化フィルタにより浄水されて筒内側の内側空間へ流出する。従って、浄化フィルタの一部に水が集中して流れることなく、浄化フィルタ全体に分散して水を流すことができるので、浄化フィルタの浄化性能を高い状態で長時間維持することができる。
また、内側空間に流出された浄化水は、中子突起部の中子連通孔により絞り込まれて、ハウジングに流出する。このように、中子突起部の中子連通孔は水の流量を絞り込む機能を有しているので、原水が浄化フィルタを通過する際の速度を遅くすることができ、その結果、原水が浄化フィルタを通過する時間を長くすることができるので、浄化効率を高くすることができる。
またさらに、カートリッジ容器の中子への取り付けは、水を絞り込む機能を有する中子連通孔が形成された中子突起部の外面に、カートリッジ容器突起部の内面を嵌合させているだけなので、従来に比べてカートリッジ容器の取付構造を簡素化することができ、その結果、ピッチャー型浄水器の製造コストを低減することができる。また、カートリッジ容器突起部の内面は開口した方向に向かうに従い先細くなるテーパ状をしているため、カートリッジ容器の着脱を容易にすることができる。
また、本発明のピッチャー型浄水器において、前記中子突起部の外面は、上方に向かうに従い先細くなるテーパ状をしており、そのテーパ角度は、前記カートリッジ容器突起部の内面のテーパ角度とは異なる角度であってもよい。上記の構成によれば、中子突起部の外面と、カートリッジ容器突起部の内面とは線接触で嵌合されることになるので、面接触で嵌合される場合に比べて、カートリッジ容器の中子に対する着脱をより一層容易にすることができる。
また、本発明のピッチャー型浄水器において、前記上蓋は前記浄化フィルタの上端に固着されており、前記浄化フィルタの下端は前記カートリッジ容器本体に固着されていてもよい。上記の構成によれば、上蓋は、カートリッジ容器本体に固着された浄化フィルタに固着されており、カートリッジ容器本体には上蓋を直接取り付けるための取付構造を設ける必要がないため、カートリッジ容器の製造コストを低減することができる。
また、本発明のピッチャー型浄水器において、前記浄化フィルタは、活性炭を少なくとも含有する浄水剤を固化したカーボンブロックであってもよい。
また、本発明のピッチャー型浄水器においては、前記内側空間に、水溶性のサプリメントを充填していてもよい。
カートリッジ容器の中子に対する着脱を容易にし、且つカートリッジ容器の取付構造を簡素化することができる。
本発明の一実施形態におけるピッチャー型浄水器の断面図である カートリッジ容器の中子への取り付けの様子を説明する説明図である。 中子の下面図である。 浄化フィルタ収容時におけるカートリッジ容器の上面図である。 浄化フィルタ収容時におけるカートリッジ容器の下面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態におけるピッチャー型浄水器の断面図である。図2は、カートリッジ容器の中子への取り付けの様子を説明する説明図である。図3は、中子の下面図である。図4は、浄化フィルタ収容時におけるカートリッジ容器の上面図である。図5は、浄化フィルタ収容時におけるカートリッジ容器の下面図である。
(ピッチャー型浄水器の構成)
図1に示すように、ピッチャー型浄水器1は、内部に浄化水を貯溜するハウジング2と、ハウジング2に収容され、原水が流入される中子3と、中子3に着脱可能に収容されるカートリッジ容器4と、カートリッジ容器4に収容され、原水を浄化する円筒状の浄化フィルタ5と、ハウジング2に取り付けられた蓋6とから主に構成されている。
(ハウジング)
ハウジング2は、上部に開口を有する有底筒状の透明又は半透明の容器であり、例えばアクリロニトリルスチレン共重合体(AS樹脂)等から形成されている。このハウジング2は、浄化水を貯溜する貯溜室2aを有している。また、ハウジング2の側壁面には、上端縁に向けて拡開して突出された注ぎ口20が一体的に形成されている。この注ぎ口20は、ハウジング2の貯溜室2aに貯溜された浄化水を注ぎ出すためのものである。また、注ぎ口20が形成された側壁面と対向位置にあるハウジング2の側壁面には、取手21が一体的に形成されている
また、ハウジング2の上端には、ハウジング2の開口を閉じる蓋6が着脱自在に取り付けられている。この蓋6には、蓋6を取り外す際に用いられる摘み部(図示せず)が形成されている。
(中子)
中子3は、図1〜図3に示すように、中子容器30と、中子容器30の底面30a中央から上方に向けて突出して形成された中子突起部31と、中子突起部31に形成された中子連通孔32とを有している。なお、中子3は、ハウジング2と同様に例えばアクリロニトリルスチレン共重合体(AS樹脂)等から形成されている。
(中子容器)
中子容器30は、上部に開口を有し、下方に向かうに従い先細くなる有底筒状の容器である。中子容器30の高さ寸法は、ハウジング2の高さのほぼ1/2程度に設定されている。また、中子容器30の上部縁には段部30cが形成されている。この段部30cをハウジング2の上部開口縁に載置して係合させることで、中子容器30をハウジング2内に収容させることができる。また、中子容器30の上部縁における、ハウジング2の注ぎ口20に対応する位置には、この注ぎ口20の上端を閉じるための蓋片33がヒンジにより接続されている。
(中子突起部)
中子突起部31は、中子容器30の開口した方向(上方)に向かうに従い先細くなる円錐台形の突起である。従って、中子突起部31の外面31aは、中子容器30の開口した方向(上方)に向かうに従い先細くなるテーパ状をしている。なお、中子突起部31の外面31aの平面断面形状は円である。また、この中子突起部31の外面31aは、カートリッジ容器4の後述するカートリッジ容器突起部41の内面41aが着脱可能に嵌合される。
(中子連通孔)
中子突起部31には、上下に連通する中子連通孔32が形成されている。この中子連通孔32は、浄化フィルタ5により浄化された浄化水をハウジング2の貯溜室2aに流出するためのものである。また、この中子連通孔32は、カートリッジ容器4内を流れる水の流量を絞り込む機能を有している。なお、本実施形態において、中子連通孔32の平面断面形状は円であるが、特にこれに限定されるものではなく、例えば四角形等の多角形でもよい。
(カートリッジ容器)
カートリッジ容器4は、図1、図2、図4及び図5に示すように、カートリッジ容器本体40と、カートリッジ容器本体40の底面40a中央から上方に向けて突出して形成された円筒状のカートリッジ容器突起部41と、カートリッジ容器本体40の開口を閉じる上蓋42とを有している。
カートリッジ容器4には、円筒状の浄化フィルタ5が縦向きに収容されており、この浄化フィルタ5により、カートリッジ容器4内が筒外側の外側空間60と、筒内側の内側空間61とに分けられている。なお、浄化フィルタ5は、その下端がカートリッジ容器本体40の底面40aに、その上端が上蓋42に固着されている。
この内側空間61には、水溶性のサプリメントが充填されている。この水溶性のサプリメントの具体例としては、キシリトールを主成分とした錠剤状固形物や、アスコルビン酸をはじめとした各種ビタミン剤、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム等のミネラル類、各種アミノ酸、水溶性植物繊維、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、コラーゲン、オリゴ糖、ポリフェノール、クエン酸等が挙げられる。また、水溶性のサプリメントは、その他、抗酸化作用、虫歯予防作用、口臭防止作用、ダイエット作用、整腸作用、美容作用のあるものも含まれる。なお、内側空間61に充填される水溶性のサプリメントは、一種を単独で用いてもよいが、2種以上の複合剤を用いてもよい。
(カートリッジ容器本体)
カートリッジ容器本体40は、上部に開口を有し、下方に向かうに従い先細くなる有底筒状の容器である。カートリッジ容器本体40の高さ寸法は、中子容器30の高さのほぼ1/2程度に設定されている。また、カートリッジ容器本体40の大きさは、カートリッジ容器4を中子3に収容した(取り付けた)際に、カートリッジ容器本体40の側面壁40bと、中子容器30の側壁面30bとの間に小さな隙間が生じるような大きさに設定されている。なお、この隙間は、カートリッジ容器4の着脱の際に支障が生じない程度の必要最低限の隙間である。
(カートリッジ容器突起部)
カートリッジ容器突起部41は、カートリッジ容器本体40の内側空間61に位置する底面40aからカートリッジ容器本体40の開口した方向(上方)に向けて突出して形成され、上下に開口を有すると共に、上方に向かうに従い先細くなる円錐台形の円筒状の突起である。従って、カートリッジ容器突起部41の内面41aは、カートリッジ容器本体40の開口した方向(上方)に向かうに従い先細くなるテーパ状をしている。また、カートリッジ容器突起部41の下開口の開口径L1は、中子突起部31の上端の外径L2よりも大きく設定されている。また、カートリッジ容器突起部41の上下の高さ寸法は、中子突起部31の上下の高さのほぼ1/2程度に設定されている。
カートリッジ容器突起部41の内面41aのテーパ角度は、中子突起部31の外面31aのテーパ角度とは異なる角度にされている。これにより、カートリッジ容器突起部41の内面41aと、中子突起部31の外面31aとは線接触により嵌合されることになるので、カートリッジ容器突起部41の内面41aと、中子突起部31の外面31aとが面接触で嵌合される場合に比べて、カートリッジ容器4の中子3に対する着脱をより一層容易にすることができる。本実施形態においては、カートリッジ容器突起部41の内面41aのテーパ角度は、中子突起部31の外面31aのテーパ角度よりも大にされている。このようにすることで、カートリッジ容器突起部41の内面41aのテーパ角度が、中子突起部31の外面31aのテーパ角度よりも小に設定されている場合と比べて、中子突起部31をカートリッジ容器突起部41の筒内に一層挿入させることができるので、カートリッジ容器4を中子3に強固に固定することができる。
また、カートリッジ容器突起部41の上開口縁には、複数の小孔43aを有するメッシュ部43が取り付けられており、このメッシュ部43によりカートリッジ容器突起部41の上開口は閉じられている。また、小孔43aの孔径は、内側空間61に充填される水溶性のサプリメントの最小径よりも小さくされている。これにより水溶性のサプリメントを内側空間61に充填させることが可能にされている。なお、このメッシュ部43の小孔43aの孔径の大きさや数を調整することで、浄化フィルタ5を通過する水の速度を調節することも可能である。
なお、このカートリッジ容器突起部41、中子突起部31、浄化フィルタ5、及び中子連通孔32は、図2に示すように、カートリッジ容器4を中子3に取り付けた際に、その軸心が一致するように配置されている。
(上蓋)
上蓋42は、浄化フィルタ5の上端に固着されていることにより、カートリッジ容器本体40に取付けられている。上蓋42の外縁部は、カートリッジ容器本体40の開口縁に重なるように載置されており、これにより、カートリッジ容器本体40の開口を閉じている。このように、上蓋42は、カートリッジ容器本体40に固着された浄化フィルタ5に固着されており、カートリッジ容器本体40には上蓋42を直接取り付けための取付構造を設ける必要がないので、その結果、カートリッジ容器4の製造コストを低減することができる。
また、上蓋42には、外側空間60のみに連通された上蓋連通孔42aが形成されている。これにより、中子3に流入された原水は、カートリッジ容器4の内側空間61には直接流入せず、外側空間60に流入されることになる。なお、上蓋42に、カートリッジ容器4の中子3に対する取り外しを容易にするために、摘み部を形成していてもよい。
(浄化フィルタ)
浄化フィルタ5は、上記したように円筒状をしており、その下端はカートリッジ容器本体40の底面40aに、その上端は上蓋42に固着されている。この浄化フィルタ5は、粉末状の浄水剤を結合材により固化した多孔質成形体であるカーボンブロックである。
浄水剤は、浄水成分である活性炭が少なくとも含有されている。活性炭の形状については特に限定されるものではないが、粒状であれば以下に示す形態が好ましい。即ち、粒子の大きいもの及び粒子の小さいものの2種類の活性炭を用い、粒径の小さい第1の活性炭としては平均粒径が55〜70μmの活性炭を用い、粒径の大きい第2の活性炭としては平均粒径が70〜120μmの活性炭を用いる。そして、粒径の小さい第1の活性炭と、粒径の大きい第2の活性炭との混合割合を1対1から7対1で混合し、この混合した活性炭を結合材で固化する。このような粒径と混合割合とすることで、流量を保ちながら浄化能力を高めることができる。なお、ここでいう「平均粒径」とは、各粒径の粒子の体積全体を占める割合を粒径の小さい側から累積していき、累積が50%に達した時の粒径(メジアン径)である。
また、浄水剤は、浄化フィルタ5の濾過速度を増すためにセルロース繊維等の短繊維が含有されていてもよい。このように短繊維を浄水剤に含有させると、この短繊維同士が絡み合うことで浄化フィルタ5内に空隙が形成されるので、浄化フィルタ5の空隙率を増加させることができ、その結果、浄化フィルタ5内に水路を確保することができる。これにより、例えば、塩素などの除去性能向上を図って、活性炭として比較的粒径の細かいものを用いたとしても、十分な濾過速度を確保することができる。また、短繊維の径、長さ、量を調節することで、濾過速度の調節を自在に行うことも可能である。なお、浄水剤として、ゼオライトなどの金属イオンを除去する浄水成分や、抗菌剤等を含んでいてもよい。
なお、浄水剤を結合材で固化して多孔質の成形体にする理由は下記の通りである。即ち、浄水剤を結合材で固化していない浄化フィルタでは、浄化フィルタに水を通水させた際に水路ができてしまうことが多く、水がその水路に集中することで、浄水剤が部分的にしか使われず、浄化性能が短期間で落ちてしまうという問題がある。しかしながら、本実施形態のように浄水剤を結合材で固化して多孔質の成形体にすることで、浄水剤を浄化フィルタ5全体に均一に分散することができると共に、浄化フィルタ5全体に水が流れるようにすることができ、浄化性能を高い状態で長時間維持すること可能となる。
結合材として、本実施形態では低メルトインデックスの超高分子量のポリマーを用いた。この低メルトインデックスの超高分子量のポリマーは、ピッチャー型浄水器1の浄化フィルタ5としての用途として問題なく使用できるために無毒性であることが必要であると共に、単体で成形した場合に多孔質成形体を形成しやすい樹脂であることが好ましい。具体的には、分子量が数十万から数百万程度の超高分子量ポリエチレンで、原料の粒子径が約100μm、カサ密度0.3g/cm3未満の樹脂であって、メルトインデックスが、1.1〜2.3g/10min(ASTMD1238、190℃、15kg Load)であるものが挙げられる。
メルトインデックスの下限を1.1g/10minとした理由は、この値未満であると、浄水剤のカーボンブロック成形時の流れが悪く、浄水剤を固めてカーボンブロックにするためには、結合材の量を多くしなければならない。そうすると、浄化フィルタ5内(カーボンブロック内)に占める浄水剤の量が少なくなるので、浄化性能が低くなるからである。
また、メルトインデックスの上限を2.3g/10minとした理由は、この値を超えると、カーボンブロック成形時に溶融したポリマーが浄水剤の細孔部を覆ってしまい、水が浄水剤に触れにくくなるので好ましくないからである。
結合材が上記のようなメルトインデックスを有するポリマーであることによって、高温において適度な粘度であるがゆえ、カーボンブロック成形時に溶融したポリマーが活性炭などの細孔部を覆ってしまうことがない。また、結合材は、多孔質体を形成するので、浄化フィルタ5のフィルタ機能を損なうことはない。
また、浄化フィルタ5の密度は、0.4〜0.65g/cm3であることが好ましい。浄化フィルタ5の密度の下限を0.4g/cm3としたのは、この値未満であると、剛性が低くなってしまい、浄化フィルタ5本体が脆く崩れやすくなるからである。また、浄化フィルタ5の密度の上限を0.65g/cm3としたのは、この値を超えると、浄化フィルタ5が硬め過ぎとなって、フィルタとしての空隙が少なくなり、濾過速度が遅くなるためである。
(カートリッジ容器の中子に対する着脱)
次に、カートリッジ容器の中子への着脱について説明する。
カートリッジ容器4の中子3への取り付けは、まず、カートリッジ容器4を、中子容器30の上部の開口から挿入し、底面30aに向けてスライドさせる。なお、このスライド時において、カートリッジ容器本体40の側面壁40b、及び中子容器30の側面壁30bはガイド作用を奏している。
その後、カートリッジ容器突起部41の内面41aと、中子突起部31の外面31aとが線接触により嵌合されることにより、カートリッジ容器4を中子3へ取り付けることができる。より具体的には、カートリッジ容器4は、中子突起部31の外面31aにおける所定位置の外径に、カートリッジ容器突起部41の所定位置の内面41aの内径が一致する位置で中子3に固定される。なお、カートリッジ容器突起部41の下開口の開口径L1は、中子突起部31の上端の外径L2よりも大きく設定されているので、カートリッジ容器突起部41の内面41aと中子突起部31の外面31aとの嵌合を容易に行うことができる。
このように、カートリッジ容器4の中子3への取り付けは、水を絞り込む機能を有する中子連通孔32が形成された中子突起部31の外面31aに、カートリッジ容器突起部41の内面41aを嵌合させているだけなので、従来に比べてカートリッジ容器4の取付構造を簡素化することができ、その結果、ピッチャー型浄水器1の製造コストを低減することができる。
カートリッジ容器4の中子3からの取り外しは、カートリッジ容器4の中子3に対する取り付け(固定)が、上記のようにカートリッジ容器突起部41の内面41aと中子突起部31の外面31aとが嵌合されているだけなので、カートリッジ容器4の上蓋42に形成された摘み部等をつかんで、カートリッジ容器4を中子容器30から引き出すことで簡単に行うことができる。
(水の流れ)
次に、ピッチャー型浄水器内における水の流れについて説明する。
図1に示すように、まず、中子容器30の開口から流入された原水は、カートリッジ容器4における上蓋42の上蓋連通孔42aを通り、外側空間60に流入される。なお、原水は、カートリッジ容器本体40の側壁面40bと、中子容器30の側壁面30bとの間の隙間にも流れて、カートリッジ容器本体40の底面40aと中子容器30の底面30aとの間の空間に流出することになるが、上記のように、カートリッジ容器突起部41の内面41aと中子容器30の外面30aとは嵌合されているため、この空間に流出された原水が中子連通孔32を通りハウジング2の貯溜室2aに流出されることはない。つまり、浄化フィルタ5により浄水されていない原水(未浄化水)がハウジング2の貯溜室2aに流出することはない。
外側空間60に流入された原水は、浄化フィルタ5を通水することで浄水(濾過)されて浄化水とされ、内側空間61に流入される。このように原水を浄化フィルタ5の筒外側の外側空間60に流出させた後に、浄化フィルタ5に通過させて筒内側の内側空間61に流出させることで、浄化フィルタ5の一部に水が集中して流れることなく、浄化フィルタ5全体に分散して水を流すことができるので、浄化フィルタ5の浄化性能を高い状態で長時間維持することができる。
また、この内側空間61には水溶性のサプリメントが充填されているため、内側空間61に流入された浄化水中に、水溶性のサプリメントの成分が溶け込む。
その後、内側空間61内にある浄化水は、カートリッジ容器突起部41のメッシュ部43、及び中子突起部31の中子連通孔32により絞り込まれて、ハウジング2の貯溜室2aに流出する。このように、メッシュ部43、及び中子突起部31の中子連通孔32は水の流量を絞り込む機能を有しているので、原水が浄化フィルタ5を通過する際の速度を遅くすることができ、その結果、原水が浄化フィルタ5を通過する時間を長くすることができるので、浄化効率を高くすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、本実施形態において、カートリッジ容器突起部41は円筒状をなしているが、これに限定されるものではなく、平面断面形状が楕円形、三角形や四角形等の多角形、星形等の任意の形状の筒状であってもよい。なお、中子突起部31の外面31aの平面断面形状は、カートリッジ容器突起部41の内面41aと中子突起部31の外面31aとを嵌合させるために、カートリッジ容器突起部41の内面41aの平面断面形状と同じ形状にされている。即ち、カートリッジ容器突起部41の内面41aの平面断面形状が正方形であれば、中子突起部31の外面31aの平面断面形状は正方形にされている。
また、本実施液体において、浄化フィルタ5は円筒状をなしているが、これに限定されるものではなく、平面断面形状が楕円形、三角形や四角形等の多角形、星形等の任意の形状の筒状であってもよい。
1 ピッチャー型浄水器
2 ハウジング
3 中子
4 カートリッジ容器
5 浄化フィルタ
30 中子容器
31 中子突起部
31a 中子突起部の外面
32 中子連通孔
40 カートリッジ容器本体
41 カートリッジ容器突起部
41a カートリッジ容器突起部の内面
42 上蓋
42a 上蓋連通孔
60 外側空間
61 内側空間

Claims (5)

  1. 内部に浄化水を貯溜するハウジングと、
    前記ハウジングに収容され、原水が流入される中子と、
    前記中子に着脱可能に収容されるカートリッジ容器と、
    前記カートリッジ容器に収容され、前記原水を浄化する浄化フィルタと
    を備えたピッチャー型浄水器であって、
    前記浄化フィルタは、筒状であり、前記カートリッジ容器内を筒外側の外側空間と筒内側の内側空間とに分けるように前記カートリッジ容器に縦向きに収容されており、
    前記カートリッジ容器は、
    上部に開口を有するカートリッジ容器本体と、
    前記カートリッジ容器本体の前記内側空間に位置する底面から上方に向けて突出して形成され、上開口を有する筒状のカートリッジ容器突起部であって、その内面が中子突起部と接する、上方に向かうに従い先細くなるテーパ状の面であるカートリッジ容器突起部と、
    前記外側空間のみに連通された上蓋連通孔を有し、前記カートリッジ容器本体の開口を閉じる上蓋と
    を有しており、
    前記中子は、
    上部に開口を有する中子容器と、
    前記中子容器の底面から上方に向けて突出して形成された前記中子突起部であって、その外面が前記カートリッジ容器突起部と接し、且つ、前記カートリッジ容器突起部の内面が着脱可能に嵌合される面である前記中子突起部と、
    前記中子突起部に形成され、前記浄化フィルタにより浄化された浄化水を前記ハウジングに流出する中子連通孔と
    を有していることを特徴とするピッチャー型浄水器。
  2. 前記中子突起部の外面は、上方に向かうに従い先細くなるテーパ状をしており、そのテーパ角度は、前記カートリッジ容器突起部の内面のテーパ角度とは異なる角度であることを特徴とする請求項1に記載のピッチャー型浄水器。
  3. 前記上蓋は前記浄化フィルタの上端に固着されており、前記浄化フィルタの下端は前記カートリッジ容器本体に固着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のピッチャー型浄水器。
  4. 前記浄化フィルタは、活性炭を少なくとも含有する浄水剤を固化したカーボンブロックであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のピッチャー型浄水器。
  5. 前記内側空間に、水溶性のサプリメントを充填していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のピッチャー型浄水器。
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