JP5593153B2 - ピッチャー型浄水器 - Google Patents
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Description
また、内側空間に流出された浄化水は、中子突起部の中子連通孔により絞り込まれて、ハウジングに流出する。このように、中子突起部の中子連通孔は水の流量を絞り込む機能を有しているので、原水が浄化フィルタを通過する際の速度を遅くすることができ、その結果、原水が浄化フィルタを通過する時間を長くすることができるので、浄化効率を高くすることができる。
またさらに、カートリッジ容器の中子への取り付けは、水を絞り込む機能を有する中子連通孔が形成された中子突起部の外面に、カートリッジ容器突起部の内面を嵌合させているだけなので、従来に比べてカートリッジ容器の取付構造を簡素化することができ、その結果、ピッチャー型浄水器の製造コストを低減することができる。また、カートリッジ容器突起部の内面は開口した方向に向かうに従い先細くなるテーパ状をしているため、カートリッジ容器の着脱を容易にすることができる。
図1に示すように、ピッチャー型浄水器1は、内部に浄化水を貯溜するハウジング2と、ハウジング2に収容され、原水が流入される中子3と、中子3に着脱可能に収容されるカートリッジ容器4と、カートリッジ容器4に収容され、原水を浄化する円筒状の浄化フィルタ5と、ハウジング2に取り付けられた蓋6とから主に構成されている。
ハウジング2は、上部に開口を有する有底筒状の透明又は半透明の容器であり、例えばアクリロニトリルスチレン共重合体(AS樹脂)等から形成されている。このハウジング2は、浄化水を貯溜する貯溜室2aを有している。また、ハウジング2の側壁面には、上端縁に向けて拡開して突出された注ぎ口20が一体的に形成されている。この注ぎ口20は、ハウジング2の貯溜室2aに貯溜された浄化水を注ぎ出すためのものである。また、注ぎ口20が形成された側壁面と対向位置にあるハウジング2の側壁面には、取手21が一体的に形成されている
中子3は、図1〜図3に示すように、中子容器30と、中子容器30の底面30a中央から上方に向けて突出して形成された中子突起部31と、中子突起部31に形成された中子連通孔32とを有している。なお、中子3は、ハウジング2と同様に例えばアクリロニトリルスチレン共重合体(AS樹脂)等から形成されている。
中子容器30は、上部に開口を有し、下方に向かうに従い先細くなる有底筒状の容器である。中子容器30の高さ寸法は、ハウジング2の高さのほぼ1/2程度に設定されている。また、中子容器30の上部縁には段部30cが形成されている。この段部30cをハウジング2の上部開口縁に載置して係合させることで、中子容器30をハウジング2内に収容させることができる。また、中子容器30の上部縁における、ハウジング2の注ぎ口20に対応する位置には、この注ぎ口20の上端を閉じるための蓋片33がヒンジにより接続されている。
中子突起部31は、中子容器30の開口した方向(上方)に向かうに従い先細くなる円錐台形の突起である。従って、中子突起部31の外面31aは、中子容器30の開口した方向(上方)に向かうに従い先細くなるテーパ状をしている。なお、中子突起部31の外面31aの平面断面形状は円である。また、この中子突起部31の外面31aは、カートリッジ容器4の後述するカートリッジ容器突起部41の内面41aが着脱可能に嵌合される。
中子突起部31には、上下に連通する中子連通孔32が形成されている。この中子連通孔32は、浄化フィルタ5により浄化された浄化水をハウジング2の貯溜室2aに流出するためのものである。また、この中子連通孔32は、カートリッジ容器4内を流れる水の流量を絞り込む機能を有している。なお、本実施形態において、中子連通孔32の平面断面形状は円であるが、特にこれに限定されるものではなく、例えば四角形等の多角形でもよい。
カートリッジ容器4は、図1、図2、図4及び図5に示すように、カートリッジ容器本体40と、カートリッジ容器本体40の底面40a中央から上方に向けて突出して形成された円筒状のカートリッジ容器突起部41と、カートリッジ容器本体40の開口を閉じる上蓋42とを有している。
カートリッジ容器本体40は、上部に開口を有し、下方に向かうに従い先細くなる有底筒状の容器である。カートリッジ容器本体40の高さ寸法は、中子容器30の高さのほぼ1/2程度に設定されている。また、カートリッジ容器本体40の大きさは、カートリッジ容器4を中子3に収容した(取り付けた)際に、カートリッジ容器本体40の側面壁40bと、中子容器30の側壁面30bとの間に小さな隙間が生じるような大きさに設定されている。なお、この隙間は、カートリッジ容器4の着脱の際に支障が生じない程度の必要最低限の隙間である。
カートリッジ容器突起部41は、カートリッジ容器本体40の内側空間61に位置する底面40aからカートリッジ容器本体40の開口した方向(上方)に向けて突出して形成され、上下に開口を有すると共に、上方に向かうに従い先細くなる円錐台形の円筒状の突起である。従って、カートリッジ容器突起部41の内面41aは、カートリッジ容器本体40の開口した方向(上方)に向かうに従い先細くなるテーパ状をしている。また、カートリッジ容器突起部41の下開口の開口径L1は、中子突起部31の上端の外径L2よりも大きく設定されている。また、カートリッジ容器突起部41の上下の高さ寸法は、中子突起部31の上下の高さのほぼ1/2程度に設定されている。
上蓋42は、浄化フィルタ5の上端に固着されていることにより、カートリッジ容器本体40に取付けられている。上蓋42の外縁部は、カートリッジ容器本体40の開口縁に重なるように載置されており、これにより、カートリッジ容器本体40の開口を閉じている。このように、上蓋42は、カートリッジ容器本体40に固着された浄化フィルタ5に固着されており、カートリッジ容器本体40には上蓋42を直接取り付けための取付構造を設ける必要がないので、その結果、カートリッジ容器4の製造コストを低減することができる。
浄化フィルタ5は、上記したように円筒状をしており、その下端はカートリッジ容器本体40の底面40aに、その上端は上蓋42に固着されている。この浄化フィルタ5は、粉末状の浄水剤を結合材により固化した多孔質成形体であるカーボンブロックである。
次に、カートリッジ容器の中子への着脱について説明する。
次に、ピッチャー型浄水器内における水の流れについて説明する。
2 ハウジング
3 中子
4 カートリッジ容器
5 浄化フィルタ
30 中子容器
31 中子突起部
31a 中子突起部の外面
32 中子連通孔
40 カートリッジ容器本体
41 カートリッジ容器突起部
41a カートリッジ容器突起部の内面
42 上蓋
42a 上蓋連通孔
60 外側空間
61 内側空間
Claims (5)
- 内部に浄化水を貯溜するハウジングと、
前記ハウジングに収容され、原水が流入される中子と、
前記中子に着脱可能に収容されるカートリッジ容器と、
前記カートリッジ容器に収容され、前記原水を浄化する浄化フィルタと
を備えたピッチャー型浄水器であって、
前記浄化フィルタは、筒状であり、前記カートリッジ容器内を筒外側の外側空間と筒内側の内側空間とに分けるように前記カートリッジ容器に縦向きに収容されており、
前記カートリッジ容器は、
上部に開口を有するカートリッジ容器本体と、
前記カートリッジ容器本体の前記内側空間に位置する底面から上方に向けて突出して形成され、上開口を有する筒状のカートリッジ容器突起部であって、その内面が中子突起部と接する、上方に向かうに従い先細くなるテーパ状の面であるカートリッジ容器突起部と、
前記外側空間のみに連通された上蓋連通孔を有し、前記カートリッジ容器本体の開口を閉じる上蓋と
を有しており、
前記中子は、
上部に開口を有する中子容器と、
前記中子容器の底面から上方に向けて突出して形成された前記中子突起部であって、その外面が前記カートリッジ容器突起部と接し、且つ、前記カートリッジ容器突起部の内面が着脱可能に嵌合される面である前記中子突起部と、
前記中子突起部に形成され、前記浄化フィルタにより浄化された浄化水を前記ハウジングに流出する中子連通孔と
を有していることを特徴とするピッチャー型浄水器。 - 前記中子突起部の外面は、上方に向かうに従い先細くなるテーパ状をしており、そのテーパ角度は、前記カートリッジ容器突起部の内面のテーパ角度とは異なる角度であることを特徴とする請求項1に記載のピッチャー型浄水器。
- 前記上蓋は前記浄化フィルタの上端に固着されており、前記浄化フィルタの下端は前記カートリッジ容器本体に固着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のピッチャー型浄水器。
- 前記浄化フィルタは、活性炭を少なくとも含有する浄水剤を固化したカーボンブロックであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のピッチャー型浄水器。
- 前記内側空間に、水溶性のサプリメントを充填していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のピッチャー型浄水器。
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