JP2006187720A - 濾過器用カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【解決すべき課題】水溶性サプリメントの可使時間を長くとることができるようにすると共に、細菌類の侵入を防いで、サプリメントが溶出した濾過処理水を安全に供給することができるようになした濾過器用カートリッジを提供する。
【課題を解決するための手段】難透水性膜材7によって作製された外周側部を有する容器本体4の内部に、水溶性サプリメント8を充填し、当該難透水性膜材7に所定の水圧が掛かったときに当該膜材を透過して容器本体4内に濾過水が浸入して前記水溶性サプリメント8を溶解するようになす。当該溶解液を僅かづつ通すためのオリフィス9を容器本体4を構成する天板部5又は底板部6のいずれか一方の中心部付近に形成する。当該オリフィス9に関連して濾過器本体1の集水路3に繋がる係合部10を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は水道蛇口等に装着して使用する濾過器用のカートリッジに関する。
残留塩素除去、有機物除去、濁質成分等微粒子除去、細菌除去等のため、水道蛇口に濾過器を取付けることが行われており、たとえば、脱塩素、脱有機物の場合には繊維カーボン又は粒状活性炭等を使用し、鉄錆(酸化鉄)や濁質成分及び細菌類除去の場合は、除去する微粒子の粒径に応じたポアサイズの濾過材を選定し使用に供している。
また、次に示す特許文献に開示されているように、原水の濾過以外の機能を付加した浄水器も提案されている。
特開平7−290068公報
上記特許文献1に示された浄水器は、流体の出・入口を備えた本体にキャビン及びキャップを有する開口部を形成し、流体の入口部に案内管を上記開口部へ連通するように設け、この案内管の一端部にLアスコルビン酸のようなビタミン錠剤収容網体を着脱自在に設けたもので、入口部から案内管を通じて供給される原水は案内管の端部に設けられているビタミン錠剤収容網体内に導かれ、ビタミン錠剤を溶解して、溶解液はキャビンを介して出口部から各種用途先に送られる構成となっている。
上記したように、本来の濾過機能以外の新たな機能を付加した浄水器が提案されているが、Lアスコルビン酸を始めとしたビタミン錠剤類は水溶性がきわめて高い性質を有しており、入口部から導入される原水の通流抵抗によって僅かの間に溶解してしまい、度々ビタミン錠剤類を補給しなければならないという問題点がある。
また、ビタミン錠剤収容網体への通水停止時(不使用時)には、設置環境によっては、開放状態となっている出口部付近、あるいはキャビン内に滞留している液体中に細菌類が侵入、繁殖することにより浄化水が細菌汚染される懸念がある。
そこで、本発明は前記した従来の多機能型濾過器の不具合点を解消し、水溶性サプリメントを収容する容器本体の外周側部に逆浸透膜のような難透水性膜材を配設して、当該難透水性膜材に所定の水圧が掛かったときに当該膜材を透過して容器本体内に濾過水が浸入するようにして、水溶性サプリメントの可使時間を長くすることができるようにすると共に、細菌類の侵入を防いで、サプリメントが溶出した濾過処理水を安全に供給することができるようになした濾過器用カートリッジを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本発明の構成を詳述すれば、請求項1に係る発明は、非透水性材料によって作製された天板部及び底板部を有すると共に、難透水性膜材によって作製された外周側部とを有する容器本体の内部に、所望の水溶性サプリメントを充填し、前記難透水性膜材に所定の水圧が掛かったときに当該膜材を透過して容器本体内に濾過水が浸入して前記水溶性サプリメントを溶解するようになし、且つ当該溶解液を僅かづつ通すためのオリフィスを容器本体を構成する前記天板部又は底板部のいずれか一方の中心部付近に形成すると共に、当該オリフィスに関連して濾過器本体の集水路に繋がる係合部を設けてなることを特徴とする濾過器用カートリッジである。
また、請求項2に係る発明は、水溶性サプリメントがキシリトールを主成分とした錠剤状固形物、各種ビタミン剤、各種アミノ酸、各種ミネラル類、水溶性植物繊維、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、コラーゲン、オリゴ糖、プロポリス、ポリフェノール、カテキン、サポニン、フラボノイド、イソフラボン、クエン酸、レシチン、クロロフィルのうちのいずれか一種又はこれらの二種以上の複合剤である請求項1記載の濾過器用カートリッジである。
本発明によれば、水溶性サプリメントを収容する容器本体の通水部となる外周側部に逆浸透膜のような難透水性膜材を付設してあるので、当該難透水性膜材に所定の水圧が掛かったときにのみ当該膜材を透過して容器本体内に濾過水が浸入することとなり、溶解時間をこれまでより充分長くすることができる。また、難透水性膜材のポアサイズを細菌類の通過を阻止できるサイズとした場合には、容器本体内が細菌によって汚染されるのを有効に防ぐことができ、有用なサプリメントが適度に溶出した濾過処理水を安全に供給することができるものである。
以下、図面に基づき本発明に係る濾過器用カートリッジの実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明濾過器用カートリッジの一実施形態を示す概略断面図であり、濾過器本体の一部をなす原水入口部や濾過処理水の出口部等は図示を省略してある。
図中1は濾過器本体を示し、当該濾過器本体1の内部には、コア材としての濾過部2が設けられている。当該濾過部2を構成する濾過材としては、残留塩素や、その他の臭気成分の除去のために用いられる粒状活性炭、粉末状活性炭、繊維状活性炭の他、鉛等の重金属の溶解性陽イオン除去能を有するイオン交換樹脂や、ヒドロキシアパタイト等の無機イオン交換体等の吸着材を用いることができる。
また、前記した吸着材以外のセルロース系、ポリオレフィン系、ポリスルホン系、ポリビニルアルコール系等各種の膜素材を用いることもできる。あるいは、平板状の濾過シートを径方向にひだ状に折り畳んで筒状となしたプリーツ式濾過体も好適に用いられる。
なお、濾過部2の中心部には集水路3が竪方向に沿って形成されており、図示しない入口部を介して濾過器本体1内に導入された水道水等の原水は濾過部2の外側から当該集水路3に向けて透過する際に種々の除去対象が速やかに取り除かれる。集水路3に至った濾過水は、濾過器本体1に付設された図示しない出口部を介して各種用途先に供給される。
本発明はこのような濾過部2を有する濾過器に水溶性サプリメントの補給機能を付加したものであり、図中4は水溶性サプリメントを充填した容器本体を示す。5は当該容器本体4の天板部、6は容器本体4の底板部であり、天板部5及び底板部6は共に非透水性材料によって作製されている。7は天板部5と底板部6の間、すなわち容器本体4の外周側部となる部分に付設された難透水性膜材を示す。
難透水性膜材7としては、ポリプロピルン、ポリエステル、アセチルセルロース、ポリスルホン等の合成樹脂膜をメンブレンとし、その両面に通水性の良好な補強用の内外層材を重ね合わせた3層の積層構造となしたものを用いてもよいし、あるいは通水時の負荷に耐え得る強度を保持するものであれば、難透水性のメンブレンのみからなる濾過シートを用いるようにしてもよい。いずれにしても、難透水性膜材5は微細孔を有し、細菌や各種のコロイド成分等が除去される。
8は前記容器本体2の内部に充填される錠剤状等となした水溶性サプリメントであり、水溶性のものであれば、栄養補助食品、保健機能食品、栄養機能食品、健康食品、ダイエット食品、経口スキンケア食品等いずれのものも適用可能である。
水溶性サプリメント8の具体例としては、キシリトールを主成分とした錠剤状固形物や、アスコルビン酸を始めとした各種ビタミン剤、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム等のミネラル類、各種アミノ酸、水溶性植物繊維、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、コラーゲン、オリゴ糖、プロポリス、ポリフェノール、カテキン、サポニン、フラボノイド、イソフラボン、クエン酸、レシチン、クロロフィル等各種のものが使用できる。なお、上記した水溶性サプリメントの中には抗酸化作用、虫歯予防作用、口臭防止作用、ダイエット作用、整腸作用、美肌作用を奏するものも含まれる。これら水溶性サプリメントはその一種を単独で用いることができるのは勿論であるが、これらの任意の二種以上の複合剤として用いることができるのは云うまでもない。
これら水溶性サプリメント8は、上記したように上下両面に位置する天板部5及び底板部6が非透水性材料によって作製されると共に、外周側部が難透水性膜材によって作製された容器本体4内に封入されているものであるから、濾過器本体1内に供給される原水の圧力によって難透水性膜材7を通過する際に原水中に含まれる濁質成分や、細菌類が除去される。
難透水性膜材7を通過して容器本体4内に入った濾過水は、容器本体4内の水溶性サプリメント8を僅かづつ溶解する。この溶解液は容器本体4を構成する前記底板部6の中心部付近に形成したオリフィス9を通じて前記濾過部1の集水路3に少しづつ滴下する。そのため、容器本体4には当該オリフィス9に関連して濾過器本体の集水路3に繋がる係合部10を突設してある。
この係合部10は図示の実施形態においては、オリフィス9を囲むようにして底板部6に突設したネジ突起となっており、一方、濾過部2の集水路3の上部には当該ネジ突起が螺合し得る雌ネジが形成されている。このように、図示の実施形態においては、係合部10はネジ突起となっているが、これに限定されるものではなく、濾過部2の集水路上部にきつく嵌合し得る嵌着部を突成するようにしてもよいのは勿論である。
このように、容器本体4には水溶性サプリメントの溶解液を滴下させるためのオリフィスに関連して濾過器本体の集水路に繋がる係合部10を設けてあるので、溶解液は集水路3内に供給され、濾過部2を透過して集水路3内に集水された濾過清澄水と合流して、濾過器本体1の図示しない出口部から吐出される。なお、前記したように、容器本体4の外周側部となる部分には難透水性膜材7が付設されているので、原水中の濁質成分や、細菌類は透過することができず、容器本体4内にはこれらの除去された清澄水のみが入るので内部の水溶性サプリメントが細菌汚染されるような懸念を解消することができる。
本発明濾過器用カートリッジの一実施形態を示す概略断面図である。
符号の説明
1:濾過器本体
2:濾過部
3:集水路
4:容器本体
5:天板部
6:底板部
7:難透水性膜材
8:水溶性サプリメント
9:オリフィス
10:係合部

Claims (2)

  1. 非透水性材料によって作製された天板部及び底板部を有すると共に、難透水性膜材によって作製された外周側部とを有する容器本体の内部に、所望の水溶性サプリメントを充填し、前記難透水性膜材に所定の水圧が掛かったときに当該膜材を透過して容器本体内に濾過水が浸入して前記水溶性サプリメントを溶解するようになし、且つ当該溶解液を僅かづつ通すためのオリフィスを容器本体を構成する前記天板部又は底板部のいずれか一方の中心部付近に形成すると共に、当該オリフィスに関連して濾過器本体の集水路に繋がる係合部を設けてなることを特徴とする濾過器用カートリッジ。
  2. 水溶性サプリメントがキシリトールを主成分とした錠剤状固形物、各種ビタミン剤、各種アミノ酸、各種ミネラル類、水溶性植物繊維、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、コラーゲン、オリゴ糖、プロポリス、ポリフェノール、カテキン、サポニン、フラボノイド、イソフラボン、クエン酸、レシチン、クロロフィルのうちのいずれか一種又はこれらの二種以上の複合剤である請求項1記載の濾過器用カートリッジ。
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