JP5592479B2 - パターンが形成された基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子用基板及びその製造方法に係り、より詳細には、高出力発光ダイオード(light emitting diode、LED)の製造に使われるようにパターンが形成された基板及びその製造方法に関する。
LED市場は、携帯電話などの携帯型通信機器や小型家電製品のキーパッド、液晶ディスプレイ(LCD)のバックライトユニットなどに使われる低出力LEDに基づいて成長した。最近には、インテリア照明、外部照明、自動車内外装、大型LCDのバックライトユニットなどに使われる高出力、高効率光源の需要の高まりにつれて、LED市場もまた高出力製品中心に移していっている。
LEDにおいて最も大きい問題点は、低い発光効率である。一般的に、発光効率は、光の生成効率(内部量子効率)と、素子外に放出される効率(外光取出効率)、及び蛍光体により光が転換される効率とによって決定される。LEDの高出力化のためには、内部量子効率の側面で活性層特性を向上させる方法も重要であるが、実際に発生した光の外光取出効率を高めることが非常に重要である。
LED外部に光が放出するに際して最も大きい障害要因は、LED各層間の屈折率差による内部全反射である。LED各層間の屈折率差によって、界面外に抜け出る光は、生成された光の一部である20%ほどに該当する。しかも、界面から抜け出ていない光は、LED内部を移動している途中で熱に変わって、結果的に発光効率は低いにもかかわらず素子の熱発生量を増やし、LEDの寿命を短縮させる。
外光取出効率の向上のためには、p−GaN表面やn−GaN表面の粗度を高める方法、素子の基底部分である基板の表面を粗くするか、または屈曲のあるパターンを形成する方法などが提示されている。
図1Aは、パターン12が形成された基板10上に形成されたLED14の断面図であり、図1Bは、パターン12が形成された基板10の斜視図である。特に、サファイアなどの異種基板を使用するLEDで基板にパターンを形成すれば、外光取出効率の向上効果がある。
サファイア基板表面のパターンは、外光取出効率を100%以上高めると計算され、韓国特許出願第2004−0021801号及び第2004−0049329号では、その形態やパターンを言及している。このようなパターンを形成する方法としては、現在エッチングを利用した方法を使用している。この方法は、サファイア基板に形成する半球形パターン形態の形成のために、数十μm厚さの厚膜レジストターニングした後、ドライエッチングを通じてレジストとサファイア基板とを同時にエッチングすることである。
このようなエッチングを利用したパターン形成方法は、レジスト及び基板のエッチング選択比によりパターンの高さが制限され、厚膜レジストのパターニング工程とドライエッチング工程との低い均一度により最終形成されたパターンの均一度が低いという問題点がある。何よりもドライエッチングで発生する汚染が最も大きい問題である。レジスト及びエッチングに使われたガスなどの反応物が、エッチング時に局部的に発生する熱などによりサファイア基板の表面に残り、洗浄過程を経てもよく除去されない。また、エッチングに使われた高いエネルギーのガス粒子により、基板表面の損傷も予想される(Silicon processing for the VLSI era,vol 1.process technology,p.574〜582)。かかる汚染が発生した場合、連結される次の工程であるGaNエピ成長(epitaxial growth)を行う場合、汚染による窒化物エピ層に致命的な欠陥が発生しうる。前記のような短所により、実際エッチングを利用してパターニングされたサファイア基板を使用して素子を製作する場合、非常に低い収率が予想される。
そして前述したドライエッチング工程は、エッチングし難いサファイアを強制にエッチングする過程で発生する過多な熱放出のために、冷却機能を持つ高コストのエッチング装備を使用せねばならない。そして、光取出効率を高めるために、ステッパーなどの高コストのフォト装備を利用して、エッチングされるパターンサイズをさらに縮める工程が必要である。したがって、前述したドライエッチング工程を行うためにはコスト高となる。また、ステッパーなどのフォト装備を使用する工程は、複雑な工程のため工程スループットを高め難いという短所を持つ。
本発明が解決しようとする技術的課題は、従来のようなエッチング方法により基板をパターニングする場合の問題点である、基板結晶の損傷や残留物による素子特性の低下がなく、かつパターン均一度を非常に高めることができる基板の製造方法を提供するところにある。
前記技術的課題を解決するための本発明によるパターンが形成された基板の製造方法の一実施形態は、酸化物ビードが分散された溶液を用意する段階;基板上にパターンを形成する段階;前記基板上にマイクロチャネルが形成されるように仮設構造物を前記基板の上方に設ける段階;前記酸化物ビードが分散された溶液を前記マイクロチャネルに注入して、前記基板上に前記酸化物ビードを固定させる段階;前記基板を熱処理する段階;を含む。
前記技術的課題を解決するための本発明によるパターンが形成された基板の製造方法の他の実施形態は、酸化物ビードが分散された溶液を用意する段階;基板上にパターンを形成する段階;前記パターンが形成された基板を前記酸化物ビードが分散された溶液に浸漬してから取り出す過程を少なくとも1回行って前記基板上に前記酸化物ビードを固定させる段階;前記基板を熱処理する段階;を含む。
前記技術的課題を解決するための本発明によるパターンが形成された基板の製造方法のさらに他の実施形態は、基板上にマイクロチャネルが形成されるように、仮設構造物を前記基板の上方に設ける段階;酸化物ビードとポリマービードとを混合してビード混合物を形成する段階;前記ビード混合物を前記マイクロチャネルに注入して、前記基板上に前記酸化物ビードと前記ポリマービードとを組立てる段階;前記仮設構造物を前記基板から分離する段階;前記ポリマービードを除去する段階;前記基板を熱処理する段階;を含む。
本発明による基板の製造方法によれば、低コストの酸化物ビードを所望の形態で基板上にパターニングすることができて、ドライエッチング時に基板に加えられる損傷を防止でき、エッチング過程がなくて素子の収率低下の問題がなく、結果的に素子の量産性が向上する。また、ドライエッチングのための高コストの装備投資が不要で経済的に有利なだけでなく、短時間に多くの基板を製作できる高い生産性を持つ。
パターンが形成された基板上に形成された発光ダイオード(LED)の断面図である。 パターンが形成された基板の斜視図である。 本発明による一実施形態であって、流体のメニスカスを利用してパターンが形成された基板を製造する一実行過程を示すフローチャートである。 図2に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図2に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図2に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図2に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図2に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 本発明の他の実施形態であって、流体のメニスカスを利用してパターンが形成された基板を製造する他の実行過程を示すフローチャートである。 図4に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図4に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図4に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図4に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 図4に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態であって、犠牲ポリマービードを利用してパターンが形成された基板を製造する一実行過程を示すフローチャートである。 図6に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する方法を示す断面図である。 図6に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する方法を示す断面図である。 図6に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する方法を示す断面図である。 図6に図示された方法を利用してパターンが形成された基板を製造する方法を示す断面図である。
以下、添付した図面を参照して本発明による基板の製造方法の望ましい実施形態について詳細に説明する。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、相異なる多様な形態で具現され、単に本実施形態は本発明の開示を完全にし、当業者に発明の範ちゅうを完全に知らせるために提供されるものである。
図2は、本発明による一実施形態であって、流体のメニスカスを利用してパターンが形成された基板を製造する一実行過程を示すフローチャートである。図3Aないし図3Eは、図2に図示された方法を利用して、パターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。
図2ないし図3Eを参照すれば、まず酸化物ビード740が分散された溶液750を用意する(S610)。酸化物ビード740は、屈折率は1.2ないし2.0のものであって、SiO、Al、TiO、ZrO、Y−ZrO、CuO、CuO、Ta、PZT(Pb(Zr、Ti)O)、Nb、Fe、Fe及びGeOから選択された1種以上からなるものを利用する。酸化物ビード740は球形のものが望ましく、この時に酸化物ビード740の直径は0.1ないし10μmのものを利用する。酸化物ビード740を分散させる溶媒としては、水が用いられる。
次いで、基板710上に、図3Aに図示されたように、パターン720を形成する(S620)。基板710は、サファイア、リチウムアルミニウム酸化物(LiAlO)及びマグネシウム酸化物(MgO)のうちいずれか一つを利用できる。パターン720は、レジスト膜を基板710上に塗布した後、露光及び現像工程を通じるレジストパターンでよい。このようなパターン720の密度、サイズなどは、電算模写(simulation)を経て光出力が最大化する数値に調節できる。そして基板710上に、図3Bに図示されたように、マイクロチャネル725が形成されるように仮設構造物730を設ける(S630)。仮設構造物730は、PDMS(polydimethylsiloxane)を利用できる。
次いで、酸化物ビード740が分散された溶液750とガス760とを、マイクロチャネル725に交互に注入する(S640)。図3Cに図示されたように、酸化物ビード740が分散された溶液750とガス760とを交互に注入すれば、基板710上に溶液750とガス760との界面で発生するメニスカスにより、酸化物ビード740がパターン720の間に組み立てられて基板710に固定される。基板710に酸化物ビード740が固定されれば、酸化物ビード740が分散された溶液750とガス760との注入を止め、仮設構造物730を除去する。この状態を図3Dに図示した。
そして基板710を熱処理して、酸化物ビード770を基板710に結合させる(S650)。基板710を熱処理する時の温度は、500ないし1400℃の範囲、望ましくは800ないし1200℃の範囲で行われる。このように基板710を熱処理すれば、基板710に形成されているパターン720は除去される。したがって、図3Eに示したように、酸化物ビード770が基板710に結合されることで、パターニングされた酸化物ビードが形成された基板を製造できる。
図2に図示された方法で基板を製造すれば、光取出効率の良い基板の製造が可能になる。
図4は、本発明の他の実施形態であって、流体のメニスカスを利用してパターンが形成された基板を製造する他の実行過程を示すフローチャートである。図5Aないし図5Eは、図4に図示された方法を利用して、パターンが形成された基板を製造する一例を示す断面図である。
図4ないし図5Eを参照すれば、まず酸化物ビード940が分散された溶液930を用意する(S810)。酸化物ビード940は、屈折率は1.2ないし2.0のものであって、SiO、Al、TiO、ZrO、Y−ZrO、CuO、CuO、Ta、PZT(Pb(Zr、Ti)O)、Nb、Fe、Fe及びGeOから選択された1種以上からなるものを利用する。酸化物ビード940は球形のものが望ましく、この時に酸化物ビード940の直径は0.1ないし10μmのものを利用する。酸化物ビード940を分散させる溶媒としては、水が利用される。
次いで、基板910上に、図5Aに図示されたように、パターン920を形成する(S820)。基板910は、サファイア、リチウムアルミニウム酸化物(LiAlO)及びマグネシウム酸化物(MgO)のうちいずれか一つを利用できる。パターン920は、レジスト膜を基板910上に塗布した後、露光及び現像工程を通じるレジストパターンでよい。かかるパターン920の密度、サイズなどは、電算模写を経て光出力が最大化する数値に調節できる。
次いで、図5B及び図5Cに図示されたように、パターン920が形成された基板910を酸化物ビード940が分散された溶液930に浸漬してから取り出す過程を1回以上行う(S830)。このようにパターン920が形成された基板910を酸化物ビード940が分散された溶液930に浸漬してから取り出せば、酸化物ビード940が分散された溶液930の表面で基板910と出合う部分で、酸化物ビード940が分散された溶液930と空気との境界面で発生するメニスカスにより、酸化物ビード940がパターン920の間に組み立てられて基板910に固定される。このような過程を反復すれば、パターン920の間に酸化物ビード940を固定させることができる。
図5Dに図示されたように、基板910に酸化物ビード940が固定されれば、基板910を酸化物ビード940が分散された溶液950から取り出す。
そして基板910を熱処理して、酸化物ビード950を基板910に結合させる(S840)。基板910を熱処理する時の温度は、500ないし1400℃の範囲、望ましくは800ないし1200℃の範囲で行われる。このように基板910を熱処理すれば、基板910に形成されているパターン920は除去される。したがって、図5Eに示したように、酸化物ビード950が基板910に結合されることで、パターニングされた酸化物ビードが形成された基板を製造できる。
図4に図示された方法で基板を製造すれば、図2に図示された方法と同様に、光取出効率の良い基板の製造が可能になる。
以上、基板710、910上に形成されるパターン720、920は、感光物質による物理的凹凸の場合について図示して説明したが、これに限定されず、疎水性/親水性などの表面エネルギーパターンでよい。但し、S640段階またはS830段階で酸化物ビード740、940が親水性ならば、酸化物ビード740、940は親水性パターン上にのみ位置し、疎水性パターン上には位置しなくなる。逆に、S640段階またはS830段階で酸化物ビード740、940が疎水性ならば、酸化物ビード740、940は疎水性パターン上にのみ位置し、親水性パターン上には位置しなくなる。このような方法で酸化物ビード740、940を基板710、910上にパターニングでき、S650段階またはS840段階のように熱処理することで、酸化物ビードがパターニングされた基板を製造できる。
図6は、本発明のさらに他の実施形態であって、犠牲ポリマービードを利用してパターンが形成された基板を製造する一実行過程を示すフローチャートである。図7Aないし図7Dは、図6に図示された方法を利用して、パターンが形成された基板を製造する方法を示す断面図である。
図6ないし図7Dを参照すれば、まず基板1110上にマイクロチャネル1130が形成されるように、図7Aに図示されたように仮設構造物1120を設ける(S1010)。基板1110は、サファイア、リチウムアルミニウム酸化物(LiAlO)及びマグネシウム酸化物(MgO)のうちいずれか一つを利用できる。仮設構造物1120は、PDMSを利用できる。この時、マイクロチャネル1130は、後述するビード混合物1140、1150が一層に組み立てられるように形成することが望ましい。マイクロチャネル1130が、ビード混合物1140、1150が二層以上に組み立てられうるサイズに形成されれば、図1Bに図示されたような基板の製造が容易でなく、後述する段階でポリマービード1140の除去が困難になる。したがって、仮設構造物1120は、マイクロチャネル1130にビード混合物1140、1150が1層にのみ組み立てられるように、ビード混合物1140、1150のサイズより若干大きいサイズを持つように設けられることが望ましい。
次いで、酸化物ビード1150とポリマービード1140とを混合してビード混合物を形成する(S1020)。酸化物ビード940は、屈折率1.2ないし2.0のものであって、SiO、Al、TiO、ZrO、Y−ZrO、CuO、CuO、Ta、PZT(Pb(Zr、Ti)O)、Nb、Fe、Fe及びGeOから選択された1種以上からなるものを利用する。酸化物ビード940は球形のものが望ましく、この時に酸化物ビード940の直径は0.1ないし10μmのものを利用する。
次いで、ビード混合物1140、1150をマイクロチャネル1130に注入する(S1030)。ビード混合物1140、1150が、図7Bに図示されたように、マイクロチャネル1130にランダムに組み立てられれば、仮設構造物1120を除去する。
次いで、ポリマービード1140を除去する(S1040)。仮設構造物1120が除去すると、プラズマ工程を通じてポリマービード1140を除去すれば、図7Cに図示されたように、基板1110には酸化物ビード1150のみ残る。ポリマービード1140を除去するために、塩素(Cl)を含むガスプラズマが利用される。
そして、基板1110を熱処理して、酸化物ビード1160を基板1110に結合させる(S1050)。基板1110を熱処理する時の温度は、500ないし1400℃の範囲、望ましくは、800ないし1200℃の範囲で行われる。このように基板1110を熱処理すれば、図4Eに示したように、酸化物ビード1160が基板1110に結合されることで、パターニングされた酸化物ビードが形成された基板を製造できる。
図6に図示された方法で基板を製造すれば、図2及び図4に図示された方法と同様に、光取出効率の良い基板の製造が可能になる。
以上、本発明の望ましい実施形態について図示して説明したが、本発明は前述した特定の望ましい実施形態に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の趣旨を逸脱せずに当業者ならば多様な変形実施が可能であるということはいうまでもなく、かかる変更は特許請求の範囲に記載された範囲内にある。

Claims (15)

  1. 酸化物ビードが分散された溶液を用意する段階と、
    基板上にパターンを形成する段階と、
    前記基板上にマイクロチャネルが形成されるように仮設構造物を前記基板の上方に設ける段階と、
    前記酸化物ビードが分散された溶液を前記マイクロチャネルに注入して、前記基板上に前記酸化物ビードを固定させる段階と、
    前記基板を熱処理する段階と、を含むことを特徴とするパターンが形成された基板の製造方法。
  2. 基板上にマイクロチャネルが形成されるように、仮設構造物を前記基板の上方に設ける段階と、
    酸化物ビードとポリマービードとを混合してビード混合物を形成する段階と、
    前記ビード混合物を前記マイクロチャネルに注入して、前記基板上に前記酸化物ビードと前記ポリマービードとを組立てる段階と、
    前記仮設構造物を前記基板から分離する段階と、
    前記ポリマービードを除去する段階と、
    前記基板を熱処理する段階と、を含むことを特徴とするパターンが形成された基板の製造方法。
  3. 前記基板は、サファイア、リチウムアルミニウム酸化物及びマグネシウム酸化物のうちいずれか一つであることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  4. 前記酸化物ビードの屈折率は1.2ないし2.0であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  5. 前記酸化物ビードは、SiO、Al、TiO、ZrO、Y−ZrO、CuO、CuO、Ta、PZT(Pb(Zr、Ti)O)、Nb、Fe、Fe及びGeOから選択された1種以上からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  6. 前記酸化物ビードは球形であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  7. 前記酸化物ビードの直径は0.1ないし10μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  8. 前記基板を熱処理する段階は、500ないし1400℃の範囲で行われることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  9. 前記酸化物ビードが分散された溶液を前記マイクロチャネルに注入する段階は、
    前記酸化物ビードが分散された溶液とガスとを交互に注入することを特徴とする請求項1に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  10. 前記ポリマービードを除去する段階は、プラズマを利用することを特徴とする請求項2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  11. 前記仮設構造物は、PDMSからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  12. 前記パターンは、レジストによる物理的凹凸であることを特徴とする請求項1に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  13. 前記パターンは、表面エネルギーパターンであることを特徴とする請求項1に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  14. 前記表面エネルギーパターンは、疎水性または親水性パターンであることを特徴とする請求項13に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
  15. 前記基板上にマイクロチャネルが形成されるように、仮設構造物を前記基板の上方に設ける段階は、
    前記酸化物ビードと前記ポリマービードとが一層に組み立てられるように、前記仮設構造物を設けることを特徴とする請求項2に記載のパターンが形成された基板の製造方法。
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