JP5591903B2 - 消火器用保護部材 - Google Patents

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本発明は、消火器の輸送時等において安全栓を保護する段ボール紙製の保護部材に関する。
消火器の本体上部に設けられたヘッド部は、消火器の使用時に揺動操作する上レバーと、上レバーと共に把持したり持ち運ぶ際に把持する下レバーと、上レバーの不用意な操作を防止する安全栓とを備えている。安全栓は、消火器の使用時に取り除くためにリング状の摘み部を有し、この摘み部は、上レバーの基端部側の上方に突出している。
そして、消火器を段ボール箱に収容して輸送する際等には、消火器のヘッド部の安全栓の摘み部等が損傷しないように、ヘッド部を保護する保護部材が取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
実開昭54−61829号公報(第2図)
しかし、従来の保護部材は、上下のレバーと安全栓の摘み部を含むヘッド部全体を包囲するように設けられる。このため、例えば箱内に収納された消火器を箱から取り出す際に、保護部材が邪魔になって下レバーを円滑に把持することができない不都合があった。
また、この種の保護部材は、段ボール板紙によって形成することにより、リサイクルや焼却が容易となるが、ヘッド部全体を包囲する形状であるために、段ボール板紙の使用面積が比較的大きく、不経済である。
上記の点に鑑み、本発明は、段ボール板紙の使用面積を比較的小さくしてしかも確実に安全栓の損傷を防止することができ、更に、消火器への着脱を容易に行うことができる消火器用保護部材を提供することを目的とする。
本発明は、消火器の本体上部に設けられたヘッド部に基端部が連結されて後方に延びる上下一対のレバーのうち上レバーの前記基端部と、該上レバーの基端部から上方に突出する安全栓の摘み部とを包囲して保護する段ボール製の消火器用保護部材であって、第1側板に形成された開口部に前記上レバーを挿通して該上レバーの基端部に近接する位置で起立状態とし、前記第1側板の一方側縁に折目線を介して連設された第2側板を前記上レバー及び前記摘み部の一方側部に沿って折り曲げ、前記第2側板の一方側縁に折目線を介して連設された第3側板を前記上レバー及び前記摘み部の前部に沿って折り曲げ、前記第3側板の一方側縁に折目線を介して連設された第4側板を前記上レバー及び前記摘み部の他方側部に沿って折り曲げ、前記第1側板の他方側縁から突出する突片を、前記第4側板に形成された切欠き部に係止させ、四角筒状に形成してなることを特徴とする。
本発明の保護部材によれば、第1側板の開口部に上レバーを挿通した状態でヘッド部を覆うので、保護部材を大きな形状としなくても確実に安全栓を保護することができ、これによって材料となる段ボール板紙の面積を小さくすることができるので、材料費を低減することができる。
更に、本発明の保護部材によれば、各側板を折目線に沿って折り曲げて突片を切欠き部に係止させるだけで、四角筒状の保護部材を形成することができ、それと同時に安全栓の摘み部を保護した状態となる。従って、保護部材の取り付けや取り外しの作業を極めて容易に行うことができる。そして、保護部材は、段ボール板紙から組立てられることにより、リサイクルや焼却が容易であるだけでなく、未使用状態や取り外し後に偏平となるため嵩張らない。
更に、本発明によれば、開口部を介して上レバーが露出するので、下レバーの上方が開放され、例えば、消火器を収納した箱内から消火器を取り出す際に、下レバーを円滑に把持することができて消火器を円滑に箱内から取り出すことができる。
また、本発明の保護部材においては、前記第1側板の前記突片を、前記第4側板の前記切欠き部に係止させたとき、第2側板に対する第3側板の折曲角度と第3側板に対する第4側板の折曲角度との合計が180°より大きくなるように形成されていることが好ましい。
保護部材が四角筒状であり、第2側板に対する第3側板の折曲角度と第3側板に対する第4側板の折曲角度との合計が180°より大きいことにより、第3側板及び第4側板を折り曲げた際の段ボール板紙の復元力を比較的小さく抑えることができる。これにより、切欠き部に対して突片の係止が外れる方向への反発力が小さくなるので、切欠き部に対する突片の係止状態を確実に維持することができる。
また、本発明において、前記第1側板の開口部は、該第1側板と前記第2側板との境界に一部が接する形状とされていることが好ましい。これによれば、第1側板と第2側板との境界で折り曲げるときに、開口部に接する範囲には折り曲げに伴う段ボール板紙の復元力が発生しない。従って、保護部材をヘッド部に取り付ける際の第1側板と前記第2側板との境界の折目線の折り曲げが極めて容易となり、円滑な取り付け作業を行うことができる。
本発明の一実施形態の消火器用保護部材の使用状態を示す側面図。 本実施形態の消火器用保護部材の使用状態を示す平面図。 本実施形態の消火器用保護部材の展開図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の消火器用保護部材1は、図1及び図2に示すように、消火器2を輸送する際等に消火器2に取り付けるものである。
本実施形態の保護部材1が取り付けられる消火器2は、本体3と、本体の上部に設けられたヘッド部4と、ヘッド部4から前方に延びるホース5とを備えている。
ヘッド部4は、消火器2の本体3の上部に嵌着されており、ヘッド部4の上部には、ヘッド部4の後方に延びる上下で一対のレバー(上レバー6、下レバー7)が設けられている。下レバー7は、その基端部がヘッド部4に固定されており、上レバー6の操作時に把持される他、消火器2を持ち運ぶ際にも把持される。
一方、上レバー6は、その基端部がヘッド部4上の下レバー7の基端部を介して揺動自在に連結され、消火器2を使用する際に揺動操作される。また、上レバー6の基端部側には、上レバー6の不用意な揺動を防止するための安全栓8が設けられている。安全栓8は、指掛け可能なリング状の摘み部8aがヘッド部4の上部に突出しており、上レバー6を操作する際にヘッド部4から上方に引き抜かれる。
安全栓8の摘み部8aは、ヘッド部4の上部に突出していて外部の物に接触し易い。このため、消火器2の輸送等の際には安全栓8の摘み部8aの損傷等を防止する必要がある。本実施形態の保護部材1は、ヘッド部4を包囲するように設けることで、安全栓8の摘み部8aを収容して保護するものである。
次に、本実施形態の保護部材1の構成について説明する。保護部材1は、図3に示すように、長方形状に打ち抜かれた段ボール板紙9から組立てられる。段ボール板紙9は、その長手方向に配列された4つの側板10,12,14,16を備えている。
即ち、第1側板10と、第1側板10の一側端に第1折目線11を介して連設された第2側板12と、第2側板12の一側端に第2折目線13を介して連設された第3側板14と、第3側板14の一側端に第3折目線15を介して連設された第4側板16とを備えている。
第1側板10の第1折目線11と反対側の側端には突片17が形成されている。また、第1側板10には四角形に切り抜かれた開口部18が形成されている。開口部18は、第1側板10と第2側板12との境界(第1折目線11と同一線上)に一辺が接する四角形状に形成されている。更に、開口部18は、上レバー6が挿通可能な大きさに形成されている。
第4側板16の第3折目線15と反対側の側端には切欠き部19が形成されている。切欠き部19は、第1側板10から突出する突片17に対応する位置に設けられ、突片17と係合する形状とされている。
また、4つの側板10,12,14,16の連設方向における各側板10,12,14,16の長さ寸法は、互いに対向するもの同士で第1側板10が第3側板14より大きく、第4側板16が第2側板12よりも大きい。そして、4つの側板10,12,14,16のなかで第4側板16が最も大きく、第3側板14が最も小さい。
次に、本実施形態の保護部材1のヘッド部4への取り付けを説明すれば、先ず、第1側板10の開口部18に上レバー6を挿通させ、第1側板10上レバー6の基端部に近接させて起立状態とする。次いで、第2側板12を上レバー6及び摘み部8aの一方側部(図2においてヘッド部4の右側)に沿って折り曲げ、更に、第3側板14を上レバー6及び摘み部8aの前部(図2において上レバー6の上側)に沿って折り曲げる。続いて、第4側板16を上レバー6及び摘み部8aの他方側部(図2においてヘッド部4の左側)に沿って折り曲げ、切欠き部19に突片17を係止させる。
このように、保護部材1は四角筒状に形成されると同時に、上レバー6の基端部と安全栓8の摘み部8aは保護部材1に包囲された状態となる。これによって、例えば、図示しない包装箱に消火器2を収容して輸送する際等に、保護部材1によって安全栓8の摘み部8aを確実に保護することができる。
ところで、4つの側板10,12,14,16の連設方向における各側板10,12,14,16の長さ寸法は、上述したように、互いに異なっている。このため、図2に示すように、保護部材1の平面視形状は、歪んだ四角形となる。そして、第1側板10が第3側板14より大きく、第4側板16が第2側板12よりも大きいことから、第2側板12に対する第3側板14の折曲角度θaと第3側板14に対する第4側板16の折曲角度θbとの合計は180°より大きくなる。
保護部材1は段ボール板紙9を折り曲げて形成されるので、各側板10,12,14,16の間の折り曲げ角度によっては復元力が大きくなるが、第2側板12に対する第3側板14の折曲角度θaと第3側板14に対する第4側板16の折曲角度θbとの合計は180°より大きいことにより、折り曲げ時に第4側板16に対して作用する反発力を小さく抑えることができる。
しかも、第1側板10と第2側板12との境界には開口部18の一辺が接しているので、第1側板10に対して第2側板12を折り曲げる際に、その抵抗が比較的小さくなると共に、第1折目線11において発生する復元力も小さくなる。
従って、本実施形態の保護部材1によれば、展開状態の段ボール板紙9から四角筒状の保護部材1を形成する際の作業が極めて円滑に行えるだけでなく、切欠き部19に対する突片17の係止状態を確実に維持することができる。
また、本実施形態の保護部材1によれば、図1に示すように、開口部18を介して上レバー6が露出するので、上レバー6及び下レバー7の上方が開放された状態となる。これによって、例えば、消火器2を収納した包装箱等箱から消火器2を取り出す際に、下レバー7を円滑に把持することができ、消火器2を円滑に包装箱内から取り出すことができる。しかも、保護部材1は、上レバー6の大部分を露出させて、比較的コンパクトに安全栓8の摘み部8aを包囲するようにしたので、保護部材1の材料となる段ボール板紙9の面積を小さくすることができ、材料費を低減することができる。
1…消火器用保護部材、2…消火器、3…本体、4…ヘッド部、6…上レバー、7…下レバー、8…安全栓、8a…摘み部、10…第1側板、12…第2側板、14…第3側板、16…第4側板、17…突片、18…開口部、19…切欠き部。

Claims (3)

  1. 消火器の本体上部に設けられたヘッド部に基端部が連結されて後方に延びる上下一対のレバーのうち上レバーの前記基端部と、該上レバーの基端部から上方に突出する安全栓の摘み部とを包囲して保護する段ボール製の消火器用保護部材であって、
    第1側板に形成された開口部に前記上レバーを挿通して該上レバーの基端部に近接する位置で起立状態とし、
    前記第1側板の一方側縁に折目線を介して連設された第2側板を前記上レバー及び前記摘み部の一方側部に沿って折り曲げ、
    前記第2側板の一方側縁に折目線を介して連設された第3側板を前記上レバー及び前記摘み部の前部に沿って折り曲げ、
    前記第3側板の一方側縁に折目線を介して連設された第4側板を前記上レバー及び前記摘み部の他方側部に沿って折り曲げ、
    前記第1側板の他方側縁から突出する突片を、前記第4側板に形成された切欠き部に係止させ、四角筒状に形成してなることを特徴とする消火器用保護部材。
  2. 前記第1側板の前記突片を、前記第4側板の前記切欠き部に係止させたとき、
    第2側板に対する第3側板の折曲角度と第3側板に対する第4側板の折曲角度との合計が180°より大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の消火器用保護部材。
  3. 前記第1側板の開口部は、該第1側板と前記第2側板との境界に一部が接する形状とされていることを特徴とする請求項1又は2記載の消火器用保護部材。
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