JP5590057B2 - 作業システム及び作業方法 - Google Patents

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本発明は、複数の作業エリアのいずれかに移動して作業を行う作業機を備える作業システム及び作業方法に関する。
複数の作業エリアにおいて少なくとも1台の作業機を兼用する作業システムがある。ここで作業エリアとは、独立して生産作業や加工作業等を行うことができる場所又は領域を指す。上記作業機を兼用する作業システムは、作業エリア毎に専用の作業機を設置する場合と比べて設備投資が抑えられる反面、複数の作業エリアで同時に作業を行うことができないので一見作業効率が良くないように見える。
一方、通常の作業においては、作業対象の入れ替え、部品の供給、及び機種変更の際の段取り替え等の準備作業が必要なので、専用の作業機を備える作業エリアにおいては、作業機を100%稼働させることができない。
そこで、作業機を兼用する作業システムにおいて、作業機が存在する作業エリアにおいて作業機に作業を行わせている最中に、作業機が存在しない作業エリアにおいて準備作業を行うことができれば、作業機の稼働率を上げることができ効率がよい。ただし、安全監視の観点から人と作業機との動作範囲を明確に分けて監視する必要があり、状況に応じて適切に作業機による作業を停止させなければならない。
ここで、産業用ロボットが稼働しているときに人や物体が産業用ロボットの動作範囲内に侵入すると警報を出す安全監視装置が特許文献1に開示されている。
特開平11−165291号公報
特許文献1の安全監視装置は、産業用ロボットとセンサとの位置関係が固定されているので、単一の作業エリアを対象に安全監視を行う装置である。一方、本願が課題にしているのは、複数の作業エリアのうちの1つ又はいくつかに作業機が存在するという状況において、各々の作業エリアを対象に安全監視を行うことである。従って特許文献1の技術では、本願の課題を解決することはできない。
本発明は、複数の作業エリアのいずれかにおいて作業を行う作業機を備え、作業機が存在する作業エリアにおいて作業機に作業を行わせている最中に、作業機が存在しない作業エリアにおいて準備作業を行うことができ、かつ状況に応じて適切に作業機による作業を停止させることができる作業システム及び作業方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る作業システムは、複数の作業エリアのいずれかにおいて作業を行う作業機を備える作業システムであって、前記複数の作業エリアのそれぞれに設置されている人の存在を検知する各センサと、前記作業機が存在している一の作業エリア以外の他の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知しているか否かを問わずに、前記一の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知した場合に、前記一の作業エリアに存在する前記作業機を停止させる制御部とを備える。
ここで前記作業システムは、さらに、前記他の作業エリアへ、前記一の作業エリアに存在している前記作業機を移動する移動部を備え、前記制御部は、さらに、前記移動部が前記作業機を移動しようとしている移動先の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知している場合に当該移動先の作業エリアに前記作業機が侵入することを禁止するとよい。
ここで作業システムにおいて、前記制御部は、さらに、前記作業機が侵入することを禁止した前記移動先の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知しなくなった場合に前記移動先の作業エリアに前記作業機が侵入することを許可するとよい。
ここで作業システムにおいて、前記制御部は、さらに、前記作業機が侵入することを禁止した前記移動先の作業エリアにおいて警告を発するとよい。
上記目的を達成するために、本発明に係る作業方法は、複数の作業エリアのいずれかにおいて作業を行う作業機を備える作業システムにおける作業方法であって、前記作業システムは、前記複数の作業エリアのそれぞれに設置されている人の存在を検知するセンサを備え、前記作業機が存在している一の作業エリア以外の他の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知しているか否かを問わずに、前記一の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知した場合に、前記一の作業エリアに存在する前記作業機を停止させる制御ステップを含む。
課題を解決するための手段に記載した作業システム及び作業方法の構成により、作業機に作業を行わせている最中に、作業機が存在しない作業エリアにおいて準備作業を行うことができ、かつ状況に応じて適切に作業機による作業を停止させることができる。よって、作業機の稼働率を上げることができ効率が良くなる。
実施の形態1に係る作業システムの概略を示す図である。 実施の形態1の工程レイアウトを示す平面図である。 作業システムにおける作業時の安全監視動作の概要を示すフローチャートである。 作業システムにおける移動時の安全監視動作の概要を示すフローチャートである。 変形例1に係る作業システムの概略を示す図である。 変形例1の工程レイアウトを示す平面図である。
[実施の形態1]
<概要>
実施の形態1では、横一列に並んだ3つの作業エリアにおいて2台の作業機を兼用する作業システムを示す。実施の形態1に係る作業システムは、作業機が存在し作業機による作業が可能な作業エリアにおいて人の存在を検知した場合は作業機を停止させるが、作業機が存在しない作業エリアにおいて人の存在を検知しても作業機を停止させない。
<構成>
図1は、実施の形態1に係る作業システム100の概略を示す図である。図1に示すように、作業システム100は、第一ロボット110、第二ロボット120、工具置場115、センサ130、センサ140、センサ150、移動部160及び制御部170を備える。
図2は、実施の形態1の工程レイアウトを示す平面図である。本実施形態においては、第一ロボット110及び第二ロボット120はそれぞれ6自由度または7自由度の垂直多関節ロボットである。第一ロボット110及び第二ロボット120は移動部160に据え付けられており、部品置き場E〜G、作業台X、作業台X’、作業台Y、作業台Y’、作業台Z、作業台Z’上の物体に対して作業を行えるようになっている。
制御部170は単数または複数のコントローラ(演算装置)により構成されており、予め記憶された動作手順に基づいて、第一ロボット110、第二ロボット120並びに移動部160に備えられたサーボモータ(図示省略)の駆動を制御するようになっている。当然ながら、第一ロボット110、第二ロボット120、移動部160のサーボモータには回転位置を検出するエンコーダが内蔵されており、エンコーダの検出信号はそれぞれ制御部170に入力されている。
また、制御部170はセンサ130、センサ140、センサ150と接続されており、制御部170にセンサ130、センサ140、センサ150の信号が入力されるようになっている。
図2に示すように、作業システム100は、柵D及び部品置き場E〜Gにより囲まれている。柵Dにはゲート101が設けられており、作業システム100が稼働停止した状態においての作業者の柵Dの内外への出入口となっている。なお,柵Dは一部または全部が作業システム100を収容する建物の壁面などを用いて構成されてもよい。部品置き場E〜Gは直線的に配置されており、移動部160は部品置き場E〜Gと並行するように配設されている。
第一ロボット110及び第二ロボット120は移動部160の軌道160A上に設置されており、第一ロボット110及び第二ロボット120は制御部170により制御されるサーボモータ(図示省略)を駆動させることにより軌道160A上を移動するように構成されている。
部品置き場Eと部品置き場Fとの間には仕切り壁D1が設けられ、部品置き場Fと部品置き場Gとの間には仕切り壁D2が設けられている。柵D及び部品置き場E〜Gにより囲まれた作業エリアは、仕切り壁D1,D2に沿って区分けされ作業エリアA、作業エリアB、作業エリアCを形成している。
作業システム100は、作業エリアA、作業エリアB及び作業エリアCにおいて、第一ロボット110及び第二ロボット120を兼用する構成となっている。
即ち、作業エリアA〜Cでは、それぞれの部品置き場E〜Gに配膳された部品に対して第一ロボット110及び/又は第二ロボット120が組み付け作業を実行することで、組立済品(サブアッシ)を製造するようになっている。
また、作業システム100は、ある作業エリアA〜Cで組み立てられた組立済製品を第一ロボット110及び/又は第二ロボット120により別の作業エリアA〜Cに搬送して、さらに組み付け作業を施すことによりさらに複雑な組立済品を製造できるように構成されている。
本実施形態では、作業エリアA、作業エリアB及び作業エリアCは、それぞれ組立済品として複数の部品で構成される機械ユニットa、ユニットb及びユニットcの組み立て作業を行う場所又は領域である。
作業手順について説明すると、第一ロボット110及び/又は第二ロボット120は、作業エリアAにおいて、ユニットaの組み付け作業を行ない、作業エリアBにおいて、ユニットbの組み付け作業を行ない、作業エリアCにおいて、ユニットcの組み付け作業を行なう。組み付けられたユニットaは第一ロボット110及び/又は第二ロボット120により作業エリアAから作業エリアBに搬送され、作業エリアBにおいてユニットaとユニットbとの組み付け作業が行われ組立済品としてのユニットab(図示省略)が製造される。次に組み付けられたユニットcは第一ロボット110及び/又は第二ロボット120により作業エリアCから作業エリアBに搬送され、作業エリアBにおいてユニットabとユニットcとの組み付け作業が行われ、組立済品としてのユニットabc(図示省略)が製造される。本実施形態ではユニットabcが最終的な被加工物品となる。
また、作業エリアAには、部品置き場E、作業台X、作業台X’が配置されている。作業エリアBには、部品置き場F、作業台Y、作業台Y’ が配置されている。作業エリアCには、部品置き場G、作業台Z、作業台Z’ が配置されている。
第一ロボット110及び第二ロボット120は、作業エリアA(図2中の破線枠A)、作業エリアB(図2中の破線枠B)及び作業エリアC(図2中の破線枠C)のいずれかにおいて作業を行う作業機であり、制御部170からの指令を受けて動作する。例えば、第一ロボット110と第二ロボット120とは、ユニットbの組み立て作業を行うために、制御部170からの指令を受けて部品置き場Fから協働して所望の部品を取り出す。第一ロボット110と第二ロボット120とは、部品を作業台Yに仮置きする。さらに、第一ロボット110と第二ロボット120とは、作業台Yに仮置きした部品を作業台Y’に運び、作業台Y’でユニットbの組み立て作業を行う。
センサ130、センサ140及びセンサ150は、それぞれ部品置き場E、部品置き場F、部品置き場Gの近傍に作業者(人)102が存在するか否かを検出する人感センサであり、検出された情報は制御部170に入力される。
本実施形態では、センサ130、センサ140及びセンサ150は透過型のエリアセンサであるので、センサ有効検知範囲に光を遮る物体が存在すれば人102が存在すると検知する。ここでセンサ130は作業エリアA内に設置された部品置き場Eに人102が部品を供給する際に人102を感知する。同様に、センサ140は作業エリアB内に設置された部品置き場Fに人102が部品を供給する際に人の手を感知する。同様に、センサ150は作業エリアC内に設置された部品置き場Gに人が部品を供給する際に人102を感知する。
移動部160は、制御部170からの動作指令に基づいて上述のように軌道160Aに沿って一の作業エリアから他の作業エリアへ、第一ロボット110と第二ロボット120とを移動させる。なお、移動部160は、第一ロボット110を移動する第1軸と、第二ロボット120を移動する第2軸とが別々になった2軸で構成されてもよいし、第一ロボット110と第二ロボット120とが共用する1つの共用軸であってもよい。1つの共用軸で移動軸を構成した場合、第一ロボット110と第ニロボット120とは互いの相対位置を替えることなく移動することとなる。
また、移動部160による移動は、作業エリアを切り替える際や、第一ロボット110と第二ロボット120とが1つの作業エリアで協働して作業を行っているときに、片方のロボットが他の作業エリアまたは供給工具置場115へ部品または道具を取りに行く際などに発生する。
実施の形態1では主に、第一ロボット110と第二ロボット120とを、作業エリアA、作業エリアB及び作業エリアCのいずれか1つの作業エリアに集めて、第一ロボット110と第二ロボット120とに協働して製造機械のユニットの組み立て作業を行わせる。なお、第一ロボット110と第二ロボット120とを異なる作業エリアに振り分けて、第一ロボット110と第二ロボット120とにそれぞれ単独で作業を行わせてもよい。
制御部170は、操作者から作業すべき作業エリアの選択入力を受け付け、受け付けた作業エリアにおいて、第一ロボット110と第二ロボット120とが、予め作成したプログラムに従って作業を行うように第一ロボット110、第二ロボット120及び移動部160を制御する。
また制御部170は、第一ロボット110及び第二ロボット120の少なくとも1台が存在している作業エリア(以下「稼働エリア」と記す)に設置されたセンサ(センサ130、センサ140、センサ150のうちのいずれか)が人102の存在を検知するか否かを監視する。例えば制御部170は、作業エリアAが稼働エリアならば、センサ130が人102の存在を検知するか否かを監視する。また例えば制御部170は、作業エリアBが稼働エリアならば、センサ140が人102の存在を検知するか否かを監視する。また例えば制御部170は、作業エリアCが稼働エリアならば、センサ150が人102の存在を検知するか否かを監視する。
なお、本実施形態では制御部170は移動部160に対応するエンコーダからの位置情報に基づいて第一ロボット110と第二ロボット120とがどのエリアに存在しているかを検出している。
また制御部170は、稼働エリア以外の他の作業エリアに設置されたセンサ(センサ130、センサ140、センサ150のうちのいずれか)が人102の存在を検知しているか否かを問わずに、稼働エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知した場合に、当該稼働エリアに存在するロボット(第一ロボット110及び第二ロボット120の少なくとも1台)を停止させてアラーム信号を発せしめるように構成されている。
また制御部170は、稼働エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知していない場合には、当該稼働エリア以外の他の作業エリアに設置されたセンサ(センサ130、センサ140、センサ150のうちのいずれか)が人102の存在を検知しているか否かを問わずに、当該稼働エリアに存在するロボット(第一ロボット110及び第二ロボット120の少なくとも1台)に対して何もしない。例えば、制御部170は、作業エリアAが稼働エリアならば、センサ130が人102の存在を検知していない場合に、作業エリアBに設置されたセンサ140と作業エリアCに設置されたセンサ150とが人102の存在を検知しているか否かを問わずに、稼働エリアAに存在するロボットに対して何もしない。また例えば、制御部170は、作業エリアBが稼働エリアならば、センサ140が人102の存在を検知していない場合に、作業エリアAに設置されたセンサ130と作業エリアCに設置されたセンサ150とが人102の存在を検知しているか否かを問わずに、稼働エリアBに存在するロボットに対して何もしない。また例えば、制御部170は、作業エリアCが稼働エリアならば、センサ150が人102の存在を検知していない場合に、作業エリアAに設置されたセンサ130と作業エリアBに設置されたセンサ140とが人102の存在を検知しているか否かを問わずに、稼働エリアCに存在するロボットに対して何もしない。
また、制御部170は、第一ロボット110及び第二ロボット120の少なくとも1台がアラーム信号を発して停止しているとき(以下、「アラーム停止状態」と記す)に、操作者によりアラーム解除ボタン(図示せず)が押された場合に、アラーム信号を発するのを止め停止状態を解除する。
なお、制御部170は、移動部160がロボット(第一ロボット110及び第二ロボット120)が存在する作業エリアから所定の作業エリアにロボットを移動する前に、ロボットを移動しようとしている移動先の作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しているか否かを監視し、人102の存在を検知している場合に、移動先の作業エリアにロボットが侵入することを禁止して、ロボットの移動を移動先の作業エリアに侵入する手前の位置等で停止させるようにも構成されている。例えば、制御部170は作業エリアAから作業エリアBへロボットを移動する前に、作業エリアBに設置されたセンサ140が人102の存在を検知している場合に、作業エリアBにロボットが侵入することを禁止して、ロボットの移動を作業エリアAの位置において停止させる。
また制御部170は、ロボットが侵入することを禁止した移動先の作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しなくなった場合に、移動先の作業エリアにロボットが侵入することを許可して自動的に停止状態から復帰するように構成されている。例えば、制御部170は、ロボットが侵入することを禁止した作業エリアBに設置されたセンサ140が人102の存在を検知しなくなった場合に、作業エリアBにロボットが侵入することを許可して、作業エリアAから作業エリアBへロボットを移動させる。
また制御部170は、ロボットが侵入することを禁止した移動先の作業エリアにおいて警告を発してもよい。例えば、制御部170は、ロボットが侵入することを禁止した作業エリアBに存在するであろうと思われる人102に向けて退出を促すために、作業エリアBにおいてアラーム音や作業エリアBからの退出を呼びかける自動アナウンスを流す。
<制御方法1>
図3は,作業システム100における作業時の安全監視動作の概要を示すフローチャートである。以下に図1、図2及び図3を用いて、作業時の安全監視動作の概要を説明する。
(1)制御部170が、第一ロボット110がアラーム停止状態であるか否かを判定する(ステップS1)。
(2)第一ロボット110がアラーム停止状態である場合は(ステップS1:YES)、制御部170がアラーム解除ボタンが押されているか否かを判定する(ステップS2)。
(3)第一ロボット110がアラーム停止状態でない場合は(ステップS1:NO)、制御部170が、第一ロボット110が存在する作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知したか否かを判定する(ステップS3)。例えば、作業エリアAに第一ロボット110が存在する場合に、センサ130が人102の存在を検知したか否かを制御部170が判定する。センサ130が人102の存在を検知していない場合には、センサ140とセンサ150とが人102の存在を検知しているか否かを問わずに、制御部170が第一ロボット110に対して何もしない。
(4)第一ロボット110が存在する作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知した場合に(ステップS3:YES)、制御部170が、第一ロボット110をアラーム停止状態にする(ステップS4)。例えば、第一ロボット110が存在する作業エリアAに設置されたセンサ130が人102の存在を検知した場合に、制御部170が第一ロボット110を停止状態にする。
(5)第一ロボット110が存在する作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しない場合は(ステップS3:NO)、制御部170が第一ロボット110を動作状態にする。ここで第一ロボット110がアラーム停止状態であれば、制御部170がアラーム停止状態を解除する。また第一ロボット110が動作状態である場合には制御部170が動作状態を継続する(ステップS5)。
(6)制御部170が、第二ロボット120がアラーム停止状態であるか否かを判定する(ステップS6)。
(7)第二ロボット120がアラーム停止状態である場合は(ステップS6:YES)、制御部170がアラーム解除ボタンが押されているか否かを判定する(ステップS7)。
(8)第二ロボット120がアラーム停止状態でない場合は(ステップS6:NO)、制御部170が、第二ロボット120が存在する作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知したか否かを判定する(ステップS8)。例えば、作業エリアAに第二ロボット120が存在する場合に、センサ130が人102の存在を検知したか否かを制御部170が判定する。センサ130が人102の存在を検知していない場合には、センサ140とセンサ150とが人102の存在を検知しているか否かを問わずに、制御部170が第二ロボット120に対して何もしない。
(9)第二ロボット120が存在する作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知した場合に(ステップS8:YES)、制御部170が、第二ロボット120をアラーム停止状態にする(ステップS9)。例えば、第二ロボット120が存在する作業エリアAに設置されたセンサ130が人102の存在を検知した場合に、制御部170が第二ロボット120を停止状態にする。
(10)第二ロボット120が存在する作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しない場合は(ステップS8:NO)、制御部170が第二ロボット120を動作状態にする。ここで第二ロボット120がアラーム停止状態であれば、制御部170がアラーム停止状態を解除する。また第二ロボット120が動作状態である場合には制御部170が動作状態を継続する(ステップS10)。
<制御方法2>
図4は,作業システム100における移動時の安全監視動作の概要を示すフローチャートである。以下に図1、図2及び図4を用いて、移動時の安全監視動作の概要を説明する。
(1)制御部170は、第一ロボット110が一の作業エリアから他の作業エリアへ移動する直前であるか否かを監視する(ステップS21)。
(2)第一ロボット110が移動する直前である場合は(ステップS21:YES)、制御部170は、移動先の作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しているか否かを監視する(ステップS22)。例えば、制御部170は作業エリアAから作業エリアBへ第一ロボット110が移動する直前である場合に、作業エリアBに設置されたセンサ140が人102の存在を検知しているか否かを監視する。
(3)人102の存在を検知している場合は(ステップS22:YES)、制御部170は、第一ロボット110が移動先の作業エリアに侵入することを禁止する。さらに制御部170は、第一ロボット110の移動先の作業エリアにおいて警告を発する(ステップS23)。例えば、制御部170は、アラーム音や移動先の作業エリアからの退出を呼びかける自動アナウンスを流す。
(4)制御部170は、第一ロボット110が移動先の作業エリアに侵入することを禁止されているか否かを判定する(ステップS24)。
(5)第一ロボット110が移動先の作業エリアに侵入することを禁止されている場合は(ステップS24:YES)、制御部170は、第一ロボット110の移動先の作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しているか否かを監視する(ステップS25)。
(6)人102の存在を検知していない場合は(ステップS25:NO)、制御部170は、第一ロボット110が移動先の作業エリアに侵入することを許可する(ステップS26)。
(7)制御部170は、第二ロボット120が一の作業エリアから他の作業エリアへ移動されようとしているか否かを監視する(ステップS27)。
(8)第二ロボット120が移動する直前である場合は(ステップS27:YES)、制御部170は、移動先の作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しているか否かを監視する(ステップS28)。例えば、制御部170は作業エリアAから作業エリアBへ第二ロボット120が移動する直前である場合に、作業エリアBに設置されたセンサ140が人102の存在を検知しているか否かを監視する。
(9)人102の存在を検知している場合は(ステップS28:YES)、制御部170は、第二ロボット120が移動先の作業エリアに侵入することを禁止する。さらに制御部170は、第二ロボット120の移動先の作業エリアにおいて警告を発する(ステップS29)。例えば、制御部170は、アラーム音や移動先の作業エリアからの退出を呼びかける自動アナウンスを流す。
(10)制御部170は第二ロボット120が移動先の作業エリアに侵入することを禁止されているか否かを判定する(ステップS30)。
(11)第二ロボット120が移動先の作業エリアに侵入することを禁止されている場合は(ステップS30:YES)、制御部170は、第二ロボット120の移動先の作業エリアに設置されたセンサが人102の存在を検知しているか否かを監視する(ステップS31)。
(12)人102の存在を検知していない場合は(ステップS31:NO)、制御部170は第二ロボット120が移動先の作業エリアに侵入することを許可する(ステップS32)。
本実施形態の作業システム100によれば、稼働エリア以外の作業エリアA〜Cの部品置き場E〜Gに対して作業者(人)が安全に進入して、当該作業エリアでの組み付け作業に必要な部品のセッティングを行なうことができるため、単一の作業エリアで複数種類の組立済品を製造する場合と比較して部品の段取り作業による作業効率の低下が軽減される。
[変形例1]
<概要>
変形例1では、2つの作業エリアにおいて1台の作業機を兼用する作業システムを示す。
変形例1に係る作業システムは、実施の形態1と同様に、作業機が存在し作業機による作業が可能な作業エリアにおいて人202の存在を検知した場合は作業機を停止させるが、作業機が存在しない作業エリアにおいて人202の存在を検知しても作業機を停止させない。
<構成>
図5は、変形例1に係る作業システム200の概略を示す図である。図5に示すように、作業システム200は、ロボット210、センサ220、センサ230及び制御部240を備える。
図6は、変形例1の工程レイアウトを示す平面図である。
図6に示すように、作業システム200は、作業エリアH(図6中の破線枠H)及び作業エリアI(図6中の破線枠I)を含み、更に、作業エリアH及び作業エリアIを囲む柵Jを含む。柵Jの内部には、ロボット210を設置するロボット設置台Mが配置されている。作業システム200は、2つの作業エリアH及び作業エリアIにおいて、ロボット210を兼用する作業システムである。ここで例えば作業エリアH及び作業エリアIは、それぞれ複数のユニットで構成される製造機械のユニットh及びユニットi(ユニットh及びユニットiについて図示せず。)の組み立て作業を行う場所又は領域である。作業エリアHには、部品置き場K及び作業台Nが配置されている。作業エリアIには、部品置き場L及び作業台N’が配置されている。
ロボット210は、作業エリアH及び作業エリアIのいずれかにおいて作業を行う作業機であり、制御部240からの指令を受けて動作する。変形例1では、ロボット210は6軸または7軸の多関節ロボットである。例えば、ロボット210は、ユニットhの組み立て作業を行うために、制御部240からの指令を受けて部品置き場Kから所望の部品を取り出す。ロボット210は、部品を作業台Nに運び、作業台Nでユニットhの組み立て作業を行う。また、ロボット210は、ユニットiの組み立て作業を行うために、制御部240からの指令を受けて部品置き場Lから所望の部品を取り出す。ロボット210は、部品を作業台N’に運び、作業台N’でユニットiの組み立て作業を行う。
ここでロボット210が備えるロボット設置台Mに最も近い1軸(以下「移動軸211」と記す)は、他の軸の全て(以下「ロボット主要部212」と記す)を水平方向に回転させることができる。よって移動軸211は、作業エリアHと作業エリアIとの間でロボット主要部212を移動する。
従って、変形例1の移動軸211は実施の形態1の移動部160に相当し、変形例1のロボット主要部212は実施の形態1の第一ロボット110及び第二ロボット120に相当する。また、センサ220及びセンサ230は、実施の形態1のセンサ130及びセンサ140、センサ150に相当する。ここでセンサ220は作業エリアH内に設置された部品置き場Kに人202が部品を供給する際に人202の手を感知する。同様に、センサ230は作業エリアI内に設置された部品置き場Lに人202が部品を供給する際に人202の手を感知する。
制御部240は、実施の形態1の制御部160に相当し、制御部160と比べて制御対象のロボットが2台から1台に減り、作業エリアの数が3つから2つに減っただけであり、機能的には制御部160と同じである。
<まとめ>
実施の形態1に係る作業システム100、及び変形例1に係る作業システム200によれば、作業機が存在せず作業機による作業が可能でない作業エリアにおいて人202の存在を検知しても作業機を停止させないので、作業機が存在する作業エリアにおいて作業機に作業を行わせている最中に、作業機が存在しない作業エリアにおいて準備作業を行うことができる。一方、実施の形態1に係る作業システム100、及び変形例1に係る作業システム200によれば、作業機が存在し作業機による作業が可能な作業エリアにおいて人202の存在を検知した場合は作業機を停止させることができるので、状況に応じて適切に作業機による作業を停止させることができる。
本発明は、生産作業や加工作業等を行うあらゆる工場に適用することができる。本発明によれば、作業機の稼働率を上げることができ効率がよいので、産業的利用価値は極めて高い。
100 作業システム
110 第一ロボット
120 第二ロボット
130、140、150 センサ
160 移動部
170 制御部
200 作業システム
210 ロボット
211 移動軸
212 ロボット主要部
220、230 センサ
240 制御部

Claims (4)

  1. 複数の作業エリアのいずれかにおいて作業を行う作業機と、
    前記複数の作業エリアのそれぞれに設置されている人の存在を検知する各センサと、
    前記作業機がそれぞれで作業可能である前記複数の作業エリアに渡った軌道を有する移動部と、
    前記各センサの検知結果に基づいて前記作業機および前記移動部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記作業機が存在している一の作業エリア以外の他の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知しているか否かを問わずに、前記一の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知した場合に、前記一の作業エリアに存在する前記作業機を停止させ、
    前記作業機を前記軌道に沿って移動させ、
    前記移動部が前記作業機を移動しようとしている移動先の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知している場合に、前記移動部によって前記作業機が前記移動先の作業エリアに侵入する前に前記作業機の移動を停止させる、作業システム。
  2. 前記制御部は、さらに、
    前記作業機が侵入することを禁止した前記移動先の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知しなくなった場合に前記移動先の作業エリアに前記作業機が侵入することを許可する、請求項1に記載の作業システム。
  3. 前記制御部は、さらに、
    前記作業機が侵入することを禁止した前記移動先の作業エリアにおいて警告を発する、請求項1又は請求項2に記載の作業システム。
  4. 複数の作業エリアのいずれかにおいて作業を行う作業機と、前記複数の作業エリアのそれぞれに設置されている人の存在を検知するセンサと、前記作業機がそれぞれで作業可能である前記複数の作業エリアに渡った軌道を有する移動部とを備える作業システムにおける作業方法であって、
    前記作業機が存在している一の作業エリア以外の他の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知しているか否かを問わずに、前記一の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知した場合に、前記一の作業エリアに存在する前記作業機を停止させる制御ステップと、
    前記移動部が前記作業機を前記軌道に沿って移動しようとしている移動先の作業エリアに設置されたセンサが人の存在を検知している場合に、前記移動部によって前記作業機が前記移動先の作業エリアに侵入する前に前記作業機の移動を停止させる制御ステップと
    を含む、作業方法。
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